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あまりにも周囲の評判が良いので、行ってまいりました。「THE FIRST SLAM DUNK」まず私の情報として、スラムダンクに関しては、昔のTVアニメが放送されていたころは中学生の当たりだったかな?ですが、あまり記憶になくて・・・むしろアニメ放送も原作も終わって「名作である」と確定したのち、ずいぶん経ってから原作をたまたま読み、ものすごく興奮した思い出があるような感じで。 ですので、声優さんとか昔のアニメと比べてどうの、という感想はなく、かといって漫画は好きですが、特別思い入れがない。あとは時々ネットミームとして出てくる「左手は・・・添えるだけ」「諦めたらそこで終了ですよ」というぐらいの印象の素人です。ここからはネタバレアリの感想です。----------------------------------------- ストレートな感想は「面白かった!」と。 映画内は単行本でのクライマックスにあたる山王戦のたった一試合だけを抽出し、主人公も桜木ではなく、原作内では地味な宮城をメインにするという、実は「おいおい、これで2時間大丈夫?」と不安でしたが、試合の中に宮城のオリジナル回想や原作内のエピソードを再構成したものを挟むことで、初見の人にも「このキャラはこういうやつ」という解説を兼ねていた構成でした。(自分もだいぶ前に読んだ記憶なので忘れていた)。 とはいえ、基本はあくまで試合を盛り上げるため、というより各キャラの掘り下げであったため、スピーディーな試合中に突如挟まれる「静の時間」にテンションをやや止められてしまうかな~と。 また、見た人が口々に言っている「原作の絵が動いている!」というCGによるキャラ表現は、いわゆる昨今の陰影をパキっと塗分けたセルルックCGではなく、むしろ原作絵を水彩風に着色し、アウトラインだけ実線にしたような感じ。これがリアル(ここでいうのは人間っぽい、バスケの試合を見ている感じ)に動くので、なんとも不思議な絵つくりでした(一部普通の手書きセル風になってますが違和感はありませんでした)。 情報によると、すべてのカットに監督であり原作者の井上先生の細かいチェックと修正指示があり、おかげでCGアニメにありがちな「パーツは似てるけどカメラによってはアップの顔に違和感」が感じられないのはすばらしかったです。 そんな中、やはり白眉は試合のシーンで。試合中、両軍が常に目まぐるしく動き回る。が、そこはちゃんとカメラが整理されているので訳が分からなくなることもなく、「今、攻めている!」「ますい!ピンチだ!」とセリフがなくとも観客には感じ取れる。昨今、説明口調が多すぎるアニメに比べても、動きで状況をつかませる見事な映像でした。 そして、なんといってもラストのあの無音の20秒!原作である有名なセリフはあえて言わせず、しかし、原作を知っていれば全員が耳に聞こえたことでしょう。 この映画は公開前に声優が旧作アニメからすべて変わった、ということで一部ファンから非難が上がったそうですが、私のようなアニメを見ていない人間は特に違和感なく、直球で見ることができました。というか、現に上映されたら大絶賛の嵐で。やはり映画でもなんでもそうですが、ちゃんと見たうえで評価をしないとわからんですわ。 いやあ、面白かった!最近、ちょっと落ち込むことがあったけどこの映画で少しだけ前向きになれました。あ、あとこの映画は絶対に映画館で見ることをお勧めします。大画面で大勢とみると、思わず本当のスポーツ試合の観客席にいるような気分になりますので。 あと、タイトルにわざわざ「THE FIRST SLAM DUNK」とあるように、初めてスラムダンクという作品に触れる人にとって最高の作品になろうかと。この映画を見た後に原作を読んでも、どちらも感動が薄れることは絶対にないので! しかし、井上先生はマンガの原作者でありつつ、アニメは素人と本人がおっしゃっていて、なおかつ今作では脚本、監督としてデビュー作で、これだけの映画を作ってしまうとは・・・恐ろしい人ですな。
2023.01.29
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TBSラジオ 荻上チキ セッション内で、今月あったことを語り合う「ニュース座談会」という恒例の企画がありまして。で、その中で昨今の政治において、れいわの水道橋博士議員辞職に伴う議席たらいまわし戦略や、ガーシー議員の国会に来ない行動などに関してチキ氏が「デバッガーよりチーターのほうがもてはやされる世の中」と語られて思わず膝を打つ。デバッガーとはゲームやシステム内のバグを見つけ、それを報告、時にはプログラマーなどと連携して修正する役目。それに対してチーターはそのバグを利用して自分だけ得をしようとする人間に例えておりまして。 で、今、社会でもてはやされる、「頭がいい」として取り上げられることが多いのはこのチーターである。しかし、本来社会に必要なのはデバッガーであるはず、ということで。 この「社会的チーター」で一番最初に思い浮かんだのが元2ちゃんねる創始者のひろゆき。彼の行動はまさにチーターで。そんなのをメディアは「時代の寵児」のように取り上げているが、どう考えてもおかしいだろうと。 上の政治家の行動も「法律に違反してない(違法と書かれていない)から」という理由で行う行為。しかし、それは「皆がやらないであろうという善意で守られているところを破壊しているだけ」で。考えたら時代劇のゲスな小悪党に過ぎない。 何より、チーターを持ち上げ、チーターばかりが大手を振る社会になったら、デバッガーはやる気を失い、システム維持の気力も意義もなくなる。そうなって困るのはそのシステムを使っている利用者だと。 例えば近年、自民党が野党の臨時国会要請を「期日が書かれていない」という理由で拒否している。しかし、これは上の野党議員の行動と何が違うのか?そもそも国会とは有権者が票を入れて、その代表として国会で民意を反映されるべきという大前提すら壊す行為で。
2023.01.27
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この冬最低気温になる大寒波で、都内も寒い! 明け方の寒さに布団を2枚重ねていたのに寒くて目が覚める。一応、タイマーで夜は布団に入って一時間ぐらいでエアコンを止めているのですがこんなに寒くなるとは・・・ とりあえず昨今の電気量高騰も考えて寝巻のジャージにヒートテック、足は睡眠時用のあったか靴下としているのですが、それでも寒くて。仕方なく会社に泊まるときに使っていた寝袋を持ち出して・・・ って、外で寝てるわけじゃないのにこんなに冷えるのは、先日のラジオで聞いた「アルミサッシ窓の大きい家はそこからどんどん室内温度が奪われる。というあれなんだろうなあ・・・かといって賃貸だから勝手に工事するわけにもいかんし。 こいつは本格的に田舎で使っていた電気毛布をいれなきゃいかんのか・・・
2023.01.26
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テレビでタレントや芸能人がグルメ番組に出た際の箸の持ち方について「クロス箸や握り箸など間違った持ち方をしているからお里が知れる(親にろくな教育を受けていない)」というのをネットで揶揄する人間こそ、どんな教育を受けようと「教育を全く生かせてない脳みそレベルなんだな」と思うようにしている。 これは当たり前ですが出自という自分にはどうすることもできないことに対する差別であり、同時に箸の持ち方で人間性をうんぬん言うという偏見の極致であり。 昔、とある社長が「取引相手に対してまず靴と腕時計を見る。これによって一流と三流がわかる。まして腕時計も身に着けず、スマホなどで代用しているような人間とは距離を置く」と言っていたが、さて、この社長が「一流の人格がある」と思う人がいるだろうか?こんなもので人を判断するということは、逆に持ち物で簡単に騙せる人間である、ということでもあり。 というか、どちらも根拠なく「俺の方が格上の人間である」というマウントでしかない。そんな人間とはむしろこちらが距離を置きたい。
2023.01.25
