[旧下部町（山梨県身延町）] カテゴリの記事
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天空の村・身延町大山の冬
山梨県身延町大山（おおやま）から見える真冬の山々です。富士山をはじめ、毛無山山塊、南アルプス南部、南アルプス前衛峰が澄み切った青空に浮かび上がります。富士山！：手前 中之倉山左から稲又山・布引山・笊ヶ岳・富士見山（手前）・荒川岳左からパノラマ台・中之倉峠・中之倉山萬霊等（万霊塔）:この塔を回向することによって万霊を供養することを目的とするものです。手前：左から源氏山・八町山、奥：左から白河内山・農鳥岳・間ノ岳毛無山山塊：左から雨ヶ岳・タカデッキ・大見岳・毛無山・大ガレの頭・武山・五老峰左から富士見山、荒川岳（奥）、別当代山、倉尾山【送料込】みのぶ南天のど飴3個セット【代引き不可】難を転じる縁起のいい南天 身延山 お見舞い 母の日価格：1,320円（税込、送料無料) (2024/1/13時点)
2024.01.21
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下部（しもべ）の小正月
今年も各地で小正月の伝統行事が行われました。獅子舞、お山飾り（柳飾り）、団子ばら（団子ばな）、どんど焼き・・・下部各地の小正月風景をご覧ください。身延町無形文化財・「長塩の獅子舞」鍛冶屋組道祖神場（どうそじんば）：「長塩の獅子舞」は地元の人々によって250年以上も受け継がれている大変貴重な芸能です。長塩は向川・鍛冶屋・紙屋・大曽里の4つの組に分かれ、組ごとに道祖神が祀られています。小正月にはお山飾りが立てられ、その下で獅子舞が奉納されます。紙屋組のお山飾りとお幟（のぼり）：幟の文字は、詩経の「萬邦（ばんぽう）を綏（やす）んじて 婁（まま）豊年なり」からとられています。地元の長老によると「毎年豊年よりたまに豊年の方んいいだと」。確かに魚も獣も農作物も、それが持続可能な共存なのかもしれませんね。紙屋組にて：ザ・矍鑠（かくしゃく）矍鑠は後漢書・馬援伝に出てくる言葉ですが、これを光武帝に言われた時、馬援はまだ60代！今の日本の矍鑠とした方々は本当にすごいですね。下部温泉郷・善隣橋脇の道祖神にて：平穏で豊かな年になりますように下部温泉元湯旅館大黒屋の団子花下部温泉郷のどんど焼き：柔和で素敵な笑顔です♪今年も皆様にとって良い年でありますように。【送料込】みのぶ南天のど飴3個セット【代引き不可】難を転じる縁起のいい南天 身延山 お見舞い 母の日価格：1,320円（税込、送料無料) (2024/1/14時点)
2024.01.16
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大曽里橋の紅葉～国道300号（本栖みち・甲州いろは坂）
身延町長塩（ながしお）の大曽里（おおぞうり）地区。地元では「おぞうり」または「おどうり」と呼びます。全て北條姓の、日当たりのいい小さな集落です。大曽里の道祖神ここに隠れた紅葉の名所があります。長塩・大曽里橋（国道300号線）から常葉川上流なぜ隠れているかというと、車で通ると一瞬だから。大曽里橋（国道300号線）：左が廃道です。ここに車を停めます。下部町時代の国道300号。ほんの30ｍほどですが、川を見下ろすと、春は藤、秋は紅葉の名所です。春には藤の谷になります。田舎の日常は、美しい。防寒 パンツ メンズ 裏起毛 カーゴパンツ 冬 裏ボア 暖かい パンツ 極 暖 パンツ 太め イージーパンツ ウエストゴム ブランド outdoor products アウトドア プロダクツ ワークパンツ 作業着 ズボン ゆったり 冬物 丈夫 ゴルフ 釣り 黒 登山 バイク M L LL 裾上げ 不要価格：3,790円（税込、送料無料) (2023/11/19時点)
2023.11.26
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おせんげんさんのお祭り（浅間神社祭）～身延町岩欠と長塩
山梨県身延町の岩欠（いわかけ）地区と長塩（ながしお）地区には、双方から尾根に上り、尾根上の神社で合同で神事を行うユニークな祭りがあります。100年以上前から伝わる、伝統の浅間神社祭（おせんげんさんのおまつり）です。双方が山道を整備しながら尾根上の浅間神社に集まり、集落の安全と五穀豊穣を祈願し、親睦を深めます。新型コロナの影響で今年は4年ぶりの開催となり、久々の祭りに話が弾みました。神社入口の注連縄：4枚が基準です。かつては参道に露店が出るほどにぎわいました。 浅間神社：地元ではおせんげんさんと呼ばれます。木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）は、かぐや姫のモデルとも言われる絶世の美女です。 山の神であるお父さんと共に祀られていることが多く、火難除け、安産・子授け、農業、漁業、織物業、酒造業、海上安全・航海安全など、たくさんの御利益がある神様です。長塩・上岩欠の皆さん26名集合：少数精鋭の善男善女美男美女です。コロナ前、2019年の37名の集合写真です。 直会（なおらい）の乾杯：神様に捧げた供物を皆で分けていただきます。大事な神事の一部です。直会（なおらい）の懇親：直会（なおらい）の語源は、これをもって元の生活に戻る（直る）ことと言われます。「神人共食（しんじんきょうしょく）」という祭りの本質が、この笑顔にあります。スパッツ レディース スポーツタイツ 菌が99.9%死滅する制菌性能で臭わない レギンス タイツ メンズ レディース 着圧 加圧 スポーツウェア トレーニングウェア ランニングウェア ランニング トレーニング スポーツ アウトドア 服価格：1,280円（税込、送料無料) (2023/8/20時点)楽天で購入
