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ske芭沙羅 @ Re[1]:成城石井という食品店(11/23) elsa.さんへ ポテトサラダには気づかなか…
elsa. @ Re:成城石井という食品店(11/23) あまり食欲がなくても行けば行ったで何か…
ske芭沙羅 @ Re[1]:ブログ消滅! ぬかっとったー!(11/17) harmonica.さんへ 何年経っても、何度経験…
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2008.02.18
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カテゴリ: I feel
きょうも「心神耗弱」状態だった男の犯罪に対する判決が出た。

弁護士は、罪を問えない「心神喪失」を主張したが、裁判所は「責任能力」ありと判断した。

どちらだとしても、失われた命は戻ってはこないし、犯罪被害者の心の痛みが癒されることはない。「心身耗弱」という判断で刑務所に服役したとしても、「心身喪失」として医療刑務所に収容されたとしても、いまの日本では、精神疾患を完治させることは難しい。ある一定の時間が過ぎれば、また犯罪を犯す危険性のある人物が、一般人に紛れて普通の生活を始めてしまうのだ。
そして、再び被害者を出すような犯罪を犯したとしても、弁護士が責任を取るわけではないし、患者を退院させた病院が被害者に詫びるわけではない。

いい加減、こうした裁判の虚しさを認識し、根本的な解決をしなければならないと強く思う。

根本的な解決……、顕在化しているものはもちろん、潜在的な「精神疾患」を持つ人間への治療なり、カウンセリングなりを事前にやらないと、犯罪に結びついてからでは遅い。

「おかしい」と本人や家族が感じても、医者がいないし、病院がない。

精神疾患歴20年以上の同居人に聞くと、クリニックで予約を取るのに2週間ほどかかるらしい。いかに精神に問題を抱えた人間が多いかがわかる。

政府は、精神科医の育成(学費の助成など)と医療機関の建設を早急に進めるべきである。

ひとたび犯罪が起きれば、犯罪者がお世話になる警察、検察、監察医、精神科医、拘置所、裁判所、刑務所、医療刑務所に莫大な経費がかかる。そして、犯罪被害者給付金や障害者年金といった公的資金が投入されることになる。一体幾らかかるのだろうか(一度、試算をしてみたいと思います)。

1年間に発生する犯罪のうち、精神疾患が疑われる人物の犯罪はどれくらいを占めるのだろう。
“カツラ疑惑”の山本譲二議員が秘書給与の詐取の罪で服役したときに、寝た切り老人、精神疾患者、精神障害者の多さに驚いたと言っていた。

刑務所には、精神に異常を抱える人があふれかえっている。

そしてその裏で、被害者が確実に存在しているのだ。

道路より、ハコモノより、温暖化防止より重大なことのように思う。
バッドやマッサージチェアを買う役人や、天下り先を躍起になってつくる役人や、利権に群がる役人や、せっせと裏金をつくる役人を排除するのと同じく、一刻も早く着手しないと、税金をジャブジャブ注ぎ込むブラックホールになってしまう。

お願いします、厚生労働省、法務省、内閣府その他の有識者や組織が一丸となって、対策を考え、講じてください。でないと、皆が犯罪被害者になる恐怖が生活を脅かします。将来不安、生活不安に加え、犯罪に対する不安がこれ以上増すと、正常な人間のストレスが限界に達します。

「日本人総精神疾患者」にしないために。





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Last updated  2008.02.19 00:03:08
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