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初夏の田園風景(6)野菜・果物栗の花が落ちる・・「栗花落」と書いて「ついり」と読みます。名字では「つゆり」さん(「鬼滅の刃」にも登場します)、「つゆ」さんとも読むようです。栗の花が散ると梅雨入りです。ジャガイモ:馬鈴薯 ナス科「じやがいもの花適当に生きてをる 」藤田湘子カキ:学名は、ギリシャ語で「神の食べ物」を意味します。栄養豊富な果物です。ソラマメ:世界最古の野菜の一つで、古代エジプトやトロイ遺跡からも化石が出土しています。エンドウ:世界最古の農作物といわれ、古代エジプトでも作られていました。日本には奈良時代に中国から伝わりました。イチジク:世界中で古くから愛され、旧約聖書のアダムとイブの話にも登場します。サニーレタス レッドファイヤー:キク科レタスは世界中で栽培されていて種類も多く、大きく分けると玉レタス・葉レタス・茎レタス・立ちレタスの4種類があります。ロメインレタス:立ちレタスの代表格です。シーザーサラダや炒め物もおいしい、苦みのあるレタスです。
2024.06.02
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田植えシーズン。田園の風景が変わるころ、庭先の花々も一斉に華やかさを増してきます。ブラシノキ:フトモモ科名前は瓶を洗うブラシのような形から。ちなみにフトモモ科は太腿ではなく中国名の「蒲桃」です。ウキツリボク:浮釣木 アオイ科 花が咲く様子が、釣りに使うウキのように見えることからこの名があります。シャスタ・デイジー:キク科フランスギク属マーガレットやフランスギクによく似ています。サツキ:皐月 ツツジ科5月を示す「皐月」に由来する名です。ガクアジサイ ピンク:額紫陽花 アジサイ科ピンクのアジサイの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」です。ガクアジサイ ホワイト:白いあじさいの花言葉は、「寛容」「一途な愛情」です。シモツケソウ:下野 バラ科和名は下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)にちなみます。テッセン:鉄線 キンポウゲ科白と紫のバイカラーで、日本でも古くから茶花としても愛されてきました。
2024.05.31
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農繁期。野に畦道に花が咲き、セギを水が走ります。蛭には水田がきらめき、夕方にはカエルの大合唱、そうして今日の日が暮れていきます。カキツバタ:燕子花 アヤメ科『万葉集』にも詠まれ古くから親しまれています。衣服を染めるのにも利用されました。ヤブソテツ:藪蘇鉄 オシダ科葉の色は緑や黄緑の薄い色で光沢はありません。 ナノハナ:菜の花 アブラナ科「黄を主張せり 菜の花の一画は 」山口誓子クローバー:世界で最も生産量が多い、大切な蜜源植物です。ムシトリナデシコ:虫取撫子 ナデシコ科茎の節からネバネバする液が出て、小さい虫がくっついてしまうことから、「ムシトリ」の名があります。シラン:紫蘭 ラン科「風の中 紫蘭の内緒話かな 」高澤良一オッタチカタバミ:おっ立ち片喰 カタバミ科直根を持たず、地中の地下茎が水平に伸びて立ち上がります。
2024.05.30
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帰化とはその国の国民になること。もっともたくましく帰化しているのは植物かもしれません。穏やかで美しい自然の中で、強者は残り、弱者は駆逐されてゆきます。ハルジオン:春紫 菀 キク科北アメリカ原産の外来種です。過酷な環境条件下においても繁殖能力を分布を拡大します。ハハコグサ:母子草 キク科春の七草のひとつ御形(ごぎょう)です。古代中国または、朝鮮半島から帰化したといわれます。シュッコンハーベナ:宿根ハーベナ クマツヅラ科南アメリカ原産で、明治時代に園芸植物として入ってきました。アメリカフウロ:亜米利加風露 フウロソウ科北アメリカ原産の帰化植物で、日本中で見られます。チガヤ:千萱 イネ科地下茎を広げることで、ほかの植物のテリトリーを奪う最強の雑草の1つです。『古事記』や『万葉集』にも登場し、世界中に広がっています。チゴザサ:稚児笹 イネ科耐寒性があって日本中に分布し、国外では中国、東南アジア、オーストラリアにも生育します。マダケ:真竹 イネ科中国原産とも日本自生ともいわれます。ドクダミ:蕺・蕺草・蕺菜 ドクダミ科日本だけでなく中国や東南アジアに広く分布しています。名に毒が付きますが毒はなく、古くから十薬の名で薬草として利用されています。
2024.05.29
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楝(おうち)ちる 川べの宿の門(かど)遠く 水鶏(クイナ)声して夕月すずしき 夏は来ぬ(佐々木信綱作詞「夏は来ぬ」の4番)楝(おうち):センダン科センダン属センダンの古名です。「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は中国では白檀のことで、この木とは違います。カワウの飛来:河鵜 ウ科近年、著しく増えています。エサになる魚を求めて集団で季節的移動をします。 水稲育苗:この1ヵ月足らずの間に種子の塩水選、消毒、浸種、催芽、播種、緑化、硬化といった多くの手順があります。本田(ほんでん):苗代(なわしろ)で育てた稲の苗を、本式に植えつける田の事です。セイヨウタンポポの綿毛:西洋蒲公英 キク科コスモス:秋桜 キク科秋のイメージですが、早いものは初夏から咲き始めます。アメリカフウロ:フウロソウ科北アメリカ原産の帰化植物です。ベニバナユウゲショウ:紅花夕化粧 アカバナ科夕化粧のように、午後遅くに艶やかな花を咲かせます。
2024.05.28
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シダは花や種もなく増殖することから、世界中で神の加護のある「霊草」といわれ、縁起のいい植物とされています。お正月の鏡餅や、しめ縄などの飾りに使われる「裏白」も、シダに「共に白髪が生えるまで」という意味を持たせたものです。ウチワゴケ:団扇苔 コケシノブ科葉が団扇(うちわ)のように見えることからこの名があります。コケのように小さなシダです。ヤブソテツ:薮蘇鉄 オシダ科山地林下や人家の石垣など多様な環境に生える常緑性のシダです。 ベニシュスラン:紅繻子蘭 ラン科高さが10cmも満たない小型のラン科植物で、淡紅色をした長い筒状の花を咲かせます。イワトラノオ: 岩虎の尾 チャセンシダ科林縁や岸壁に見られるシダの仲間です。鮮緑色の柔らかい葉質をしています。アオネカズラ:青根葛 ウラボシ科長く横に這う肉厚な根茎が鮮やかな緑色をしていることからその名がつけられた着生シダの仲間です。カタヒバ:片檜葉 イワヒバ科 岩や樹の幹に着生し、地上茎は平面上に広がります。サジラン:匙蘭 ウラボシ科サジ形の葉形からこの名があります。「冬木立 にぎりこぶしのうち熱し」稚魚
2024.02.29
