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この町に引っ越してきて7年、家の近くにある桜とともに年月を重ねてきた。春になれば、桜の木々の下を歩き、「あぁ、今年もまた春が来たのだな」ということを実感していた。そんな毎年恒例の桜散策も、とうとう今年で終わりを迎えることとなる。来年の今頃には、我が家はここにはいない。長年・・・というには短い年月ではあったが、いざ別れるとなると、とても寂しい。今年の桜は私にとっても見納め、だからゆっくりゆっくり時間をかけて桜の下を歩こうと思っていた。しかし、逆に「別れ」という文字がやたら重くのしかかり、桜の木の下にいることがつらくてたまらない。まともに挨拶もできぬまま、その場を立ち去るしかなかった自分だった。でも、新たな土地できっとまた新たな心の潤いをもてる場所がみつかるはず、そう信じている。
Mar 30, 2006
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壊れたHDDのショックから立ち直るべく、PCのHDDを新品に交換した私はせっせとインストール作業を続けていた、そんな日の午後、立て続けに携帯電話のメール着信。しかも、1通や2通ではない。気がつけば、100何通もである。あまりに短時間に何通も着信したもので、着信音が鳴る間すら与えてもらえなかったのか、音が途切れ途切れに鳴ったりも。な、なにごと?慌てて携帯電話のメールをチェックすると、自宅のWebサーバーにトラブルがあった模様だ。我が家の場合、サーバーがダウンしたり、また、機能が著しく損なわれた場合、携帯電話のメールにその旨を通知する仕掛けがしてある。体調不良で会社を休んでいたオットに「サーバーが悲鳴をあげてるよ。確認して」と依頼し、チェックしてもらうと・・・どうやら、Yahoo!ニュースにたまたま我が家が運営している旅サイトが「関連サイト」として掲載され、一気にアクセスが集中したことで、サーバーの許容範囲を超え、応答率がガクンと落ちてしまったということらしい。いやはや、1個人が運営するWebサーバーではなにぶん限界というものがあるのだが、それにしても、ほんの1時間も満たない時間内で、1ヶ月の平均アクセス量をグンと超えてしまったのだから、あらまぁビックリ。おそるべし、Yahoo!パワーである。これだけ大勢の皆さんに見てもらっているとなると、旅サイトもしっかり更新せねば、と思うのに、それをあざ笑うかのごとく、HDDのなかのデータは消滅してしまったのだから、泣くに泣けない。これはもしかして罰が当たったということか?あぁ、HDDが壊れる前の状態にまではなかなか戻せそうにない。焦る気持ちばかり。
Mar 27, 2006
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土地の決済後、ハウスメーカのショールーム内であいかわらず間取りプランを巡って頭を悩ませながら打ち合わせを実施した。まずは、前回打ち合わせで指摘した修正が盛り込んだ図面を確認しながら、更に構想を広げていく。が、エレベータ準備位置の確保により、大幅に間取りプランが変更になったため、図面を最初から書き直した関係上、思わぬところで仕様漏れが生じてしまっているではないか。よくよく図面を見てみると、ピアノ室の防音仕様が消えてしまっており、私は茫然自失、すぐさま文句を言う言う。(あぁ、図面を作成したらきちんとメーカ内でチェック作業などは行わないのか?ちょっとムッとしている私)■間取り図面をチェック・1階ピアノ室の防音仕様がなくなっている→必ず防音仕様にして・ピアノ室の防音ドアからピアノの搬入がOKということで、掃き出し窓を腰高窓に変更・1階洗面所をタイル張りにする・1階玄関脇にちょっとした棚を設けよう(ガラス棚にするか木棚にするかは保留)・2階洋室のデッドスペースを利用して木製棚6段を設置する・2階リビングダイニングの小窓位置をずらす(サイドボード設置とのからみで)・2階リビングにニッチカウンター(05巾)を設置する・1階ピアノ室の小窓をなくしたため、外観的に殺風景になってしまった点を 改善する意味も含め、道路沿いに面した2階の窓をロング窓にする■プラン仕様チェック(その1)の確認●外部計画●内部計画 エアコンの室内外機の設置場所、床暖房やペット仕様の有無など●外部仕様 玄関ドアや各サッシの仕様、シャッター有無、ベランダ仕様など●外装 外装の目地や外壁吹付材の色、屋根材などの指定こうして内外の仕様を細かく決めていると、あぁ、家を建てるのだな、という実感がわいてくる。しかし、まだまだこれから決めなければならないことは山のようにある。これから厄介な問題などが持ち上がってこなければいいのだが、あぁ、不安だ。不安だ不安だ、なんて言っていたせいでは、決してないと思うが、ハウスメーカの営業担当Tさんが4月から別の営業所に異動になってしまう話を、今日になって聞いた。「えっ、私たちは・・・」と思わず途方に暮れかかったが「大丈夫です。引き続き私が担当します」とのこと。担当可能な範囲内での異動だったのが幸いだった。それにしても、タイミング悪い時期に新居計画をたててしまったのか、と思わせる一件であった。
Mar 24, 2006
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3月24日は、購入した土地の決済日。前日までに、銀行の口座に諸費用やらなんやらを預け入れしておかねばならなかったため、なけなしのお金をかき集めてせっせと口座間移動させ、当日を迎えることに。決済のために用意した費用・売買残金(これが住宅ローン)→銀行経由土地売り主さんへ・固定資産税等清算金→土地売り主さんへ・ローン保証料等 →銀行へ・事務手数料 →銀行へ・固定金利特約手数料 →銀行へ・所有権移転登記等費用 →不動産経由司法書士さんへ・仲介手数料 → 不動産店へというわけで、当日もこれまた振り込み指示のための用紙をあれこれ書かされたりと大忙し。さすがに金額はこの場で公開できないが、一瞬、銀行口座には今まで見たことのない金額がドーンと振り込まれ、それが一瞬にして消えていった、その形跡が残された。あぁ、これで我が家も多大なる借金もち、となってしまった。あとは滞りなく家が建てられれば良いのだが、具体的になればなるほど不安な思いが自分を支配するような気がしてならない。あぁ、今年じゅうに家は建つのか。ちなみにこの日はオットの誕生日。銀行や不動産店、ハウスメーカーさんから次々と「このたびはおめでとうございます」と言われていたが、はてさて、この良き日に土地の決済だなんて、めでたいのか?それとも?いつもはケーキを作ってお祝い!というのが定例だったのだが、今年だけはその時間がとれるはずもなく、結局は打ち合わせの後にケーキを買ってすごすごと家に戻っていったのであった。
Mar 24, 2006
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表題のとおりである。19日未明からメインPCのHDDから異音がし出したため、慌てて重要なファイルはバックアップしたのだが、そのバックアップ途中にHDDはあえなくクラッシュしてしまった。顕著な症状が出てからあっという間の出来事である。家計や新居計画データ、このブログのテキストデータ、メールなどは最新状態までバックアップ出来ていたのだが、Photoshopなどで作ったWebサイト用の画像データなどについて2004年夏以降のデータがすべてバックアップされておらず、これはかなりの痛手を被る羽目に。普段からバックアップはしておこう!と自ら皆さんに言っていながら、自分はといったら、バックアップ先のHDDが満杯になってしまい、そのまま何の対処もしていなかった。なんて馬鹿なのだ。現在、ただいまサブPCから急遽報告しているが、こちらのサブPCもかなり老朽化が進んでいるため、だましだまし使っている状態である。というわけで、復旧作業(は無理かもしれないが)及びPCの新規購入、及び再設定をせまられているため、もしかしたらしばらくブログの更新が停止してしまうかもしれない。緊急で私に連絡をとりたい人は・・・まぁいない、いや、いるだろうか?とは思うが、楽天の私書箱(確認率はちょっと低し)と携帯電話のアドレスだけはかろうじで生きているものの、その他のメールアドレスは送受信できない状態となっているため、ご了承頂きたい。うぅ、皆さんもどうかどうかお気をつけて。折角皆さんから頂いたコメントの返信も遅れてしまうが、しばらくお待ち頂きたい。本当に本当に・・・情けない自分である。
Mar 20, 2006
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3月18日は夕方からハウスメーカのショールーム内ミーティングコーナーで間取りプラン打ち合わせ。今回は、設計士さんも打ち合わせに参加してもらい、間取りプランの「詰め」を行った。エレベータ準備場所については、標準的な1.2m角サイズの場所確保を設計士さんのほうで提案してくれ、我々も概ね納得。実はは、どこをどう見ても小さな家だというのに、エレベータの準備をしようと考えたのには理由がある。まず、2階がリビング空間にせざるを得ないという状況、そして、わんこ(大型犬なので)が年をとった際にも負担なく散歩に出やすいように、特に後者について重点をおいている。本来、エレベータを設置しなければ、その分、部屋も少しは広く確保できただろうに、それをも我慢してしまう我々の偏った考え方って・・・一体?というわけで、本日の打ち合わせ内容は以下のとおり。■変更箇所・ピアノ部屋の小窓3箇所を潰し、掃き出し窓のみにする・玄関横の屋内わんこ洗い場から直接洗面所に行けるルート作りをする(引き戸を設ける)・わんこ洗い場から廊下にかけてタイル張りにする・わんこ洗い場に木製棚を設ける・洗面所の洗濯機・洗面台置き場を窓側壁でなく、窓に向かって垂直方向に設置・寝室にウォークインクローゼットを設ける・2階洋室に階段上収納を設ける(容積は期待できないが)・キッチンの食器棚側は全巾2.35m。したがってトールタイプは60cmタイプを選択する必要あり・2階ベランダ奥行きを変更・2階に庇をつけるこの変更をもりこんだ内容を図面に反映してもらう。■問い合わせ(次回打ち合わせ時にハウスメーカより回答)・防音ドアからのグランドピアノの搬入は可能か・契約時の見積もり書において、2階リビングの床タイルが希望仕様と異なっていたのは何故?・ハイコート仕上げの床の滑り具合はどうなのか?
Mar 18, 2006
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以前、クラーマー友の会懇親会の際に銀座の山野楽器に立ち寄り、偶然見つけて購入したシマノフスキ「変奏曲」Op.3の楽譜(PWM版)を、ようやく開いてみる。といっても、私ごときが手を出せる曲ではないことは、よぉくわかっている。しかし、昨年にブレハッチ氏のデビューCDを聴いて以来、すっかりシマノフスキの「変奏曲Op.3」にゾッコンになってしまったのだ。弾けなくとも、楽譜を見るだけで幸せ気分に浸れる、という人だって、きっと少なくないはず。しかし、しかしだ。私が惚れる曲というのは、どうしてこうも楽譜が手に入りにくいものばかりなのだ?シマノフスキのピアノ曲楽譜といえば、森安芳樹氏校訂の春秋社版が非常に高く評価されているはずなのだが、何処の楽器点に行ってもこの楽譜を見かけることが出来ない。何故だ?重版されていないのか?それとも、誰かが買い占めたのか(なんてことは無いだろうが)。こうして、昨年秋から随分とシマノフスキの楽譜を探し回っていたのだが、結局出会えずじまい。それが、今年の2月になってようやくPWM版のシマノフスキの「変奏曲」の楽譜に出逢えることが出来たのである。あぁ、ありがとう銀座山野楽器!さて、シマノフスキといえばご存じポーランドの作曲家(1882-1937没)。初期の作品は、ショパンやスクリャービンを感じさせる後期ロマン派の色合いが濃く、ロマン派好きならばかなり耳に馴染みやすい進行だと思う。中期以降のシマノフスキに掘れている人も多数いるだろうが、私にはまだまだ難解と感じてしまう曲だったり。それだけに、初期の作品であるこの「変奏曲」Op.3は非常に聴きやすい。(決して弾きやすくはないが)変奏曲ということもあってか、個人的にはどうしてもシューマンの交響的練習曲を連想してしまうのは、何故だろう。主題がドッと重い感じだから?まぁそれはさておき、主題だけならばなんとか弾けるだろうと、いざ楽譜を開き、ぽつぽつと弾いてみる。確かに弾けないこともない。しかし、いかんせんPWM版のこの楽譜、音符が小さくて視力が悪い私には非常に見づらい。拡大コピーをしたいくらいだ。結局、楽譜に思いっきり顔を近づけながら、ひとつひとつ音の響きを耳で確認していく。あぁ、この音の使い方、響き感、たまらない。たどたどしく弾きながらも、どことなく泣きたくなるような響きに酔いしれるひととき。結局、変奏曲の主題だけにどっぷり浸かって、他の曲の練習はほとんどせずじまいな、そんな日であった。まっ、こんな日があっても良いじゃないか。ある1曲にとことん心傾けてしまうような日があっても・・・しかし、この曲において、主題以外の変奏曲たちに手を出せる日なんて来るのだろうか。シューマンの交響的練習曲同様、遠い遠い道のりとなってしまいそう。まぁいつの日か弾いてみたい、と思える曲がまた1曲増えてしまっただけの話だ。それにしても、春秋社版のシマノフスキ全集って本当に何処にも無いのだろうか(ぼそっ)。特に、第1巻が欲しかったのだが。(p.s これはPCのHDDが破壊される以前に書き記していた練習メモだったりする。たまたまバックアップされていて、あぁ、良かった)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27#27:両手レガート練習。がんばれ弾きこみ段階!ひたすら繰り返しながらついでに暗譜も目指すのだ!----------------------------------------------------本日の不意な練習●シマノフスキ 変奏曲Op.3 主題のみ変奏曲たちは難しそうなのでとりあえず主題のみ(笑)
Mar 17, 2006
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3月16日はRPGの王道ファイナルファンタジーXIIの発売日。私自身はFF VII以降このゲームはやらなくなってしまったのだが、家族がこのゲームを好んで続けているため、この新作も当然入手することとなったわけである。しかし、この手のゲームを始めるとだいたい寝不足に陥る点が非常に困りものなのだが、その反面、私にとっては家族がゲームに打ち込んでいる最中に心おきなくピアノの練習が出来るから、これはこれで非常にメリットが高い。だから、ゲームのボリュームがたっぷりあればあるほど、こちらも存分に練習しやすいのだ。それにしても、FFも作品が発売されるたびに技術の進歩を見せつけられる。今回にしたって、どう見ても映画のような画面構成である。おまけにメインテーマ(といって良いのか)は、あのヴァイオリニストの葉加瀬太郎が担当しており(交響詩「希望」)、まさしくこれは映画音楽か?と思ってしまったり。いやはや、電子音4音くらいでピコピコとサウンドが鳴っていた時代が懐かしすぎる。あぁ、これも時代の流れか。ここからは後日談。折角これでしばらくは休日もピアノの練習もたっぷり出来るだろうと目論んでいたというのに、PCのハードディスク破壊事件により、練習どころではなくなってしまうのであった。世の中、そう都合良くはいかない、ということか。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。弾きこみ段階。数日安定して弾けるようであれば次へ。#27:両手レガート練習。弾きこみ段階。そろそろおらいモードに移行したいところだが、どうもレガートのなかの凛々しさを表現できていないようで気に入らない!●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:拍感を意識して、わざとウンッタウンッタ!といった感覚で弾いてみると、これがなかなか良い調子。付点のひとつひとつを意識し過ぎて逆にバラバラになっていたのだ。私の場合、もっと大胆なリズムどりが必要だったようだ。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #17#17:数日弾かぬとまたしても和音伴奏にケチがつく状態。1日1回でもいいから弾いておくべし。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」テーマ再現部の左手進行について、譜面では別パターン(9連符の分散音型進行)も掲載されていたため、そちらにしてみようかと練習を始めたはいいが、右の旋律と左の伴奏がすんなりとおさまってくれないため、あえなく撃沈。やはり簡易的なほうで綺麗に弾けることを最初の目標としておこう。(折角形になってきたのだから)----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
