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当初予算の数倍かかることがわかった東京オリンピック、もはや「新たな試算で予算を圧縮しました」というのが信じられない、というラジオでの伊集院光 氏の言葉は納得できるなあ。 何しろ最初、候補地としての売りが「既存施設を使うことで予算を安く抑える」ことだったのを忘れてはいない。それがいつの間にかここまで大きな費用が掛かっていて、だから、今後増えないなんて保証はない、どころか、絶対に増える。だって当初予定の候補地やら新施設を作ろうという話なのだし。 本当に単なるスポーツの祭典であるならば、オリンピックってもっと安い予算で行えるはずですが。それこそ選手と公式記録が認定される都内の既存施設だけで。予算が足りないならまずそっちから考えるはずですが。
2016.11.30
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【映画評書き起こし】宇多丸、『この世界の片隅に』を語る!(2016.11.26放送) 放送はTBSラジオのシェアフリーで一か月ぐらい聞けるかと思います。大変熱量のある放送回でした。 この番組では毎週ガチャガチャで見る映画を引いて、翌週その感想をリスナーからの感想と同時にDJが語るのですが、今回は大変多くの投稿と、その中でも95%以上が絶賛、またはよかったという感想であり、地味に見えてこの映画はそれだけ賞賛されているということでしょう。 で、映画そのものの評価は人それぞれですが、これだけ評価が高くなると「みんなが絶賛するのは気持ち悪い」という意見が「見てない人から出ている」というのをかなり見ました。 中でもきわまった意見だと思ったのがこれ この「褒めなきゃいけない空気」ってのは、この文章を書いた人間が勝手に感じているものじゃないだろうか。いや、逆に見ない理由を探すことばとでもいうのか。 別に映画なんて強制的に見せられるものじゃないし、見たうえで面白い、つまらないは個人の感想。しかし、その感想すら他人の目や空気を読まなくてはいけないと思っているからこそ、こういう歪んだことになっている気がする。というか、こうなると単に「見ない理由探し」を自慢しているようなもので。見る気がないなら最初から入ってこなくても誰にもとがめられないのに、なぜかそれは嫌な人なのだろう。 今年は話題の映画がたくさんあり、そのたびにこの手の意見をネットで見ましたが、まずは語りたければ見ろ。見ないで周りの空気だけで評論しようとするな、それこそ一番的外れな感想だ、といいたい。
2016.11.30
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餅つき禁止!? 年末年始恒例なのに 自治体規制に住民反発も なかなかすごい話になっていますが、では今までこの手の全国で行われていた餅つきイベントでの食中毒がどれぐらいあったのかの数字が知りたい。本当に多発しているようであれば、禁止にする前に衛生管理の徹底でかなり回避できるので。 日本では野外での飲食イベントは結構あって、それこそ縁日の屋台とか芋煮会とか・・・それらには衛生管理がどうなの?と思われるケースはたくさんあります。食中毒はあってはいけないし、保健所はそれを防ぐために日々お仕事している機関。特に冬場はノロウイルスが蔓延しやすい時期でもあって、一概に保健所を悪者にもできないし・・・ 食の安全とイベントの楽しさをうまく両立できればいいのですが。皆さんならどこまでは「許容範囲だ」とおもわれますか?
2016.11.29
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[流言飛語]福島県沖地震に関する流言まとめ 荻上氏は国内で大きな自然災害があるたびに、この手のネットでのデマツイートをまとめて検証、注意を呼び掛けています。 で、このところの自然災害で必ず出てくる流言が「在日外国人による犯罪集団」です。これは鬼怒川洪水、広島の土砂災害、熊本震災、そして今回の地震でも発生直後数時間で必ず言い出す人間がいる。そして、元の発言者の過去のツイートを遡ってみると、在日外国人に対する差別的発言を日常的に行っていて・・・ ここで見えてくること。ここまで毎度のように同じパターン化されたデマが流れること、それを面白がって広げる人間がいることについて、私たちは学習しなくてはいけない。冷静に考えればわかりますけど、大災害直後なのにどうしてその窃盗団が在日外国人だとわかったのか?災害圏外の人間がどうしてそんな情報を数時間で仕入れることができるのか? 100年前の関東大震災の頃からデマのパターンというのは決まっていて、それを知るだけでずいぶん混乱を避けられると思います。
2016.11.28
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本日11月28日、「アイドルマスター シンデレラガールズ」は5周年を迎えました! え!とびっくりしたのですが、こんなにも長く、しかも未だに人気コンテンツとして成長しているんだなあと。 たしか最初のアーケードゲーム版が2005年稼働。そこからは10年以上経っています。上記の携帯型のでもつい最近のイメージがあったのですが。 で、シンデレラガールズシリーズについては一時期の爆発的人気、それこそ課金収入だけで一か月に一本、50万本タイトルのコンシューマソフトを出すのと同じ売り上げを出していた時期もあり、今でもそこまでではありませんが安定した売り上げを出しているバンナムにとっては優良なコンテンツで、だからこそ据え置きの大型タイトルが作れる資金になっているようなものです。 時代が変わったなあと感じるのは、このゲームが出た当時ほどゲームの課金に関する世間の、あるいはゲーマーの抵抗感が薄くなったこと。それだけゲーム業界、特に最初に入ったゲームが据え置きやコンシューマゲームではなくスマホから、という人口が増えたこと、そういうゲームでもおもしろいものが作られる事が広がった事、こういった料金体系に慣れてきたことが大きいと思います。と、同時に国内では据え置き市場がどんどん縮小している。今度のFF15がもしかしたら国内100万本に届く最後の据え置きRPG大作じゃないかとすら予想されている・・・ それこそ「携帯のこんなチープなゲーム市場なんてすぐに終わる」と言われていたのに、いつの間にかメインストリームになってしまったのは、多くのユーザーが求めていたゲームの方向性ってもっと手軽な、こっちだったのかもしれないと。
2016.11.28
