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ずっと謎に思っていた事。体罰容認派の意見「自分もさんざん殴られて、いいこと、悪い事がわかる大人になった」 という年寄りは、なぜ自分が「殴られなきゃわからないような理解力のない人間だったか」を自慢し、偉そうに語るのか? ヤンキーが今は真面目にやっていることを偉いと褒めるようなものだ。普通の人間は、そんなバカな事はしない。むしろ、そういう連中に迷惑をかけられた人間の方がたくさんいる。 人間、自慢の種を間違えたら単なるアホだ。
2013.01.30
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よく、暴力を振った側とそれを受けた側の感覚が食い違う事があります。たとえば、教師が「軽く顔をはたく程度」だというものが、それを受けた側は「ひどく殴られた」になる場合。 これ、どちらもウソはついていないんです。きっと。しかし、叩いた側と叩かれた側では絶対に痛みや辛さは違います。で、当然どちらが正しい受け止められ方か?ここに第3者による「客観性」というのは存在しません。あくまで暴力を受けた被害者の感覚が全てです。 「あの程度の体罰なら・・・」なんてのは幻想です。それを受けた側がどう感じるか?いじめと一緒。いじめる側は遊び半分でも、いじめられた側は自殺にまで追い込まれるように。そして、加害者は最悪の事態になって初めて気がつくのです。「まさか、こんな風になるとは思わなかった」と・・・ 体罰を与えた教師が、今まで殴ってきた生徒から殴り返されたとしたら?きっと驚き、そして怒るでしょう。その生徒は「教師に暴力を振った」として謹慎や退学処分など受けていたかもしれません。 そこに愛などまったく感じない。反撃されない場所からの一方的な暴力です。 いずれにせよ、あんな悲惨な事件が起きた後、続々と全国の学校部活の体罰報告が上がっています。表ざたになった途端、慌てるような指導は、はたして教育といえるのか?そこが問題です。
2013.01.29
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自分にあった経験談で。 中学の頃、私はテニス部に入っていまして。で、初めて他校との練習試合がありました。 それまで試合相手は同じ部員同士だけだっただけに、他校の生徒との試合はドキドキで。しかも、相手がちょうど私と同じぐらいの強さ。ラリーの応酬、ギリギリの打ち合い。テニスの試合経験がある方ならわかると思うのですが、ラリーの応酬ってどんどんテンションがおかしくなっていくんですよね。で、最後に僅差で私の負け。 ですが、初めての試合とその試合内容の面白さにすこく楽しくて。ああ、楽しかった!またこういう試合がしたい!と。ニコニコでした。 で、問題はここから。負けたことを主将に報告に行くと、主将は目をひん剥いて「負けたのにニヤニヤしてんじゃねえ!」と、驚く私に「てめえ、やる気あるのか!ちっとは悔しがれよ!」とスネを蹴り上げるという。 ・・・この時から、わたしはこの主将が嫌いになりました。 はっきり断言できますが、私はあの時楽しかったんです。その主将に蹴られるまで。しかし「負けたことを悔しがらない」ということに腹を立てたようで。 それって本当に必要なの? なんだろうな・・・そもそもなんで「悔しがる事を強要されなければいけないのか」が疑問で。それからは負けた試合の報告は悔しくなくても「悔しそうな顔と演技をして」その主将に報告するようになりましたが(ちなみにその主将は私だけじゃなく他の部員にもそういう対応でした) 未だによくわからない思い出です。
2013.01.29
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あるゲームで気になったこと。 町の住人との会話で「○○してくれないか?」というイベントに対してプレイヤーが「はい、いいえ」でその依頼を受けるかどうか決めるとします。 しかし、実際はその依頼を受けないとゲームが進行しない。「いいえ」を選んでも「困ったのう・・・誰か頼まれてくれないか・・・」というセリフが出るだけで、結局そのままゲームがストップするようなケース、よくあります。 他にも、宝箱があって「開けますか?」と聞いてくる。開けないことに意味(リスク)が何もないにもかかわらず。 さらには歩いていて目の前をつたの絡まる石垣がある。「昇りますか?」って・・・降りる事も自由に出来る場所なら、別にこの質問の意味がまるでないのに・・・ この手の選択肢って操作性を悪くするだけなのにねえ。一方通行で問題ない進行であったら極力排除して欲しいです。 と、いうのが、今やっているアクションゲーム、リトライのたびにイベントシーンがもう一度再生され、その度にムービーを飛ばしますか?の選択肢を選ばなければならないという。せめて一回見たらそのイベントシーン後からリトライにしてくれよ・・・
2013.01.27
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うどんのお話。 ある食品開発メーカーが、新製品の冷凍うどんと老舗有名職人さんに直接打って貰ったうどんを同じ漬け汁で名前を伏せ、一般の人に食べ比べをしてもらった結果、圧倒的大差で冷凍うどんが美味しい、という評価を受ける結果になりました。 冷凍うどんが美味しい理由はうどんの中にコシと滑らかさを出すため、「タピオカ粉」を配合してあるという。そして、冷凍する事によってグルテンの結束がより強くなり、通常のうどんよりモチモチ感が出るという。 当然、昔ながらの手打ちうどんにはない製法です。この結果にうどん名人も苦い顔だったらしいですが・・・ たとえば自分が子供だった頃のその手のうどんって、正直コシものど越しも悪い、あまり旨くないものでした。そのイメージで「ああいううどんは不味い」と、勝手に思い込んでしまう。けど、職人が技術を身につけるのに一生懸命なように、食品メーカーも技術革新、味の追及には多くの人と、お金と、技術を投入します。 で、思うのは「伝統というのは守っているだけだとあっさり技術に追い抜かれる」こともある、ということです。 マンガ「コンシェルジュ」で主人公と支配人が不況下のホテル業界のあり方を語った言葉。「我々には昔からの歴史と伝統がある、変わらないサービスこそお客様に大切なのだ、そういう方針だった老舗ホテルがここ数年、次々に消えていっています。今は、そういう時代なんです」
