逆です。今の相場は高いので「買い時」ではありません。
「安い時に勝って・高い時に売る」としないと、差益がありません。
今は、最高価格近くで推移しています。金地金を商いしているお店の価格表を見れば一目瞭然です。
1キロ500万近くします。売買時は売値と買値の間に86000円の差があります。少なくともそれ以上の差益がないと、儲けは出ません。
まるで分っていたかのように、短期の売買で儲けるのは素人ではまず居ません。誰が一番儲けるかと言うと、売り買いの間に、86000円の差を設けている「貴金属商」です。 短期でも、長期でも「金地金を保有する」という方は、今は買い時ではないのです。
では買い時は無いの?
何十年も前の1キロ100万の時でしたら「原価近く」でしたので、買い時でした。
写真 高まる北朝鮮の脅威を受け、マーケットではリスク回避の動きが=ロイター
「金を保有しろ」北朝鮮緊迫でリスク回避
2017/8/11 12:06日本経済新聞 電子版
【ニューヨーク=山下晃】北朝鮮情勢を巡る緊張が高まるなか、10日の米株式相場は総崩れとなった。ダウ工業株30種平均は3日続落し、ここ3日間の下げ幅は274ドルに達した。投資家は徐々に米国と北朝鮮の衝突シナリオに備えたリスク回避に動いている。
高まる北朝鮮の脅威を受け、マーケットではリスク回避の動きが=ロイター
「金を保有しろ」。著名ヘッジファンド投資家のレイ・ダリオ氏はこの日、北朝鮮情勢の悪化も見据え、保有資産の5〜10%程度は金を保有することを勧めた。
有事の際に相対的な安全資産とされる金は10日も買いが続いた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心限月である12月物は一時1トロイオンス1293.8ドルとおよそ2カ月ぶりの高値まで上昇した。
北朝鮮が攻撃を検討するとしている米領グアム周辺には米軍のアンダーセン空軍基地がある。北朝鮮を先制攻撃できる核弾頭を搭載したステルス爆撃機が配備されている。北朝鮮がグアムに言及し米国が警戒感を高めたのにはこうした事情があるとの解説も市場では飛び交っている。
前日までなんとか小幅安に踏みとどまっていたダウ平均もこの日は204ドル安と崩れた。米NBCは米空軍がグアムの基地から北朝鮮のミサイル発射基地に対して攻撃準備を整えたと伝え、緊迫感が一段と高まった。
10日は恐怖指数と呼ばれる米株の予測変動率を示すVIX指数は急上昇し、終値ベースでは2016年11月8日の米大統領選以来の水準をつけた。VIX指数の上昇は投資家の保有する資産のリスクを落とす動きにもつながりやすい。IT(情報技術)・ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は10日、2.13%安とおよそ3カ月ぶりの下落率を記録した。
もっとも、市場は米朝の武力衝突を有力視しているというわけでもない。10日のダウ平均採用銘柄ではコカ・コーラやIBM、マクドナルドなどが前日比プラス圏で終え、全面安にはならなかった。もともと、米株式相場は過去最高値圏にあり割高感も指摘されているなか、売りが出やすい側面もある。
「北朝鮮を巡るシナリオは織り込みようがない。全体の相場が下落しても銘柄選別で勝ち抜けると、慎重ながら楽観的に考えている株式運用者も多い」(ヘッジファンド投資の運用者)といった声も出ていた。
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