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印象と実数の違いについて。 TBSラジオ「荻上チキ セッション22」で学校給食未納問題について取り上げられていました。昨今の報道で給食費未納家庭が問題になっている、特に払えるのに払わない人間が増加している、という話を聞きます。 でこの風潮だとそういう未納家庭がそれこそそこら中にいる印象を持ったのでは?私もそう感じていました。が、統計で調べてみると全体の0.9%。これは300人の学校で3家庭以下という、数にしてみると大した人数ではありません。また、この支払わない0.9%の家庭もどちらかというと経済的理由(生活保護以下の収入の貧困家庭)であるケースの方が多く、それこそテレビで報道される高級車を乗り回し、いい家に住んでいるのに支払わない親の方が圧倒的に少ない。にもかかわらずそういう特殊な事例をクローズアップされることで親たちの間で蔓延しているような空気になっていたと。 この辺は数年前にあったお笑い芸人の家族が生活保護を不正受給していた問題がマスコミで大きく取り上げられ、生活保護そのものに対する世間の目が厳しくなる、けど、実際不正受給と思われる金額は日弁連の調査でも1%程度で、むしろ本来貰える貧困者が受け取りにくくなっているケースによく似ています。 世の中、何か目立つことがあると関連するものすべてが悪いように取り上げられるケースが多い。一部の鉄道オタクの暴走がすべての鉄道オタクの責任にされたり、アイドルのファンのたった一人の凶行が大きく取り上げられることであの手のオタクはみんな危険人物だと言われたり。 思うのは、個人の犯罪と全体の犯罪をきちんと分けるべきじゃないかと。上記の給食費問題も支払い能力のない貧困家庭はそれこそ生活支援で補う、そうでない、本当に支払う気がない人間だけ「ペナルティーを科す」ことが重要です。 何より、昨今は子供の6人に1人が貧困家庭だという驚くべき統計が出ている以上、支払わないのにはよほど経済的理由がある、と考えた方が普通です。 こういう時にマスコミの報道印象ではなく、数字がちゃんとわかることって大切だなと、番組を聞いていて考えました。 むしろ義務教育なのだから給食も税金としてやってもいいのではないかと考えます。それこそ貧困家庭でまともな食事が給食だけ、という家庭がある子供のためにも。そのぐらいの社会保障にかかる費用はおかしな公共事業に使うよりよほど支持されると思うし。
2016.11.27
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表にしないことが実は問題を大きくしていたんじゃないかと思うこと。【更新】書籍化の打診→一度ならぬ全面改稿・分量半減を含む度々の直し→50日放置→企画立ち消え、という悲劇とその後 昨今はSNSで個人が簡単に情報を発信できる。だから、これまでは業界内で押さえつけていれば外に出なかった情報もあっさり表面化し、その業界常識が法律的にも、人道的にも違法なものであることが暴露されるケースが往々にしてあります。 作者としては怒りは当然だと思います。たとえば自分が持ち込んだ作品がダメだった、というのではなく、最初に出版しようと持ち掛けられ、それに対して様々な作業を強いたうえで「やっぱりあの話、なかったことに」では業界常識などではなく一般社会では契約反故として訴えれば十分勝つことができる。 たとえば建設会社に家を作る発注をし、様々な細かい注文を付け、その通りに立てたところで「あ、やっぱ気に入らないからこの話はなかったことに。お金も当然入金しません」と言っているようなもの。 さらに問題なのは、この件をネットでツイートしたところその出版社側から「炎上するのは貴殿の今後のこの業界での立場も考えるとよくないのではないか」と圧力をかけるとか。これっていじめ問題でいじめられた生徒が学校に訴えたら担任教師が「ここで騒ぐと内申に響くかもしれないよ、だから黙っておいた方がお互いのためだよね」という行為と同質の、いや、大の大人が仕事としてやっている分、余計にたちが悪い。 似たケースはマンガ業界でも聞く話で、新人に編集持ち込み企画の連載の話があり、本編になる作品を担当編集と打ち合わせをして完成原稿として数話分書かせる。しかしそれはあくまで編集会議にかけるパイロットでしかなく、会議でダメになる。作家には原稿料は出ない・・・これもひどい話ですが業界常識としてまかり通っている。 昔のように泣き寝入りすることが、業界をここまでゆがませていたんです。だからこそこのSNS時代、作家はこの手の理不尽をきちんと公表すべき。ひどいことをされた側はもうそんな相手に義理立てしても今後も似たように都合よくつかわれるだけ。だったらその「公にされたら困るようなやり取りがまかり通る業界常識」とやらを晒した方が業界改善になります。
2016.11.27
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行きすぎた「ポリティカル・コレクトネス」アメリカはいつから社会主義になったのか まさかいくら保守よりの新聞だとしてもこうまで堂々とレイシズム肯定の論を掲載するとは思わなかった・・・ まずこのテキサス親父なる人が昨今のアメリカ内でのマイノリティーの人権擁護を批判していますが、これって差別する側の意見ですよね?たとえば「昔は黒人を差別しても問題なかったが最近はうるさくなった」とか「LGBTの連中の権利がうざい」「イスラム教徒は邪魔だから出ていけ」といったレベルの。つまり、そういった差別で実際に傷つき、被害を受け、時には命の危険までさらされていた人の叫びを「そんなのたいしたことじゃない、おまえら大げさすぎ」と・・・こう言っているようなもので。 この手のことっていじめ問題に似ているところがあります。いじめられている側はそれこそ死を選ぶほどつらい日々を送っている、その悲鳴をいじめていた側は「ふざけていただけ」「昔はこんなのいじめに入らない」「騒ぎすぎ」と矮小化しようとする。ですが、いじめられたかどうか、辛いかどうかは100%加害者側の感情がすべて。 また、もっと問題だと思うのはこんな野蛮な論を嬉々として自分の新聞に掲載しているところ。この人は親日家で保守系の人に心地よい、日本人的なるものを持ち上げてくれるからホイホイ掲載してしまったのでしょうが、つい半世紀前は日本人のことを「ジャップ」とか「イエローモンキー(黄色いサル)」が公然と使われていた国の状況に戻したいのでしょうか?まさか日本人だけは他のアジア人と違うから差別されないとでも?それこそどこまで都合がいい思想なのか。 この論の最後のひどさは----------------------------この背景には政教分離や、宗教絡みのテロもあるのだろう。でも、こんなことをしていたら、キリスト教に基づいたアメリカの伝統や文化を破壊し、アメリカ人の信仰や信条を否定することになるぜ。---------------------------- とあるが、アメリカは宗教の自由がある国。よく聖書を手に宣誓するシーンがあるけど、イスラム教徒はコーランでもいいし、他の宗教の場合、その経典を認めている。それは宗教に対しての誓約、ということではなく、己の中にある神(良心)に対して正直であることを誓う儀式だから。また、宣誓なるものに意義を持てない人はやらなくても許される。それにアメリカはもともと移民の国。それ以前にあった先住民文化を押しつぶし、できた伝統なるものはわずか数世紀レベルの若い国。この辺、日本の明治維新以降を急に伝統化するケースに似ています。 同じ日本でもよく「日本的な伝統が破壊される~」という曖昧勝手な日本論が語られるケースがあるけど、ものすごく歴史が浅かったり、もともとなかった文化を日本古来の風習に偽装させていることが多い。 「これは記事ではなく本からの抜粋だから自分の会社には責任はない」的な逃げ方をするかもしれない。だから、この記事を載せた産経新聞の意図が如実に表れていてひどいなと思った次第。
