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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ グランドキャニオンでユナイテッド航空とトランスワールド航空の決闘が行われ、双方合わせて128人の血が流される(1956年)。 ◆ イギリスのバンドが日本武道館で公演、ハプニングゲストとしてコメディグループも登場(1966年)。 ◆ 上野動物園の名物だったおサル電車がこの日を持って廃線に(1974年)。おぉお、本日はハーフタイムデー。誰が決めたか・・・ 一年も残す所あと半分となる日であつた。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月30日 】【急速に深まるロシアと中国の軍事協力】狙いは台湾か、いざという時にどこまで行動に移すのか =Wedge_Online 【世界潮流を読む 岡崎研究所論評集】 20243年6月26日 / 岡崎研究所 2024年5月16日付のフィナンシャル・タイムズ紙は、中国とロシアの軍事協力強化が西側諸国の脅威となり、特に台湾を巡る日本近海での軍事演習において連携が深まっていて、米国や同盟諸国は対策を検討している旨報じている。 過去2年間のウクライナ戦争において、中国の対ロシア支援や中露両国間の急速に深まる関係は、西側諸国の懸念事項である。しかし2週間前に米当局は、台湾周辺海域での中露の軍事協力関係を、もう1つの深刻な安全保障上の脅威だとして警鐘を鳴らしている。 ヘインズ米国家情報長官は、「中露が台湾に関し最初の合同演習を行っている。中国にとって間違いなくロシアの協力を得たい地域で、両国が協力しない理由はない」と述べた。 クルーズ米国防情報局長官も、「両国軍は間違いなく協力しており、米軍はその編成と作戦計画に関し対策を見直す必要があり、正にその見直し作業の最中だ」と述べた。 米軍幹部の発言は、今週北京で会談する中露両首脳の下で両軍の関係がどれほど深まってきたかを反映している。両国の軍事協力関係は、緊密な合同演習やミサイル防衛協力にまで発展してきている。 スタンフォード大学の教授は、中露軍事連携協力に関する研究会において、「戦闘において効果的であるためには、物理的に一緒に戦う必要はない」と述べた。中露両軍が過去20年間に実施してきた合同訓練は、2018年以降大幅に深化している。両軍は互いの戦略演習に参加し、定期的な海軍演習や戦略爆撃機の哨戒を一緒に行っている。 海軍と空軍の合同訓練のほとんどは日本近辺で行われており、専門家は両国の軍事的連携の強化を注視している。香田洋二元自衛艦隊司令官は、近刊書の中で、ロシアは「中国の対台湾軍事作戦に協力して、支援的な軍事行動を取る可能性があり」、日本は戦略的海峡を封鎖することによりロシア艦隊を日本海に封じ込める準備をすべきだと提言する。 両国の合同軍事演習の対象が台湾に関連することを示す証拠は、ロシアの黒海艦隊がウクライナの沿岸防衛ミサイルに砲撃された経験に基づき両軍が実施した空軍と海軍の合同演習「ノーザン・インタラクション2023」の中に散見できる。 台北の淡江大学の専門家は、台湾が米国から購入したハープーン沿岸防衛ミサイルと独自の対艦ミサイルを示しつつ、ウクライナ軍が海岸からロシアの軍艦を沈没させたことは、「陸から海を支配する」という教科書的な実例であると説明した。「これこそ正に、台湾侵攻において人民解放軍が直面する状況であり、このロシアの経験から学ぼうとしている」と言う。 豪州カーティン大学の教授は、ロシアと中国は戦闘協力に必要な通信システムの構築を進め、両国は航空機の最高速度などの機密データを共有し始めている」と言う。さらにロシアと中国の核搭載可能爆撃機が日本近海で合同哨戒飛行中に行っていると思われる作戦データの交換も、「緊密な戦略上の協力」を示唆していると付言した。 中国国防省によれば、中露両国海軍は合同演習で専用の合同指揮統制システムを使用し、昨年から両軍の提督は人民解放軍の駆逐艦に乗って共同で海軍演習を指揮し始めた。 最も重要な要素は、ロシアによるミサイル防衛早期警戒システムの技術移転である。中露両国がミサイル防衛システムを統合した場合、中国を攻撃する米国の大陸間弾道ミサイルはロシア上空を通過する必要があるため、ロシア国内の北部に設置されたセンサーによって、中国に早期警告を与えることができる。この共同早期警戒システムにより、中国は核攻撃の警告を受けてから核兵器を発射することもできる。これは、攻撃に対する報復としてのみ核兵器を使用するという中国の戦略からの転換を意味する。 米シンクタンク教授は、中国が台湾をめぐって戦争をする場合、技術面以外でもロシアの中国への輸出の重要性は大幅に高まるとみている。ロシアからのエネルギー、食料、軍事物資の陸路輸送は、中国に対する米国の海上封鎖の影響を大幅に薄める上で役立つだろう。 ロシアはおそらく中国とともに戦うことはないだろうが、ウクライナ戦争で中国がロシアに対して行っている支援と同様、米国の圧力に対抗できるよう政治的支援や経済的・軍事的資源を提供するだろうという。* * *中露首脳会談でも見えた両国軍の協力関係 この記事が配信された5月16日、習近平とプーチンは北京で会談し、会談後に戦略的パートナーシップに関する共同声明を発表した。その共同声明には、中露が合同軍事演習の規模拡大など軍事的協力を深める旨が盛り込まれた。 この共同声明からも、首脳同士の協力精神の下で、両国軍の協力関係は具体的に相当な水準にまで進んでいくだろうと推定される。この記事は、前半でそうした戦略的な協力関係の可能性を分析している研究者の見方を紹介しており、興味深い。 特に、両軍はその情報を共有し、政治的立場で支援し合い、軍事演習では一緒に行動することはあっても、実際に戦闘行動が開始される段になれば、ウクライナ戦争が示す通り、一方が戦っているのを他方は政治外交的・経済的に支援するに留まり、共に戦場で戦うという段階にまでは進まないのではないかという評価は正鵠を得ているように感じる。日本も警戒を高めなければならない それでも中露両軍の相互支援は、日本をはじめ西側民主主義諸国にとっては十分に脅威であり、その協力を念頭に置いておく必要があることは、この記事の警告を待つまでもない。 モスクワはウクライナ正面での戦闘において、中国は将来の台湾対策において、それぞれ軍事的、経済的資源を確保しておく必要があり、それぞれ相手に提供できる資源には限界があろうが、政治外交上の必要性、経済資源の相互融通などに鑑み、協力関係を固めておく必要は今こそ高まっている。 なお、今次首脳会談後の中国側の発表は、「相互尊重を根本とし」とか、核心的利益について「相互に支持」とか、互恵的協力・ウィンウィンを動力としてとか、両国関係が対等であることを強調する文字が躍っている。この辺りには中露間の協力について、北京がモスクワに対し抱いてきた長年の警戒感がなお顔を出していると感じられる。 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406290000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/30
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 松尾芭蕉の一行が中尊寺を訪れるも、お目当ての金色堂と経堂は責任者が留守だったので見学できず。松尾バションボリ・・・・・(1689年)。◆ ビートルズが日本にやって来た。ヤァ!ヤァ!ヤァ!(1966年)。◆ 総理大臣指名選挙で、自由民主党を裏切った水玉ネクタイの元総理が再チャレンジするものの、古巣が推した眉毛の爺さんに敗北(1995年)。&so、ソウル・三豊百貨店がほぼ全壊し、512人が死亡した厄日でもある。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月29日 】〈注目〉中国でスタバの売り上げが激減している理由。=後節=「安い中国」「中国発のデフレ」が世界を破壊する!? =Wedge_Report 【チャイナ・ウォッチャーの視点】 2023年06月24日 / 高口康太( ジャーナリスト、千葉大学客員教授) この宣伝文句を見るとなんだかイノベーティブな企業に思えるが、実際には別の理由で消費者から支持されていた。「パーフェクトダイヤリーのあの口紅はイブサンローランの口紅とほぼ同じ色味。同じOEM工場で作ってるから品質も変わらないはず」といった口コミが美容インフルエンサーやソーシャルメディアを通じて拡散した。ハイブランドの「平替」として人気を得たわけだ。 つまり、ブランドとしてロイヤルカスタマーを獲得したわけではない。となると、安売りや宣伝をやめた瞬間にすぐに客は離れてしまう。 美容インフルエンサーに支払う広告をしぼった瞬間に売上は激減。23年12月期決算の売上は4億8100万ドル(約730億円)、ピークの21年12月期と比べてほぼ半減している。時価総額も2億2700万ドル(約340億円)と最盛期の30分の1にまで縮小した。しんどい“内巻” すさまじい勢いで膨張しては破裂する。この繰り返しで進む中国新興企業の栄枯盛衰。このドラマチックな企業興亡史の中で大損する人もいれば、失業する人もいる。企業にとってもしんどい世界だ。 中国で近年流行している、「内巻」(インボリューション)という言葉がある。内側にむかって収束していくらせんのように、どんどん小さくなっていく縮小再生産を指す。もともとは人類学の用語で、畑が増えないのに農作業量を増やすことでどうにか収穫量をあげる、どんどんしんどくなっていく農業の過程をあらわす用語として使われた。 現代の内巻はというと、「昔は四大卒ならエリートだったのに、今では海外一流大学の院卒じゃないとエリート扱いされない。人生の成功に必要な勉強量が右肩上がりでしんどい」といった個人レベルの話から、「中国市場の泥沼の価格競争がしんどい。競争に勝って価格競争をやめられればいいが、目の前のライバルが倒れたかと思えばすぐに別の新興企業がライバルとして登場する」といった企業レベルの話でも使われる。 中国人自身がこの過当競争社会につかれきっているのだが、ただ、すべてがネガティブというわけではない。 消費者にとっては次から次へと現れる、赤字上等の高コスパ企業を乗り換えていくだけでお得になるという点でプラスだ。「薅羊毛」(企業の出血キャンペーンを利用して利益を得る)というネットスラングまであるほどに定着している。 投資家にとっては必ずしもマイナスではない。最後のババさえつかまなければ、急成長する企業に乗っかって一儲けすることができる。 そして、中国という国という俯瞰的視点から見ると、多産多死の中からごく一部とはいえ本当の技術力やブランド力を兼ね備えた優良企業が生まれてくるという点でポジティブな側面もある。太陽光パネルやバッテリー、電気自動車(EV)など、新興産業分野では世界のトップシェアに君臨する企業も登場している。中国政府はこのジェットコースターのような新興企業の多産多死を歓迎、推進する立場をとるようになっている。 赤字上等の成長戦略をとるためには、お金の出し手が必要となる。ベンチャーキャピタルがこの役割を担ってきた。爆発的な成長を遂げれば上場や事業売却で出資金のもとは取れるというソロバン勘定である。 ところがベンチャーマネーだけならばまだしも、近年では政府系ファンドがベンチャーキャピタルに出資することで、赤字上等戦略を支えるようになってきた。今や政府系ファンドの資金規模は13兆元(約270兆円)に達しているとされる。世界各地を“荒らし”、撤退する懸念 この膨大なマネーによって突き動かされるジェットコースターのような浮き沈みの新興企業群は今や中国国内のみならず、全世界に影響をもたらすようになっている。赤字上等戦略で生み出された、高コスパのアパレル、バッテリー、EVなどが全世界で売れまくっている。 消費者の視点からすると、ありがたい話ではあるが、企業や労働者の視点からすると、このせわしなく“しんどい”経済に否応なくまきこまれるのは勘弁してほしいという気持ちになるも事実だ。地方に出店したショッピングモールが地元のお店を軒並み倒産させてから撤退するように、中国の新興企業が世界各地のローカル企業を潰滅させてから潰れるというのも困る。 “中国のデフレ”とともに、世界に波及する“中国発のデフレ”を懸念する声が高まっているのだ。 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406280000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/29
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 鹿ヶ谷の飲み会で酒瓶を壊しては時の太政大臣をdisっていたことがチクられ、参加者が粗方お縄になる(1177年)。 ◆ オーストリア=ハンガリー皇太子殿下とその御婦人がサラエボへ遊びに行ってたところ銃弾をお見舞いされる。(1914年)これが協商国Vs.同盟国の4年にもわたる世界規模の大喧嘩の幕開けを告げる一発だった。 ◆ ヨシフ・スターリンがユーゴスラビアを破門(1948年)するも、その頭目のヨシップ・ブロズ・チトーの粛清までは出来ぬまま以後30年以上も生き永らえることに。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月28日 】〈注目〉中国でスタバの売り上げが激減している理由。=前節=「安い中国」「中国発のデフレ」が世界を破壊する!? =Wedge_Report 【チャイナ・ウォッチャーの視点】 2023年06月24日 / 高口康太( ジャーナリスト、千葉大学客員教授) 中国がデフレに陥ったのではないか。 昨年来、ささやかれている懸念だ。確かに2023年通年の消費者物価指数(CPI)は0.2%にまで落ち込んだ。 気づけば、万年デフレと揶揄されてきた日本と逆転している。日本が「失われた30年」からようやく抜け出そうとしている今、代わりに中国が長い長い停滞に入りつつあるのではないか……。中国では不安が広がっている。中国のデフレ傾向はマクロ経済の視点から需要不足のあらわれとして説明されることが多いが、企業や消費者の視点から見ると過去10年以上にわたって続いてきた中国の発展モデルの“到達点”である。2010年代の中国の飛躍を支えてきた、この発展モデルは中国に何をもたらそうとしているのか。“中国流”に巻き込まれたスタバ 米スターバックスの23年10~12月期決算が中国で話題となった。中国市場での平均客単価が前年同期比9%減と大きく減少したためだ。4~6月期は1%、7~9月期が3%のマイナスで、下げ幅は次第に拡大しつつある。 その要因となったのが強力なライバルの登場にある。ラッキンコーヒーやコッティ・コーヒー、ラッキーカップなどの中国ローカルの新興コーヒーチェーンが急拡大している。 新興チェーンの売りは安さ。定価でもスターバックスの半額以下だ。その上、値引きキャンペーンが頻繁に実施されているほか、割引きクーポンもどっさり配られている。 また、中国社会にあった話題作りのうまさでもローカル企業に軍配があがる。好例が中国トップ酒造メーカーのマオタイ酒とラッキンコーヒーがコラボした酒入りコーヒーだ。売り切れ続出の社会現象的なバズとなった。 スタバも今年2月に豚の角煮風味のラテという話題作り優先のゲテモノ飲料を投入した。 “中国流”の戦いに巻き込まれたわけだ。もっともスタバの看板があるだけに、ブランドイメージを壊すようなキャンペーンは難しく、角煮ラテという冒険をしたとはいえ、一歩劣っている印象だ。 価格面でもスタバは“中国流”に巻き込まれつつある。新製品の価格を抑え、デリバリーでの注文だけという方式でこっそり割引きクーポンを出すなど対策を講じるようになった。これが先ほどの客単価にはねかえってきたわけだ。 さすがにスタバにとってさすがに大々的な値引きは御法度だ。ブランド戦略、価格戦略を崩壊させかねない。一方、中国の新興コーヒーチェーンはコーヒーで儲けることが目的ではない。「客を集め、その勢いを見てフランチャイズ加盟希望者を集め、規模を拡大する」というステージにあるので、赤字上等の大胆な値引きが可能だ。 消費者から見れば、赤字覚悟の価格戦略を行っている新興コーヒーチェーンの商品はお値段以上の価値がある。つまるコストパフォーマンスが良いとみることができる。高い値段を支払ってもスタバが提供する味、雰囲気、ブランド力などの“価値”を手に入れたいという客と、お値段以上のお得さがある新興コーヒーチェーンで良いという客とに分かれるわけだが、後者の数が増えているのが今の中国だ。 高級ブランドの「平替」の行き詰まり こうした動きは、中国では「消費降級」(消費ダウングレード)、「平替」(高級品を通常価格の品物に代替する)というビジネス用語で理解され、コーヒー業界に限らずさまざまな業界の指針となっている。たとえば日経自動車メーカーも、中国メーカーの激烈な値引きについていけず後手に回っている……というスタバと同じ苦境に陥っている。 別のパターンもある。小売分野では消費期限切れ間近の商品を値引きして販売するチェーン店が人気だ。昨年、大手値引き販売チェーンのHot Maxx(好特売)を訪問した。酒やお菓子など同じ種類の商品を大量に並べる店舗デザインは日本のバッタ屋と似ている。 訳あり商品を大量に仕入れて安く販売しているのだと視覚から訴えてきているのだが、実際にモノを見てみると一般のスーパーで販売されている商品と消費期限はさほど変わらない。実は値引き販売チェーンが登場した初期は実際に訳あり商品、消費期限切れ間近の商品を集めていたようだが、規模が拡大していくと仕入れが追いつかなくなる。結局、普通に仕入れて販売する、バッタ屋を装った、ちょっと安い普通のお店になっている。商品を製造しているメーカーからすると、価格下落やブランド力低下につながりかねないが、急拡大する値引き販売チェーンを逃すわけにもいかず、悩ましい。 「中国のロレヤル」になる――。壮大な野心を掲げて台頭した化粧品メーカーが逸仙電商(YSG)だ。主力ブランドのパーフェクトダイヤリーは日本でも展開している。16年の創業からわずか4年で米ニューヨーク証券取引所に上場し、時価総額1兆円を突破した。 OEM(相手先ブランドによる受託製造)をフル活用し、低価格ながらお値段以上の品質を実現したこと、顧客をグループチャットに登録させることでテレビやウェブなどに頼らなくても宣伝できるプライベートトラフィック(広告費を支払うパブリックトラフィックに対比して、無料で情報を伝達できる伝達チャネルを指す)を活用したこと、この2つの革新的手法を武器にのしあがったとされる。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406270000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/28
