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1月10日に退職した。9年前パートで透析室に勤務してから、病棟に、息子が中学生になったので、訪問看護ステーションの勤務の常勤を希望した。途中、回復期リハビリ病棟で、夜勤もした。訪問看護ステーションでは、よい仲間に恵まれて、幸せな仕事をさせていただいた。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 10年間は子育てをしようと心に決めた。そして、必ず在宅ホスピスケアをすることを心に温めてきた。40代は、試行錯誤だった。そのために、ケアマネジャーの仕事を経験し、訪問看護ステーションに勤務した。モチベーションを下げないために緩和医療学会をはじめととする緩和ケアに関する学会や研修会には出来る限り参加してきた。広島の友人が緩和ケア認定看護師の養成コースを学んでいる。共に歩みたいと思った。今の温かい場所から離れるのは辛いけれども、在宅ホスピスケアのチームで学ぶことを決心した。 1月15日から新しい職場で勤務している。厳しい。正直言って、この一週間、家に帰ってお風呂の中で泣いたこともある。くじけそうになる自分を勇気づけながら、少しづつチームの一員にさせていただいている。人の人生を私たち医療者に預けてくださっている。少しのミスもゆるされることはない。医療の現場は厳しくて当たり前。私は、温かい場所に長くいたから、ICUや内科、外科病棟で勤務していた緊迫した厳しい時代を忘れてしまっている。早くこの体が思い出してほしい。思いだせないなら、新しく思い知らされなければいけない。 今日は、前の職場で送別会を開いてくださった。くじけていたら、送別会が歓迎会になりかねない。前向きに私の気持ちを整理したら、頑張る勇気がわいてきた。惑わず進んできた40代。あと2年で、天命を知ることができるだろうか。がんばろう。 地域包括のみんな、支援センターのケアマネジャー、訪問介護のヘルパーさん、みんなの事務をしてくれる事務員さん、そして、訪問看護の看護師の皆様・・・ 素敵な花束をありがとう。 私のわがままで、忙しい職場を去るのに、私のために送別会を開いてくださることに感謝。 これからも一生涯の友として、共に生きてください。 ありがとうございました。
2009年01月24日
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中学三年の冬休みものんびりと過ごした息子。スケートボードが欲しいといって、ネットで、年末に購入した。3学期が始まったこの連休は、早速に友達と約束をしてきた。スケートボードを持って、大阪城公園で遊ぶという。スケートボードは、結構、大きいので、そのままでは、電車で運びにくい。何か入れ物が欲しいというので、布で袋を作った。 朝から出かけて、一日中、日が暮れるまで遊んできた。「今日の夕日もきれいやった。大阪城のところから移した夕日みて。」携帯で写した写真。息子は、夕日の写真をよく写す。夕日の色が綺麗で落ち着くのだそうだ。そういえば、中二のときの文集にも電車からみる夕日が一番好きだって書いてあった。結構、ロマンティックな息子を私は気に入っている。「今日の月は、メッチャでっかかったよ。ママもみた?大阪城公園から、ビルの間に大きな月が出てきたから、写したけどみてくれる?」携帯なので、画像がよくないのが残念。「一日中、スケボーしてたん?」と、娘。「いいや。移動手段や。」と、息子。「外人みたいやな。カナダでは、スケボーとかローラープレートとかで、普通に通学してるからな。」と、娘。 移動手段に使っただけのわりには、体中が痛いといって、シップをいっぱい貼っている息子。日ごろ運動不足だな(笑)。
2009年01月13日
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10日に退職することを利用者様にお知らせして、お別れをしている。退職するのを残念に思ってくださりながらも私のこれからのことに励ましや応援をくださるので、嬉しい。 Yさんは、食道がんの末期・・・入院中には認知症と診断されて、言葉を失ってしまっているようだった。排泄も失禁状態だった。退院して在宅での生活が始まって、少しづつ言葉が出るようになった。意思も伝えることができるようになった。Yさんは、ご自分ががんであることも知っている。私は、Yさんが認知症だとは思えない。妻と二人暮らしのYさんは、在宅で最期まで暮らすことを選ばれた。私も共に歩みたかったが、お別れしなければならない。 「残念やのう。」 退職するので、今日でもう会えなくなることをYさんにお伝えすると、あまりご自分からお話にならないYさんが、言った。私は、思わず、Yさんの手をとって、Yさんの目を見た。「そんな風に思ってくださるの? ありがとう。」 Yさんも私の目を見って、しばらくお互いに見つめあって、頷き合って、瞳でハグをした。だんだんにYさんの目が潤んできて、ちょっと大きなはっきりとした声でYさんが言った。「ありがとう。」 Yさんの言葉は、私の胸の中を熱くした。
2009年01月07日
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お正月の生け込みを終えて、予備に準備していたお花で、ちょっと生けてみた。 梅、松、百合と千両。小松とスプレー菊池坊の生け方に新風体というのがある。点と線と面で、足元は縦に一直線に活ける生け方。点は、葉ボタン。線は、梅と大王松の細い線、見えにくいけど、金銀の水引を絡ませている。そして、面は大王松自体を扇型の面と見立てた。 お隣の方と夫さんの実家の義母に迎春アレンジメント 肝心の今回のお稽古をしたアレンジメントもご紹介 生け花の和風もご紹介 まるで、花の展覧会(笑)。今年もお花がいっぱいの暮らしができますように。
2009年01月04日
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あけましておめでとうございます。昨年も色々なことがありました。さて、今年はどんな彩になる一年になるのでしょう。 どうか、私の大切な人たちにとっても幸せな一年になりますように。 がんばる勇気がもてますように。 年賀状は、なんとか昨年中に投函することができました。今朝、早々に届いた年賀状を読みながら、ちゃんと元旦に届くように年賀状を出せることは丁寧な暮しの一つだと思いました。時間に追われて、自転車操業のように暮らしていては丁寧に暮らしているとはいえません。予定生活を見直さなければと反省。 今年は、家族が4人全員揃ってお正月を迎えることができました。カナダにいた娘とスカイプでパソコンの画面をみながら一緒に新年を迎えたことがつい昨日のことのよう。みんながそろうことは、どんなご馳走を食べるよりも幸せなことです。 毎年、31日にはその年の家計簿の決算をして予算を立てていたのですが、今年はパソコンを新しくしたのと忙しいことをいいわけにして、9月からの記帳ができていなくて、決算ができませんでした。決算ができないことは、今年の確かな予算がたたないことも実感しました。今年は、パソコンではなく、初心に戻って、婦人の友社の家計簿に丁寧に記帳していきます。 今年は、夫さんの単身生活はどうなるのかまだわかりませんが、娘は大学へ、息子は高校へと環境が変わります。そして、私も1月から環境が変わります。 今の訪問看護ステーションを退職します。1月から在宅ホスピスの訪問ナースになります。在宅緩和ケアは、私が20年前から望んでいたことで、私なりに勉強はしてきましたが、まだまだ私にとっては、未知で無知なことがたくさんあります。人の人生にかかわる大切な仕事ができるよう、気持ちを新たに、謙虚に学んでいきたいと思っています。くじけず、がんばる勇気が続きますように。 今年の目標 いいわけにしないで、丁寧に暮らす努力をする。 出過ぎず、一歩下がって、思慮深く行動する。 知識を忘れず、気持ちは新鮮に新しい私になる。 今年もよろしくお願いいたします。
2009年01月01日
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