2016.11.26
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よくわからないのは、天皇陛下は自身の体力の限界を悟り、公務をこれ以上継続できないと判断したからこそ、この前の異例のビデオメッセージを放送した。そして、国民は8割以上の意見が「生前退位させてあげたい」「そのための皇室典範改定に賛成」と、当事者も、国民世論もほぼ一致している。あとは国会で粛々と法整備化すればいいだけの話である。 にもかかわらず、現在有識者会議で論議されているメンバーの多くが生前退位反対、あるいは慎重論という・・・いったいどういうことなのだろうか? もちろん、いろんな意見がある人がいて当然。だが、その比率が明らかにおかしくて。メンバーの構成員を調べると保守系団体「日本会議」のメンバーが半数を占めるという異常な状況。この時点で隠しようのない、最初から方向性が出てしまっている。しかも、大多数国民の意見と反する側に・・・ 皇室の歴史を調べると、生前退位はごく当たり前に行われている。伝統を語るのであれば、なぜそちらを参考にしないのか?そもそも生前退位で何が問題になるのか?問題にしているのは一部の権威に寄りかかっている人間だけではないか? 陛下が神ではなく人間である、という生物学上当然のことを考えた場合、あの高齢になればある日突然・・・ということも十分にありえる。その場合、この国は翌日から新しい年号に変わらなくてはならない。未だに西暦以外の年号表記が一般的に使われているこの国では大変な混乱になる。そういうリスクを考えても、早めに退位の期間がわかっている方が回避もできる。 もし、この有識者会議での結論で「生前退位はふさわしくない」となった場合、国民世論からも、ましてや当事者の陛下の意見からも離れた結論になると思う。それこそ一部人間による政治利用以外の何物でもない。
2016.11.25
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「ピラミッド」「タワー」禁止で骨折激減 当然の結果、というか、結局危険な組体操演目を「子供たちの団結力や達成感を~」って言っていたのが無意味なけが人を大量に作っていたことを立証したようなお話です。 何より、このピラミッドやタワーという危険な演目は、本来曲芸的な高度な演目であり、体がまだできていない、そして個人の能力がバラバラな生徒をひとくくりに参加させる、しかも崩れた時に何の補助もできないからこそ、毎年こんなに多くのけが人が出ていて、それを今まで継続していたのが明らかにおかしかったのですから。 これを機会に体育って一度見直した方がいい。跳び箱とか柔道なども毎年多くのけが人が突出して出ているけど、。もっと安全で、楽しい運動はいくらでもあります。 学校教育、しかも生徒に選択権がない授業である以上、安全が最優先のはずです。
2016.11.25
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スタジオカラーによる機動警察パトレイバーの新作が期間限定ですがネットで公開されています。機動警察パトレイバーREBOOT - 日本アニメ(ーター)見本市 うん!これこれ!これが見たかったパトレイバーです! パトレイバーシリーズはメディアミックスという当時珍しかった複数のメディアで同時に展開するコンテンツでの成功例で、私も特にゆうきまさみ先生のマンガと、TVシリーズアニメが大好きな作品でした。 で、押井守監督による映画2作が非常に評価が高く。しかし、これはノリがちょっと違う。あくまで「押井守監督作品」としたほうがいい(宮崎駿のルパン3世のように)。押井監督本人もヘッドギア(パトレイバーを企画制作していた中心メンバー)の中では反発していた存在だったと両者が認めている。そのため、ファンの間でも「あれは別物」とわけて考えている人も多く、もっとノリの軽い、近未来のお巡りさん日常ドタバタを楽しみたい人も多くて。 近年押井監督が実写でパトレイバーを撮ったのですが、これが・・・その・・・アレな出来で(CGや実写のしょぼさもあるけど、それ以前に正直面白くない・・・) 今作では実質5分の作品ですが、非常によかった!日常に巨大ロボットが混在する違和感と、新キャラなのにあの独特のノリといい。ああ、私が求めていたパトレイバーシリーズの面白さって、押井監督が持つヘンに重く、観念的で、思想性が強いものではなかったのだなあと。逆に言えば押井色をなくすとパトレイバーってこんなに軽やかで娯楽性に富んだ作品になるのかと。何より「この税金泥棒!」という市民からの罵声がこの作品をすべて物語っていてw 本当にこのノリでまたテレビアニメシリーズ、あるいは長編アニメにしてほしいなあ・・・ しかし、パトレイバーが人気だった頃というのは今から30年近く前。あの当時「近未来」として描いていた時代をもうすっかり通り越している時代に自分たちは生きているんだなあと。
2016.11.24
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夏目三久さんに関する報道のおわび これ、すごい誤報、というかデマですね。まず本人に最初に取材していなかった、ということがわかってしまった、憶測だけで見出しにするほど大きく記事を書いた、ということですから。 逆に言うと、この記事が出たのは8月とかなり前で、訂正が出るまでここまで時間がかかっている。また、最近のテレビのワイドショーなどでは独自取材を行わず、各種スポーツ新聞の記事から話題を取り上げて、ということが多くて。その場合、一社がポカやった、では済まされない広がりになると思います。 しかし・・・つくづく思うのですが、芸能界の結婚や妊娠の話題って本人以上の情報源はないはずですけど、どうしてそこを無視したんだろう?