2013.01.27
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現在好評放送中の「ちはやふる2」ですが、この作品、原作にないエピソードがかなり入っているんですよね。特に肉まんクンの入部エピソードは丸々1話オリジナルに近い(原作ではたった1コマで終了) で、これがすごくよい!原作で説明不足だったところを補完していたり、わかりにくかった描写をうまく説明していたり。原作者も「アニメの大ファン」と自称している、とてもよい内容で。 思うのですが、アニメ化される際、私は原作の再現度はほとんど気にしません。むしろ、原作との差を楽しんでいるというか。というか、マンガの絵が動き、しゃべる、という時点で、すでに「別物」なんです。面白さというのは人それぞれですが、原作どおりではない=ファンの意見を無視した改変 にはならないと思ってます。 だったら原作を使うな?それは作者本人が言う言葉であれば作り手としてそれを言う権利があります。でも、ファンが自分の好みに合わないという理由で原作を錦の御旗にする権利はありません。
2013.01.26
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自分の仕事しているゲーム会社ですが、基本はいわゆる「開発会社」というやつで。販売は大手メーカーからですが、自社の名前を結構出して、かなり話題作などにも関わっています。 で、最近思うのはいわゆる大手メーカーから「え?こんなあなたの会社の代表作を外注でうちに出すの?」というか・・・それこそ、過去にその大手メーカーを支える看板作品をうちみたいな外部の会社にほぼ開発全部委任みたいな。そういうこともあります。 で、思ったのですが大手メーカーでも最近は開発部署のリストラが進み、社内開発力が極端に落ちている会社もあります。というか、下手したらゲームがマトモに作れる人材がいない、というか。 特にアクションゲームのような作品は単にCG映像を作るだけではない、それこそ操作レスポンスやプレイ感覚、バランス調整のような「ゲームとしてのノウハウ」が、そういう大手の会社からずいぶん抜けてしまった(追い出してしまった)結果、技術が空洞化し、それを補うためにうちのような開発会社に依存するような、そんな感じじゃないかと。 あの有名タイトルを開発したい、とその会社に面接を受けても、実際作っているのが自分達のような中堅開発会社だからなあ・・・そういう意味では依頼が多いので業績もよく、有名作品にも携われるうちみたいな所の方が、ゲーム屋としては恵まれてます。
2013.01.24
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テレビ朝日、「報道ステーション」にてアルジェリア人質事件の被害者・行方不明者の氏名など個人情報を報道 2013年1月23日 私もこの報道は見ていましたが、キャスターの言った「無念をはらすには(犠牲者の)数だけでは不十分であえて実名を公表させていただくことにしました」 という言葉に「はあ?」と。これは、ネットで気に入らない相手の個人情報を勝手にばらまく行為と何が違うのか?特にテロという、平和な日本では異質な事件に巻き込まれた方々の遺族の悲しみに、なぜわざわざその遺族が望まない実名報道をするのか?というか、報道してどうなる?何のため?誰が得をする? 「国民の知る権利」は大切です。が、他人の下着の色を知るのが権利でないように、プライベートな部分に土足で立ち入って「国民一人一人の問題だ」に摩り替えられるのはなんとも・・・ これは既存マスコミだけじゃなくて、ネットイナゴと呼ばれる個人情報をあぶり出して電トツする連中も変わらない。 昔、さだまさしさんがマスコミと芸能人の関係に関してコンサートトークで語っていました言葉「僕らには知る権利がある。しかし、誰もが知られたくないこともある」
2013.01.24
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ちょっと「おや?」と思った事を。 あるHなビデオ、女優さんが男のアレの形をしたゴム製の、いわゆる張形をぺろぺろ舐めるシーンがありまして。で、その張形は非常にリアルな形、色である、にもかかわらず、モザイクはかかっていない。 これは「ニセモノであるから」という理由なのでしょう。 で・・・だとしたら「エロゲのCGとかエロマンガの絵って完全なニセモノ(創作2次元)だよね?だとしたらモザイクとか黒塗りで修正される意味って何なの?」という。 これ、明確な説明が出来る人っているのでしょうか?下手をしたら精巧に作った女性のアレと組み合わせて結合部だけアップで撮影したら無修正でも「これは作り物ですから」で許されるんじゃないのか?映画撮影で人間のリアルな人形を作って銃で撃ってバラバラにしても犯罪にならないように。 なんだか変な感じです。
2013.01.23