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毎日食べている身近な野菜も、そのルーツをたどると色々な知らない世界が見えてきます。インゲン:隠元 マメ科17世紀の明の禅僧・隠元(いんげん)によって伝えられたといわれます。トウモロコシ:玉蜀黍 イネ科米・麦と共に世界三大穀物の一つです。ラッカセイ:落花生 マメ科ピーナッツと呼ばれますが、ナッツ(種実類)ではなく豆の一種です。カボチャ:南瓜 ウリ科16世紀にポルトガル船が九州に渡来した際に、寄港地のカンボジアからもたらされた野菜で、「カンボジア」がなまったと言われています。サツマイモ:薩摩芋 ヒルガオ科江戸時代に琉球を経て薩摩(鹿児島県)に伝わり、そこでよく栽培された事に由来しています。パッションフルーツ(クダモノトケイソウ):南国のフルーツですが,寒さに強いため日本の多くの地域で栽培ができ、近年認知度が高まってきています。シシトウ:獅子唐辛子 ナス科日本の夏を元気に乗り切り、秋まで収穫できる栽培しやすい夏野菜の優等生です。スイカ:西瓜 ウリ科原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯で、紀元前4000年代にはすでに栽培されていたとされています。【お中元】日本農業賞受賞 山梨県産 高級桃「夏の香り・桃一番」2キロ 極上大玉6個前後【お中元】価格:3,980円(税込、送料別) (2023/7/14時点) 楽天で購入
2023.07.20
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ぼくが ここに いるときほかの どんなものもぼくに かさなってここに いることは できないサルスベリ:猿滑 ミソハギ科猿も滑って落ちてしまうほど樹皮が白くなめらかな様子から名付けられました。もしも ゾウが ここに いるならばそのゾウだけマメが いるならばその一つぶの マメだけしか ここに いることは できないミヤコワスレ:都忘れ キク科承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝が、荒れ果てた佐渡の庭にこの花を見つけ、慰みに名付けたとつたえられます。ああ このちきゅうの うえではこんなに だいじにまもられているのだクローバー:マメ科ヨーロッパを中心に生息し、日本には江戸時代に渡来しました。どんなものが どんなところにいるときにもオシロイバナ:白粉花 オシロイバナ科黒い種には毒があります。その「いること」こそがなににも ましてすばらしいこと として(「ぼくが ここに」まど・みちお)スイレン:睡蓮 スイレン科 古くからエジプトでは神聖な花として扱われてきました。ナンテン:南天 メギ科中国原産で、日本には江戸期以前に伝わりました。イヌタデ:犬蓼 タデ科名には「食べられない蓼」という意味合いがあります。ミツバチ:蜜蜂 ミツバチ科春から夏にかけては、育児期で、訪花活動も盛んです。【お中元】日本農業賞受賞 山梨県産 高級桃「夏の香り・桃一番」2キロ 極上大玉6個前後【お中元】価格:3,980円(税込、送料別) (2023/7/14時点)楽天で購入
2023.07.18
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値上げはぜんぜんかんがえぬニホンアマガエル:日本雨蛙 アマガエル科和名の通り、雨が降りそうになると繁殖期にかかわらず鳴くのが特徴です。年内値上げはかんがえぬとうぶん値上げはありえないムシトリナデシコ:虫取撫子 ナデシコ科粘着部で小昆虫を捕らえます。今のところ値上げは見送りたいすぐには値上げをみとめないキリンギク:麒麟菊 キク科値上げがあるとしても今ではないなるべく値上げはさけたい値上げせざるをえないという声もあるが値上げするかどうか検討中であるイチゴ:苺 バラ科メロンやスイカと同じく植物の分類や農業上では野菜です。値上げもさけられないかもしれぬが値上げは時期尚早である値上げの時期はかんがえたいアジサイ:紫陽花 アジサイ科値上げをみとめたわけではないすぐには値上げしたくないホウセンカ:鳳仙花 ツリフネソウ科値上げには消極的であるが年内に値上げもやむをえぬ近く値上げもやむをえぬカサブランカ:ユリ科カサブランカは、モロッコ王国最大の都市。スペイン語で「白い家」という意味です。オランダで改良された植物には、このように都市名がつくものが多くあります。 値上げもやむをえぬ値上げにふみきろう(有馬 敲「変化」)【お中元】日本農業賞受賞 山梨県産 高級桃「夏の香り・桃一番」2キロ 極上大玉6個前後【お中元】価格:3,980円(税込、送料別) (2023/7/14時点)楽天で購入
2023.07.17
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われは草なり伸びんとすハナショウブ:花菖蒲 アヤメ科伸びられるとき伸びんとすアジサイ:紫陽花 アジサイ科伸びられぬ日は伸びぬなり伸びられる日は伸びるなりシュッコンバーベナ:宿根バーベナ クマツヅラ科われは草なり緑なり全身すべて緑なりイタドリ:虎杖 タデ科毎年かはらず緑なり緑の己れにあきぬなりセイヨウフウチョウソウ:西洋風蝶草 フウチョウソウ科われは草なり緑なり緑の深きを願ふなりチドリソウ:千鳥草 キンポウゲ科ああ 生きる日の美しきああ 生きる日の楽しさよタチアオイ:立葵 アオイ科われは草なり生きんとす草のいのちを生きんとす醍醐山(「われは草なり」高見順)
2023.06.26
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歩きはじめたばかりの坊やは歩くことで しあわせキリ:桐 ゴマノハグサ科歌を覚えたての子どもはうたうことで しあわせオオキンケイギク:大金鶏菊 キク科ミシンを習いたての娘はミシンをまわすだけでしあわせセイヨウトゲアザミ:西洋刺薊 キク科そんな身近なしあわせを忘れがちなおとなたちでも 心の傷をなおしてくれるのはヤブヘビイチゴ:藪蛇苺 バラ科これら 小さなムラサキウンラン:紫海蘭 オオバコ科小さな しあわせスカシユリ:透百合 ユリ科(「しあわせ」高田敏子)
2023.06.25
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お家を出れば空がある。きっとお頭(つむ)の上にある。ウメ(梅・バラ科)屋根の上にも空がある。いつも見あかぬ空がある。シラン(紫蘭・ラン科)アンテナのさき、空がある。いつも澄んでる空がある。電柱の上、空がある。とてものぼれぬとこにある。ニシキギ(錦木・ニシキギ科)椎の林に空がある。ハンカチのよな空がある。椎のかげにも空がある。冷えた泉の底にある。マサキ(柾・ニシキギ科)街の方へも空がある。あおく流れた空がある。ナンテン(南天・メギ科)家のすきまに空がある。切れた四角の空がある。カラスノエンドウ(烏野豌豆・マメ科)雲の上にも空がある。雲によごれぬ空がある。ガマズミ(莢蒾・ガマズミ科)空の上にも空がある。神さまの国、空がある。ノゲシ(野芥子・キク科)遠いところに空がある。高いところに空がある。一度行きたい空がある。ああ、どこにでも空がある。(「空がある 」与田準一)
2023.06.23