2016.11.24
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昨日早朝にあった地震と津波に関して、怖いと思ったこと。 ネットに川を遡上する津波の映像をUPしている人がかなりいること。この人たち、東日本大震災の教訓を何も感じられないのだろうか・・・ この件に限らずですが、携帯のカメラで最近は気軽に動画を撮影できますが、それを行っていい状況かどうかはちゃんと考えていないと・・・ また、倫理的な話としても、前に通勤途中で交通事故があり、警察官や大破している車、血を流して救急車を待っている被害者の様子をまわりで大勢の人が携帯のカメラを構えている姿にゾッとしたのですが。この動画や写真を誰と分かち合いたいと思っているの?忌み嫌われるマスコミの無神経な取材人と変わらない、いや、職業じゃない純粋な好奇心という意味ではもっとおぞましい野次馬根性で。 とにかく、こういった自然災害は誰が犠牲になるかわかりません。カメラを構えていれば自分は傍観者になれるつもりかもしれませんが、現実は現場に一番近い、次の被害者になる可能性がとても高いことをちゃんと認識したいです。
2016.11.23
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誰が誰に謝っているかと疑問に思ったこと。 ゲーム「かまいたちの夜」のリニューアル版に際して今までシルエット表示だったグラフィックに今風のイラストを載せて、ということで「原作の雰囲気を壊すな!」と非難殺到、それだけならまあそんなものだろうな、で終わったのですが、なぜかそのイラストを描いた絵描きさんのところに抗議のツイートが寄せられ、これに対して絵描きさんが謝罪するという訳が分からない状況に・・・ 当たり前ですけどイラストを描いた人は仕事として依頼があり、元々そういうタッチの絵を求められて書いた人。で、シルエットモードではなく今回のようにすると決めたのは企画の人、そして何より、まだ発売されていないのだから気に入らない人は買わないという選択肢ができる以上、ユーザーも損をしていない。 だから本来、誰も謝る必要がないし、誰が誰に謝っているのかもわからない。
2016.11.21
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この人のこの発言はきちんと見ておきたい。国籍や日本人というものを政策として強調する政治家のえげつない、あさましい国籍に対する差別の本音がもろにあらわれています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あだち康史認証済みアカウント@adachiyasushi国籍のことを言うのはポリコレに反するので本当は控えたいのですが、ストレスたまると午後の地元活動に影響するので書いてしまいます。普通、帰化した政治家は国への忠誠をオーバーなほど表現するものですが、民進党議員は反対で、蓮舫代表の言動は中国の、憲法審の白眞勲委員は朝鮮の代弁者のようですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いつ消えるかわからないのでコピペしておきましたが、つまりこの人は帰化した人間を自分の思い道理な思考にならないやつは非国民だ、とでも言いたいのか?たとえ帰化人じゃない人間であっても今の体制や国のやり方に反対する人はたくさんいる。そういう意見に対して「いやならこの国から出ていけ」とでもいうのか? 自分が愛国心を持とうが勝手だ。が、それを他人に強要する、ましてや、政治家として露骨にこうして人種差別を表明することがどれだけ恐怖か?この人はアメリカのトランプ大統領が選挙中、アジア人を差別する発言をしているがそれを肯定したのか?まさか日本人はトランプの言うアジア人には含まれない、なんて都合のいいことを考えているのか?アメリカという国は戦争中、在日日本人を不当に強制隔離した政策をとっている歴史を知れば、自国の政治家がこの手の発言をすることの危険性がわかるのではないか? だいたい「ストレス」という言葉で逃げ道まで作っての発言。覚悟もなく書いているのだろう。国籍と思想思考は別であることは、同じ日本人であっても私とこの人で考えが違うことだけでも証明できるのではないか? この人にとって「自分は日本人である」ということは特別な存在や価値観を持つらしい。そうじゃなければこんな発言はしないしツイッターで出来ないはずだ。
2016.11.20
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客の利益や利便性を考えすぎて採算があわない、現場が疲弊するってのが往々にしてあるのだろうと思うこと。 大手レストランチェーンのロイヤルホストが24時間営業をやめる、定休日も考えている、というニュースがあり。で、冷静に考えたのですが日本って今、24時間営業のコンビニとか外食産業が普通なの、おかしくおもったことがありませんか? それは深夜のその手の店に入るとたいがい客は少ない。当然です。アルバイトの人が2人いたとしてその人の時給と利益が結びつかない。都会ならまだましな方で、田舎だと本当に誰も来ない、でも、チェーン店の規則で開けてなくてはいけない。 特に飲食系は人手不足ですし店員の確保も難しい、こうなるとわざわざ損をするために開けているようなもので。 似たような件でネット通販普及のおかげで宅配業者が悲鳴を上げている。買う側はパソコンの前でぽちっとクリックすれば手に入る小物をわざわざ自宅まで届ける、しかも最近はお急ぎ便とか時間指定とか。たとえば数百円の追加送料で山奥の家にDVD一枚持っていく、なんてのがごく当たり前な便利さになっているのが怖くあり(否定はしていない。そういうことが必要なのが田舎という場所なので) 現場でも定休日があればローテーションより予定が立てやすいでしょうし、深夜空いていない店である、と最初から宣言されていれば客もそういう店だと納得する。そういう意味では上のロイホの判断は「経営として真っ当なもの」だと思います。
2016.11.19
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2ちゃんねるのまとめサイトなのでこんな不安の煽られ方をしているが、システムを知ると悪い話ではない、と分かるケース「休眠預金」法案、成立へ お金の出し入れが10年以上ない口座預金をNPOなどに助成・融資 これ、この記事とそれに対する反応だけ見るとたった10年で資産を国に没収されるひどい制度だと勘違いしがちです。が、実際は10年放置されている預金を資産として銀行側が利用できるだけで、たとえば10年経過した後も払い戻しは出来る(その際は銀行の損失として計上される)だけで、つまり特に預金者の資産は変わらない、ということです。 冷静に考えれば戦争中じゃないので現状日本で勝手に国が国民から資産没収などできない。今回のは10年動いていない預金通帳の持ち主にまず連絡し、それでも返事が返ってこない(死亡、あるいは連絡不能な相手)休眠口座から利用する、いわゆる整理の意味もあるのだと。 だから、悪い事じゃないと思いますが。
2016.11.19