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 陸軍の軍人さんがこっそり黒竜江省へハイキングしていたところ、中国軍がスパイと認識し嬲り殺しにする(1931年=中村大尉事件)。 ◆ 練馬区の不動産屋が、不法に物件を占有している一家を血祭りに挙げて退去させることに成功(1983年)。 ◆ 松本智津夫が、ビートたけしの向こうを張って自分の名前と同じ都市で毒ガスパフォーマンス(1994年=松本サリン事件)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月27日 】〈なんでこんなに安いのか?〉中国製EV、越境EC…=後節=格安を実現している見落とせない理由、G7サミットでも問題視された安すぎる中国製品 =Wedge_Report 【チャイナ・ウォッチャーの視点】 2023年06月24日 / 高口康太( ジャーナリスト、千葉大学客員教授) 安さを生み出す“思考実験” EVよりももうちょっと身近なところで、中国の“安さ”を感じるのが越境EC(国境を越えて商品が移動するネットショッピング)だ。ガジェットや日用品などをカバーするティームーやアパレルに強いシーインは日本でも利用者を急拡大させている。 粗悪品や模倣品が売られていることもあり、中国の「安かろう悪かろう」を世界に売りさばいているようなイメージを持つ人が多い。だが、実はそのビジネスモデルを解剖すると、なるほどと驚くような仕組みが隠されている。 ここでは例としてティームーを取りあげよう。 ティームーを運営する中国企業ピンドゥオドゥオの創業者コリン・ファンが執筆したブログ記事「資本主義をひっくり返す」が先日、ツイッターで話題となっていた。資本主義においては富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなるというメカニズムがあるが、それを逆転させるような資本主義的メカニズムを考案できないかと考察を進め、一つのアイデアを提案している。それが“逆転保険”だ。そのアイデアを要約すると次のようになるだろうか。 半年後の冬になったら必ずダウンジャケットを買うから安くして。1000人の消費者がこのような約束をしたら何が起きるだろうか。もし消費者が先払いするのならば、メーカーはおそらく3割は値引きするだろう。いや、前払いじゃなくてもよい。購入するという契約だけでも(クレジットヒストリーに傷がない消費者という条件付きなら)8%は値引くのではないか。これはある意味で逆転保険と言える。通常の保険は貧乏人が金持ちに金を支払って将来の安定を買うのだが、逆転保険では金持ちが生産リソースの確実な配置を値引きという形で買うのだから。 確実な需要という情報を提供することと割引きという金銭的利益を交換する、すなわち逆転保険という仕組みを成り立つのではないかという思考実験だ。これはたんなるアイデアにはとどまらず、ピンドゥオドゥオやティームーに大きな影響を与えている。 ピンドゥオドゥオは既存のECとは異なったサイトデザインをしている。アマゾンや楽天といった、従来型のネットショッピングモールでは検索やランキングの閲覧など、消費者の主体的な行動からスタートする。一方、ピンドゥオドゥオは検索もできるが、基本的にはリコメンドから欲しいものを見つけることが前提とされている。 アマゾンなど他のECにもリコメンドはあるが、ピンドゥオドゥオやティームーの徹底ぶりは一味違う。トップページを開くと、商品の一覧が無限に並んでいる。検索のための文字入力といった手間をかけなくても、だらだら眺めているだけで欲しいものが見つかる。検索欄もあるが、漢字一文字入力しただけで、その文字と関連する今の売れ筋商品などが表示されるなど、ここでもリコメンドを徹底している。消費者が何を欲しがっているのか、データから予測してアプリが提案する。リコメンドに採用された商品はほぼ確実に一定以上の売上をあげることができる。この確実な需要と引き換えにして、製造企業側に安く販売させる。逆転保険における消費者の約束を、データに基づくリコメンドに置き換えたサービスなのだ。 アリババを超えたイノベーション 消費者の興味関心に基づくマーケティングとネット販売というビジネスモデルはインタレストコマースと呼ばれる。アイデア自体は目新しいものではなく世界各国の企業が取り組んできたが、ピンドゥオドゥオ(そしてティームー)はもっともスマートな形で成功した企業の一つだろう。粗悪品も含まれた怪しげな激安商品を、もっとも洗練させた手法で売っている。同じ中国企業であるアリババグループと比較すると、ピンドゥオドゥオの革新性はより理解できる。現在、ピンドゥオドゥオの株価はあの中国EC最大手のアリババグループを上回っている。アリババでもピンドゥオドゥオと同じ商品が売られているが、インタレストコマースを駆使した成長性の高さが市場に評価された結果だ。 アリババもリコメンド重視などの対抗策を打ち出してきたが効果をあげられていない。より巨大な資本力を持ち、同じ商品も販売しているアリババですら、ピンドゥオドゥオのイノベーションに太刀打ちすることは難しい。 安い中国製品の氾濫、その理由のすべてを補助金など中国のアンフェアな行いに求めることはできない。問題があることも事実、だがその中に強力なイノベーションが生まれていることを認知しなければ、中国製品の増加という現実に対処することはできないだろう。・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406260000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/27
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 平清盛の気まぐれでエキゾチックな神戸に首都を移す(1180年)が、源頼朝が伊豆半島で暴れ始めたんで数ヶ月で京都に戻る破目に。 ◆ ハーメルンで、130人の子供が知らないおじさんについて行っていなくなる(1284年)。 ◆ 京都の西陣が応仁の乱以来ずっと軍事基地となっていると思って、米軍が空襲(1945年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月26日 】〈なんでこんなに安いのか?〉中国製EV、越境EC…=前節=格安を実現している見落とせない理由、G7サミットでも問題視された安すぎる中国製品 =Wedge_Report 【チャイナ・ウォッチャーの視点】 2023年06月24日 / 高口康太( ジャーナリスト、千葉大学客員教授) 主要7カ国首脳会議(G7サミット)がイタリア・プーリアで開催された。その首脳宣言には、“安すぎる中国製品の輸出ラッシュ”に関する懸念が盛り込まれた。われわれは中国に危害を加え、経済発展を妨げようとはしていない。事実として、世界のルールと規範を守る形での成長する中国はグローバルな利益に資するものである。しかしながら、中国が継続的に行っている産業政策、広範囲にわたる非市場的政策と慣行を懸念していることを強く表明する。ますます多くの分野において世界的な波及効果、市場の歪み、有害な過剰生産能力を生み出すものであり、私たちの労働者、産業、経済の回復力と安全保障を損なっている。 中国製品の氾濫は今に始まった話ではないが、この1年あまり、改めて注目が集まっている。2000年代初頭に中国が世界貿易機関(WTO)に加盟した後、安い中国製品が世界を席巻した、いわゆる「チャイナショック」になぞえらえて、「チャイナショック2.0」の到来したという声まで上がっている。 過去のチャイナショックでは鉄鋼、衣料品、家具、プラスチック製品、玩具、家具など低付加価値の品目が中心だったが、現在の中国の輸出品は日本を抜き輸出台数世界一となった自動車やリチウム電池など高付加価値製品にまでおよぶ。まさに首脳宣言が言うところの「ますます多くの分野」というわけだ。計り知れない天文学的な補助金 中国はどのようにして安すぎる製品を作っているのだろうか。外資参入を阻む有形無形の参入障壁、中国強制的な技術移転を要請される、地元企業を優遇する政府調達などもよく取りあげられるが、もっとも話題に上がるのが補助金だろう。ワシントン国際貿易協会(WITA)によると、2019年時点で少なくとも2210億ユーロ(約37兆3000億円)。対国内総生産(GDP)比で1.73%、経済協力開発機構(OECD)主要国と比べると3~4倍という高水準だという。 いや、この天文学的金額ですら過小評価の可能性が高い。それというのも、中国の企業支援はきわめて複雑で、その全貌はまったくわからないからだ。 直接的な資金提供以外でも減税措置や市場価格より安価での土地提供、銀行融資獲得の仲介、さらには政府系ベンチャーファンドによる出資といった手段が確認されている。企業支援の主体も中央政府だけではなく、省政府や市政府、さらにはもっと下級の区や鎮などの自治体が動いていることもあれば、国有企業や銀行が支援するケースもある。上述の約37兆円という金額に“少なくとも”と注釈がされているのも納得だ。 という風に説明すると、やはり中国の安さは不公正なやり口がもたらしたものという印象を覚えるが、実はすべてが “ルール違反”とは言いがたい。WTOの補助金協定では総額に対する規制はなく、補助金がいかに巨額であってもそのこと自体は協定違反ではない。 禁止されているのは輸出拡大や国内企業を有利にすることを目的とした、国や公的機関による補助金だが、外資企業も受け取っている補助金もあり、無数にある中国の補助金のうちどの程度が違反に該当するのかは不透明だ。EVは安くても高い利益率を保持 そんなはずはないと思われる方も多そうだが、中国企業との最前線でしのぎを削っている、中国進出外資系企業の態度は冷静だ。在中国米企業の団体である米国中国商会の24年版白書によると、「中国企業と比較して、あなたが所属する業界での外資企業の待遇は?」とのアンケート調査では、中国企業が優遇されているとの回答が31%、同等が60%、外資企業が優遇されているが10%という結果となった。 同様に在中日本企業の団体である日本中国商会が24年第1四半期に実施した「会員企業景況・事業環境認識アンケート」の「事業環境の満足度」という設問では非常に満足および満足が57%、非常に改善して欲しい及び改善して欲しいが43%という結果であった。少なくとも差別的待遇にすべての企業が怒り心頭という状況ではない。 また、話をもとに戻すと、「中国はどのようにして、安すぎる製品を作っているのだろうか」という問いの答えには、「技術的蓄積や効率改善」というごくごくまっとうな取り組みも含まれてくる。 たとえば安さで世界を驚かせている中国EV(電気自動車)だが、その競争力の源泉となっているのは製造コストの減少である。中国のEVが安いのは、中国企業が安く作れる技術革新を続けているからという側面は見逃せない。自動車業界には累積生産量が倍増するたびに一定の比率で製造コストが減少するという、いわゆる「ライトの法則」として知られる経験則がある。 この法則はEVにも共通しており、世界最大のEV製造大国である中国は量産を重ねることでコストを引き下げることに成功し、今年はついに「油電同価」(同グレードの内燃車とEVが同価格)「電比油低」(EVのほうが内燃車より安い)がうたわれるまでになった。特にトップメーカーである比亜迪(BYD)は今年、大々的な値下げ競争をしかけたことで話題となったが、それでも利益率は下がるどころか逆に上がっている。 中国メディア・南方都市報は「今年第1四半期、BYDの平均販売価格は前年同期比17.2%減の14万2000元に下がったが、1台あたりの利益は12.1%増の3万9800元に増加したと推定されている」と報じた。「補助金を原資とした値下げで他企業を潰そうとしている」と見られることも多いが、少なくとも決算資料からは「安く作れるようになったので値下げした」という別の構図が見える。 確かにBYDは多額の補助金を受領しているほか、中国各地に分布する工場の建設は地元政府の支援を受けている。産業政策の追い風を大いに受けているわけだが、それと同時に安く高品質なEVを作る技術も大きく向上させ、他社を大きく引き離している。ことほどさように、中国製品の安さは補助金が理由なのか、技術力が源泉なのかを判別することは難しい。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406250000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/26
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 江戸幕府、長崎の沖合にオランダ人の収容所を設置(1641年)。 ◆ 時が流れ、金日成が冷戦に満足できず、38度線を越えてものすごくホットなバトルロワイヤルを仕掛ける(1950年)。 ◆ 宮城道雄が寝台急行銀河に乗車中、何を勘違いしたか自分の生涯を途中下車(1956年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月25日 】梅雨に入り、筆に黴が生え・・・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406240000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/25
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ とあるビジネスマンが仕事で自家用機を操縦している最中にUFOを目撃(1947年=ケネス・アーノルド事件)。三日月形の物体だったのだが伝言ゲームからか俗に空飛ぶ円盤と呼ばれることに。 ◆ ドイツの西側で通貨改革と言う騙し討ちをされたソ連、怒ってベルリンの西側を兵糧攻めにする挙に出る(1948年)。これに対し、翌々日から早くも西側の飛行機がソ連の占領している真上を飛び交うことに。 ◆ 京福電気鉄道が2年連続でエクストリーム・鉄道事故の快挙を達成(2001年)。余りの事態に国土交通省も看過できず、同社に対し福井県にある路線を没収・えちぜん鉄道へ移管という処分を下した。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月24日 】梅雨に入り、筆に黴が生え・・・・・・・代筆にては紙に馴染まず ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406230000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/24
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ ナポレオン・ボナパルト御一行がロシアへの遠足に出発、物見遊山の長期滞在、その後の地獄を誰もが予想できなかった(1812年)。 ◆ アメリカ軍が沖縄を解放した記念日。沖縄県民にとって最も大切な聖日で、毎年盛大に祝われる(1945年-沖縄戦の組織的抵抗が終結)。 ◆ 日米安全保障条約が、ゲバ棒やら火炎瓶が飛び交う中で大騒ぎした挙句、無事安穏に自然延長(1970年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月23日 】梅雨に入り、筆に黴が生え・・・・・・・ ずる休み ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406220000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/23