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「どうかみなさんも花を愛する心、思いやりの心をいつまでも忘れないでいてください。そして、将来家庭を作るようになったら、この心を子孫に伝えてください。これが私の念願です」(牧野富太郎植物記序文「牧野富太郎博士のことば」より)ジャガイモ:馬鈴薯(ばれいしょ) ナス科南アメリカ大陸のアンデス山脈が原産で、世界中で栽培されています。ゴボウ:アザミに似た紫の花を咲かせます。ウメ:梅 バラ科サクラ属明日6月6日は「梅の日」です。天文14年(1545年)の旧暦6月6日、賀茂神社の例祭に梅が献上された故事に由来します。ムラサキツメクサ:紫詰草赤クローバーとも呼ばれ、世界中で栽培されたり野生化したりしています。シロツメクサ:白詰草 マメ科江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器の緩衝材として詰められたたため「詰草」といいます。スイカズラ:吸い葛 スイカズラ科細長い花筒の奥に蜜があり、子供たちがよく吸ったことからこの名があります。カラスビシャク:烏柄杓 サトイモ科役に立たないものの例えとしてカラスの柄杓の名があります。タニウツギ:谷空木 スイカズラ科田植えの時期に咲くのでタウエバナ(田植え花)とも呼ばれます。
2023.06.05
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「倫理道徳というものは理屈ではありません。人間が博愛心、つまり思いやりの心を持っていれば、しぜんに行われるものです。花を愛する心は、思いやりの心を養成します。思いやりの心は、どんなつまらぬ雑草にも、どんな小さな虫にもおよびます。わたしは、思いやりの心が花を愛することでしぜんに養われてきたと思っています」(牧野富太郎植物記序文「牧野富太郎博士のことば」より)ドクダミ:蕺・蕺草 ドクダミ科ゲンノショウコ、センブリと共に、日本の三大民間薬の一つとして知られます。ヤグルマソウ:矢車草 ユキノシタ科花の形が、こいのぼりの先端に付けられる「矢車」に似ていることから名づけられました。マーガレット:キク科花言葉は「恋占い」。乙女が恋占いに使う花ですが・・・花びらは通常21枚・・ということは・・。バイカウツギ:梅花空木 アジサイ科茎の中に空洞があるウツギの仲間です。ショウブ:花びらの付け根の筋が黄色いのはショウブです。(綾目ならアヤメ、白ならカキツバタ) イワアズマギク:英名はアルプスのアスター。アルプスやピレネー山脈にも咲いている花です。 チガヤ:千萱 イネ科古事記にも登場する、古くから日本人に寄りそってきた植物です。野の神様・カヤヌヒメノカミ(鹿屋野比売神)の「カヤ」はチガヤやススキを指すといわれます。ノゲシ:野芥子 キク科中国から稲作と共に持ち込まれた「史前帰化植物」の1つです。
2023.06.04
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「花を愛する心があれば、ちょっと散歩に出て道端に咲く雑草の花を見ても、農家の庭先に咲き乱れている花を見ても、楽しさでいっぱいになります」(牧野富太郎植物記序文「牧野富太郎博士のことば」より)シモツケソウ:下野草 バラ科すらりとした姿の美しさから ”高原の女王”とよばれます。ジャスミン:耶悉茗 モクセイ科古代エジプトですでに栽培されていたというほど、古くから香りが愛されてきた花です。クレマチス:テッセン (鉄線)と呼ぶ人も多いおなじみの花です。甲州印伝の柄にも採用されています。ハナケマンソウ:アメリカコマクサとも呼ばれます。ラテン語で「美しい形」を意味する種名を持つ、ハート形の花です。クリスマスローズ:名前通り花の少ないクリスマスシーズンから春まで楽しませてくれる花です。 ヤマアジサイ:山紫陽花 アジサイ科サワアジサイとも呼ばれ、ガクアジサイと比べて花色が多様です。ガクアジサイ:額紫陽花 アジサイ科ホンアジサイと違って、花の中心に蕾のような花が集合し、その周りにガクと呼ばれる葉っぱが変化した部分がついています。サクラソウ:桜草 サクラソウ科埼玉県と大阪府の県(府)花に指定されています。
2023.06.03
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呼びかけよう名前を、すばらしい名前をどの子にもひとつの生命が光ってる呼びかけよう名前を、すばらしい名前を(ゴダイゴ「ビューティフル・ネーム」より)エンコウカエデ:葉の彫りが深く、猿の手に似ていることから猿猴という名前がついています。イロハモミジ:秋には色とりどりに紅葉して目を楽しませてくれる、醍醐山の秋の王者です。エゴノキ:日当たりのよい雑木林で見られ、庭木として人気のある木です。アブラチャン:「アブラ」は油、「 チャン」は瀝青(れきせい)といってコールタールのような油分を指します。木全体に油が多いことが 名前の由来です。カラスザンショウ:サン ショウに比べ木も葉も実も大きく、カラスが実を好むため付いた名前です。ミズキ:樹液が多く、早春に切ると水が滴り落ちることから、名前がついています。ミズメ:樹皮や材観がサクラに似ていることから、ミズメザクラ(水 目桜)とも呼ばれます。ヤマハンノキ:樹皮に独特の特徴があります。
2023.02.10
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親しくなるには、まず名前を覚えるところから。ウワミズザクラ:ソメイヨシノの後咲き、遠くまで香りが漂います。下部温泉郷の善隣橋際に有名な大木があります。オオバラ:コシアブラと同様、葉は天ぷらで食べられます。オニグルミ:醍醐山はかつて里山であったためクルミ等が植えられました。キリ:良質のタンスの材料になるため、女の子が生まれると嫁入り道具にと植える風習がありました。ケヤキ:高級建築材として重用された樹木の王。カシワ:葉はかしわ餅でおなじみです。ヤマナラシ:風が強いと枝がぶつかる音から名前がついています。黒っぽい樹皮をしています。クロモジ:高級な楊枝として使われる希少な木です。
2023.02.09
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醍醐山は学習の森でもあります。木の名前を覚えましょう。アサダ:樹皮がはがれて外側にはね返ることからハネカワ、またはミノカブリとも呼ばれます。モミ:クリスマスツリーでおなじみ。頂上~展望台間にあるモミの木は醍醐山のご神木として、暮れには登山者の安全を祈願して注連縄が巻かれます。アカマツ:建築の構造材として多用され、スギ・ヒノキと並んで多い樹木です。ヒメシャラ:樹皮が美しく、ナツツバキとも呼ばれます。シラカシ:肌が白っぽいカシ、甲府市の木です。アラカシ:肌が黒っぽいカシ。ヤマザクラ:春の山に桜色の灯りをともすように咲き誇ります。ウリカエデ:樹皮がウリに似ているのでこの名がつきました。
2023.02.08