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例えば昔(ファミコン初期などの時代)は基本、ゲームにストーリーなどというものはなく、せいぜい「この世界はこんな感じで、主人公は悪のナントカを打倒すのだ!」程度の、それこそ本編には全く影響のない、説明書に書いてある程度のものでしかなかった。 で、やがてそれにRPGのような大きなストーリーの中の役割をやるのがプレイヤーになって、さらにそのストーリーそのものが凝りだして、FFに代表されるようなイベントシーンなどを多用し、プレイヤーは決められたストーリーをなぞっていく、というのが「当たり前」になりました。 が・・・最近あるゲームをやったのですが、そのストーリーが・・・面倒くさい。というか、面白い、つまらないではなく、単にゲームの進行(そのゲームはアクション)を止めて、どうでもいいキャラ同士の掛け合いを見させられる、しかもそれが各エピソードの最初と最後だけでなく、途中のキャラとの会話やら・・・もううんざりで。 で、思うのはこれってシナリオに魅力がないのではなく、その方法がわざわざゲームのテンションに冷や水をぶっかけるだけの存在なんだろうなと。そうまでしてストーリーをアクションゲームに混ぜ込みたいかと。 以前も書いたと思いますが、私が地球防衛軍を評価する理由の一つが「ストーリーが戦闘中の無線会話で成立するのでゲームに影響がない」ということで。逆に言えば会話でストーリーを感じさせるのであればこれだけで十分。わざわざアクションを止め、ノベルゲームのようにキャラアップ絵と下にテキストウインドが開いてダラダラ会話させる必要はない。 で、何に似ているのかと思ったら、テレビで挟まるCMぐらい、ウザい表現をしていることに作り手はいい加減気が付けと。 あるアクションゲームの評価に「ゲーム部分は面白いがシナリオがつまらない」と書かれているものがあったが、この「ゲーム部分は面白い」という単語に違和感をおぼえないであろうか?つまり、シナリオがゲームとして扱われていないという評価なのです。 むしろシナリオの都合でゲーム内強制イベント(負け確定バトル)があるとがっかりします。
2023.01.24
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だから!マスクをつける、つけないを「政府が言ったから」で従うのは科学や統計学を無視してるってこと。 屋外の換気のいいところで半径2m以内に人がいなければ外す。 ラッシュの電車のような場所ではマスクをする。 こういう判断を自分の頭でするの!マスクは単なる記号じゃない。マスクしていようと鼻を出していたら意味がない。 バカバカしい話だが、基本に立ち返れば「政府が言ったから~」に盲目に従うことも、ネットでのコロナ陰謀論に振り回されることもない。 マスクではウイルスの侵入は防げない(小さいので)。が、呼吸の気流を遮ることでかなりの侵入が防げる。同時に咳やくしゃみで飛散も抑えられる。 もう一度考えて行動しよう。
2023.01.23
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日曜日、上野動物園に一人で行きました。実に3年ぶり・・・ と、いうのは私は以前から上野動物園のファンで、年間パスポートを持っており、以前から暇な休日などは秋葉原に買い物に行くついでにそのまま徒歩で動物園まで歩き、園内をぐるっと回って、そこから鶯谷の銭湯で~という大体4キロぐらいの散歩をするのが週末の楽しみでもありました。 が、ご存じの通りコロナの影響で3年前からその動物園が閉園。昨年ようやく再開されましたが、当初は人数制限のため予約を入れなければ入場できないという面倒&自分も外出を控えていたためずっと行かずじまい。しかし、ようやく行動制限が解除されたことによって人数制限がなくなり、改めて久々に・・・ということで。 久々に上野動物園に行くとずいぶん変わっていて。特にパンダの森が大きく場所を移転していたり、モノレールが運航休止になっていたり、また、それ以外にもあちこちで工事が行われているようで。 とりあえず、私がいつも楽しみにしているワオキツネザル、マヌルネコ、ハシビロコウ、プレーリードック、シロフクロウたちは健在。久々の彼らのユーモラスな動きに見入っておりました。 いやあ・・・やはりここは都会のオアシスです。広々とした空間、大きな水辺。かわいらしい動物たち。 入場の際に改めて年間パスポートを購入しましたが、また週末の楽しみになりそうです。
2023.01.22
