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2016年01月06日

雪の嵐山(3)「2003年12月20日(土) 午前7:24〜8:41」


(A)←地図の地点を表しています
PC200017.jpg



a.ああ、いよいよ会社からココロが遠のいていく、

(B)
PC200020.jpg

b.これ全部サクラですよね、

a.サクラの季節はここもお花見会場のひとつ、渡月橋を中心にヒトとクルマで埋め尽くされる、せっかく遠方から足を運んでくれたのに、ちょっと気の毒なほど、

「嵐山 花見で来たのに 人見かな」

(C)
PC200021.jpg

b.花見っていえば、雪見ってコトバもあった、

a.雪見だいふく食べたいな、あったかい部屋の窓から雪をながめながら、

b.アマゾンで業務用雪見だいふく、売ってますよ、

a.なんでもあるんやな、




(D)
PC200024.jpg

b.ここも線路の両脇はサクラですよね、

a.うむ、部分的に八重桜(やえざくら)もあって、ソメイヨシノがぜんぶ散ったあと満開になるから二度美味しい、

PC200025.jpg

b.よしずに新雪、なんか風流やなあ、雪国では日常の光景やろうけど、

(E)
PC200027.jpg

a.「ここのサクラがホンマの西行桜(さいぎょうざくら)や」って、通りすがりのオジサンが教えてくれたことがある、

b.学者さんですか、

a.さあ、誰だったんやろ、サクラの季節にこんな感じでカメラかまえてたら、急に話しかけてきて、ご近所に響くような声で4〜5分くらい、熱心にあれこれ教えてくれたんや、

b.ところで、西行桜ってなんすか、

a.さあ、なんやろ、サクラの品種でもなさそうやし、

b.どうも、能楽の演目みたいっす、YouTubeにもありますよ、有名な曲ちゃいます(=じゃないすか)、

a.ほんまや、



b.しかし、嵐山に30年近く住んで、西行桜(さいぎょうざくら)の「さ」の字も知らんとは・・・

PC200028.jpg

(F)
PC200075.jpg

a.サボりたかったけど、やっぱり心を入れ替えて、まじめに会社へ行くことにしたボク、

b.橋の上は雪が積もってて自転車こわいな、

(G)
PC200077.jpg

a.西京極運動公園、予想どおりの素晴らしさ、いつもの三割増しや、

b.そろそろいかんと遅刻しますよ、

a.わかっとる、あと一枚だけ、

(H)
PC200076.jpg





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スライドショーのBGMは第8シンフォニー第2楽章の中間部分。8番だけ単品で買うより、値段的音質的にもこちらの方がはるかにお得です。一方、アマゾンのダウンロードサービスは、そこが利点なのに、なぜだかこの商品については楽章ごとの購入がほとんどできないのでオススメできません。ブルックナーの長大なシンフォニーでは楽章単位で聴いてもじゅうぶんな満足感が得られるのに、まことに残念な話であります。

他を寄せつけない圧倒的名演の6番と8番。これに次ぐ名演はどっしりかまえた5番の終楽章。4番も悪くないけれど、わりと平均的。7番と9番はクレンペラーファンの自分もオススメできない。ともかく6番と8番は、オーケストラの乱れ、楽曲の一部カット(8番の終楽章)、録音の古さなどマイナス面を考慮した上でも、これ以上の演奏はまず考えられない。それほど絶対的な境地に達している。つまり、聴けば聴くほど彼自身の以前の録音もふくめた他の演奏が表面的で物足りなくなる。


posted by なおいのおじさん at 11:39| 京都
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