英国庭園で中国の塔を眺めながらビールを飲んでいた時、お隣の仲良し老夫婦が、ドイツ語でガンガン話しかけてきてくれました。
ドイツ語は分からない、と言っても容赦なく(笑)、料理はトレーの上からテーブルに移して食べなさい(後からわかったことですが、トレーの上にのせておくと、片付けおじさんが来ちゃうんです)とか、ビールのお代わりを買いに行くときはPfandコインを持って行きなさいとか、いろいろ教えてくれました。
Pfandとは、スーパーや、オクトーバーフェストの一部のお店でもそうでしたが、ビールを買うときに瓶代やグラス代を払って、瓶やグラスを返却した時にグラス代が返金されるシステムです。スーパーでビールを買うと、ビール代の下にPfand代も印字されています。
これがPfandコイン。これと一緒にグラスを出すと、お金をくれます。
で、楽しくビールを飲んでいると、テーブルの近くの木の上からなにやらポトン、と落ちてきました。わたしたちが今の何?という顔をしていると、また隣の老夫婦がなにやら言っています。「カスタネー、カスタネー」って言ってるみたいです。そして、おじいさんがその実をわざわざ拾ってきてくれました。
それがこれ。栗?辞書で引いてみても、わかりませんでした。
が、もしかして、カスタネットと関係ある?と検索すると、カスタネットの語源はスペイン語で『栗』を表す『カスターニャ』(castaña)という単語。だそうな。そのあと、ドイツ語で栗のことをKastanieと言うことがわかりました。
そして今日。買い物帰りにふと足元を見ると…
いが付きのKastanie。日本のとは、いがの形が違いますね。
広告
posted by fanblog
2015年10月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4257436
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック