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民度ということをよく言う人がいます。やれ、中国人は民度が低い、日本人は民度が高い、大阪は~名古屋の人間の運転は~ で、私はこの「民度」なるものを使う人間をまず信用しない。そこには「自分がなぜか含まれていない」から。昨今、花火大会で大量のごみが放置されていたことを「日本人の民度も地に落ちた」なんて論評する人がいますが、その人はなぜかその日本人とは思ってはいない。逆にワールドカップで現地まで行ったサポーターが試合後に客席のごみ拾いをしたことを世界に称賛されると「日本が誇る民度の高さ」と、今度は現地に行ったわけでもないのに自分たちのこととして誇る。 よく考えたらこういう人間って本当に浅ましい、図々しい人間で。 民度なる言葉を都合よく使う人間こそ、己個人がどうなのかを問い直してみるべきじゃないか?花火大会でごみを捨てた人間も、それをボランティアで回収した人間も、個別の行動の価値でしかない。
2023.07.31
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大阪万博の工事、残業規制適用外に 作業遅れ協会側要請 ・・・もうあきれてものが言えない・・・ そもそも大阪万博自体がいまだに「主要参加国のパピリオンの建設業者自体がいまだ決定できていない(人手不足や条件の厳しさで)」状況で、スケジュールありきの突貫工事をするということに。 ちなみにこの手の突貫工事による悲劇は、つい数年前、東京オリンピックの現場担当者が過労のあまり自殺を図ったニュースの記憶があります。現実不能なスケジュールを「精神力で」現場に押し付ける。これは言うまでもなく太平洋戦争の旧日本軍の悪癖と同じです。 何より、もっと問題なのは、もしこれが成功してしまった場合、これは悪しき前例になります。この国は過去にも「特例」だったものがいつの間にか前例として通常に使われるようになった歴史ばかり。小泉政権当時の派遣法も最初は「高度な技能を持った一部業種のみ」であったのが、どんどん拡大解釈され、現在は労働者の半分が非正社員という国になってしまったように。ダムの一穴じゃないですが都合のいいようにどんどん拡大解釈される。 そもそも労働法は「労働者の生活や健康を守るため」の法律で、それこそ大規模災害のような緊急性がない、たんなるイベントに間に合わせるために法律をゆがめるなんて、どこまでひどい考え方だと。 スケジュールに間に合わないならスケジュールを伸ばせ。そもそも計画が間違っていたということなのだから。
2023.07.28
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大手自動車整備販売会社のビッグモーターでの顧客の車を傷つけ、不当に整備費を請求した問題で、社長が記者会見、その内容があまりにもひどくて呆気にとられたのですが・・・ 要は「俺は知らない、責任は現場の連中、社長をやめる、でも最大株主はやめない」といっているだけで。 で、つくづく思うのは「法律を破らないと達成できないようなノルマを課す会社が、万が一の時に社員を守ってくれるわけがない」という、ごく当たり前のお話。 この辺はここまでひどくないにしろよくあって。たとえば法律を超える残業時間(しかも残業代は出ない)でないと終わらない仕事量を課し、それによって社員が過労で倒れても「本人の意志でやった。会社は命令していない」なんて言い逃れをする現場はよくあります(自分もその犠牲者の一人だった)。 上のビッグモーターでは今、次々とこれまでの経営陣の非道が暴かれており、それだけ現場も憤っていた、というだけで、こういった圧力釜の一か所に穴をあけただけで一気に爆発します。 末端社員に違法なことをさせ、自分は利益だけ吸い上げ、責任は取らない。こういうのを反社会的組織とはいわないのでしょうか?
