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気がつけばもう5月もおしまい。時が経つのはとてつもなく早いのに、己のピアノ曲仕上がり具合は相変わらずスローペース。しかも、1曲が仕上がらないうちについつい別の曲にうつつを抜かすことも多々あるため(今もそうだが)、気がつけば、弾きかけ曲が山のように増える一方だ。というわけで、ここらでちょっと整理してみることにした。いずれ、練習再開する際の目安と、完成度を少しでもアップするために。(ちなみにピアノを再開してから練習した曲に限る。そして、今後もまだ練習再開したい意思がある曲)■譜読みしかけで放置された曲(仕上げ度:10%)・ショパン:幻想曲・メトネル:祝祭の舞曲・ラヴェル:古風なるメヌエット■譜読みこそ最後までしたもののほとんどモノに出来ていない曲(仕上げ度:20%)・ショパン:エチュード Op.10-4,12■譜読みは終了、練習段階で難関箇所にあえいで途中で放置(仕上げ度:30%)・ショパン:ノクターン第13番 Op.48-1・シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26からフィナーレ・シューマン:クライスレリアーナから第1曲と5曲と7曲・ドビュッシー:雨の庭■譜読み終了、なんとか形にだけはなったもののまだまだ精進が必要な曲(仕上げ度:50%)・シューマン:アラベスク Op.18・シューマン:花の曲 Op.19・シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26からインテルメッツォ・ドビュッシー:ベルガマスク組曲から前奏曲,メヌエット,月の光・ドビュッシー:子供の領分からグラドゥス・アド・パルナッスム博士・モーツァルト:ピアノソナタ ハ短調 K.457・・・って、いろいろ練習してきた割には、実際に安心して弾けるレベルにまで至った曲は数少ない。だいたい、形にだけはなっていても、暗譜は出来ていないわ、ちょっとその曲から離れているとすぐに忘れてしまう、これではまだまだ弾き足りないという証拠だ。今年はなんとかショパンのバラード第4番を、上記の仕上げ度50%の欄に仲間入りさせてあげたい。それまで、あまり多くを望むのはやめることにして、その後は放置しっぱなし曲を少しずつ片づけていくことにしよう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、ピアノの譜面台に楽譜を開きっぱなしで置いていると、心なしかしんなりとしているように感じるのは気のせいか。あぁ、こんなことで、梅雨が近いことを感じるとは。天気の良い日には窓を開けて、ピアノ部屋もカラッと換気してあげよう。今週は珍しく良い天気が続いていて、ちょっぴりご機嫌だ。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #29#29:重音練習。弾きこみ段階へ。但し、バラ4の重音部分予備練習を考慮して。とにかく荒々しくなりすぎないこと。●バッハ フランス組曲第5番 アルマンド,クーラントアルマンド:B稿の装飾符もつけていこう。といっても、この曲においてはパターン化した位置にある装飾符以外はほとんど無かったり。しかし、シフの演奏を聴くとやたら装飾符があるのは・・・?リピート前後で装飾符のあんばいを変えるというのもなかなかおしゃれっぽいと思ってしまうのはいけないことか(笑)●ショパン バラード第4番 Op.52あいかわらず128小節までを重点的に取り組む。先日掲げた課題である56小節からのブロック、68小節からの左オクターブ進行を特に繰り返し練習。その後、108小節以降の重音ブロックを部分練習。右の重音だけでなく、左のトリル部がわざとらしく入らぬように、あくまでも自然に軽やかに。----------------------------------------------------本日の弾きこみ曲●シューマン 花の曲 Op.19---------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 全曲
May 31, 2006
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5月20日からNHK総合テレビで放映している土曜ドラマ「ディロン~運命の犬」(全5回放映)をご存じだろうか。ある主婦と一頭のゴールデンレトリーバー ディロンとの出逢いに始まり、やがて訪問活動を通じてセラピー犬として成長していく姿と共に、人間と犬との絆を描いたドラマだ。実は放映開始当初、私はこのドラマの存在に気づかず、第1回を見逃してしまった。更に第2回目に至っては、野球番組の延長により放映延期、なかなか実際に観ることが出来ぬままだったりしている。あまりにその内容が気になるため、原作本を買ってしまった。「ディロン~運命の犬」井上こみち著絵本「ディロン~ずっとそばにいるよ」井上こみち/中村悦子 著と早速その本を手にとってみると、まずこの原作本は実話に基づいた話であることを知る。更に、ドラマの設定とはかなり異なっていることに気づいてしまった。ドラマでは子供がいない夫婦、しかも姑との微妙な関係というものが織り込まれているが、原作のほうにはそういった人間ドラマはなく、あくまでもディロン、そして主人公一家の犬たち、そして老人ホームや小学校、病院等の訪問活動が中心に話は進行している。しかも、原作における主人公である女性、太田恵里さんは実にパワフルで活動的。ディロンのために海外にだって飛び出していってしまうのだ。従って、主人公の印象はドラマとはかなり異なって感じられるかもしれない。といってもディロンがセラピー犬として活躍していく模様は、原作とドラマいずれも共通である、と思いたい。人の心を察知し、そっと寄り添うそんなディロンの姿を、ドラマを通して観ることができれば・・・と期待している。人間と犬の絆を描いたものといえば、同じくNHK総合テレビのドラマ「盲導犬クイールの一生」も記憶に残っている。このドラマの放映後ほどなく映画化もされたが、個人的にはドラマの方がより印象的に残る作品だった(まぁ印象は人それぞれだろうが)。社会のために活躍する犬たちの姿に、なんだかとても勇気づけられる自分がいる。
May 29, 2006
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5月28日は夕刻からハウスメーカとの打ち合わせ、つまり、営業の新担当であるSさんとの打ち合わせ第2回目というわけだ。前回、かなり好印象だったSさんであるが、「前回の打ち合わせ内容が見積書や図面に反映されていない」という私たちのトラウマを消し去ってくれるか、今回の打ち合わせに全てかかっているといっても良いだろう。17時過ぎ、ハウスメーカ展示場のミーティングルームに通された私たちは、営業Sさんを待つ。すると、ほどなくSさん登場。すると、まずは前回変更した仕様が漏れなく図面・見積書に盛り込まれているかのチェックから始まった。思えば、これまではこの手の作業はほとんど省かれており、変更点のなかで営業サイドが気になった点だけ(例えば大幅に金額が変動した箇所など)を指摘するにとどまっていたのだが、今回からは前回に行った些細な仕様変更に至るまで、全て図面と見積書を照合しながら確認することとなった。もともと、これが営業Sさんのやり方だったのか、それとも、私たちが先日指摘したからなのかは定かではない。が、営業Sさんは実に手慣れた様子で、前回変更点を書き入れた図面と今回の図面、見積書をひとつひとつ蛍光ペンで印をつけながら説明していく。それを聞きながら、私たち自身、漏れがあってはならないと、前回の仕様変更を全て書き出した自前の打ち合わせ記録を持参し、それに丸印を入れていく。通常、打ち合わせ記録はハウスメーカの営業担当のほうでもある程度書いてくれるのだが、これも人によって実に様々だったりする。前担当のTさんはほとんど打ち合わせ記録というものを書いておらず、1回の打ち合わせにつき、ほんの1,2行で済ませていることもしばしばだったのだが、新担当のSさんはかなり几帳面であり、図面上表現できない仕様変更については細かく打ち合わせ記録に記入している。記録というのは、やはり重要だ。(多分、ハウスメーカーや工務店、建築士などと打ち合わせされている施主のみなさんは、打ち合わせ後に自分たちなりに打ち合わせ記録を整理したりもしていると思う。この作業もやはり怠ってはいけないと実感している。我が家でも、打ち合わせの細かな記録を家庭内のみで閲覧可能なWebに掲載しており、これが問題解決の助けにもなってくれた)おっと、話が脱線してしまったが、こうして前回の仕様変更は漏れなく図面や見積書に反映されていることを確認し、満足満足。そして、コストダウンの検討も予想以上に綺麗な形で実現でき、これまた満足。ただ、今回外構工事も改めて見積もってもらった金額を含めると、コストダウンした金額をあざ笑うかのこどく、グインとコストアップ。まぁ外構の件はもう少し悩む時間がありそうなので、しばし考えるとして、この仕様をもっていよいよ建築確認申請だ。次週はいよいよインテリアの打ち合わせ。インテリアアドヴァイザーの担当も決まり、6月3日、そして予備日として4日も打ち合わせ確保してもらっている。さてさて、1日で決まるか、はたまた、2日間連続打ち合わせとなるのか。