2023.08.23
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長塩の獅子舞～身延町指定無形文化財
小正月の伝統行事「長塩の獅子舞」が今年も行われました。長塩の獅子舞は地元の人々によって250年以上も受け継がれている大変貴重な芸能です。左が伝統を伝えてきた旧獅子頭、右が現役の獅子頭長塩は向川・鍛冶屋・紙屋・大曽里の4つの組に分かれ、組ごとに道祖神が祀られています。小正月にはお山飾りが立てられ、その下で獅子舞が奉納されます。紙屋組の道祖神とお山飾り道祖神には酒や団子が供えられ、団子はどんど焼き（長塩ではどんどん焼きと言います）で焼かれます。かつては新婚家庭などお祝い事のあった家をめぐり、歌万才やおかめひょっとこの面白おかしいやりとりなど、新春の明るく華やかな大々的な行事でした。現在も神事を伴う伝統行事として、地元の人々に受け継がれ愛されています。獅子舞に欠かせない太鼓の付いた神輿。このまま地面に置いて演奏します。陽気で、それでいて哀愁漂う笛の音色と太鼓の拍子。江戸時代と同じ音楽を現代の人が奏で、獅子が舞う・・・今年もきっと悪魔を祓い、福を呼んでくれたに違いありません。
2023.01.16
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山梨県身延町長塩のヤマユリ～身延町の「町の花」
山梨県身延町の町の花・ヤマユリ。花言葉は「人生の楽しみ」です。長塩の保存地区が、地元の方々のご尽力で今年も見ごろを迎えています。垂直な崖ですが猿の被害に遭い、地元の方が保護活動をしてくださっています。かつての往還を下ると長塩川（常葉川）の清流が。本栖湖から富士川に注ぐ清流です。地元の通称「マキバシ」付近に馬頭観音が佇んでいます。道の正面には木喰上人の故郷・丸畑（まるばたけ）が見えます。木喰上人が少年時代初めて江戸へ行ったのは、長塩の生薬屋の行商に付いて行ったのだと伝わっています。今年は蕾が多く、たくさんの花が楽しめそうです。
2022.07.09
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本栖の森～佛峠（ほとけとうげ）と御飯峠（ごはんとうげ）（2）
長塩の長老に聞きました。「中屋敷から本栖へ登る道にゃあ【ようざけざぁ（ようだけ沢）】っちゅう沢んあっただよ。山ほど荷をしょってけえってくる男しゅを、女しゅや子供んとうんな、むすびをもってむけえ（迎え）に行ってな、行き会ったとこでよおざきょう（よおだけを）食わして、ちっと分けてしょってやってな、ほうしてみんなでけえってきただよ」旧下部町から本栖への道が何本もあり、頻繁に使われていたことが伺えます。釜額（かまびたい）集落からの佛峠（ほとけとうげ）と、栃代（とじろ）集落からの御飯峠（ごはんとうげ）には今も登山道があります。御飯峠1333ｍピーク。後方は雨ヶ岳御飯峠：下部中学校の卒業生には「歩いて本栖湖にキャンプに行った！」思い出のある方も多いかもしれません。御飯峠側から：左から王岳・節刀ヶ岳・鬼ヶ岳・十二ヶ岳・毛無山・三ツ峠・五湖山、その手前 西湖、手前 パノラマ台・烏帽子岳・本栖湖御飯峠側から：奥 大菩薩山系、手前 パノラマ台・烏帽子岳・本栖湖本栖湖への道：御飯峠～本栖湖栃代への旧標識栃代への新標識端足峠（はしたとうげ）への標識※「よおだけ」というのは午後の間食です。かつては3食のほかに午前中に「中入れ」、午後に「よおだけ」という間食がありました。「芋だぁ練りもちのようなもんばか食って稼ぐだからな、腹ん減るから5回食っただな」時には昔の路、生活路を歩いてみるのもいいものですね。
2022.04.29
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本栖の森～佛峠（ほとけとうげ）と御飯峠（ごはんとうげ）（1）
今や1年中キャンプで賑わう本栖湖。かつては、現在の山梨県身延町の中でも本栖湖の半分を有する旧下部町からは、富士宮方面への交通の要所でした。釜額（かまびたい）集落からの佛峠（ほとけとうげ）と、栃代（とじろ）集落からの御飯峠（ごはんとうげ）には今も登山道が残り、生活路だった往時を偲ぶことができます。旧下部町時代の看板がまだ残されていました。現在の山梨県森林環境部のパンフレット「本栖の森」より起点：浩庵テント村春の使者：キブシ（4月2日）佛峠へ佛峠：釜額集落と本栖湖とを結ぶ主要な峠でした。白根三山遠望塩見岳遠望
2022.04.28
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春の道祖神祭り
道祖神は、村の守り神として、多くは村の中心、道の辻、三叉路に立っています。村人たちが五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願するもっとも身近な神として、親しみやすい卑猥でユーモラスな表現も多々見られます。南山梨の醍醐山麓（旧下部町）には双体道祖神が多く、和やかな庶民の歴史を感じさせてくれます。祭りの準備道祖神祭りの始まりお祓い集落住民の安全・安心を祈り、日本酒「醍醐山」も奉納しました女性代表による玉串奉奠（たまぐしほうてん） 101歳！神々しい表情。まだまだ現役、お元気です。道祖神我らのシンボ・醍醐山、後方 七面山純朴な祈りが、道祖神様に届きますように。
2022.04.25
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勝坂（かんざか）峠からの富士見山～2021年上半期
2021年（令和3年）も半分が終わろうとしています。季節と共に、日々表情を変える富士見山の姿をご覧ください。富士見山は、みなみ山梨の身延町と早川町の境にあり、富士川の右岸にそびえる標高1640ｍの山です。 1月6日2月16日2月26日3月10日4月21日5月8日5月25日6月8日
2021.06.23
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ふるさと下部（しもべ）紀行~八坂(はっさか・標高9６0ｍ）
昨日ご紹介した御弟子（みでし）の先に八坂（はっさか）があります。この天空の地では、八坂の歴史を知り八坂を愛する今福太喜男さん（71歳）が天空採園という民宿を営んでいます。林業、炭焼き、民宿でのふれあいを楽しみながら、悠々と田舎暮らしを楽しんでいます。天空採園入口：素泊まりで大自然の田舎暮らしが体験できます。明るくおおらかな今福太喜男さん。この日は炭焼きの準備作業中でした。 天空採園：要予約・電話0556-38-0024シダレザクラ：枝垂桜 バラ科立夏の頃、ようやく散り始めましたヤエザクラ：八重桜 バラ科GWにようやく満開。目映い若葉 マルバアオダモ：丸葉青梻 モクセイ科枝先の円錐花序に白い小さな花を多数つけます。フタリシズカ：二人静 センリョウ科 天空採園では、かつての日常、現代の非日常が味わえます。
2021.05.07
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ふるさと下部（しもべ）紀行～折八（おりはち）・御弟子（みでし）
今は消滅集落となってしまった標高850ｍの御弟子（みでし）。かつては製炭や蒟蒻芋の栽培が盛んで、豆や雑穀等の自給用の作物も豊富な、豊かな地域でした。御弟子集落：左 富士山、中央 竜ヶ岳、右 雨ヶ岳 毛無山山群ここには山間に点在する集落の子供達が集う旧古関小中学校折八分校がありました。折八分校は明治10年に設置され、中学校は昭和22年下九一色中学校折門分校として小学校に併設して創立されました。昭和29年には小・中ともに古関小・中学校の分校となり、中学校は昭和35年に閉校して古関中学校と、小学校も昭和48年に閉校して古関小学校と統合しました。旧古関小中学校折八分校跡地学校は林道折八・古関線沿いの山の中腹にありました。この深い山間で、最盛期には70～80名の児童生徒が学んでいました。石碑に刻まれたかつての校舎御弟子からの景観（標高870ｍ付近）：竜ヶ岳、毛無山山群（雨ヶ岳・毛無山・大ガレの頭・五老峰）御弟子からの景観（標高850ｍ付近）：奥 大光山・ワサビ沢の頭・安倍峠・八紘嶺・七面山・青薙山・稲又山・布引山・笊ヶ岳。その手前 鷹取山・身延山・富士見山、その前 醍醐山、その手前 丸畑。下方 根子（ねっこ）集落御弟子からの景観（標高850ｍ付近）：醍醐山が良く見えます。御弟子からの景観（標高850ｍ付近）：峰山集落、右側 天狗岩1029ｍ 沢集落（標高610m）：林道折八古関線の起点です。
2021.05.06
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国道300号の一瞬京都かと見まごうスポット・初夏
昨年秋にご紹介した、国道300号の一瞬京都かと見まごうスポット。新緑はどうかしらと行ってみたら、なんと藤の谷になっていました。場所は身延町長塩（ながしお）の大曽里（おおぞうり）橋です。橋の下手（長塩川右岸）に車を停めます。この廃道沿いに藤の大木がたくさんあります。藤は美しく咲いてそのありかを教え、箕の材料の一つとしてかつての長塩の手工業を支えてくれました。大曽里（おおぞうり）橋から木喰上人の故郷を望む藤の花房は「藤浪」として万葉集にも登場します。古来から日本人に愛され寄り添ってきた花です。
2021.04.23
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道祖神さん（10）常葉・上之平・波高島（はだかじま）
旧下部町には135の道祖神があり、単身像・男女双神像・石の祠・文字だけ等様々です。常葉・上之平・波高島の道祖神をご紹介します。常葉・日向常葉・日向上之平：後方は五老峰波高島波高島波高島の道祖神の由来
2021.03.09
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道祖神さん（9）久那土（くなど）
旧下部町の久那土（くなど）という地名の由来は正に道祖神とルーツが同じです。岐神（くなどの神）は峠や辻、村境など、悪魔や疫病が入ってきてほしくないところ、「来な処」に祀られ、「おくなど様」と呼ばれました。久那土の三沢には奥杯(おくなど)という地名があり、江戸時代には３方面への分かれ道で道祖神を祀り、「おくなど様」と呼んでいました。三沢・塩貝浮き彫りではなく、珍しい丸彫りの道祖神です。三沢・店向・大道大石大石上田原表情があります。
2021.03.08
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道祖神さん（8）下部温泉郷
下部温泉郷の道祖神祭りは、観光客や湯治客も気軽に加わり賑わいます。双体道祖神が多い旧下部町の中で、文字だけのものや石の祠が多いのが特徴です。雨河内（あめごうち）橋脇雨河内橋脇温泉街善隣橋脇島（しま）温泉郷内の地名です。かつては「しまかみ」や「おおしま荘」という、地名由来の名の旅館がありました廻沢（めぐりさわ）湯之奥:毛無山の登山口であり、重要文化財・門西家住宅があります。湯之奥
2021.03.07
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ホタルの里・一色（いっしき）