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自分もお勧めしたい映画「この世界の片隅で」の評価が高く、ネット上で一般の人以外にも多くのマンガ家やアニメ関係者、映画評論家が「とてもいい!」とお勧めしていることに対して「ステマくさい」という意見を見るにつけ、なんだかこのステマという言葉が自分が対象の映画なり、作品を見ない言い訳にできるワードだなあと。 少なくとも見た人の感想より、見ていない人間の印象を信じる理由がわからない。もちろん人の好みがあるので全員が面白いとは限らない。でも、「多くの人が勧めているから怪しい」という思考はかなり歪んでいる。 今年は邦画の当たり年と呼ばれるぐらい、実写、アニメどちらも高い評価と興行成績を出している作品が多く。しかし、自分が見た「君の名は。」も「シン・ゴジラ」もどちらも口コミで評判が広がる度に「ステマ臭い」「信者必死」のコメントが増えて。しまいには「こんなのを面白がっているような奴は」と、見ていない人が書きだしたり。 先に紹介した「この世界の片隅で」は、それこそ見た人ならわかるとおもいますが「この映画、すごく良かったけどヒットしずらいだろいうな、よし、自分が他人におすすめしよう!」と、勝手に応援団になりたくなる作品。だからこそ、劇場数も少ないのにこれだけ多くの人がツイッターなどでお勧めしているわけで。 映画を見た感想は個人差があるから面白い、つまらないは差があって当然。しかし、映画を見ない理由をまるでその映画の評価のように語るのは、みっともないからやめたほうがいい。
2016.11.18
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「土人」は「差別」なのか 「土人という言葉は本来差別的な意味はない」としています。その通り。言葉だけ、単語だけであれば何の問題もない。しかし、今回のケースは動画を見ると明らかに差別的意図をもって使っていることがわかる。その動かぬ証拠となる映像を見ても「差別的とは限らない」としたら、逆にどんな差別発言も容認されてしまう。 昔は差別的意図はなかった、という文章も、「でもそれは今は差別的意図があると社会的に認知されているんだよね」ということでもあり。昔の基準が許されるなら、奴隷制度も女性蔑視も障害者差別も「昔は普通の事だったんだから今も許されるべき」になってしまう。しかし、当時もその理不尽な差別を受けた側の辛さがあったからこそ、社会運動などで「そういうことはやめよう」となったのが近代民主主義ではないでしょうか。 何より、今回の件で沖縄の人が擁護した大臣にどういう目で見られていたかを端的にあらわしたようなもので。しかも、撤回しないといいきってますから、本気で「差別的意図はない」と思っている、と受け取られる。 産経新聞、特にこの阿比留さんという記者は政権与党寄りの発言を繰り返していることで有名な方ですが、この言い訳はさすがに厳しい。他にもいろいろ突っ込みどころはあり、どうしてこんな隙だらけの文章が仮にも全国新聞の記事になるのかなあと不思議に思ったのですが・・・無理な擁護ってやっぱり破たんしますね。
2016.11.18
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先日のブログの続きになりますが、宮崎監督がどうしてあのAIのプレゼン映像に憤りを感じたかを考えるに、きっと監督がCGというものに生命を感じていたからだと思います。 本来命のない無機物から生命を生み出すのはアナログの手書きアニメも同じで。また、宮崎監督ってCGを意外なほど以前から多用しているんですよね。もののけ姫の時代ですから。で、ポニョでいったん「CGでどんなに動かしてもつまらん」と手書きに戻り、そして番組冒頭で自分の作っている短編にフルCGを使おうと。だから、決してCG否定はしていない。 そして、彼のマンガのナウシカに顕著ですが、人間の業によってつくられた人工生命体のあがく姿や異形の悲しみ、それを私利私欲や戦争に使う人間の浅ましさなどを描いている(ヒドラや使徒など)彼にとって、あの川上氏の「気持ち悪い動きでしょ?痛覚がないからこんな人間にできない動きができる、ゾンビなんかに使えないかなと思って」とニヤニヤしながら見せられた姿は、まさにその「浅ましい人間」に見えたのではないか?そう思ったのですが。 これが川上氏が笑い話にせず「おかしな動きをしていますが、これは必死に学習して動いているAIの姿なんです」と言っていたら、また別の感想だったかもしれません。 もちろん、上の内容は全部自分の想像ですけどね。
2016.11.17
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NHK特集で引退した宮崎駿監督の2年間を追ったドキュメントが話題になっていて、その中でドワンゴの川上氏がAIのCGデモとしてプレゼンした内容に宮崎氏が「声明に対する冒涜を感じる」と強い反感を感じたところが様々な論議を呼んでいます。 で、いろんな人の意見を見たのですが、一番腑に落ちた意見がこちら。宮崎駿はなぜ身体障害者の話を持ち出したのか この宮崎監督の不快感は「そういう人とリアルで接しているか?」に尽きると思う。川上氏はこの動きを単純に「気持ち悪いからゾンビに使えるんじゃないか」という無邪気なプレゼンだったのであろうけど、この動きからその友人を思い起こしてしまう、そしてそれを面白いとはしゃいでいる目の前の人間に対しての怒りの表明で。 自分もときどき感じることがあるのは、海外の、いわゆるバイオレンスゲームで「ゲームだから何でもできる」タイプの作品があります。それこそ一般人を車でひき殺したり、逃げ惑う群衆にロケットランチャーをぶち込んだり。 で、これはゲームだからOKだと頭ではわかっている。でも、心のどこかで不快感、倫理的居心地の悪さを感じていて。特に昨今のグラフィックがリアルなゲームだと余計に・・・これと同じ感情を宮崎さんは感じたのかもしれないなと。 別に宮崎監督の倫理観が絶対ではないし、こういう研究があるからこそ表現の幅が広がっている。だから、絶対正義はないけど少なくともあのプレゼンで「面白いでしょ?」と無邪気にこの頑固ジジイに見せたのは間違いだったなと。
2016.11.15
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今年は映画、特に邦画が当たり年ですが、ずっと楽しみにしていた「この世界の片隅に」を見てきました。 太平洋戦争中の広島、呉に18歳で相手もわからず嫁入りしたすずさんの日常を描く、戦争中もこんなほのぼのした暮らしが庶民にはあった前半と、そのギリギリ平和な日常が徐々に迫ってくる戦争の黒い影に追い詰められる、まるで真綿で首を絞められるような息苦しさ、そして・・・ 感想です。はい!すばらしい作品でした!本当に!原作の面白さをさらに超えるような映像化!掛け値なしでジブリの名作「火垂るの墓」と並んでまったく遜色のない、でもあの作品が悲劇のみを描いたとしたら、こちらはすべて失ったかに見えた戦後に、新しい希望がうまれている・・・ああ・・・これは見たあとの余韻がすばらしくて。 戦争中の悲劇だけを描いた、ただ辛いだけの映画はいくつもありますが、この作品、笑えるんです。何しろ場内でしょっちゅう笑い声が聞こえるような。不幸な時代にもそこを楽しく生きる庶民の生活がある。足りないものをなんとかやりくりして生きている。すずさん役ののんさんのぽやーとした声といい水彩画風のタッチといい、これが戦争中であることを忘れてしまうような日常。 だからこそ、この日常を根底から破壊してしまう戦争の悲しさ、やるせなさ、惨さは際立って。 ご存知の方も多いかと思いますが、この作品、映画化に当たってクラウドファンディングでお金を募集したところ、わずか一週間で予定金額が集まり、それを元手にパイロットフィルムを作って本格的なスポンサーを集め、今回のアニメ長編映画化にこぎつけた作品です。エンディングで賛同者の名前がずらりと流れますが、ここでも粋な演出が・・・ とにかく「名作」という言葉がぴったりな映画でしたので、皆さんもぜひ!