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醍醐山の樹木の樹皮から、木の名前を覚えましょう。山梨県内の多くの山は醍醐山とよく似た植生になっているため、醍醐山の樹木をしっかり覚えれば、山の木博士になれるかも。アカシデ:樹皮がやや赤みがかっています。クヌギとコナラ:クヌギとコナラ:左の彫りの深いのがクヌギ、右のやや浅いのがコナラです。クヌギ:炭の材料に使われます。ドングリの実は丸いです。コナラ:炭の材料に使われます。ドングリの実は細長いです。スギ:建築の造作材として多用されます。樹皮はヒノキと酷似していますが、葉が尖っています。ヒノキ:建築の造作材として多用されます。樹皮はスギと酷似していますが、葉をみれば丸みを帯びています。イヌシデ:樹皮が灰色です。クマシデ:樹皮が節くれています。
2023.02.07
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旧暦の8月15日の夜の月・「中秋の名月」。今年は、9月10日でした。 残暑の厳しい中でも、秋の農作物や尾花を飾り月を愛でると、季節が静かに移り変わったのを感じます。 2022年9月10日:中秋の名月 中秋の名月は最も早くて9月7日、最も遅くて10月8日になります。来年は9月29日です。サルスベリ:百日紅 ミソハギ科その名の通り100日紅いように見えますが、実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるのです。シロバナベコニア:シュウカイドウ科湿気の多い環境を好みます。ベコニアマクラータ:ブラジル原産の木立ち性ベゴニアです。マクラータとはラテン語で「斑点のある」という意味です。キンミズヒキ:金水引 バラ科由来は、黄色い小さな花をつける穂を金色の水引に見立てたものです。ニラ:韮、韭 ネギ科「古事記」や「万葉集」にも出てくるほど古くから知られていた野菜の一つです。ヒョウモンチョウとヒャクニチソウ:豹紋蝶 タテハチョウ科名の通り黄色の地に黒い斑点があります。クロアゲハとハナトラノオ:黒揚羽 アゲハチョウ科、花虎の尾 シソ科縁に鋸歯があり、花が四方を向いて規則正しく密に並びます。
2022.09.17
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のどかな田園風景が広がる山里の秋。朝夕涼風が立ち、花が咲き、蝶が舞い、野菜や果実が稔り、人間にとっても心地よい季節です。「仲秋や誘はるるまま門を出づ 」山口青邨 「仲秋や百姓はみな鎌をもち」山口青邨「仲秋やあかるくとざす昼の雲」大野林火マクワウリ:真桑瓜 ウリ科メロンの元祖。岐阜県の真桑村で上質なものが取れたことから名がつきました。。「仲秋や庭の草丈いたづらに」飴山實ツルボ:蔓穂 キジカクシ科貴人が皇居に参上する際、後ろから差し掛ける傘をすぼめた様子に見立てて、参内傘(サンダイガサ)とも呼ばれます。 ダリア:キク科1842年(天保13年)頃、オランダより長崎出島を経由して江戸巣鴨に導入されたと言われる花です。当時は「天竺牡丹」と呼ばれました。ハチス:果実が蜂巣状をなすところからこの名があります。オオイヌタデ:大犬蓼 タデ科植物の世界では「犬」と「男」は「使えない」という意味で名前につけられるそうです。。。
2022.09.16
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サトイモの花を見たことがありますか?日本では十数年に一度しか咲かないといわれるサトイモの花が、今年醍醐山山麓で咲きました!サトイモの花をはじめ、普段はあまり目にすることのない野菜の花をご覧ください。サトイモ:里芋 サトイモ科分布の中心であるインドや東南アジアでは珍しくない花です。日本のこの夏の気象状況が高温・多湿・多雨だったことを物語る開花です。ウコン:鬱金 ショウガ科二日酔い予防がすっかり定着したウコン。ターメリックとも呼ばれ、カレーにはなくてはならないスパイスです。ナス:茄子 ナス科今年は豊作でした。オクラ:秋葵 アオイ科腸活で人気のネバネバ野菜です。イネ:稲 イネ科収穫すると米と呼ばれ、トウモロコシ・小麦とともに世界三大穀物の一つです。イチジク:無花果 クワ科アダムとイブがエデンの園で食べた"禁断の果実"は、リンゴなのかイチジクなのか・・古くから論争があります。2人が恥じらいを覚えて、体を隠すのに使った葉っぱはイチジクの葉のようです。アケボノダイズ:曙大豆 身延町のブランド大豆です。通常の大豆よりも1.6倍の大粒で、糖度も高い極上の大豆です。標高300~700mの昼夜の寒暖差が大きく、霧の多い身延町曙地区で採取した種子を使用して町内で栽培されています。クリ:栗 ブナ科世界中に数多くの品種がありますが、大きく分けると日本栗(和栗)をはじめ、中国栗、ヨーロッパ栗、アメリカ栗があります。
2022.09.15
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メコンの流れがあふれている昆明の奥の思芽(しぼ)という湿地から友だちが持ってきてくれた野生の稲の穂一本芒(のぎ)がひどく長くてそのはじっぽに縄文紀の光りがきらっと見えるそこでは紅米を青竹の筒で蒸して食べていたそうだ稲の道は東へ南へ河に沿ってくだった揚子江をくだった奴が黒潮にのっておれたちの列島へ渡ってきたイヌコログサ:犬子草(アワの原種)対馬の豆酘(つつ)という村では今も昔の赤米を祀っている 四月吉日 種おろし 半夏生あとさき 田植え 十月十七日 お吊りまし 十月十八日 初穂米 十二月三日 斗瓶酒(とがめざけ) 十二月十九日 ヒノサケ潮の干満を知るために壱岐も対馬も旧い暦が生きていて月神も祀られている酉年のヒノサケは一月二十四日だ受け頭屋では麦の濁り酒が汲みかわされるおれが豆酘村へ飛ぶ日だ親潮の岸まできた悲運の稲の始原と終焉を語り合うため……(「稲の道」真壁仁)マリーゴールド:キク科シュッコンハーベナ:クマツヅラ科こぼれダネでよく増え、放任でもよく育ちます。ビオラ:スミレ科こぼれダネでたくましく咲き出して楽しませてくれます。
2022.07.02
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花のよそおい 美しく匂うそよ風 朝露あびてぬれた瞳に 火と萌える心に秘めた あじさいの歌花の香りも かぐわしくかわすささやき かなでる調べ咲いたあじさい あでやかによりそいうたう しあわせの歌花のさかりを 美しく燃える紫 ほんのり紅く愛のしるしを ちりばめてやさしくそよぐ あじさいの歌(「あじさいの歌」作詞:滝田 順)アジサイ:紫陽花 アジサイ科日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。トウモロコシ:玉蜀黍 イネ科穀物として人間の食料や家畜の飼料となるほか、コーンスターチや油やコーンシロップ、バイオエタノールの原料としても重要です。スイカ:西瓜 ウリ科ウリ科のつる性一年草。農水省の果樹の定義は「二年以上栽培する草本植物、及び木本植物」なので、スイカは野菜です。タチアオイ:立葵 アオイ科線路脇に咲いて夏を教えてくれる丈夫な花です。カナダ・アネモネ:キンポウゲ科花は葉の上に茎を伸ばして咲きます。キンレイカ(金鈴花 オミナエシ科)とモンシロチョウロサ・キネンシス:バラ科ミニ薔薇の祖と呼ばれる花です。モン・カタバミ:紋片喰 カタバミ科鱗茎をもち、地上茎はありません。
2022.07.01
