より大きな地図で 唐船山〜東浜公園 を表示
b.「日本低山ベスト20」ってあんだなあ、
a.全国から低い山自慢が集まって決着つけよやないかってコンテスト、なんか盛り上がらんな、
b.ちなみに、金メダルは大阪府の天保山(5m)、これから向かう唐船山(カラセンヤマ)は19mで全国19位、
a.昔のドキュメント番組、思い出したけど、それまでふつうの会社員だった夫が、ある日とつぜん富士山にとりつかれて、家の庭に大量の土砂を持ち込んで、自分だけのマイ富士を作り始めたそうだ、
b.奥さんが大変すね、
a.暗い顔してた、そりゃ暗くなるわな、楽しいのは本人だけやし、ご近所からは変人扱いされるし、つくる山もどんどんデカくなって、しまいに噴火口から煙まで吹き上げてた、
b.スピルバーグ監督の名作映画「未知との遭遇」みたいや、
a.あの山もスゴかったなあ、
b.UFOを目撃した主人公の男が、ある山の形に取り付かれて、とうとう部屋の中に土砂や樹木を持ち込んで不眠不休で山を作り始める、
a.それがデビルズタワーっていうアメリカに実在する山だったと、今じゃその映画のおかげで年間40万人が訪れる観光名所らしい、
デビルズタワー
「未知との遭遇」後半部分から
b.日本じゃあり得ない奇妙な形だなあ、一度実物見てみたいもんや、
a.これなら珍しがってUFOも観光目的で着陸するかも、
b.アメリカ先住民族によると、熊の爪とぎでこの深いタテ筋ができたとか、
a.ところで、これから向かう唐船山は、
b.これも伝説があって、むかし中国からやってきた船がここで財宝と共に沈んで山になったそうです、
a.船は船でも宇宙の船かもしれんな、
b.「バカげた話ほど真実に近い」って言いますからね、
a.だれが言ったんや、
b.適当に思いつきで、
a.しかし、のんびりしてるな、われわれの旅も、
b.もはや歩くスピードに限りなく近づいております、
a.そんでエエ、まずは千種川(チグサガワ)にかかる最後の橋「赤穂海浜(カイヒン)大橋」を渡ってまいろう、
b.もう川も海ですね、ここまで来ると、
a.正面に見えるのは小豆島か、山高そうやな、
赤穂海浜(カイヒン)大橋からのながめ
b.左手、河口あたりに見える森が唐船山(カラセンヤマ)では、
a.そのようじゃな、千種川左岸の最終ポイントが唐船山って事か、
a.堤防に沿って鳥や貝や魚やいろんな絵も並んでます、
b.ココロ豊かになる、
a.絵に使ったこの小石もきっとこの川のやろな、
b.やりますね、赤穂市、
a.それにしても、達成感の「た」の字もないな、標高19メートルでは、
唐船山(からせんやま)
b.それは仕方ないっす、でも、これから向かおうとする赤穂御崎が前方に見えてます、
a.赤穂御崎(アコウミサキ)も夕日の美しいベスト何とかに選ばれてたんじゃ、
b.日本の夕陽百選、っていうらしいっす、
a.いろんなランキングがあるんだなあ、
b.じゃあそちらへ向かいますか、赤穂御崎へ、
a.さっきの橋まで引き返してと、めんどうやな、
b.ここ唐船山から海岸づたいに行けたらいいのに、
a.塩田跡地が県立公園になってて、コレが邪魔しとる、ここがもう少し赤穂市と柔軟に協力し合えば、すんなり自転車で海岸線も走れるし、唐船山にヒトも呼べるし、もっともっと雰囲気良くなるのに、
b.公園内も自転車で走れたら良い、これだけ広い敷地で自転車禁止はどうも、アタマ堅過ぎ、
a.というわけで、われわれは来た道を引き返し、かつて本丸にあったと言われる赤穂高校を右に見ながら32号線と並行に進もう、
b.32号線じゃないんすか、
a.それでもいいけど、高校にそって生活道路が走ってるんで、こっちの方が味わいあって良い、
b.で、交差点にサークルKサンクス、
a.サンクスと言えばシェリエ・ドルチェシリーズ、そのイタリアン・エスプレッソにストローさしてチュウチュウしてえなあ、
b.じゃあサンドイッチも一緒にお願いします、でもどこで食べます?
a.すぐ先の東浜公園がベスト、
b.おお、この公園も素晴らしいっすね、
東浜公園
a.アートしておるなあ、奥の方には子供連れの家族が楽しめるような遊具も工夫されてるようだ、
b.やりますね、赤穂市、これも大石内蔵助(クラノスケ)効果っすか、
a.クラノスケ効果やもしれんな、恐るべしクラノスケ効果!!
b.なんか何度も言いたくなる、
a.クラノスケパワーというのもあるぞ、どんなパワーか知らんが、
アマゾンさんでも売っていたとは知らなんだ!
播州赤穂の名店「かん川本舗」の塩味饅頭『志ほ万』(白・抹茶詰め合わせ)6個入
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