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AIで様々な人間の仕事が取って代わられる、という話がここ数年で出てきます。 で、先日将棋の 藤井VS羽生 戦でネット中継の最中に別枠でAIによる最善の次の一手を表示するという・・・まさにプロの思考より最善と言われることをAIが出すという、不思議なことが行われておりまして。 でも、もう10年近く前からAIの思考力は分野によっては人間をはるかに凌駕する、それはこれまで高度な仕事とされていた職業のほとんどが学習経験と記憶による最善手段を導き出すという仕事であったことを考えると、無限に記憶と人間の数万倍の計算ができるコンピューターが追い抜くのは時間の問題であり。 シンギュラリティー(特異点)というのがあって、コンピューターやAIの進化がある一点から人間の能力を超える。そして何より、将棋のような特別な仕事以外でも人間だからできることなどというのは、コストを考えなければ遥かに少ないということであり。 今、実際に言われているのが弁護士や裁判官の仕事で。過去の判例や膨大な法律と照らし合わせて、というのは人間より得意である、と言われているのですから。あとは感情の問題になる。 もっとも、AIも感情は作れます。それは血の通った人間以上に純粋に。
2023.01.20
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そういえば、餅という食品って基本、なんで年末年始、あるいは寒い時期しか食べる機会が少ないのですかね? 餅好きの私としては年中どこでも普通に買うことができていい、それこそパンや米、パスタのように常食で売られていてもいい気がするんですが。調理も楽だし、昨今の小分け真空パック包装なら長持ちするし。 何より手軽に腹を満たせる。
2023.01.19
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よくわからない採用基準について。 以前、ある開発社員にたいして「最初の3か月を試験採用で、そこで問題なければ正社員にする」ということがあり、同じ仕事(モーション)だったので私がその上司として監督することになって。 もともと経験者なので仕事の覚えも早く、作られるデータも問題ない。ややデータにミスがあるものの、それに関してはまだ慣れてないが故のミスだし修正もできるので、今後も一緒に仕事をしていける。と、上司に報告しました。 が・・・ここでなぜか別の上司から待ったがかけられる。曰く「仕事に対する積極性が感じられない」と。 「はあ?」ですよ。何をもって問題かを聞くと、「言われたことはこなしているようだが、自ら提案や今の仕事以上のことをやろうという姿勢が見られなかった」とか・・・ 正直言って「クソですわ、そんな評価」 と。 まず、この人を採用しようと求人かけてるのはうちの会社です。理由は「人手が足りないから」。特に実務経験値のあるモーションアニメーターってなかなか集まらない。その割に昨今のゲームではモーションにかかる作業量が圧倒的に多い。そんな状況で「仕事に対する積極性」云々という抽象的な印象論で評価するなと。 何より、積極性を求めるなら「正式に社員として登用してからその裁量のある仕事を与えるべき」で。アルバイトの店員に「言われた仕事はするが社内の業務改善に対しての積極性がない」というのと同じです。 結局私が「この人ぐらい作業ができる経験者が次にうちの会社の求人に来るのがいつになるかわからない。今、人が足りなくて困っているのは私のような現場ですから、まずは今できる仕事で問題ないのですから採用してください」と、当たり前のことを言って採用してもらいましたが。 つくづく思う。サラリーマンならどんな仕事も「言われたことをできている」で本来100点なんです。それを「積極性が感じられない」という主観的、曖昧な理由で手放すようではおしまい。社員と会社の関係は金銭と仕事の等価交換ですので。
2023.01.18
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朝のニュースでやっておりましたが、今日は阪神淡路大震災のあった日。あれから28年たったということで多くの報道で当時の映像が流れておりますね。 私の記憶では当時、東京に進学のため上京しており、朝、その日はテレビを見ずに学校に行ったら様子がおかしい。友達に聞くと「おまえ、知らないの?大阪の方ででかい地震があって大変なことになってるんだぞ」と。そこへ教員がやってきて「関西方面の人で心配な方は今日は帰っていいから」と。 当時はインターネットもまだ広く普及していない(ウインドウズ95普及の前)ので情報はテレビとラジオ、新聞といったもののみ。昼頃に見たテレビで高速道路が倒壊しているヘリからの中継に仰天したものです。 また、生まれて初めて「自主的に募金に協力した」時でもあり。それまで街頭の赤い羽根共同募金とかは他人事としてスルーしていたのですが、あの被災地の映像を見て「なんかせにゃならん・・・」と思う経験をしたきっかけになりました。 あれから28年。そのあとにもっと大きな被害があった東日本大震災を経験し、本当にこの国と地震は切っても切れない国であることを思い出させてくれます。 私も特に東日本大震災以降、自宅に非常持ち出し袋を常に準備するようになりましたが、阪神淡路大震災の日でもあるのでもう一度中身の点検しておくか・・・