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 炬燵に入ってカニ鍋に熱燗なんて時期は当の昔に終わっているのに、何故か本日はカニの日。でかいカニの看板で有名な料理屋がこの日にしたんだとか。 ◆ 神田の映画館で赤い布を振り回して破目を外した連中が、御用となる(1908年=赤旗事件)。 ◆ 永井荷風のアーン♥♥小説を面白半分で載せた雑誌、当局の検閲によって陽の目を見ずに終わる(1972年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月22日 】日本にとって最悪シナリオ 北朝鮮が「ベラルーシ化」する日 =終節=プーチン、金正恩首脳会談から見えてきたこと=Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月14日 / 佐々木正明( ジャーナリスト、大和大学社会学部教授) 米国は再三にわたり、北がロシアへ武器を供給していると警告してきた。仮に2億5000万ドル(約355億円)相当の売却があったとしても、北の国内総生産(GDP)の約1%に相当する。孤立している北朝鮮にとっては、貴重な外貨獲得手段となる。 今年7月に平壌で朝鮮戦争休戦70周年記念式典が行われた際には、プーチン大統領は、右腕であるショイグ国防相を平壌に派遣した。金総書記は外国人として初めて個人の執務室にショイグ氏を迎え入れたとされ、ショイグ氏も北は「ロシアにとって重要なパートナー」として、「われわれは共通の国境と豊かな協力の歴史によって結びついている」とほめたたえた。 ショイグ氏が帰国した後も交流は続いた。モスクワから露空軍のイリューシンIL-62M機が直行し、平壌国際空港に約36時間止まっていることが確認されている。また米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、別のロシア当局グループが北を訪問していたことを明かしている。 ロシアと北朝鮮は両政権幹部の事務方が緻密に下交渉を重ね、満を持して、首脳会談の実現へと導いたのである。 さらなる関係性発展の可能性 2度目の首脳会談は数時間に及び、公式晩さん会へと移った。ロシア側はカムチャッカ半島の特産物であるカニを材料にした水餃子「ペリメニ」やキャビアなどのコースでもてなした。 金総書記は会談で、「わが国にとって最優先事項はロシアとの関係だ」と言った。さらに、米国や日本などを念頭に、「われわれはプーチン大統領とロシア指導部の決定を常に支持し、帝国主義との戦いで共に戦っていく」と強調した。 北にとって長引く制裁網とコロナ禍のダメージから脱出するにあたって、外貨や食料、エネルギー資源を得られるロシアとの関係強化は渡りに船だ。しかも、北が懇願する形でロシアに接近したのではなく、むしろ、プーチン政権が北への政策を転換したことで、向こうからすり寄ってきたのである。 プーチン大統領は会談後、露国営メディアレポーターの直撃取材を受け、「金総書記とは心を開いて意見を交換し、二国間関係だけでなく、地域の問題について話しあった」と語った。 さらに、ロシアは国連決議の対北制裁を解除するのかと質問を受け、「ロシアは軍事協力面での国際義務を遵守する。しかし、ルールの範囲内で可能性はある」「ロシアは国連安保理理事国の一員であり続ける。そして、一方で、全ての分野で北朝鮮との関係を発展させる」と述べた。 ペスコフ露大統領報道官も「ロシアは国連安全保障理事会での立場を維持しているが、それが露朝関係のさらなる発展を妨げることはできないし、妨げることもないだろう」と語っている。 北から武器・弾薬の供給を受けることについての情報は表に出ていないが、制裁逃れを指摘されながらも、北との関係強化を図るという相矛盾したプーチン政権の姿勢は、「(ウクライナ戦争で)ロシアの勝利以外選択肢はない」(ショイグ国防相)とする強い意志の表れに過ぎない。 今回の金総書記の極東ツアーは大掛かりになるようだ。プーチン氏は、北の訪問団が今後、ウラジオストクやコムソモリスク・ナ・アムーレの軍需工場を視察することも明かした。宇宙開発や農業面での支援強化も図るといい、冷戦時代の友好関係以上の関係性が深まるかもしれない。 日本も想定すべき最悪のシナリオ 北はこの日にあわせて、日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射し、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外側に落下した。格好の覚悟の表れだ。ロシアの支援を受けた北の「核」「ミサイル」は日本にとってさらに脅威になる恐れが出てきた。 最悪のシナリオは、北の「ベラルーシ化」だろう。ロシアはウクライナ侵攻のどさくさに紛れて、戦術核をベラルーシに配備し、さらに、民間軍事会社ワグネルの戦闘員まで派遣し、ウクライナを支援する隣国ポーランドやバルト三国を刺激して見せた。 ウクライナ危機の深刻化に伴ってVUCA(「Volatility」(不安定)「Uncertainty」(不確実性)「Complexity」(複雑性)「Ambiguity」(曖昧性)の4つの頭文字を取った)の時代がさらに顕著になっている。 まさに一寸先は闇の中で、北の「ベラルーシ化」は懸念される1つのシナリオに過ぎないが、もし、ロシアがウクライナ支援国をけん制するためワグネルのような戦闘員を北に送ったら、日本はどう対処するのか? 欧州はいま、ロシアの核の脅威にさらされているが、日本も同様の危機に直面するリスクは、今回の北への接近で高まったと言わざるを得ない。 今回、プーチン大統領と金総書記は何を話し合ったのか、今後、どのような手段で関係を強化していくのか――。さらに、ウクライナ情勢への波及がどれほどあるかは、米国、韓国と一緒になって、監視を強化し、情報共有を密にしていく必要があるだろう。 今回の会談を、中国の習近平政権がどう評価するかも、情勢を見極めるうえで、重要なポイントになる。 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406210000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/22
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ ハゲ呼ばわりされた明智光秀が、織田信長をエクストリームスポーツ・放火によって本能寺もろども焼失させる(1582年)。 ◆ アメリカ合衆国の憲法が施行される(1788年)が、人権に関する決まりが記されていなかった欠陥が見つかり、翌年には早々と憲法改正を行う破目に。 ◆ 自民党に見切りを付けたルーピーを初めとした議員10人が新党さきがけを結成。これが後の民主党の原型となる(1993年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月21日 】日本にとって最悪シナリオ 北朝鮮が「ベラルーシ化」する日 =中節=プーチン、金正恩首脳会談から見えてきたこと =Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月14日 / 佐々木正明( ジャーナリスト、大和大学社会学部教授) ウクライナ戦争で関係が180度転換 昨年2月に始まった「プーチンの戦争」は、21世紀の国際社会に大変化をもたらした。中立政策を取っていたスウェーデン、フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟の動きや、ドイツの国防費増額、日本とロシアの平和条約交渉の中断などがそれにあたる。 今回のロシア・北朝鮮の接近も同様で、まるでオセロゲームで白から黒へ、黒から白に変わるような地政学的な180度転換と言えるだろう。 これまでロシアは、国連の制裁下にある北に深くコミットすれば、自国の経済に大きな痛手をくらうため、あえて積極的に「火中の栗」を拾ってこなかった。 プーチン政権はかつて、北の核開発についても欧米と足並みをそろえ、非難する立場になったこともある。極東ウラジオストクで金総書記と初会談を行った2019年4月の際も、「直接会談を果たしただけがプラス」(露専門家)であり、ロシアは北が期待するような援助を約束することもしなかった。金総書記はあまりにも冷淡なプーチン大統領の態度に不快感を抱き、日程の途中で予定を繰り上げ帰国したとの情報もある。 21年6月の際も、プーチン大統領は会見で北の核ミサイル開発問題の解決策について問われ、多国間での経済協力の推進を糸口とすることを提唱しており、この時も深く関与したりはしなかった。 2度目の会談で、プーチン大統領が格下にある国家元首にこれほどまでに厚遇したことは、状況が全く異なっていることを如実に示している。 一方で、ロシアにとって9月は「アジア外交の季節」であり、「東方経済フォーラム」が行われるウラジオストクは、日中韓や他のアジア諸国と関係性を深める舞台として使われた。領土問題を打開しようと、プーチン大統領は安倍晋三元首相とも頻繁にウラジオストクで会談を重ね、日露関係の命運はこのウラジオの会談成果がカギを握るといっても過言ではなかった。 それが、ウクライナ侵攻が始まり、情勢は一変した。まさかこの極東の舞台が、今度は日本に刃を向けるホットスポットになりかねない場所に転化したことは、歴史の大いなる皮肉といえまいか。 ロシアは、自国への制裁強化が促進されることも計算ずくで、今回、北と接近したことを考えれば、今後、ロシアからの軍事協力の度合いが増し、北東アジア全体の安全保障環境が著しく変化していく事態も想定しなければならないだろう。互いに距離を詰めていった両国 今回の急接近は、ウクライナ大規模侵攻開始以降に、両国が徐々に距離を詰めていった、緻密な外交戦術の成果とも言える。 侵攻開始5日後の22年2月28日、北の外務省報道官は声明を出して「他国への強権と専横を日常のものとしている米国と西側の覇権主義政策に根源がある」と旗幟を鮮明にし、米国に責任があると主張した。 北はその後、国連総会などで提議された対露非難決議案にも全て反対の立場を取った。そうした中で、金総書記は昨年10月7日のプーチン大統領の70歳の誕生日にあわせ祝電を用意し、「地域の平和と安定を守り、国際的な正義を実現するための戦いで両国の相互の指示と協力がかつてないほど強化されている」と雨天の友になり得るとラブコールを送って見せた。 一方のプーチン政権も、ウクライナ支援を続ける米国、日本、韓国にとって脅威となる北の核ミサイル開発に真っ向から反対することはなくなった。むしろ容認する姿勢さえ示し、昨年10月に北が日本上空を通過するミサイルを発射した直後に行われた国連安全保障理事会の緊急会合で、ロシア代表は「(日米韓の)短絡的で敵対的な軍事行動がミサイル発射を招いた」と、北朝鮮を擁護した。 昨年12月には北への石油輸出を再開させた。国連のデータによると、ロシアは北朝鮮に今年4月までに6万7300バレルの石油精製品を輸出したこともわかっている。 北朝鮮の経済規模は極めて小さい。そして、旧ソ連製の兵器を使っている北はロシアに武器・弾薬を供給できる数少ない国とも言われる。 米国は再三にわたり、北がロシアへ武器を供給していると警告してきた。仮に2億5000万ドル(約355億円)相当の売却があったとしても、北の国内総生産(GDP)の約1%に相当する。孤立している北朝鮮にとっては、貴重な外貨獲得手段となる。 今年7月に平壌で朝鮮戦争休戦70周年記念式典が行われた際には、プーチン大統領は、右腕であるショイグ国防相を平壌に派遣した。金総書記は外国人として初めて個人の執務室にショイグ氏を迎え入れたとされ、ショイグ氏も北は「ロシアにとって重要なパートナー」として、「われわれは共通の国境と豊かな協力の歴史によって結びついている」とほめたたえた。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406200000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/21
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 世界難民の日。国際連合総会で発議採択。因みに、ルイ16世一家がオーストリアへの逃亡を図った日(1791年)でもある。 きしくも、マリー・アントワネットの愛人であったフェルセンが民衆により惨殺され(1810年)全裸で側溝に投げ捨てられる。 ◆ 18歳の少女がイギリスの女王になり(1837年)、以後の64年間の治世で文字通りの大英帝国を完成させる。 ◆ ニューヨーク市のスタテンアイランドの「ホワイト・ハウス」と呼ばれる豪邸に居を構え、全米のマフィアを仕切るコミッションに上り詰めたカステラーノが肉屋の息子として生まれる(1915年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月20日 】<プーチン、北朝鮮訪問へ>ソ連時代の首脳は訪朝しなかったのになぜプーチンは北朝鮮に接近するのか? =後節= =Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月18日 / 佐藤俊介( 経済ジャーナリスト) 踏み込んだ一線 現在のウクライナ侵攻において、ロシアはウクライナ東部ハリコフ州の戦線で攻勢をかけていると報じられているものの、領土の大幅な占拠拡大などの事態には至っていないもようだ。 さらにイタリアで開催されたG7では、ロシア中央銀行の凍結資産をウクライナ支援に活用する方針が決まったほか、米国が二国間の安全保障協力協定をウクライナと結ぶなど、ロシアに対抗するG7の姿勢に、現時点で大きな変化は見られない。昨年12月に米政府が打ち出したロシアと中国などの第三国の貿易を事実上抑制する制裁が効果を発揮しているとみられる。 これに対しプーチン大統領は、G7開催中の7月14日、ウクライナとの将来的な停戦に至るには、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島と、さらにロシア側が「併合」を一方的に宣言したウクライナ南、東部の4州を放棄することが条件になると表明した。合わせて、ウクライナが将来的な北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する必要があるとも主張した。 いずれも、ウクライナ側がこれまでも拒否してきた案件であり、受け入れられる余地がまったくない内容だ。ロシア側はむしろ、停戦の見込みが、現時点ではまったくないことを欧米諸国に主張する狙いがあったとみられる。 プーチン氏がさらに、北朝鮮訪問に踏み切れば、同国の武器供与を受けてウクライナ侵攻が今後さらに長期化し、アジア太平洋地域の安全保障環境が著しく悪化するというメッセージを、欧米諸国に突きつけることになる。 ただ、ソ連時代の歴史が示すように、ロシア・北朝鮮がどこまで信頼できるパートナーシップを構築できるかは不透明だ。北朝鮮の軍事力が極度に高まることは、北東アジアに領土を持つロシアにとっても好ましいことではない。プーチン大統領は、長期化するウクライナ侵攻の出口が全く見えなくなるなか、危険な〝禁じ手〟に手を出しているのが実情だ。 さらに北朝鮮は実際には、貿易の9割超は中国との間で行っており、ロシアは数%に過ぎないとされるなど、中国と比較してロシアの存在感は決して高いとは言えないのが実情だ。 そのような環境下で北朝鮮を自陣営に取り込もとうとするロシアの戦略はむしろ今後、北朝鮮側のペースで進められる状況も考えうる。プーチン氏の戦略は、過去を振り返るならば、むしろ同氏が置かれた厳しい状況を浮き彫りにしている。・・・・・・・・おわり 日本にとって最悪シナリオ 北朝鮮が「ベラルーシ化」する日 =前節= プーチン、金正恩首脳会談から見えてきたこと=Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月14日 / 佐々木正明( ジャーナリスト、大和大学社会学部教授) ロシアのプーチン大統領が9月13日、極東アムール州ボストーチヌイ宇宙基地に北朝鮮の金正恩総書記を招待し、4年5カ月ぶりとなる2度目の首脳会談を行った。両者を結びつけたのは、ロシアのウクライナ侵攻継続への強い意欲と、経済制裁やコロナ禍で受けた甚大なダメージを回復させる北朝鮮の思惑が一致したから。4年5カ月ぶりとなる2度目の首脳会談では、プーチン大統領(右)と金総書記の距離が大きく縮まった(ロイター/アフロ) ロシアは北朝鮮から、喉から手が出るほどほしい弾薬や兵器を入手し、北朝鮮は外貨や食糧、エネルギー資源に加え、「核」「軍事衛星」「潜水艦」技術をも得る可能性がある。相思相愛の反米連合の二国間関係が強固になれば、北東アジア全体の安全保障環境がさらに「瀬戸際」に追い込まれる恐れがある。日本が警戒すべき最悪のシナリオは、北の「ベラルーシ化」だ。 会談の一挙手一投足を世界へアピール 遅刻魔で知られるプーチン大統領は今回、金総書記を丁重に出迎える役割にまわった。 13日午後、ボストーチヌイ宇宙基地の建物前で、防弾車で訪れた金総書記を笑顔で出迎え。40秒間も握手を交わしながら、「お会いできてうれしい。長旅でしたね」と声をかけた。 金総書記は「忙しいのにもかかわらず、招待をいただき感謝します」と応じた。 その後、2人はごく限られた少数の両国幹部、メディアクルーとともに基地の中に入り、ロシアの最新鋭ロケット「アンガラ」の組み立て工場や、ロケットの発射台を視察。ロシア側は同時中継でその様子を伝え、注目の高さがうかがえた。 国営テレビの記者は「金総書記は詳細に多岐にわたり、宇宙基地について質問をしている。これまでどんなロケットが発射されたのか? また今後はどんな計画があるかを聞いている」とつぶさに現場の状況をレポートした。また、金総書記は「この基地から発射されたロケットのエンジン出力はどれくらいか」と、ホスト役の職員に熱心に質問していた。 プーチン大統領は、北が進める人工衛星開発の支援を表明し、「(金総書記は)ロケット技術に大きな関心を示しており、宇宙開発も進めようとしている」と答えた。 ロシアの片田舎にある宇宙基地での両者の一挙手一投足ぶりは、世界中に伝えられた。 プーチン政権は今、自国に不利な報道を一切させない厳格な情報統制を敷いており、現場の報道陣の熱気ぶりは、プーチン・金会談の実現を大々的にアピールしようとする政権の姿勢が透けて見える。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406190000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/20