2016.11.13
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アメリカ大統領選でトランプが勝利、という報道の衝撃は大きくて。 で、怖いなと思ったことが一つ。日本のいわゆる知識人と呼ばれる人の今回の選挙結果を見ての感想の中に「世論調査と投票結果が大きくかけ離れたことは、アメリカ人の中にある表向き倫理的正しさと実際に匿名的行動である投票での差別感情をマスメディアが見誤った結果である」という部分。これはアメリカだけでなく、ヨーロッパでも自由、平等、博愛のフランスで差別主義を標榜する極右政党が大躍進したりと。 しかし、この「表面上の正しさ」を否定し、本音で皆が行動することを良しとした場合、どうなるか?すでにアメリカの一部人間が実行を始めている。トランプの勝利により、今、マイノリティに何が起こっているか トランプが勝利したことが民族や宗教、性的マイノリティーへのこういった攻撃を「選挙でアメリカ国民が肯定した」と思っての行動であろう。しかし、それを実行したらどうなるか?それこそ人種や宗教、価値観のるつぼであるアメリカでは地獄の大混乱になる。 「政治的、社会的正しさより感情や本音で生きることを肯定する」のは、極端な話、たとえば電車に乗っていて前に立っている人間の顔が気に入らない、という理由で殴りつけることを肯定する世界です。社会的正義や倫理観がぶっ壊れるとどうなるかは、あれだけ規律正しい訓練をした兵士が戦極限状態で罪のない一般市民を虐殺、蹂躙する戦場に見て取れますが。 今回、トランプ大統領は選挙中、あらゆる差別発言をした。そして、そのアメリカにはその差別される側の人間がたくさん存在する。イスラム教徒、LGBT,移民、アジア人、メキシコ人・・・上のリンク先のような暴れている連中に今回「自分たちの主張をアメリカ国民の多くが肯定した」という武器を与えてしまったようなものだ。
2016.11.12
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小学生の親からの提案『マンション内では挨拶禁止にして』に意見続々「ついにここまできたか」 ちょっと思ったことに「挨拶をするというのは強要するのも、逆に禁止するものでもない」ということ。だから、マンション内での取り決めでどうこう、というのがおかしいわけで。 一律でどうこうしよう、というのが奇妙な話。この年寄りのように挨拶に返事をされなくて不機嫌になるという人もいる。こうなると返事の強要のようなもので。 あと、犯罪白書を見るとわかりますが、ここ数年、ずっと世の中の凶悪犯罪件数は戦後最低水準です。つまり、治安はいい状態。にもかかわらず「昨今は治安が悪く~」はおかしな話で。 と、いうことで私の考えとしては「挨拶は義務でも禁止事項でもない」ということです。
2016.11.11
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昨年見たアニメで非常に面白かった「SHIROBAKO」を作ったスタジオの動画さんのツイッターが賃金についてが明らかに労働基準法違反している(最低賃金に届かない、席代という会社在籍のための金をとられるなど)が話題になっていまして。 で、問題だと思ったのが同じアニメ業界で働く人のツイッターに「あのスタジオはましな方」という、不幸自慢になっていること。 アニメ業界に限らないですが、仕事は高いものをみせ、賃金は低い水準をみせるという・・・作画のすごさは○○のアニメのクオリティーでないと今は売れない!とどんどんハイレベルになるのに、賃金やスケジュールの話になると「甘えるな、俺なんかもっと厳しかった~」になる。こうなると現場の負担はどんどん増大する。 たとえば、動画月産500枚という基準も、80年代のアニメ、90年代のアニメ、2000年代のアニメではまったく線の量や求められるクオリティーが違う。単純に一枚の動画を書く時間が倍になっていても、一枚当たりの単価が変わらなければ・・・ 同スタジオの「SHIROBAKO」では絵麻ちゃんというアニメーターの登場人物がいたけど、いきなり原画からスタートしていることに違和感があったのですが、実際、動画からだとしたらもっと悲惨な貧困状況を描写しなければならず、アニメとして面白みのないところだったからカットしたのでしょう。実際、アニメーター辞める人の大半は時給で他のバイトより安い金銭的理由という、企業として最低限の保証すらしていない業界ですから。 あのアニメでアニメ業界に興味を持ち、制作進行になりたいという人が増えたそうですが、その人たちが実際の現場で死んだ目をしている、というのはシャレにならんよ…
2016.11.10
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アメリカ大統領選挙でトランプ勝利、ということでアメリカの歴史に「市民が公然と人種差別を標榜する人物を自国のトップに選んだ」という汚点ができたなと。 今回の選挙結果で自分も含めて多くの人がびっくりしたのが、事前の世論調査でヒラリーの勝利が8割以上と各種メディアも報じていたのが、ふたを開けてみたらかなりの大差をつけてトランプの勝利。つまり、「差別主義者でも今の路線のヒラリーよりはまし」という層がかなりいたこと。しかし、彼は具体的な政策論議よりメディアでの過激発言で目立つことだけで勝利してしまったという、むしろ視聴率が取れること=選挙で勝てる というひどい図式を作ってしまったという。と、同時にあれだけひどいことを言って当選した以上、もし、アメリカで今後子供が人種差別的な発言をしたことを親が「そんなことはいけない!」と叱れない。なにしろ自分の国の大統領がそれで成功した人間なのだから。そして、あの国は移民の国であり人種のるつぼと呼ばれるほど多様な国。 また、この手の目立つことで有名になった人間はその人気を過激なことで維持できているから、さらに極端な政治をパフォーマンスとして行うきらいがある。そうなると戦争など一見派手、でも国が疲弊する方向に突進する。 今回の選挙結果は、今のアメリカの民衆はそれだけ格差が開き、夢のない世界であるかを表していて。日本も笑えない状況です。
2016.11.10
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鶴保沖縄相、差別認めず 機動隊員の「土人」発言 ちょっと信じられない発言です。つまり、この大臣はあの動画を見て「差別的意図がない」と思っているのか? また「第三者が一方的に決めつけるのは非常に危険だ」という考え方の方が実は危険で。いじめと同じでいじめている側はいじめとは思っていない、遊びであり、学校の先生もふざけているだけと思っていた、けど、実際にいじめの苦痛で自殺したケースが山のようにあるように、その言葉は発せられた側の感想ではなく、受け止められた側の感想がすべて。太った人にどんなに親しみを込めて「デブ」といっても本人が怒ったら失言です。 で、今回問題になったのは「あなた、沖縄と国をつなぐ大臣という立場でしょうが」という・・・基地問題に関しては過去に選挙で反対派の首長が当選し続けているように、沖縄住人の大半が反対している。にもかかわらず「国防のために」基地作りが強行され、機動隊が出ないと抑えられない状況、ということがすでに現地民意を無視している状況です。 もし、沖縄の人が自分たちと国をつなぐ大臣がこういう発言をしたとしたら「ああ、自分たちは差別されている」と感じるはずです。そりゃそうだ。現に首長や多くの沖縄の議員が抗議をしている。動画の口調からまさか「いい意味で」あの言葉を使っているとは思えない。それに、本当に差別的意図がないならあの機動隊員が辞めさせられたのはどうなるのか?問題ないのに辞めさせられたという、今度は逆の意味で大変なことになる。 あと、意味不明なのは「現在は差別用語とされるものも、過去に流布していた例はたくさんある」と強調したというところ。え?使われたのは「現在」だよね?この理論だと過去に黒人は差別されてもよかったから、障碍者は差別されてもよかったから現在も許される、ってことになってしまうけど・・・これが落語とか、時代劇の中での使用であればそれは当時の言語文化の歴史的考証ということで許されるかもしれない。けど、今回の使い方は状況、場所、人物、どれをとっても違うよね? 訳が分からない・・・
