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takato
会社の専属カメラマン(行くところがないので専属・笑)。休みの時は山歩き、釣り、撮影、温泉、グルメ等々。

2024年09月10日

最上川舟運と最上川舟歌

江戸時代になると、山形では西廻り航路の開発により舟運文化が栄えます。山形の特産であった米や紅花は最上川を下って酒田に集められ、そこから上方(関西)へ。帰りの舟には雛人形など様々な荷が積まれて最上川の支流地域へと届けられ、山形の経済と文化に大きな影響を与えてきました。

舟下りの船頭として、ガイドを行っている星川遼子さんによると、当時の舟の運行事情をよく伝えているのが「最上川舟唄」なのだそうです。

最上川舟唄
編詩:渡辺国俊 編曲:後藤岩太郎

(ヨーエ サノ マッガショ エンヤ コラマーガセ エエヤ エーエヤ エーエ エーエヤ エード ヨーエ サノ マッガショ エンヤコラマーガセー)

酒田(さがだ)さ行(え)ぐさげ達者(まめ)でろちゃ

(ヨイトコラサノセー)

流行風邪(はやりかぜ)などひかねよに

(エエヤ エーエヤ エーエ エーエヤ エード ヨーエ サノ マッガショ エンヤコラマーガセー)

股大根(まっかんだいご)の 塩汁煮(しょっしるに) 塩(しんよ)しょぱくてくらわんにゃえちゃ

(エーエヤーエーエ エーエヤーエード ヨーエ サノ マッガショ エンヤコラマーガセ)

<以下省略>

4.jpg
「当時は荷物を積んで酒田へ行くと、帰りは帆掛け船にして、風を待ちながら30日〜40日かけて戻ることになったそうです。だから家族へ『戻ってくるまで、元気でいてくれ』と語りかけているんです。その風を待つ間の食事として舟に積んだのが、売り物にならない二股にも三股にも分かれた大根。高価な味噌はないから、塩で大根を煮たのだけれど、食事の支度など慣れないから塩を入れすぎて塩辛くて食べられない、と男所帯を嘆いたりするんですよ。この最上川舟唄を初めて聞いた時、素朴な船頭さんの姿と、雄大な自然、母なる最上川の風景が見えてきて、最上川舟唄を舟で歌いたくてガイドになったんです」と星川さん。

編詩の渡辺国俊さんと編曲の後藤岩太郎さんのお二人は、舟運の中継地として栄えた大江町左沢の出身。独特の掛け声が心地よく、合間に入る短い詩が、星川さんの解説を聞くと、愛おしいものとなって現れてきます。

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この最上川舟歌を山形弁混じりの英語や中国語、韓国語、フランス語で歌う船頭もいるのだとか。船頭の個性豊かな案内と、舟上で聞く最上川舟歌は、旅に彩りを添えてくれます。

新緑の季節は、緑の中に様々なグラデーションが隠されていて、すがすがしい美しさがあります。太い川幅が急に狭くなり、山肌が目前に迫ってくる難所の景色はそれは見事。木々や花の香りまでが漂ってきます。

歴史や自然、そして人の温かさを思い出す、最上峡へお出かけください。




img_vol362_01.jpg


最上川舟歌を熱唱 する美しすぎる船頭☆星川遼子

https://youtu.be/cmeJrTw2aTI




歌全体のストーリーは?
『最上川舟唄』の歌詞は、仕事で酒田まで舟を漕ぐ最上川の船頭が、残していく女性に対して想いを歌う内容となっている。時系列にはなっていない。

女性とは夫婦なのか恋人なのか、具体的な関係性については明らかではない。恋人関係としても、もしくは結婚したばかりの新婚夫婦としても、様々に解釈できそうだ。
歌詞の意味(大意)
酒田まで舟を漕ぐ 元気でいろよ
流行り風邪など ひかないように

股大根の塩汁煮なんて
しょっぱくて食べられないから

川の難所「碁点 隼 三ケの瀬」も
無事に越したと伝えてくれ

あの娘がいなけりゃ
つらい船乗りなんてしなかったよ

順風が吹いて出発の時だ
名残惜しいが諦めろ
俺を恨むな 風を恨め

あの娘のために
いくら稼いでも足りない






動画はこちら

https://youtu.be/9jgrKrhLiN4



最上川船下り

http://www.blf.co.jp/


記念写真、集合写真、スナップ写真などお気軽にご相談ください。
東日本企画(株)
http://higashinihonkikaku.co.jp/









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