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2005.03.19

日本男児はなぜかくも金髪がすきなのか

(7)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(435)

カテゴリ： 🔴 Ｍ【メモ・サブノート】

昨夜は日本が破産するかどうかと言うきわめて深刻なテーマだったので、今日は軽く行きたい。
もともと、私の得意とするところは軽いエッチな話なのだが、身の程知らずに経済の話などを書いてしまった。
とにかく、日本経済はアリ地獄のような状況に陥っていることは確かなのだから、国債をもう少し勉強して、もう一度財政危機の問題を語ってみようと思う。

今日のテーマは、「日本男児はなぜかくも金髪がすきなのか」
これはつい最近の週刊文春のグラビア特集の題名である。
題名の下にはこういう文章もある。
　　　　　　　　　　　　～～～～～
「ローラ・ボーの再来だ！」
ある男性はシャラポワを見てこう言った。
その時々に必ず日本人男性が心ひかれる金髪女性が存在した！
戦後五十九年、謎に迫る？
　　　　　　　　　　　　～～～～～

私など,この典型だからドキッ、ヒヤッとするところであるが、冷静に考えてみるとこの題名にはいろいろな問題点があるのがわかる。

第一、この記事は低俗かつステレオタイプに、白人女性をその髪の毛の色如何に関わらず「金髪」と決めつけているのが、そもそも大間違いである。
「青い目」という表現も安易さ・無責任さ・観察眼のなさという点からすれば、同列の言葉である。
白人女性には金髪の人がいれば、ブルネット（黒に近い茶色）や赤い髪の人もいる。
金髪だってそのシェイド（濃淡）によっていろいろで、茶色の一部を含めることもある。
例えば、プラチナブロンドという銀髪に近い金髪もあるし、ストロベリーブロンドという赤っぽい金髪もある。
ブロンド専門の web site だってある。
これは、なぜ知っているかというと、私がブロンド好きと言うことではなく、本来のブロンドはいろんなブロンドの中で、どのブロンドのことを言うのか？という純粋に学問的な論点・視点からこの問題を調べていたからである。

英語で fair とか blond (blonde) というと金髪・碧眼・白い肌の三点セットをいう。
反対に dark とか brunet というと、黒髪・茶色の目・やや浅黒い肌の三点セットを言う。
赤い髪の女性は redhair reddish とか言われるが、性的に強いという迷信があって、男性にその面で珍重される。
アイルランド系・スコットランド系・それにユダヤ系の女性に多いとされる。

髪の話はもうこれぐらいにして、白人女性を総称して「金髪」と呼ぶのは失礼であろう！

第二に、日本男児は「金髪（または白人女性）が好き」という決めつけも、日本人男児に対して大いに失礼であろう。
ほとんどの日本人男児はロリコンだから、モーニング娘。とか上戸彩とか、松浦亜弥とか、自分の思い通りになりそうな（本当は思い通りになどならないのだが）日本人の小柄な若い娘が好きで、肉体的に大柄なので思うようにならない、まして英語かその他の欧米語をしゃべる女性は強引に口説くことが容易ではない金髪など苦手なはずなのである。

こういう風に事実に反することを、しかも、その二つを結びつけて題名にするという、大きな誤りをこのグラビア特集は犯しているのである。

・・・と言う固いことはこれぐらいにして、グラビアをながめてみよう。
以下はこのグラビアに取り上げられた「金髪」への私のコメント。

　　　　　　　　　　　　～～～～～

■　マリア・シャラポワ
ドレス姿のマリアちゃんが写っているが、私はこういう電信柱のような、割り箸のような、直線的な肉体にはあまりひかれない。
スマートですっきりしているが、肉付きというものがない。
実用的じゃないんだよ！
（実用ってなんだ？）
それは、あまり追求しないで欲しい。

身を全部食べられて骨だけになってしまった魚（煮魚、焼き魚を問わない）を「猫またぎ」という。
魚好きな猫（このごろは食生活に変化が見られるようだが）でさえ食べようともせず、またいで去ってゆくということなおだ。
マリアちゃんはさしずめ、私にとって「alexまたぎ」である。
乳首がポチッだけでは、追いつかないのである。

■　チャスラフスカ　元祖金髪スポーツアイドル
東京オリンピックなどで活躍したチェコの体操選手。
シャラポワとちがってそのお体はふっくらしていて、「女」そのものだったな。
気になる人は GOOGLE のイメージ検索などでお顔（お身体かな？）を拝見してみて欲しい。
日本中の男性がテレビに釘付けになった。
政治にも一家言あり、プラハの「ビロード革命」の後には体育保険省？の大臣になったこともある。
ただ、現在は鬱になって誰とも会わないと言う。

■　ナディア・コマネチ
モントリオール・オリンピックで史上初の十点満点を出した「妖精」
ルーマニア・チームに属していたが、彼女は本当はハンガリー系。
ルーマニアとスロバキアにはハンガリー系の人口が多くて問題になっている。
彼女は処刑されたチャウチェスク大統領の息子との仲をうんぬんされた後、アメリカに亡命、最近訪日を果たしている。
ちょっと太って昔とは容貌が様変わりだがちょっとつり上がった目は、ハンガリーの血を示している。

＝＝　　続く　　＝＝

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