2023.07.27
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松井秀喜さんが高校野球改革を提言「甲子園2部制に」「高校生守らないと」…「ゴジLIVE」 本当にごく当たり前の、しかも昨今の災害級といわれる暑さの中では緊急性のあることなのに、一向に行われない異常性がこの真夏の甲子園なのですが。 よく考えたら「高校野球をこの真夏の炎天下にやる理由はない」と・・・あるとしたら「伝統」とか「歴史」とか。あとは「学校が夏休みだから」という、本当に大人の都合でしかない。 ちなみにプロ野球も炎天下での試合はなくなりまして。あるとしてもドーム球場のような空調が効いた施設。選手と観客の体調を気遣っている。 しかし、なぜか高校野球となるとそれが無視される。それどころか「焼けるような炎天下、汗まみれで白球を追う球児たちの美しさと青春」を求めるんです。昼間にエアコン効いた涼しい部屋でビールかっ食らいながら見ている連中が。 上の松井氏の指摘にあるように「時期をずらす、2部制にする、ピッチャーの投球制限など選手の体調最優先」ということを基本に考えられないとしたら、それこそ高校野球は部活動というあくまで学校教育の一部である以上「教育上よくない」行動としか思えないんですよ。
2023.07.26
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Twitterを買収したイーロンマスク氏がそのツイッターのアイコンをそれまでの水色の鳥から同社の名前である「X」に突然ロゴ変更した、というニュース。 この件だけでなく最近、このツイッターというシステムがいろんな変化・・・というか、なんかおかしな変化ばかりで。代表的なのは唐突なアカウント凍結とか、閲覧、DM制限などがあげられます。 ツイッターというのは民間の無料サービスでしたが、今や世界中でSNSの大きなインフラとして使われていた、大きな企業や一部政治機関までもが広報の手段として活用していただけに、こういった変更で大混乱になる、ということもあります。 かといってツイッターはもともと無料のシステムで、今の会社(X社)になる前から赤字体質。広告収入だけでは維持できない、いつつぶれてもおかしくないものであり、実はそんな危ういものに情報を任せてきたわけで。 マイクロソフトのWindowsなどもそうですが、社会インフラに強く結びついた民間システムは、その企業に根本を支配されている、といっても過言ではありません。ある日突然、マイクロソフトが「これからWindowsのシステムを使う場合はソフト1つにつき年間5万円の手数料を徴収します。支払わない場合はネット接続機能が停止されます」という横暴を発動した場合、支払わざるおえない、そういうことさえ考えられるのです(もちろん、その場合は政府が法的に動くと思いますが) 21世紀は国家でなく巨大企業が人々を支配する、という古典的SFの設定がありますが、GAFAに代表されるように現実味を増している、それかたかだかネットでの「つぶやき」レベルでも市場が独占されると行えるんだよなあと。
2023.07.25
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文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」にキッチュこと松尾貴史さんがゲストに来ていて。その中で昨今の改憲論議に関して「今の憲法は時代に合わないから変えるべき、という政治家の人がいるが、何がどう合わないのかはっきり言わない。国際情勢に鑑みて・・・ってことで口を濁すけど、結局戦争をできるようにしたいという事じゃないか」と・・・ でも、まさにその通りで。特に自民党が昔作った改憲案は、民主主義に制限をし、個人の権利を抑制し、いざとなったら国家が憲法を停止して国民の財産を凍結したり、あるいは本人の意思関係なく国家の方針に従わせる義務を負わせる、という内容であり。これが彼らの言う「時代に合った憲法」だとしたら、単に戦前に回帰させたいだけではないかと。 番組中「防衛費を倍増する金はあるのに、大学無償化や給食の無償化なんてその予算以下でできるのにお金はないという。