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2016年07月02日

イギリス独立党

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 イギリスのEU離脱決定について、イギリス独立党ファラージ党首のコメントがテレビで放送されていました。

 「一般庶民がエリートに勝利した」という感じのものです。

 イギリス独立党はイギリス国内の議会ではわずかな勢力しかありませんが、欧州議会では一定の勢力を確保しています。

 今回の結果を単なるお金の問題に矮小化しようとすると問題の本質を見誤ってしまいます。

 日本にはこういう主張を公然と行う政党はありませんが、これに共感する人は、昨年の東京オリンピックのエンブレム問題をきっかけに、日本人の間にも広まっています。

 東京都知事選挙で、元在特会の桜井誠が立候補したのが2チャンネルのまとめ記事などで話題になっています。同じような不満を持つ人達の支持を集める可能性があります。

 自民党も民進党も候補者選びに露骨な党利・党略を出しています。

 時代の潮流に乗った方が選挙では勝ちます。庶民の希望・不満に真摯に目を向けないと選挙には勝てませんよ。

2015年11月27日

神戸のがんばり

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 阪神淡路大震災で神戸は大きな被害を受けました。その後、国によって行われた、京浜地区の港湾設備への大規模な投資により、神戸港は日本一の座を失いました。今は名古屋港が日本一の港になっています。
 神戸港は衰退し、震災の復興のために、大きな借金を抱え、人口の面でも福岡市に追い抜かれようとしています。

 しかし、神戸市は、神戸医療産業都市構想というものを掲げ、新産業の育成に努めてきて、その成果がある程度目にみえるような状況になってきました。同時に横浜市でも京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区という神戸と似たような事業を進めていました。

 そんな中で起きたのが、理研の小保方研究員によるSTAP細胞論文ねつ造事件でした。

 東京のマスコミはこの事件を大きく取り上げ、神戸の理研と小保方研究員を激しく攻撃しました。

 理研は神戸医療産業都市構想において中心的な役割を果たしている施設でした。神戸の理研が閉鎖にでもなったら、神戸の新産業育成に大きな影響を及ぼし、日本での先進医療産業地区の座を失う危機に直面しました。

 新産業の主導権を握ろうとする横浜の関係者がマスコミを煽って神戸潰しに動いたように思えてなりません。

 神戸のポートアイランドにあるスーパーコンピューターの京が、度々国会で、コスト問題でたたかれているのに対し、横浜にある同様のコンピューターシステムである地球シミュレーターが問題にされないことも不思議です。

 潜水艦のオーストラリアへの輸出が話題になっていますが、潜水艦は現在、神戸の三菱重工と川崎重工で交互に作られています。国がオーストラリアの要請に沿って、潜水艦の現地での生産を進めようとしているのも、神戸潰しの一環のようにさへ、思えてしまいます。

 まあ、そういう不運はありますが、神戸には、そういうものを乗り越えてがんばって欲しいものです。



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2015年11月22日

同和地区

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 大阪市内の同和地区は同和対策事業により多額の資金が投入され、どこもきれいな街に生まれ変わりました。大阪市内に残っている下町は、同和地区ではない証です。普通の住民は逆差別を受けて開発から取り残されてしまいました。

 同和地区に隣接している普通の地区は今でも、同和問題の影響を受けているところがあります。特に、小学校・中学校の学区が重なる地区には、今でも人が集まってきません。私立の学校に通ったとしても、そこで「いじめ」を受ける可能性もあります。どこが同和地区であったかは、大阪市在住の人間ならだいたい知っているからです。

 大阪市では今、越境入学を認める動きが始まっているようなので、ぜひ着実に進めてほしいものです。



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タグ: 大阪 越境入学
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