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2024.01.01
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カテゴリ: 観照

今年もよろしくお願いします。
お楽しみいただければ幸いです。

今年は「辰年」
辰(たつ)は十二支の第五番目です。動物では竜とされています。
そこで「たつ」と聞き、思い浮かべるのは「りゅう」(竜/龍)です。
竜より龍の文字が私的な好みです・・・。

ふと、なぜ「たつ」が「りゅう」なのか?

手許の辞書を引きますと、「たつ」に「竜」をあてて「りゅう(竜)の和語的表現」と説明し、「辰」の字をあてて「十二支の第五。竜を表す」と説明しています。 (『新明解国語辞典 第5版』三省堂)   ナルホド、です。

「たつ(竜)」の項目では、どの辞書でも、竜/龍が想像上の動物と説明しています。その説明の詳しさは辞書により様々。その点は、また後日触れましょう。

この想像上の動物(龍)がどこにいるのか。
その気になってみつめるといろんな所にいます。
掲載写真には、探訪日時を付記しました


                                     2018.11.10
まず、私好みの龍の筆頭はこの 襖絵 です。 場所は建仁寺の方丈 。京都市東山区に所在。


桃山時代に海北友松が描いた「雲龍図」 です。
ほかの場所にも龍がいますが、それはまた後日にご紹介します。



  2017.11.21

これは 瀧尾神社の拝殿天井にいる全長8mにも及ぶ木彫りの龍 です。
初めて見たときはその迫力に圧倒されました。





8540
京の彫刻師九山新太郎作です。
瀧尾神社の最寄り駅はJRあるいは京阪電車の「東福寺」駅です。


 2015.5.10
さて、東福寺からまずこの経堂にいる龍をご紹介します。


屋根の降棟の先端の鬼瓦を寺社探訪の折に撮るのが好きです。
この経堂を見た時に、 鬼ではなくて、龍が彫像されていることに驚嘆 しました。
この龍を見たのが瓦に棲息する龍を見た最初です。


鬼瓦にあらす龍瓦というのは、私の探訪経験では数カ所くらいです。
これもまた龍の棲息地です。

そして、龍にも 異形の龍の領域 があります。


                           2018.7.14
祇園祭(前祭)の 船鉾の舵の部分 。ここに螺鈿細工で創作された 「飛龍」 が棲息しています。
不可思議で魅力的な龍です。

舵のこの側面にも龍がいます!!



                            2023.7.16
この舵が装着されている船鉾の懸装品である 後懸にも龍がいます

                           2018.7.14
正面から捕らえた龍像 です。
船鉾には、他にも数多くの龍がいます。後日ご紹介。

実は、祇園祭は龍がたくさんいる棲息地 です。様々なところに龍が姿を見せています。
これもまた、祇園祭のちょっとマニアックな楽しみかたになりますね。

それでは、私の見聞範囲での龍の棲息地を時空を跨いで縦横に往来しましょう。
ドラゴン・ワールドを少しずつ広げて行きたいと思います。

お楽しみいただければうれしいです。

つづく



付記 記録として
 このブログ記事をまとめている時、石川県能登地方を震源とする地震が発生。
 2024.1.1 16時10分頃  M7.6 石川県 震度7~4  宇治市は震度3





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Last updated  2024.01.01 17:37:16
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