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「稲の詩人」とも呼ばれた宮沢賢治は、いわゆる田植え歌~挿秧(そうおう)歌を書いています。タイトルの「青い槍(やり)の葉」は、早苗の葉先の尖った様を表現しています。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)雲は来るくる南の地平そらのエレキを寄せてくる鳥はなく啼く青木のほづゑくもにやなぎのかくこどりグラジオラス:和名:トウショウブ(唐菖蒲) アヤメ科学名はラテン語で「小さな剣」という意味があり、葉や蕾の形からつけられています。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)雲がちぎれて日ざしが降れば黄金(キン)の幻燈 草の青気圏日本のひるまの底の泥にならべるくさの列ニゲラ:和名:クロタネソウ(黒種草) キンポウゲ科花後にできる果実は大きく発達し、このころに収穫して風通しのよい日陰に吊るして乾燥させれば、ドライフラワーになります。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)雲はくるくる日は銀の盤エレキづくりのかはやなぎ風が通ればさえ冴え鳴らし馬もはねれば黒びかりイタドリ:虎杖 タデ科子供の頃食べたことのある方も多いはず。茎は太く、中空で竹のように節があります。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)雲がきれたかまた日がそそぐ土のスープと草の列黒くおどりはひるまの燈籠(とうろ)泥のコロイドその底にカサブランカ:ユリ科ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、明治時代に日本から輸出されたタモトユリがオランダで改良された品種です。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)りんと立て立て青い槍の葉たれを刺さうの槍ぢやなしひかりの底でいちにち日がな泥にならべるくさの列ヤグルマソウ:矢車草 ユキノシタ科花の形が、こいのぼりの先端に付けられる「矢車」に似ていることから名づけられました。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)雲がちぎれてまた夜があけてそらは黄水晶(シトリン)ひでりあめ風に霧ふくぶりきのやなぎくもにしらしらそのやなぎキクイモモドキ:菊芋擬 キク科 別名:ヒメキクイモよく見かけるけれど名前を知らない花の筆頭です。是非名前を憶えてください。八重咲きのものもあります。(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)りんと立て立て青い槍の葉そらはエレキのしろい網かげとひかりの六月の底気圏日本の青野原(ゆれるゆれるやなぎはゆれる)アラゲハンゴンソウ:荒毛反魂草 別名 キヌガサキク(絹笠菊) キク科生態系被害防止外来種リスト掲載種です。ヤブカンゾウ:藪萱草 ユリ科有史以前に中国から渡来しました。寺院によく植えられ、今は全国に分布しています。
2022.06.29
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雨があがって雲間から乾麺みたいに真直な陽射しがたくさん地上に刺さり行手に榛名山が見えたころ山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。眼下にひろがる田圃の上に虹がそっと足を下ろしたのを!野面にすらりと足を置いて虹のアーチが軽やかにすっくと空に立ったのを!その虹の足の底に小さな村といくつかの家がすっぽり抱かれて染められていたのだ。それなのに家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。―――おーい、君の家が虹の中にあるぞオ乗客たちは頬を火照らせ野面に立った虹の足に見とれた。多分、あれはバスの中の僕らには見えて村の人々には見えないのだ。そんなこともあるのだろう他人には見えて自分には見えない幸福の中で格別驚きもせず幸福に生きていることが――。
2022.06.19
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見慣れた花々にも、それぞれに花言葉があります。花からのメッセージに耳を傾けてみましょう。クレマチス:「精神の美」「旅人の喜び」かつてヨーロッパで宿屋の入り口にクレマチスを植え、やさしく迎え入れたことにちなみます。アジサイ(白):「寛容」互いに認め合う意味を込めて、結婚式の装飾にも人気があります。アメリカコマクサ:「従順」花の形がハート型なことから、「心」に関する花言葉が付けられているようです。クリスマスローズ:「私を忘れないで」中世ヨーロッパでは戦場に赴く兵士に贈る花でした。アジサイ(赤紫):「元気な女性」梅雨のないヨーロッパの快適な気候をイメージさせる花言葉です。 クンシラン:「誠実」「貴い」「情け深い」花の名の「君子」に由来します。ガクアジサイ:「謙虚」ホンアジサイよりも謙虚に見えることにちなんでいるとされます。シモツケソウ:「はかなさ」花びらよりも長いおしべが花を覆い、おぼろげな印象を与えます。
2022.06.10
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せっかく 花を さかせてもせっかく 葉っぱを ひろげても(アメリカフウロ:亜米利加風露 フウロソウ科日本に存在しなかった外来種。繁殖力の強い雑草)ふりむいていく 人はいない (アレチギシギシ:荒地羊蹄 タデ科ギシギシの仲間で荒れ地に多い。 ヨーロッパ原産)それでも平気さ みんなしてむんむん草むら つくってく(テイカカズラ:定家葛 キョウチクトウ科テイカは藤原定家のことで、カズラはつる性植物という意味。藤原定家は愛する人を忘れられず、この草となってその人の墓に絡みついたと言われる)どんなに のどがかわいてもどんなに ほこりを かぶっても水など くれる 人はない(オオアレチノギク:大荒地野菊 キク科南アメリカ原産で世界各地に広がり、日本へは大正時代の終わりに渡来)それでも平気さ 上をむいてのびたいほうだい のびていく(ツルマンネングサ:蔓万年草 ベンケイソウ科新緑が美しく、暑さ寒さに強いことから、グランドカバーや屋上緑化に向く)オオバコ ハコベ ヒメジョオンちゃんと 名前が ついててもよびかけてくる 人はいない(ナンバンカラムシ:南蛮茎蒸 イラクサ科 上質の繊維を得るのに江戸時代までは畑で栽培もされ、人里に近い山野に多く生える)それでも平気さ いつだってきらきらしながら 生きていく(「雑草のうた」 鶴岡 千代子)(ドクダミ白い花びらのような部分は葉の一部で、真ん中の密集部分が花。民間薬として昔から重用されている)雑草とは「自然に生えるいろいろな草。 また、農耕地で目的の栽培植物以外に生える草。 たくましい生命力のたとえに使うことがある。」広辞苑(ホトケノザ:仏の座 シソ科葉の形状が仏様が座る蓮座のように見える、在来種の多年草)
2022.06.06
