2017/7/20読売新聞
出光興産という会社は、私が社会人になりたての頃は、タイムカードのない会社でした。要らないのです。親戚の人しか居いない会社なので、誰がなんで休むのかなんてことは分かっているからです。ずる休みする人も居ないのです。日本流の好い会社でした。
時代もここまで重ねてくると、段々に日本全体がアメリカ化してしまって、出光大株主の創業家の意思が通らないという、裁判所の判断結果です。
創業家は合併反対。経営陣は合併したい。この対立が裁判所に持ち込まれて、その結果、創業家の意思が、今の日本という国では通らなかったのです。
憲法・刑法・民法が出来て以来、商法が新たにでき、会社法もできました。この民法はじめ、法律の内容に「ここ変えろ」と言う存在がアメリカなのです。法曹関係者はこのこと、知っています。
その結果が今日の出光創業家の意思が通らないということに、結びついているのです。この現実、これで好いのでしょうかね。もう考える力も無くなってしまったのかな。
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