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 味方だと思って歓迎の準備をしていた鎌倉幕府の六波羅探題が、その援軍の大将に襲撃される(1333年=足利高氏らの攻撃)。 ◆ とある文士が愛人と一緒に玉川上水にてグッド・バイしているのが見つかる(1948年)。これを記念してか、その当人の墓標がファンによってさくらんぼまみれになる一日でもある。 ◆ 前日行われたライバルの□□プレイ生中継に恐れを為した自称「兜町の風雲児」が、警察署に自分からお縄にされる(1985年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月19日 】<プーチン、北朝鮮訪問へ>ソ連時代の首脳は訪朝しなかったのになぜプーチンは北朝鮮に接近するのか? =前節= =Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月18日 / 佐藤俊介( 経済ジャーナリスト) ロシアのプーチン大統領が、間もなく訪朝に踏み切る。経済面では命綱である対中貿易を米国の制裁で抑制され、主要7カ国首脳会議(G7サミット)では一層のウクライナ支援が打ち出されるなか、ロシアは北朝鮮への接近を通じ、対抗姿勢を示す構えだ。北朝鮮による軍事協力でウクライナ侵攻を長期化させ、北のミサイル開発を支援することで北東アジアの不安定化を引き起こし、欧米や日本などを恫喝する戦略といえる。 第二次世界大戦後、北朝鮮の生みの親であった旧ソ連の首脳は北指導部への不信感から、誰一人訪朝することはなかったとされる。その前例を2000年に打ち破ったプーチン氏は、国際社会を翻弄する〝カード〟として北朝鮮との接近を利用する姿勢を鮮明にしている。ただロシアと北朝鮮を結ぶのは、打算ともいえる利害関係だけで、プーチン氏の姿勢には危うさもつきまとう。弾薬が続々と 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が訪露する直前の昨年9月7日。米国の民間衛星会社は、弾薬を詰め込んだ約1000個のコンテナが北朝鮮からロシアに運び込まれ、さらにその一部がロシアのウクライナ国境から約200キロの弾薬庫に運び込まれた様子を捉えていた。 このような輸送は8月下旬以降、繰り返し行われていたという。あたかも、金氏の訪露に先駆けた〝儀礼〟ともいえる光景だった。 北朝鮮から輸送された弾薬は、前線で疲弊するロシア軍を確実に助けているようだ。米国防総省傘下の国防情報局(DIA)は今年5月末、ロシアがウクライナ東部ハリコフの再攻撃を図った際に使用した短距離弾道ミサイルが北朝鮮製だったと報告した。北朝鮮はロシアに対し、数百万発の砲弾を提供したとみられている。 惜しみなく砲弾を提供した北朝鮮に対し、ロシアは最大限の〝厚遇〟で答えている。昨年9月13日にプーチン氏は、ロシア極東のバイコヌール宇宙基地で訪露した金氏をもてなし、さらにロケット発射台などを紹介してみせた。 金氏はコムソモリスク・ナ・アムーレでは、戦闘機「スホイ35」「同57」の組み立て工場を見学。その後も北朝鮮が欲しているであろうロシアの軍事関連工場、また軍関連施設が、次々にロシア側から紹介された。 それから約8カ月後の今年5月、北朝鮮は新型エンジンを搭載した軍事偵察衛星の打ち上げに踏み切る。新エンジンは成功せず、打ち上げは失敗に終わったが、周辺諸国は驚きを隠せなかった。 新型エンジンは、ロシアなどが大型ロケットに使用していると思われる種類の燃料を使用したエンジンとみられているからだ。ロシアから技術供与を受けた可能性が高い。 ロシアはさらに4月には、国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁の実施状況を監視してきた専門家パネルを、拒否権を行使して活動終了に追い込んだ。北朝鮮が目指す軍事力強化を、技術供与を通じて支援し、さらに国連の制裁を骨抜きにする――。ロシアへの協力で北朝鮮が得た対価は、極めて大きいものだったことは間違いない。ソ連時代は訪朝せず しかし、訪朝というカードを使い、北朝鮮との関係を誇示するプーチン氏の手法は、旧ソ連時代の首脳が誰も訪朝しなかった事実を考えれば、極めて異例なものだ。 ソ連、ロシアと北朝鮮の関係とはどのようなものなのか。 第二次世界大戦が終結した時、朝鮮半島北部を占領していたソ連は、米国の影響下で1948年8月に韓国政府が樹立されると、翌9月に北朝鮮を建国させた。さらにソ連の後ろ盾を得て指導者となった金日成は、「南進統一」を提案し、その提案をスターリンは支持。 その結果、50年6月には朝鮮戦争が勃発する。戦争は約400万人ともいわれる膨大な数の犠牲者を出しながら、53年に休戦に至った。 ただ、北朝鮮はソ連の傀儡国家だったにもかかわらず、両国の関係は決して強固な同盟関係には至らなかった。背景には、北朝鮮に対するソ連側への強い不信感がある。 北朝鮮は戦後、多大な支援をソ連から受けて復興した。その後も経済、軍事両面で、ソ連崩壊直前まで支援を受け続けたが、ソ連が主導した経済協力機構への加盟を拒み、ソ連が中国と対立した際には、中ソ双方からの支援を受けるために北朝鮮は中立的な立場を維持したことから、ソ連首脳は北朝鮮を信用しなかったとされる。さらにソ連崩壊後のロシアの経済的混乱、民主化の流れのなかで、ロシア・北朝鮮の関係は一層疎遠になった。 しかし、そのような状況を大きく転換させたのがプーチン政権だ。大統領就任間もないプーチン氏は2000年7月に訪朝に踏み切り、北朝鮮指導部からミサイル開発を抑制するという言質をとった。 プーチン氏は当時、国際舞台ではほぼ無名の存在だったが、この訪朝により、直後に行われた沖縄サミットでは政治家としての自身の存在感と、ロシアの重要性を各国首脳に強烈に印象付けた経緯がある。 その後も、プーチン政権は北朝鮮と緩やかな接近を続ける。金正日総書記は01年、02年と訪露し、11年にも東シベリアのウラン・ウデで、当時のメドベージェフ大統領と会談した。 ロシアは12年には、ソ連時代の対北朝鮮債務の大半を免除し、残りの債務は両国間の経済開発に充てると発表。その後も制裁下にある北朝鮮からの労働者の受け入れや、エネルギー資源の提供など、ロシアは北朝鮮と緊密な関係を維持し続けた。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406180000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/19
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 時代の寵児だったナポレオン・ボナパルトがワーテルローの戦いに敗れ、百日天下が終焉し、タダのデブの囚人に(1815年)。 ◆ フランスから逃げ出したシャルル・ド・ゴールがラジオで大演説をぶって、時代の寵児となる(1940年)。&so、時代の寵児だった豊田商事の永野一男会長が、自らの虐殺プレイを生中継(1985年)。 ◆ 朝日新聞が時代の寵児だったリクルートの贈賄疑惑をスクープ、瞬く間に政界を含めて時代の寵児と言われる面々が追及されることに(1988年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月18日 】中国経済がはまる「日本型デフレ」の泥沼...消費心理「どん底」で安売り店が躍進 デフレマインド定着の危険=Reuters / ビジネス / 2024年6月15日(土) / 中国では一部の小売業者が低価格を売りに積極的にシェアを拡大し、大きな利益を手にしている。しかし、こうした経営戦略が厳しい価格競争を一段と激化させており、中国が慢性的なデフレに陥るのではないかとの懸念が高まっている。中国の安売り業者は、不動産危機や高い失業率、暗い経済見通しで消費心理が落ち込む中、何とか需要を掘り起こそうとコーヒーから自動車、衣料品に至るまで、あらゆるものを値下げしている。低価格帯の通販「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」のような企業は、電子商取引大手アリババなどライバルに対抗するために値下げに踏み切り、売上高が増加した。しかしエコノミストは、こうした戦略が成功したことによって、中国でも消費者の間に日本型のデフレマインドが定着し、慢性化するのではないかと危惧している。小売業者は何よりも価格で勝負するため、商品の納入業者は厳しいコスト圧縮を強いられ、利益率が圧迫される。その結果、賃金の伸びが鈍ったり、単発で仕事を請け負う低賃金の「ギグワーカー」への依存度が高まったりして家計の需要が打撃を受ける。豪メルボルンにあるモナシュ大学のヘリン・シ教授(経済学)は、「この状況が続けば中国は悪循環に陥るかもしれない。付加価値の低い消費がデフレを引き起こし、利益率が悪化して賃金が下がり、それがさらに消費を押し下げるという負の連鎖だ」と警鐘を鳴らす。 一方、直近の決算シーズンで安売り業者は利益が市場予想を上回り、競合他社を凌駕した。ピンドゥオドゥオを運営するPDDホールディングスは131%の増収を記録。フードデリバリーアプリの美団は25%、ディスカウントストアの名創と瑞幸咖啡(ラッキンコーヒー)もそれぞれ26%、42%の増収だった。<安売り業者間の熾烈な底値競争>消費者心理がどん底に近い環境では、価格こそが王様だ。中国の自動車メーカーは国内需要の低迷を受けて、ほぼ2年にわたり価格競争を繰り広げており、一部のディーラーや自動車金融会社はこの2カ月間に頭金なし、さらには金利ゼロなどのローンプログラムを開始した。米スターバックスは、「安売り業者間の熾烈な競争」(ラクスマン・ナラシムハン最高経営責任者)のせいで第1・四半期に中国での売上高が8%減少。この数カ月で割引クーポンの利用を増やし、価格をラッキンコーヒーに接近させている。 アリババの国内電子商取引部門であるタオバオと天猫(Tモール)、およびネット通販大手の京東集団(JDドットコム)は売上高の伸び率が1桁台だったが、いずれも決算後の電話会見で価格競争力が今後の成長のカギになると説明した。JDドットコムの創業者、リチャード・リュー氏が従業員に送った社内メモに、同社が「肥大化」していると書かれていたことから、JDドットコムが競争激化に対応して人員削減に踏み切るのではないかとの憶測が流れている。これはまさに国内需要の回復に不可欠な策とは正反対の動きだ。中国欧州国際ビジネススクール(上海)のアルバート・フー教授(経済学)は「長期的には価格競争によってさまざまな産業で弱小プレーヤーが淘汰され、生き残った企業は価格を引き上げてサプライチェーンに一息つかせることができるようになるかもしれない」と話した。ただ、こうした展開が可能になるのは、価格競争が引き起こす市場からの業者撤退を補うだけの雇用と所得が他の産業で創出された場合に限られるとくぎを刺す。フー氏は「デフレは深刻な問題であり、日本は30年以上もこれと闘ってきた。重要なのは賃金の伸びだ」と強調した。[ロイター] ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406170000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/18
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 赤信号か青信号かってことで警察と陸軍の組織を挙げた大喧嘩が勃発(1933年=ゴーストップ事件)。 ◆ ワシントンの水門ビルに忍び込んだ三流のコソ泥が、大統領の首を飛ばすヘマをやらかし逮捕(1972年)。大統領の盗聴、裁判もみ消し、司法妨害、証拠隠滅、等々の発端となる。 ◆ O・J・シンプソンが3日前に自宅で死んだ妻のことで揉めて、2時間ものエクストリーム・カーチェイスをする破目に(1994年)。因みに、2018年 - トヨタがル・マン24時間レースを優勝。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月17日 】・・・・・・・ずる休み・・・・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406160000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/17
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 秤屋とタイムレコーダー屋とパンチカードの会社が、経営不振だったもの同士合併(1911年=IBMの前身「C-T-R社」が設立)する。 やがてビッグブルーとしてコンピュータ世界に君臨するとは、当時誰も予想しなかった。 ◆ 第二次世界大戦でナチスに蹂躙される一方だったフランスの首相に第一次大戦の英雄が就任する(1940年)が、5日後には早々と白旗を掲げ国民の期待は裏切られることとなる。 ◆ 同志レオニード・ブレジネフが党の書記長だけで満足せず、ソ連のトップに就任(1977年)。なお6年後の同じ日に後任のアンドロポフが同じことをやり、いみじくもつるふさの法則の例証となった。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月16日 】 <キッシンジャーの悪夢が現実に?>緊張あっても表に出ない中露“結束”、分断する術はあるのか=Wedge_Report 【世界潮流を読む 岡崎研究所論評集】 2024年6月13日 / 岡崎研究所 キッシンジャー外交の評判は、1970年代初頭、世界に突然発表された米中和解で冷戦の力学を変えたことだ。ソ連は突然孤立した。2022年のロシアによるウクライナ侵略以来、西側諸国はこの手法を再現し、ロシアと中国の「無限」の関係を離そうと努めてきた。 しかし、どちらに接近するかについては意見が分かれる。欧州人は、ウクライナについて習近平を説得しプーチンに厳しく当たりたい。つまりロシアを孤立させたい。 しかし米国には中国がより危険な長期的敵対者であるとの総意がある。米国の戦略家は、ロシアを中国の側に追いやり、結果として世界の力の均衡が北京に有利になることを心配する。 長年の対中敬愛にも拘わらず、キッシンジャーは、死の直前に、弱体化したロシアが事実上中国の衛星国になり、その結果、中国の勢力圏がポーランド近くまで拡大することを懸念していると語った。 理論的には、中露の分断が解決策となるが、残念ながらその可能性は、近い将来はない。プーチン訪中の際の温かい歓迎は、中露関係の堅固さを証明している。 習近平とプーチンの絆は共通の世界観に基づいているため、強固だ。両者は、米国を主要な脅威とみなす独裁的な国家主義者だ。 今回の共同声明は、米国が中露を対象とした「二重封じ込め」政策を追求し、「覇権的」行動を取っていると非難する。中露は、米国が北大西洋条約機構(NATO)を欧州で、日韓比豪との二国間同盟をインド太平洋地域で形成し、中露を包囲しようとしていると考えている。中露の友好関係の維持は、米国等による「二重封じ込め」を防ぐためである。 長期的には、ロシアは中国への依存が高まることや両国間の力の差が拡大することを心配しているはずだ。ロシアは19世紀に中国から数十万平方キロメートルの領土を割譲させたことをよく知っている。 しかし、最近の中国の地図には、一部のロシアの都市が昔の中国名で表示されている。ロシアはこれには気付いているはずだ。しかし、これらの緊張は大部分が表面下に留まっている。これが1971~72年と今の重要な違いだ。 当時、中ソの対立は明白であり、それはニクソンとキッシンジャーに中国を誘い込む明確な機会を提供した。70年代にその機会を掴むためには、米国が中国の立場に、特に台湾について重要な譲歩を行うことが必要だった。 今日、中露分断を図るためには、恐らく台湾あるいはウクライナにつき一層難しい政策転換が必要となるだろう。米国にそのような動きをする意欲はほとんどない。少なくとも今のところは。 強固となった中露関係 この論説は、今の中露関係を離反できるかどうかを議論した興味深い記事である。 今、中露関係は地政学上、相互利益上も強固だとの指摘はその通りで、今の関係においても両国の間に緊張は有るがその緊張は当面表面には出て来ないとの見立てもラックマンの言う通りだろう。 さらに、中露離反を実現するには、キッシンジャーが1970年代に「米国が中国の立場に、特に台湾問題について重要な譲歩を行う必要があった」と指摘し、仮に今、中露離反の機会が出ても、台湾やウクライナについて難しい譲歩が必要となると直截に指摘する。非常に興味深い指摘で、彼の言わんとすることは理解できる。 過去のことはやり直すことはできないが、カウンター・ファクチュアル(反事実思考的)に考えれば、あの時あのような行動をしなかったならば、今こんなに苦労することもなかったのではないかと思うことはある。しかしラックマンは、「少なくとも今のところは」米国はそのような動きをする意欲はないと結論する。それもそうであろう。 ラックマンはこの記事の中で、キッシンジャーが死の直前に彼に、「弱体化したロシアが事実上中国の衛星国になり、その結果、中国の勢力圏がポーランド近くまで拡大することを懸念している」と語ったと明らかにしている。これも非常に興味深い話である。 プーチンは、5月16日に習近平と会談し、「新時代の包括的戦略パートナーシップ」を深化させるとした長文の共同声明に署名した。中露で軍事協力を深めること等を盛り込んだ共同声明には、米国の日韓両国との安保協力を念頭に、「北東アジアのパワーバランスを変えようとする覇権行為に反対」、貿易、金融、エネルギー分野等を例示し「国際経済の政治化に反対」、米国の「所謂二重封じ込め政策」に中露は対処していくと書かれた。強調された日米への非難 日本にも言及があり、原発処理水を「核汚染水」と呼び、「深刻な懸念」が表明された。日本の歴史認識などを念頭に「第二次世界大戦の歴史の否定や改ざんに反対」と記す。 米国、英国、豪州の3カ国による安全保障の枠組み「AUKUS」がアジア太平洋に及ぼす影響にも深刻な懸念が表明された。米国等による中露への経済制裁には、もちろん反対する。 「ロシア側はウクライナ危機の政治的・外交的な解決において建設的な役割を果たそうとする中国の用意を歓迎する」、台湾について「ロシアは『一つの中国』の原則を厳格に守り、台湾は中国の不可分の一部だと認め、あらゆる形の『台湾独立』に反対する」と書かれた。 さらに、米国を名指しして「自らの絶対的な軍事の優勢を維持しようと安定を破壊する企みに対し深刻な懸念を表明する」、米国のインド太平洋戦略などにつき「地域の平和と安定に否定的影響をつくり出している」等と書いている。中露の防衛分野での協力が、地域およびグローバルな安全保障の強化に寄与するとした。 米欧が凍結したロシアの資産から得られる利子をウクライナ支援に活用する動きを念頭に、外国政府による資産押収を非難した。5月17日付日経新聞は、「目立つのは日米への非難だ」と書いている。 今回のプーチン訪中には、2022年2月の中露声明のようなインパクトは窺えない。ウクライナ戦争の長期化に伴い、中国にとり中露関係の「無限性」の重要性は下がっているとの指摘もある。しかし、対露軍事支援についてのブリンケン等の対中圧力は強めていくべきだろう。・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406150000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/16