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どこか遠くの 雑⽊林がいいな(シャクヤク)ひそかにひとりで そこへ⾏こう(シラン) 去年の おととしの さきおととしの散りつもる朽葉のにぶい弾⼒幾つもの春秋の重なりを踏み ⾃分の今⽇をたしかめよう(ユキノシタ)クヌギやナラやハンノキやそれぞれに そのうつくしい名があるのに雑⽊呼ばわりをしていいのかしら(ナンテン) つつましい⽊々たちの名のあがめられんことを(ショウブ)⽊々は⽊々 ⾃分は⾃分めぐる⽊々の肌に わが掌を触れながら⾃分の明⽇の⼩径を⾒つけよう(タイカンマツバギク)⾚や むらさきや ⽩緑の新芽の⽟がまぶしい(タンポポ)ツイッピツイッピツイッピシジュウカラは梢に⾼く歌い(ホタルブクロ)無名の⽻⾍はよっぱらいのように低く⾶ぶ(「雑⽊林」⿃⾒ 迅彦)
2022.06.05
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この雨に濡れた鉄道線路に散らばった米を拾ってくれたまえこれはバクダンといわれて汽車の窓から駅近くなって放り出された米袋だその米袋からこぼれ出た米だこのレールの上に レールの傍に雨に打たれ 散らばった米を拾ってくれたまえそしてさっきの汽車の外へ 荒々しく曳かれていったかつぎやの女を連れてきてくれたまえどうして夫が戦争に引き出され 殺されどうして貯えもなく残された子供らを育てどうして命をつないできたかを たずねてくれたまえそしてその子供らはこんな白い米を腹一杯喰ったことがあったかどうかをたずねてくれたまえ自分に恥じないしずかな言葉でたずねてくれたまえ雨と泥の中でじっとひかっているこのむざんに散らばったものは愚直で貧乏な日本の百姓の辛抱がこしらえた米だこのうつくしい米を拾ってくれたまえ何も云わず一粒ずつ拾ってくれたまえ。(「米」天野忠)
2022.06.03
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ぼくがこの世にやって来た夜おふくろはめちゃくちゃにうれしがり(サニーレタス)おやじはうろたえて 質屋へ走りそれから酒屋をたたきおこした(ブーケレタス)その酒を呑みおわるやいなやおやじはいっしょうけんめいねじりはちまき死ぬほどはたらいて その通りくたばった(ロメインレタス)くたばってからというものこんどは おふくろが いっしょうけんめい(ツルナシインゲンの花)後家のはぎしりがんばって ぼくを東京の大学に入れてみんごと 卒業させた(サツマナの種)ひのえうまのおふくろは ことし六十歳おやじをまいらせた 昔の美少女はすごくふとって元気がいいが じつは(スナップエンドウ)せんだって ぼくにも娘ができた(キャベツ)女房はめちゃくちゃにうれしがりぼくはうろたえて 質屋へ走り(キュウリ)それから酒屋をたたきおこしたのだ(「系図」三木卓)
2022.06.02
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最終回です。マーガレット: キク科明治時代の末期にヨーロッパから伝わって来た常緑多年草です。庭に植え付けると、年々株が大きくなり春にたくさんの花を咲かせます。シラン:紫蘭 ラン科地植えも鉢植えもでき、寒さや暑さに強い丈夫な花です。シャクヤク:芍薬 ボタン科「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」昔の美人は今と反対で、頭(結った髪)が大きく、腰が細く足が小さくて、ゆらゆらと儚げなのでした。アブラナ:油菜 アブラナ科古くから野菜として、また油を採るため栽培されてきた作物です。モッコウバラ:木香薔薇中国原産のトゲのないたくましいバラです。ネギとヒョウモンチョウナンテン:南天 メギ科いつ見ても色鮮やかで、存在感があります。山の中のキリの花:「桐の葉は木に朽ちぬより、秋来なば先駆け散らん」本当の美しさは地表からは見えない高貴な花です。今年は5月になってもまだ寒い日があるものの、春の花はもう思い出になりました。「子を発たす立夏の駅の草の丈」石井直子
2022.05.10
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いずれ菖蒲か杜若・・毎年覚えて毎年忘れるアヤメとカキツバタの見分け方。とりあえずアイリスと言えば間違いないというのは、マグロもカツオもツナでいいというのと似ているような・・・。日本人、あるいは日本語が緻密ということなのかもしれませんね。ハナモモ:花桃 バラ科中国原産の落葉樹で、弥生時代に渡来しました。ひな祭りの花として親しまれています。クリスマスローズ:キンポウゲ科「雪起こし」「寒芍薬(カンシャクヤク)」という和名もあります。 オボロヅキ:朧月 ベンケイソウ科今人気の多肉植物で、高値で取引きされています。キジムシロ:雉筵 バラ科地面に生える葉をキジが休むムシロにたとえています。スズラン:鈴蘭 ユリ科世界中で日本で最も多く栽培されている、日本人好みの花です。シャガ:射干 アヤメ科常緑の多年草で、明るい日陰の湿り気のある場所に多く自生します。ツツジ:躑躅 ツツジ科万葉の時代から親しまれており、花が連なって咲くことから「つづき」、また花が筒状であることから「つつ」などと呼ばれていて、次第に「つつじ」になったようです。
2022.05.09
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「自分の中に種々の人間がひそんでいる。まず近代人と原始人がある」イチリンソウ「ところが自分の中にもう一人の人間がひそむ」ボタン「これは生命の神秘、宇宙永劫の神秘に属するものか」ボケ「これを自分は『幻影の人』と呼びまた永劫の旅人とも考える」ハナカイドウ「この人間は『原始人』以前の人間の奇蹟的に残っている追憶であろう」ツルニチニチソウ「永劫の世界により近い人間の思い出であろう」ヒマラヤユキノシタ「道端に結ぶ草の実に無限の思い出のごときものを感じさせるものは、自分の中にひそむこの『幻影の人』のしわざと思われる」スズランスイセン「めしべは女であり、種を育てる果実も女であるから、この意味で人間の自然界では女が中心であるべきである」ヒヤシンス 「この意味での女は『幻影の人』に男よりも近い関係を示している」(西脇順三郎)山で感じる安らぎと不思議な懐かしさ・・・母の日は、山へ。
2022.05.08
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雪が降ったり真夏日があったり・・・大きな波があった4月でした。それでも野の花はいつもと同じように咲き、命のバトンをつなぎました。4月の花を振り返ります。カタクリ:片栗 ユリ科冬の寒さにじっと耐え、華やかに開花するスプリング・エフェメラルです。ツクシ:土筆 トクサ科スギナの胞子茎。草原や田畑の畦などに多くみられ、古くから親しまれています。セイヨウタンポポ:西洋蒲公英 キク科繁殖力が強く、今は野原で見られるタンポポの大半を占めています。イカリソウ:碇草 メギ科錨(イカリ)のような形の花を咲かせます。生薬としても有名です。ニリンソウ:二輪草 キンポウゲ科名前通り1本の茎から2輪の花を咲かせる、春山を代表する花です。シバザクラ: 芝桜 ハナシノブ科「ハナツメクサ」とも呼ばれます。タチツボスミレ:立坪菫 スミレ科ほぼ日本全土の平地から低山に分布し、毎年同じ場所で春を告げてくれる多年草です。ヤマブキ:山吹 バラ科初夏まで長く楽しませてくれる花で、万葉集にも詠まれるなど古くから愛されてきました。