醍醐山の北側には全国的にホタルで全国的に有名な一色（いっしき）集落があります。一色からの醍醐山中部横断自動車道では醍醐山トンネルのすぐ隣が一色トンネルです。醍醐山：右側の樹木の薄い部分が頂上です。一色集落の道祖神一色川：全国的にも有名なホタルの生息地です。6月には多数のホタルが乱舞します。ピカソのゲルニカ？醍醐山北面天然記念物 一色のニッケイ（肉桂）ニッケイ（肉桂）はクスノキ科に属する暖地性の常緑高木です。この木は樹齢およそ200年。根元の周囲3.0m、目通り幹囲1.6m、樹高8.0m、枝張りは東西8.7m､南北14.4mもあり、山梨の巨樹・名木100選に選ばれています。 俗に「ニッキ」と呼ばれ、戦前頃までは子どもたちが駄菓子の代用にしました。浅田飴もクールと「ニッキ」でしたよね。
2021.02.26
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道祖神さん（7）いったん最終回
山梨県身延町下部地区（旧下部町）の道祖神をご紹介してきました。いったん最終回ですが、ご紹介したのは135の道祖神のほんの一部。またいつか再開いたします。樋田（といだ）樋田（といだ）熊沢久保堀切大山三沢（大草地区）三沢（大草地区）
2021.02.19
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道祖神さん（6）サルタヒコとアマノウズメ
山梨県身延町の下部地区（旧下部町）には135もの道祖神があり、その多くが江戸時代に作られた男女双神の石像です。多くの場合、男の像は猿田彦命、女の像は天宇受賣命（天鈿女命・あめのうずめのみこと）を祀っています。峰山峰山水船水船切房木切房木 車田車田
2021.02.18
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道祖神さん（5）道祖神場（どうそじんば）
道祖神場は小正月行事の舞台です。お山飾り（お柳さん）が立てられ、どんど焼きや獅子舞が行われるのも道祖神場。長い間、人々の暮らしと祭りを見守ってきた素朴な神様です。山梨県身延町・下部地区（旧下部町）の各集落の道祖神をご紹介しています。釜額集落中之倉古関（馬場地区）根子（ねっこ）根子大磯小磯大磯小磯
2021.02.17
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道祖神（4）城の石垣から道祖神へ
『信濃路の双体道祖神』の著者・小出久和氏によると、長野県周辺に双体道祖神が多いのは、江戸時代、高遠藩に石工集団がいたからだそうです。築城の必要がなくなるにつれ石工たちは道祖神に特化し、長野県内外に出張して、双体道祖神を作ってまわりました。いつ誰が、村人たちのどんな依頼で彫ったのか・・・道祖神の形から浮かび上がる人々の願いに心惹かれます。山梨県身延町・下部地区（旧下部町）の各集落の道祖神をご紹介しています。長塩（向川組）長塩（鍛冶屋組）長塩（紙屋組）長塩（大曽里組）横手丸畑
2021.02.16
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道祖神さん（3）双体道祖神
道祖神には実に様々な形状（文字だけ、丸い石のみ等）がありますが、下部地区には仲睦まじい双体道祖神が多くみられます。山梨県身延町・下部地区（旧下部町）の各集落の道祖神をご紹介しています。和名場（わなば）栃代（とじろ）栃代東境畑（さかいばたけ）市之瀬市之瀬
2021.02.15
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道祖神さん（2）疫病退散
道祖神は、村境や峠などの路傍にあって、外来の疫病や悪霊を防いでくれる神様です。人々の暮らしに密着し、やがては夫婦和合や縁結びの神、旅行安全の神、子ども達を見守ってくれる神ともなり、地域によってさまざまな形があります。山梨県身延町・下部地区（旧下部町）の各集落の道祖神をご紹介しています。清沢（きよざわ・きよざあ）大炊平（おいだいら）下岩欠上岩欠杉山和名場
2021.02.14
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道祖神さん（1）はんで何とかしとくんなって
「道祖神さん、コロナもへえせえせえどぉ。うちん中にばかいて、じょうぶしょうづいちまっとう。はんで元へ戻れるように何とかしとくんなって」（道祖神さん、コロナももうたくさんですよ。）家の中にばかりいてすっかり懲りてしまいましたよ。早く元に戻れるように何とかしてくださいな）山梨県身延町・下部地区（旧下部町）の各集落の道祖神をご紹介します。竹ノ島（たけのしま・たけんしま）杉ノ木宮之平（みやのたいら・みやんてえら）芦原山口芦原山口清沢（きよざわ・きよざあ）
2021.02.13
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和平(わだいら)の三十三観音
醍醐山の3つある登山口の1つ・鳩打峠登山口鳩打隧道で醍醐山を潜り抜けると、ホタルの里・一色（いっしき）です。峠を下って右手から和平（わだいら）に入ると、ほどなく左手の岸壁に目を見張るような観音像が見えてきます。旧下部町の指定文化財・石仏三十三観世音菩薩像です。天保元年（1980年）、地区に住む内藤清一氏の先祖斧右衛門翁が、村の繁栄と安泰、一族の息災延命の大願を立てて西国33番札所を巡礼。その成就を記念して同12年、所有する山林の岩盤に33体の石仏を安置しました。一番高い位置の像。柔和な顔が印象的です。盗難にあった3体も平成11年に内藤清一氏によって建立され、石仏三十三観世音菩薩像が復元されました。和平方面に足を向け、温かなまなざしを感じてふと見上げると馬頭観音が。足元には岩の間から清流が見えます。鳩打峠登山口は、最もショートカットで山頂まで行き来できる登山口です。ちょっと足を延ばして、1度お参りしてみてはいかがでしょうか？
2021.02.11
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国道300号の一瞬京都かと見まごうスポット
