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December 23, 2023
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カテゴリ: お芝居のコト


師走の歌舞伎座は三部構成、その第一部を拝見。

最初は「旅噂岡崎猫」。
三代目の復活狂言「獨道中五十三驛」から、化け猫の件を抜き出しての上演。
巳之助は、かつて巡業で経験しており、こういう形で澤瀉屋の演目を取り上げてくれて、
本当にありがたい。
繰り返し演じ続けられる事で、演技や裏方の技術が継承され、芝居は存在出来るのだから。

そもそもはお家騒動やら復讐やらが関わるのだけど、ここはケレンを楽しむに限る。
巳之助の、その登場から、まー妖しい通り越して、おっかないコト!
あれで引き返さないアナタたちが悪いのよ…と、被害者たちに、つい暴言(笑)。

何よりの見せ場は、化け猫に操られる第一犠牲者の、独特なアクロバット。
三代目の際、故猿十郎丈、猿四郎丈と、澤瀉屋の殺陣師が務めており、思い出深い。
今回は若いやえ亮が、重力を感じさせない動きを見せてくれる。

十二単を纏った化け猫は、本当なら宙乗りして消えていくのだけど、
今回は岩場に登って瘴気を放つような見栄で切り。
たとえば、舞台上を上手から下手へと飛んで見せられたら…とも思ったのだけど、
今月は演目が多く道具の仕込みに限界があるのだろう。

それにしても、夏は因業爺で、冬は化け猫婆、巳之助の振り幅たるや…


次が、「超歌舞伎 今昔饗宴千本桜」。
ニコニコ超会議から生まれた「超歌舞伎」が、とうとう歌舞伎座に登場した。
これまで実際に拝見していなかったのだけど、その噂は様々に見聞きしてきた。
今度こそ自分の目で見ねばならない!

朝、いつもより早く出たのは、限定のペンライトをGETする為。
超歌舞伎は参加してこそ、より楽しむ為のグッズは手に入れねば♪

物語は、「義経千本桜」の一部をベースにして、神代からその千年後へと巡る。
守護たる千年桜を枯らし国を闇に閉ざした青龍から、桜を蘇らせ光を取り戻さんと
美玖姫と佐藤四郎兵衛忠信が立ち向かう。
美玖姫を演じるのが、かの初音ミク。
表情も動きも綺麗で魅力的、正直これほどとは…と、目を見張った。
忠信の獅童や青龍の國矢が、上手く間合いを計ってミクさんの演技をサポートする。

獅童は、ここぞとばかりに観客を煽り、劇場中を思う存分沸き立たさせる。
國矢の存在の大きさ、芝居の味わいを増す種之助、御馳走の中村屋兄弟。
華やかな女性舞踊家「花びら屋」の方々、目の当たりにするパーカッションの興奮、
劇場中大きく動き回るアンサンブルはタップまで駆使する。

そして、そこここで光るペンライト。
幕が上がる前、ミクさんファンだろう観客も見受けられたものの、
意外なほどいつも通りな年齢層高目な客席に、少し不安なものが過ったのだけど、
ところが始まった途端ご用意のペンライトを取り出す方々の多かった事!
応援するキャラのカラー、贔屓役者のカラーを手元で操り、拍手と共に高く掲げ、
いつもは専門家に任せる大向こうを、煽られるまま声を上げた。

実は、生まれて初めてのペンライト。
幕間にスイッチを入れてみたところ点灯せず、ちょいと焦った。
会場係の方が丁寧に教えて下さって、一安心。
何とかカラーチェンジも覚えて、頑張って振ってみた。
澤瀉屋からひとり参加した青虎に、キャストカラーの淡いブルーを振れて、本望♪

とにかく楽しかった! それで良い、それが良かった。
様々な年齢層の、女性客も、いつもより多めの男性客も、殆どが立ち上がり、
降り注ぐ桜吹雪まみれになって、大いに楽しんだ。

超歌舞伎は、これが一区切りと聞いた。
それは終わりではなく、また次の段階へのスタートという事だろう。
また是非、参加したい! ミクさんとも再会したい!

気持ち良く今年の芝居納めが出来た。






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Last updated  December 23, 2023 03:03:27 PM
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