新作『 マトリックス レザレクションズ 』観ましたか?
前評判のとおり、残念な出来でございました。
なんで作っちゃったかな?
思えば、1作目の「 マトリックス 」は、映画史に残る傑作でした。
・SFのデザイン革命 → 未知との遭遇と スターウォーズ
・3D-CG革命(すべてのジャンルの映画において) → ジェラシックパーク
・SF映画(サイバーパンク)のストーリー展開と映像美 → ブレードランナー
がいろんな意味で、ハリウッドSF系映画のターニングポイントと思っているんですが、
マトリックスの1作目は今観ても面白い!
まあ、皆さんDVDなんかで視聴されていますよね。
1999年公開で、20年以上前とは思えない、スタイリッシュな映像。
ストーリー的には、すでにサイバーパンクの
先陣映画があるので、新鮮さはありませんが、
あの弾道の表現と、
ストップモーションで横方向に360度カメラが
人物の周囲を回転するバレットタイム、
そして弾を高速で避ける・のけぞって避ける、
というのが他の映画にもたくさん使われてます。
マトリックス レザレクションズの残念なところは、
うわこれ新しい!と思える視覚的な技術が見られなかった点、
主人公ネオがすっかり過去の記憶を無くしていて
最初の50分くらい活躍しない点、
キアヌさん演じるNEOがジョン ウイックにしか見えない風貌な点、
キャリーさん(産毛がすごい)がおばさん化しすぎてる点など、
残念なポイントが多すぎです。
思えば、1作目のキアヌさんは、かっこよかった。
本作のキアヌさんは、全然いいとこなし。
能力が発揮できなくて弱いし、みすぼらしい。
弾丸をATフィールドみたいに防ぐだけ。
終盤まで空も飛べない。
マトリックス2と3、
そしても「Vフォー バンデッタ」「スピードレーサー」
SF大作「クラウドアトラス」がイマイチ(個人の感想です)
だっただけに(「ジュピター」は期待すらされていない)、
マトリックス新作には期待してたんですけど、
う〜〜〜ん、う〜〜〜ん、
残念な作品となっています。
しかし、 ゲームの3D-CG技術 はすごいらしいです。
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