親御さん達の中には、あまりに 熱くなり過ぎて しまって・・・ 暴走モード に突入し易い方もいます。(笑)
更に、暴走を通り越してしまって・・・ ビースト(獣)モード に突入してしまう方もいたりするのですね。
こう言う事は、少年サッカーに限った話ではなく、少年スポーツの世界では珍しくない事でもあります。
つい最近、アメリカの少年野球の試合中に大人達が大乱闘になった事件はご存知の方も多いのではないのでしょうか?
サッカー以外の時間は、極々普通の人なのに・・・サッカーの時間は、まるで人が変わってしまったかの様な印象を受けてしまう人っています。
子供に掛ける声もかなりキツくて、横で観戦していても何だか自分が叱られている様な錯覚を覚えるんですよね。(笑)
我が子に頑張って欲しくて、色々と 発破 を掛けているのですが・・・その都度、子供は声のする方を チラチラと見る 訳なんですね。
半ば 条件反射的 に・・・。(^^;
低学年なんかだと、 タッチライン際 を我が子と同じレベルで行ったり来たりしながら声を掛けている方もいます。
スイミングのコーチ かと思う程なんです。(^^;
ゴールの後ろに陣取って、GKである我が子に指示を出している方もいますかね。
まぁ、公式戦の無い低学年だから許される(と言うか大目に見てもらえている)部分でもあります。(汗)
我が子がチームの足を引っ張らない様に・・・とか、不甲斐無いプレイが許せなかったり・・・とか、ベターを追求し過ぎるあまり・・・とか、色々な思いがあっての声なんですけどね。
度が過ぎると、子供達は 自分で考えてプレイする 事が出来なくなってしまう事もありますから注意が必要でしょうか。
高学年になり、公式戦が始まると・・・この様な サイドコーチング は、一切許されない試合なんかも出て来ます。
最悪、審判から保護者が 退席処分 を受ける・・・なんて事も過去にはあった様ですし・・・気を付けたい所ですね。
余りに熱くなり過ぎると・・・我が子に 檄を飛ばす だけでは飽き足らず、チームやコーチ批判を始めてしまうなんてケースも出て来ます。
いえね・・・親御さん同士で雑談している中で、そう言う批判が出て来る程度なら ガス抜き として許容される範疇なんだろうと思うのですよ。
その程度なら、多くの人がやってますよね。(笑)
ただ、度が過ぎてしまうと・・・大きな声で、聞こえる様に言い始める訳なんです。
子供達がドン引きするレベルの声も聞かれる事がりますか・・・。(^^;
「コーチとケンカしてるの?」って子供達が心配してしまう程なんです。
高学年になって来ると、子供達も事情を察して・・・「あ〜またか・・・」って位に見てくれますけどね。
低学年の子達にとっては、少し 恐怖を感じてしまう 事だってある訳なんです。
自分の思い描くサッカー(練習であれ、試合であれ)が出来ていないと、 へそを曲げてしまう 親御さんもいます。(^^;
「こんな練習メニューじゃ・・・」、「こんなダラダラした練習じゃ・・・」、「こんなサッカーじゃ・・・」と、チームに、指導者に対して不満をあからさまに表したりします。
言いたい事は分かるのですけどね・・・。
そんな事で、周囲が ピリピリ してしまう様な オーラ を出してしまうってのは・・・ねぇ?
子供のサッカーにそれ程の熱量を持って関わってくれていると言う点では、非常にありがたい事なんだろと思います。
こう言う親御さん達の多くは、積極的にチーム活動に協力、参加してくれる方が本当に多いんです。
そして何より、 チームとして ・・・と言う目線を持って子供達を見てくれている方が殆どなんですね。
だからこそ・・・今、言おうとしている事を飲み込んで、 縁の下の力持ち に徹して欲しいかな・・・って思うのです。
余分な大人の声が聞こえないグラウンドこそ、子供達に必要な環境なんですよね。
でも、そこには親の姿があって・・・ちゃんと見てくれている・・・ってのが理想なんだろうなって思います。
丁度良い 緊張感 ・・・絶妙なバランスの取れた環境(厳し過ぎず、緩過ぎず)って、そう言う中から出来上がって行く様な気がします。
「だって、言わないと分からないよ・・・」そう言う声も聞かれます。
でも、考えてみて欲しいのです。
本当にそうなんでしょうか?
そう言う子は、 言われても分からない (変われない)が正解なんじゃないのでしょうかね?