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ イングランドにてあれなジョン国王にブチ切れた貴族たちが、63か条に上るお約束を突き付けて無理矢理認めさせる(1215年=マグナ・カルタ)。 ◆ とある日本人留学生佐川一政がパリで某女性留学生をぴー、その直後に彼女を検閲により削除した上でオカズにしてディナーを堪能した(1981年=パリ人肉事件)。 ◆ 宮崎駿と高畑勲の本拠地がとある雑誌社のオーナーの支援により設立される(1985年=スタジオジブリ設立)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月15日 】 【魅力はあっても収入は少ない日本の観光業】世界的な評価を生かせていない現状、どう活用すべきか =後節= =Wedge_Report 【Wedge REPORT】 2024年6月13日 / 池上重輔( 早稲田大学 大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授) さて、皆さんが興味をお持ちであろうランキングの話をすると、24年は以下のようになっている。( )はスコアである。1位 米国 (5.24) / 2位 スペイン(5.18) / 3位 日本(5.09) / 4位 フランス(5.07) / 5位 豪州(5.0) / 6位 ドイツ(5.0) / 7位 英国(4.96) / 8位 中国(4.94) / 9位 イタリア(4.9) / 10位 スイス(4.81) このトップ10の顔ぶれは前回とほとんど変わっていない。シンガポールがトップ10から落ち、代わりに中国が入っている。トップ3は、前回はほぼ同率1位で、今回も微差ではある。観光収入は世界何位か? 次にアジア圏のランキングを見ると以下のようになっている。( )は世界ランク。1位 日本 (3) / 2位 豪州(5) / 3位 中国(8) / 4位 シンガポール (13) / 5位 韓国 (14) / 6位 インドネシア(22) / 7位 ニュージーランド(25) / 8位 マレーシア(35) / 9位 インド(39) / 10位 タイ(47) 一方で実際のインバウンドによる観光収入ランキング(20年)を見ると下記のようになっている。( )は億米ドル。1位 米国(702) / 2位 フランス(406) / スペイン(345) / アラブ首長国連邦(344) / 英国(331) / トルコ(266) / イタリア(221) / ドイツ(198) / メキシコ (170) / 10位 豪州 (170)~~~~ 28位 タイ(51) / 29位 日本(41) こうしてTTDI2024の順位と実際の観光収入を比較すると、日本はその旅行・観光競争力をうまく活かせていないように見えないだろうか? TTDIで先47位のタイよりも3位の日本の国際観光収入が低いのである。ス 付け加えるならCondé Nast Traveler (コンデナスト・トラベラーズ)という米国の大手旅行雑誌の読者投票による「最も魅力的な国」部門では日本がイタリア、ギリシャなどを抑えて1位になっている。本誌によれば52万人の読者による投票とのことで、一旅行雑誌が実施した投票であっても日本の人気が極めて高いことは理解いただけるだろう。 国際観光を促進するにあたって、言語の問題、国土を海で囲まれていることによるアクセスの問題などの障害もあるだろう。しかし、旅行・観光競争力の潜在性がこれだけ高いと“外部”から評価されていることは事実である。 多くの観光関連事業者の方が誠実に事業を営んでいること、いくつかの地方行政や観光地域づくり法人(DMO)が何とか海外誘客をしようと努力していることは十分理解しているのだが、どうも適切な方法論を学んでそれを実行できていないようにも思われる。逆に言えば、国、地域行政、DMO、観光関連事業者、非観光関連事業者、地域住民が適切な方法論を学び連携して観光地域経営を実践し続けることで大きな事業機会が開けるのである。 観光地域経営の目的は「地域住民の生活を向上させるために旅行・観光を活用すること」である。昨今オーバーツーリズムが問題視されることが少なくないが、オーバーツーリズム問題はつまりは、旅行・観光を適切に活用できていないわれわれの問題なのである。ライバル国より日本が優っていることは? これらのデータは、今後の旅行・観光戦略を考察する上で、価格アップをする最適な状況にあることを示していると思われる。日本は今年度過去最高のインバウンド客数を記録する可能性が高い。円安と日本の物価が低く抑えられてきたことにより、日本観光が極めて割安になっていることはその一因であろう。 しかし、価格競争力はTTDIの17個ある評価の柱の1つでしかない。日本はそれ以外の、ビジネス環境、健康と衛生、ICTレディネス、航空輸送インフラ、地上・港湾インフラ、天然資源(自然)、文化遺産、環境サステナビリティにおいて高い評価(スコアで5.0以上)であり、これらを活かすことによってより高付加価値と高価格を実現できる可能性が高い。 一方で17の柱のうち、旅行・観光の開放性(海外観光客への利便性)、観光サービスとインフラのスコアはそれぞれ4.06と2.93と低いのである。政府はインバウンド観光で15兆円を目標にしているが、こうした部分を伸ばせれば中長期にはインバウンド観光で25兆~30兆円は十分実現可能ではないか。 インバウンド観光はある意味で国際競争ともいえる。仮にアジア、オセアニア圏が競争相手とするならば、コロナを経て重要性を増した健康と衛生において日本と近いスコアの国(例えば豪州やニュージーランド)は日本よりも価格競争力スコアが低い。 また、文化資産で日本と近い国は中国とインドくらいであるが、観光サービスとインフラのスコアが極めて低い。日本も観光サービスとインフラのスコアは2.93と低いが、中国は1.95である。 安心・安全を基盤にしつつ発達した公共交通機関を生かした数多くの文化遺産を周遊する高付加価値のツアーを売り出すこともできる。地域の二次交通が問題と指摘されることが多いが、それはマスを呼び込もうとしているからであり、高付加価値で富裕層を対象にした場合には必ずしも広く二次交通を整備しなくても対応が可能であろう。 今回強調したいことは、今のうちに海外視点から魅力的なサービスと投資を強化して、価格をアップしておくべきであるという点である。その際、ただ値段を上げればよいというものではなく、海外の情報を収集しよく観察して、どのような付加価値にどの程度の対価を支払っているのかを知った上で、自分たちのサービス・商品の付加価値と価格のバランスをとるのである。 是非TTDI2024をよく読みこんで、日本を客観的・相対的に考察して観光事業・観光地域経営の戦略を練ってほしい。 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406140000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/15
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 黒い霧がかかって腐臭が漂っていた東京都議会、自滅・自主解散(1965年)。 ◆ 手羽先記念日 : 名古屋市で手羽先店チェーン「世界の山ちゃん」を展開する株式会社エスワイフードが制定。1981年の「世界の山ちゃん」の創業記念日に祈念して。なんのこっちゃ・・・・ ◆ 蔵前国技館のIWGPリーグ戦の優勝戦「アントニオ猪木vsハルク・ホーガン戦」の最中に長州力が乱入して大暴れとなり、蔵前警察署が緊急出動する(1984年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月14日 】 【PTA会長経験者が吠える!】日本の子どもたちは幸せなのか?ここがおかしい!日本の教育価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談② 3/3節==Wedge_Report 【令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史】 2024年6月6日 小林美希(ジャーナリスト)、出井康博(ジャーナリスト)、山田清機(ノンフィクションライター) 名だたる一流企業がゲーム機やゲームソフトを作っているわけですが、子どもがアディクションを起こす危険性のあるものを作っていて、いったいどんな気分なんだろうと僕は思います。だって、アディクションを起こす危険性のあるアルコールやギャンブルを、子どもにすすめる大人なんていないでしょう? 保護者の多くがゲームの扱いに頭を悩ませているんです。 塾にせよゲームにせよ、「子どもで稼ごうとするのはやめてくれ!」と、僕は声を大にして言いたいですね。小林 公立学校で言えば、先生の質を上げるしかない。それに尽きます。先生の負担を減らして、人員を拡充する。例えば、教員免許がなくても大人をつける。見守りの役の担当を設けるなどすると、担任教師の負担が軽減されて、教えることに集中できると思います。山田 学校と関わってみてしみじみ思うのですが、教師ってすごい仕事だと思います。たったひと言で、子どもの可能性をひろげたり、個性を伸ばしたりすることができる。そんな仕事って、めったにありあせん。見ていて羨ましいぐらいです。 もちろん、先生方の労働条件を整備することも大事だと思いますが、一番問題だと思うのは、「子どもを教えるって素晴らしい」という声が、学校からほとんど聞こえてこないことです。 聞こえてくるのは、負担軽減のために運動会を半日にしましょう、学芸会は廃止しましょう、○○は縮小しましょう、××は短縮しましょう、軽くしましょう、楽にしましょう……そんなことばかり。 もしも、本当にいい人材を採用したいのだったら、まずは、プライスレスな「教えることの素晴らしさ」を、もっと学校が発信するべきではないでしょうか。 その発信があった上で労働条件の整備がされていくべきだと思うのですが、いまは、労働条件の整備に関する議論ばかりが行われている。 僕だって、思い起こせば、小学校の先生に言われたひと言が今の仕事の支えになっているわけで、たったひと言で子どもの人生を支えられる職業なんて、他にないですよ。出井 手前味噌になりますが、僕と山田さんは、結局、世の中で言うところの、いい大学に行ったんだけど、 大企業にいるわけでもないし、稼いでいるわけでもない。でも、売れないかもしれないけど、自分の好きなテーマを取材し続けている。編集部 おっしゃる通りです。最初に来るべきは「自分が何がしたいか?」であり、受験はその手段でしかありません。しかし、首都圏における中学受験などは、「受験」そのものが目的化しているように思えます。もちろん、「学歴」は必要ですし、努力して得た結果として、自分の誇りやアイデンティティにすることも悪くないです。だからこそ、自分自身と向き合って「これだ!」というものが見つかってから「どこ(学校)で学ぶのか?」を決めても遅くないと思います。皆さま、長時間にわたっての鼎談、ありがとうございました。・・・・・・・・おわり 【魅力はあっても収入は少ない日本の観光業】世界的な評価を生かせていない現状、どう活用すべきか =前節==Wedge_Report 【Wedge REPORT】 2024年6月13日 / 池上重輔( 早稲田大学 大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授) 世界経済フォーラム(WEF)によって世界119カ国を対象にしたトラベル&ツーリズム発展指数(TTDI)の2024年版が発表された。WEFによれば、TTDIは、「トラベル&ツーリズムセクターの持続可能性と強靭な発展を可能にする要因や政策を測定し、ひいては国の発展に寄与するもの」である。つまり潜在性を含む各国の観光競争力を現したものと解釈してもよいだろう。 前回の21年版のTTDIにおいて日本は1位であり、今回は3位になっている。これからこのTTDIに関する記事が国内でも種々出てくるのではないかと思う。 こうしたランキングものは一見わかりやすいゆえに、時に必ずしも正確ではない記述をされることもある。筆者はこのTTDIの日本調査の担当でもあり、少々TTDI2024の解説とその活用に関してお話したい。 TTDIがそもそも何であり、どのような仕組みであるかは昨年、「世界で1位になった日本の観光ランキング その生かし方」および「日本が世界に誇れる4つの「観光インフラ」って?」「日本観光 ここを磨けば世界も注目する商品が作れる」の3回に渡ってWedge ONLINEで語っているので、それも参照いただきたい。 24年のTTDIは下記の点で以前から変更されている。・ 世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)が最近開発したトラベル&ツーリズムの環境・社会的影響に関する指標など、新たに入手可能となったデータを活用・ 今回除外された国:カーボベルデ、 チャド共和国、香港 、 レソト、イエメン・ 今回加えられた国:アルジェリア、 バルバドス、イラン、 ジャマイカ、オマーン、 ウズベキスタン、ジンバブエ観光にも影響を及ぼす「地政学」 TTDIは 1)経済的環境、2)旅行・観光政策と実現にむけての状況、3)インフラストラクチャーとサービス、4)旅行・観光の資源、5)旅行・観光のサステナビリティという5つのディメンション(評価視点)から構築され、それぞれのディメンションには評価のピラー(柱)がある。詳細は昨年の記事を参照されたい。 コロナ後の変化を反映して、24年度は特に1)経済的環境の4つ目の柱である「人的資源と労働市場」における「就業者の資格」という評価指標、5)旅行・観光のサステナビリティの「環境サステナビリティ」に「旅行・観光のエネルギー・サステナビリティ」の項目が大きく変更されている。 前段の「人的資源と労働市場」の変更は観光関連事業者のみなさんも納得されると思うが、5)旅行・観光のサステナビリティにおいて「旅行・観光のエネルギー・サステナビリティ」が重要視され始めたことにも留意していただきたい。エネルギーの構成やコストが今後変わってゆく可能性があり、そこには諸外国との地政学が大きく関わってくるのである。海外へのアウトバウンドだけではなく、インバウンドや国内旅行においても地政学を意識しておく必要があるのだ。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406130000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/14
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 大きなお世話の日=小さな親切運動スタートの日(1963年のこの日に発足)=。「無意味の日」でもあったりする。 ◆ 上司のパワハラからノイローゼになった南京総領事館勤務の職員が、5日ぶりに地元警察に保護。この間、海軍が出動したり日中両政府とで激しいやり取りが起きて戦争一歩手前の状態になるとこだった(1934年)。 ◆ 日本の小惑星探査機·はやぶさが帰還し、オーストラリアのウーメラ砂漠の上空で流れ星になった(2010年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月13日 】 【PTA会長経験者が吠える!】日本の子どもたちは幸せなのか?ここがおかしい!日本の教育価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談② 2/3節= =Wedge_Report 【令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史】 2024年6月6日 / ジャーナリスト鼎談②小林美希(ジャーナリスト)、出井康博(ジャーナリスト)、山田清機(ノンフィクションライター) 山田 私が住んでいる都市(首都圏内)では、多くの子どもが小4年から塾に通い始めます。クラスで塾に行ってない子は、おそらく1人か2人。しかも、就塾の低学年化が進んでいます。塾はビジネスですから、少子化に対応するには客の頭数を増やすしかないのでしょう。 低学年から塾に通わせるなんていかがなものかと思う一方で、塾は、オプションでプログラミング講座をやってくれたり、理科の実験をやってくれたりするし、皮肉なことに、塾の先生は教え方がうまいらしいのです。塾の先生の話に感動して、子どもががぜん勉強をやる気になったなんて話も聞きました。出井 塾はいま、留学生向けの日本語学校運営にも進出していますよ。少子化ですから、事業領域を拡大しているんです。なんか変じゃないか?「学び」と「気づき」と「成長」がキーワード山田 教育ということに関して、いま私がとても気になっているのは、いつの間にか「学ぶ」を「学び」と言い、「気づく」を「気づき」と言うようになったことです。企業のセミナーなどを取材に行くと、「学び」と「気づき」と「成長」がキーワードになっている場合がとても多い。セミナー終了後に参加者の感想を聞くと、「今日はこれこれこういう学びと気づきがあり、成長することができました」などというコメントをする人がいるのですが、たった1、2時間のセミナーに参加しただけで何らかの「学び」を獲得し、何事かに「気づき」、その結果「成長」したって……本当かよ? と思ってしまうんですが(笑)。 僕らの世代と一緒にしていいのかどうか分かりませんが、少なくとも僕らにとって「学ぶ」ということは、そんなに安直なものではなかった。「学ぶ」はもともと「まねぶ」、つまり真似をすることですよね。何度も真似をして、何回も反復することによって、ようやく「学ぶ」ことができた。 ところが、自己啓発本的発想というか、外資系コンサル的発想というのか、「こういうロジックでこれを実行すれば、(簡単に)学びになる」という考え方がはびこっている。「学び」を手に入れると、すぐさま重大なことに「気づき」、その結果、アッという間に「成長」しちゃう。そんな、「軽さ」がとても気になっているのです。 一方、学校の先生たちの中で「学ぶことの本質とは何か?」という議論ができる人がどれだけいるかといったら、それほど多くないというのが僕の実感です。「 学ぶとは何か」を独自に追究している先生も稀にいますが、残念ながら、学校の中では異端である場合が多い。 僕がPTAをやっていた学校にはN先生という名物教師がいましたが、彼の持論は「学校はひたすら楽しければいい」でした。だから、学校の中で徹底的に子どもを遊ばせるわけです。雪が降ったら、チャンスとばかり雪合戦をやらせる。 雪を触って、雪を丸めて、ぶつけ合って……。 ところが、雪合戦をやらせると保護者から服が汚れるとクレームが来るからといって、件の校長は雪合戦を許可しないわけですよ。許可しないどころか、校庭に出ることを禁止してしまう。N先生はうまい理屈をつけていろいろな遊びをやらせていましたけれど、ロジックではなく、体験を通して学んだことって生涯忘れないと思うんですけどね。小林 そうすると、誤解を恐れずに言うならば、偏差値の高い子は塾に行ってマニュアル化してうまく答えられるようになり、偏差値の低い子は、軍隊方式で従うようなマニュアル化していきます。というのも、偏差値の低い子ほど厳しく統制しようとするからです。 結局、本質は同じで、どの層になっても、先生の言うことを聞くように育てている。 これは「格差を容認しやすくなる社会環境」を教育界自身が作っているような気がします。ノーと言わない、批判しない、疑わない。まさに日本っぽいですね。コントロールされて、受け入れる――。今のような世の中も受け入れて、反する人がいない。健全な批判ができない社会や教育界のままではいけない。 保育も小学校も中学校も、 やっぱり先生たちにもう少し教える自由があって、物の本質を見抜く力をきちんと教えていける人が必要です。でも、今の動きはそれとは逆行している。表面的な課題をこなすことばかりしています。そもそも、みんな学習塾に行って、国力が上がっているかといえば、そうはなっていないと思います。 時代で変わるアディクション(依存症)アルコール依存からゲーム依存山田 みんな塾や習い事に通っているから、放課後、公園に行っても誰もいない。仕方がないから家でゲームをやるしかない、となってしまう。でも、ゲームってアディクション(依存症)を引き起こす危険性があるんですよね。 僕は、寿町(横浜にあるドヤ街)の取材を継続していますが、寿町の住人にはアルコール依存とギャンブル依存の人がとてもたくさんいます。ところが近年、寿町に入ってくる若い人の中にゲーム依存の人が増えているのです。ゲームが原因で周囲とトラブルを起こし、ネットカフェでゲームをしながら寝泊りをしていて、やがて現金を使い果たすと、行き場がなくなって寿町にやってくる。ゲーマーのなれの果てです。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406120000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/13