Mar 16, 2006
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インターネットの大海をさまよっていたら、ある興味深い絵本があることを発見。それが「オオカミくんはピアニスト」(石田 真理 著)なるタイトルの絵本である。まだ実際に入手はしていないので感想は書けないのだが、今、無性に読んでみたい1冊であることは確かである。オオカミくんはピアニストどんな話なのかというと、孤独なピアニストのオオカミくんのもとにある1通の手紙が届く。「ピアノをきかせてください」と。オオカミくんはその手紙の出した主のもとに出かけていき・・・・という話らしいのだが、あぁ、気になる気になる!実際に読んだ方々のレビューを読んでいると、なかなか心にジンとくるお話だとか。オオカミくんはピアニストだから、行く先々では演奏を歓迎してくれるけれども、普段はいつもひとりぼっち。そんな情景を絵とストーリーでどのように表現されているのだろうか、と思うと、読む前からあれこれ想像を巡らせてしまいそう。昔は絵本といえば子供が読むための本だったが、最近では大人が読んでも心温まる本が多い。勿論、音楽好きなお子さんがいれば読んできかせるのも良さそう。この「オオカミくんはピアニスト」を読んだことがある人はいるだろうか?私も近日中に買ってみようかな、と思っている。と、あいかわらずピアノや音楽が題材とされた本を探したり読んだりするのは楽しい。この本を読んだら、自分なりにこの絵本にあったピアノ曲に思いを巡らせてみるのも、これまた楽しいだろう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。弾きこみ段階へ。数日安定して弾けるようであれば次へ。#27:両手レガート練習。再び弾きこみ段階へ。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:付点の取り方がどうにもいまひとつ定まっていない(たどたどしい)。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17●シューベルト=リスト「水車屋と小川」通して練習後、今日も29~83小節までを重点的に練習。ようやく進行全体と、左の広音域進行にも慣れてきたことを実感。あとは、最後のテーマ部でいかに旋律を歌うか。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
Mar 15, 2006
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3月14日といえばホワイトデー・・・って日記の掲載が思いっきり遅れたため、数日前にそんな日は過ぎ去ってしまったが、まぁ記憶をたどりながら語るとしよう。ありがたいことに、14日0時00分にヴァレンタインデーのお返しに、チョコ菓子(な、なぜ、チョコ?)をオットから無事に貰えた私は、童心にかえったかのごとく早速モグモグ。おいおい、夜中にそんなに食べると太るでしょうに?実は毎年ホワイトデーには、「カロン・セギュール」(ハートのラベルが可愛い、知る人ぞ知るワイン)を貰っていたのだが、今年はとにかく「無駄遣いは全てカット」を目指す我が家としては、それもカットである。まぁ自ら申し出たことであるが、言った後からちょっぴり後悔したりも。まぁ、これも家族のためだ。しかし、しかしだ。それから数日経過し、ある夜だったか、録画したペット番組を観ていた時に事件は発覚する。番組に犬を飼うご夫妻が登場、ご主人は遠慮することなく「家内とは別れられてもコイツ(自分のワンコ)とは離れられないね」と自信たっぷり語っているではないか。しかも、これと同様のセリフを語る家庭を1度だけでなく、2度までも聞いてしまったのだ。つ、妻の立場って、ワンコ以下???ちょっとちょっと、どっちも大切にしてよ。しかも、それを観ていたオットも苦笑しながら納得気味。そんなものなのか、妻っていうのは。まぁ確かに妻はなんとかひとりでも生きていけるだろうが、ペットたちはそうはいかない。一度生活を共にしたら一生責任をもって暮らしていくことは当たり前のことである。そのくらいの覚悟がなければペットとの暮らしなんて望んではいけない。でも、でも、それは妻に対しても一緒じゃないのか??うーむ、なんだかちょっとむなしい。って、まぁ子供がいれば、どうしても子供中心に生活リズムが変わっていく、というのにも通じることなのかもしれないが。逆に愛情が子供だけに注がれ、旦那さんそっちのけ、なんていう奥さんもいるかもしれない。やっぱり愛情は平等に注いだほうが、みんなが幸せだ、と思うのは理想論か。そんなことをふと考えてしまった記念に、今宵はリストの「愛の夢」を弾こう。いや、あいかわらず はかなき「哀の夢」のままだ。えっ、ホワイトデーにどうして私が「愛の夢」を弾かねばならぬのか。だ、誰か弾いて・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。弾きこみ段階へ。#27:両手レガート練習。再び弾きこみ段階へ。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:後半で若干あやふやな進行になってしまいがち。凛々しく軽やかさを心がけて。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:とにかく練習(後半中心に)#17:弾きこみ段階。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日も29~83小節までを重点的に練習。広音域の左進行にも徐々に慣れてきたが、後半のテーマ再現部は左伴奏の音ミスが多し。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の不意な練習●リスト「愛の夢」第3番
Mar 14, 2006
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先日、鈴木弘尚さんの演奏する「交響的練習曲」に浸ったことがきっかけで、気持ちだけはシューマン熱を取り戻した私であるが、なかなか日々の練習にはそれが反映されるにまでは至っていない。時々、復習として「アラベスク」と「ウィーンの謝肉祭の道化~インテルメッツォ」を練習の最後に弾くくらいにとどまっているのだが、シューベルト=リストの「水車屋と小川」が一段落したら、再びシューマンの曲から1,2曲は練習してみたい、という意欲がわいてきている。ところで、シューマンの「交響的練習曲」といえば主題と12曲からなる変奏形式の練習曲、そして遺作である変奏曲が5曲から構成されている。私は、鈴木氏のデビューCD「Etudes symphoniques」のライナーノーツを読んで、その時初めて「遺作である変奏曲5曲は、曲の間に自由に入れることができる」ということを知った。つまり、この遺作たちが曲の何処に入るかによって、全体構成も大きく変わってくる、ということだ。これはとても興味深い。交響的練習曲の演奏順序については、以前CD視聴レポートの時にもサラリと語っているはずなのだが、いかんせん既に膨大な数の日記量となってしまっているため、どこかに埋もれてしまったままだったりする。ということで、今回はきちんと日記の「タイトル」にわかりやすく明記して各演奏家による「演奏順序」について考えてみたい。■鈴木弘尚氏の演奏鈴木氏は、練習曲の合間に遺作変奏曲をふんだんに挿入しているパターンである。そして最後には華麗な練習曲XII(フィナーレ)で終わっている。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III変奏曲I(遺作)練習曲IV789101112練習曲V変奏曲IV(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲V(遺作)練習曲VI練習曲VII131415161718練習曲VIII練習曲IX練習曲X変奏曲III(遺作)練習曲XI練習曲XII(Fin)■アンドラーシュ・シフ氏,イョルク・デムス氏の演奏シフとデムスの演奏では、遺作とそうでないものを分けて考えている。というわけで、演奏順序も楽譜どおりといって良い。実は初めて交響的練習曲を聴いたのはシフの演奏だったため、この順序に耳が慣れてしまったせいか、鈴木氏の演奏順序を耳にした時、非常に驚いてしまった記憶がある。