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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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2018年09月02日

「クスリもリスク」、内服薬は正確に把握を! 便秘,浮腫,不眠,夜間頻尿 カルシウム拮抗剤という降圧剤で起きている可能性があります

「クスリもリスク」、内服薬は正確に把握を!
便秘,浮腫,不眠,夜間頻尿 カルシウム拮抗剤という降圧剤で起きている可能性があります

皮疹の原因が薬剤性だったこともよくあります!

高齢者の多くは、高血圧、糖尿病、認知症、不眠症などに対して定期的に薬を内服しています。

高齢者の2人に1人はポリファーマシーといって5剤以上の薬を内服しています。

ポリファーマシーが悪いというわけではありませんが、薬剤の影響でさまざまな症状が出現しうることを、常に意識しておく必要があります。

意識障害、発熱、消化器症状、浮腫、アナフィラキシーなどは代表的であり救急外来でもしばしば経験します。

「高齢者ではいかなる症状も1度は薬剤性を考える」という癖を持っておくとよいでしょう。

また、内服薬はお薬手帳を確認することはもちろんのこと、漢方やサプリメント、さらには過去に処方された薬や家族や友人からもらった薬を内服していないかも、可能な限り確認するとよいでしょう。

お薬手帳のみでは把握しきれないこともあるからです。
タグ: 副作用 薬剤性
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