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posted by fanblog

2013年07月05日

出雲大社への道3

前回は神話の世界を訪れる出雲への旅でした
今回は出雲の考古学を巡る旅です

もともと出雲は考古学的にはそれほど重要視されていない場所でした
邪馬台国の九州説・畿内説に代表されるように、弥生時代の主要な王権は九州か畿内に置かれていたとされており、その後の古墳時代以降は畿内に政権があったため、出雲に代表される山陰地方はそれほど注目されていませんでした

その常識が覆ったのが、 荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡 の発見でした

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また 西谷墳墓群 は、方形の四隅が突出している四隅突出型墳丘墓といわれる 特異な形の墳墓 で形成されている墳墓群です
古墳というと仁徳天皇陵のような鍵穴型の前方後円墳が代表的ですが、出雲を中心に広島県、鳥取県から富山県まで日本海側を中心に、この変わった形の四隅突出型墳丘墓が造られています

これらの多くの遺跡と、『古事記』『日本書紀』に描かれる出雲神話から、出雲を中心とした山陰地方に独自の政権が確立されていたことが想像できます
なぜこのような強大な王権が歴史から消えてしまったのか

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その謎は出雲大社という壮大な建造物が建てられたことと、深く関わっていることでしょう
出雲大社に行くなら、ぜひこれらの遺跡も訪ねたいですね



posted by なっちぃ at 16:25| 旅行

2013年06月28日

三保の羽衣伝説

富士山の構成資産として世界遺産登録され、すっかり有名になった 三保の松原
三保の松原には天女の羽衣伝説があります

羽衣伝説は全国各地にありますが、三保の羽衣伝説は 「ある日天女が羽衣を松の木にかけて水浴びしていると、漁師がその羽衣を取ってしまった 天女が返してほしいと頼むと、漁師は羽衣を返す代わりに天女の舞をみせてほしいと言った 天女は羽衣を返してもらい漁師に舞を見せたが、そのまま天に帰って行った」 というものです

他の地の羽衣伝説では、近江長浜の伝説で 「羽衣を拾った男と天女は結婚し子供をもうけるが、ある日羽衣をみつけ天に帰っていく」 というものと
丹後半島の伝説で 「羽衣を拾った翁(おじいさん)のために天女が酒を造る その酒のおかげで翁は金持ちになるが、天女が邪魔になり追い出してしまう 天女は各地をさまよい奈具の村に行き着きこの地にとどまった」 というものがあります

天の羽衣は天の世界(神の世界)と下界(人間の世界)を分けるものとされています
『竹取物語』のかぐや姫も天の羽衣を着せられることで、人間界での記憶を失ってしまいます

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この羽衣を失った天女は人間界に留まることしかできなかったのでしょう
羽衣を盗った男たちは、これを逆手にとって自分の欲を満たそうとします

巧妙に羽衣を隠し天女を帰れなくした他の地域の男たちと比べて、舞をみたいというささやかな願いと、羽衣がないと舞が舞えないという言葉にだまされあっさり羽衣を返してしまい天女に逃げられた三保の漁師は、お人好しでのんきな県民性をよくあらわしていると思います

三保の松原がある静岡市清水区には、天女が羽衣をかけたといわれる樹齢650年の松と、羽衣の切れ端が祀ってある御穂神社(ここの祭神は大国主神です)があり、また三保から少し離れますがヤマトタケルが草薙の剣を祀った草薙神社など興味深い場所がたくさんあります

富士山を観ながらこういった伝説の地も訪れてみてください



posted by なっちぃ at 17:03| 旅行

2013年06月22日

祝!世界遺産登録

昨日正式に富士山の世界遺産登録が決まりました〓
富士山の麓の住人としては、うれしい限りです

雲が少しかかった富士山 今日もとてもきれいでした

勉強不足で恥ずかしいのですが、世界遺産登録はてっきり自然遺産としての登録だと思っていました
よく聞いてみると文化遺産としての登録でした(ノ∀`*)

文化遺産の中の『文化的景観』(「自然環境と人間の営みの中で、信仰や芸術・伝統的風習などが長い年月をかけて地域共同体と結びついた結果形成された風景」)という概念は、まさに霊峰富士にふさわしいものです

古来富士山は女として位置づけられ、女人禁制の山と言われてきました
何故かというと、富士山はかぐや姫・木花開耶姫など女神が司る山として捉えられてきたからです
女神の嫉妬を恐れて女人禁制としたとのことです


〈かぐや姫伝説〉
『竹取物語』に登場するかぐや姫 そのかぐや姫が月に帰る時、竹取の翁に渡した不老不死の薬を燃やした場所が富士山 不死→富士と名付けられた

〈木花開耶姫伝説
『古事記』の中の天孫降臨で地上に降り立ったニニギノミコト 
そのニニギノミコトと結婚した木花開耶姫は一晩で子供を身ごもったため、ニニギノミコトに不倫を疑われ、潔白を証明するため、火を放った産屋で出産し無事に子供が産まれればニニギノミコトとの子供と証明できると言って、火の中で出産をした
結果無事に子供が産まれ、木花開耶姫は潔白を証明できた
この伝説から火を鎮める女神として木花開耶姫が富士山を鎮める役目を担った

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木花開耶姫が鎮める役目なのだから、富士山は男なんじゃないのかな〜と思うのは私だけでしょうか

まー男でも女でも遠くからみている限り富士山はとても穏やかで、大きな存在です
毎日富士山に見守られている場所に住んでいることを幸せに思います






posted by なっちぃ at 22:07| 旅行

2013年06月17日

出雲大社への道2

神話の中で天照大御神の子孫に国を譲り、出雲大社の祭神として幽界へと去った大国主神様 
『日本書紀』によると国譲りの際に、「目に見える世界の統治は皇孫に讓るが、目に見えない世界(幽事)は自分が統治する」と言ったとのこと この目に見えない世界というのが、あらゆるものの絆=縁と捉えられて、 出雲大社が縁結びの神様として 広まりました

縁結びというと良き伴侶・パートナーと結ばれることを連想しがちですが、出雲大社はもっと広い範囲の縁結び 人と人の出会い 人と動物・物の出会い全てを司っているのです

私も今年出雲大社へお参りに行く予定です
私とこの世界の縁をつないでくれたことに感謝し、まだ見ぬ子供との縁をつないでいただけるよう祈ってこようと思います

島根県への旅行にあたって目的別にテーマを絞ってみました

?@神話の世界を巡る
▼須佐之男命が活躍する伝承地
    ・八俣の大蛇(ヤマタノオロチ)公園   
    ・天が淵
    ・八重垣神社
    ・須我神社

▼国譲りに関わる伝承地
    ・出雲大社
    ・稲佐の浜
    ・美保神社

 鳥取県ですが…
▼大国主神試練の地
    ・白兎海岸、白兎神社
    ・唐王神社
    ・八上姫公園

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神話にちなんだ場所や神様が祀られている神社を、神話の内容に沿って写真つきで書かれています  もちろん神話以外の観光地やグルメ情報なども載っています




さすがに神話の地だけあって『古事記』に登場する神様が祀られている神社がたくさんあります
祭神によってご利益も変わってくるのでこの本で、色々な神社について調べました


もう一度神様について復習

長くなってしまったので、他のテーマについては次回にします







色>
posted by なっちぃ at 08:06| 旅行
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