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III練習曲IV練習曲V789101112練習曲VI練習曲VII練習曲VIII練習曲IX練習曲XI練習曲XI131415161718練習曲XII(Fin)変奏曲I(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲III(遺作)変奏曲IV(遺作)変奏曲V(遺作)■舘野泉氏の演奏舘野氏の演奏では、練習曲I~Vのあとに、遺作である変奏曲を5曲挿入、そして残りの練習曲VI~XIIまで、といった構成になっている。やはり最後に練習曲XIIをもって華々しく終わる、というパターンを好むのか。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III練習曲IV練習曲V789101112変奏曲I(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲III(遺作)変奏曲IV(遺作)変奏曲V(遺作)練習曲VI131415161718練習曲VII練習曲VIII練習曲IX練習曲X練習曲XI練習曲XII(Fin)ちなみに楽譜ではどう掲載されているのだろうか、とチェックしてみたら、春秋社版では主題→練習曲12曲→遺作5曲の順番で掲載されており、ブライトコップ社ライセンス版では、なんと遺作は掲載されていなかった。遺作含めた練習をしたい人は要注意である。シューマン集3(春秋社)いやはや、演奏者によって曲の順序が異なる曲というのもなんとも面白い。演奏者自らがシューマンの世界を利用して自分のドラマを形成できるのだから。今回はサンプル数が4人分の演奏とかなり少なかったのだが、実際にはどのような順序で弾かれていることが多いのだろうか。(私自身、もう少し音源を多数持っているつもりになっていたのだが、シューマン熱にうなされていた時分はクライスレリアーナばかり集めていたもので・・・)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。進行に慣れてきたため、そろそろ強弱を意識して弾くこと。13~16小節についてはもう少し要練習を。#27:両手レガート練習。6小節の左手進行1拍目4-2指遣いであるところを勘違いしていたため、修正。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:3月中旬にしてようやく曲に慣れ始めた。あとはじっくり弾きこんでいこう。3月中にある程度形になるところまでもっていけるだろうか。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:またしても左跳躍が聴くにたえない状況に。手の移動に問題ありか。#17:弾きこみ段階。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日も29~83小節までを重点的に練習。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の不意な練習●ダカン「かっこう」
Mar 13, 2006
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ここのところ、春の陽気を肌で感じる日が増えてきた。「春が来たのだ」という実感をひしひしと感じるこんな日に弾きたいのが、やっぱり「幻想曲さくらさくら」。昨年の春に「幻想曲さくらさくら」の楽譜を買ったものの、いかんせん季節限定練習なものだから、なかなか進歩しないままいつの間にか春は過ぎ、自然と楽譜を開くこともなくなってしまった。そうして1年が経過し、再び桜を待ち望む季節がやってきた。再び楽譜を書棚から取りだし、ぽつぽつと弾き始めてみると、あらまぁ不思議(テレホンショッピングみたい?)。昨年よりも楽に弾けている感覚を実感する。これって、無駄に1年過ごしてきたわけではない、という証拠にもなるのか?しばし、桜を想いながら「幻想曲さくらさくら」を弾く午後のひとときであった。PPー297 幻想曲「さくらさくら」(全音ピアノピース)◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、この日の午後はピアノの練習をするちょっと前に、ジョルジュ・シフラの晩年のCDである「Les Rendez-vous de Senlis」を聴こうと思い立った。この界隈でのオススメ盤でもあったため、早速購入したものの、なかなか聴くゆとりがなかったのだ。ところが、PCのCDドライブに挿入したところ、ガコンガコン!!なる異音が発生。どうにもCDを認識してくれなかったため、慌ててCDを取り出す。破壊されたらたまったものではない。それにしても、これって以前購入したシューマンのピアノ全集CD(輸入盤)の時と同じ症状ではないか。どうも私のPCは、輸入盤CDの認識率が下がってきているみたいだ。しかたがなくPCから離れ、民生用CDプレイヤーの前にどかんと座ると、気を取り直してCDを挿入。うん、こちらのプレイヤーではとりあえず認識してくれたようだ。・・・っと、ここまで書いてかんじんのCDの感想はまた後日。ショパンのエチュードの話など、言いたくてウズウズしているのだが、それ以上に私を懐かしい思いにさせた収録曲が、ダカンの「かっこう」である。ルイ=クロード・ダカンといえば、バロック時代を生きた作曲家であり、オルガニストである。その昔、「かっこう」を初めて耳にした時から私の心をがっちりとつかみ、一時期はよく練習したものだった。曲自体は初~中級の間あたりの難易度ゆえ、子供時代に弾いたという人も割といるのではないだろうか。曲の各所に「かっこう、かっこう、かっこう」という鳴き声が聞こえてくるような、そんな心地よい自然描写な曲である。それでいて、どこか切ない。あまりに久々にこの曲を聴いてしまったため、思わず弾きたくなってしまったではないか。おもむろに立ち上がると、ピアノ部屋に駆け込んでいった。バロック・ピアノ曲集(春秋社)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27#27:両手レガート練習。今日もスタカート練習をじっくりしてから再びレガートで。つまずき気味な箇所がすっかり苦手意識として植え付けられてしまった。ここさえクリアすれば・・・という気負いが強すぎるのか。----------------------------------------------------本日の不意な練習●ダカン「かっこう」昔はよく弾いていた曲なのだが、シフラのCDを聴いて急激に弾きたくなり、復習してみる。が、久々過ぎてすっかり忘れていた。思えば、以前はトリルも適当に弾いていたような。きちん譜面通りの指示で弾くこと!!----------------------------------------------------本日の季節限定な練習●幻想曲「さくらさくら」この時期にしか練習しないから、いつまで経っても進歩しないのだが、昨年の春に練習した時よりはだいぶ弾きやすく感じるのは、ほんの少しでも基礎技量が上がってきているおかげか?来年はもっと「さくら」をイメージして弾けるようになるか・・・って今シーズンもあと数回は練習予定。
Mar 11, 2006