どっちが国の将来のため、そこに住む私たち国民のためになるか?になるかなんて明白なのに」と。 ここからは私見。よく「憲法9条で戦争が防げるのか?」という人がいますが、明治から太平洋戦争終了までの70年と、平和憲法制定後の戦後の75年。この国はどちらが平和であったか?を考えれば一目瞭然でしょう。日本は地政学上島国というメリットがあるため、他国との戦争は「日本側から攻め込んだ、戦争の口火を切った」ことによる戦争。つまり、今の憲法で国家を縛る方が、他国に攻め込まれる心配より圧倒的に平和状態を維持できます。そして、同盟国のアメリカが戦争を起こした時も「いやあ、我が国はあなた方が戦後に定めた平和憲法があるので自衛以外の他国への戦争協力はできないんですよ」という言い訳が立つ。これだけで戦争の8割以上、防ぐことができる。 ウクライナ紛争に乗じて昨今「もし、今回のように隣国がいきなり攻めてきたらどうするんだ!」と鼻息荒くしている人がいるけど、そういうひとが国家の危機を感じて今、自衛隊に志願しているということを見たことがない。 何より、過去の歴史を見ればわかりますが「軍事力を持った国家ほど戦争を起こす」と。
2023.07.22
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最近、作業中に環境映像として見てしまう動画シリーズ。「アゼルバイジャンのおばあちゃんが淡々と色鮮やかな食材を料理するだけの動画」 いやあ・・・なんか本当に「丁寧な食生活」という感じで。それで思い出したのが自分の亡くなった祖母。ばあちゃんも確かこんな風に半日かけて煮物を作ったり、粉を練って蒸しパンを作ってくれたり、すり鉢とすりこぎで裏山で拾ってきたクルミを丁寧に擦ってクルミの和え物を作ってくれたり。とにかく「すべて素材から手つくりが当たり前の時代に生まれた世代」の人で。 便利とか、簡単とか、時短などと180度違う価値観で作られる、でも、こういうことに時間をかけていられるというのは、むしろ「時間に余裕がある」ということでもあり。時々挟まれる動物たちや薪で火をおこしオーブンにする風景なども相まって、とっても豊かな生活に感じます。 しかし、どれも見たことも食べたこともない食材が多く、どんな味か想像できない、けど、きっとおいしいんだろうなあ・・・
2023.07.22
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今やっている仕事、ゲームのモーションの仕事なんですが、ちょっとややこしくて。 わが社はいわゆる開発会社とよばれるクライアントから発注されたゲームの開発を行う会社。その中の案件はそれこそ一本、ゲームすべてを作る場合もありますが、ゲームのパーツである「キャラの動きだけ」とか「モデリングだけ」といった仕事もありまして。 で、その時に困るのが「指示を出す、リテイクなどを出す人が複数経由で指示情報が伝達される」という。これが私のような末端の開発者にとってとても分かりにくい。クライアントのAさんという人が出した修正指示をその会社のBさんという人が指示としてまとめ、うちのディレクターが解釈し口頭で説明、その修正を私が作成する・・・こうなると下流に行くほど情報の精度が落ちてくる。特に動きのニュアンスというのは間に人が挟まるほど伝わりにくい。で、そこで発生する祖語が「何度説明しても修正されてない!」「何度直しても同じリテイクが来る!」という両者のストレスになる。 で、一度私が提案してクライアントのそっちのディレクターと直接画面共有で説明してもらったら、これまで何度も説明されていたのが一瞬で理解できる。今まで間に人が入ることで解釈の違いが生まれていたことがはっきりわかったり。 こういうのって細部までこだわりたいなら、ちゃんと直通で話す手間を惜しんじゃいけないです。
2023.07.19