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自分もある程度の年齢になり、「部下」とよばれる人に指示を出す立場にもなっていますが。 私のような技術職の場合、なるべく丁寧に、わからないことがあったらすぐに聞きなさい、何度でも教えます、コツがあったら即教えます、もし、自分より技術的に上手い人がいたらお任せします。 という、ある種「ぬるい上司」です。というのは、仕事に対する基本理念が「徒労は嫌い」という。同じ結果が出せるのであればなるべく楽をしたい。その楽をするには部下になる人たちになるべく早く技術を身につけてもらうほうが楽だ、と考えているからで。 特にツールの使い方や機能などは知識であって技術じゃない。だからこそなるべく情報共有し、みんなが楽に仕事が出来るようにしたい。職人気質な「目で盗んで覚えろ」のような、非効率なことをやるぐらいなら言葉で教えられる事はドンドン教えたいし、逆に部下であっても技術を持っている人からは遠慮なく「これ、どうやったの!」と聞いているし。 いずれにせよ、上下関係が厳しく常にピリピリ、ギスギスした雰囲気の会社はイヤなので(以前の会社がそうですごく仕事がやりにくかった)ぬるい上司といわれても、気軽に質問できる間柄の仲間でありたい。 別にゲーム作りは誰かと戦う商売じゃないので。昔尊敬していた上司の「俺らの仕事は面白いもの作ってるんだから。作っている人間が死んだ目をしててもつまらないし、いいゲームは作れない」という言葉を胸に。
2013.01.22
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ふと思った事ですが日本のスポーツ部活マンガって、基本主人公がその部活動に一生懸命ですよね。青春の全てを賭ける、みたいな。そして情熱のあまりない生徒をある意味「悪」みたいな描き方をされる。 なんか・・・部活って必死にやらなきゃいけないものなの?みたいなところが私にはありまして。 もちろん、マンガとして盛り上がるのがそっちだから、というのはわかりますし、自分もそういうマンガに熱くなるタイプなので否定はしません。 「日本の野球システムの悪いところは、高校に入るとなぜか強制的に甲子園を目指すモードにされてしまうこと、趣味で草野球的に子供達が楽しめる野球部がない」ということを感じましたが、なぜか部活のスポーツは「必死にやる」ことを強制されるような。もちろん、学校や指導者の力の入れ具合にもよるのですけど。 その辺、文系部活(書道やマン研などモノを作る系)ってだらっと作品を作ったり、力の入れ具合が人によってまちまちでも成立したりしますから。で、当然、それはいい作品を作った人は評価されますが、基本は「必死」は個人の自由で。 「部活に入った以上、怠惰は許されない!努力と苦労の果ての勝利こそ、スポーツの面白さだ」というマンガ的思考が蔓延っているのが、窮屈な体育会系部活の実態じゃないかなあ・・・別にそのスポーツをやりたいだけで、殴られてまで強くなりたくない人もいると思うけど。 最近はようやく「日常系部活マンガ」というのが増えてきましたが、価値観として「勝つことが目的ではない」体育会系マンガがあってもおかしくないはずです。 そういう意味では同じ学校の野球部でも「甲子園目指す部」と「草野球部」に別れていたらいいのにね。どっちに生徒が集まるか見ものですが。
2013.01.22
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こんなたとえ話を。 あるプロ野球のスター選手、子供の頃から毎朝牛乳を1リットルパックでがぶ飲みするのが日課としていたとします。 で、インタビューで自分がやっている他の選手と違う点を聞かれた際「毎朝1リットル牛乳を飲んでいます」と答えたとしましょう。 この「毎朝牛乳を飲む」ことを「野球が上手くなる方法」だと勘違いしているのが、体罰指導者なんじゃないか? 体罰そのものに野球が上手くなる技術が詰まっているわけでもなんでもない。ただ、あの選手も厳しい体罰に耐えてきた、だから子供たちよ、体罰を甘んじて受けよ、と・・・ 暴力教育も「私達の子供の頃は先生に殴られるのなんて日常茶飯事だった、だから今の自分がある」という言葉も、上の牛乳を暴力に入れ替えただけで。むしろ暴力で歪んでしまった人間の側を軟弱モノ扱いする。 そして、その一流選手の言葉が曲解され「牛乳を飲まないやつは野球が上手くならない」に変換された、そんな感じではないかと。 元巨人の桑田選手が体罰について「私は、体罰は必要ないと考えています。”絶対に仕返しをされない”という上下関係の構図で起きるのが体罰です。監督が采配ミスをして選手に殴られますか?スポーツとして最も恥ずかしき卑怯な行為です。」と語りました。この人は昔からスポーツにおける体罰に関して警鐘を鳴らしていた人。 指導者暴力の連鎖はどこかで断ち切らないと、結局「俺も昔やられたから」という理由で延々と続いてしまうし悲劇は止まらないんでしょう。 自分がやられて痛かった経験など、下の人間も同じくイタイだけだよ。それを続けるのは何の反省もしていない証拠だし。
2013.01.21
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「テレビや新聞は既存マスコミの曲解や偏向報道だからネットしか見ない」って言う人って、自ら「視野が狭いこと」を自慢しているような・・・ 少なくともあの地震で大量のデマが流れたのを知っていれば、そんなアホな結論にはたどり着けないはず。「マスコミが隠す都合の悪い真実」というのは、もしかして自分に都合のいい単なるデマを集めているだけかもよ?何しろ誰も責任を取らないのがデマなんだし。 ネット情報しか信用しない、という人の情報ソースのリンク先がYAHOOニュースで、そのリンク先が大手新聞ニュースだったりでも、まだそういう人は「既存マスコミは信用できない」と言うのだろうか? 私はテレビも新聞もネットニュースも、どれか一つだけを選ぶ、なんて偏ったことがないよう、それぞれ見比べるのが情報精査だと思ってます。
2013.01.20