秋の行楽シーズン、国道300号（本栖みち・甲州いろは坂）の交通量も増えました。300号沿いに、こんな絶景スポットがあるのをご存じでしょうか？身延町長塩（ながしお）の大曽里（おおぞうり）地区。地元では「おぞうり」または「おどうり」と呼びます。ここから国道300号（本栖みち・甲州いろは坂）を本栖湖方面に向かうとすぐ長塩大曽里橋があります。橋の手前左側の旧道入り口に車を止め、橋の歩道を歩きます。橋から木喰上人の故郷・丸畑方面の景色下流側の稜線は紙屋組の旧墓地へと続く道です。紅葉を眺めたら、大曽里の愛らしい道祖神さんに手を合わせましょう。田舎の日常には驚くような美が潜んでいます。
2020.11.19
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木喰上人の故郷・丸畑（まるばたけ）の秋
「まるまると まるめまるめよ わが心 まん丸丸く 丸くまんまる」木喰上人のふるさと・丸畑（まるばたけ）を歩きませんか？【木喰の里微笑館】背景は天子山地：左から毛無山・武山・五老峰現在「木喰上人のちょっと驚く資料展」を開催中です。微笑館から永寿庵への小径。柿と柚子の道です。【見命山 永寿庵】木喰上人は、第3期の廻国を終えて帰郷した折、荒れ寺を修理して「五智如来像」を奉納しました。永寿庵から生家へ。【木喰記念館】木喰上人の末裔の邸宅です。木喰記念館から四国堂へ。木喰上人は丸畑や横手など故郷の人々に請われ、四国堂を建立、四国八十八箇所霊場にちなんだ八十八体仏を安置しました。四国堂への道【四国堂】木喰上人の彫った仏像は独特の笑みをたたえていることから、“木喰の微笑仏（みしょうぶつ）”と呼ばれています。「わが心 にごせばにごる すめばすむ すむもにごるも 心なりけり」
2020.11.08
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富士見山（1639ｍ）秋の身延町勝坂（かんざか）から
私は考へた、（笊が岳・富士見山）ここにかうした峠があるとするからは、ここから眺められるあの山々の、ふとした一つの襞の高みにも、こことまつたく同じやうな小さな峠があるだらう。（笊ヶ岳）それらの峠の幾つかにも、風が吹き、蜂や燕が飛んでゐるだらう、（七面山・青笹山・稲又山・布引山・笊ヶ岳・富士見山・十谷峠）そこにも私が坐つてゐる――と。 （御殿山・十谷峠・倉尾山・源氏山）（富士見山・十谷峠・倉尾山・源氏山）そして私は、足もとに点々と咲いた白い小さな草花を眺めながら、それらの覆ひかくされた峠の幾つかをも知ることが出来た。（三好達治「峠」）
2020.11.04
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道の駅しもべ
国道300号線、身延町古関地内の道の駅しもべ。休日にはオートバイがいっぱいです。芝生広場と古民家武山1470ｍ特産品や土産物がいっぱい。シャインマスカットもありました。大人気のあけぼの大豆は早くも売り切れでした。下部温泉梅田屋の屋台も大人気。入り口ではヤマメの塩焼きも。吊り橋や遊歩道でも遊べます。木喰上人も仰いだ空の下でのびのびとした休日を。
2020.10.28
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小さな小さなお浅間（せんげん）さんのお祭り（3）お神酒としょいこと蛇いちご
参道の最終部分。最後の最後まで険しい道です。荷揚げは若い衆がしょいこ（背負子）で背負子には荷をくくる独特の紐のかけ方があります。先輩から後輩へ実践で伝えられていきます。お浅間さんのお祭りでは、昔の奉納のぼりを木に掛けて幔幕（まんまく）とするのが恒例となっています。こののぼりは大正元年奉納。味があります。一本松と武山（たけやま）富士山信仰の浅間神社の山宮は富士山が見える場所に多く祀られています。この浅間神社から富士山は、武山の左側になります。ヘビイチゴ（蛇苺）：かつては虫刺されの薬として焼酎漬けが各家庭に常備されていました。また来年、元気にお会いしましょう。小さな小さなお浅間さんのお祭りでした。
2020.09.01
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小さな小さなお浅間（せんげん）さんのお祭り（2）例大祭
醍醐山を仰ぐ上岩欠地区と山の反対側にある長塩地区では、山の尾根上に、富士山信仰の浅間神社を祀り、200年以上も共同で祭りを続けています。石碑には明治20年4月吉日と刻まれていますが、祭りはその前から続いているようです。側面には岩欠組・長塩組・大炊平組・清澤組・杉山組と刻まれています。車道が川沿いを通ったことによって今はそれぞれが遠く感じられますが、徒歩で峰を越えることが当たり前の時代には、道沿いのひとまとまりの地域だったのでしょう。地域の無病息災・家内安全・五穀豊穣等を祈って、山道の整備を行いながら、今でも両地域が仲良く懇親できる、田舎ならはの素晴らしい行事です。時節柄やや少なめの24名が参加木花咲耶姫命（このはさくやひめ のみこと）は、防火や安産だけでなく養蚕や水の神でもあることから、農家にとっては信仰篤い神様です。浅間神社浅間神社碑（明治20年4月吉日建立）このお札は各戸に配られます。懇談。お神酒をいただきます。また来年もよろしく岩欠側からの途中の水源地にあるお水神さんお水神さん、お浅間さん、お山の神様、秋葉さん・・・田舎の神々はおおらかに、今日も里の人々を見守っています。（9月1日に続きます）
2020.08.30
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小さな小さなお浅間（せんげん）さんのお祭り（1）参道整備