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ひっ迫する物流のトラック運転手不足に対して政府が打ち出した方針が「高速道路の速度制限を80キロから100キロにする」という・・・ いや、そうじゃねえだろうって!そもそも現在のトラック運転手不足の原因は過酷な労働環境と低賃金が嫌われてなり手がいないことが原因。たとえば自分の子供のころ、トラックの運転手というのは「学歴がなくても腕一本で稼げる、肉体労働でも花形の職業」のひとつであり。特に我が家の近くにもありましたが、個人所有の大きなデコトラを持っていた30代ぐらいの運転手の兄ちゃんとか。彼らの年収はそれこそ1000万を超えるような(もちろん、ガソリン代やその他経費は自分持ちですが)高給取りで。また、個人でなくても大手運送会社の大型ドラックドライバー求人には「月収50万以上保障」といった景気のいい言葉が並んでおりました。 それがバブル以降、どんどん収入が低くなり、また、労働環境も悪くなり。特に荷物の運搬だけのはずが荷下ろしの作業まで「当たり前の仕事」とやらされるようになったり。その結果、大型免許の取得率も低くなって現在の運転手の高齢化も含め、その人たちの引退するあと5年程度で急速にひっ迫する状況になる。 これらは運送業界だけでなく、建設や土木、農業、あらゆる産業で社会を維持できない数まで労働人口が減る状況になっております。 最初の話に戻りますが、トラックの速度制限を100キロにすることで物流量が増えることを期待しているのだと思いますが、単純に危険が増すことの方が大きく。先日ラジオでご自身も元トラックドライバーでありつつ現在は物流関係の本を書かれている方が今回の規制緩和について「トラックというのは積み荷の量で制動距離が大きく変わる。それによって発生する事故、特に雨天や夜間などでの危険性が倍増する。そもそも、近年までトラック業界で問題になっていた長時間労働を規制するために運転時間の規制が行われたのに、今度はその時間内で間に合わせるためにトラックドライバーや他のドライバーの危険度を増すようにするのは間違っている」と・・・まさにその通りで。それに、80キロから100キロになるということは、それまでドライバーに割り当てられていた時間帯ノルマが増えるということに…また、その方も自分の経験談から「大きな荷物を積んでの高速走行はドライバーに常に緊張と疲労を強いる。特に日本の高速道路は緩急が大きく、疲労度がまったく違う」と。 世の中、ネットや情報はどんどん高速化していきますが、直接にモノを運ぶのは物質転送のような技術ができない限り不可能で。「人が足りないから安全基準の規制緩和しよう」ってのは、ちょっと待て、順番がおかしくないか!と思います。
2023.07.19
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連日の暑さで都内も38度とかもはや風呂に入っているような外気。そんな中、学校の体育や部活動で生徒が熱中症で具合が悪くなり救急車で集団搬送といったニュースも。 つくづく思うのですが「学校の体育は生徒の健康増進、体力向上を目指す教育なのに、炎天下で体をぶっ壊すようなことはするな!」という。特に今、学校でも35度を超えた場合、プールの授業も禁止(プールでも熱中症になる)という時期なのに。 特にこの暑い中、屋外じゃなくてもエアコンのない体育館での部活動で倒れるなんてのも普通で。つまり、この時期はエアコンのない場所で激しい運動をすること自体がダメなんです。それこそじっとしていても汗が止まらない、意識がもうろうとするレベルですから。 ですので、少なくとも気温30度を超えたら30分以上の運動禁止。というのを最低限守ってほしい。熱中症を甘く見てはいけない。重篤になると生命の危機、もしくは身体に重篤な障害をおこすのだから。甲子園なんてもってのほかで。
2023.07.18
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清水建設社員が過労自殺 自ら勤務時間を過少申告、時短目標が影響か こういう悲劇は自分にも過去に身近にあったので、他人事だとは思えない。それこそ長時間労働とそれを迫るパワハラ上司によって、実際にうつ病になり、ホームに飛び込むことを真剣に考えた時期がありましたので。 私が思うに、よく人事査定で「今季の目標」というのを各自に記載させる、次の人事考査でそれの達成度を給与に反映させるってことがありますが、あれ、もういいかげんやめませんか?会社で仕事をするのは高い目標のためじゃなくて、あくまで日々の生活の糧を得るための手段であり。