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読レポ第846号
ぶり返す「怒り」「さびしさ」
「悲しみ」は捨てられる!
著:心理学博士 古宮 昇
発行:㈱すばる舎
第3部つらい感情を洗い流す!
「5つのセラピー+α」
♡5、「不幸せ思考」を「現実思考」に変える
(「棒人形法」なら、本当の気持ちがすぐわかりる)
辛い感情がわき上がってきたときは、まずは自分がどんな不幸せ思考をしているのかを明らかにします。その上で、不幸せ思考に含まれる思考のゆがみを現実思考に修正していきます。不幸せ思考を明らかにする有効な方法の一つに、次の棒人形法があります。
♥棒人形法
棒人形と吹き出しを描いて、吹き出しの中に、イライラ、モヤマヤ、罪悪感などがかんじる感情について、連想することをセリフとして書き出していきます。
文章の上手下手や、つじつまが合っているか、誤字脱字はないかなど、細かな点には一切こだわらず、浮かぶことをどんどん速く殴り書きしていくことが大切です。
すると自然に、あなたが腹が立てている人についてセリフを書いていることに気づきます。それを読むと、誰に対して、なぜ怒っているかが明らかになります。
と著者は述べています。
確かにまずは、自分がどのような不幸せ思考をしているか、現状を明らかにすることが重要です。
そのためには、著者が言っているように、紙の上に棒人形の自分を真ん中に書いて、その周りに吹き出しで、自分の感じている感情を殴り書きする。浮かんだ事をドンドンと誤字脱字や文字がぐちゃぐちゃでも関係なく、文章の上手下手など関係なく、つじつまが合わなくてもいいので、浮かんだ事を殴り書きをしていくと、私も良いと思います。
吹き出しを大きな付箋にして書くと、自分の中の整理を行うのに便利です。それは、似たもの同士の付箋を集めることで、よりいっそう自分がなぜ怒っているのかが、見えてくるからです。
人は、頭の中で自分の事を、なかなか客観的には、見る事はできません。一度外へアウトプットすることで客観的にみることができます。
まずは、自分がどのような不幸せ思考をしているか、このような方法で客観的に現状把握することが重要です。
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