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4Kテレビを見比べて気付いた“意気込み”の違い 4Kテレビに関してだけではなく、日本の大手家電メーカーって技術力、それも高密度、高精度、高品質な方向に向きすぎているような気がします。 4Kテレビをこの前、大手家電屋のデモで見たのですが、正直「人の毛穴まで見たくない」と(W.デモ用なので大画面なのですが、確かに密度が高くきれい、ですけど「買い換えるほどの意味があるキレイさか?」と言われると首をひねるような。 物を売るには消費者が「ほしい」と思わせる要素がわかりやすくないといけない、のですけど、その「ほしい」が技術屋や一部マニアの求める欲しいであると、市場はどんどん狭くなる。自分のやっているゲーム作りでも同じですが。また、そういう方向性の商品開発はコストが嵩む。わざわざ苦労して市場の狭い商品を作るという2重の問題が発生します。 例えば、発展途上国向けの冷蔵庫のお話。日本のメーカーはいかに電気量が安く済むか、いかにたくさん食品が入るか、を売りにした、一方、中国のメーカーは「冷蔵庫に鍵がかけられる」というのを売りにした、という話を聞いたことがあります。(あちらでは冷蔵庫からの家人以外の盗難が多い) これも消費者の需要を見ているかどうかの話ですが、上の4Kテレビも技術アピールであるだけで消費が生まれると思っているとしたら・・・大半の消費者は安くてそこそこの性能の大形テレビを買います。普通は・・・
2013.01.20
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同じ会社に中途で入ってきた人に前の会社の話(大手)を聞いたのですが。 そこには私も名前を知っているPS,PS2時代のカリスマクリエイターがいましたが、まあ、ひどい・・・社内で日常的な暴力行為を行っていた、その人も机の上のものをぶっくら返されたり、足を蹴る、持っているノートでバシバシ叩かれるなど・・・それを部内の全員に行っているような人で。 ある日、その人の部下が執拗な責めに耐えかねて思わず手が出た。部内は騒然。その騒ぎは会社の上にまで伝わる。 で、大事になったことで部員全員に個別面談を行い、社内でその人の身辺調査を行ったところ、そういう人ですから出るわ出るわ・・・日ごろ言えなかった恨みつらみが。もはや擁護できるレベルじゃない状態だったそうで。 結局、そのカリスマクリエイターは自主退社、という形ばかりの事実上の追い出しを喰らったわけですが。その人は出社最後の日に挨拶でこう言ったそうです。「私は会社のため、この部のためにやってきた。しかし、それがみんなに伝わらなくて残念だ」 ・・・まあ、伝わらないよね(W. ゲーム業界だけではなく「カリスマ経営者」なんてのが例の部活動自殺事件の顧問のような人はたくさんいる。そういう人は必ず「組織のために」とのたまうけど、組織のために人間性を失ったら終わりだよ。世の中、人間同士が付き合ってるんだし。
2013.01.19
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よく原作をアニメなど映像化した際の改変を「原作レ○プ」という言葉で表わす場合が有りますが。 以前あったのが、あるマンガのアニメ化で大幅な改編が行われる、でも、原作者も大喜び、原作未読のファンからも好評、しかし、一部の原作原理主義の人がネットでこう書き込む。「誰がなんと言おうとあれは原作レ○プだ。原作者なんて義理で「いい」というに決まっているし、昔からのファンにとってあの改変は許されないことは誰にでもわかる。アニメから入ったニワカにはわからない。知名度が上がったところで映像化は失敗だった」 ・・・この場合の映像化の失敗ってのは、本人の中だけの話ですよね(W. こういうファンの勝手な思い込みってなんと呼んだらいいんだろう?と考えた結果「原作ストーカー」あたりが適当かと。 これ、先ほどの言葉を男女関係にするとわかりやすい。○○ちゃんは僕のことを好きに違いない。でも無理やり△△と結婚させられている、回りも本人達も幸せな風を装っているだけ。僕だけが彼女の理解者だ、と。 いずれにせよ、現実のストーカーと同じくこの手の人の厄介なところは「自分が最高の理解者である」と勘違いして癇癪おこすことだよな。アンタはその他大勢いるファンのたった一人だよ。
2013.01.18
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前に外部からの開発依頼のゲームを作っていた際、開発終盤になって当初の契約にない追加案件を入れてくれ、という依頼がありまして、こちらは「それだと大幅な仕様変更になる、締め切りにも間に合わないし、やるとしてもデータ作成にかかる工程人月分の追加予算がないと」という、至極真っ当な要求。しかし、先方は「発売日は決まっている、期間は延ばせない、追加予算も出せない」と・・・ やってくれ、出来ないの押し問答が続いて、とうとうアッチのプロデューサーがキレたのか「あなた達はユーザーにいいゲームを遊んでもらおうという心がないのか!」 と、言われて唖然。だったら期間と金を出せよ・・・という話じゃないのか・・・ これって単純に考えるとものすごくおかしな話なんですよね。お互い仕事でやっている以上、成果と報酬は等価値のはず。だから、そのプロデューサーが言っているのはラーメン屋で普通のラーメンの価格でチャーシュー麺をよこせ、それが客へのサービスだろうが!といっている事なんですが。いつの間にかそれをおかしいと思わず語る人もいるからなあ・・・ あ、結局その追加案件は没になりました。そりゃそうだ。開発終盤に新しい仕様なんて怖くてできませんよ・・・
2013.01.17
