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2024.02.05
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カテゴリ: 観照
=== 2023.12.29 ===
南の空
                                   10時頃に 撮りました。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
            いずれの方向を眺めても、 曇り空 そのものです。

東方向の空
14時30分近くに 稜線を眺めると、上空は 小型の白雲が浮かぶ青空に 変化していました。
南の空
南西方向の空
西方向の空
南の空を眺めると、西から南東に広がる 大きな雲 が浮かんでいますが、 青空が広がって います。
頭上の空
                頭上を見上げると、 ほぼ快晴 にちかい状態です。

南の空
       16時35分頃に 撮りました。大きな塊の雲が去り行き、小さな雲が浮かぶ姿に変化。
         青空が続いています。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
朝曇りの後晴れていく天気となりました。

=== 2023.12.30 ===
南の空
9時35分過ぎに 撮りました。前日の午後から引き続き、天気は晴れでスタート。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
           南から西方向、および頭上の空は雲がなく 快晴 です。
東方向の空
           稜線とその上空は靄がかかったようでおぼろな感じです。

東方向の空
16時55分過ぎに 稜線を眺めてると、稜線のかなたの雲に夕映えを少し見受けました。
南の空
                              青空の下に 小さな白雲が広がって 漂っています。
南西方向の空
西方向の空
                        南西から西にかけても同様です


                      南西から西にかけての 遠くの空の夕焼け がきれいでした。
                      ズームアップを最大限にして部分撮りしてみました。
頭上の空



さて、雲がたりを続けます。
詩集「しんみん川」のつづきです。        (参照『坂村眞民全詩集 第六巻』大東出版社)
前回は詩集の題となった「しんみん川」と題する詩で区切りとしました。
そこから2つ目の 「昇華」と題する詩 に雲が詠み込まれています。全文引用します。

 祈りが昇華され
 雲となり
 星となり
 露となり
 花となり
 時には
 光る風となり
 胸を暖め
 目を清くし
 日々の暮らしを
 高めてくれる  p255

「そのうち」と題する詩 に「雲」が出てきます。前半は悲観的観測。後半は己への使命感に転じて行く詩です。以下は詩の出だしです。

 山をうたう詩人もいなくなるだろう
 川をうたう詩人もいなくなるだろう
 僅かに雲をうたう少女たちが残るだけで
 少年たちは草笛も竹笛も知らなくて
 大人になるだろう p257

「とり年生まれのしんみん鳥を放つ」 と題する詩に出てきます。
「四月十日愛知県西尾市にて」の前書が付き、碑の建立に関わる詩です。その前半部。

 白い幕が除かれ三基の碑が
 その姿を現すと
 一片の雲もない空に
 八十羽の鳩が放たれる
 それはまさに壮観まさに讃美 p259

「山中」と題する詩 。全文引用します。

 わたしを呼んでいるのは
 花の精たち
 山中
 幽たり
 寂たり
 白雲
 遊戯し
 去り
 また来る                       p262

「熱禱」という詩 に。これも全文引用です。平和を願う真民さんの詩。

 地球は生きている
 今日は第四十三回目の
 広島原爆記念日
 二度とこの悲劇を繰り返さないよう
 地球に額をつけ
 熱禱する
 一片の雲もなく
 二十四日月が光り
 暁(ア)けの明星が輝き
 わたしの祈りが
 天を染める
 恒河沙の諸仏諸菩薩よ
 守らせ給え
 地球の平安を
 人類の幸福を p283


「石道」と題する詩 の後半に「雲」が出てきます。

 久しぶり斑鳩のお寺に来て
 白雲を仰ぎ
 石道を歩いた
 変わらぬものは
 斑鳩の声と
 松風の音 p290

「成道の日の明星光吸飲」と題する詩 の前半に「雲」が詠み込まれています。

 泣きだしたいような
 この感激
 この感動
 雲ひとつないのに
 どうして拝することができないのだろうかと
 川原で祈っていると
 東天ひくく一点ぽっと明るくなったと
 思ったとたん
 キラキラと出現して下さったありがたさ   ​p298​

「昭和最後の日」と題する詩 。「一月七日」という前書が付されています。
この日の天気、記憶にありません。この詩で再認識しました。全文引用します。

 その日
 雲は重く垂れ
 日は光を放たず
 風は一日中声をあげ
 昭和は
 六十四年の歴史を閉じた
 鳥たちもどこへ行ったのか
 姿を見せず
 午後二時を過ぎると
 雨になり
 いつもより早く暮れていった p302



雲の変化に戻ります。
=== 2023.12.31 ===
南の空
2023年の大晦日は、 天気予報通り、曇り空 です。 9時近くに 撮りました。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
       いずれの方向も、 曇り一色

東方向の空
16時20分過ぎに 稜線を眺めると、午前中のベタッとした感じの雲から雲の姿がわかる位には変化しています。雲が全面に広がっているのは同じ。
南の空
雲は午前中の白鼠から銀鼠に色に変わり、雲がそれほど厚くなさそうなことと背後の青空との関係なのでしょうか、 雲が青みがかって 見えます。
南西方向の空
西方向の空
       南西から西にかけては青空が垣間見えます。
       さて、この天気が明日の元旦にはどうなるのか・・・というところでした。

つづく

補遺
坂村真民記念館 ​  ホームページ
  ​ 坂村真民について
恒河沙 ​    :「コトバンク」
斑鳩はなぜ「いかるが」なのか?古代ミステリー、七十二候「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」 ​       :「tenki.jp」
昭和 ​     :ウィキペディア

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こちらもご覧いただけるとうれしいです。
    ​ ベランダから見た雲の変化と雲がたり 掲載記事一覧表





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Last updated  2024.02.05 20:56:11
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