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WEEKNUM
指定した日付がその年の何週目に当たるかを返します。
【構文】
WEEKNUM(シリアル値,週の基準)
週の基準とは「週の始まりを何曜日にするか」を指定する・・・
省略可(省略の場合は「1」になる)
1:日曜日始まり
2:月曜日始まり
上図でB1に「=WEEKNUM(A1,1)」と入力し戻り値が「1」です。
第1週ということですね
B2には「=WEEKNUM(B1,1)」と入力し戻り値が「49」です。
第49週目ということです。
使用例)
例えば指定した日がその月の第何週かということがWEEKNUMを
使用すると出せます。
= WEEKNUM(シリアル値)−WEEKNUM(その月の1日)+1
例えば上の例で12/1は49週目になっています。
「WEEKNUM(シリアル値)」は49で「WEEKNUM(その月の1日)+1」が50なので
12/1は12月の第1週目ということが分かります。
もしA2というセルを基準にした場合は
= WEEKNUM(A2,1)- WEEKNUM(DATE(YEAR(A2),MONTH(A2),1,2)+1
という式で出せます。
【閑話休題】
この記事を書いているときに少し面白いことを見つけましたので記載しておきます。
国際基準として「ISO8601:週番号」という規定があります。
・「週」は月曜日から始める
・「1月の第一木曜日が含まれる週」の7日間が、その年の第一週になる。
(週と認識されるには4日以上必要という意味)
・すべての週は「7日間」
上記のような規定があります。
その規定に当てはめると今回のWEEKNUM関数の最初の表の2016/1/1は
第1週となっていますが、実は金曜日です。
ISOの規定で言うと2016/1/4〜2016/1/10が第一週ということになります。
ですからこのWEEKNUM関数は「ISO8601:週番号」の考慮がありませんので、
ご注意ください。
それ以外に「ISO8601:週番号」を考慮した計算をする方法もあるようですが、
ここでは取り上げることはしません。
タグ: エクセル関数,週番号