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 桶狭間の戦い(1560年)。織田信長が今川義元を討ち取る。・賤ヶ岳の戦い(1583年)。前田利家が羽柴秀吉に降伏。・文禄の役(1592年)。小西行長・加藤清正が入城。等々 ◆ オランダ在住のユダヤ人の少女が屋根裏部屋で日記をつけ始める(1942年)。 三日坊主になるどころか、結果として世界史的な記録となるとは当の本人も自分の運命も含めて予想できなかった。 ◆ Wで選挙を掛け持ちしていた鈍牛総理、自らの党を勝たせるために敢えて生贄となる (1980年=衆参同日選挙中に首相が急死)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月12日 】 「人材雇用を破壊したのは誰だ」非正規雇用、外国人労働者、価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談① 4/4節= =Wedge_Report 【令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史】 2024年6月5日 / 小林美希(ジャーナリスト)、出井康博(ジャーナリスト)、山田清機(ノンフィクションライター) ──社会正義を謳う新聞社がそんなことをしているとは、まさに「貧すれば鈍する」と言えます。山田 逝去されたノンフィクション作家の佐野眞一さんにかつてインタビューをした時のことです。「ノンフィクションの現在地」という話になった時、隣にいた若い編集者が「それにしても、いまの若い書き手はろくな人がいませんよね」って言ったんです。そしたら、佐野さんが「あなたは書き手を育てたことがあるのか?」と激怒し、こう言ったんです。 「人間は砂漠に生える草ではない!」 正鵠を射た指摘で、今でも心に残る言葉です。 そういう意味では、ネット時代になって原稿料がどんどん下がっています。そうすると勉強して、インタビューをして、テープ起こしをして、それを記事にまとめるという作業量、自分が投入するスキルを考えたときに、やっぱりそれは「砂漠に生える草ではない」と言いたくなってしまいます。記事のクオリティーもますます下がっていると言わざるを得ません。小林 大手ポータルサイトの影響力も本当に大きいですよね。保育園の問題で一緒に特集記事をつくろうという話になってスタートさせたのですが、だんだん私の考えていることと、先方の編集部が考えていたことが真逆であることがわかってきたのです。そこにあるのはやっぱり「PV(ページビュー)至上主義」というものだと思います。 資本力もあるので「原稿料は支払いますから、なんとかやってください」と言われましたが、お断りしました。 山田 知り合いのカメラマンから聞いたのですが、1日1万円の撮影料が5000円になったと。 その時、彼は「これって相場観が全くないですよね」と、あきらめに近い様子で言っていました。プロフェッショナルである彼が1日仕事をして、プロのスキルを投入して、写真を撮って、それで5000円……。 やっぱり誇りを持って、その仕事をやっている人たちが、プロとして、最低限の生活が成り立つ金額が相場観だと思うのです。「金額に納得できないなら代わりは他にいる」といったスタンスで、支払わなかったら、カメラマン自体、ますますなり手が減っていくことになるでしょう。 【PTA会長経験者が吠える!】日本の子どもたちは幸せなのか? ここがおかしい!日本の教育 価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談② 1/3節=PTA会長を務めて分かったこと山田 昨年度まで小学校のPTA会長を務めていたのですが、学校と密に接してみて思ったのは、学校の先生方がみな生真面目だということです。裏返して言えば、先生方に対する「縛り」が非常にきつくなっている。全体的に仕事が細かく、しかも厳密になっている印象です。かつて「でもしか先生」なんて先生が存在した時代もあったわけですが、いまやそんな先生は生存できないと思います。 たとえば、PTAで花壇の整備を企画した時のことです。校長先生に許可をもらいに行くと、「ありがたいことですが、アレルギーを起こす花粉を出す花はやめてください。あと、蜂が来ると危険なので、蜂が来ない花を選んでください」と真顔で言うのです。思わず、「蜂が来ない花なんてあるんですか?」と、聞き返したくなりました。 しかし、バカバカしいとは思いつつ、「あなたの独断でやったことで、万が一事故が起こったら責任を取れるんですか」と問われれば、「取れる」とは言えません。万事この調子で、わずかでもリスクのあることは、やらない、やめておこうとなってしまう。これが、私の見た学校現場の現状です。リスクの存在に、とてもナーバスなのです。 また、多くのメディアが伝えている通り、先生たちが時間に追われているのは事実だと思います。いじめ、不登校、感染症への対応もあるし、保護者からの相談やクレームへの対応に長い時間を取られるという話も聞きました。そうした問題に対応するための研修や、教科の研修も多く、「教材研究」、つまり翌日の授業の準備ですね、これをやる時間がほとんどなくなってしまう。授業の質はどうしても下がってしまうわけです。 それを補完しているのが塾、というわけですが、中には「学校は休憩するところ、塾は勉強するところ」なんて公言する子もいるぐらい、本末転倒の状態にあります。しかも、塾に通わせるには大きなお金が必要です。中学受験をする子の場合、小6になると年間で120万円近くもかかってしまう。塾は、教育格差を生む大きな要因のひとつになっていると思います。小林 公教育、教員の労働問題を長らく放置してきたことが問題です。結果として教員への人気が下がり、優秀な人材がいないばかりか、問題のある人が教員になるということまで起きてしまいます。そうすると、今度は「公立はダメだね」っていう話になって中学受験が加速していく。都内で中学受験をするとトータルで500万円くらいの塾の費用が必要になるという話を聞いたこともあります。本来は公教育というのがきちんと行われるべきなのに悪循環です。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406110000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/12
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ この日が梅雨入りになったりすることが多いってことで、傘の日であるとともに雨漏り点検の日。無意味な語呂あわせで記念日を制定しようとする輩は見習え。 ◆ トロイの木馬による被害が世界で初めて確認される。(紀元前1184年=エラトステネスの計算による)。 ◆ 南ベトナム統治下のサイゴンで、国産の僧侶とアメリカ産のガソリンによる人間バーベキューが行われる (1963年=)仏教弾圧に抗議して焼身自殺 。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月11日 】 「人材雇用を破壊したのは誰だ」非正規雇用、外国人労働者、価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談① 3/4節= =Wedge_Report 【令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史】 2024年6月5日 / ジャーナリスト鼎談① ; 小林美希(ジャーナリスト)、出井康博(ジャーナリスト)、山田清機(ノンフィクションライター) 山田 先日、あるコンサルの人から驚愕の事実を聞いたのですが、「サジェストワード検索」というものがあるそうです。検索エンジンの検索窓に「◯◯会社」と書き込むと、それに続いて「評判」「倒産」「ブラック企業」などといった言葉が並ぶのです。それをクリックすると、その会社の悪評が書かれている。そして決まって、検索ページの下には転職会社の広告が表示される。そうやって転職を煽るわけですよね。転職が繰り返されることで、転職会社は儲かる仕組みになっている。彼らは何も生み出していないのに……。出井 技能実習でいうと監理団体はものすごく儲かるわけですね。 実習生の数は約40万人ですが、月5万円の手数料を取っていると年2400億円ですよ。約3700の監理団体が2400億円を山分けしているわけです。メディアが「悪い監理団体がある」と騒ぐので政府は数を減らして監視を強めようしていますが、そうすると大手に利権が集中する。大手の団体ほど、政治力がありますからね。派遣にしても、外国人労働者の受け入れをめぐる現状を見ても、日本を良くしたのか悪くしたのかというと、結果的に僕は良くしていないと思います。山田 出井さんの戦うべき戦場は日本国内にありますね!出井 そうですね。戦争とは違った意味で、複雑に利権が絡み合うややこしいテーマだと思います。続く〝身分差別〟──それでは、解決に向けてはどのようなことが必要なのでしょうか? ロスジェネ世代の問題があります。小林 雇用については、例えばもう「9割は正社員」ということに戻すべきだと思います。正社員でなくても、社会保障はきちんとするとか、同一賃金同一労働を徹底する。安定した雇用のもと、いろいろな力を身につけるような土壌を作らないと、日本は立ち行かなくなります。 ロスジェネは極めて深刻な問題です。なぜなら、彼らはあと10年もすれば60代に突入します。就職支援だけではなく、健康を維持することも考えないといけない。健康を崩して働けなくなれば生活保護に直結します。だから、いますぐにでも、雇用が不安定なロスジェネ世代の調査を徹底してするべきです。 山田 僕も契約社員をやってみて一番腹立たしかったのは、「同じことやっても給与の額が違う」ということですね。確かに、身軽なポジションでいつでも辞められるし、嫌だったら職場を移れるというのは、僕みたいな性格の人間にとっては悪いことじゃない。でも、そうじゃない人もいる。やっぱり同一賃金同一労働っていうことは実現する方向にしてほしい。 それから、労働者としての「言葉」というか、職場での「発言権」を大切にしてほしい。非正規には、それがないんですよ。仕事はたくさんさせるのに、「この仕事のやり方をちょっと変えたらいいじゃないですか」と提案したら、「派遣の人は別にそういうのはいいから」と言われてしまう……。 ある種の〝身分差別〟です。多くの派遣の人がそう思っているのではないかと思います。やっぱり、雇用形態にかかわらず、対等に喋れるというカルチャーを作っていかないと、それがないとみんなね、結局その会社は企業の力を高めるために人件費を節約したつもりかもしれないけれども、働く人間は間違いなく意欲を失います。出井 「労働人口が減っていくので、外国人で補わないと、今までのサービスが維持できなくなりますよ」と、脅迫するような論調が目立ちます。 低賃金の労働力を欲する産業界がそう言うのはわかりますが、そこにはメリットとデメリットがあることも考えなければならないと思います。 例えば、いわゆるリベラル派は「多文化共生」だから、外国人労働者の家族帯同を認めてあげましょうと主張します。そんな美しい理念、美しい言葉は世論を味方につけますが、外国人労働者を安易に移民にした結果、社会にツケを回すことになりはしないのか。日本に連れてこられる配偶者や子どもは日本語が全くできません。そもそも労働者本人からして上手くない。日本語ができなくても、食品製造工場などのように働ける職場はいくらでもありますよ。でも、親の都合で日本に連れてこられた子どもたちが、幸せに暮らせる環境が整っているのでしょうか。 小林 おっしゃる通りで、小学校、保育園など、負担は現場に押し付けられるだけですね。出井 そうなんです。どこまで外国人頼みを進めるのかという問題もあります。台湾では、介護の仕事は外国人しかやりません。そんな状況を日本でもつくるべきなのか。きちんと議論する必要があります。小林 コンビニの店員は外国人ばかりなので、子どもたちがそこで働こうとは思わないといった影響が出てくるかもしれませんね。「人間は砂漠に生える草ではない!」──フリーランスのジャーナリストから見た、昨今のメディア業界をどう評価されていますか。出井 質問とズレますが、「新聞配達」問題について少し触れさせてください。今や新聞の配達現場はベトナム人など留学生アルバイトなしでは成り立ちません。留学生の労働は週28時間以内に制限されていますが、朝夕刊を配れば28時間では足りない。しかし販売店は、28時間を超えた分の残業代を払わない。払えば40時間、50時間働かせた事実を認めてしまうことになるからです。だから留学生たちは違法就労と残業代の未払いに耐えるしかない。 そんな状況を生み出したのが、リベラル派と評されるある大手新聞社です。私はそれを10年も前から繰り返しただしているのですが、この新聞社は「取引先の問題だ」とまともに取り合わない。「販売店とうちには資本関係はなく、違法就労や残業代の未払いは店のせい」というロジックです。それで紙面では「多文化共生」「外国人の人権を守りましょう」と訴える。まさにダブルスタンダードです。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406100000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/11
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 日本書紀の天智天皇10年(671年)の事績に曰く『弧を描きながらちょろちょろ流れる液体を動力とした時計が動き始め、決まった時間に鐘や太鼓を鳴らす』。よって、本日は時の記念日。入梅でもある。 ◆ シンシナティ・レッズのジョー・ナックスホールがメジャーデビュー。15歳10ケ月11日のメジャーリーグ史上最年少記録(1944年)。 ◆ 『君の名は』の舞台となった川を埋め立てて、屋上を道路にしたビルが出来る(1959年)。東京都の何処の区に存在するかはお察し下さい。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月10日 】 「人材雇用を破壊したのは誰だ」非正規雇用、外国人労働者、価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談① 2/4節= =Wedge_Report 【令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史】 2024年6月5日 / ジャーナリスト鼎談① ; 小林美希(ジャーナリスト)、出井康博(ジャーナリスト)、山田清機(ノンフィクションライター) 小林 私が大学を卒業したのは2000年です。後で調べて知ったのですが、統計史上初めて大学生の就職率が6割を下回った年でもありました。神戸大学出身ということで、どこかには就職できるだろう思っていたのですが、100社ぐらいエントリーして50社ぐらいの面接を受けても、全く引っかかりませんでした。唯一内定をもらったのは、CMでお馴染みの大手消費者金融の会社だけでした。当時は不景気で、女性が総合職を目指すのは、まだ難しいという面もあったと思います。 結局、親に大反対されて、消費者金融は断り、大学卒業後、ハローワークに通って、6月に株式新聞に入社しました。1年後、株式新聞を退社し、毎日新聞社(現・毎日新聞出版)に契約社員として転職し、『週刊エコノミスト』編集部に記者として所属しました。 ITバブルがはじけたというのに、「企業業績はV字回復」と聞くようになって、「これっておかしくないか?」と思うようになりました。 私も含め、同世代がすごく疲れていました。新人だから覚えることもたくさんあるし、勉強しないといけないから、そうした疲れもあるかもしれないけど、同世代が感じている疲れとは、そういう種類のものではありませんでした。 決算説明会に行くと、「当社は正規雇用を減らして、利益を確保していく」という話も聞こえてきました。04年には、派遣法が改正されて1年から3年、製造業への派遣も解禁されました。こうした規制緩和が行われて、非正規労働者を生み出しやすい経済環境にしておいて利益がV字回復したというのは、ただ単に人件費を減らすことで実現しただけです。 これこそが日本経済、そして社会全体の足腰を弱めることだと思って、編集部の会議で、何度も企画を提案して、やっと実現したのが、ちょうど20年前、04年5月の「お父さんお母さんは知っているか 息子と娘の〝悲惨〟な雇用」という第2特集でした。 若者の派遣労働、非正規労働をテーマにしたのですが、読者層が中高年なので、このタイトルにしたのです。その頃、中高年の方々のお話を聞いていると「息子が就職できずにフリーターになって困っている」という声をよく耳にしていたことも大きかったです。 労働者派遣法は1986年に施行されました。同じ年に男女雇用機会均等法も施行されたのですが、結局、女性の雇用を増やしたけど、内実は「非正規で」ということだったのかなとも思えます。しかも、3年経ったら正社員にするというルールだったはずが、3年経ったら雇い止めをするに変わっていました。「派遣は麻薬と同じ」山田 キャリアが〝リセット〟され続ける─。これこそが、非正規雇用最大の問題点だと思います。正社員と非正規との役割分担やその労働条件を明確にして、非正規が本当に納得して働いているならいいと思うのですが、そうではなく、正社員の置き換えになっている。3年経ったら、新しい職場に行かないといけない。しかも、人間関係も一からつくり直す必要もある。同じ事務の仕事でも、会社によってやり方は違うじゃないですか。これが辛い。 ずっと派遣社員で、正社員に登用された人を知っていますが、3年ごとに「もうすぐ切られる」から、その前に職探しをする。精神衛生上も非常に不安定になると話していました。出井 小林さんの著書を拝読していて「派遣は麻薬と同じ」という言葉を使われていました。「派遣」は、まさに外国人労働者に置き換えることができます。派遣会社が労働者を派遣することで紹介料をもらうように、技能実習生についても「監理団体」が、各種名目で企業から手数料を徴収します。そこに「利権」が生まれるわけです。留学生も同じです。留学生はブローカーにお金を払って、つまり借金を背負って日本語学校に入ります。 留学生はビザ取得時に学費を支払う経済力を証明する必要がありますが、書類の偽造が横行しています。 ──実際に働く人がお金を払い、仲介する人が儲けているという構図ですね。おかしな話です。山田 先ほど話した長い間、派遣社員として働いていた知人よると、その人を派遣してもらうために、派遣先の会社は派遣会社に1時間2500円くらい支払っていたそうです。その人の時給は1500円ちょっとなのにと、愚痴を言っていましたが。 あるとき、派遣先の会社が「時給を50円アップします」という提案を派遣会社にしたそうです。2年くらい働いて、たったの50円ですよ。しかも、50円アップのうち、派遣会社が「30円寄こせ」と言ってきた。それでもう頭きて徹底的に抗議したら、派遣会社のほうが折れて50円はもらえたそうです。そればかりか、派遣社員から正社員になる際、派遣会社が「足抜き料をよこせ」と言ってくるケースがあるそうです。まるで江戸時代の芸者か、と言いたくなりますよ。呆れてものも言えません。出井 外国人労働者も一緒なんです。企業側には、「実習生は安い」というイメージが浸透してますが、受け入れている農家や中小企業も、監理団体などへの支払いで結構な費用がかかっています。小林 看護師、保育士などでは「人材紹介」という形になっていますね。そうした現場では、人員の配置基準があるから絶対に人が必要になる。そういう紹介会社にお金が落ちることになるから、本来支払われるはずの看護師、保育士の人件費分から中抜きされていくのです。 こういうことをしているから、経営者や企業の人事部から「人材の目利き」がいなくなりました。それが平成という時代の特徴でしょう。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406090000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/10
