Welcome  BASALA'S  BLOG

Welcome BASALA'S BLOG

PR

Calendar

Comments

ske芭沙羅 @ Re[1]:成城石井という食品店(11/23) elsa.さんへ ポテトサラダには気づかなか…
elsa. @ Re:成城石井という食品店(11/23) あまり食欲がなくても行けば行ったで何か…
ske芭沙羅 @ Re[1]:ブログ消滅! ぬかっとったー!(11/17) harmonica.さんへ 何年経っても、何度経験…
harmonica. @ Re:ブログ消滅! ぬかっとったー!(11/17) 最近度々メンテナンスが入るようになった…

Keyword Search

▼キーワード検索

2024.10.30
XML
カテゴリ: I whisper
ここ2〜3ヵ月の間に受けた怖い主治医の診察のとき、
「私、あなたの友達ですか?」と聞きたくなるような、
怖い主治医の言動が気になっていた。

文字にすると伝わりにくいかもしれないが、
できるだけわかるように書きたいと思う。


​●「自分でやるんやな?」​

虫けらの場合、抗がん剤治療は外来治療室で行うのだが、
最後の点滴が46時間投与になっている。
点滴投与だけ病院→自宅で点滴継続→2日目で終了。
最初は病院に出向き、がん治療室専門の看護師さんに
抜針してもらうのだが、虫けらはできるだけ早く
「自分で抜針する」ということを申し出ていた。

これは、虫けらが無理やり願い出たわけではなく、
最初の抗がん剤治療が始まったとき(入院時)、
怖い主治医から、

怖「最初は病院で処置してもらいますが、
  自分で針を抜くこともできます。
  そうすれば、週末を気にする必要がなくなります」
(土日は当直の看護師さんがいるが、難しいことには
対応できないとのこと)

と聞かされていたからだし、
自分で抜針するのが標準だと思っていた。

しかし、いざ「自分で抜く」と言うと、
途端に、

怖「えっ、次でテストして、自分で抜針するの?」

虫「はい。前回、教えていただいたし、動画も撮りました。
  大丈夫だと思います」

怖「んー」

虫「私には、できなさそうですか?」

怖「いや、あなたは確実にできるとは思うけど、
  通常、あと2〜3回はこっちでやるんやけどね」

虫「大丈夫です」

怖い主治医、少し無言で考え込む。
横目で虫けらをちらりと見て、

怖「自分でやるんやな」

結構強いトーンの言葉。
いつも穏やかな声色の怖い主治医の言葉とは思えない。

虫「は、はい」

少なくとも、虫けらはこのトーンの言葉を
怖い主治医からは聞いたことがなかった。
友達か、家族にかけるような声色だった。

「自分でやるなら、責任を持てよ」
「許してやるから、失敗するなよ」

という恫喝も含まれているような…。



​●「抜くんやな」​

上記の次の診察のとき。
この日は治療があるのだが、
前回(前々回)の治療のときにテストをしていて、
次回(前回。ややこしい)は自分で抜針するという段取りになっていた。

テストの直後に怖い主治医から(依頼された看護師から)
電話が治療室にかかってきた。
次回(前回)の診察予約を金曜日にしていたのだが
(金曜日に治療を開始すると、日曜日の抜針になる。
自己抜針にして問題ないか、ということ)、
それでいいかという確認だった。
治療室の看護師は曖昧ながらOKと伝えてくれた。

前回の診察室。

怖「治療をやめてもいいという数値や」

と、治療をするかしないかを虫けらに決めさせる姿勢だったが、

虫「やります」
怖「じゃ、やりましょか」

という結論になった。

で、自己抜針の話に。

怖「日曜日に抜針やけど、大丈夫?」

虫「はい」

怖「抜くんやな」

またしても、こちらを横目で見ながらえらく強いトーンで言う。

「抜く」に違うことぽっを連想しながらも、

虫「はい。大丈夫です」

怖「ふん。頑張って」

「ふん」が微妙な言葉。
バカにする感じではないが、気持ちを表す接続語のような。
「そう」でもないし、「ふーん」でもないし、
とにかく微妙なニュアンス。
「へーそうなんか」を最小単位の言葉数にした感じとでも言えば
理解できるだろうか。