お浅間（せんげん）さん・・・富士山を信仰し木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）を祀る浅間神社が身延町の上岩欠と長塩の間の尾根（標高483ｍ）にあります。長塩の鍛冶屋組の道祖神場（どうそじんば）からみたおせんげんさんのある尾根。高く険しく感じます。ここから登山道が始まります。8月23日例大祭の日、登山道整備当番の、長塩の紙屋組に同行しました。作業隊の集合は紙屋組の入り口。7月の山百合で有名な崖です。鍛冶屋組から見た紙屋組登山道からの鍛冶屋組こんな険しい道を、かつては郵便屋さんが毎日登ったと長老が話してくれました。登山道整備は重労働です。休憩しながらゆっくり登ります。尾根に上がりきると岩欠からの道と合流します。注連縄を張り、ここからが参道となります。かつてはこの脇に露店が並んだそうです。お浅間さんの逆方向は、ゆるキャン△で有名な五条ヶ丘の裏山・天王山へと続く道です。明日に続きます。
2020.08.29
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ふるさと下部（しもべ）紀行～三沢と上田美枝きもの資料館
旧下部町の名誉町民だった着物研究家・収集家の故上田美枝さん。着物を愛し、明治・大正・昭和をたくましく駆け抜けた生涯の成果が上田美枝きもの資料館に結実しています。30代で夫の嘉一朗さんを亡くした後、上田嘉一朗商店 を引き継ぎ、「故郷の屋敷に神様をまつりたい」という亡夫の願いをかなえて三澤瀧祭社（たきまつりのやしろ）を建立。資料館はその境内にあります。上田美枝きもの資料館収蔵品より～紫絽縮緬地藤に鯉模様小袖（秩父宮家よりの拝領品）ＨＰよりＪＲ身延線 鉄橋と三沢川旧久那土中学校久那土中学校は2016年3月に閉校しました。1947年（昭和22年）に開校、ピーク時は300名以上の生徒が在籍しましたが、閉校時には17名まで減少しました。校舎は2003年（平成5年）、体育館は2007年（平成9年）に新築され、再利用が望まれます。ここには以前、峡南高校があり、土地交換されました。旧久那土小中学校第二グラウンド：後方の三角山は峡南高校の山岳部のホームでした。久那土駅前通り旧久那土小学校久那土小学校は2017年3月に閉校しました。1899年（明治32年）に 開校、ピーク時は600名以上の児童が在籍しましたが、閉校時には28名まで減少しました。まだ新しい校舎の再利用が待たれます。新宇野尾トンネル：市川三郷町岩間に繋がる地域交流ふれあいトンネルです。全長：465ｍ、幅：10.25ｍ、高さ：4.7ｍ県営住宅・久那土団地
2020.06.16
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ふるさと下部（しもべ）紀行～勝坂（かんざか）峠
勝坂と書いて「かんざか」。武田が今川に勝ったと言われる峠です。勝坂への道武田軍がこの峠で休息した時、信玄は夢で地蔵尊の姿を見て、石に「地蔵尊」と書いて供養しました。今川の大軍がこの坂下まで押し寄せた時、山から武田軍の異様な唸り声が聞こえ、雑木がまるで武田の大群のように見えて、恐れをなして退却したそうです。うなり声は、地蔵にかけてあった金輪が風で鳴ったものでした。以来地蔵を輸鳴り（わんなり）地蔵と呼び、この坂を勝坂（かんざか）と呼ぶようになったと伝えられます。勝坂の分岐山のてっぺんにある勝坂配水池ぽっかりと大きな月の見える名所でもあり、富士見山をはじめ近隣市町村の眺望がすばらしい峠です。勝坂からの富士見山富士見山 左から福原・矢細工・平須・久成・大塩の各集落
2020.06.15
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ふるさと下部（しもべ）紀行～車田と西八代縦貫
旧市川大門町を起点に、旧六郷町、旧下部. 町を経て旧身延町で国道５２号に接続する全長２３ｋｍの県道・・かつては「市川大門・下部・身延線」といい、平成の大合併後は「市川三郷・身延線」となりました。この道路の車田（久那土）から北川（下部）に抜ける峠道を、地元の人は通称「じゅうかん」と呼びますが、こちらは旧下部町が南巨摩郡になっても「西八代縦貫道」のまま。おもしろいですね。「じゅうかん」が何を指すのかわからない若者が多いのも無理はありません。車田集落と三沢川久那土から旧下部町の役場所在地・常葉まで峠越えを含め約6キロです。西八代縦貫道：下部トンネル車田集落遠望 西八代縦貫道：木喰の里 入口
2020.06.14
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ふるさと下部（しもべ）紀行～山梨県立峡南高校
今春、峡南・市川・増穂商業の3校が統合した山梨県立青洲高等学校（やまなしけんりつせいしゅうこうとうがっこう）が開校しました。伝統ある旧下部町の峡南高校は昨年度を最後に募集を停止しており、来年度（2021年度）を最後に廃校の予定です。久那土村ほか七か村組合立峡南農工学校としてスタートしてから100年近く。建築・土木・機械等の技術系分野に多くの技術者を輩出し、日本の国土とものづくりを担ってきました。遠望峡南高校を中心に久那土地区は文教地区として繁栄しましたが、過疎化少子化によって、かつて学生たちであふれていた久那土駅も寂しくなりました。JR身延線久那土駅「千鳥友呼ぶ富士川の 清き川瀬のをちこちに 生まれ育ちしわれわれが 目ざして集う学び舎は 勤労愛の峡南校 ああ この伝統とこしえに」（校歌1番・中村星湖 作詩 / 坂口五郎 作曲）峡南高校の公式HPから、校長先生のご挨拶全文を掲載します。「私たちの暮らしは、トンネル、橋、家具、電化製品など、多くの「ものづくり」によって支えられています。