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少し前までスコットランドのコミュニティ、フィンドホーンで暮らしていた、さすらいびとです。 I'm a wanderer who were living in Findhorn community in Scotland till recently.
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2018年06月20日

冬の女ひとり旅7 女おひとり様、初めてモロッコの地に降り立つ

Winter Journey 7  Woman alone, Descended in Morocco for the first time

フェズ サイス空港 Fes Saiss Airport

19日、ポルトガルから飛行機で約2時間のモロッコ、フェズへ移動。

が…、モロッコは暖かいだろうとの私の根拠のない期待は見事に裏切られ、内陸のフェズはポルトガル以上に寒かった…。
On 19th I moved to Fez in Morocco where 2 hours by airplane from Lisbon.
Nice to meet you, Morocco!!!
But...Fez where inland on African continent was really colder than Portugal...

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フェズの空港はとってもコンパクトな印象。街へ向かうバス停は、外に出て目の前の駐車場を突っ切った先にある。空港建物を出た時点では見えないので、周囲の人に訊きながら駐車場へ降りていくと、並んでバスを待つ人々の列が見えた。前にいた中国人の青年に中心地へ向かうバスであることを確かめ、しばし待つ。

すると、何やら現地人とおぼしき男たちとフランス語でやりとりをしていたその青年が、タクシーに分乗して街へ向かうが一緒に乗るか、と声をかけてくれたので便乗することに。親切な香港からの中国人青年のおかげで30ディルハム(約360円)で新市街へ。ラッキー♪ 

バスの方が安いがフェズのローカルバスは、乗車口に設置されたポールを通り抜けなければならないので、大きな荷物があると大変だとネットで読んだので、気が重かったのだ。結局現地人でも乗りこなすのは難しいと噂のローカルバスに乗ることは一度もなかったが、確かにサボテンのごとく何本も針の突き出たポールは、誰もがイライラして乗り込んでいるように見えた。

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鉄道駅前の大通りで降車し、徒歩3分で予約していたペルラ・ホテルへ。最初の4泊は新市街にある、紫とピンクがかなり目を惹くモロッカンな内装のペルラ・ホテル。
まずはエアコンと温かいシャワーに感謝!このホテルは好立地ながら中級ホテルとしてはコスパが良かった。
ツインルームが朝食付きで1泊28ディルハム(約3,700円)。二人で泊まったら恐らく一人2,000円程度かと。

I stayed in Perla Hotel near the train station in new town. Pink and purple fabric was a bit shokking for me, but thank you for the air conditioner and hot shower! Yeh!


モロッコの朝食 Moroccan breakfast

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フェズに着いてから呼吸が苦しくて眠れないほどの胸の痛みが続いていた。この4日間の私は旅人とは思えないほど部屋に篭もっていたので、ホテルのスタッフも私のことを一体何者?と思っていたに違いない。

朝食はボリューム満点。写真は私用に減らしてもらったバージョン。この他に通常アラビアン・ブレッドという丸い大きなパンとチーズ、多種類のおつまみが付いている。


近くのカフェでチキン・パニーニ(約260円)をテイクアウトしてみた。私を客寄せした男の子がサービスでフレンチフライ付けてくれた、ありがとうー
Take Chicken panini away from a cafe near the hotel. A boy who surved me kindly gave me french flies no charge. Thanks

下はカルフールでゲットした食料。チョコレートは貴重なのか少し高め。カルフールを始め、若い世代向けのアパレル・ショップなども多数入った巨大ショッピングモールがあるのには驚いた。マックももちろんあった!
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「私が今世界のどこにいるのか、誰も知らない」
それは私の好きな感覚のひとつだが、せめて恋人だけには私の居場所を知っていてほしい。なのに当の恋人は私が今どこで何をしているか、尋ねてさえこない。
そんな時は、さすがの私も一抹の寂しさを感じてしまい「誰にも愛されていない」という思いが浮かんでくる。このネガティブな思いは、隙あらば私を支配しようといつも狙っているので、注意が必要だ…。

"Nobody knows where I am in the world now."
Though this is my favourite feeling, I want at least my lover to know my whereabouts. However, he never asks me where and what I am doing at this moment. At such time, I can't stop feeling but a touch of loneliness. "Nobody loves me. Nobody cares about me." Such negative feelings always try to control me. That's why I need to be careful...

