いまでは、どんな果物でも年中店頭に並んでいる印象ですが、
デリケートな桃は、夏のほんとうに短い時期にしかお目にかかれません。
桃を食べると、今年も夏が来たなぁと実感するのです。
我が家に毎年送ってもらっている桃。
我が家では、桃と言えばなんといっても " 岡山の白桃 " のことです。
優しくて甘い香りがふわっと漂います。
なんとも美しく愛らしいお姿です。
せっかくなら、余すとこなく丸ごと美味しくいただきたいものですが、
リンゴなんかと違って、剥き慣れないひとが多いのではないでしょうか。
ちょっとしたコツで、上手に剥いて食べることができますよ!
まず、お尻のように可愛らしい割れ目に沿って、
ぐるっと一周、包丁で切れ目を入れます。
桃を両手でやさしく握ってひねります。
片方から固い種が外れて、2つに分かれますね。
もう片方の種は、スプーンを使って取り外しましょう。
食べやすい大きさに切り分けます。
くし型切りが食べやすいかな。
柔らかいので、皮は指で引っ張るとキレイに剥けます。
キレイに剥けない場合は、逆に、まだ食べ頃に熟していないのかもしれません。
瑞々しい桃は、剥いたらすぐに食べるのがもちろんお薦めですが、
レモン水にくぐらせると変色が抑えられますよ。
上品な甘さの果汁が口いっぱいにあふれます。
今年も美味しい白桃をたくさん食べることが出来て幸せでした。
みなさんも上手に剥いて、桃をより美味しく楽しんで下さいね。
お母さん、綺麗にむいてくれてありがとう〜