どんな「ものづくり」であっても、誰かのために、大切な人のために、という思いが大きければ大きいほど、時間をかけ、工夫を凝らそうとする思いも大きくなります。そして、完成させた時の充実感や達成感も大きなものになります。 誰かのために役立てること。他人の幸せが自分の幸せになるということ。この実感こそが、「ものづくり」の原点であり、自分の居場所や存在意義を見出すことにつながっていきます。多くの人が共感でき、多くの人に豊かさを届ける「ものづくり」の精神。これは、一朝一夕で身につけることができませんが、地道な努力と多くの失敗を経験した先にはきっと大きな成長があります。 峡南高校は、技能訓練校ではなく、より広い意味での工業教育の場を目指しています。先端的スキルは、就職した後、企業で学べばよいことです。企業の採用基準もどれだけスキルを身につけているかよりも、採用後の訓練可能性に置かれています。工業高校での実習の狙いは、現場でスキルを活用できる基盤となる、「ものづくり」の精神や力を育てるところにあります。私たちはここで学ぶ生徒が、知識・技能に加えて、意欲・かまえや段取り、協働性を身につけ、現場で知識・技能が「活用」できるようになってほしいと願っています。 全校生徒数７２名と規模は大きくありませんが、少人数だからこそ、一人ひとりの能力育成や進路実現のために、目を配り、励まし、きめ細かい指導を実践しています。 温かい中にも規律を重んじ、「ものづくり」の原点を大切にする学校。 峡南高校は、そんな存在であり続けます」（山梨県立峡南高等学校 学校長 飯嶋清二）三沢川と峡南高校
2020.06.13
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の大山・久保・熊沢・樋田（2）
天空の集落・大山から樋田川（といだがわ）に寄り添う久保・熊沢・樋田の集落をご案内しています。風情ある水路橋久保集落の旧三保寿楽の湯：三保分校の跡地です。山は萌木のモザイク道標：道店橋熊沢集落の畑の風景熊沢集落 樋田川：後方 大山熊沢集落 神明宮：後醍醐天皇をかくまったという伝説が残ります。樋田集落
2020.06.12
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ふるさと下部（しもべ）紀行～ふるさと下部（しもべ）紀行～春の大山・久保・熊沢・樋田（１）
天空の集落・大山から樋田川（といだがわ）に寄り添う久保・熊沢・樋田の集落をご案内します。旧道：先人の足音が聞こえてくるような山道です。一番近道でしかも安全な生活道です。大山集落遥かな山並み久保集落 ヒゴスミレ 春モミジ：春でも真っ赤です イロハモミジ：秋には真っ赤になります。アカフタチツボスミレ
2020.06.10
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ふるさと下部（しもべ）紀行～横手・丸畑（2）人面岩の上
国道300号・通称もとすみちを本栖湖から下ってくると、道の駅しもべあたりで見えてくる人面岩。この岩の上方の尾根筋に横手集落があります。横手集落先からの醍醐山：手前 市之瀬集落、後方 左から下十枚山・十枚山・刈安峠・大光山・大笹ノ頭・ワサビ沢の頭・安倍峠・身延山・八紘嶺・七面山横手集落 山神社桐の花と醍醐山横手集落の道祖神聖（ひじり）トンネル（1990年10月完成）全長85ｍ 幅9.75ｍ 高さ4.7ｍ木喰トンネル（2001年8月完成）全長361ｍ 幅7.5ｍ 高さ4.5ｍキンラン「かんにんの 二字はすなはち 父と母 こころのうちに 常がけにせよ」木喰
2020.06.07
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ふるさと下部（しもべ）紀行～横手・丸畑（1）微笑みの里
標高663ｍ、醍醐山山頂よりスカイツリー頂上より高い天空の地、丸畑。中央奥が笊ヶ岳、手前右は富士見山丸畑集落約300年前、木喰上人が誕生した地です。木喰記念館（木喰上人の生家）木喰仏は独特の微笑みをたたえていることから微笑仏（みしょうぶつ）と呼ばれます。木喰の里微笑館（びしょうかん）丸畑山頂にある金毘羅神社丸畑地内各所にある道祖神の一つ木喰四国堂遠景木喰四国堂「まるまると まるめまるめよ わが心 まん丸丸く 丸くまんまる」（小泉元総理が事あるごとに思い出していると語った木喰上人の和歌）
2020.06.06
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ふるさと下部（しもべ）紀行～長塩（ながしお）
来月には山百合が咲く長塩。江戸時代から守られてきた「長塩の獅子舞」で有名です。尾根を隔てた向こう側の岩欠地区とは、尾根にある浅間神社・通称「おせんげんさん」を共に祀り親交を深めてきました。8月の「おせんげんさんのお祭り」。かつては参道に露店が出るほど大きなお祭りだったとか。浅間神社穏やかできれいな小径の続く地域です。かつての長塩の民家は、ほとんどの家に別棟があり、箕作りの作業場や蚕室などがありました。男衆は農閑期に箕を作り、遠くまで行商に行く伝統があったことから世界の広い人が多く、少年時代の木喰上人に影響を与えたと言われています。
2020.06.05
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の市之瀬・常葉（3）
常葉川の流れ（JR身延線甲斐常葉駅前）JR甲斐常葉駅・醍醐山の登山口の1つです。本栖湖の近くを水源とする常葉川は、甲斐常葉駅の脇で栃代川と合流し富士川に注ぎます。 下部小学校の校歌にうたわれた「栃代の流れ常葉川幾千年も変わりなく」の、二つの川が交わる場所です。合流点に突き出した大きな岩盤の上には、徳川家康を祀る常葉日光社があります。 常葉日光社常葉川と常葉（杉の木）集落醍醐山と常葉（出口）集落常葉（宮の平）集落と五条ヶ丘と天王山（てんのうさん）実写版「ゆるキャン△」の志摩リンの家のロケ地・小山食堂