言われたく無い事 を何度も言われる苦痛・・・ 心を頑なにする のは、そう言う声なのかも知れないのです。
子供達は何度も失敗を繰り返し、 自分のペース で成長して行くみたいなんですね。
サイドコーチングなんかは、 失敗する事を拒む声 だとも言えるんですよね。
チームや指導に関する不満の声も、 親の声が絶対 だと言う 間違ったメッセージ を意図せずに子供達に送っているかも知れないのですね。
熱い事は大歓迎なのですが、少しだけ気を付けて貰いたいかな・・・って、そんな風に思います。
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>チームによって保護者のカラーがありますよね…あそこのチームは保護者がこわいみたいな。
個人的には・・・そう言う方もお見受けする事もありますけど・・・チームとして怖い感じもあるんですね。
応援する声がそう思わせるんでしょうかね。(^^;
>ビデオ撮りしていても、入る音がほとんどあちらの保護者の声(^_^;) ちょっと静かにして下さい!…とは言えませんけど。
ア〜気持ちは分かりますよ。(笑)
私が一番嫌いなのは、自分の声ですか・・・初めて自分の声を聞いた時は、思っている声とは全く違っていたのでショックだったのを覚えていますね。
信じられなくて周囲に確認したくらいですよ。(笑)
>私は気持ちは熱いんですけど、なかなか声に出せないタイプなので(息子もそんな感じに育ってしまって少し苦労してます…)あんなに発散できて羨ましい気もします。
私もそんな感じですよ。(汗)
大きな声を出す習慣が小さな頃から無かったって事もあるんでしょうね。
声を張り上げる事が少々恥ずかしいんですね。(^^;
サッカーで子供達を見ている時くらいでしょうか・・・声を張り上げないといけないのって。
低くて通りの悪い声なので、余程張り上げないと聞き取り難いみたいなんですよね〜。
無理して出してます。(笑)
>でもやっぱり親は文句は言っちゃダメですよね。
まぁ、子供の前では押さえるべきなんだろうと思いますよね。
親同士で雑談している時に、そう言う話題が挙がる位ならね〜適度なガス抜きになっているんだと思うので良いのですよ。
そこでスッキリして、仕切り直せればそれで問題は無いのだと思うのですね。(^-^)b
>子供なりに考えて、ピッチに立っているその状況でしかわからないことがたくさんある中で選択して頑張っているんですから。
そうなんですよね。
親に文句を言われてしまうのって、かなりショックなんだろと思いますよ。
大好きなパパやママに・・・って考えただけでも辛そうですよね。(^^;
しかも、勉強とか生活習慣とかじゃなくて、高がサッカーで・・・ですからね。
何で、そんなに言われないといけないのか・・・って思いますよね・・・普通。
>特に高学年ともなると、やってることが難しい!(^_^;)
そうなんですね!(^-^)b
試合展開もかなり早くなって来るので、ぼ〜っとしていられる時間も、歩いている時間も格段に少なくなって来ますよね。
そんな中で、次から次へと判断を迫られて行く訳ですから、難易度は相当な物なんですよね。
そう言う点を理解してあげて欲しいかなって思いますね。
>なにがいいのか悪いのか私にはわからないので、一生懸命やっていればよしという感じです。
そう言う見方で良いのだと思いますよ。(^^)
何が大事かって、がむしゃらに、精一杯やれてるか・・・って所なんですよね。
上手くできなくたって全然構わないんですよね〜。
本気を見せてみろっ!って事に尽きるんだと思います。
>ちょっとサッカーを知ってる人はきっと色々言いたくなるんでしょうね。
言って直ぐに出来る訳じゃ無いですからね。(^^;
経験者が犯す典型的な間違いでもあります。
何度も何度も練習してようやく出来るかどうか・・・損なレベルの話ですからね〜試合会場でどんなに指示を出したって出来ませんよ・・・直ぐにはね。
>コーチ批判はすごくマズイですよね…聞こえるようにだなんて、、そんな人いるんですか?
世の中は広いって事ですよ・・・。(笑)
どうしても反りが合わない人っているみたいですよ。
子供達もドン引き(息子談)してしまったらしいですからね〜。
>いいことひとつもないですよね。強気!という感じの家庭ってありますけどね…
サッカー(に限った話でもないのいですけど)に対する考え方に多様性を認められないんですよね。
排他的でもありますか・・・でも、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって言葉がありますけど・・・サッカーはその袈裟に過ぎないんですよね。(^^;
結局、その人を気に入らないってのが根本的な原因なんですよね〜。
>この間の試合中息子に「死ね!」と言ってきた子の家はもしかしたらそんな家なのかも、なんて思いました。
当たらずとも遠からずなんだろうと思います。
試合中にそう言う言葉を吐き捨てる子が最近は非常に多いんですね。
ルール上は、禁止事項なんですよね・・・例え味方に言ったとしても。
最悪退場処分と言う事になっています。(^^;
気が付けば、注意をする訳なんですけど・・・気付かれない様にやるんですよね。
そう言う子なんだって事です。
また、コメント下さいね!
コーチ批判はすごくマズイですよね…聞こえるようにだなんて、、そんな人いるんですか?
いいことひとつもないですよね。強気!という感じの家庭ってありますけどね…この間の試合中息子に「死ね!」と言ってきた子の家はもしかしたらそんな家なのかも、なんて思いました。