2023.01.17
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体力が衰えたなと実感したので、今年の正月から朝にランニングをしています。 というのは、年末に通勤のバスが私がバス停にもうすぐ着く、というところで後ろから迫っていて、慌てて走ったんです。距離としては50メートルもないでしょう。にもかかわらずバス停についたときにゼエゼエするようなことがあって。 考えたら上京してから四半世紀、移動と言えば公共交通機関かあるいは自転車、徒歩で、「走る」なんてことをほとんどしていない。こりゃやばいなと。 まずは無理せず、自宅からバス停までの200mぐらいまでをジョグで。慣れたらバス停をひとつづつ先送りし、目標は1.5キロ先の最寄り駅まで。 いつまで続けられるかわからんけど、とりあえずやってみよう・・・
2023.01.16
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年末に買ったダークソウル2を引き続きやっているのですが(現在50時間ぐらい)、このゲームが他のシリーズや、他のフロムゲー(エルデンリング、SEKIRO)と違っていまいちな理由がようやくわかりました。 これ、敵を倒した時の反応(リアクション)がダメだから気持ちよさがないんだ! まず敵を剣などで攻撃したときにダメージ表現が固い。というか、ほとんどリアクションしない奴が多い!特に甲冑を着ているザコとか剣が当たってもそのまま、みたいなのが多い!このため、今の攻撃がちゃんと当たったのか?があいまいになる。また、ヒットしたときの音がなんか壁を剣でたたいた「キン!」という金属音とほとんど変わらない。このため、爽快感がない! これはゲームの面白さとして致命的で。たとえるなら昔ながらのスクロールシューティングゲームで敵に弾が当たった時にその敵が一瞬白くフラッシュしたり、火花が出る、ヒットした部位がびくびく震える表現があります。これは「打ち込み表現」と呼ばれる奴で弾が着弾していることをユーザーに視認させる、これによって相手に攻撃が当たっていることを知らせる基本的な表現ですが、これがないシューティングを遊ぶと本当につまらない。 また、効果音に気持ちよさがないというのも致命傷で。私はゲームの攻撃の気持ちよさ表現の半分ぐらい、効果音が占めていると思ってます。効果音が気持ちがいいとそれだけでしょぼいグラフィックでもかっこよく見えたり。それが今作ではない。 で、ダークソウル2はこれなんです。リアクションが薄い。なので、強敵を倒しても「あ、おわり?」みたいな。 このソフトだけ他のフロム高難易度ゲームの中で評価が低い理由の一つなんだろうなと。それ以外にもあるけど
2023.01.14
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正月に実家に帰省した時、19歳でゲーム業界を目指している専門学校生の甥っ子にお年玉をあげつつ、今、どんな感じ?みたいなことを聞きまして。 そしたら浮かない顔。詳しく聞いてみると、プログラム志望なんですが授業についていけない、と・・・で、授業内容を聞いたら2年制の学校の一年目は全員共通カリキュラムで、その中でプログラムを教わるのですがいきなり直でC言語とか・・・そりゃあかんやろ・・・ わたしもC++は経験ありますけど、正直あれは自動車教習所で教習車がF1マシンみたいなもの。とにかくわかりにくい。自分はその前にBASICなどを経験していたので何とかついていけましたが、初心者には向いてない。特にゲームの世界だと「画面にキャラクターを表示して、キー入力で左右に動かす」という初歩の初歩さえ敷居が高いという・・・ 私が思うに、最初にゲーム作りならそれこそUE4とかUnityのようなゲームの基本システムが出来上がっているミドルウエアでやるべきだと(JavaScriptやC#ベースですが理解が視覚的に早い)。