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2018年06月06日

Canadian Rockies #27「アルバムSOMEDAYとバイオリン」

▽・w・▽ どうだいエド、佐野元春の傑作アルバム「SOMEDAY」の調子は、

(=^ェ^=) リリースから30年以上もたつのに、まったく古さを感じさせないのは、やはりスゴいと思う、

▽・w・▽ で、バイオリンがどうしたんだい、

(=^ェ^=) ロックンロールが基本のアルバムなのに、あえていちばん使いづらいバイオリンを1曲目から投入するあたりに、このアルバムにかける意気込みが感じられるような、

▽・w・▽ というか、アルバムのあちこちから聞こえてくるねえ、

(=^ェ^=) そう、隠し味というにはあまりに目立ってる、

▽・w・▽ 今回ビデオ化する「夜に清めて」も、バイオリンで始まりバイオリンで終わる、

(=^ェ^=) このあたりのインタビューって無いんかなあ、なんでロックロールではいちばん使いづらいバイオリンをこれほど使ってるのか、

▽・w・▽ インタビューは見つからないけど、アルバムタイトルの「SOMEDAY」が、弦楽四重奏曲用の楽譜になってますよ、

https://score.dlmarket.jp/products/detail/292644

(=^ェ^=) ホンマや、こんなんがあったんか、



▽・w・▽ ちなみに、アルバム「SOMEDAY」の参加ミュージシャンには、東京ロイヤルストリングスとありますね・・・バイオリン以外にビオラやチェロが使われてる可能性も、

(=^ェ^=) アルバム全11曲のうち、1・3・5・8 曲目に東京ロイヤルストリングスとあるけど、じっさいは10曲目のロックンロールナイトでも、曲の終わりの静まりかえる部分で美しい弦のしらべが、

▽・w・▽ もしかしたら、佐野さん本人というより、レーコーディングエンジニアの吉野金次氏やアレンジャーの大村雅朗氏とのやり取りから生まれたアイデアじゃないすか、

https://ja.wikipedia.org/wiki/ 吉野金次
https://ja.wikipedia.org/wiki/ 大村雅朗


(=^ェ^=) なるほど、吉野氏は、朝比奈隆・大フィルのブルックナー交響曲全集(1976年)のレコーディングにも立ち会ってるんや、

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なぜか理解不能な高値が付いとりますが・・・世界的にも評価の高い全集であります!



▽・w・▽ そんな吉野氏については、こちらに興味深い記事も、

佐野元春「・・・特に『SOMEDAY』は、レコーディングエンジニアが吉野金次さんで、マスタリングが田中さん。自分にとっては3枚目のオリジナルアルバムだったんだけども、吉野金次さんと一緒にお仕事をさせてもらって、いかにレコーディングとミックスが大事か教えられました。吉野さんは作業が面白いんですよ。「ロックンロールナイト」とか「サムディ」で、ウォール・オブ・サウンド的なディープな残響感が欲しいということで ──彼は新宿のテイクワン・スタジオで仕事をしていたんだけど── 真夜中になるまで待って、ビルの階段のところにスピーカーを置いて鳴らして、その残響をステレオで録ってサウンドの中に混ぜ入れることで深みのあるリバーブ感を出した。まさか、真夜中のビルで残響を録っているなんて、聴いた人は思ってないよね(笑)。」
(今、紐解かれる「佐野元春の'80年代サウンド」の心髄 より)
https://www.moto.co.jp/remaster/


(=^ェ^=) そういえば、このアルバムがきっかけでコラボアルバムまで作った大滝詠一氏も、ストリングスの前奏を新たに付け加えたベストアルバムを出してたなあ、

▽・w・▽ これすか、中古盤しかありませんけど、

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posted by なおいのおじさん at 11:01| カナダ
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