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ ローマ帝国市民からのブーイングの嵐に耐えきれず、皇帝陛下が手前で自殺に追い込んだ最初の妻との結婚記念日に彼女の許へお詫びに行く(68年) 。 因みに、53年---後にローマ皇帝となるネロがオクタウィアと結婚。 ◆ モンゴル人が朝鮮人を従えて海を越えて7年前のリベンジに挑む(1281年=弘安の役=)が、数ヶ月も抵抗受けた挙句台風でギブアップする破目に。 ◆ 椋鳥の日。椋という語呂合わせであるばかりか、男と女(場合によっては男同士・女同士のこともある)が互いに肝心なトコロを愛し合う行為の隠語だったりする。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月09日 】 「人材雇用を破壊したのは誰だ」非正規雇用、外国人労働者、価格崩壊で弱体化する現代ニッポン =ジャーナリスト鼎談① 1/4節= =Wedge_Report 【令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史】 2024年6月5日 / ジャーナリスト鼎談① ; 小林美希(ジャーナリスト)、出井康博(ジャーナリスト)、山田清機(ノンフィクションライター) 非正規雇用、ロスジェネ、女性問題などを取材するジャーナリスト・小林美希氏。国際経験が豊富なジャーナリストで現在は外国人労働者問題を取材する出井康博氏。不器用に生きる人々に密着して人生の機微を描いてきたノンフィクション作家の山田清機氏。この3人に、日本の労働問題、そして、フリーランスの立場から見た日本のメディアの今について語り合ってもらった。編集部(以下、──)皆様もわれわれも全員昭和生まれですが、平成という時代はどんな時代でしたか?山田 のっけからこのような話題で大変恐縮なのですが、僕にとっての平成とは、「一貫してお金がない」ということです……。とにかく、この一言に尽きます。拙著『東京タクシードライバー』(朝日文庫)の「長いあとがき」にも書きましたが、僕は大学卒業後、大手メーカーに新卒で入社しました。ただ、入ってみると、配属された職場の雰囲気が息苦しかった。ある時、社員旅行のとりまとめ役になったんですが、上司から「そもそもこの社員旅行の基本的な考え方は何か?」と真顔で言われたことがあります。「社員旅行なんだから、考え方も何も必要ないのでは?」と思いましたね。そんなこんなで、しばらくは我慢して働いていたのですが、やはり、自分には合わず、1年半くらいで辞めました。1988年のことですから、平成になるちょうど1年前です。 当時、転職は一般的ではなく、会社をすぐ辞める、言葉が通じないわれわれのような若者を世間では「新人類」と呼んでいました。今のような転職エージェントもなく、転職は容易ではありませんでした。 だから、何でもやりました。時にはアルバイトとして、デパートでゴルフシューズを売ったり、植木屋をやったりして、何とか食いつないでいました。 建設現場の日雇いの仕事もしました。ある日、たまたま母校の新校舎のホールで、椅子の設置作業があったんです。そしたら、現場監督の若いゼネコン社員に「おい、人足」って呼ばれたんです。その時、ものすごい複雑な心境でした。「僕は、この大学を出ている。あなたに人足なんて言われたくない!」と。その時、「学歴に意味はない」とは言えないなと思いました。つまらない話ですが、自分の支えになっている面もあると思いました。ちょっと愚痴になりました。 話を戻しますと、その後、出版社での契約社員の募集があってそこに引っかかりました。 でも、同じ年齢でも、給料は正社員の半分でした。同じ仕事をしているにもかかわらず、です。賞与も福利厚生もない。最初は、転職することに必死だったから、待遇とかあまり考えなかった。当時は、バブルでしたから、会社の親睦会では、箱の中にお札をいっぱい入れて、つかみ取り大会をやったりしていましたが、それに参加できるのは社員のみ。僕ら契約社員は蚊帳の外でした。そういう差別対応への「怒り」をバネにして独立したんです。 だけど、僕とは違い、社員になりたくてしょうがない契約社員の人もいたんです。でも、ほとんどその道はない。そもそも人件費を節約するために契約社員って言ってるわけですから。 出井 僕が就職したのは、平成になって2年目の90年です。当時、日本経済新聞が英字新聞を日刊化していこうとしていて、英文記者要員として入社しました。もともと、僕は戦場ジャーナリストになりたかった。オリバー・ストーン監督の映画やらを観て憧れていたんです。 いずれ、ニューヨーク・タイムズに転職して、戦争報道でピュリツアー賞を取るというのが目標だったんですが、サラリーマンには不向きだったのか3年で会社を辞めました。 それから、アメリカにある黒人問題を専門に研究しているシンクタンクに所属しました。当時は、日本の自動車メーカーがケンタッキーやオハイオなどにどんどん工場の建設に乗り出していました。一方、アメリカ「ビッグスリー」の拠点は、デトロイト市ですよね。デトロイトは人口の8割が黒人ですが、日本の自動車メーカーが工場をつくったのは白人が大半を占める町だった。その結果、黒人の仕事を奪ったと雇用差別で訴えられるケースが相次いでいたんです。そんなことを調査するのが役目でした。 そのシンクタンクに1年勤務し、帰国後はフリーランスとして仕事を始めました。でも、やっぱり戦場に行きたいという思いがあって、ちょうど20年前の2004年、週刊誌の特派員としてイラク戦争を取材しました。行ってみると、血が騒ぎ、不謹慎ですが、楽しかった。自衛隊がいたサマワや、バグダッドのグリーンゾーンを拠点に取材しました。ただ、途中から、ふとむなしい思いにかられたんです。楽しいけど、何のためにやっているのかなと考えてしまって……。 もう30代後半で、何かひとつテーマを持ってやりたいなと思うようになっていた時、 07年に新潮社の月刊誌『フォーサイト』で外国人労働者問題の連載を持たせてもらうことができたんです。このテーマというのは、やがて国論を二分する問題になっていくだろう、そこにコミットしたいと思い取材を始め、今年で18年目になります。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406080000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/09
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 福島競馬場で出走した全ての馬に大珍事 (1929年)。史上唯一の全頭落馬による不成立レースが発生。 ◆ 彼方此方で炎上しまくりの日本が、本土決戦に備えて草木や石までも根こそぎ動員を決定(1945年= 御前会議で本土決戦を決定=)。 ◆ 史上初、ミサイルで郵便物を届ける暴挙快挙をアメリカが実行(1959年)。&so、他国には知られては拙い内輪話を遣り取りするため、米ソ首脳の間に直通の電話線が出来る(1967年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月08日 】 【中国は石炭消費を減少させない】IEAの2023年石炭ピーク見通しが実現しない理由、日本は動じず石炭火力の低・脱炭素化を =後節= =Wedge_Report 【World Energy Watch】 2024/05/31 / 堀井伸浩( 九州大学経済学研究院准教授) 欧州の非現実的シナリオに振り回されるな 筆者がエネルギー研究に従事し始めた90年代半ば、IEAと言えばエネルギー研究の総本山のような位置づけであり、IEAが毎年発行する『世界エネルギー見通し』(World Energy Outlook)は世界のエネルギー需給の現状と今後を展望し、エネルギー関連のアジェンダを理解する上で確認必須のバイブルであった。それから30年を経て、IEAが客観的なスタンスを放棄して、環境原理主義に迎合し煽動する報告書を出すまでに堕してしまったことは非常に残念である。 IEAの堕落は気候変動交渉で非現実的な主張を繰り広げる欧州の言動に影響されたものなのだろう。先日4月28日~30日に開催された主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境大臣会合においても欧州の画策で、排出削減対策のない石炭火力を30年代前半あるいは産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑えられる時間軸で廃止するという共同声明が出された。 これを受けて、一部メディアは、先般議論が始まったわが国の次期エネルギー基本計画で石炭火力廃止の道筋を定め、再エネの拡大を進めなければ先行国との差は拡大するばかりで取り返しがつかなくなるなどと主張するものもある。毎度おなじみの「世界の流れに乗り遅れるな」という主体性のない主張であるが、そもそも世界の流れに関する認識自体、間違っている。 世界で再エネの導入拡大が進んでいることは間違いないが、実際のところそれは一部の国々においてのみ、である。なかでも中国は世界最大の再エネ導入国であり、太陽光の設備容量は世界全体の37.3%、発電量で同32.3%、風力も設備容量は同40.7%、発電量で同36.2%と一国で非常に高いシェアを占めている(いずれも22年)。 すなわち、世界の再エネのおよそ4割が中国一国によって導入されているのが実情である。風力発電量の欧州と北米のシェアは49.9%、太陽光は36%であることも踏まえれば、再エネの大半が中国と欧米諸国において導入されているに過ぎないことが理解できよう。 そして世界の再エネ導入量で圧倒的シェアを占める中国では石炭火力が電力供給の根幹を依然として握っており、それがゆえにエネルギーの安定供給を損なうことなく再エネの導入拡大が可能となっていることは本稿が示した通りである。この事実を踏まえると、石炭火力を廃止し、再エネで取って替えるという世界的な潮流があるわけでは全くないと結論付けることが出来よう。 上記のメディアの記事中で言及されている「石炭の廃止を目指す有志国連合」なども米国を除けば加盟国のほとんどが石炭の主要消費国「でない」国々で構成されており、消費量ゼロの国も多い。率直に言えば石炭の重要性を認識する機会もない国々や自治体が集まって勝手なことを言っているだけの組織 (https://wedge.ismedia.jp/articles/-/32710 )である。石炭火力は廃止よりも低・脱炭素化を目指すべき G7広島サミットやCOP28でわが国が表明した「多様な道筋による(再エネ偏重でないという意)ネットゼロ」、「脱炭素・経済成長・エネルギー安全保障」の同時実現を目指し、火力の低炭素化、ゆくゆくは水素・アンモニア燃焼、あるいは二酸化炭素回収・貯留(CCS)による脱炭素を実現しようとする路線に再び立ち戻るべきだ。 欧州、特にドイツが脱原発と石炭火力の一部廃止を断行する一方、エネルギー価格の高騰で経済成長に悪影響を及ぼしている状況を見ると、G7が石炭火力廃止を進めたとしても自らの経済を破滅させるだけで、それを見て他の国々が追随することはあり得ないだろう。 G7の独りよがりでなく、中国はじめ途上国が受け入れることができる対策こそが結局現実として効果的な気候変動対策ということになるはずだ。石炭火力の低・脱炭素化こそが、現在は技術面でも経済性の面でも課題は少なくないが、今後のイノベーションを通じてその役割を果たすことが期待される。 わが国は、その推進のプラットフォームとしてアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)を23年3月に設立し、COP28閉幕1週間後には首脳会議を開催した。理念ばかりでなく、現実に取り組みが進んでいることは大いに喧伝すべきであるし、現状の加盟国は日本と主に東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国であるが、そこに中国が加盟すれば世界の気候変動対策を進めるうえで大いに力を得ることになるだろう。 先の日本メディアの言い分によれば先行国に差を付けられているとされるわが国は実際には、太陽光発電の世界シェア7.7%で世界第3位と立派に脱炭素先行国のひとつである。しかし国土面積当たりの太陽光導入量でわが国は既に世界最大となっており、既に適地には導入しつくして今後の新規導入分の効率は低下する見通しである。 昨今は居住地近くでのメガソーラー建設による土砂災害・火災の恐れ、あるいは阿蘇や釧路湿原など自然豊かな地域での環境破壊など日本各地で問題が指摘されることとなっている(以前ならメディアや環境NGOが大騒ぎしたはずの案件だが何故ダンマリを決め込んでいるのだろうか)。また風力については陸上風力も中国や欧州と異なり一向に導入コストは低下せず高止まりし、洋上風力に至っては依然として中国の導入コストの3倍程度( https://wedge.ismedia.jp/articles/-/31226 )という割高な水準である。という割高な水準である。という割高な水準である。 中国が世界的に見て圧倒的な規模で再エネの導入を拡大できるのは太陽光も風力もその設備の生産基盤を国内に有し、国内への供給はもとより高い価格競争力で以て海外に輸出することでグリーン成長にある程度成功している好循環があることが大きい。わが国の再エネ設備メーカーは凋落して既に久しく、再エネ導入の国内産業への波及は非常に少ない。 火力についてもわが国産業の競争優位は失われつつあるが、いまならまだ反転攻勢が可能かもしれないと一縷の望みは残っている。真にグリーン成長を目指すのであれば、わが国は火力の低・脱炭素化にこそ賭けるべきだ。次期エネルギー基本計画は再エネバイアスで歪んだ「世界の潮流」に惑わされることなく、現実的でかつわが国の国益に資する内容となるように議論を注視しなけばならない。 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406070000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/08