「頑張って」も、心がこもっておらず、
とりあえず、言っておきます、的な。

これって、患者にかける言葉としては、
大変無礼な感じがするのは虫けらだけだろうか。

虫けらにしかかけない言葉としか思えないのだが。
(しかばかりですみません)



​●「できるとしてや」​

前回、虫けらは4回目の治療を強行したい旨、願い出た。
数値的にはギリギリだが、たびたび休んでいては、
なかなか検査にたどり着けない
(これを言うと、必ず怖い主治医と意見の相違が出るので、
できるだけ言わないようにしているが、このときは
さすがに言葉にした)。
かくして、怖い主治医から反対意見が出るものの、
治療強行は許可してくれた。

その次(今回)の診察。

数値がさらに悪くなっていた。
これは、虫けらが前回の診察で言っていた。

虫「2回やって、1回休みのペースがいいです」

2回やって、の2回目が前回。
今回は「休み」の回になるということ。

怖い主治医はなぜか笑っていたが、
そうなることは自明の理だった。
数値がギリギリだったのだから、
治療を決行したらもっと数値が悪くなり、
治療不可の状態になる。

なのに今回、怖い主治医は

怖「今回治療をやって、来週検査、と思ってたんですが
  1週伸びますね」

虫「え? 本当に今週治療ができると思われてました?」

怖「できるとしてや!」

これは、虫けらが初めて聞いた、怖い主治医の大きな声。
虫けらの言ったことに、怒るほどのことはない。
しかし、びっくりするほど大きな声で反論された。

なぜに?

実は、この日、怖い主治医は虫けらを
誰かと間違えていたのではないかと思っている。
言動がとにかくおかしかった。
これまでの怖い主治医の診察では経験しなかった
幾つかのことを虫けらの前で披露してくれた。

変な一日だった。。

ただ、ところどころで、虫けらと気づくようで、
この「できるとしてや」も、虫けらが前回の診察で
言った言葉を思い出したのだと思う。
それを隠そうとしてか、被せるように威嚇(?)する。

多分、こんな言動は虫けら以外にはしていないと思う。

というか、虫けら以外でこんな言動に耐えられる人は
いないと思う。と言うと大げさだが、
少なくとも、医師が患者にかける言葉ではなかろう。

「友達ですか?」である。

友達との会話なら、あり得る。

ただ、つらいのは、友達ならベースに存在する
情報の共有や、積み上げてきた会話の数々、
共通の言語、経験の中で築き上げた信頼関係といった、
互いが持つものが、一切ないのだ。

患者として怖い主治医を信頼する気持ちはある。
しかし、怖い主治医が虫けらに持つ感情が
存在しないのだから、友達関係のような
互いにまたがる「何か」は存在しようがない。

ということは、ただ単に、言葉遣いがぞんざいになった
ということか。
あるいは、そういう言葉遣いをしてもいい相手だと
認識されたということか。
はたまた、単に、虫けらにイライラして、
粗野な言葉を発しているということか。


……いやな結論を導いてしまった。


まぁいい。

今週治療ができたら、来週検査。

検査結果によっては、治療終了を考えている。

そうすれば、怖い主治医と会うこともほとんどなくなる。

こういう、どうでもいいようなことを考えて
落ち込む必要もなくなるというもの。

最初から「3ヵ月」をメドに治療をスタートさせた。
計画どおりに進んでいるということ。

ただ、これを怖い主治医に言うのが至難の技だ。
すんなり通るわけがない。

行き当たりばったりで行こう。


……いや、これは、命がけの攻防だ。
誰かの知恵を借りつつ、怖い主治医対策を練るとするか。


               無 情





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.10.31 19:34:16
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: