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昨日、同業者(映像関係)の社長と会食をしました。
とにかく元気な人で、いつも前に進もうという姿勢が見えていて、
周囲を明るくするユーモアとバイタリティが身上という人。
東京(正しくは神奈川)にも事務所を構え、
大阪と関東を行き来しながら映像業界の一端を担って
活躍してきた感がありました。
私も、この人の元気をもらおうと思って会食に望んだのですが……。
どうにもならないところに来ているようです。大阪は。
「事業縮小」という言葉が、驚くほど暗い表情と声で語られました。
いえ、私はもう随分前から、映像業界がダメなことはわかっていました。
ダメな理由を二人で語り合っていると、
「こんな業界でよく頑張りましたねぇ」
という言葉しか出てこないような、切実な感じになってしまって……。
印刷、電波、映像、Web、空間とそれに派生する諸々の雑事を請け負う
うちの態勢と違って、映像だけ、というのは逃げ道がない。
ま、逃げ道があっても、すべてがダメなら同じことですが。
お互い職人なので、実入りが悪くても気持ちのいい仕事なら
よしとするところですが、実入りは悪いは、気持ちは悪いは、
クライアントは悪いは、の悪い尽くしの仕事ばかり、
という近況報告で終始してしまう。
きのう、HP用の画像の撮影に出向いたのですが、
その少し前に局の営業担当から電話があり、
「クライアントからの質問に、ストレートに答えないでください」
という要請。
意味がわからず、黙って聞いていると
「何でもすかさず答える○○さん(私)に、クライアントが
気を悪くしているみたいで」という話。
聞いたことがありません。
質問に答えて怒られるとは。
特に私のような立場は、クライアントの疑問や要望を受けて
的確に対処するのが当たり前で、それができなくて叱られているのではなく、
的確に対処するな、という要請……。
つまりは、その人のプライドが傷ついたということでしょう。
少しバカな人間の方が使いやすい、ということです。
能力の低い人間ほど、プライドが高くて理不尽な要請をする。
末期的です。
こんな人間が世の中を構成しているということなのか。
社長の暗い顔を見ると、こちらまでめげそうになるので、
二次会はやめにして戻ってきましたが、
そう言うと、もっと暗い顔になってました。
ごめんなさい。社長。
元気になれる方法を一緒に考えましょう。
どうも、将来的には私と同じことを考えているようなので、
(時期が合わなくて一緒にはできないようですが)
その実現への道のりを夢を持って語り合いますか。
うむ……大阪はどこへ行く!
橋下さん、入れ墨問題はほどほどにして(きちんとしてほしいけど)、
大阪の景気対策、お願いしますよ!
撃沈
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