May 28, 2006
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1週間前に、近所の外構業者に外構工事の見積もりを依頼していたのだが、その見積もりと概略図面が出来たとの連絡があったため、いそいそと出掛けていった。実は、いまだハウスメーカー経由で外構工事を依頼するか、それとも直接自分たちで業者を捜して依頼するべきか、悩んでいた。というのも、ハウスメーカに外構見積もりを出してもらったところ、その金額があまりに高くてビックリ仰天してしまったのだ。というわけで、灯台もと暗し!というべきか、自宅のすぐ近所に外構業者があることに気づき、図面を持ってそのオフィスに出向いたのが1週間前のことであった。しかしながら、外構工事というのは意外と高いものだということを改めて思いしらされる。ただ、外壁にぐるりとフェンスを取りつけるだけでも、予想以上の金額がかかるのだ。あぁ、見積もり書をみるのが怖い。今回見積もりを依頼した業者(とりあえずM社としよう)のオフィスで、まずは図面を見せて頂く。我々がお願いした外構イメージというのは・道路面以外はぐるりとフェンスで囲う・道路面から玄関へと続くアプローチ部分はタイルでちょっとお遊び的要素も入れて・玄関奥から庭へと続く箇所にわんこが脱出しないようにフェンス扉をつけてってこれだけである。このイメージから描いたM社の外構イメージは、我々をかなり満足させてくれるものであった。ただ、玄関アプローチのどこにポストを置くか、ここが課題となりそうである。価格的にも、ハウスメーカ経由で出してもらった見積もり額よりも安価。しかも、フェンスやポストもハウスメーカ経由で見積もられた型番と同じものでありながら、かなり値引きしてくれている。あぁ、悩ましい。私としては迷わずM社に依頼したいところだが、外構含めて窓口をハウスメーカに1本化した方が何かと楽ではなかろうか、という気持ちも残っていることは確かだ。どうしよう、どうすれば良いのだ。
May 27, 2006
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金曜日の夜といったら、テレビ番組「たけしの誰でもピカソ」。いや、テレビのチャンネルをあっちだこっちだ変えていたら、「大人のためのギター教室」と題し、タレントのヨネスケがギターに挑戦する特集を放映していたのである。そういえば、以前は「ピアノに挑戦する」特集も組まれており、これまた偶然にも観た記憶がある。どうやら「大人のための挑戦シリーズ第二弾」っぽい。ヨネスケが練習に練習を重ね、スタジオでギター演奏(曲は確かミッシェルだった)を披露する姿に、いいようもない熟年パワーを感じたのはいうまでもない。そしてそのヨネスケを指導した講師 菅原しのぶさんの言葉、これがなかなか印象的なので思わずこの場で紹介したくなってしまった。それが音楽の心得(っと私が勝手に命名してしまったが)ドレミファソラシ!・ド・・・・・・努力・レ・・・・・・練習・ミ・・・・・・耳・ファ・・・・・ファミリー・ソ・・・・・・ソウル(魂)・ラ・・・・・・楽観的・シ・・・・・・師匠ギターに限らず、ピアノだって、その他の楽器をするにしても、心得として頭に入れておくと良さそう。それにしても、何歳になっても「挑戦するパワー」ってステキだ、と本当に思う。そんな気持ちを自分もずっと持っていたい、改めて感じさせられたひとときだった。ある程度、年を重ねたらまた何かに挑戦してみたいな、と思うこともある。といっても、何かに挑戦するならばそれなりの体力も知力も必要だし、それだけの身体を維持していけるだろうか、ふと不安になったりも・・・。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】ショパンバラードに時間をとられて他の曲はおろそか気味(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。とりあえず本日でひとまずおしまい。おさらいモードに追加するか悩み中#29:重音練習。手首の使い方がまだまだいまひとつなのか。重音が浮つき気味な部分がある。#28で学んだしなやかさがまだモノに出来ていないのか。●バッハ フランス組曲第5番 アルマンドアルマンド:とりあえず形にはなったものの、伸ばすべき音、切るべき音がいまひとつ明確でないため、横の流れが悪い。そのあたりを解決していこう。●ショパン バラード第4番 Op.52128小節までを重点的に取り組む。56小節以降の旋律と内声の動きが一緒くたになってしまっている。この内声に限らず、どうも旋律に対して伴奏部が出しゃばり過ぎになりがち。各所に登場する重音もクラーマーでの重音練習同様に浮つき気味なので、十分に練習をすること----------------------------------------------------本日の弾きこみ曲●シューマン 花の曲 Op.19---------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 全曲
May 26, 2006
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ここのところ他の曲をさしおいて練習に重点をおいているショパンのバラード第4番だが、いまだ全曲のうちの前半部、つまりちょうど1/2程度までしか練習らしき練習に至っていない。まぁ曲としてはちょうど区切りが良い位置ではあるものの、やはり曲選びの際に背伸びし過ぎたのがいけなかったのか。しかし自分の好きな曲を練習する時間というのは・・・楽しい、楽しすぎる!これぞピアノの醍醐味じゃ。己の今後のために現時点での苦手部分を洗い出しておこう。強弱や表現部分はまだほとんど考慮されておらず、テクニック面で泣かされている場所が中心である。練習を進めれば進めるほど、課題は増える一方・・・と自分なりに認識している。・58小節~67小節「4-5指で主旋律を歌うべし」主旋律と内声の弾き分けが悪く、折角の主旋律が内声に埋もれてしまう。これはバラードに限ったことではなく、様々な曲で私にとっての課題となってしまう事項。とにかく4-5指で「歌わせる」ことを忘れずに。・68~70小節「左オクターブがヒステリックにならぬように」この部分は私の好きな部分でもあるのだが、どうにも左手のオクターブ進行がヒステリックで乱暴になりがち。右はクレシェンド、左はデクレシェンドであることをしっかり頭に入れて。右進行で一部音域の広いアルペジオがあるが、どうもここも音ミスを発生しがち、うまく手首をつかって。・108~116小節「フニャフニャした重音になるな」ここからしばし重音進行が続くのだが、この重音が綺麗につながらない。ここは軽やかに決めたいところ。また、音ミスが多い箇所といったら、121~124小節あたりだが、ここはまだしっかりと弾きこんでいないため、まぁ今後に期待しよう。これらがある程度解決したら後半にも進みたいのだが、後半は更に難所が待ちかまえている。前半でヒーヒー言っていたら話にならないぞ、と自分にカツをいれよう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●バッハ フランス組曲第5番 アルマンドアルマンド:21小節の下声3.5拍目からのばす箇所をどうして途中で切りたがる?きちんと流れを考えよ。その他についてはほぼ形になってきた。●ショパン バラード第4番 Op.52今日も128小節までプラスα(134小節)を重点的に取り組む。ここまでを曲のほぼ1/2とみなし、曲として成り立つ程度まで弾きこもう。----------------------------------------------------本日の弾きこみ曲●シューマン 花の曲 Op.19●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ
May 25, 2006
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5月が母の日、そして6月には父の日がやってくる。って、まだ父の日はちょっと先の話であるが、楽天内を徘徊していると、早くも「父の日」特集の文字が踊っている。それにしても、母の日にはなんだかんだいって毎年カーネーションなどの花束を贈っているものの、父の日といったら毎年何をあげたら良いか、真剣に悩んでしまう。よく、父の日には「バラの花束」を、なんて話も聞くのが、我が父はバラの花束なんて貰って喜ぶ性格ではない。しかも・・・しかもだ、ただいま親子ゲンカ真っ最中。気まずい・・・気まずすぎるぞ。喧嘩して以来、そういえば実家にも帰っていない有様だ。まぁここはさりげなく、父が好きそうなうどんセットあたりを贈っておくことにしよう。亀城庵の「ざるうどんと生醤油うどんのセット」って、何をあげても必ず一言は文句を言わないと気が済まない父ゆえ、まったくもって、プレゼントのあげ甲斐が無い。以前は、父のためにブルグミュラー25番練習曲の教則CDをプレゼントしたりもしていたが、あれはきちんと聴いているのだろうか。それ以前に、父は毎日ピアノの練習はしているのだろうか。実家のピアノがほったらかし状態だったら、私が引き取っちゃうぞ!っと本人に言えないからブログにコソコソっと書くだけの小心者の私って・・・・
May 24, 2006
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昨年12月末からバッハの「フランス組曲第1番」を長い期間かけて練習していたのだが、そろそろ一区切りさせ、別の舞曲に移ることとした。いや、完璧に仕上がったとまではいかず、いまだジーグあたりは納得のいかない点もあるのだが、このままでは一生弾いていなければならなそうだったので、無理矢理一区切りさせることにしたのである。あぁ、不本意ながら・・・という言葉がピッタリ。というわけで、以前フランス組曲を練習するならば、どの順番で進めようか(2005年12月16日の日記「バッハフランス組曲まるごと試し弾き」)という話題で自分なりに順番を決めたとおり、次に進むはフランス組曲第5番である。フランス組曲第5番といったら、一般的にもかなり人気の舞曲で、他のフランス組曲は練習していなくともこの5番だけは練習した!と言われていた方も多々いたと記憶している。そんな第5番にいよいよ私も突入だ。ところが、フランス組曲第1番に悩まされた期間が長すぎたせいか、まぁ、アルマンドに限っての話であろうが、第5番は、実にほっとさせてくれる進行だったりする。そう、どことなく初期のインヴェンションを連想させるような。ようは、フランス組曲1番よりも、5番はかなり易しく感じられる、ということだ。昨年、フランス組曲全曲試し弾きをした時には、各曲の難易差はさほど感じられなかったのだが、今、こうして改めて弾いてみると、大きく難易度に差が感じられるのは、1番の練習によって少しは鍛えられた、ということか??考えてみれば、以前練習していた3声のシンフォニアよりは、フランス組曲は技術的な「難易度」という点では易しい部類なのだろうが、シンフォニアとは違う「舞曲」的な面ではどうしても悩まされてしまう。ここが自分にとっての、ハードルの高さなのかもしれない。それにしても、フランス組曲第5番のアルマンドを弾いていると、何故か子供の頃に弾いていたバッハの小品を思い出す。そんな懐かしいエッセンスを感じるのは何故??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。弾きこみ段階。しなやかにしなやかに!#29:重音練習。まだテンポアップはのぞめぬまま。やはり今でも全体的にバタバタしていてうるささが感じられる。●バッハ フランス組曲第5番 アルマンドアルマンド:今日から練習開始。まずは譜面どおりに弾くこと。しかし、フランス組曲1番のアルマンドよりはかなり易しいと感じられるのは気のせいか。といいつつ1小節目の中声4拍目から次小節に続く音を維持できていない。甘くみることなく、ゆっくりと確実に。●ショパン バラード第4番 Op.52128小節までを重点的に取り組む。つまずき箇所がだいぶ絞られてきた。----------------------------------------------------本日の弾きこみ曲●シューマン 花の曲 Op.19●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ---------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 全曲
May 23, 2006
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土曜日のハウスメーカの打ち合わせの後、様々な意味ですっかり気が抜けてしまった私は不覚にも?体調を崩してしまった。腹痛、胃の痛み、頭痛が一気にやってきてしまったのだ。いやはや、ホント軟弱体質だ、私って。というわけで、土曜日のハウスメーカとの打ち合わせ結果については、体調回復した火曜日以降にぽつぽつと報告していこうと思っている。コメントくださった皆さん、心配してくださった皆さん、返信が遅れてしまい、本当にごめんなさい。
May 21, 2006
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5月20日は夕刻からハウスメーカーとの打ち合わせ。これまで住宅展示場内での打ち合わせといったら、だいたいモデルハウス内のダイニングルームで行うことがほとんどだったのだが、今回は営業担当の交替の件など重い内容を含んでいるだけに、奥のミーティングルームに通されての打ち合わせとなった。そこには、担当営業所の所長であるOさん、そして新しい営業担当であるSさんがおり、まずは挨拶とともに営業担当の交替となった一件について謝罪を受けた。新担当のSさんは、かなりテキパキやり手風の印象。既に営業間では引き継ぎも完了しており、私たちの家のコンセプトについてもしっかり把握されているようだった。この分だったら、期間的に大して遅れることなく着工にたどり着きそうである。とホッと胸をなで下ろしていたら、そこで今後のスケジュールについての説明を受け、なんと私たちの家の着工が7月10日予定であることを聞かされたのだ(契約時の着工予定は8月初旬だったのだが、出来れば7月にして欲しいという我々の願いが叶った)。といっても、「えっ、7月中旬とは聞いていたのですけど、このペースで間に合うのでしょうか」と思わず聞いてしまった我々。するとSさんは「既に細かな部分まで打ち合わせは済ませているようなので、後はきちんと納得のいく形にすれば大丈夫ですよ」と自信ありげに語る。実際に図面や見積書をチェックしながら話を進めていくと、いやはや、なんとテンポの良いこと。契約時から230万以上のコストアップをいかにスリム化するか、新たな担当者の目から見た部分で様々な点をチェックし、提案してくる。その都度「うーん、それはこだわりがあって・・・」「あっ、それは良い案ですね」とこちらも頭をフル回転させて判断していく。勿論、提案のなかにはただ単にコストダウンしていくものばかりではなく、逆にコストアップしてしまうものも含まれていたが、差し引きで考えていけば十分に採用可能だったり。打ち合わせの途中からは設計担当のTさんも加わり、打ち合わせは白熱化していく。今回最も大きく変更した箇所といったら、躯体(つまり、建物の構造)を変更することだったりする。たった30cm建物を縮小するだけでも、金額は大きく異なるのだ。そのしわよせが我が家のマシンルーム、つまりオットの部屋の縮小となってしまったのには、あぁ、申し訳ない、としかいえない。そして、逆に見積もりチェックの甘さにより、大幅なコストアップとならざるを得ないのが、リビングルームの床タイル。もともと床暖房を前提として話を進めてきたはずなのに、ここにきて「見積書に掲載されている床タイルが床暖房対応品ではない」ということが発覚してしまったのである。こちらとしては、これまでの打ち合わせで床暖房のコントローラ位置まで指定してきたのだから、当然のように床タイルも床暖房対応のもので見積もられていると思っていた・・・のだが、これには呆然。はてさて、どうしたものか。こうして、これまでの仕様にかなり手を入れて、こだわりを残しつつもスリム化をはかったのだが、実際の数字にどのように表れるかは次回の打ち合わせのお楽しみ、といったところだ。オットは新担当のSさんをかなり気に入った様子、私もこの調子で進めば大丈夫、という手応えのようなものを感じたものの、心の奥底でどこか切ない気持ちを抱えていた。まぁ今までずっと営業Tさんとプランをあたためてきたゆえ、そう簡単に気持ちを切り替えるのは難しい。でも、Tさんの進め方のままではいつまで経っても家は完成しないのだもの。やっぱり割り切らないと。良い方向に進んでいる、今はそう信じていこう。28日に仕様の最終確認打ち合わせを行い、その翌週にはようやくインテリアの打ち合わせだ。
