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2021年12月25日

悪いヤツがいない!『ミラベルと魔法だらけの家』

Screen Shot 2021-12-25 at 15.35.43.png
Disney + より


少年ジャンプ脳の自分には、新鮮な驚きです。

ディズニーアニメの新作『ミラベルと魔法だらけの家(原題:Encanto)』

には、ビラン(悪役)が一切出てこない!

なので、悪党をやっつけるカタルシス、というか

最後に悪いことをした人が罰を受ける

ということがないので、

まあ物足りないことこの上ナシ!

(しかし、泣けます!)



一方で、色彩のバクハツが凄すぎる!

花火や花びらや、光る粒子の一つ一つが

無数の色で満たされ、舞い、飛び散るって

どんだけ凄い技術なんでしょう!





マイナスポイント(←主観です)としては、

主人公ミラベルが、ディズニープリンセス歴代1位のルックス。

(服のディテールがすごいけど)



12月22日放送の

「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」

で、徳井さんがポスターのカピバラを見て

「こいつ絶対可愛いやん」と言って、

そこに後藤さんが「ちょいちょい何かで助けてくれる」と言ってたけど、

最近のディズニー映画では、擬人化された動物やモノが出てきても

しゃべらない、変に律儀なリアリティーさがありますね。



ミラベルと魔法だらけの家では、

魔法の家自体が饒舌に(ただし言葉は発せず)動き、

動物たちの会話は、動物の思っていることがわかる子供が

通訳してた(うまく説明できないです)。


あと、同番組のゲストの女性ふたりが

リン マニュエル ミランダ (Lin-Manuel Miranda)」さんの

音楽がいい!って褒めちぎっていたので

調べてみました。




・・・芸術のギフトをもらった方でした。




ミラベルと魔法だらけの家では、

主人公のミラベルは幼少の頃に「魔法のギフト」を

もらえなかった。

現実社会においては、何の取り柄もない女性って

ことでしょうか。ちょっと外見も普通だし。

しかし、魔法頼みじゃない行動力で、

破滅から家族を救うという。

このストーリー自体は、まあ、どうでも良かったです。

脚本家の手前勝手な設定ですので。

「飛び抜けた能力(=ギフト)がなくても、がんばれば道は開ける」

とでも言いたいのでしょうか。


大袈裟には言わないけど、

みんな誰でも、得意なことや興味が持てることがあると

思いますので、その好きなことをとことんやると、

人生にハリが出ると思いますよ。

でも悪いことにはのめり込まないでください。

殺人や放火などの犯罪に凝ると

周りが迷惑しますので...



ところで、2021年の映画を振り返りますと、

自分の中のベスト1は『Dune』です!

まさかまさか、またまた映画化されて

スクリーンで見ることができるとは思いませんでしたよ。

かなりマニアックなSFだと思いますから。



以前、この日記で「クイサッツハデラッハ(KWISATZ HADERATCH )」

という単語を書いたら、ページの瞬間検索数が上がったんですけど、

私、その言葉の意味は書いてなかったんです。

クイサッツハデラッハは、Duneの救世主(厳密には違う)のことです。

時間を超越して、色々なタイムラインを自由に移動でき、

未来を見ることができます。


Duneの主人公ポールはクイサッツハデラッハになる

んですが、全然幸せじゃなかった。むしろ可哀想。

クイサッツハデラッハには、なるもんじゃないです。


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