まず画面にキャラを出し、それをいじることで徐々にプログラムの基礎を学んでいく。しかも、最近のゲーム業界はミドルウエアベースで開発するところが多いので、早い時期から触れるほうが就職にも有利、と・・・ とりあえず甥っ子には「Cはもともと難しい言語だから、学校の聞いているだけの授業ではわかりにくく、Unityみたいなので独学で始めたほうがいい。また、就職活動は何社まわったか?ではなく、作品作りがメインだから、履歴書何十通も書くより作品を作れ、最初は大手を狙うな、アルバイトでもいいからゲーム会社に入り込んで経験者扱いになれ、受けがいい作品の作り方 などをアドバイスしました。 しかし・・・どんなに基礎になるとはいえ最初に直でC言語はまずいよなあ・・・
2023.01.12
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一日過ぎてしまいましたが、昨日は成人の日。ですが、昨年4月より成人年齢が18歳に引き下げられたため、各自治体でこの成人式の祝典をどう開くか?で対応がばらばらだったようです。 で、今年成人になった人たちに一言。「こういう汚いことをする連中が大人です。たかが年齢を重ねたというだけで尊敬したり、当事者のことを無視して上から一方的に押し付ける理不尽を平気で行う。年上だからって理由でいうことを聞く必要はありません」 そもそもこの18歳成人と言っても、選挙や親の同意なくクレジットカードを本人名義で作れる、といったことで、なぜかギャンブルや飲酒、喫煙といったものは許可されていない。 ここになにがあるか?当然ですが選挙は「現在の与党が若者に比較的支持があることを選挙に利用したいだけ」であり、クレジットカードに関しては「経済効果を狙ったもの」であり。薄汚いものが見え見えです。 でなければ2歳という中途半端な年数だけ下げる、しかも一部権利は制限されたまま、などというのがおかしいわけで。いわば責任だけ押し付けられ、快楽や楽しみはお預けにされた、もっとも許しがたい18~20歳までの2年間になると思います。 で、それを決めたのはこの国を司る薄汚い大人連中であり。 「大人だから理不尽に従わなければいけない」でも、「子どもだから正しい判断ができない」訳でもない。新聞の社説で成人の日に若者に向けられた言葉にやたらに「責任」「当事者意識」を強調するものがあるけど、自由を奪われている状態で相手に負担だけ押し付けるのが、汚い大人が都合よく言う「責任感」ですから。そのうち言いだしますよ。「権利を主張する前に義務を果たせ」とか・・・なんで権利と義務がトレードオフなのか、意味が分かりません(権利は義務の前に皆、持っているものでそれの使用には義務が付随する、という、本来主従が逆です) そうやって考えていけば、すこしは真っ当な人間になれるのではないかと。それが本当の意味での「大人」だと思います。
2023.01.10
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前に嫌な上司がいて。 その人は部下が仕事を提出するときに、必ず「間違いはないだろうな?」と聞く。しかし、私が思うのは、本来管理職の仕事って「部下の仕事のチェックをすること」が仕事の大半のはず。そのために上長のハンコを押す欄があるのだから。 自分で何度もチェックしたものであっても「間違いはないだろうな?」と聞かれれば不安になる。というか、機械でも通してチェックするようなシステムじゃない、人間を通して行う作業には個人では必ずミスが出る。何度もチェックをしても作った人間のチェックでは見過ごしやすい。 だからこそ、客観的な他人の目が必要になるわけで。 以前、その上司が部下の提出した書類のミスを見過ごしてハンコウを押し、上に出して刺し返されたことをその部下を「注意力が足りない!もっと真剣にやれ!」と叱っていたのを見たが、「仕事やってないのはどっちだ」と思ってしまった。 ちなみにこういう単純ミスが起きやすい仕事では、私はプログラマーさんにお願いして機械的にチェックできるシステムを作ってもらう。また、基本データのテンプレを作り「このテンプレをコピーしてデータを作ってください」と。特にファイル名とか、キャラID,データのある、なしの視覚化などは、簡単なスクリプトでミスを相当減らすことができる。 そういう努力をせず、ミスを「本人が弛んでいる」という精神論にしたらおしまいだ。