May 20, 2006
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17日のピアノ練習のなかで、無理矢理最後まで弾いてみた、いや、弾いたというよりは、ただ譜面に沿って音を再生してみた、といったほうがふさわしいか、ショパンのバラード第4番を19日から本格的に練習開始することにした。特に発表の場がある訳ではないのだが、何か目標がないと、またしてもダラダラと練習を続け、気がつけば自然消滅なんて羽目にもなりかねないため、とりあえず「形にする」目標の期日を「新居への入居日」とすることにした。つまり、このバラード第4番が己に対する新居祝い・・・としたかったのである。バラード第4番を練習するにあたって、昨年の夏に受講したショパンバラード講座を思い出してみた。そのなかから、実際に練習に向かうにあたり、以下のことを頭にたたきこんで練習しようと考えている。・バラード誕生には「詩的要素」と「舞踏」がポイントだ・和声の原理を利用して、曲中に微妙なニュアンスをつけることで曲により豊かな表情がつく・ショパンが生み出すパッセージには、ある一定のパターンがあるということ (↑これはバラードに限らず。むやみにただ音符を読むだけでなく、形として読むことがポイント)よし!!がんばるぞ。・・・って、いざ真面目に練習を始めたら、上記のポイントを活かすどころか、譜面どおりに弾くだけで手一杯。しかも、テーマの変奏部に入ると(58小節~)内声が主旋律と大ゲンカしながら進んでいる始末。おいおい、本当に先に進むのか?というわけで、しばらくは99小節までしっかり取り組むことにしよう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。弾きこみ段階。しなやかにしなやかに!#29:重音練習。重音が息切れしているような状態にならないように。テンポをあげ出すと途端に音がフワフワしてくるので、気をつけよう。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:弾きこみ段階 リピート手前の装飾符の入れ方をもっとスムーズに。●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。回数をこなすこと●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01今日はとりあえず通して1回のみ。練習とはいえなかった●ショパン バラード第4番 Op.52練習2日目。99小節目までを重点的に取り組む。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ
May 19, 2006
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ハウスメーカの営業担当Tさんとの信頼関係が揺らぐこの現状のまま、立ち止まっていても仕方がない。何度指摘しても見積もり書のミスは変わらない、変更したはずの仕様が図面や見積書に反映されない、これらの事情を説明するため、オットはハウスメーカの担当営業所に電話をかけた。私が言えば、ついつい感情的になってしまう恐れもあったし、実のところ、オットはかなり「怒って」いたようだ。ここにして、それが一気に爆発してしまったのだ。ハウスメーカ側もその点を理解してくれたうえで、「対策を考える」といったん電話は終わる。そして数時間後、ハウスメーカから電話があり、出た結論は・・・「営業担当の交替」であった。営業担当が替わることで、引き継ぎもしなければならない。当然、着工時期は遅れるだろう。しかし、現状のまま不安を抱えて事を進めるよりも、ここで決断するしかない。20日には、営業所の所長、設計士、新旧営業担当、そして我々の顔ぶれで今後の進め方を含めて打ち合わせを実施することになった。事態は大きく変わろうとしている。営業Tさんには、間取り面ではとてもお世話になったゆえ、その点では非常に申し訳ないと思っている。ただ、営業として客に提出する書類は常に万全を期して欲しい。打ち合わせで変更した仕様を漏れなく反映して欲しい。でないと、打ち合わせそのものに意味がなくなってしまうから。今回のことでその点を学んでもらうしかない。そしてこれをきっかけに大きく成長してもらえれば・・・と思っている。しかし、土曜日の打ち合わせは一体どうなることやら。
May 18, 2006
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在宅の仕事も無事納品を終え、ほっと一息。仕事先からは「今週末か来週頭にはまたお願いします」というありがたいメールを頂いたので、それまでの間はちょっと休もう。それでなくとも、ここのところ建築うんぬんですっかり心労がたまり、気持ち的に鬱ぎ気味だったりする。そう、こんな時だからこそ、憂鬱な気分も忘れてしまうような、そんな時間が必要だ。そうして私はピアノの前に座る。どうしてだろう、なんだか今、無性に大曲に挑戦したい気分。以前はやたら背伸びし過ぎな曲を選択しては、ヒーヒー言いながら練習していたのだが、今年に入ってからは割と堅実な練習を続けてきた。まぁそれが今年の目標でもあったことだし。しかし、今は譜読みするだけで泣けてくるような、そんな状態に自分をおいこみたくて仕方がないのだ。私はマゾか?こんな時、どんな曲を選択しよう。考えて、考えて、考えてみた。まず最初に浮かんだのはシューマンの「交響的練習曲Op.13」。しかし、何しろ主題があまりに暗い。今の私では、このままでは曲もろとも、深く深く沈んでしまいそうだ。次に浮かんだのはショパンの「バラード第4番 Op.52」。現在の己の技術では到底弾きこなすことは出来ないだろう、だからこそ、逆に取り組みたくなってしまった。よし、バラード第4番に挑戦だ。私にとっては雲の上どころか、何万光年も離れたような遠い存在な曲であるが、こうして好きな曲にちょっとでも触れられる瞬間というのは、なんとも感慨深いものだ。しかも、しかもだ。ショパンのバラードって、どの曲も大概冒頭はとっつきやすい。中学生の頃だったか、バラード1番の冒頭を弾いては、「おっ、これならば私でも弾けるかも」と思いっきり勘違いしていた。曲が進めば進むほど、ショパンの甘く厳しい罠にハマッていき、コーダで玉砕した事が懐かしく思い出される。バラード第4番も、冒頭は気持ちよく弾けるのだ。これはイケるぞ、と前半戦はそこそこ順調に進んでいくのだが、やはりそんなにこの曲は甘くないということを思いしらされる。後半部から終曲に近づくと譜面をただ読むだけでも、ひと苦労・・・目を開けているのも辛くなるくらいに。最後までたどり着くのに、一体どのくらいの時間がかかったのだろう。これは年単位で取り組まないと私にはまともに弾けそうにないか、とションボリしたものの、それでも、譜面と格闘していた時間は、ここのところ味わえなかった幸福感・充実感であったことに間違いない。こんなに真っ白な気持ちでピアノに向かえたのは、久しぶりだった。たまにはこんな挑戦をしてみても・・・良いよね。
May 17, 2006
