< Disney + より >
少年ジャンプ脳の自分には、新鮮な驚きです。
ディズニーアニメの新作『ミラベルと魔法だらけの家(原題:Encanto)』
には、ビラン(悪役)が一切出てこない!
なので、悪党をやっつけるカタルシス、というか
最後に悪いことをした人が罰を受ける
ということがないので、
まあ物足りないことこの上ナシ!
(しかし、泣けます!)
一方で、色彩のバクハツが凄すぎる!
花火や花びらや、光る粒子の一つ一つが
無数の色で満たされ、舞い、飛び散るって
どんだけ凄い技術なんでしょう!
マイナスポイント(←主観です)としては、
主人公ミラベルが、ディズニープリンセス歴代1位のルックス。
(服のディテールがすごいけど)
12月22日放送の
「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」
で、徳井さんがポスターのカピバラを見て
「こいつ絶対可愛いやん」と言って、
そこに後藤さんが「ちょいちょい何かで助けてくれる」と言ってたけど、
最近のディズニー映画では、擬人化された動物やモノが出てきても
しゃべらない、変に律儀なリアリティーさがありますね。
ミラベルと魔法だらけの家では、
魔法の家自体が饒舌に(ただし言葉は発せず)動き、
動物たちの会話は、動物の思っていることがわかる子供が
通訳してた(うまく説明できないです)。
あと、同番組のゲストの女性ふたりが
「 リン マニュエル ミランダ (Lin-Manuel Miranda)」さんの
音楽がいい!って褒めちぎっていたので
調べてみました。
・・・芸術のギフトをもらった方でした。
ミラベルと魔法だらけの家では、
主人公のミラベルは幼少の頃に「魔法のギフト」を
もらえなかった。
現実社会においては、何の取り柄もない女性って
ことでしょうか。ちょっと外見も普通だし。
しかし、魔法頼みじゃない行動力で、
破滅から家族を救うという。
このストーリー自体は、まあ、どうでも良かったです。
脚本家の手前勝手な設定ですので。
「飛び抜けた能力(=ギフト)がなくても、がんばれば道は開ける」
とでも言いたいのでしょうか。
大袈裟には言わないけど、
みんな誰でも、得意なことや興味が持てることがあると
思いますので、その好きなことをとことんやると、
人生にハリが出ると思いますよ。
でも悪いことにはのめり込まないでください。
殺人や放火などの犯罪に凝ると
周りが迷惑しますので...
ところで、2021年の映画を振り返りますと、
自分の中のベスト1は『Dune』です!
まさかまさか、またまた映画化されて
スクリーンで見ることができるとは思いませんでしたよ。
かなりマニアックなSFだと思いますから。
以前、この日記で「クイサッツハデラッハ(KWISATZ HADERATCH )」
という単語を書いたら、ページの瞬間検索数が上がったんですけど、
私、その言葉の意味は書いてなかったんです。
クイサッツハデラッハは、Duneの救世主(厳密には違う)のことです。
時間を超越して、色々なタイムラインを自由に移動でき、
未来を見ることができます。
Duneの主人公ポールはクイサッツハデラッハになる
んですが、全然幸せじゃなかった。むしろ可哀想。
クイサッツハデラッハには、なるもんじゃないです。
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