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父に録画してもらっていた鈴木弘尚氏のピアノリサイタルの模様を、今ようやくゆっくり観ることが出来た。番組で放映されたのは、ちょうど私も実際に聴きに行った昨年9月22日紀尾井ホールでのリサイタルゆえ、こうして改めて観ていると、あの時の感動が再びよみがえってくる。直接訪れた際も、席はかなり前でしかも鍵盤が非常によく見える位置を確保していたのだが、いやぁ、テレビの力ってやっぱりすごい。こんなに間近で指の動きや演奏表情を観ることが出来るのだもの。画面いっぱいに映し出された鈴木弘尚氏の鍵盤さばきにしばしウットリ。会場で聴いている時よりも冷静な耳で聴けるのだが、それだけにあの心の高揚と臨場感はやっぱり生演奏でしか味わえない、それを大いに実感してしまった。ただ、交響的練習曲の練習曲VIあたりからちょっと疲れがみえてきたような気がする。会場で聴いていた時には気付かなかったのに・・・。といっても、アンコールのアルゼンチン舞曲は、あれほど大曲たちを演奏してきた後だというのに、疲れも吹き飛ぶ熱い演奏に思わず踊り出したくなってしまうほど。思えば、アルゼンチン舞曲に惚れたのも鈴木弘尚氏の演奏がきっかけだった。放映された演奏は以下の曲たち・ラフマニノフ 練習曲「音の絵」からOp.33-2,Op.33-5,Op.39-9・シューマン:交響的練習曲 Op.13・ヒナステラ:アルゼンチン舞曲から「はぐれ者のガウチョの踊り」あぁ、まずいぞまずいぞ、交響的練習曲を聴いているとまたまたシューマン愛がふつふつとよみがえってしまいそう。思えば今年はシューマン没後150年、シューマンイヤーではないか。今年は堅実に練習を進めようと思っていたけれど、やっぱり徒然なるままに譜読みしたい病が再発しそう。本格的な春になったら、今年はシューマンの「花の曲」あたりを譜読みしてみようかな。(ここで交響的練習曲を、と言えないあたりがいかにも私らしいか)◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、こうしてプロの演奏をじっくり聴いていると、いかにひとつひとつの音を、フレーズを愛しんでいるか、という思いが伝わってくる。普段から常にそういう気持ちをもってピアノに向かおう、と思っているはずなのに、ついつい日々の練習では技術面でアップアップになってしまい、演奏に余裕がなくなってしまう。音を愛する気持ちを忘れないで・・・今日もまた自分に言い聞かせよう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。12小節の左32分音符進行の休符部分がリズムよくいかない。13~16小節の右進行が大きくつまずき気味。要部分練習。#27:両手レガート練習。左側進行がまだ甘いため、今日はスタカートにて繰り返し練習。ヘ短調に転調する部分でいまだつまずく率が高し。だいぶ記憶し始めてきているのだが、己の左手の弱さを実感する。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:軽やかさはまだ遠いが、曲の感覚はつかめてきた。慣れてくると、自分にとってはメヌエットよりも弾きやすいのではないかと感じてきたり。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #17#17:弾きこみ段階。はぁ・・・やっぱり和音が汚い。ひとつひとつの音をもう少し魂をこめて弾いてみては?●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日も29~83小節までを重点的に練習。なかなか進歩せず、33小節からの左手側の広音域アルペジオで音を外してしまう率高い。64小節以降の短調部の左進行に早く慣れること。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
Mar 10, 2006
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ハウスメーカと建築工事請負契約を結んだのち、間取りプランを見直すことから始まる。当初、将来にむけたエレベータ準備を2F居間~1F寝室にしていたのだが、別の場所でということで設計し直す。エレベータ準備の場合、1.2m角が標準的であり、0.9×1.8mサイズは準備としては不適当。特に1.2m角は標準品として将来的にも確保されるが、0.9×1.8mサイズはなくなる可能性もあり。→生産終了の可能性がある時点でエレベータを設置するから、という我々の提案で0.9×1.8mサイズでのエレベータ準備場所を確保する■変更箇所・0.9×1.8mサイズエレベータ場所を確保・階段をU字型タイプにする・1階風呂・洗面所、トイレの位置を大幅変更・建物の奥行方向を30cm広げる・風呂位置変更により、ピアノ室に物入れ(2.7巾)を設置以上の内容をもりこんだ図面を作ってもらうことにした。
Mar 9, 2006
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バタバタと始まった新居計画だが、ここにきてこんなにすんなりと進んでいいのだうか、というほど順調に事が運び始めた。あれよあれよという間に3月9日は住宅ローンの契約日、つまり、まずは土地の分に関して金消契約を結ぶこととなったのだ。金消契約とは、正式名称「金銭消費貸借抵当権設定契約」といい、売買契約後に住宅ローンを利用する場合に銀行(融資先)と結ぶ契約である。一昨年は自営業、昨年から会社員に戻ったオットゆえ、実はローンの仮審査も通るのだろうかと不安だったのに、あっさりとOKが出たうえに、我々が借りようと思っている以上の額も貸せますよ、と言ってきた。お、おそろしい・・・そんな危険な誘惑は勘弁ね。さぁ、いざ銀行へ。このような契約を結ぶのは、きっと一生に一回だろう、と思うと妙にドキドキするのは、きっと我が家だけではないはず。だって、この契約を結んでしまったら、我が家は巨大な借金持ちになってしまうのだもの。土地の契約時よりも、気持ちがずっしりと重い。15時、銀行で待っていたのはあまりに大量の書類書きと実印押しの連続であった。こんな契約を結ぶのが一生に何度とない、というならば、きっとこれだけ短時間の間に自分の名前を何度も何度も書いたり印鑑を押す機会もそうそうないだろう。しかも、今回は土地の分だけであり、建物に関してはまた別途、となると、「またこんなに書くのか・・・?」とオットはげんなり気味。ちなみにローンの流れは以下のとおり。(ローンの仮審査)→住宅ローン申請→本審査にて承認→金消契約→決済→月々の支払が始まる補足だが、ローンの申請にあたって必要な書類は・住民票 2通・印鑑証明書 夫3通 私1通・課税証明書(最も新しいもの)・源泉徴収票(写し)・収入印紙・実印・銀行の口座を開くため、銀行印こんな感じだったと記憶している。とりあえず35年超長期ローン(利率2.86+三大疾病0.3)を組むことになったのだが、鬼のように繰り上げ返済をしていくつもりになっている。なんといっても元気なうちにドサドサ返しておかないとね。更に、これまで繰り上げ手数料が必要だったのだが、なんとタイミング良く4月から無料、というのも嬉しい。しかし・・・しかしだ。なんとこの日、日銀が「量的緩和政策の解除」を正式に発表。こんな日にローンを組んだ我々も絶妙なタイミングとしか言いようがないが、一体どうなる金利!!(注:量的緩和政策とは、バブル崩壊後に日本銀行が金融市場に多大な資金の供給を実施した金融政策)建物の金消契約を結ぶ数ヶ月後が、コワイ。
Mar 9, 2006
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既に今年の1月だったか2月に発売されているのだが、音楽之友社からショパンのエチュード集が出ているらしい。ショパンエチュード楽譜コレクターになりたい身(当分なれそうにないが)としてはちょっぴり気になる存在の楽譜であるが、ご存じのかたはいるだろうか。標準版 New Edition ショパン エチュード集この楽譜は、1995年に開催された第13回ショパンコンクールで第2位(最高位)を受賞したフィリップ・ジュジアーノ氏が監修し、ショパン協会国際連盟の理事である東貴良氏が編集したものである。ショパン協会国際連盟が協力したということもあってか、ショパンの弟子たちが持っていた楽譜などの資料も含めて研究された楽譜のようで、ある意味、ショパン弾きのバイブル的存在な書籍である「弟子から見たショパン」を楽譜にしたようなもの・・・だろうか。「弟子から見たショパン」を読み尽くしていれば、特にこの楽譜で勉強しなくとも良さそうだが、やはり楽譜という形になっているほうが手軽なような気もしてならない。なにやら譜めくりにも重点をおいている、というあたりも非常に気になる。近々この楽譜を見てみたい、あぁ、また散財に走ってしまうか、かろうじで踏みとどまるか、それはまだ誰にもわからない。もう散財はするまい、と心に誓ったのに(笑)こうしてまた同曲別版の楽譜たちが増えていくのか。(いや、まだ買うと決まった訳ではない)◆ ◆ ◆ ◆ ◆最近すっかりショパンのエチュードからは縁遠い存在になってしまった。一時期、Op.10-1ハ長調を練習してようやく何かつかめそうな気がしていたのに、途中でやめてしまってから早1年近く・・・折角暗譜しかかっていた音の記憶も既にどこかへ消えてしまった。あれほど練習しておきながら、途中放棄した曲たちって、今まで一体何曲くらいあるのだろう?数えてみたら、ゾッとするかもしれない。そういえばちょうど昨年の今頃、腱鞘炎で1ヶ月にも及ぶ禁ピアノ生活を送っていたっけ。時間が経過するのは本当に早いものだ。