2016.11.09
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手塚治虫「秘蔵」のエロス 仕事場に眠る遺稿を初公開 これは以前、パロディー漫画家 田中圭一先生と手塚先生の娘さんの対談漫画で紹介されていた「とても人様にお見せできない」イラストですな! たとえば文豪:太宰治も死後に恥ずかしい文章やイラストなどが公開されていますが、これってかわいそうだw。今回も鍵がかかった机の引き出しということは見せたくないイラストだったのだろうし。しかし、歴史的人物になるとこうして公開されてしまう。 もちろん、本人はすでに存在しないのだからあくまでここからは「歴史資料」になるので本人を貶めることにはならない。むしろ手塚作品を知っている人ほど「やはり・・・」と納得のお話です。 公開されたものは比較的世間にも理解が得られるものが多いですが、実際にはもっとえげつない絵があるらしく。いつか全部公開されてほしいなあw。
2016.11.08
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日本工業大学がイベントで作ったオブジェが発火し、子供が焼死するという痛ましい事件がありまして。事故の危険性や安全性の問題など、まだまだ分からないことがありすぎなので控えますが、ちょっと思い出したこと。 自分が高校生だった頃の文化祭で校庭に巨大なやぐらが組まれまして。おそらく5~6Mはあったと思います。建材は木製。生徒が突貫で作ったものでしたので、建築構造も何もわからない、単に高く積み上げたような当然不安定なもので。 で、それが文化祭の2日目に突風で崩れたんです。幸い、周りに人がいなかったのでけが人とかいませんでしたが、それは大笑いで終了、でした。 しかし・・・今考えると、上のオブジェ火災事故とたいして変わらない危険性を含んでいたんですよね。文化祭ってノリと勢いで生徒が無茶をすることが多い。たとえば教室の窓ガラスに外から見える飾りつけをしようと3階の窓から体を乗り出して飾りつけをしている生徒とか、使い方をよくわからないドリルとか電動カッターで木材を切ったりとか。実際、死亡事故につながる行為を何も考えずにやってる。先生も「気をつけろよ~」ぐらいの口頭注意だけで特に安全策はとっていない(というか取れない) 上の事故もこういうことが起きて初めて「こんなおがくずを詰めて燃えやすい構造にする方がおかしい」って反応が出る。私のいたころの高校の文化祭でも、たとえばやぐらが倒れて下敷きになった生徒がいたら?窓から落ちた生徒や電動工具で指を切断した生徒がいたとしたら? 文化祭は普段やらないことをテンションで盛り上げる期間だけに、こういった危険性はそこらじゅうにあるんだろうなと。
2016.11.07
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2つの大学の表現の自由の問題早稲田祭のイベント「若者よ!選挙に出よう」が中止、「レイシストを呼ぶのか」との抗議で 出演予定者「言論の封殺、恐ろしいこと」「佐野研二郎氏の葬儀」多摩美術大学でのパフォーマンスに批判殺到 大学というのは自治権があり、表現の自由が一般社会より確約されている。それは学業を発展させるためにはその時代の世間の超法規的な研究などが許されないと新しい分野への研究が進まない、ということです。 で、上の2つの文化祭でのイベントですが、私はこれはむしろ「こういう表現を見て学生や世間がどう思うかを観測する意味で、そして、表現の自由というのがどれだけ怖いもの、暴力的なものであるかを世の中が考えるいいきっかけになるのではないか」と。 私は上の2つの内容については支持しませんし、特に人種差別という本人の努力ではどうにもならないところをバカにする、それを正義の御旗にする人間は反吐が出ます。しかし、世の中には「こういう主張の人間もいる」というのは知っておくべきで。おそらく、この意見を「そうだそうだ!」と喝采するものと、私のように「はあ?」と呆れる人間がいて、どちらも感想としては等価値なんです。どれだけ多くの人間が支持するか?が社会常識の基準となるだけで、たとえば特定人種を差別することが「常識」であった時代がつい半世紀前まで公然と行われていたこの国であり。 あとはそれを実際の行動(例えば暴力や破壊、名誉棄損など)に訴えた際に出る法律で取り締まることであり、思想や表現の段階では許されなければ、それは逆の意味で表現規制と同じですので。 世の中、自分には理解できない、許せない考えを持っている人はいます。でも、相手から見ると私たちのような人間を「偽善者」「本質がわかっていない愚か者」と考えているでしょう。 表現の自由とはどんな愚かな考えであっても発表できることです。社会的反応はそれからのことで。世の中の風潮に合わないから口を塞ぐことではない。「世の中とはこうでなければならない」を強制したのが日本の先の大戦中であり、それによって異論が唱えられない社会がどう歪んでいったかは歴史が証明します。少なくとも上の2つに関しては「支持できなくても表現は出来る」ことが重要だと思います。 もちろん、これに対して強烈なカウンター表現が許されることも覚悟のうえで。
2016.11.07
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業務中に予定外の生理が来て服が汚れたのに早退させてくれない→上司「自己管理不足」「予定通り来ると思っていた」 これは男性にも女性の生理教育をきっちりすべきだと感じることです。 私も含めて男って女性の生理を理解していない。というか、タブー扱いでなんとなく「お股から血が出る」程度の軽く考えてしまう、それは知識を得る機会がないからであって。 たとえば生理による出血、あれって人によりますが多い人はヤクルトの小瓶ぐらい出るそうです。これはそれこそティッシュで押さえるなんて不可能な量。しかも、同時にくる苦痛、痛み、倦怠感・・・これが月に一回来るのですから、それだけできつい。 また、周期があってある程度予想は出来るそうですが、体調やストレスで誤差があり、また、予告なく突然始まることもあるそうで。 で、上の知識、私は学校の性教育では教わりませんでした。身内に生理の重い人物がいるのでなんとなく知っていただけで。 風邪もそうですが、体調不良を「普段の自己管理ができていないからだ!」と叱責される光景を聞くことがありますが風邪というのはマスクをしていてもうつりますし、体調が良くてもウイルスが入ってしまう環境(電車の中など)でうつります。で、抵抗力には体の個人差があって、同じ環境でも風邪をひく人、ひかない人がいるように個人の努力でどうにかなるものじゃありません。 上の生理と同じで、まず「体調不良を上司から叱責される」ということがおかしな話で。これって日本の社会で当たり前になっている「咳がゴホゴホでているけどマスクをして仕事に行く」ということがおかしいと思えない社会は狂っていると、多くの人がまず認識しなければいけない。「自分が休んだら会社に迷惑かける・・・」というのはすでに体調不良の人が考える思考じゃなくて。 震災の時、現地で早急に欲しいモノの中に女性の生理用品が避難先で不足して、それに対して「贅沢だ、そんなのティッシュで代用しろ!」といっている外野の意見をツイッターで見ましたが、つくづく性教育、それも単にセックスの知識ではない、異性に対する理解は義務教育レベルで必要だと思います。でないと上の上司のような軽く考える人間を今後も生み続けそうで。
2016.11.07
