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posted by fanblog
2020年09月23日
ランエボと奥さん
■クルマ好きの女性はいるのか・・・
インターネットや雑誌の中ではマニュアル車のスポーツカーを転がしてサーキットへ行ったり、クルマを横に向けて走らせているクルマ好きの女性の方もいるのは承知していますが、世の中でそんな女性の人数は 絶対数では極めて少数派。私もこれまでの人生で1人しかそんな女性( スバル車乗り、水平対向エンジンへの熱い想いを語ってもらった事があります。)に会った事はありません。そんな女性がパートナーであれば家庭のクルマ選びも楽しいモノになりそうですが中々そうはいきませんよね?実際、私の奥さんも「AT限定免許」でほとんどクルマを運転する事もないし、しようともしません。しかしながらクルマというのは高額な買い物であり、かつ購入費用を家計から支出するとなれば夫婦の共有財産となるワケですから勝手に私が購入する事は出来ません。いや、出来ますけどしない方が無難でしょう。まぁへそくりだとか、独身時代の貯金だとかがあって、家計を脅かす様な影響を与える事が無ければ購入しても良いと思うんですが、 不要な軋轢が生まれるのは明白ですし、 後年までシコリを残す事は想像に難くありません。…であればクルマ好きの旦那さんがクルマを買い替える際には「十分な提案と説明」を果たして家族(奥さん)にしっかりと納得してもらった上で契約書にハンコを付く必要があるワケです。
■クルマの買い替え時期を迎えて・・・
では私がランエボXに買い替える際は実際どうだったのか…といいますと、前車アウトランダーも乗り始めてから10年を超えて来ると、いくら気に入っているクルマでも 「まだまだ乗るぞ」という気持ちがある一方で、どうしても買い替えを意識する事が増え始めました。「今だったらいくらで売れるだろう」とか「クルマがどんどん高くなってるから、買い替えるなら早い方がいいよな」「ミニバンはやだな・・・」「やっぱりアウトランダーを乗り潰すまで・・・」とか思考がループする様に・・・。そうは言っても買い替えを意識し始めてから何となく次期車の候補としてCX-5、アウトランダーPHEV、エクリプスクロス、パサート…等を見に行ったり試乗しに行ったりしていたんですが 私自身どのクルマに試乗してもアウトランダーの良さを再確認するだけの結果になっており、奥さんもそれを見透かしていたのかどこかクルマの買い替えは「まだまだ先のハナシ」で休みの日のヒマつぶしに冷やかし半分でディーラーに行ってる程度の感覚だったのかも知れません。どのクルマについてもCW5W型アウトランダーに比べれば内装の質感は総じて高く「良いクルマだと思う」とか「これなら良いね…」と言った様な前向きな発言がありました。
■いざランエボXを見に行くと・・・
ところが初めてランエボXの中古車を見に行った際の事、実際に車内に乗り込んだりエンジンを掛けさせてもらったりしたんですが 急に不機嫌そうになり 口数が減ってしまいました。帰路、ランエボについて私があーだこーだと喋っていたんですが、ハッキリと 「空回りしているナ…」という感覚があった事を覚えています。 時代にそぐわない大型のリアウィングが生理的に受け付けられなかったのか、 ノーマル車なのにやたらとうるさいアイドリング音が癇にさわったのか、初対面のランエボに対しては「嫌悪感」「拒否感」を覚えた様でした。その日以降、私は水面下でランエボXの中古車の良いタマを真剣に探し始めたんですが、奥さんはクルマの買い替え話には乗って来なくなりましたね。それからしばらくして遠方のスポーツカーを取り扱う専門店に良さげなタマ(マニュアル車)が出て来たので、半分ドライブ旅行として連れ出して一緒に見に行ったんですが、ハーフレザー仕様の内装が気に入ったのか半分諦めたのか 「オートマのヤツだったら買ってもいいけど、マニュアルは止めて」との内諾を得ました。しかしながら 私が欲しいのは5速マニュアルのランエボXであり、 ツインクラッチSSTのランエボXではないのです。中古車というのは一期一会、同じ個体はありません。一応、SST車の良好なタマを探し始めましたが、2日後にはお店に購入の意思を伝えてしまいました…。
つづく(つづきません。)
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