2023.01.09
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ウクライナ紛争の影響で、あらゆるものが値上げラッシュですが。 先日、いつも会社のお昼休みにビルの前で営業しているお弁当の販売店、500円の唐揚げ弁当のから揚げが、それまで3個だったのが2個に・・・値段は変わらずですが・・・ で、こういう時にどっちがいいと思うか?ですねえ。 個人的には値段を50円ぐらい上げても数はそのままであってほしい。しかし、「ワンコインである」というのを売りにしている場合、そうでなくなると客足が離れることを危惧したんだと思われます。 前にラジオで、値段据え置きで内容量を減らす理由は「世の中には10円、20円倹約している生活が苦しい人がいて、そういう人が値上げで手に入れることを諦めてしまうようであれば、少しでも食べてもらえる方がマシ」というところとか。 しかし値上げできないとなるとひいては従業員の人件費も上がらないということでもあり。結局はデフレスパイラルのツケは戦争やコロナなどこういった有事にモロに庶民の生活を襲う。 もっとも、今回の物価高騰は内容量を減らしても追いつかない、減らしたうえで値上げ、というWパンチですから。 とりあえず、2個になったから揚げとご飯の食べる配分を悩みつつ・・・リズムが狂うなあ・・・
2023.01.06
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年末年始の暇な時間にまとめ買いをした「ラーメン発見伝」を26巻、帰省の電車の中で読みっぱなしでした。 で、改めて思うのは、これを連載していた当時(2000年代)のラーメン事情さえ、すでに今から20年以上前の情報になっていて。で、当時ラーメンブームによるいろんなタイプのラーメンが花開いた時代でもあり。ラーメンを安い大衆食から一歩踏み出してグルメの仲間入りさせていた時代のお話なんだなと。 その中で「ラーメンに古き良き時代なんてないんです」という言葉。これは年寄りキャラが昔ながらの醤油ラーメンが一番、と思っている人がその店に何十年ぶりに行ってみるとがっかりする、しかし、これは味が落ちたのではなく、こちらの舌が肥えた、という話で。昔ながらの醤油ラーメンとして出している人気店は、昔のやり方を守り続けているのではなく、常に少しづつ進化させている、というお話。 こういうのはゲーム業界にもあって、当時の名作と呼ばれるゲームを遊んでみると、意外なほど操作性が悪かったり、今なら当たり前の機能がなくて面倒だったり、バランスが厳しかったり単調だったり・・・結局、そのシリーズの後継、流派、あるいは今風にアレンジした作品の方が面白い。そんなことはよくあります。 ちなみに上の作品の続編になる「ラーメン才遊記」「ラーメン再遊記」でも、常に情報が進化し続けて、発見伝のころを否定(通用しない)と上書きしていたり。 200巻ある「こち亀」の初期、中期、後期で世の中の情報が全く違うように、こういうのは本当に面白いです。
2023.01.05
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仕事を減らす努力、というものについて。 私のような仕事(ゲーム開発者であり、3Dアニメーター)だと、受けた仕事をそのままやるのと、どこを削ってどこに力を入れるか?を最初に計算するのとでは仕事量が全く違う。また、それを部下にあたる人に割り振りする立場になれば、その人たちの作業量にも影響してきまして。 で、まず自分の立場、決定権、裁量権をはっきりさせる。これはどこまで私の判断にゆだねられるか?という部分で。逆に言うと最初にここがはっきりしないと、いろんなところから、あとになって「これもやってくれ」「ここ、スケジュールをもっと短くして」「このモデル構造、変更したいからモーション作り直して」といったものを無限に受けなければならなくなる。 そして何より「クオリティーレベル」のコントロールができなくなる。以前にもお話した、指の一本一本の動きまでリテイクを出したディレクターだったが、ゲーム画面で見るとキャラそのものが小さくて、まして指の動きなど何も見えない。全くの徒労であったケースとか。 私はこういう反省から、作業を3段階にわける。