今年の優勝に大きく貢献した選手の一人と言えるでしょう。
４番としての勝負強さはもちろん、ホームランはもうすぐ50本という数字は立派だ。
2018年成績
143試合 打率.281 47本 127打点 出塁率.396 得点圏.310
全試合に４番で出場しキャリアハイの成績を残した。
見事にシーズン当初の期待以上の成績は残したと言えるだろう。
開幕当初はどうなるかと思ってはいたが、早い時期から結果を出しましたね。
オープン戦で打てなかったのは長距離打者だけにしょうがないところだ。
５月に入るまでは３割をキープしており、三冠王も狙えるのではと期待はされたが、
安定感に欠けましたね。
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不振を助けてくれたのが中村の助言だったのは有名な話か。
再びシーズン後半に勢いを取り戻したが、序盤のペースを考えればもっと打てたかもと思わせるくらいの内容だった。
というのも、やはりこれだけ打てば相手マークはかなり厳しくなるもの。
基本的に外角や高めを打つのが得意なので、そこへの誘い球や厳しい内角攻めにあいましたね。
それでも選球眼はさすがでとにかく四球を多く取れるところは成長の証だろう。
チームトップの88個の四球を取ったため、出塁率は４割寸前だった。
ちなみに四球数はリーグ２位で１位は日本ハムの西川。
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セ・リーグはもっとすごい数字で広島の丸は130個も記録している。
そう考えると、まだまだボール球で三振はしており、来季以降も数字を伸ばすことは可能だろう。
ホームラン王というタイトルも獲得し、来季以降の数字が楽しみな選手だ。
打点王こそ浅村に譲ったものの、浅村の次の打者で127打点という数字は驚異的だ。
この127打点という数字ででタイトルを獲得できなかったのは残念なところだろう。
その一方で課題として大きく残るのが守備だ。
今季エラーを14個しており、これはリーグトップの数字だ。
しかもファーストという守備でこの数字はさすがに多すぎる。
バットで取り返すことができる力はあるが、エラーを減らすのは来季の大きな課題のひとつだ。
とにかく満足のいく成績ではあるが、来季はさらに上を狙ってもらいたいですね。
ただ怖いのは怪我です。
まだまだ若いせいかハッスルプレーも多く、厳しい攻めから死球も多かった。
来季は開幕から厳しい攻めに合うのは確実なだけに、より打撃の安定感を向上させない限りは
今季以上の成績を出すのは難しくなってくるだろう。
それでも来季も４番として期待したいですね。
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