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数日前に届いたメールマガジンのなかに、気になるタイトルを発見。それが「モーツァルトを聴かせて醸した日本酒」。そういえば、ビールや日本酒などの製造工程で音楽を聴かせる、といった作り手の話を何度か聞いたことがある。以前、実際に訪れた長野のブルワリーでも音楽を聴かせてビールを育てており、関係者によれば、音楽の振動を利用して熟成を促しているとか。今年はモーツァルト生誕250年、そういう意味もあってか、やたらモーツァルト関連な話題を耳にすることは多いが、お酒の世界でもモーツァルトは注目株のようだ。といっても、生誕250年だからモーツァルトを聴かせているというわけでなく、随分以前からモーツァルトを聴かせて醸造する蔵元はいくつもあった。それにしても、モーツァルトを聴かせるとそんなに美味しく醸造できるのか、それとも、何か他に要因があるのか、知りたいところである。そのうち、モーツァルトを聴かせて育てた花なども出てきたりして。蔵粋(くらしっく) 720ml純米大吟醸あぁ、モーツァルトを聴かせて育ったお酒を飲めば、モーツァルトのピアノソナタあたりが上手に弾ける、なんてことがあったら大歓迎なのだが。(これこれ、「練習は不可能を可能にす」精神で頑張るのではなかったか)◆ ◆ ◆ ◆ ◆とお酒の話が出たところで、あいちゃん10さんから受け取ったバトンをここで披露しよう。私にもっともふさわしいバトン、そう、「お酒バトン」である。ピアノ弾きさんたちのコメントをみていると、どうもピアノをたしなまれる方はあまりお酒を飲まない方が多いように感じるのだが、ということは、私は少数派に分類されるかもしれない。あぁ、このバトンを見て呆れはてる方々が一体何人いるだろうか。Q1.酔うと基本的にどうなりますか?とにかく説教くさくなり、やたらベラベラ喋りまくる。相手が上司であろうが社長であろうが容赦しない。救いなのは、とりあえず敬語は使っているらしい(近づきたくない人続出)Q2.酔っぱらった時の最悪の失敗談は?最悪がいっぱいあるが、どれにしよう。ええい、とりあえず思いつくものを幾つか。スリッパのまま帰ってしまったとか、病院で点滴をうったとか(あぁ、これで誰も私を飲み会に誘ってくれなくなるだろう)Q3.最悪の2日酔いはどんな感じですか?次の日まるまる1日起きることが出来なかった(もう酒は飲むまいと思うのだ、その時だけは)Q4.今、冷蔵庫に入っているお酒の量は?こんなに飲んべえなのに、実は今、1本も冷蔵庫には酒類が入っていないのだ。料理酒はあるが。ただ、ピアノ部屋のワインラックに、ワインが数本並んでいる。飲み頃を迎えるまでもう何年かは熟成させるつもり。Q5.好きな銘柄は?実はビール、ワインならばなんでも!と言いたいところだが、それではつまらないのでとりあえず紹介。ビール:安城デンビール、しもつま地ビール、川場ビール(もっと国内の地ビール巡りがしたかった)ワイン:カロンセギュール、甲州勝沼産のワインいろいろ日本酒:白川郷の地酒「結心」Q6.最近飲んだ店は? この質問がきっかけで、最近店で飲んでないということに気づいてしまった私。最も最近に飲んだといえば回転寿司屋でビールを飲んだくらいか?いやはや、最近貧素なアルコール生活をおくっている。Q7.よく飲む、もしくは思い入れのある5品。思い入れがある酒といえば、第1位:オーパスワン(ワイン)・・・私が音楽好きであることにちなんで頂いたワイン第2位:カロンセギュール(ワイン)・・・ホワイトデーといえばコレ第3位:結心(日本酒)・・・初めて白川郷を訪れた際に購入した酒。それ以来惚れ込んでいる第4位:アスティ・スプマンテ(ワイン)・・・安価だけど爽やかなイタリアのスパークリングワイン第5位:スーパーで買うビール全般・・・思い入れというよりは日頃お世話になっているということでQ8.ジョッキを渡す5人ジョ、ジョッキ?? なかなかすごい言い回しだが、飲んべえさんもそうでない人も、興味ある人はどうぞこのバトンを受け取って欲しい!----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】そろそろ新しい曲を弾きたい今日このごろ(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。単音部で音ミスをすることもあるが、ほぼ形にはなってきた。といっても、まだまだしなやかさにはほど遠いか。#29:重音練習。譜面どおりに弾けるようにはなってきたが、クラーマーの曲のなかではいまひとつ感情移入できず、練習曲と割り切って弾く自分がいる。まだテンポアップはできそうにないが、強弱・表現面を意識しよう。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:頭のなかでひたすらリズムを歌いながら弾くこと。●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01中間部がどうしても柔らかい流れにならないため、ウナコルダで対処しようとするのは、やはり甘い考えか。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ
May 16, 2006
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22時過ぎ、ハウスメーカの営業Tさんから電話があった。電話をとったのはオット。見積もりの額を知らせる電話だった。契約時から230万円のコストアップになってしまった・・・と。あぁ、撃沈。確かに契約時から間取りプランが変更になってしまったため、ある程度のコストアップは覚悟していたが、ここまでいくとは思わなかった。その後、電話は夜中0時過ぎまで続いたのであった。そんななか、いつもは人当たりの良いオットが、一度だけ電話口で厳しい一言を口にした。急遽FAXで送られてきた見積書にまたしてもミス・・・いろいろ書きたいことは山のようにあるが、全て愚痴になってしまいそうで、そんな自分に嫌気がさす。見積書と図面が速達で送られてきたら、内容を全てチェックしたうえで、行動をおこそう。それが我が家の今週の大仕事だ。
May 15, 2006
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5月14日は母の日。カーネーションの花束を毎年注文しては母の日前に実家に届くように手配しており、それと同時に実家に帰ったりもしていたのだが、今年はどうにも帰れそうにない。更に、折角の母の日だからと、シューマンの「花の曲」あたりを母のために演奏したいなんて思っていたのだが、これも無惨にも消え失せてしまった。今頃、花束は無事に母の元に届いているかな・・・と考える。というわけで、仕事の休憩がてら、突然ではあるが「花」にちなんだピアノ曲を探してみることにした。えっ、ちっとも息抜きになっていない休憩だって?しかもしかも、探してみると母の日にうってつけな「カーネーション」を題材としたピアノ曲もあるではないか。■花にちなんだタイトルをもつピアノ曲たちヴィラ=ロボス:「花の組曲」ヴィラ=ロボス:ブラジル民族舞曲小曲集から「カーネーションはバラとけんかした」カスキ:バラの花園の乙女 Op.24-1ガーデ:春の花 Op.2bクープラン:クラヴサン曲集第1巻第5組曲から「花の女神」クープラン:クラヴサン曲集第3巻第13組曲から「ゆりの花ひらく」クープラン:クラヴサン曲集第3巻第15組曲から「花咲く果樹園」グラナドス:詩的な情景 第1集から「バラの踊り」シベリウス:13の小品Op.76から「リンネ草」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「ひな菊」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「カーネーション」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「アイリス」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「金魚草」シベリウス:5つの小品(花の組曲)Op.85から「つりがね草」シューマン:花の曲Op.19シューマン:森の情景Op.82から「孤独な花」タイユフェール:フランスの花から「プロヴァンスのジャスミン」タイユフェール:フランスの花から「ギエンヌのひなげし」タイユフェール:フランスの花から「アンジューのバラ」タイユフェール:フランスの花から「ラングドックのひまわり」タイユフェール:フランスの花から「ルシヨンのカミツレ」タイユフェール:フランスの花から「オート・プロヴァンスのラヴェンダー」タイユフェール:フランスの花から「ベアルンの昼顔」タイユフェール:フランスの花から「ピカルディーの矢車菊」チャイコフスキー:四季Op.37aから「松雪草」ドヴォルザーク:ポルカ「わすれな草」バルトーク:2つの絵画Op.10から「満開の花」バルトーク:3つのハンガリー民謡から「白いゆり」マクダウェル:森のスケッチOp.51から「野ばらに寄す」マクダウェル:森のスケッチOp.51から「水連に寄す」ランゲ:花の歌 Op.39番外編:「母」をタイトルにもつピアノ曲も発見!グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲Op.52から「母の嘆き」グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲Op.52から「老いた母」というわけで、「カーネーション」をタイトルにもつ曲というと、シベリウスの5つの小品(花の組曲)Op.85から「カーネーション」、そしてヴィラ=ロボスのブラジル民族舞曲小曲集から「カーネーションはバラとけんかした」、私が探したところ、この2曲が見つかった。シベリウスの5つの小品については、CDも持っており、実際に何度も聴いているのだが、一言でいえばとても穏やかでホッとできる小品。サロン等でさりげなく弾きたいそんな1曲だ。しかし、残念ながら私は楽譜を持っていない。全音の楽譜「シベリウスアルバム」にも5つの小品から数曲掲載されてはいるものの、かんじんのこの曲は収録されていないのだ。あぁ、いつか楽譜を入手して弾いてみたい、「カーネーション」そして、ヴィラ=ロボスの曲は実際に聴いたことがないのだが、いやはや「カーネーションはバラとけんかした」って、一体どんなシチュエーションなのだ??そういえば、母の日にはカーネーション、父の日にはバラをプレゼントするというのが割と定説だったりするが、このヴィラ=ロボスの曲のタイトルを見て、あれこれ深読みしてしまった私であった。さてさて、他にもまだあっただろうか、花にちなんだピアノ曲。って、仕事はどうした?というつっこみが入りそうなので、これにて失礼しよう。(大丈夫、既に目処はついた!)
May 14, 2006
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13日の午前中にハウスメーカから電話がかかってきた。ゴールデンウィーク中の打ち合わせで「すぐ送ります」と言われた見積書と訂正図面の件だった。とっても待たされた「すぐ」だったが、見積書は月曜日に速達で送るとのことだったので、「で、だいたい金額は幾らくらいになっていますか」と聞いてみる。すると、「申し訳ありません。まだ積算していないのできちんとした金額をお伝えできないんですよ」と、だいたい予想はしていたが、出来れば言って欲しくなかった言葉が営業Tさんから返ってくる。「えっ、まだなんですか(呆然)」「ホントに申し訳ありません」なんなんだか・・・もう。更に私の心を深く突き落としたのは、次のインテリアの打ち合わせ日程。営業Tさん「現在非常にたてこんでまして、5月末から6月はじめになっちゃいますねぇ」このハウスメーカーではある程度の品質を保つために、建築件数は絞っていると聞いていたはず。おまけに、当初のスケジュールではだいたい5月の間にインテリアの打ち合わせに入っているはずだったのだ。「それで着工の予定日に間に合うのですか?」思わず食い下がる。すると、「ふゆのほし(ここは本名だが)さん方のお宅の場合、内装についてはほとんどイメージが固まっているようですので、時間はかかりませんよ」そ、そんなものなのか?インテリアの打ち合わせっていうのは。打ち合わせの類の中で最も長丁場だと聞いているのだが。そろそろ限界かもしれない。本当に家は建つのだろうか。今の気持ちをきちんと伝えよう、営業さんに。(公共の場でこんな愚痴を書くつもりではなかったのだが、自分のなかで溜めておくには辛すぎて)
May 13, 2006
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4月下旬から在宅の仕事に入る予定だったのだが、仕事先の準備が出来ていないとかで、なかなか連絡がないままゴールデンウィークも過ぎていってしまった。ゴールデンウィークが仕事三昧にならなかったのはまぁ良しとしよう。と思ったら、11日になって仕事先から連絡があり、急遽12日に打ち合わせとなった。「では来週の水曜日まで納品してくださいね」えっ、これは土日返上かな、と久々の仕事請負にしては結構な量を頂いて帰ってきた私は、早速仕事開始。まぁ請け負った仕事自体は得意分野ゆえ、順調に進んでいくのだが、長時間ずっとPCに向かっていると肩はこるわ、目はシバシバしてくるわ・・・そうだっ、こんな時は気分転換にピアノを弾こう。でもあくまでも今は仕事優先、ピアノは息抜き程度にとどめておくつもりだった。といっても、いったん弾き始めるととまらないのはお約束。結局、いつもどおりとまではいかないにしてもとりあえず一通り練習をこなすと、すごすごとPCの前に戻り、再び仕事開始。すると、ピアノで燃え尽きたか、仕事の進行度が落ち気味になってしまった。ピアノの練習って実は結構な体力を使っていることを実感する。しかし、仕事ばかりに没頭し過ぎていると、逆に能率が下がってくる場合もあるので、そんな時はピアノが良い意味で潤滑油になってくれている、と思いたい。ただ、己の性格上、没頭したら突き進むことが多いため、意識的に自己管理をしていないととまらないのがたまにきず。だから、気がついたら朝だったり・・・なんてことになってしまうのだ。なかなか「ほどほどに」ができない今日このごろ。って、ここのところピアノの練習はほどほど・・・のような気がする。1年前のようにガツガツしていないから、逆にリラックスしてピアノに向かえる。身体的にはまだまだリラックスにはほど遠いのだが、精神的だけでもリラックスできるようになったということで、ほんの1歩だけでも前進した・・・のだろうか。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。aliceさんにアドヴァイス頂いたことを頭にたたき込みながら手首の動きに注意して練習。焦らずひたすら手首の柔軟な動きを心がけていると、少しずつまとまってきたようでもある。おぉ~aliceさんありがとう!!穴蔵から抜け出せそうである。#29:重音練習。右の重音移動に気をとられていると、どうも左のオクターブと分散を間違えたり。まだまだ曲そのものに慣れていないようだ。しかし、曲解説によれば29番のほうがより苦労する、といった内容が掲載されているのだが、私にとっては28番のほうがやっぱり厄介。といっても29番もあなどってはならぬか。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:まずい、だんだん惰性で練習しているような状態と化しているような気がする。リズムにもノレぬまま、すっかりどろ沼化している。あぁ、シフが弾くような「タ タッタ タ~ララララッタ」という軽やかな踊りにはならぬものか。●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。まだ暗譜は出来ず・・・ritとa tempoの自然さをもっと身につけよう。●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01手に余分な力が入りすぎて動きを鈍くさせている感があるので、要注意。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ
May 12, 2006
