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2017年11月08日

「ヒトラーは戦争映画を見ながら“膝オナニー”して昇天していた」








「ヒトラーは戦争映画を見ながら“膝オナニー”して昇天していた」
元恋人が総統の特殊性癖を衝撃暴露!




「彼は、フランスの兵隊たちが殺されるシーンを映画で見ると興奮し、そのシーンを見ながら性的な行為にふけるのが好きでした」 ——。先日出版されたヒトラーの暴露本には、こんな度肝を抜く一文が添えられている。





■ヒトラーの秘密の映画鑑賞に付き添った女優が見たものとは

 告発者はドイツ人女優、マリアンネ・ホッペ。典型的なアーリア人の風貌がナチスの標的となり、ヒトラーから寵愛を受け食事まで共にさせられた、ドイツ映画界のトップスターだ。彼女は終戦以後2002年に他界するまで、当時のナチス内部の状況を後世のために赤裸々に話す活動を行った。もう十分に話し尽くしこの世を去っただろう、と誰もが思っていたところに、冒頭のような不気味な告発が見つかったのだから、ナチスの闇は一体どこまで深かったのかと眉をひそめてしまう。

 この本を執筆したのは、有名な心理学者ヴォルカー・エリス・ピルグリム氏。本を書くにあたり、彼女の告発の中でも、冒頭で触れたようにヒトラーが暴力的なシーンを見ると性行為をしてしまう点に注目し、「殺人にエクスタシーを感じる異常な性癖が、大量殺戮を導いた可能性がある」と指摘した。

 ナポレオンに対するオーストリアの反乱をテーマにした、ヒトラーお気に入りのバイオレンス映画。それを公邸でどのような表情で観ていたのか。暗い映写室の中、ヒトラーの横で映画鑑賞に付き合わされたマリアンネの回想録は、不気味そのものである。

「オーストリア人たちが山の上からフランス軍に石を投げつけるシーンがあります。うめき苦しんでいるフランス兵たちを見て、総統はスリルを感じていたようです。そして……ご自身の膝を手でこすり、恍惚とした雰囲気になるのです。つまり……膝で代用しながら……オーガズムを得ていたのです」(マリアンネ・ホッペ)

 世界一残虐な男に気に入られ、暗い映写室で一緒に映画鑑賞を強いられ、揚げ句の果てには隣でその男がイッてしまう……彼女は一体どんな気持ちだったのだろう?

「もう本当に気持ちが悪い!早く映写室から出たいという気持ちでいっぱいでした」(マリアンネ・ホッペ)

 本の中で、ピルグリム氏は「この事実があった日が、ヒトラーの中で、性的欲求と暴力的欲求との間に相関が生じたタイミングだったのではないか」と想像している。いったんその相関性が生まれてしまうと、性欲が暴力欲に変化することもある。






■ヒトラーにとって暴力欲は性欲の代替品

 性欲は自然な欲だ。自然だからこそ、一度味わえばどんどん欲深くなる。一般に男性の場合はある意味「支配欲」にも近い。ヒトラーの場合は、大量殺戮をすることで性欲が満たされたということだろうか? 本はそんな疑問を読者に抱かせる。

 この疑問を立証しうる史実が、本では記されている。ヒトラーにはエヴァ・ブラウンという長年の恋人がおり、ベッドで共に眠ることも多かった。ベッドメイキング担当者は、戦前から終戦まで何年間も定期的にシーツを交換しながら、あることに気付いたという。「あれ? 戦前はシーツに愛し合った跡がいつも残っていたのに、戦争が始まってからはシーツが汚れていない……」。ヒトラー自身、殺戮を繰り返した後でこう記している。

「ドイツが自分の花嫁だ。そう実感できる日々を送れたおかげで、女性を身体的に支配したいという気持ちはなくなった」(アドルフ・ヒトラー)

 ピルグリム氏はさまざまな検証の結果、「連続殺人犯としての人生を十分味わえていたため、その間はずっと、エヴァを抱かなくても彼自身は満足だった」との見解を示している。ピルグリム氏の見解に基づくと、ヒトラーにとって暴力欲は性欲の代替品だったともいえる。

 自分の性癖に正義のお面をかぶせて、罪もないユダヤ人を無数に殺してきたというのだろうか。もしそうだとすれば、こんな男の卑劣さはもちろん、それを見抜けずに振り回され続けた世界各国も、情けなかったとしか言いようがない。







(文=鮎沢明)
タグ: ヒトラー
posted by T.O.P..Class at 20:12| 海外
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