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。12小節の左32分音符進行の休符部分がリズムよくいかない。13~16小節の右進行が大きくつまずき気味。要部分練習。#27:両手レガート練習。弾きこみ段階・・・とはいえ、まだしばらく格闘しそう。リズム変奏練習。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:まだテンポはあがらず、軽やかさのかけらもない状態が続く。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16 #17#16:左跳躍がグダグダ。やけくそ気味に弾くのは見苦しい。前半部は良いが後半部の右進行がきちんと流れない。指を押さえつけながら弾いてはダメ。#17:弾きこみ段階。またまた和音伴奏部が汚くなりぎみ。旋律も分断しがちなのでいまいちど旋律だけを歌いながらさらう必要あり。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」29~83小節までを重点的に練習。33小節からの左手側の広音域アルペジオがなめらかにならない。64小節以降の短調部の左進行、音ミス多し。進行をもっと頭にたたきこんで。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の語呂合わせ練習(水曜日編)●シューマン アラベスク Op.18
Mar 8, 2006
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新居のピアノ部屋の位置が間取りプラン変更により多少変わってしまった。というわけで、窓を2箇所にわたってつけるか、それともつけないべきか、非常に悩んでいる。ハウスメーカとしては「やはり外観のデザイン上も含めて、窓は2箇所にわたって設置した方が良いですよ」と勧める。が、私としては最低限、ピアノを搬入できる場所として窓を1箇所確保しておけば良いと思いこんでいる。ただ、向かい合わせの壁どうしでフラッターエコー(音が反射する現象)が発生するため、壁に傾斜をつけるか、または後で自分で吸音材でも貼り付けるか、吸音率の高い壁材にでもするか、あれこれ考慮しなければならない。窓をつけるよりも、そういった方にお金をかけたいと思ってしまうのは、いけないことだろうか。前回の「トイレをひとつにするかふたつにするか」でハウスメーカと延々とやりあったのと同様、今度はピアノ部屋の窓を巡って「つける・つけない」で最後まで揉めそうな気がする。確かに窓を2箇所つけることで、換気上・光を取り入れるという点でも非常に有効だとは思うのだが、1階の玄関に最も近いところゆえ、窓を開けっ放しにすることは考えづらいし、そもそもピアノを弾く際には窓はしっかり閉め切るではないか。それでも、どうも自分の考えが浅はかなのではないだろうか、と考えてしまったり。結局、私は家づくりにおいては素人なのである。窓の数が少ない=音が漏れにくい、程度の考えしか浮かんでこない。18日にはこの家の設計士さんと実際に話をする機会があるため、そこで素人ながらも私の思いをぶつけることにしよう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆部屋にどのような形でピアノを置いているのだろうか、とあれこれインターネット上で検索していると、あるお笑い芸人さん?のブログに遭遇。普段、バラエティをよく観ている人ならばご存じの方も多いはず、ふかわりょう氏のブログである。ちまたでは既に有名な話らしいが、彼は幼少からピアノをたしなみ、自らも特技を「ピアノ」と書いている。そのブログにも、ピアノを巡る話が掲載されていたのだ。ちょうど私の検索キーワードにヒットした記事が、ワンルームマンションの部屋の真ん中にドーンとピアノを置いた、という話。「僕の心が満たされなかったのはピアノがなかったから」という言葉に、今まで抱いていたふかわ氏へのイメージが大きく変わってしまった私も単純だ。ついでに言ってしまえば、普段テレビで観る印象とは大きく異なり、ブログの記事は非常に読みやすく、また教養に満ち満ちている。趣味や特技の欄に「ピアノ」と書かれている人をみると、ついつい気になってしまう自分って・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。進行に規則性がありそうで無かったりとクラーマーらしい意地悪い進行に苦戦中。また、各所に登場する左手の32分音符進行が綺麗に入らないことがあるので、拍感をしっかり保ちながら弾けるように。#27:両手レガート練習。弾きこみ段階●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:ジーグにかける時間があまりとれず、なかなか進まず。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」1回通し練習体調不良につき、ショパンはおやすみ----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド----------------------------------------------------
Mar 7, 2006
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昨年12月に訪れたピアニスト高橋多佳子さんのクリスマスコンサートの際に購入した「ロシア・ピアノ名曲集」のCDを、今ようやくゆっくり聴いている。ついつい現在練習しているバッハやショパンのCDを中心に聴いてしまうことが多く、普段縁遠いロシアの曲たちは後回しになってしまっていたのだが、あぁ、こうして聴いていると、心はすっかりロシアに向いている。(そういえば、ピアノブログ仲間のかおるさんもロシアの音楽に心奪われている最中だったような?)さて、高橋多佳子さんのCDに収録された曲たちは以下のとおり(1995年ワルシャワ録音)。●プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83「戦争ソナタ」●スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28●ラフマニノフ:楽興の時 Op.16 ・第1曲 変ロ短調 Andantino ・第2曲 変ホ短調 Allegretto ・第3曲 ロ短調 Andante cantabile ・第4曲 ホ短調 Presto ・第5曲 変ニ長調 Adagio sostenuto ・第6曲 ハ長調 Maestosoプロコフィエフのソナタ7番といえば、ちょうどスーパーピアノレッスン「大曲に挑む」のレッスン曲のひとつではないか。なんたる偶然か、と思いながら耳を傾けるが、やはりプロコフィエフは弾くどころか、聴くのも難しい。10歳の子供がテキーラでも飲んでしまった気分だ。「おっ、ようやく耳慣れた曲が出てきた」と思ったら、いつの間にかスクリャービンだった。スクリャービンの幻想曲Op.28といったらまだまだ初期に属する曲ゆえ、そこそこロマン派の香りが残されている。聴きやすいと感じてしまうのも仕方がない。しかし、こうして聴いているとやはり自分はラフマニノフが好きなんだな、ということを改めて認識させられる。上記3曲のなかで最も心奪われたのは、やっぱりラフマニノフの「楽興の時」だったのである。初めてそのタイトルを耳にした時は「おや?シューベルト?」と思ってしまったが、全6曲から構成された楽興の時のどの曲たちも、皆ラフマニノフ節満載である。楽興の時のなかで一般的に好まれる曲はどれだろう?私が好む楽興の時は、第2曲のあの大うねりのような進行、第4曲のどことなく怒りにも似た感情のような進行、第6曲の華やかな進行・・・って偶然にもどれも偶数番の曲たちではないか。ラフマニノフといえば、前奏曲Op.23-5の練習を途中で放置したままショパンブーム再来となってしまったため、とてもじゃないが過去練習していたレベルにすら戻れずじまい。こんな調子ではどれひとつとしてまともに仕上げられぬままの曲たちばかりのオンパレードになってしまう。そういえぱ、ここのところピアノの練習もおろそかになっている。どうも疲れてしまって・・・なんて言葉はただの言い訳に過ぎない。そんな自分に自己嫌悪である。今宵は高橋多佳子さんのラフマニノフを聴きながら心のうねりに身を任せよう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。まだまだ譜面にかじりついて弾く状態のままである。技巧的には難箇所は感じられないが、手首を硬直させずにリラックスして弾くことがコツ。左右手の交差箇所は音ミスしがちなので要注意。#27:両手レガート練習。弾きこみ段階●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:ジーグにかける時間があまりとれず、なかなか進まず。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」長調部はだいぶ慣れてきたのだが、その後再び短調部に戻ると、特に左進行(分散音型)が音ミス率高し。まだ指が完全には進行に慣れていない証拠である。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド----------------------------------------------------
