【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2004.09.29

私が楽天日記をはじめた動機は、【読書日記】を書こうというものだったのだが、その目的は充分に果たされていない

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テーマ：深夜の不眠症カフェで読書 Insomnia Cafe(92)

カテゴリ： 🔴 Ｂ【本・読書・文学】【朗読】

読書日記なんて、ほんの数えるほどしか書いていないのだ。

読書日記と言うからには、ほぼ毎日一冊の本を読まねばならない理屈になる。
しかしそもそも、私の読む本は、【読了するのに一週間ほどかかる本】が多い。
読むだけならもっと早く読めるかも知れないが、どちらかというと傍線を引いて（三色ボールペン方式）精読する方だから、それにノンフィクションが多いから、時間がかかる。
おまけに、できるなら【何度も読み返したい本】が多い。

それに妙な話かもしれないが、私は読書後の感想文をあまり書く気にならない。
私にとっては、その本の中に述べられている事自体に興味があるのであって、感想はあまり浮かんでこないのだ。
クリエイティヴな読書人とは言えない。

本当は本の内容を【サブノート】的に書き込んだり、【要点を論じたり】したい。
しかし、本を読むのに一週間、それにサブノートにもまた、一週間かかるのではないだろうか？
これではとても読書日記にはならない。

では、どうしたらいいか？
とりあえず積ん読の本の山の中から、特に読みたい、または一度読んだがもう一度読み返してみたい本の題名と（著者・出版社も）、その本のざっとした中身を時々書いてみようかと思う。
『こんなに面白いことが書いてあった』と、本の中身を要約したい。

何しろ、ほとんどは古書店のワゴン本（店頭の１００円均一・２００円均一の本）だが、それでも一応は積ん読の本が２千冊ほどあるので、その中での読みたいランキング順などはとても整理できないので、手近な手元に偶然置いてある本から取りあげてみようと思う。

こういう話も、人に聞いてもらいたいわけでも無くて、自分なりに納得するために書いている。

今の私にとって、【興味のある分野の興味ある本を読みたい】　と言うことが、今の最大の願望。
そう言う本を充分収集したつもりだから、あとは読むだけ。

不思議なことに、昔あった【物欲】はほとんど無くなったような気がする。
例えば、カメラやオーディオ機器や高性能のパソコンや、その他もろもろの【欲しいもの】などはそれほど欲しくなくなった。
たくさん本を読んでくると、物欲を満足させても、自分が幸せになることができるものが非常に小さなものに思えてくるのだ。

今は山となっている積んどく本を整理する図書室だけは欲しい気がするが、まあいいか？
昔は整理分類好きだったのだが、これほど数が増えると、それをするのにも大変。
パソコンで本のデータベースを作っているだけでもいいとしよう。

こう書いていると、また古本屋に出かけて行きたくなった。
ワゴン本中心だから、資金はあまり必要ではないが、重いのが難点。
さて、出かけるかな？