上の社員さんも「仕事を早く終わらせる」という目標のために勤務時間を過少申告していたという。コレも絶対「本人の望んだ目標」ではないはず。様々な圧力の結果です。でなければPCのログオン時間を偽装までするような、そんな本来自分に何の得もない(それどころか大きな損)ことを目標にはしない。 先ほど同じようなことがあったと言いましたが、私のケースはもっと露骨で。一日平均の仕事の時間が14時間を超えていた、休日出勤が当たり前だったころがあり。そしたら総務から「働きすぎです」と注意を受けた(注意をされるのもおかしな話ですが)。そのことを上司に言ったら「・・・何もタイムカードを馬鹿正直に打刻しなくてもいいんだぞ」と・・・つまり、暗にそれを隠せ、と言ったのであり。 何より14時間も毎日仕事をしていたのはダラダラやってたからじゃありません。そうじゃないと終わらない異常なノルマ(一人でハイエンドゲームのアクションゲームのプレイヤー(複数)、敵、ボスのモーションを9か月で作れ)を与えられ、最初に「無理だ」といったのに「やってみなくちゃわからんだろ!」と強引にやらされた結果でしかなく。 話がそれましたが、労働法で決まっている「一日8時間、間に一時間の休憩」以外の仕事というのは本来やってはいけない、やるにしても緊急的な時に短期間だけのことであり。逆に言えばその期間でおさまらない仕事は人を増やす、期間を延ばす、仕事のクオリティーを下げる、ボリュームを減らす 以外の選択肢はいけないんです。 でなければ私と同じ「会社側は止めたのに本人が勝手に残業した」扱いにされます。
2023.07.16
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映画を見てきた時に思うのですが、「本編前の予告の時間が長すぎる」という たとえば先日の映画は19:00公開の映画だったのですが、そこから15分・・・えええ?普段、皆さんテレビで15分もCM見ている番組って一部の、それこそサッカーのハーフタイムのような番組以外はありませんよね?しかもテレビの無料放送と違ってこっちは入場料を払っている。 しかも、近日公開の映画の予告ならまだ我慢できますが、テレビでやってるようなコンビニのCMとか、昨今ではコロナの予防に関する政府広告的な奴。何なんだと。
2023.07.15
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宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」を見てまいりました。とにかく今作はこれまでのジブリ映画と違い、宣伝やテレビCMなどをほとんど行わない、それどころか映画内のカットすら公開しないという異例の興行で。で、私も初日の夕方、会社が終わったその足で映画館に。19:00からの公開でしたが、初日だけあって満席でした。以下、多少のネタバレも嫌だという人は読まないでください。-------------------------------------------- 感想としては「宮崎アニメだ」と。というか、不思議な感覚なのは冒頭の15分で感じる「こんな映画なのか」という感想が中盤以降完全にひっくり返るというか。だからこそ「え?そういう映画なの?」と引き込まれる。そして、そこから先はとにかく説明を意図的に省いたつくりであり、でも、見る側はなんとなくわかる。昨今の何でもセリフで説明するアニメではない、素材(世界)の中に見る側を放り込み、自身で今、こういう状況なんだろう、このキャラはこういう人なんだろう、この世界の法則だとこうなるのだろう、と、 で、タイトルから察した「説教臭さ」はなく。ジュブナイル冒険譚、みたいなかんじでした。 じぶんの感想としては「もう一度見に行くか」と。なんだろう、超感動とか、起承転結がはっきりして素直に「面白い!」って娯楽作でもない、かといって見る側に考えさせるような映画でもない。むしろ「あの世界を漂っている」という、奇妙な感覚・・・わかりますかね? でも、けっしてつまらなくはない、いや、むしろ面白かったので、ちょっと間をおいてもう一度見に行こうかと。見ていない方、ネタバレがないうちに行くことが一番の楽しさになるのでおすすめです!