Mar 6, 2006
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3月5日日曜日は、土地と建物両方の契約日。契約したら、もう後戻りは出来ない。そんなところまで来てしまったのだ。しかも、世の中は金利上昇傾向が現れている。住宅ローン控除も縮小気味だし、買うならば今年しかない、そんな気持ちも「買えや買えや」ムードを後押しし、とうとうこの日を迎えてしまったのである。■土地の契約土地の契約に持参するものは以下のとおり。・収入印紙代 15,000円分(売買契約書用)・印鑑登録証明書(地目変更のため)・実印・認め印・土地の手付け金(だいたい土地価格の1割程度)これらを鞄に詰め込み、大事そうにかかえながら午後1時過ぎに不動産店に向かった。不動産店ではIさんが席の準備を整えており、それを見た瞬間、妙に鼓動が高くなる。まずは売り主さんがやってくるまで、Iさんに「重要事項説明書」の読み合わせをしてもらいながら、ひとつひとつの条項を理解しようとするが、いかんせん、不動産用語は普段耳慣れない言葉が多く、「えっ?えっ?なになに」の連続だ。それは我がオットも同じようで、ひっきりなしに質問攻め。そう、こういう時は遠慮せずに何でも聞くがよろし。だって、多大なる金額の買い物なのだ。当然の権利である。Iさんはそんな質問攻めにも嫌な顔ひとつせず、親切にひとつひとつ解説してくれる。そうして、公図や地積測量図、登記簿謄本などを見ながら話は進んでいった。売買契約書は、売り主さんがこの場に来るのを待ち、それまではひたすら雑談。Iさんの家でもゴールデン・レトリーバーを飼っているので、すっかりワンコ話で大盛り上がりだ。おっと、一瞬今日は何の契約だったっけ?と忘れるくらいだ。ようやくここで売り主さん登場、早速「売買契約書」の読み合わせに入る。3月末日までに残金を払わねば、この契約の効力は抹消されてしまうのだが、さてさて、ローンの本審査はおりるであろうか。あれこれ考えながら契約書を読んでいると、ふっと不安の固まりがよぎった。まぁ仮審査は通っているのだし、問題ない「はず」だ、とはいうのだが。読み合わせも終了、書面に署名・捺印をして、これにて土地の契約は無事に結ばれた。まだ実感がわかない。■ハウスメーカにて建築工事請負契約へ夕方からは町田の住宅展示場にて、A社との建築工事請負契約へ。間取り・仕様などについては、既にこの土地を土台として打ち合わせを重ねながら煮詰めている状態ゆえ、ここの時点で契約を阻む障害は何もない。キッチンやバス、洗面台などの選択によっては予算に変更が出そうだが、「これ以上出せない」線を自分たちがしっかり把握していれば、おのずとスリム化もできよう。って出来るのか、本当に。細かな部分ではまだまだ気になる点もあるため、最終的な変更契約(これ以上変える箇所は何も無い!という最終的な契約なのか?)のその日までしっかり潰していこう。しかし、着工予定日が当初予定では6月末のはずが、なんと8月上旬に変わっているではないか。これは予定外である。というのも、ハウスメーカのなかの取り決めによれば、ある一定の期間のなかで建築可能な戸数が決まっているらしい。ところが、なにやら建築ラッシュなのか、7月まで満杯状態だとか。まぁ盛況なことは良いことだが、これで当初の予定とちょっと変わってきてしまう。とにかく年内には入居したいため、8月着工でもなんとか間に合うだろうが、ちょっと心配だ。あとはいろいろな決め事がサクサク決まってくれれば、それで良いのだ。いやいや、そう簡単にはいかないだろう・・・が。
Mar 5, 2006
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まずは結論から言おう。新居に併せてグランドピアノを購入する計画が着々と進んでいたはずなのだが、家族から「ピアノの購入は1年ほど待ってね」と通告されてしまった。というのも、我が家族はとにかく数字を扱うことが大好き。Excelを駆使して、今回の新居購入に伴うローンシミュレーションをしてみたところ、購入後3年間ほどはかなり節約生活を強いられることになりそうなのだ。勿論、鬼のように繰り上げ返済をしていく予定ゆえ、それも仕方があるまい。もしも家族に何かがあった場合に、預金が少ないのは非常に不安である。となると、新居購入の頭金として取り込まれなかったピアノ購入預金が当面の「もしも」預金に充てられてることは自然の成り行きともいえる。まぁ、「もしも」がなければ約1年後にはめでたくグランドピアノが買える・・・はずだ。しかし、年末には新しい家で新しいピアノと共に過ごせるだろうと期待していただけに、ショックである。だいたい「家を購入する」にあたって土地代や建物代以外の「諸費用」というのが、あまりに多すぎる。勿論、予想はしていたが、その予想を上回ってあれやこれやと税金やら保証料やら仲介手数料やらがかかるのだ。私の体調もあまり良くなく、病院に行ったりでここのところ医療費もかかっている。不健康というのはお金がかかるのだ。とにかく健康になることが節約への弟1歩ではないか(って何か変だ)。まだまだ私のお疲れ気味の電子ピアノにも頑張ってもらわねばならない。そう考えてしまうと、何故かがむしゃらに練習することが躊躇されてしまう今日このごろ。えっ、練習不足の言い訳にしているって?(誰かに言われる前に自分で言っておこう。)◆ ◆ ◆ ◆ ◆そういえば、6畳におけるグランドピアノって、だいたいどのあたりが限度なのだろう。そんなこともまだきちんと把握できていない状況だ。まぁ、そのあたりを選んでいるうちにあっという間に1年が経ってくれると良いのだが・・・
Mar 4, 2006
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3月3日はひな祭り。きっと、ひな人形を飾って「あかりをつけましょ、ぼんぼりに~」と歌ってこの良き日を過ごしている家庭も多いだろう。私はとりあえず女の子として生まれたはずだが、ひな人形には全く縁がなかった。だから、子供のころは年1回「ひなまつり」がくるたびに、折り紙でひな人形を折ってピアノの上に飾っていたことを、ついつい思い出してしまうのだ。つまり、私にとってひな祭りにはあまりステキな思い出というのは「ない」ということだ。だからこそ、こんな日には、「ひな」まつりでなく「ヒナ」ステラを弾こう。(って、以前ピアノブログ仲間のぴあ空さんから提案されたので、実行してみた)って、私が練習したヒナステラの曲はアルゼンチン舞曲の「老いた牛飼いの踊り」と「粋な娘の踊り」だけであって、最後の曲である「はぐれ者のガウチョの踊り」はいまだ手つかずのままである。以前、ピアニストの鈴木弘尚さんがリサイタルのアンコールでも弾かれた「はぐれ者のガウチョの踊り」は、アルゼンチン舞曲のなかでも最も弾き映えする曲だったりするのだが、いかんせん難しい。しかも、超絶なリズム感を要求される。ここのところ、心身共にどんより気味の私には、とてもではないが挑戦する気力すら沸いてこないのだ。あれが弾けたらどんなにかスッキリするだろうに。いつもだったら、「ひなまつりに弾きたくなるピアノ曲」なんて企画であれこれピアノ曲を探したりもしただろうが、さすがにこればかりは「うれしいひなまつり」くらいしか浮かんでこなかった。他に何かあるだろうか?「桃の節句」にちなみ、「桃」にちなんだものも探してみたが、そんなクラシックの曲はなさそう。だいたい、果物の名前がついたクラシックのピアノ曲なんてあっただろうか?◆ ◆ ◆ ◆ ◆そうそう、イープラス(チケットセンター)からメールが来た。