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体罰肯定も徴兵制復活も、共通点としてコレに賛同する人間は必ず「自分は被害にあわない、あるいは自分の今の立場からは影響がない」人間だ。 石原前都知事が「子供達のしつけのために徴兵制を採用して軍で鍛えよう」と言っていたが、この人、軍にいた経験も何もないんだよね(W.そういうアホが若い世代の貴重な数年をしつけと称した軍役で奪おうとしている。もちろん、自分はもうその世代じゃないからやらずに。 「己の欲せざる事、他人に欲する事なかれ」 人間社会の基礎みたいなものですが、自分が若い頃に先生に殴られた、だから今の子供たちも・・・なんてのは腹いせか、自分の今までの辛さを否定したくないだけの想像力のない人間です。「殴られて覚えた」なんてのは「○○すると痛い」という反射であって教育という頭脳理解じゃない。 特にあの事件以降、これまで体罰教育を肯定していた前大阪知事の橋下さんが急に子供達の味方ツラするのがマヌケというか、なんというか・・・
2013.01.17
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例の体罰自殺の教師が部員の寮の寮費をピンはねしていたという事実が明るみに出て、ますますあの教師が教育者どころか単なる犯罪人だったことが証明されているのですが。 結局、悪徳宗教とこの手の教育って何も変わらないんです。今回の騒動で一番驚いたのは、その学校の親、他の教員、そして部員の生徒の間からも「あの先生は悪くない」という声が聞かれたとの事。おいおい!生徒を日常的な暴力で自殺に追い込んだ教師が「いい教師」である訳ないだろうが!これは「前科6犯の性犯罪者だけど優しいいい人なんです」といっているようなものだ・・・これはもう、完全な洗脳です。 熱心な指導とはどういうことか?ここに一つの例として、私の小学校の頃の担任の先生を紹介します。40歳ぐらいで顔の怖い先生でしたが、生徒に一度も大声や殴るなどの暴力は振わない。しかし、その威圧感で子供達はいつも畏怖していた先生。それだけなら「単に顔が怖いだけの先生」ですが、その先生はテストで点数が低い生徒は放課後に残し、机を並べて一人一人に噛んで含めるようにわかるまで教える。自分も当時はウザイと思っていましたが、今考えると、アレがあったからこそ、自分が授業についていけないという落ちこぼれにならずにすんだのだと思います。その先生の口癖「わからないことがあったら先生に聞きなさい。聞いてもわからなければどこがわからないのか言いなさい、それでもわからないところはもっと聞きなさい」 上手くいかない生徒をビンタするような即席熱血とは違う、時間をかけた丁寧な指導というのが本当の熱血教師じゃないかと。 現在、その学校のバレー、バスケ部は無期活動禁止らしいですが、結局、一番生徒からバレーバスケを奪ったのがこの事件だということだけでも、明るみに出たら言い訳できないことをやっていた、完全に間違った教育だったんじゃないかと。
2013.01.16
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新大久保反韓デモに遭遇した人たちの感想まとめ なんというか・・・はっきり言ってこの人たちって根本的な矛盾にまったく気がついていないんだろうな。 たとえば、自分達はナチスドイツのユダヤ人狩りや南アフリカのアパルトヘイト、あるいはアメリカで今なお残る黒人差別に関して、どう思っているのか?同様につい前日あった中国での日本企業襲撃や日本人を襲う輩を見てどう思ったか?そして、それと同じことをしている自覚があるのか?また、その手の低レベルな差別を世界がどのように感じているのか?そういう差別を公然と叫ぶ人間が多い国を世界が信用するか? こんな簡単な矛盾すら気がつかない人たちが日本を良くしようだって? こういう人の頭の中って、日本人であることが他国人に誇れる唯一自尊心のようなものなんだろうな。自分には技術も能力も何もなくて、他国人を見下せば自分が上にいけると思っている。しかし、そんなものは日本人の品位とか、プライドを傷つけ、貶めている事に気がつかない幼稚さというか。 彼らが「日本のため」と叫ぶたびに同じ日本人として恥ずかしく、世界の方々に申し訳ない気持ちになります。というか、お前らと一緒の日本人のカテゴリーに居たくないよ! 何かにつけて賢しらに日の丸を振り回すたびに、国旗を一番汚しているのが自分達だっていい加減気がつけ。在日外国人を差別で追い出したところで、お前らの社会生活など何も改善しないよ。 恥さらしだよ、本当に・・・
2013.01.14
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ネットで見かけてちょっと笑った才能論「いいか!凡人が努力したところで努力した天才には敵わない。だが、努力した天才を見てあいつら天才だからと最初から諦めるヤツは凡人以下の無能だ」 確かに世の中は99パーセントの凡人の努力で廻るように出来ていますからねえ。
2013.01.14
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ある3DSのアクションゲームを買いまして。で、すごく気になったこと・・・ 「アクションゲームで最初の実戦(ステージ)で遊べるのが40分後ってどういうこと?」 OPムービーから始まって主人公の登場、キャラ紹介、操作方法チュートリアル、サブキャラの導入ストーリーから世界観説明まで・・・ これ、はっきりいっておかしいです。というか、正直そんなものを最初に説明しなくてもいいのに・・・しかも、この手の導入を作るタイプの企画者にありがちな、ステージクリアごとに挟まれる、また無駄に長い動画&会話シーン・・・アクションゲームを買ったのに、延々とそういうものを見せられ続ける退屈さ。というか、このゲームの開発者、ユーザーに一度に全部伝えようとしてるだろ! そのため、せっかくゲーム本編のアクション部分の出来がいいのにそのテンションに水を差すような・・・これはアクションパートを作った人間が可愛そうだ・・・「キャンセルで飛ばせばいいじゃないか」という人へ。ファーストプレイでキャンセルしていいかどうかなんてわかりません。もしかしたら重要な情報があるかもしれないと義務感で読まされる。というか、私は正直キャンセルで飛ばせる程度のストーリーや会話って、はっきりいって無駄に感じます。特にアクションゲームでは。 がんばって作っているのはわかりますが、OPから3分以内にゲームを遊ばせてくれよ・・・余計な情報は世界観を膨らませるどころか冗長にするだけだよ・・・