2022.05.07
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新緑の一つ一つには個性があります。山は様々な個の集合体です。身近な木々を良く観察してみましょう。ケヤキ:欅 ニレ科「けやけき木」が名の由来で、「目立つ、ひときわすぐれている」という意です。フジ:藤 マメ科万葉の昔から日本人に親しまれています。アラカシ:粗樫 ブナ科ドングリがなる木の代表的な樹種で、カシの仲間では最も広い範囲に分布します。キリ:桐 ゴマノハグサ科切ってもすぐに芽を出し、どんどん成長するため「キル(切る、伐る)」が名の由来です。イロハモミジ:伊呂波紅葉 ムクロジ科新緑も紅葉も美しく、一般的に「モミジ」といえばこれを指します。 スギ:杉 ヒノキ科スギは日本の固有種です。古くからヒノキと並び広く植林されました。タケノコ:筍 イネ科タケノコは竹の芽の部分で、すべての竹の芽の総称として使われています。ドウダンツツジ:灯台躑躅 ツツジ科中国語名の「満点星(ドウダン)」と書く場合もあります。
2022.05.06
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「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」服部嵐雪コウメ:小梅 バラ科 中国語の梅(Mei)から転化して、ウメとなったいう説が有力 です。ヒヤシンス:風信子、飛信子 キジカクシ科 春の花壇を彩るポピュラーな秋植え球根です。ミヤマカワリシダ:チャセンシダ科タケ:竹 イネ科 わずか3ヶ月で美しい娘に成長するかぐや姫は、竹の成長を表しています。竹の根:地下茎を横に四方八方に伸ばしていきます。そこからまた新たな竹が生えてきます。カヤ:榧 イチイ科 材は最高級の碁盤、種子は食用油などに利用されます。冬の川の情景清流には氷も
2022.02.03
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凍てついた畑のなかで野菜達は、寒さに負けじと糖分を蓄え、甘くおいしくなっています。ハクサイと五老峰:白菜 アブラナ科 名前は文字どおり全体が白いことからです。ダイコン:大根 アブラナ科 ビタミンC、カリウム、消化を助け胃腸の働きを整えるジアスターゼを含みます。大根おろしは寒中が最高と言われます。テッポウユリ:鉄砲百合 ユリ科 冬の鉄砲・・・。タマネギ:玉葱 ヒガンバナ科 生では辛味と独特の香りがありますが、加熱すると甘い味に変化します。ホウレンソウ:菠薐草 ヒユ科 ビタミンA、Cやカロテンを豊富に含み、鉄、カルシウム、マグネシウムなども多く含みます。スギ(杉・ヒノキ科)とマサキ(柾・ニシキギ科):スギは日本で最も多く植林された木で、北海道の南部以南のほ ぼ日本全土に見られます。マサキは北海道から九州まで日本全国に分布する常緑樹です。ウスタビガの繭イワヒバ:岩檜葉 イワヒバ科 イワマツとも呼ばれ、乾燥に強いシダ植物です。
2022.02.02
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華やかな夏の花に比べ、冬には冬の姿の良さがあります。カムロザサ:禿笹 イネ科 黄色斑に多数の緑条が入る鮮やかな新葉が魅力です。テイカカズラ:定家蔓 キョウチクトウ科 藤原定家の、亡き人を想う執心が、想い人の墓に絡んで花開いたと言われます。キク:菊 キク科 皇室の紋にも使われている日本を象徴する花のひとつです。セイヨウキヅタ:西洋木蔦 ウコギ科 管理を怠るとあたりを覆いつくしてしまいます。モッコク:木斛 モッコク科 江戸時代には江戸五木といわれ、今でも「庭木の王」と呼ばれています。 アセビ:馬酔木 ツツジ科 馬が酔うのは、枝葉の「アセボチン」という 有毒成分のためです。ブルーベリー:ツツジ科 実の熟した色からブルーベリー(Blueberry)と呼ばれています。アジサイ:紫陽花 アジサイ科 冬にしか見れないアジサイのドライフラワー。
2022.02.01
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では問題です。「われは海の子」に出てくるのは「煙たなびく杣屋(そまや)」?それとも「煙たなびく苫屋(とまや)」?杣屋(そまや)は、山仕事をする人が、住んだり拠り所にしたりする小屋。苫屋(とまや)は、菅(すげ)や茅(かや)などを菰(こも)のように編んだ苫(とま)で屋根を葺いた小屋。「われは海の子」に出てくるのは苫屋(とまや)です(*^^*)セイヨウキヅタ:西洋木蔦 ウコギ科 別名アイビーと呼ばれます。スイセン:水仙 ヒガンバナ科 いち早く春の香りを届けてくれる球根植物です。ビオラ:スミレ科 パンジーの小輪多花性種をビオラと呼んでいます。パンジー:スミレ科 つぼみが下を向く形が、人がうつむいて物思う姿に 似ていることから、フランス語の「パンセ(考える)」 から命名されています。ロウバイ:蝋梅 ロウバイ科 まるでロウ細工のような花を咲かせます。ロウバイ 開花コウシュウヤバイ:甲州野梅 ウメ科 野梅(ヤバイ)系はたくましいので盆栽に適しています。
2022.01.30
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里山を見渡すと、様々な花が咲いています。見慣れた花々もそれぞれに歴史を持ち、しっかり息づいています。アカバナムシヨケギク:赤花虫除菊 キク科原産地はコーカサス地方です。除虫菊であるシロバナムシヨケギクと同じ成分を含みますが、観賞用です。オランダカイウ:和蘭海芋 サトイモ科天保年間にオランダから渡来した帰化植物です。キク:菊 キク科ナンテンと醍醐山遠望:手前から 醍醐山・身延山・七面山ヤツデ:八手 ウコギ科代表的な陰樹で、午前中2時間程度しか日が当たらない日陰でも生育します。「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉」(与謝蕪村)「大勢の 中に我あり 冬紅葉」(星野立子) 「佇(た)ちよれば 湯けむりなびく 紅葉かな 」(杉田久女)
2021.12.07
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本格的な冬の前・・・紅葉が散り残り、「日が短くなったね」とあいさつを交わすころ・・醍醐山山麓の花々をご覧ください。コウテイダリア:皇帝ダリア キク科5mもの高さになる「ダリアの王様」です。サフラン:番紅花 アヤメ科秋咲きのクロッカスの一種で、スパイスとしてもよく知られています。キク:菊 キク科花言葉は「高貴」「高尚」。黄色の菊(キク)の花言葉は「敗れた恋」。あららシュッコンバーベナ:宿根バーベナ クマツヅラ科枯れ根が休眠状態で越冬し、再び芽を出す多年草です。 ムラサキシキブ:紫式部 シソ科日本原産の落葉低木です。色づく葉と紫色の実とのコントラストが美しく日本的です。センニチコウ:千日紅 ヒユ科パナマ、グアテマラ原産で真夏の暑さに強い丈夫な花です。菊には「星見草(ほしみぐさ)」という美しい別名があります。「働きし 身のさわやかに 夜の菊」(中村汀女)