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こういうのはゲーム擁護とは言わない。ポケモンGO規制要請の一宮市長を脅迫 まず、自分がゲームの開発者である、という立場(ポケモンの開発はしていないけど)から言いますと、ポケモンGOが今回の交通死亡事故の原因なのではありません。あくまで運転中にポケモンGOをやっていたことが事故の原因であり、「運転中は携帯の操作は禁止」という法律違反。これがポケモンじゃなくて、いや、ゲームでなくてもツイッターやメールでも同様の事件が起きている。 今回、ポケモンがやたらに強調されるのはそれだけこのゲームが社会現象になるほど広がったということ。今は当時の熱狂的ブームは過ぎましたが、いまだに町でやっている人を見かけます。 で、市長の「ゲームそのものに何らかの規制を」という意見、これはそういう人がいてもおかしくはない。ただし、システムとして難しい(現在でも特定速度以上の異動では警告が出るけどやりたい奴は解除してやってしまう)ことと、事故を起こした人間に基準を合わせてしまうと、0.0001%の不心得者の為に99.9999%のまともな人間の不便を強いることになる。これはゲーム開発としておかしなことになる。 しかし、この市長を脅迫した人間。こういうのは話が別。ゲーム云々以前に犯罪者です。むしろポケモンGOを世間からさらに叩かれる要因を作るようなものでお前のやっていることは開発する側に更なる負担をかけるだけだ。 警察はぜひこの犯人を早急にとらえてほしい。こういう輩はどんなにゲームを愛している、と叫んでいてもゲーム業界の敵です。
2016.11.05
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文化の日にラジオの文化放送が浜祭りと称するイベントがあり、「大竹まこと ゴールデンラジオ」の公開生放送が東京 芝の増上寺境内で行われまして。休日だったのでこのラジオが大好きな私はいそいそと出かけていきましたが・・・すごい人だ!広い境内にびっしり人が集まり大変な混雑。ラジオの、しかも平日昼間の番組だからそれほどでもなかろうと思った自分が甘かった・・・ 今回の目玉は大竹さん率いるゴールデンラジオチームとそのあとの吉田輝美 跳べ!サルバトールチームによる境内での相撲対決。実際に境内に土俵を作り、両陣営のガチンコ勝負でとにかく笑えて面白くて。しかも、公開生放送なので実況がそのままラジオから聞こえてくる、会場の一体感と歓声がとても心地よかった。 お客さんの年齢層も若い人からお年寄りまで幅広く。でも、みんなラジオが大好きなんだろうなと伝わってくる熱気。生放送ならではのサプライズなど、とにかく楽しめました。 ラジオというのはテレビやネットのよってものすごく小さいメディアに追いやられていますが、だからこそ、こういう熱心なファンによって支えられる。世の中に対する影響力は少ないかもしれないけど、大切に思っている人がいるんだと嬉しくなりました。
2016.11.04
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「明治の日」制定求め、自民議員ら国会内で集会 ・・・この人たちはいったい明治時代がどういういきさつでできて、どういう血塗られた歴史があり、どれだけ民衆が疲弊困窮していた時代かわかっているのだろうか?特に-------------稲田朋美防衛相も「神武天皇の偉業に立ち戻り、日本のよき伝統を守りながら改革を進めるのが明治維新の精神だった。-------------明治維新って、早急な近代化のために過去の全否定ですよ?廃藩置県、廃仏棄釈、廃刀令、士族階級の消滅と国民軍化・・・しかも薩摩長州に代表される討幕軍による軍事クーデーターによって国政が変わった、いわゆる民主政治とは一番かけ離れた時代の変化で。そこで決まった憲法も国家主義のいまの国民の自由は全く考慮されていないものじゃねえか・・・ この人たち、特に国会議員は今、自分がどうしてその場に立っているかわかっているのだろうか?選挙で選ばれた人間であり、特に稲田さんのような女性は明治の時代は女性に参政権がなかった、ってことすら気が付いていないあほなのか?そんな時代が良かったと思っているのか? だいたい、その明治維新で作られた大日本帝国がどういう運命でどれだけ国民に犠牲を強いて、そして滅んだか?を知った上での明治時代肯定なんだろうか?あの時代が「今よりいい時代であった」などとはもはや悪い冗談としか思えない。 先日亡くなった三笠宮さまが生前に皇紀復活論に対して「神話の時代を歴史に持ち込むべきではない」と、皇族でありながらおっしゃった理由がよくわかります。この手の人間が歴史をどうやって都合の良いものにしたがるか?本当にわかりやすい連中であり気持ちが悪い。
2016.11.03
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ハロウィンでいろいろ経済効果の話をされていますが、意外と恩恵受けているのってカレンダーイラスト業界かも。だってこの時期のイラストって紅葉か焼き芋か運動会ぐらいしかなかった時期にクリスマスやバレンタイン並みにイラスト映えするイベントですからねえw 今は違和感あってもあと10年もしたら、渋谷で大騒ぎするほどでもない、でも、各家庭や地域で普通にやっているイベントになる、そのぐらい日本人はイベントを取り込む柔軟性がありますので。 何より、個人が好きな恰好で外を歩く、ってイベントは日本には年中行事でないですから、こういう解放感は楽しいです。
2016.11.03
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先日100歳でお亡くなりになった三笠宮殿下。戦後は先の戦争の反省と、そして真実追及のため歴史学者としても多数の文献を出版したり、また、国内で皇紀復活の動きに関して「神話の世界を歴史に持ち込むべきではない」という立場を表明されたり。 「架空の歴史を信じない」。戦時に軍部を批判した皇族、三笠宮さまが注目される理由 このブログの最後にある------------------------架空な歴史—それは華やかではあるがーを信じた人たちは、また勝算なき戦争—大義名分はりっぱであったがーを始めた人たちでもあったのである。-------------------------- という言葉が印象的です。産経新聞の歴史戦と称する特集が最たる例の一つですが、日本の過去を美化し、下手すると日本軍はアジアで一切の蛮行は行わず、規律整然としていた、という印象さえ与えようとする。実際は当時の兵士の手記やら軍の公文書、現地の裁判記録、現地人の記録など、ゴロゴロと粗が見えてくるのですが、そこを指摘すると「ねつ造だ」「反日」「自虐的歴史」と・・・ 思うのはこの手の人って日本という国を過去も含めてアイドルか何かと思っているのではないか?彼らはその親衛隊であり、「アイドルはウンコなんかしない!」と妄信するような。で、それは戦争中の日本人の大多数がそう教え込まされ、そして、疑問を持つ人間を非国民として糾弾した社会。100年生きた三笠宮さまだけでなく、多くの経験者はそれを見ている。 過去の歴史的汚点を検証することは自虐ではない、むしろ未来のために「過去にこういうことがあったということは、現在も起きる可能性がこの国にはある」と考えるべきで。なにしろ戦争経験者が少なくなった昨今、日本だけでなく世界でも民族主義的な愛国論が盛り上がりを見せている。 三笠宮さまは生前、「赤い宮様」と揶揄されたことがあります。しかし、歴史を研究、編纂に努めているからこそ戦後復権しつつあった右傾化論に強い違和感を主張された。架空の歴史で自国を美化する愚かさと、それによって世の中が動く恐ろしさ。 考えたら今、戦争反対を唱えていた戦争体験者も、当時は戦争賛同、お国のために、の人だったわけです。
2016.11.02
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ハロウィンにあわせてネットのイラスト投稿サイトで艦これキャラのハロウィンコスプレ絵がたくさん上がっていますが・・・ 考えたらすでに戦艦の美少女擬人化、しかも船の特徴を生かした装備コスがデザインという時点でコスプレを遥かに凌駕している!
2016.11.01
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