2013.01.13
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アニメ「宇宙兄弟」の影響を受けまして、休日に友人とJAXAに行ってまいりました。が、その前に同じ地区にある筑波EXP記念公園に行きました。ここは科学万博つくば85が行われた当時の施設で、私が小学校の時に行われた万博で来た経験がありまして。実に30年近い前。 内部はさまざまな化学に関する面白展示物が並んでいたのですが、その中で印象的だったのが「エネルギーの過去、現在、未来を紹介する」という5分程度の映像。ここでは原子力エネルギーを「公害を出さない、安全でクリーンな未来のエネルギー」としてあでやかに紹介しているんです・・・ もちろん、原発であんな事故が起こる前の古い映像。 なんだかその映像を微妙な顔で見てしまいましたが。 私は原発反対派ではありませんが、やはり30年前の未来にとって、こういった未曾有の大災害と、それによって予測不能な原発の問題がこの日本で起きる、なんて誰もリアルに想像していなかったんだろうなと。 他にも、30年前は「未来はこうなる!」という最新技術が今はまったく使われていないものだったり。 30年前の未来も、案外予想と違うものだなあ・・・
2013.01.13
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冷静に考えて。 いじめも体罰も、もし、これが一般社会だったら暴力や嫌がらせ、脅迫は当然犯罪に当たる。が、しかし、学校という空間だと隠匿されたり、あるいは教育として認められたり。 コレが異常なんだよな。学校とは「実社会に出る前の準備」じゃないのか? 学校内でこの手の事件が起きたら、内々にせず、即、警察介入でも問題ないと思う。それが本来、大人が言う「社会のルール」というものじゃないのか?
2013.01.11
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体罰自殺のお話が続きますが。 よく「昔の子供達はケンカをしたから、どのぐらいで殴っていいかの力加減を知っている、だが、今の子供はそれを知らないからダメだ」という、年配の人の意見を聞きます。 ・・・殴る行為など一生経験のない人間の方がまともだよ・・・ これには2つ意味があって、まず、他人を殴らない、逆に殴られる一方だったいじめられっ子の方が、平気で他者を殴るガキ大将より、よほどマシな人間だ、ということ。 もう一つは暴力慣れをした人間は「たかが殴ったぐらいで・・・」と、暴力を軽く扱う。でも、実際はそういうことになれていない人間が世の中はほとんど。一回の暴力がトラウマになる人だっています。 特に今回の事件では、その教師は自殺した生徒を日常的に顔がはれ上がるほどビンタしていたとのこと。しかも、他の部員もいる目の前で。 教師を擁護する意見の中に「組織にはいわゆる叱られ役、という存在が必要。その人間を厳しく叱る事によって組織全体の引き締めを行う役割がある。今回のケースはその生徒がたまたまそういう役回りだったのであろう」と・・・ ふざけるな! それは「クラスにはかならずいじめられ役というのが必要だ、その子がいじめられる事で他の生徒がいじめられずに済む安全弁みたいなものだ」と言っているのと変わらないじゃないか! 結局、教育と称した暴力を日常的に行う人間にとって、相手の本当の痛みなどまったく感じないのでしょう。
2013.01.10
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私は「体罰は教育ではない」と思っています。どちらかというと「調教」とか「飼育」のような、SMの世界。 悪いことをしたから体を痛めつける、これによって○○をする=痛い という条件反射を植えつけるような。 たとえば、言葉が理解できない、物事の仕組みを理解できない幼児などならわかるんです。が、中学生以上などすでに個としての人格形成がなされている人間に対して、自分のいう事を聞かないから殴る事によって強制的に従わせる。これは犬の調教と変わりません。肉体的暴力に頼らず、殴らずに相手に意思を伝え、行動させるのが教育(教え、育てる)です。 「昔は先生に殴られるのが普通だった」という年配の方。そういう人は過去を美化しているだけ。もう一度、自分が会社などで上司に仕事の失敗で今、殴られても平気か?を考えた方がいい。 むしろ殴る事が日常であった学校教育の方がおかしいだろ・・・
2013.01.10
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大阪の市立高男子生徒が自殺 部活顧問、体罰か 市教委が調査 うわあ・・・まだこんな全時代的な暴力を教育とする教師がいたんだ・・・ 文を読むと「学校側が教諭に事情を聴いたところ、生徒がミスした際などにほほを平手でたたくなど複数回の体罰をしたことを認めた」とありますが、これって冷静に考えたらひどいことだよな・・・例えば怠惰や規則違反の体罰ではなく、単なるスポーツのミスでビンタって、しかも、バスケってビンタされて強くなる要素は何もないし。完全な「腹いせ」じゃないかと・・・ この生徒は自分を死に追い詰めるまで悩み、苦しんだ。しかもその相手が自分を指導する側、いじめを抑制する側の教師であるという絶望感。 この事件を「たかが体罰ぐらいで死ぬなんて・・・」という人。言葉のいじめで死ぬ人間もいます。要は本人がどれだけ傷ついたか?傷つけられたかの問題です。 しかも、この事件の前にもこの教師は体罰の件で問題があると報告され、結果「そういう事実はない」とされたという・・・そこの闇のほうがもっと深くて怖いな。 この先生にとってはビンタは「暴力じゃない、教育だ」人間なんです。しかし、それは「いじめじゃない、ちょっとふざけただけ」で、死に追いやったいじめっ子とどんな違いがあるのか? 生徒がやるといじめで教師がやると指導になる暴力という存在は、私は容認できません。