2021.12.06
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秋のひんやりした森に足を踏み入れてみましょう。ブナの林クサギ:臭木 クマツヅラ科こんなにきれいな花なのに!!枝葉に悪臭があるため「臭木」と呼ばれます。チカラシバ:力芝 イネ科ススキと同じく、イネ科の秋の風物詩です。ウマスギゴケ:馬杉苔 スギゴケ科低地~高山帯の湿った場所や針葉樹林によく生えているスギゴケの仲間です。ビロードシダ:ウラボシ科 岩などに着生して群生することが多い単葉のシダです。なりふり構わず生きる姿が美しいシロオニタケ明日は森のキノコです。
2021.09.26
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身近に咲く花々にはそれぞれ、特徴ある花言葉があり物語があります。花言葉を楽しみましょう。ナノハナ:花言葉「活発・快活・快活な愛・豊かさ・財産・豊かな財力」僕たちふたりは春咲く花とみつばちさ。肩の上に止まっていたい(郷ひろみ・花とみつばち)アセビ:花言葉「犠牲・献身・あなたと二人で旅をしましょう」キンカン:花言葉「思い出・感謝」ツバキ:花言葉「控えめな素晴らしさ・気取らない優美さ」ウメ:花言葉「上品・高潔・忍耐・忠実」マサキ:生垣に多用されます。花言葉「厚遇・円満」ニシキギ:紅葉の美しさを錦に例えてこの名があります。花言葉「危険な遊び・あなたの魅力を心に刻む」
2021.03.13
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あすが来てゐる たんぽぽの花びらに(三橋鷹女)ニホンタンポポたんぽぽは世界中に実に多くの種類があり、日本に自生しているものだけでも約20種といわれています。在来種のたんぽぽは、ニホンタンポポとも呼ばれます。外来種との違いは、花びらの下の総苞片(そうほうべん)が、在来種は直立、外来種は下向きに反り返っています。セイヨウタンポポ今や日本のタンポポの約8割はセイヨウタンポポ。侵略的外来種ワースト100に数えられています。春の川のたりのたりキクラゲフキノトウとアカタテハ若竹
2021.03.12
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グミの実の味を覚えていますか?お菓子のグミはドイツ語でゴムを表すグミ。植物のグミ(胡頽子)は、とげのある実を表す「グイ実」が縮まってグミとなったといわれます。今、新芽が出ています。グミ里の春。後方:右側 醍醐山 春の味覚:フキノトウ丸くないナンテンゴボウの芽吹き開花前の水仙ロウバイ
2021.03.11
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世界中に伝説がある妖艶な花。椿。ツバキ:椿、海柘榴 またはヤブツバキ藪椿 ツバキ科名前の由来は意外なことに葉にあるようです。厚みのある葉の意味で「あつば木」、つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」、光沢のある葉の「光沢木(つやき)」の説があります。ボケ:木瓜 バラ科果実酒やジャムも薫り高く、色とりどりの200もの品種が栽培されています。カワズザクラ:河津桜 バラ科静岡県河津町の名産・河津桜。実は身延町などのみなみやまなしでも、あちらこちらで観られます。モクレン:木蓮 モクレン科古く中国から伝来し、もともとは「辛夷」(しんい)という漢方薬として植えられました。頭痛や鼻炎の薬とされています。
2021.03.05
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オウバイモドキ:黄梅擬 モクセイ科ヒマラヤ地方を原産とするオウバイやソケイの仲間です。ウンナンオウバイという別名がありますが、雲南省に自生するわけではありません。セイヨウサンシュユ:西洋山茱萸 ミズキ科ヨーロッパ原産の耐寒性落葉小高木です。葉に先だって小さな黄色い花を咲かせ、早春の花木として知られています。ニホンスイセン:日本水仙 ヒガンバナ科多年草で日本の気候に合っているので、よく育ち毎年楽しめます。キブサスイセン:黄房水仙 ヒガンバナ科日本水仙の色違いでよく似た香りです。シダレウメ:枝垂梅 バラ科未だ蕾です。梅には実を食用にする「実梅」と、花を観賞する「花梅」がありますが、しだれ梅は花を観賞する花梅です。
2021.03.04
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せっかく 花を さかせてもせっかく 葉っぱを ひろげてもふりむいていく 人はないそれでも 平気さ みんなしてむんむん草むら つくってくどんなに のどが かわいてもどんなに ほこりを かぶっても水など くれる 人はないそれでも 平気さ 上むいてのびたいほうだい のびていくオオバコ ハコベ ヒメジョオンちゃんと 名前が ついててもよびかけてくる 人はないそれでも平気さ いつだってきらきらしながら 生きていく(雑草のうた・鶴岡 千代子)ホトケノザ:仏の座 シソ科 早春の人里に咲く越年草で、本州〜沖縄の畑や道端に生えます。まだ春浅いうちにいつの間にか咲きだしたかと思うと、耕作が始まる前の田畑を一面赤紫色に埋めつくしてします。桃畑でピンクの桃の花の紫の影のように咲く姿は、山梨の春の風物詩です。オオイヌノフグリ:大犬の陰嚢 オオバコ科 いつもながら気の毒な名前!秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ちます。早春に小さく愛らしいたくさんの花をつけ、春の終わりには枯れて夏の間は種子で過ごします。フキノトウ:蕗の薹 キク科蕗の早春の花茎をフキノトウ(蕗の薹) といいます。山野に生える春の山菜としてよく知られ、天ぷら、蕗味噌、おろし和えなどが食卓を彩ります。ギョウジャニンニク:行者葫 ユリ科かつては旧下部町の特産だった滋養強壮効果の高い野生のネギです。出羽三山の奥深くで厳しい修行を行った行者たちが活力源として食べたと伝えられ、 ニンニクのような香りからこの名があります。ツルニチニチソウ:蔓日々草 キョウチクトウ科 つるを色々な方向に伸ばしながら旺盛に生長します。たくさん咲く姿から「楽しい思い出」「楽しい追憶」という花言葉が付けられています。花大根。別名・諸葛菜(しょかっさい)、紫花菜(むらさきはなな)、大紫羅欄花(おおあらせいとう)
2021.03.03
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三角の葉っぱが特徴的なミスミソウ(三角草:キンポウゲ科)。宝石のように色とりどりに咲く花ですが、純白は正に春の使者。葉は雪の下でも常緑であることから、雪割草とも呼ばれます。「はにかみ屋」という愛らしい花言葉の反面、雪の下でも力強く生きることから「自信」という花言葉も持っています。雪の下からいち早く希望を与えてくれる春の妖精です。
2021.03.01
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