6月開催の小山実稚恵さんリサイタルのプレオーダーの抽選結果である。結果は・・・はずれであった。折角、奮発してS席2枚も確保しようとしたのだが、やはり小山さん人気の高さを痛感してしまった。ただ、ここにきて土日はほとんど身動きがとれない状態となりつつあるため、どちらにしても6月のリサイタルに行くことは無理なのかもしれない。あぁ、どなたか行かれる方がいたら、是非是非私にもその感動のかけらを分け与えて欲しい。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。両手合わせて練習開始。片手ずつよりもむしろ両手合わせての方が弾きやすく感じたりも。手首の円滑な上下運動が必要であるこの曲だが、手首を存分に使うことでかなり弾きやすいのは確かだ。#27:両手レガート練習。弾きこみ段階●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:ジーグにかける時間があまりとれず、なかなか進まず。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16 #17#16:通して1回#17:弾きこみ段階。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」長調部から特に部分練習要。左手が届かない部分を右手で補おうとあれこれ苦心している最中である。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の語呂合わせ練習(3月3日だから?)●ヒナステラ アルゼンチン舞曲から#01,#02
Mar 3, 2006
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ハウスメーカーから、新居に関して概略プランが数回にわたって提示されてきたのだが、それもこれで3度目となる。つまり、第3次プランというわけだ(第1次は2月18日、第2次は同月23日、そして第3次が3月2日)。これで、金額面その他の折り合いが付けば、契約への道まっしぐらである。というわけで、この日も19時から府中の住宅展示場で打ち合わせ。町田の住宅展示場担当の営業マンであるTさんだが、わざわざこちらまで出向いてくれるため、我々としても大いに助かるのだ。そして、この日は建物だけでなく、先日見た土地の契約にむけての打ち合わせも入り、あっという間に数時間が経過していった。■新たな土地に合わせた建物概略プランいやぁ、ハウスメーカーは仕事が早い。数日前に見に行った土地に合わせた建物の概略プランを1週間もしないうちに提示してくるのだもの。まぁ、ある程度コンセプトは固まっているため、概略もたてやすいのだろう。・1階にピアノ部屋、寝室、洗面所と浴室、トイレ・2階にLDK、洋室、納戸まぁ至ってシンプルでコンパクトな家である。2人+わんこ暮らしにはこのくらいがちょうど良い。それにしても、2人暮らしだからトイレはひとつで良い、と言ってあったのに、何故か提案のなかには2階にもトイレが存在しているではないか。営業マンのTさんは「トイレはひとつで良いと言われていたのですが、普段2階での生活がメインとなりますから、確保できるスペースがあるならば2階にもトイレを入れても良いのではないか、というこちらからの提案です」と力説。「うーん・・・でも、その分収納の方がいいです」Tさん(に限ったことではないと思うが)、特に動線(各部屋間を移動する通り方?のようなもの)をとても気にしているようで、普段の生活に無駄な動きを省きたい、という点を重要視している。ところが、我々が今住んでいる借家は、とにかくどこの部屋に向かうにも必ず階段を利用しなければならない配置ゆえ、これまで動線というものを全く意識したことがなかった。また、若いうちはまだ良いが、年をとった時のことを考慮して間取りを考えることも大いに重要ということである。いろいろ考えさせられたのだが、結局2階のトイレは省いてもらい、その分を収納にあてることにした。なにしろ、4人暮らしぐらいはありそうな荷物をかかえた我が家なのだから。それと、北側斜線制限により家の形状が一部斜めにスパッとカットされたような形になる点は、まぁ仕方がないだろう。とまぁあれこれやりとりをしながら、既に「契約」の意思は固まっていた。■土地打ち合わせ 上下水道完備の罠買う気まんまんになっている土地だが、なんとこの日、ショッキングな一言が。「ここの土地の上下水道ですが、土地内に引きこむ工事が別途必要になりますよ」と。な、なぬ??上下水道完備じゃなかったの?不動産店から頂いた土地の広告には、設備欄に上下水道が明記されていたから、当然敷地内に引きこまれているものと思っていたが、あぁ、甘かった。というわけで、引き込み工事にこれまたえらくお金がかかるらしい。しかし、すっかりこの土地が気に入ってしまった我々からしてみれば、今から別の土地を考えるほど頭のなかに隙間は残されていなかった。し、仕方がないか・・・こうして話は進み、とうとう5日に土地と建物の契約をすることとなったのであった。
Mar 2, 2006
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久々にブラームスの2つのラプソディが無性に弾きたくなった。特に冒頭から燃えたぎる気持ちをぶつけることが出来る2番は、何かふっ切りたい時に弾きたい私にとってのベスト10、いや、ベスト3に入る曲である。まぁ久々に弾くということで、相変わらずメタメタ状態ではあるが、進行だけは頭に入りっぱなしだったようだ。それでもやっぱり楽譜は手放せなくなってしまった情けない自分だったりする。そんな時、やっぱり手にとってしまうのが、当時練習していたボロボロの楽譜。実は当時は唐草模様が目立つ懐かしきデザインの全音ピースを使って練習していたのだが、老朽化のせいか私の使い方が荒かったのか定かではないが、表紙が他のページから外れてしまうわ、楽譜の端は茶色く変色するわで、かなりお疲れ気味となってしまった。というわけで、新たな全音ピースを買って、これを実家で弾くための常設用としていた。普段、ほとんど使わないせいかピッカピカのままである。しかし、技量ガタ落ちの私が実家でこの曲を弾くと、ただの騒音になり果てるため、すごすごと実家から楽譜を引き上げる羽目となってしまった。それにしても、新たに買った楽譜で弾くと、なんとも落ち着かない。全く別の楽譜を見て弾いている感覚に陥り、違和感が生じてしまうのだ。同じ曲、同じ出版社だというのに。違うことといえば、表紙のデザインだけ?更に更に、バッハ=ブラームスのシャコンヌなどが掲載された「全音ブラームスピアノ曲集2」にも、この2つのラプソディが掲載されているため、わざわざ古い楽譜を使用して弾くこともなくなる・・・はずであった。が、しかし、やっぱり手にとってしまうのは、古くボロボロになった全音ピース。そろそろ休ませてあげても良いはずなのに、これでないとしっくりいかない。そんな自分がちょっと情けない。もしかして、どこかノスタルジックな気分に酔いしれている面もあるのか。そんなことって、ないだろうか?わざわざ新しい楽譜を新調したのに、結局古い楽譜を使ったまま・・・とか。そうやっていつまでも過去にしばられている私って・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。本日から譜読み開始。(まずは右手のみで)#27:両手レガート練習。弾きこみ段階へ。しかし、軽快なテンポとはいかず・・・●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:ただの譜読みからようやく練習といえる段階へ。まだ横の流れが悪いままだったりする。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16 #17#16:通して1回#17:弾きこみ段階。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」片手でどうしても手が届かない箇所をもう一方で手助け(指助け?)する形を取らざるを得ない。それがわざとらしくならぬように。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の語呂合わせ練習(水曜日編)●シューマン アラベスク Op.18語呂合わせとは関係ないが●ブラームス 2つのラプソディ #02
Mar 1, 2006
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