受付の女性スタッフは朝食のサーブも含めて朝から晩まで、一体いつ休んでいるんだろうと疑うほど働いていた。夜は男性スタッフに代わっていたので、彼女は昼間の勤務なのだろうが、アラブ社会では女性の方が働き者だという。

ふと、50過ぎに見えるけど実際は私より年下かもしれないこの女性は外国旅行をしたことがあるのかな、という疑問が頭をよぎった。恐らくないだろう。フェズだけが彼女のたった一つの世界で、死ぬまで働き続け、一生「スターバックスとは何か」を知ることもないだろう。

女性だけでなく近くのカフェで働く若い男の子たちも真面目に働いていた。高校生に見えなくもないほど若い男の子もその中にはいて、彼らを見るたびに私は罪悪感を抑えることができなかった。

頭ではこれはリトリートだし、彼らには彼らの世界があるのだから、そんな感情を持つ必要はないとわかってはいても、時間とお金を浪費して何も産み出していない自分を恥じない訳にはいかなかった。

胸の痛みはそんな思いからかもしれない。

The lady in the reception is always working from the morning to the evening including serving breakfast. I doubt when she is resting. It says that women work harder than men in Arabic countries.

How old was she though she looked older than 50? She might be younger than me. Suddenly I wondered if she has traveled abrouad or not. Perhaps No. Fez is the only one world for her. And she may keeps working until she dies without knowing Starbucks Coffee...

Young boys were also working hard the cafe near the hotel all day not as well as that lady. I couldn't feel guilty everytime I saw them. In my head I knew there is no need to feel guilty because this is my Holiday and they have their own circumstances. But I couldn't feel shame myself because I was not produced anything and unuseful for anybody.


フェズ 新市街 Fes New town

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上はショッピングモール前のハッサン2世通り。予想以上に近代的なフェズの新市街。
Unexpectedly very modern new town of Fez.

求めよ、さらば与えられん Ask, and it shall be given you.

12月21日、フェズに来て初めて瞑想した時、私はこのフェズで助けを得られるようお願いした。そしてその願いは聞き届けられた!

 22日の午後、初めてメディナ(旧市街)を訪れてみた。新市街からメラー(旧ユダヤ人街)を通ってフェズ・エル・バリの入り口まで歩いたため、メディナのブルーゲート(ブールジュード門)前に着いた時にはすでに疲れ切っていた私は、門をくぐった途端メディナの喧騒と予想以上の混沌に飲み込まれてしまった。

「怖い」。メラーを通った時も一人で歩く女性に向けられる奇異の眼差しが痛かったが、ここでは客引きが凄まじい。一歩メディナの中に入ると「チナ?ジャポネ?」「コンニチワ〜」「ニーハオ!」とまるで進路を塞ぐように男たちが声をかけてくる。

 私のこの日の目的は、シェフシャウエンからフェズに戻った際に泊まる予定のホステルの位置を確認すること。スーツケースを引きながら、危険なメディナの細く入り組んだ迷路のような路上をウロウロしたくなかったからだ。立ち止まって、どちらの道へ行くべきかを検討する。「確か右だったような…。ここで地図を広げたら客引きのいいカモだ。とりあえず進んでから地図を確認しよう。でも進んで迷って戻れなくなったら?」などと不安で頭の中はパンク寸前。その間も多くの声が私を囲む。

 一切反応せずにいる私に、英語で「日本人?大丈夫?迷ってるの?日本人の友達がいるよ。今僕のカフェでお茶飲んでるよ。」と男がまとわりついてきた。
「それが危ないんだよ〜」と怪しんだ私は「I'm OK」とだけ返事して何とか自力で進もうとする。すると男はいなくなったかと思いきや、すぐに再び私の進路を阻んだ。が、今度は彼の隣りに女の子が立っていて「どうしました?」と日本語で聞くではないか。

「え、ホントだったんだ」と気が緩む。それでもまだ「グルになって悪企みしてるんじゃないだろうな」と疑いつつも、私は彼女と話し始めた。

 そして、私は非常に強力な友人、フェズでのガイドを得ることになる。私の願いは届いたのだ! ありがとう、神様

When I came to Fes and meditated for the first time, I prayed for giving me a help in Fes.
And my wish has come true! I met a Japanese girl just in front of the gate of Medina.
Japanese girl Akane was staying a hotel under a marriage procedure with her very handsome Moroccan boyfriend.
I was glad to have someone who could eat together.




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