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楽天ブックスの楽譜ランキングをなにげなく見ていたら、ユニークな楽譜が上位にランクインしていた。それが、「ピアノスタイル あきない!ハノン」である。な、なんなんだこれは?と早速調べてみると、どうやらこれはポピュラーミュージック用に作られた指教本らしい。指を鍛えるのは勿論、音程やコード、スケールなどについても学ぶことが出来る1冊である。ただ、特にハノン教本に準じて作られた、という訳ではなく、つまりのところ、ポップス版ピアノ教本のひとつなのだ。ピアノの指教本の代名詞ともいわれる「ハノン」、しかし、みんなかんじんなことを忘れていないか?ハノン教本は、いわゆるシャルル=ルイ・ハノンさんが作ったから、「ハノン」だということを。全訳ハノンピアノ教本完訳・増補版 ハノン・ピアノ教本それがいつのまにか、ハノン=指教本という図式が形成され、教本の類に「ハノン」を名乗るものがちらほらと?ジャズ・ハノン―ジャズピアノの基礎知識とその練習 シンコミュージックーリー・エヴァンス ジャズ・ピアノ96のエチュード[新版] 応用自在のジャズ・ハノン集ブルース・ハノン(シンコーミュージック 楽天では取り扱い無)ブギウギ・ハノン(シンコーミュージック)いや、決して批判的に語っているつもりではないのだが、当のハノン先生もまさかこんなに様々な「ハノン」が登場するとは思いもよらなかっただろう。それだけ、「ハノン」という名が教本として浸透している証拠でもあるのだが。また、本家ハノン教本をもう少し使いやすくしたといわれている教本も見受けられる。標準新版ハノン40の練習曲(1巻)標準新版ハノン40の練習曲(2巻)学習研究社から出版されているこれらの楽譜は、ハノン各曲(1巻は1~20番とスケール2オクターブ,2巻は21~38番とスケール4オクターブ)を1オクターブのみ(スケール除く)にしたタイプで、4つのリズム変奏付きだ。おとなのハノン~指の動きをよくするピアノ・トレーニング・ブック 〔ドレミ楽譜出版〕「こどものハノン」という楽譜も見かけたことがあるが、なんと最近では「おとなのハノン」なる楽譜もあったりする。こちらも本家ハノン教本から何曲か抜粋したうえで、全体的に易しくしている。大人になってからピアノを習う人には良さそうだ。本家ハノン、特に20番以降の指鍛錬曲は飽きが生じてくることがあるので、1オクターブに減らして練習するのも飽きないひとつの手段に感じる。これぞ、本当に「あきない!ハノン」?って最近ハノン、ご無沙汰だ・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】オール・シューマンデー!●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。左伴奏部にて弱拍の和音が綺麗につかめていない箇所が見受けられる。テンポをあげることよりも、音を曖昧に弾かないことを念頭において。なんとか暗譜出来ないものかとトライしてみるものの、やはり途中でハッと停まってしまうこと多々。弾きこみ回数が少ないのか。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ主旋律に絡む3連音符の音型をもっと大切に。勿論、そのヒステリックな主旋律もそろそろ卒業しなくては。花の曲同様、速く弾こう弾こうと思わずにもっと心に余裕をもたせて弾くことを心がけて。●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01指さばき練習代わり。最初のテーマで必ずどこかの音をミスする。それが再現性無いものだから厄介だ。中間部は1年前よりはだいぶ安定して弾けてきているが、それでもバタバタしがちである。●シューマン アラベスク Op.18久々に練習。長調のテーマに続く短調部がやや忘れかけていたのだが、数回繰り返して弾いているうちになんとか取り戻した。この曲を弾くと、つくづく付点進行が下手であることを思いしらされる。
May 11, 2006
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5月3日ハウスメーカとの打ち合わせから1週間が経過した。打ち合わせの際に営業Tさんが約束した「今回変更した間取りについては、図面を修正したうえで見積書と一緒にすぐ送りますから」、この「すぐ送る」は一体何時のことだったのだろうか。といっても、「だいたいいつ頃になりますか」とこちらから聞けば良かったはずなのに、聞かなかった私も悪い。そして「すぐ」といえば、だいたい1週間以内に手元に届く、と思いこんでしまった・・・これは大いに失敗。ただ、契約前の時期に、ハウスメーカと間取りプランについてやりとりをしていた頃は、それこそ1週間に2度も打ち合わせがあったり、その都度こまめに図面を変更してきたりと、熱心さが伺えた。私は契約後もそれが続くと思っていたのだ。ところが、契約を結んでからは打ち合わせのペースも週1度に落ち着き(2週間ほどなかった時もあったが)、かんじん要の見積もり書にはミスは目立つわ、変更依頼したはずの図面が修正されていないわで、だんだんと不安がつのっていくばかり。大丈夫なのだろうか・・・時々メールにて見積もり書や図面の修正については指摘するものの、作成した見積書はハウスメーカー側できちんとチェックしたうえで客に提示するものではないだろうか。もう数日我慢して待ってみて、連絡がなかったら、こちらからプッシュしてみよう。ただでさえうるさい客と思われているだろうが。家を建てるまでの間、勿論期待でいっぱいだが、それと同じくらいに不安を抱えているのだ。ハウスメーカはそれをどのくらい理解してくれているのだろう。
May 10, 2006
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郵便受けを開けたら、白い封筒が入っていた。えっなになに?と早速開けてみると、なかから出てきたのは各種リサイタル情報。以前、チケットを購入した会社からのダイレクトメールであった。そのなかで「おやっ」と手をとめる1枚がある。最近でいえば、スーパーピアノレッスンでお馴染みとなったジャン=マルク・ルイサダ、そのルイサダ氏が4年ぶりにこの秋、来日するらしい。折角なので、日時とプログラムを紹介しておこう。2006年11月8日(水曜日)18:30開場 19:00開演紀尾井ホールにてSS席7000円、S席5000円、A席4000円、B席3000円~演奏曲目~ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58チャイコフスキー:サロン風マズルカチャイコフスキー:ハプサールの思い出より無言歌 ヘ長調 Op.2-3グラナドス:ロマンティックな情景よりマズルカグラナドス:スペイン舞曲集より「祈り」Op.37-5ウェーバー:舞踏への勧誘-華麗なロンド 変ニ長調 Op.65プーランク:ワルツ ハ長調バルトーク:ルーマニア歌曲 第1番 Op.8aショパン:ワルツ第2番 変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」ショパン:ワルツ第3番 イ短調 Op.34-2ショパン:ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」ソナタの後に続くは、舞曲・舞曲・舞曲のオンパレード!私自身、ルイサダ氏のあの個性的な演奏を一度は生で聴いてみたいのだが、11月となると新たな家の絡みもあって非常に微妙な時期、多分無理だろう。というわけで、興味ある人は是非チェックしてみよう。と、チラシを読み進めていくと、ルイサダ氏演奏のCD紹介のなかで更に目にとまる文字が!2006年秋発売予定DVDNHKスーパーピアノレッスン「ショパン/ルイサダ」これ以上の情報は何もなく、これがレッスン風景も含めたあくまでも番組のDVDなのか、それとも、レッスンの模範演奏としてルイサダ氏が演奏したものだけを収録したものなのかは、分からない。ただ、以前スーパーピアノレッスンの番組内容がDVDになるという話は耳にしていたので、もしかしたらこれがそうなのだろうか。もう少し情報が入手できたら、またおって報告することにしよう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ルイサダ氏のリサイタル話に戻るが、パリ公演であればルイサダ氏の愛犬である黒ラブのボギーもルイサダ氏と共にステージに上がることもあるようだ(スーパーピアノレッスンのテキストにもそのような写真が掲載されていた)。ルイサダ氏をよく知る観客ならばそれも「なるほど~」と思うだろうが、何も知らぬ観客だったら、さぞやビックリしそう。
May 9, 2006