まず、雑でポーズや雰囲気(停止した立ち姿勢や県を振り下ろす攻撃なら振り上げ、振り下ろした後、戻りだけのポーズのカタカタしたイメージだけでとりあえず1キャラ分に必要になる動きをすべて作成する(仮組み) 次にそれを実機で出してもらい、どんな風に見えるか?この方向性の動きでいいかを確認したあとにある程度作りこみ(といっても「おかしくないレベル」に作る(本作業)、そして、その本作業もスケジュール内で出来る作りこみレベルまででいったん終了。次のキャラの作成に入る。 で、全キャラの動きが出そろったら、残りの期間を「目立つところから順番に」ブラッシュアップ(仕上げ)する。 そして、先ほどの役割分担の話ですが「部下のスケジュール管理、クオリティー管理の役割をやる場合、個人の制作量は1/2以内に抑える」というやつで・・・これを失敗すると他の人1の仕事をやりつつ、管理の仕事まで手を付けなければいけないで地獄を見る(見た)。もし、そっちも同じようにやるように言われたら、「では、クオリティーに関しては一切私の裁量にしてください。他の人(クライアントも含む)からの後出し要求は、スケジュールや人材を増やさない限り一切お受けできません」になる。 結局、ある程度モノが完成してくると「ここ、もっとこうして」といった意見がどこからも出てくる。ひどい時には根本になるものの変更を簡単に言ってくる。 その場合の作業をできるかどうか(スケジュールに間に合うかどうか)を判断できる権限がないと、過労を抑える防波堤の役割も部下にしないといけない。基本は一日8時間、一週間5人月に祝日を加味したうえでできる計画を立てるのが仕事ですから。 昔、私もゲーム業界は泊りや深夜残業、休日出勤が当たり前だと勘違いしておりました。が、これはすでにマネージメントが失敗しているという証であり、法律的にも違法です。違法なことの片棒は担ぎたくない、何より自分がそれによってうつ病になり、前の会社で休職~退社を余儀なくされたので。 情熱、という名の違法残業を前提の仕事はしてはいけない。それが成功してしまうと、美談としてそれが当たり前になる。ブラック企業の完成です。 だからこそ、仕事を減らす努力をなるべくしようと。
2023.01.04
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1月1日の夕食にはじめて「ふぐ」を食べまして。 実は私、これまでフグというのを食べたことがなく。そこで昨年のうちに通販でフグ鍋、ふぐ刺しセットを注文してあり。付属についていたフグなべの作り方マニュアルを見ながら、昆布でだしを取り、野菜や豆腐を先に似て、最後にフグのぶつ切りを鍋に入れてふたをする。鍋が煮える間にふぐ刺しをポン酢でいただく。 ふぐ刺しの感想は・・・うーん・・・微妙。アサツキを巻いてポン酢でいただいたのですが、うーん、イカ、あるいはタコ刺しのような・・・他の刺身のようにうまみを感じず、どちらかというとポン酢とアサツキの味が強く前に出てしまう。ためしにそれらを外して、3枚ぐらいまとめて食べてみたのですが淡白でグニュグニュした歯ごたえ・・・ そうこうしていうるちに鍋が煮え、フグ鍋もポン酢で食べてみました。こっちは・・・うーん、微妙・・・ 刺身同様、「これ!」という味の主張がない、非常に淡白な味で。ほとんどポン酢の味で食べているような感覚。かといって鍋に強いダシが出ている感じもなく。こいつは失敗だったかなあ・・・とちょっとがっかりしておりました。 が!最後に残り汁に卵を溶き、ご飯を入れて雑炊をつくったのですが、これがうまい!少し醤油で味を調えて残り野菜と食べるのがうますぎて。 いやあ、初めて食べましたが、最後のこの雑炊のための伏線だったのではないかと思うぐらいで。 大変満足しました!
2023.01.02
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あけましておめでとうございます。 年始は長野の実家から。年末に作ったおせちを肴に本当にゴロゴロ。新聞に入っていたクロスワードパズルを解き、猫をいじり、腹が減ったらもちを焼き、昼寝をし・・・ ああ、こんな自堕落な生活こそお正月の風景で。 ちなみに神社に行った二年参りで引いたおみくじは「吉」・・・昨年がいろいろあっただけに今年もそこそこであってくれれたら・・・
2023.01.01
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