2013.01.09
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年末に、会社の忘年会のビンゴ大会で「電動歯ブラシ」を引き当てまして。 これまで電動歯ブラシという存在は知っていましたが使った事がない、あえて手動でできる歯磨きをわざわざ電動でするなんて横着しなくても・・・という感じだったのですが、せっかく景品でもらったんだしと正月から使ってみまして。 ・・・すげえな!歯垢が簡単に落ちる! 今まで使い慣れている人にとっては「なにを今更」なのでしょうが、これまで毎日丁寧に何度も歯ブラシを往復させていたのがバカみたいに。音波振動であっという間に歯がつるつるになる。磨きにくかった奥歯や歯の間もキレイさっぱり! つくづく思うのですが、技術の進歩とか時代の進化というのは、こういう反復運動のような単純作業をおそろしく簡易に、効率よくしてくれるなと。 昔ながらの方法が効率よい場合も有りますが、こういう身近なものは実際に使ってみないとわからないもの。想像は結局、自分の今までの思考常識の範囲内を逸脱できないという。 新年早々、よい教訓を電動歯ブラシから教わりました。
2013.01.08
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荷役労働者、という仕事が昔はごく当たり前の仕事としてありました。これは港町などで船から荷物を運び出すという、昔からある労働で。世界中にある、ごくありふれた仕事。 また、学歴も必要ありませんが体力仕事で力のある人間は稼ぎがいい、まさに「男の仕事」を代表するような、親子代々に渡ってこの力仕事で家庭を支えている、なんてこともある、誇り高き仕事。 しかし、これが第2次大戦以降、急速に衰退します。理由はコンテナの普及。荷物を箱に詰めたままその箱ごとトラックに積んでしまう。これによってこれまで個別で運び出していた荷役労働者が大量に解雇されることになる。数百年、いや、千年以上前から続く安定した仕事が、わずか十年程度で世の中からその職種が消えてしまう。 時代の進化でこういうこともあるんですよねえ。 今の仕事が「生涯安定」なんてことわからないのはどの職業も同じで。何しろ、昔は「絶対に潰れない職業」として銀行があったんですが、統廃合やリストラなど・・・ 自分の今の職業であるゲームソフト開発なんて特に時流の動きが早い世界ですから、常に変化を受け入れ、対応しないとあっという間に通用しない人間になってしまうんだろうなあ・・・
2013.01.07
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自分でゲームを作る時にいつも心がけているのですが「素の状態で面白く感じるものを作らないとダメだ」というのがありまして。 この「素の状態」というのは、例えばアクションゲームでも背景にテクスチャが張られていない、キャラが基本骨構成で組み立てられたでく人形、音楽や効果音もない、という状態で面白いゲームというのは面白さで失敗しない。逆にこの状態でつまらないというのは根本的に何かおかしい状態なので、ここにどんな美しいテクスチャやリアルなモーション、モデルを入れても面白くならないという・・・ だから、自分が主導でゲームを作れる場合、まず最低限のデータをプログラマーさんに渡して、「とりあえずこれで基本操作やマップなどを作ってください。絵的な作りこみは後にします」と・・・散々作りこみ、書き込んだモデルが結局仕様で後からカットされ徒労になったケースも多いので、「まずは画面のクオリティーを求めないでくれ」という。 ですが・・・この辺が通用しない人たちもいるんですよね。開発中の画面を見て「見た目がしょぼい、ほとんど出来ていないんじゃないか」って・・・テクスチャデータなんてメモリ領域さえ確保してあれば後からいくらでも差し替えできるんです!開発初期はまずボタンのさわり心地や操作感、敵の思考などだろう!と。 ゲーム作りで一番自分が嫌うのは「徒労」というやつで。苦労したのに使えない、売りに繋がらない、画面に反映されてない・・・ そういうことを防ぐ意味でも、プラモデルでいうところの「仮組み」をなるべく早くしておきたいです。
2013.01.06
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元・生活保護受給者が本を出版「生活保護制度は人間をダメにする制度ではありません」「私たちを怠け者と思う人にこそ読んでもらえれば」 まとめBlogのコメントもあわせて読むとため息が漏れるのですが。 いつも思うのですが、生活保護を受けている人を過剰に攻撃する人って、自分がその受給者になる可能性がいくらでもあるということをまったく想定していないか?あるいは自分の能力(仕事)に過剰の自信がある、想像力の欠落した人なんだろうなと。 会社なんて本当にある日突然倒産します。私も一度経験しているだけに、身にしみています。それはまさに交通事故みたいなもので。社内でもバリバリ仕事をしていた、いいもの、評価されるものを作っている自信があった、にもかかわらず、別の部署案件での負債が引き金になって倒産です。 幸いその頃は20代前半で半年ほどで再就職できましたが、例えば当時会社で40後半の人は再就職も厳しかったと推測されます。 お笑い芸人や一部の不正受給者を全ての生活保護受給者に当てはめ、攻撃するのは、現在不況の影響で仕事がなく、生活保護を受けざるを得ない人間がドンドン増えている現状をまだ「生活保護=怠け者」のイメージで語っているのか・・・ 自らの安全装置をはずして喜んでいるのかと。 あの天下の大企業で数年前イケイケだったパナソニックやシャープ、医療カメラ機器の世界シェア7割を独占していたオリンパスも不正経理で、リストラされる。そこで働いていた数千、数万人の人は再就職先がないだけではたして「怠け者」なのか?特に田舎だとコンビニのバイトすらすごい倍率です。 「自分が絶対生活保護を受けない」なんて人がいたら、それはよほど想像力のない、薄氷の上を歩んでいるにもかかわらず世間知らずであることを自覚した方がいい。 一度氷水に落ちた人間からの忠告です。