2020.06.04
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の市之瀬・常葉（2）
境畑集落ＪＲ身延線：甲斐常葉・市之瀬間には立派な蔵を持つ旧家が多くあります。市之瀬 八幡宮身延町下部地区体育館：昭和61年のかいじ国体ではなぎなた競技の会場でした。下部地区町民グランドと醍醐山下部地区町民グランドから：武山・大ガレの頭・五老峰
2020.06.02
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の市之瀬・常葉（1）
常葉はかつて西八代郡下部町の役場所在地でした。縄文土器が出土する五条ヶ丘は、古来から安全で便の良い土地として栄え、役場、下部小中学校、常葉保育園などがあり、現在はゆるキャン△の本栖高校でおなじみです。JR身延線甲斐常葉駅から見る五条ヶ丘五条ヶ丘・旧下部小中学校校庭からの醍醐山♬ 夢の国かと 思うほど きれいな山に いだかれて わたくしたちの 学舎（まなびや）は りりしく立つよ この丘に ♪（下部小学校校歌1番）旧下部中学校（ゆるキャン△の本栖高校のモデル）春風景：醍醐山と常幸院常葉川の流れ春の竹林と携帯中継所
2020.06.01
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の岩欠（いわかけ）・大炊平（おいだいら）・清沢（3）
木蓮の みえて隣の とほきかな (久保田万太郎)武山（たけやま）とモクレン清沢（菅の窪）集落の夕暮れ「熊ん蜂んいるから気をつけろし」人にも動物にも食物の宝庫です。富士見山 落日夕陽の笊ヶ岳清沢集落：中央 武山、左 三角山、右 五老峰
2020.05.31
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の岩欠（いわかけ）・大炊平（おいだいら）・清沢（2）
ゆるキャン△の聖地として有名な五条ヶ丘からは縄文時代の遺跡が出土し、周囲の山や川の幸によって豊かに暮らしていたことが伺えます。前回ご紹介した和名場（わなば＝罠場）をはじめ、狩猟に関わる地名もその名残をとどめています。大炊平（おいだいら＝追い平）もその1つで、山から獲物を追い立ててきた場所です。大炊平（左）、下岩欠（右）集落イカリソウ：主に平地から亜高山帯の落葉広葉樹の森林で見られます。清沢集落清沢（菅の窪）への道フデリンドウ：乾いた草地や明るい林に生育します。清沢（菅の窪）からの醍醐山：手前 醍醐山 左側 上ノ山 常葉集落 後方左側より ワサビ沢の頭・八紘嶺・身延山・七面山・青薙山・稲又山・布引山・笊ヶ岳・偃松尾山(はいまつおやま)茶畑の落日：左から身延山・七面山・醍醐山・笊ヶ岳・富士見山清沢（菅の窪）集落の春
2020.05.30
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の岩欠（いわかけ）・大炊平（おいだいら）・清沢（1）
昨日までご紹介してきた栃代（とじろ）・和名場（わなば）・杉山の、栃代川のやや下流には、岩欠（いわかけ）・大炊平（おいだいら）・清沢があります。野辺には花が咲き乱れ、鳥が鳴く、豊かでのどかな田園地帯です。懐かしい故郷を歩いてみましょう。ホタルカズラ：咲き始めは淡い紫色ですが、咲き進んでいくと美しい青へと変化していきます。お馴染みの醍醐山の美しく見える場所です。ハナダイコン（オオアラセイトウ）フレンチラベンダーヤブデマリ：ガマズミ属悠々と
2020.05.29
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の杉山・和名場（わなば）・栃代（とじろ）（3）
栃代川上流：かつてはこの奥にヤマメの里がありました。黄昏の栃代集落：標高は醍醐山山頂より高い680ｍ栃代集落：お茶畑もあります。身延町栃代浄水場：美味しい水を町内に配給しています。栃代集落：金毘羅神社 栃代集落：まさに桃源郷です。
2020.05.28
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の杉山・和名場（わなば）・栃代（とじろ）（2）
杉山集落：黄昏和名場分校跡地：かつては多くの児童が在籍しました。神名温泉入口より：奥 雨ヶ岳、栃代川神名温泉入口より：奥 武山1470ｍクルミ：上の赤い花が成長すると、重さで回転し実は下向きに稔ります。山の入り日栃代川上流：左側・雨ヶ岳1772ｍ、右側・高デッキ1921ｍ、中腹・栃代集落、栃代川
2020.05.27
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ふるさと下部（しもべ）紀行～春の杉山・和名場（わなば）・栃代（とじろ）（１）
明治の初め、北川村・市之瀬村・杉山村・岩欠村・大炊平村・清沢村・常葉村・上野平村・波高島村・桃ヶ窪村・下部村・湯奥村が合併して富里村が誕生しました。その後大河内村の一部と共和村の一部が加わり、昭和29年下部町（しもべちょう）が誕生します。その2年後、さらに久那土村・古関村・共和村と合併し、下部町となりました。（現在・南巨摩郡身延町）懐かしい故郷を歩いてみましょう。ヒノキ林下部小中学校の校歌にも登場する栃代川の清流：質の良い米を生み出す水です。杉山集落：日蓮正宗の大杉山有明寺（うみょうじ）があります。山笑う：春は下から、秋は上から季節が変わります。和名場集落へのつづら折りの路傍の道祖神和名場集落：奥の山は武山（たけやま）和名場集落：八重桜と笊ヶ岳笊ヶ岳遠望：左から稲又山・布引山・笊ヶ岳明日に続く
2020.05.26
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