2023.07.15
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大阪府警 2回誤認逮捕した男性に「犯人あなたしかいない」 警察の冤罪事件といえば、袴田事件や最近でも大川原化工機事件などがあげられます。 で、この手の冤罪の温床になっているものの中でふと思うのが「小説やドラマの名探偵って、基本この冤罪を作りやすい捜査方法だよな」と。名探偵は事件の現場に現れ、怪しいと思う人物を最初に見立てる。そして、その人間が犯人である物証や証言、アリバイ崩しなどを積み重ね「犯人はあなたしかいなんです!」と。で、事件解決というのが定番です。 が、本来、それはあってはならないことで。様々な物証や証言やアリバイを集めることは、あくまで最終的な犯人を絞り込むことが目的であり。逆に言えば最初に目星を付けるってのがすでに冤罪を生む、目星をつけた人間に不利な証拠だけを集めること、あるいは強引に関連付けることにつながっていて。特に大川原化工機事件に関しては容疑者として社長などを一年近く拘留し、取り調べを行い、その間にも「白状してしまえば楽になる、ここから出られる」といった誘導もされたと。袴田事件でも初期のころに発見されなかったみそ樽の中からなぜか一年以上たって血の付いたズボンが発見された、そのズボンはサイズ的に容疑者には履けないサイズであったにもかかわらず「味噌樽の中で縮んだ、袴田さんが拘留中に太った」と、あとからとってつけたような言い訳に終始し・・・ そもそもたとえ無罪で釈放されたとして、会社員が容疑者として会社を欠勤させられたら、その人の社会的地位や評判はどうなるでしょうか? 最初の事件の話に戻りますが、「真犯人を捕まえられない失態より、無実の人を罪人にしてしまうことの方が何百倍も罪が重い」ということから、本来は捜査というものは「疑わしきは罰せず」が原則なのですが。それにたとえ自分が無実であっても、何か月も拘留されたら、自分はうその自白しないという自信はありません。
2023.07.13
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今朝のラジコで聞いているCBCラジオ「あさPON!」のコーナーである快適生活ラジオショッピング。いつもは食品だったり、掃除機、扇風機などよくある商品の紹介CMコーナーなんですが、なぜか本日の商品が「ドローン」・・・ え?ドローンって、あの空飛ぶやつですよね!?予想外の商品にびっくりで。でもいつもの口調でこの商品がどれだけ高性能で、しかもお値段がお安いかをアピールしておりまして。 なんだか頭が混乱しましたw。ドローンってこういうラジオショッピングで宣伝されたからと買う人がいるのかなあw
2023.07.12
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まだ梅雨明け宣言されてないのに都内はものすごい暑さの毎日で。 こうなると私の場合、通勤時間が一番危険。いまの職場は最寄駅から歩いて15分ぐらいかかるのですけど、それだけでマジで汗だく。日陰を選んで歩く、のようなことをするレベルです。 つくづく思うのですが、せっかくコロナでテレワークが進んだのだから、夏場は自宅から仕事でもいい気がするんですけどねえ・・・外に出たくない・・・
2023.07.12
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相次ぐプロゲーマーの差別発言について。 よく「この程度のネットスラングは当たり前だから、そんなことでこれまで積み重ねた実績を失うのはかわいそうだ」という人がいるけど、そういうことを気心の知れた仲間内であったり、顔のわからない匿名の掲示板で使っているなら責任の追及をしようがない、というだけ。 が、顔を出し、しかもプロとしてスポンサーの広告を背負っている選手としてだとしたら、そこは責任を問われる。企業がプロゲーマーを雇うのはあくまで自社の広告効果をねらったものであるから。そこに負のイメージ、とくに身体、国籍差別発言などという低レベルなことをされたら、そんなのはゲームの実績などは関係なく企業イメージを著しく損なってしまう。これはプロゲーマーの世界だけでなく、広く私たちの一般社会でも、軽口で差別的発言をしただけで一気に社会的信用を失う、処分を受ける、なんてことは当たり前であり。事実、以前いた会社で新人君が日常的に人種差別的発言を使っていたことで訓告注意を受ける事態も発生した。そりゃそうだ。うちの会社には取引先にその国の人もいるのだし、こちらも聞いていて不愉快にしかならなかったし。 