2013.01.05
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コミケの話が続きますが。 今回冬コミの参加者は55万人で過去最多らしいです。そんな中で黒子のバスケ以外にもやはり小さなトラブルや問題も起きたようですが、おおむね無事終わった。 これはすごいことなんです!まず、それを皆さん再認識しましょう。 正月のワイドショーで大手百貨店の福袋に群がる主婦の映像がありましたが・・・ひどいな・・・大半が主婦と思われる妙齢女性が、店員の制止を振り切って走る、福袋を我先に奪い合う、後ろから押し合いへし合い、怒号、罵声、悲鳴の嵐・・・ あれを見るとコミケの皆がどれだけ冷静、かつ秩序を守って整然としているかがわかります。お前らえらいな!本当にあれだけの人数がスタッフの指示に従って隊列を組み、じっと我慢してお目当ての本を買っているかをつい数日前に見ただけに、そのギャップに驚きます。 もちろん、コミケにも徹夜組とか転売屋、マナーを守らないオタクもいますが、実に品のいい、統制のとれた群像で。何よりオタは知っている、秩序よく皆が行動した方が実は一番効率が良い、ということを。 だからこそ、この雰囲気は残していきたい「コミケにお客様はいらない」理由です。
2013.01.04
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コミケで「黒子のバスケ」の同人販売が中止になったことに関して。 今回の騒動で一番思ったのは「表現の自由の敵がその漫画のファンであったと推測されること」が一番残念なことであり。 もともと原作に対する不満の矛先がなぜかこういうイベントにまで向けられ、ついにはファンが自由に集まり、2次著作で語り合う場までつぶさせた。しかもそれがこれまでオタクが目の敵にしていた行政とかPTAとか、そういった相手ではなく、もっと根深い、個人の勝手な思い込みによる脅威が一番の問題で。 さらに、コミケの反省会では「便乗と思われる脅迫が何件もあった」という・・・こんなに辛いことはないです。 コミケで○○を売ってはならない、という権利があるのは本来作者、およびその著作権を管理する出版社のみのはずですし、その温情、いい意味で作り手と読み手のグレーゾーンがここまで日本のオタク文化を支えた、にもかかわらず、それを許容しない、自分の嫌いなものを楽しむ人間が許せない、という一部の人間によって大きく失われる危機。 準備会の反省会での言葉「犯人が捕まらない限りコミケ83は終わっていない」が強烈に残る傷。 20年前の宮崎事件もそうですが、オタク文化を壊すのは、実は身内なのかもしれない、と思いました、
2013.01.03
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仕事を目で盗め、のお話です。 以前にも書きましたが、ゲーム作りの現場で上司が新人にある作業を先輩にやり方を聞くように言って仕事を振ったところ、その先輩は「自分で調べろ、俺もそうやって覚えた」と分厚いマニュアルを渡して放置、結局数時間で終わる仕事が一日かかってもその新人が終わらせられない、という事態があった件に関して。 これって「俺と同じ苦労をしないのはずるい」であって、技術でも何でもないんですよ。本当の技術というのは、手順やコツを聞いたところで新人にはまねできないもの。たとえば、アニメというのは紙に少しづつ違う絵をかいてそれを連続して動かすもの、というものは新人でも知っている。が、実際、キャラクターが生き生きと動き回るようになるのは言葉で説明しても経験と技術がなければできない。それこそ本当の「プロの技術」だと。 手順を教えたぐらいで新人とベテランの差があっという間になくなるようなものは、いずれ人間の力じゃない、機械でもすぐに淘汰されます。 で、冷静に考えたとき、そういうもので自分の能力の優位性を保とうというのは危険ですよ。
2013.01.02
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あけましておめでとうございます。実家で書き込めるようなので新年最初のご挨拶を。 で、さっそく年末のコミケの感想なのですが自分が参加した3日目は、比較的穏やかに過ごせた一日で。だからこそ今回、脅迫騒動でサークル参加中止を余儀なくされた黒子のバスケのサークルさん&ファンの方々は心から残念だっただろうなと。 で、ここからは純粋な疑問なのですが、この手の脅迫でサークルジャンルを制限しなくてはならなくなる、ということは、逆に「黒子のバスケの同人サークルを参加させろ!さもないと薬物を撒くぞ!」といった、逆の脅迫状が準備会や警察に届いたらどういう対応を取るつもりなんだろうと。 脅迫というのは一方が卑怯なことをするのと同じく、必ずもう片方にも同じことをやろうという人間がいてもおかしくない。その場合、どちらからも脅迫される訳で。そうなったらどっちの要求を呑むことになるのか? いずれにせよ、作品の好みや趣味に対して自分の好き、嫌いは個人の自由ですが、それを他人にまで強要し、楽しんでいる人を邪魔しようという人間は2次元趣味を愛するものとして絶対に許したくないです。
2013.01.01
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