LOHACO にて、マイツコーポレーションの「 マイツペーパーカッター グレー B5 PS-4 」が3,980円で販売されています。在庫処分品なので安くなっているだけで、中身は新品です。日本国内製造品の卓上型手動式のペーパーカッターで、寸法はW235×D425×H50ミリ、重量2キロで、B5 仕様です。基本的には紙を切るもので、実際に多用するのは自炊用の書籍裁断や証明写真に代表される写真の切り分けなどでしょうか。
本製品は、裁断枚数目安がコピー用紙で5枚程度ですので、残念ながら本格的な自炊用には不向きです。しかし、カタログスキャンなどには本製品の方が、裁断のラインを決めやすいので有利だと思います。几帳面に完璧性を求める裁断であれば、小冊子程度なら何とか対応できますが、枚数が多くなると裁断するためにまず小分割する必要があるので、この点がネックですね。
自炊目的でないのなら、本製品はオススメのペーパーカッターで、精度の高いハサミといいますか、台板には1センチ方眼の碁盤の目と基本の用紙のサイズ(グリッド)が印刷されているので、寸法合わせがとても楽に行え、裁断作業に入れます。例えば、写真をはがきサイズに正確に切り出したり、水彩専用用紙をスケッチブックのサイズに切り分けたりという作業が正確に行えます。個人的には画材屋さんで売っている珍しい紙を切り分けたり、ペーパークラフト用の紙を正確に切ったりという用途がメインです。刃は日本製のものが付属しているので切れ味は抜群です。公式には純正コピー用紙において約15000回以上は切れ味が維持されるようで、しかも、単なる刃先の摩耗で刃欠けが無い場合は、1回の研磨が可能とのことです。実際には、上手く行えば数回の研磨が可能かと思いますが、その状態で裁断線がピッタリ本体のグリッドに合うかどうかまでは自信がありません。ハサミと同じ原理ですので、刃の部分は研いで対応できるということでいいと思います。この手のカッターを所有しているか否かで、紙の裁断の手間が大きく変わりますので、生活の中で紙(薄地)を扱う方は、確保しておいていいんじゃないかと思います。
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