世の中には世間の常識や倫理に中指を立てることがカッコイイとされる文化圏があるのは知っている。いわゆるヤンキー文化圏。が、その世界の常識、かっこよさはあくまでその狭い範囲でしか通用しない。 そして、プロゲーマーというジャンルはあくまで「ゲームを競技として競い合うものを見る興行」だということ。なにより、私たちのようなゲームを作る側はこれまで半世紀かけて「ゲームは健全で、だれでも楽しめるすばらしい娯楽である」と広げる努力をしてきた。それがようやく社会的理解を得てきたのに、そこに唾を吐き散らかされる行為であり。 どんなにゲームが上手くても、人としてまともじゃなければ、昔の不良が集まる薄暗いゲーセンでのゲーム自慢でしかない。そんなものに誰が金を払うかと。
2023.07.11
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どんな理由を付けようと「性的犯罪の常習者」を擁護したところで、それは「前科16犯のレイプ加害者だけど町一番のパン焼き職人なんです!」ぐらいの擁護にしかならんよ。 「あの人はいい人だった」のは自分にとって都合がいいひとだった、というだけ。大量虐殺をした過去の暴君、ヒトラーやスターリン、ポルポトだって家族には優しかった、なんてのが免罪符にならんように
2023.07.09
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「スマイルカンパニー契約解除の全真相」弁護士を通じて山下達郎・竹内まりや夫妻の“賛成事実”を確認 ジャニーズ元社長の性的加害事件に関しては、100%言い訳のしようがない犯罪行為です。で、よく「だったらなぜ彼が生きているうちに被害者は告発しないのだ、死人に口なし、死者に鞭うつようなのは卑怯者だ』という意見をネットで見ましたが、それこそ「生存中はすべて握りつぶされていた」ということであり。 で、上の記事の内容を見ると、いまだにその影響力は死後もある。ひどい話で。 この中で「義理人情」という言葉で今回の発言を契約終了の理由にしていますが、本当に義理人情にあふれる人なら「この人の発言を理解し、ともに今後も仕事を続ける」んじゃないかと。スマイルカンパニーの社長の言うのは「義理人情」ではなく「保身と事なかれ主義」という対極のお話です。 加害者の死後、BBCの放送を皮切りに数十人の被害者がわかってきました。よく「芸能界には特別なルールがある」といいますが、今回の性加害に関しては完全にこの人が異例なだけで、それを大手事務所社長という権力を振り回した、弱みに付け込んで少年たちを性の道具にしていたという、こんな人に「義理人情」などという言葉を当てはめるのはおこがましい外道行為であり。 これは芸能界だけでなく、先日銃弾に倒れた安部元総理の死後、彼の生前の宗教と政治のどっぷり絡み合う話や、抑えられていた暗部がどろどろと出てくるように。 死んだ後になって唾を吐かれるような人間は、それだけ嫌われていたということであり。
2023.07.07
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この国は「任意という名の事実上強制が多すぎる」とつくづく思います。 昨今だとマイナンバーカード。これも元々は「任意」という形だったのに、いつの間にか保険証と統一し、旧来の保険証を廃止するという。つまり、事実上このカードを持っていないと保険料を払っていても適用外、全額負担しなければならなくなるという、どこが任意なのかと。 また、警察の職務質問。たとえば秋葉原などを歩いていると私も経験がありますが、警察官2人に「ちょっとカバンの中身を見せてください」と。これ、任意という建前で拒否ができる形になっているんです。が、以前それを拒否した人のレポートを見ましたが、そうすると別の警察官を呼ばれ、周りを取り囲まれる。それでも拒否すると今度は警察署に「任意同行」と、これまたまるで拒否できるような呼び名の事実上の強制的に連れていかれることになる。で、その人は結局取り調べを受けることに。ですが持ち物には何も怪しいものは入っていない。ということで解放されたが、その時に言われたのが「面倒くさいなあ・・・」というつぶやきだったとか。つまり、カバンの中身を見せればすぐに解放されるものだった、という・・・これもおかしいですよね。万引き容疑でもない、単に道を歩いていただけなのに。 ほかにも国家権力だけでなく、学校での部活動への任意のはずが事実上生徒全員何らかの強制参加とか、小学生の親はPTAに入らなければいけないとか・・・ 私はこの「任意という名の強制」の一番危険なところは「簡単に法律違反なことをだれの責任でもなくやらせることができる」ということで。