そろそろ塩梅も良くなってきたか?っと思って
更新した Windows10 20H2(2020年10月更新版)
そこには、とんでもない罠がありました(´・ω・`)
今まで更新すると、
日本語入力が変になったり、社内の特定NASにアクセスできなくなったりと、
Windows10の更新には毎度恐怖を感じておりましたが、またもや出てしまいました。^^;
当方、 Windows10 2004(20H1)については上記問題が発生し、1909に戻した苦い経験がありました。
喉元すぎればなんとやらで、今回はまあ、枯れてきたから大丈夫じゃね?(*^_^*)
って気持ちで更新したら、でました!(´・ω・`) Accessで開発した業務アプリが見事全滅・・・
すぐに グーグル先生
Windows 10 バージョン 2004 (20H1) / 20H2 上で 半角カナのフォームを含んだ Access ファイルでエラーが発生する (;´∀`) ※
という事象がWindows10 2004(20H1)/20H2で発生することが確認できました。(´・ω・`)
対策方法は、コマンドプロンプト(管理者)で、上記サイトのコマンドのコピペでとりあえず動作できましたが、MS様は改善する気はなさそうです(´・ω・`)
以下、MS様のコピペですが、復旧までの手順をメモ・・・
【手順その1】:互換性トラブルシューティングを実行
※設定変更方法 (MSI版 Office の場合。詳細は MS様のココ
を確認してください^^;)
・エクスプローラー上から、MSACCESS.EXE を右クリックし、「互換性のトラブルシューティング」を選択します。
・「推奨設定を使用する」を選択する。
・Windows 互換モード : Windows 8 となっていることを確認し「プログラムのテスト」ボタンをクリックします。
・Access アプリケーションが起動したら×ボタンで閉じて「次へ」ボタンをクリックします。
・「はい、このプログラムのこの設定を保存します」を選択します。
・「閉じる」ボタンでトラブルシューティングツールを閉じます。
【手順その2】:レジストリを書き換え旧バージョン動作環境に変更する
3-3. OS 観点 – Windows OS の NLS バージョンを 6.3 から 6.2 に変更する
問題の発生しない NLS バージョン 6.2 (以前の OS で利用されていたバージョン) を利用することで本問題は発生しません。レジストリを変更して対処する必要があります。
<レジストリ NLS\Version の値の変更手順>
- 以前の NLS バージョンに戻す場合 (Access のエラーを回避する)
キー : [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions]
名前 : 既定
値 : 0006020F
コマンド) REG ADD HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions /ve /d 0006020F /f
※管理者として起動したコマンドプロンプトで実行ください。
【手順その3】:今後のことを考え、Accessフォーム名を半角カタカナ(拗音促音)をやめて全角にする^^;
最初に起動するフォーム名を昔から、「 i_スタートアップ
」という名称で作成しておりました^^;
これが 「半角カタカナ」&「゜」までつく始末^^;
※言い訳ですが、仕事柄カタカナが多く(決して英単語じゃない^^;)表示数を稼ぐための慣習が仇となってます(´・ω・`)
で、ジジイは考えるのが面倒なので、そのまま全角カタカナの「 i_スタートアップ
」に変更。
以上の作業手順で、Access2013/2016環境で動作する自社開発アプリはWindows10 20H2環境でも、 ひとまず動作
する事となりました。めでたしめでたし。
上記の手順1〜3を実行し、Win10 20H2の状態で、Access2013が動作しました。(一安心)
半角カタカナのフォーム名の^^;修正が終われば、元のレジストリ設定に戻し、他PCでも動作を確認し、作業は終了です。
たいてい週明けって何かおこるんですよ(´・ω・`) それにしてもWindows10をはじめMS-Accessは奥深い^^;
※今後MS様は本件を改善するつもりはないので^^;ユーザ側で対応するのみです。