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 誕生花は薔薇。花言葉は「燃えるような愛」でも「甘いひと時」でもなく「嫉妬」「薄れ行く愛」だったりする。更には、“むち打ち治療の日”……交通事故は後を絶たない ◆ カトリック諸国の商船を襲っては暴利を貪っていた海賊の本拠地に天罰が下る(1692年=ジャマイカのポート・ロイヤルで大地震=)。 ◆ 多摩川の河川敷を使って日本初の珍走チャンピョンシップが開かれ、ホンダのオヤジやNISSAN財閥のオーナーもエントリーするが散々な結果に終わる(1937年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月07日 】 【中国は石炭消費を減少させない】IEAの2023年石炭ピーク見通しが実現しない 理由、日本は動じず石炭火力の低・脱炭素化を =前節= =Wedge_Report 【World Energy Watch】 2024/05/31 / 堀井伸浩( 九州大学経済学研究院准教授) 昨年2023年は世界の石炭消費量が85.4億トンとなり、史上最高値を更新する見通し、と国際エネルギー機関(IEA)が国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)閉幕日の2日後である12月15日に公表した。COP26以降絶え間なく、欧州は石炭の利用撤廃を目標として押し込もうとし、COP28でも当初そうした動きが見られたが、現実には石炭の消費量はさらに拡大していたわけだ。 英国グラスゴーで行われたCOP26でも、石炭撤廃が会議で叫ばれる中、当の欧州では風力の出力低下で石炭火力が電力需給バランスの要となっていたように、近年のCOPは現実から遊離した議論の場となり下がっている。もっとも、公正に言えば今回は、北米と欧州の23年の石炭消費量は前年比2.07億トン、17.8%もの大幅な減少で、彼らは言行一致していたと言える。中国とインドが合わせて3.18億トンの消費増となったことで世界全体の石炭消費量が増加したとしている。 この事実をCOP28開催中に公表しなかったのは故意なのかどうかは分からない。ただ、報告書の中でIEAは、今後2026年にかけて世界の石炭消費量は減少し、23年が石炭消費のピークとなる、と展望している。 その根拠として、特に23年に2.2億トンも石炭消費を増加させた中国が今後3年間で2.05億トンの石炭消費を減少させるとの見通しを挙げている。その見通しは中国が再エネの導入を大幅に拡大することで石炭火力発電の石炭需要が1.83億トン削減されるという想定に基づくものだ。 しかし中国のエネルギー需給を観察している筆者にはIEAの分析が正しいとは全く思えない。COPにおける石炭撤廃を迫る政治的な策動に乗っかって、客観的な立場を放棄して煽動を行っているだけのように見える。以下、IEAによる中国の石炭ピーク論に反論していこう。 石炭火力が支える中国の電力需給バランス 23年の中国の発電量は8兆9091億キロワット時(kWh)、前年比5.2%の伸びとなったが、電源別に見ると火力が6兆2318億kWhで同6.1%の成長で、以下、水力1兆1409億kWhで▲5.6%、原子力4333億kWhで3.7%、そして風力は8090億kWhで12.3%、太陽光は2940億kWhで17.2%の成長であった。 成長率で見ると確かに風力と太陽光の再エネの伸長は目覚ましい。しかし火力の発電量の伸びも全体を上回っており、構成比を見れば火力が69.9%と圧倒的なシェアを占めている。中国の電力供給の根幹はやはり火力が支えているのは明らかだ。 風力と太陽光を合わせてもそのシェアは12.4%に過ぎない。そもそも成長率ではなく発電量の増加分で見れば、23年の火力の発電量は3583億kWhの増加であったのに対し、再エネは1317億kWhと火力の3分の1程度に止まる。こんな状況で今年から石炭火力による発電量が減少していくとは一体どのようなシナリオを想定しているのか、理解できない。 石炭火力と再エネの電力供給システムにおける貢献という点でもう少し掘り下げてみると、23年の発電設備容量の伸びを見ると、風力は前年比20.7%、太陽光に至っては55.2%も容量を拡大した。しかし風力も太陽光も発電能力がこれほど大幅に拡大したにもかかわらず、発電量は上で述べた通り、10%台の増加に過ぎない。 発電能力の増強に比して発電量の伸びが小さいのは言うまでもなく、再エネの出力が不安定なことに起因している。風力の年間稼働率は25.4%、太陽光は14.7%に過ぎず、稼働していない時間の方が圧倒的に多い再エネが本当に石炭火力に代わって発電量を増やしていくのであれば、火力の何倍もの設備容量を準備する必要があるということになる。 巨額の投資資金を注ぎ込んだ再エネだが…… それでは再エネの発電設備増強にいかほどの金額が注ぎ込まれてきたのかと言えば、23年の風力と太陽光の発電設備投資は6706億元(約13.4兆円)、発電設備投資額全体の7割にも及ぶ。これほど巨額の資金を投じたリターンが中国全体の発電量からすればわずか1.5%の増加というのはあまりに効率が悪いと言わざるを得ないだろう。 繰り返しになるが、23年の発電量の増加のうち、その81.4%が火力によるもので再エネは29.9%に過ぎなかった。ちなみに火力の設備投資額は1029億元(約2.1兆円)で再エネの6分の1以下である。 風力も太陽光も投入後は燃料費が不要であるため、中国では「地域によっては」石炭火力よりも安価なコストで発電できる。その意味するところは、再エネは、設備投資額はかさむし、稼働率も低いが、長期間稼働すれば燃料費節約によって経済性がある場合があるということだ。 しかし依然として5%以上で発電需要が伸びている中国にとって、発電設備投資の7割を振り向けても需要増加分の3割しか満たすことができない再エネに切り替えるということは、長期的に採算が取れるとしても電力供給の安定上、軽々に進めるわけにはいかないのだ。中国政府も石炭火力の役割を再評価 21年秋、中国が全国の3分の2の省で停電を含む深刻な電力不足に見舞われた引き金は、水力と風力の大幅な出力低下であったことは動かしがたい事実である。それに対応して中国政府はエネルギーの安定供給という観点から石炭火力の重要性を再認識している。 火力への設備投資額は2000年代に入ってからほぼ一貫して減少を続け、20年には568億元の大底をつけた。しかし21年からは再び増加し始め、23年は20年の81.2%増となる1029億元にまで回復した。 また火力の設備稼働率も20年の48.1%から23年には50.9%にまで(04年の68.4%には比べるべくもないが)上昇している。中国の電力需給バランスに石炭火力の果たす役割は近年むしろ増大しているのである。 以上の状況を踏まえると、今年24年から26年にかけて中国で石炭火力による発電量が減少に転じるというIEAの見通しは極めて蓋然性の低いものである。もし実現する可能性があるとすれば、中国経済の不振がさらに深刻化し、発電需要がほとんど伸びない、あるいは減少するというシナリオが現実化した場合のみであろうが、少なくとも26年までにそうした事態に陥ることはないだろう。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406060000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/07
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 恐怖の日=聖書に登場する獣の数字666にちなむ=。 だが季節的に怪談はちょっと早い。別名「オーメンデー」。 ◆ 第二次世界大戦から復員してきた元戦士・屈強な男たちが娯楽のために、「タマをいじくりまわして目標物にぶち込み快感を得るスポーツ」のリーグがニューヨークで創設される(1946年)。 ◆ ソ連で、単純作業による人民洗脳用インターフェース『テトリス』が誕生する(1984年)。だが、何故か資本主義国の愚民どもも洗脳を志願する事態に。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月06日 】 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406050000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/06
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 6月に結婚を挙げる花嫁は幸せになるそうだが、6月5日は婿の日にしてろうごの日。話は別だが元帥追憶の日=1934年-東郷平八郎、1943年-山本五十六=である。 ◆ イギリスの陸軍大臣が、敵による美人局に遭ったばかりに政治家生命を終了させられることに(1963年=プロヒューモ事件=)。 ◆ イスラエルがエジプトに不意打ちを食らわし、僅か6日間で植民地を戦争前の4倍にまで増やす(1967年=第三次中東戦争=)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月05日 】 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406040000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/05
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ この日だけは、大人も子供も動物園の中の動物も口に毛のはえた棒を突っ込み出し入れして、最後に白い液体を出す行為に勤しむ。何時もはサボるのにw=虫歯予防デーにして歯と口の健康週間初日= ◆ 大リーグの過ぎたファンサービスが原因で酔っ払いが大勢グラウンドに乱入、試合どころではなくなる破目に(10¢ビールナイト、1974年)。 ◆ 中国共産党が、北京は天安門に屯していたブルジョア民主主義にかぶれた不良学生に対し人民解放軍を使って無理矢理蹴散らす挙に出る(1989年=天安門事件=)。学生たちが文化大革命の紅衛兵になりかねないと思った鄧小平の意向があった模様。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月04日 】 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406030000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/04
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 痛みに耐えてよく頑張ったトキノミノルが日本ダービーに優勝するも、17日後に病死する(1951年)。感動した!!、NHKがプロ野球の試合をテレビ中継した日でもある。 ◆ 日本の病院のエレベーターが落下。ドイツでは車両が橋脚に激突、101人が死亡。後のシンドラーへの下地に(1998年)。 ◆ エクストリーム・鬼ごっこにエントリーしていたオウム真理教のランナー・菊地直子が、警察によって強制的にゴールさせられる(2012年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月03日 】 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406020000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/03
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ ぐうたら感謝の日。&so、裏切りの日=織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害=。Also, 路地の日。 ◆ 裸の男たちが組んず解れつやるのを公衆の面前でやるのは不道徳ってことで、両国に専用の建物が完成(1909年)。しかし太平洋戦争のドサクサで日本大学に横取りされる。 ◆ 米空軍のF-4ファントム戦闘爆撃機が、箱崎地区内で九州大学に建設している大型電算機センターへ特攻(1968年)。&so、ドジャースへと逃げ出した野茂英雄が竜巻旋風でメジャー初勝利(1995年)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月02日 】 ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202406010000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/02
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ 日本全域の気象観測を開始(1875年)。9年後のこの日は朝6時に日本初の天気予報を発表=警察署・派出所に掲示=するが、全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ。これで人々が信用すると思う? ◆ イギリスでしぶとく逆らい続けているデブを抹殺しようとしたナチス・ドイツが、手違いで二枚目の映画俳優を血祭りに挙げる (1943年=英国首相チャーチル暗殺が、映画俳優R.ハワードが犠牲となる) 。 ◆ 警察捜査の攪乱・妨害を繰り返す迷探偵の排除が目的として、探偵業規制法が成立 (2007年) 。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年06月01日 】 「ひまわり運動」の再来...頼清徳・新総統が「3万人以上の大規模デモ発生」 に触れたくない理由とは? =後節= =NewsWeek_ コラム/ 新政権の台湾.... / 2024年5月29日/ ブライアン・ヒュー(ジャーナリスト)10年前の教訓はどこへ反対派は、国民党と民衆党が改革案を利用して政敵を攻撃したり、機密情報の開示を強要して国の安全保障を危険にさらすことを恐れている。台湾では昨年秋、国民党が立法院国防委員会の共同委員長に指名した馬文君(マー・ウエンチュン)が台湾製潜水艦プログラムに関する情報を中国と韓国に漏らしたとして告発された。国民党は今回の法案を提出する前にも、賛否両論のある司法院の特別捜査部門(SID)を復活させ、法執行機関ではなく立法院の直接の支配下に置こうとしていた。SID復活の試みが物議を醸したのは、この部門が国民党政権下で政敵を攻撃するのに利用されていたためだ。例えば国民党政権当時に馬英九(マー・インチウ)総統と対立していた王金平(ワン・チンピン)立法院長が盗聴された問題や、民進党出身の初の総統になった陳水扁(チェン・ショイピエン)が2期目を終えた後に汚職に問われた件には、SIDが関与していた。問題が大きくなったため、蔡英文(ツァイ・インウェン)が総統に就任するとSIDは解体された。国民党は立法院の権限拡大を狙う今回の改革法案を、行政部門に対する政府の監督能力を強化するための手段と位置付けている。だが反対派は、国民党が権威主義的な過去を思い起こさせる手法で、再び権力を掌握しようとしているとみている。市民をさらに怒らせたのは、国民党が賛否両論のある新たな法案について、またも委員会審議を行わなかったことだ。ひまわり運動のきっかけとなった貿易自由化協定の強行採決と同じやり方に、国民党は10年前の教訓を何も学んでいないという批判の声が高まっている。ひまわり運動は、台湾の社会運動史でも有数の、あるいは最も重要な出来事と考えられている。14年3月30日に台北で抗議デモに参加した人は、推定50万人に上った。 5月21日のデモ参加者には、かなりの数の若者が含まれている。彼らは10年前にはまだ若すぎて抗議デモに参加できなかったが、ひまわり運動の精神を受け継いでいると語った人たちが多かった。ひまわり運動にも参加していたという人たちは、10年たった今も当時と同じような問題ばかりが論争の的になっていると嘆いた。改革法案に反対する人々が特に怒りを向けているのが、民衆党の黄国昌(ホアン・クオチャン)院内総務だ。黄は10年前にひまわり運動を率いたリーダーの1人だった。しかし黄が民衆党および同党の柯文哲(コー・ウェンチョー)党首、さらには国民党とも手を組んで以降、多くの人が彼を「裏切り者」と見なしている。民衆党は今回、単独では立法院の過半数に届かない国民党に協力し、共同で改革法案を支持した。民衆党は自らを、台湾の2大政党の対立・分断を超越する第3の選択肢として位置付けている。だが今回の改革法案のような物議を醸す問題で国民党と連携したことにより、民衆党には「国民党を支援するが立場は下の政党」というイメージが強まりそうだ。21日夜、デモ参加者が膨れ上がるなか、立法院庁舎の周りには4つの特設ステージが組まれ、参加者がそこで自由に発言を行った。このとき多くの若者が「若い世代は一様に黄国昌と民衆党を支持している」というイメージを覆したいと訴えた。民衆党は、頼が総統に就任する前日の19日に民進党本部前で抗議デモを展開。立法院改革の一環として、改革法案への支持を呼びかけた。屋外でデモが行われていたとき、立法院の中では民進党と国民党の議員たちが改革法案をめぐる議論を続けていた。改革法案をめぐる投票は50回以上行われ、翌20日の朝までに議員同士の衝突が何度も起きた。立法院では17日にも民進党と国民党の議員の乱闘騒ぎが発生しており、民進党議員4人と国民党議員1人がけがをした。17日は深夜0時頃に立法院の審議が一時中断となり、抗議デモも同時に終了した。 5日間で爆発した憤り17日には立法院での乱闘騒ぎの後、改革案に反対する抗議デモも自然発生的に行われた。このときの参加者は、数百人にとどまった。台湾で21日のような大規模な抗議デモが行われたことは、ひまわり運動以降の10年間で数えるほどしかない。17日には数百人だったデモ参加者が21日には数万人に増えたという事実は、つい最近までほとんど議論されなかった問題が、わずか数日で何万人もの人を抗議行動に駆り立てるほど大きなものになったことを示している。デモ参加者を駆り立てた主な要因にも変化が見られる。17日のデモの参加者が主に訴えたのは、民進党と国民党の議員が改革法案をめぐって暴力を繰り広げたこと、とりわけ偽情報や市民防衛の専門家であり、若者の間で人気が高い民進党の沈伯洋(シェン・ポーヤン)議員が負傷したことへの怒りだ。しかし21日のデモで聞かれた主な訴えは、改革法案の潜在的な影響への懸念と、国民党が台湾の政治的自由を中国寄りの勢力のために再び弱体化させようとしたことへの怒りだった。17日の自然発生的なデモから21日のはるかに大規模な抗議行動までの間に、立法院での乱闘騒ぎを捉えた画像や動画がインターネット上で広まり、事態はさらに注目を集めた。頼も就任演説でこの問題に暗に触れ、与野党の融和を呼びかけた。だが頼はその後、一連の騒動に直接には言及していない。抗議行動が民進党の仕組んだものだと思われないよう、一定の距離を置こうとしているのかもしれない。それでも立法院での一連の衝突は、今後4年間の立法院での議論の流れを決める可能性がある。国民党と民衆党は過半数の議席を握る強みを生かし、頼政権を弱体化させる方向で法案を可決させようと試みるだろう。台湾の総統は拒否権を持たないため、民進党は憲法解釈によって改革法案を阻止したい考えを示唆している。一連の抗議デモが今後、10年前のひまわり運動に匹敵する規模にまで広がるかどうかは分からない。しかし21日のデモが今後の流れをある程度つくったとするならば、今後4年間は政府の各部門の間で対立が繰り広げられ、主要政党がそれぞれの主張を通すためにデモを画策する未来が待っている。From thediplomat.com ○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202405310000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/06/01
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