もし、何か問題があってもやらせた側は「いや、あれは任意なので自己責任で・・・」と逃げられる。こんな恐ろしいことはない。 今回のマイナンバーカードも、各自に身分証明としてのカードを発行することは私はいいと思うのです。が、それに対して必要以上の、例えば保険証とか口座番号といった個人情報をタグ付けされる理由はありません。しかもこれも「任意という名の強制」ですから・・・ *よく「やましいことがないならカバンの中身ぐらい見せるのが普通」という人がいますが、だったらあなたは警察に「やましいことがないなら、ここで服を脱いで」といわれて脱ぎますか?というのと一緒です。
2023.07.05
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「まぁ、捏造です」「捜査員の個人的な欲でこうなってしまった」警部補が驚きの証言…大川原化工機が国を訴えた「冤罪事件」の行方 このニュースに関しては本来、袴田冤罪事件と同じぐらい大きく取り上げるべき出来事で。何の問題もないことで逮捕された、というニュース。 よく「嫌疑をかけられるような疑わしいことをしていた方が悪い」という人がいますが、このケースは全く違います。「捜査員の個人的な欲でこうなってしまった」という証言にもあるように、無理やり罪を作って一個人を犯罪者に仕立て上げた。ここには被害者に何の落ち度もありません。と、同時にこういう「何もやってないのに「怪しい」というだけで警察など国家権力に逮捕、拘束される可能性がこの国にはある」という恐ろしい事実があります。 先日も入管で外国人が死亡したニュースがありますが、そんなことをする、そして、その責任を「誠に遺憾である」という言葉だけで担当者の名前も、責任もわからない状況にするこの国・・・ そんな状況で「疑われるようなことをする側が悪い」といえるのでしょうか?
2023.07.04
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本日1日がよく行くTOHOシネマズで映画割引の日、ということで、見てきました!「スーパーマリオブラザーズ THE ムービー」この映画、公開から結構たっていますが、ネットで「評論家からは凡庸で新鮮さがない」と評価されたのに実際に見た一般客からの感想の満足度がとても高くて、評論家の視点と一般客の視点の差が如実に出た作品として論争を生んでおりまして。 で、私はゲーム開発者、そして長年のマリオシリーズを一通りやっているファンとして映画を見に行きました。ちなみに一緒に行った友達も私と同世代のゲーム開発者です。以下、ネタバレアリの感想----------------------------- いやあ・・・とにかく「面白かった!」これはつい最近だと「ダンジョン&ドラゴンズ アウトローたちの誇り」を見たのと同じ、あるいは「グリッドマンユニバース」を見た感覚と言いますか。アクションに全振りで一瞬も休ませない、90分間があっという間でした! 基本、ゲームのマリオは毎回クッパ大王に誘拐されるピーチ姫をマリオが助けに行く、というだけのストーリーですが、この映画のストーリーも簡単。 ニューヨークでぱっとしない配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管を通じて魔法に満ちた世界に迷い込む。そこでは無敵のアイテム「スター」を手に入れた魔王クッパが自身の軍団で、キノコ王国のピーチ姫と結婚しようと侵略してくる。離れ離れになった弟ルイージを助けるため、そしてクッパの野望を打ち砕くため、マリオが冒険の旅に出る! もうね。楽しい!。ひたすら楽しい映画。画面に出てくるゲームでおなじみのキャラや、耳慣れたあの音楽、効果音。そして、アクションは横スクロールのゲームギミックのあのシーンを再現したり、マリオカートだったり、しかもそのアクションが小気味よい! いやあ、満足しました!と、同時にそれ以上語ることがない映画です。ええ。よい意味で「アトラクション映画」。遊園地のジェットコースターやメリーゴーランドに意味があるの?って聞く方が無意味なのと同じ。何も残らない。楽しかっただけ! もうね。こういう映画でいいです!いや、こういう映画だから大ヒットしてるんです!ごたくはいらん!帰り道ににこにこしながら映画館を後にしたい人にお勧めです!
2023.07.01
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