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4月から始めたクラーマー=ビューローの28番は右手三度の重音練習。ここのところ、ピアノに向かえない日も多々あったとはいえ、気がつけば1ヶ月以上、この28番の三度に泣かされっぱなしではないか。これまで3度の重音練習といえば、・ハノン教本の50番や54番の三度練習・全音山崎孝版のショパンエチュード集 3度エチュードの予備練習をいくつか・クラーマー=ビューロー28番の3度重音部分を数度繰り返しながら3度に慣れるクラーマー=ビューローの28番は、3度重音と単音の組み合わせでひとつの固まりを成している(下の譜例)。それの連続が延々と続くのだ。3度の重音のみの進行だったら、まだ気が楽だったりするのだが、ひと固まりのお尻につく5指で弾く単音、これがネックだったりする。この単音を意識するあまり、その手前の3度重音まで崩れてしまうのだ。予備練習では、3度の半音階や3度の繰り返し練習を積んできたのだが、いざ28番を譜面通りに弾こうとすると、一向にその効果がみられない。あぁ、練習の仕方が悪いのだろうか。だんだんとイライラがピークが達しそうなため、全くの自己流且つ荒療治ではあるが、1つの音型のなかでどうしても崩れてしまう3度重音にわざとアクセントをつけることで、3度重音を無理矢理意識させてみることにした。きっと、こんな付け焼き刃的な練習をしていても効果はないだろう・・・と思いきや、アクセントをつけることで手の移動加減にも変化がみられ、音崩れ率が減ったように思える。褒められる練習法ではないが、何か一筋の光が見えたような気がした。といっても、なんだか無理矢理って感じだ。それにしても、3度重音進行ってホント苦手だ。特に重音トリルも(1-3)-(2-4)指の反復ならばまだしも、(2-4)-(3-5)指のトリルとなると、まるで音がワラワラワラっと不安定に笑っているようにきこえるから情けない。指が思うように動いてくれないことのもどかしさ・・・これを克服するには、やはり1に基礎、2に基礎、3,4がなくて、5に基礎鍛錬が必要なのか。3度重音のクラーマー=ビューロー28番を弾くたびにブルーな気分になる、それでいて練習不足気味の今日このごろだったりする。ジョルジュ・サンドと聞くと上手・三度にきこえるだなんて冗談を言ってる場合じゃないだろう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。1固まりの3音目の3度和音が崩れがちなので、荒療治を施す(上記参照)。3度進行にしても、このまま3度だけが続くのであれば何ら崩れることなく弾けているのに、固まりのお尻についている5指で弾く単音に気をとられてしまいがちで、どうしても流れを崩してしまう。(これが直らない)#29:#28の3度にややスランプを感じ、気分転換にと29番の譜読み。ところが28番に続いてこれも重音練習。気が重い。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:他の舞曲については装飾音多めで練習してきたが、このジーグでは最小限の装飾音のまま仕上げることにした。●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。といっても、まだまだ危なっかしいところはある(それは今まで課題としてあげていた箇所)。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォやはりスフォルツァンドがヒステリックになりがち。もっと心の奥底から奏でるような深き音にならぬものか●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01指さばき練習代わりに。手に余分な力を入れすぎないように。でないとガチガチな進行になってしまうぞ。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II
May 8, 2006
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いやはや、他に行くところは無いのか?と言われてしまいそうだが、またしても多摩センターにある「わんにゃんワールド」に足を運んでしまった。ここでの目的といったら、やっぱりわんことふれあうこと。まだうちの子としてわんこをお迎えできない状態では、こうしてわんこがいる場所を徘徊するしかないのだ。しかし、ゴールデンウィークもまっただなか、都近郊の施設はそれほど混雑していないだろうなんて思ったのが間違いの元だった。過去何回も足を運んだなかで、この日が最も混んでいたのにはびっくりである。テレビじゃ海外旅行に出かける者が例年よりもかなり多いなんて言っていたので、すっかり安心しきっていたのだが、いやいや、それは全くもって甘い考えだった。というわけで、土日休日のみオープンしている大型犬ふれあいコーナーも、人・人・人ばかり。私は、人間とふれあうために来たわけではないのに、というほど。逆にわんこからしてみると、「今日はやたら人が多いなぁ」とかなりへばったご様子。結局、満足いくふれあいはほとんど出来ぬまま、閉園30分前をむかえてしまった。これではあまりに悲しいので、フェンス越しにて愛しのゴールデンレトリーバーを必死に(目で)おいかける。追いかけて、追いかけて・・・でとりあえず写真におさめて・・・・何しに行ったのだ、私?▲"ごる"ちゃん、お手の瞬間▲閉園30分前で興奮気味?▲フェンス越しにみつめていたら1頭の"ごる"がこちらに!
May 6, 2006
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現在、リビングに置いてある我が家のオーディオ機器たちは、頑丈なワイヤーラックに置かれている。結婚当時に、互いが所有する機器たちを並べていっただけなので、自然と使わなくなってしまった機器、壊れてしまったものもそのまま並べっぱなしである。そろそろ整理し時か。しかも、将来的にわんこをお迎えすることとなったら、これら機械たちをかじられないためにも、オーディオラックは扉付きのものに変えたい。というわけで、現在オーディオラックを探している。・・・が、なかなか良いものに出逢えない。決して、望みが高すぎる訳ではないはず。選定条件としては、「部屋を圧迫させたくないので、なるべく高さが低いラック」「機器が6台入ること」「幅45cm、奥行き40cmのオーディオ機器が入ること」「ラックの色はナチュラルオーク系」これだけ(って結構条件が多いか?)なのだが・・・これがなかなか当てはまらないとりあえず、現在ある機器たちを整理してみよう。・SONY ブラウン管テレビ:●まだ使う・ONKYO AVアンプ:●まだ使う・SONY AVセレクター:●まだ使うが故障気味・TOSHIBA HDDプレイヤ:●まだ使う・VICTOR VHSデッキ:●まだ使う・PIONEER LDプレイヤー:●まだ使う・SONY CD-MDプレイヤー:●まだ使う・SONY PS2:●テレビの横にでも置こう・SONY DATデッキ:×故障中、倉庫行き(修理して別の部屋で使う?)・SONY CDプレイヤー:△倉庫行き(いつか別の部屋で使う)・SONY MDプレイヤー:△倉庫行き(いつか別の部屋で使う)・VICTOR スピーカ:×スピーカユニットのエッジが破損、廃棄予定あぁやはりいくら考えても、ラックの中に6台、ラックの上にテレビとPS2、この線は変わらない。というわけで、今日も家具屋さんをウロウロしては、オーディオラック探しの旅である。時間は流れ・・・とうとう、店の一角で我々の条件に当てはまる1品に出逢うことが出来た。それがビクターのAVファニチャーといわれるシリーズのラックである。横広がりでラックの高さも我々が求めていたものにピッタリ。カタログによれば、収納機器は4台分と掲載されているが、6台分のスペースが空いており、中央のセンタースピーカ用の空間にも機器を入れてあげれば、なんとか収まる。「これ!良いね」といって、ふと、値段をみて愕然。「げげっ、10万以上?た、高い!!」カタログだけを貰い、スゴスゴと退散するしかなかったのであった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆家に戻って、何気なく楽天ショップ内で検索していると、同じ製品を発見。しかし、やはり店頭で見た価格とほぼ変わることはなかった。でも、欲しいなぁ・・・理想型だなぁ・・・・ビクターインテリア プラズマリビングキャビネット50類似な形をしたオーディオラックをご存じの方がいたら、是非是非私にまで!
May 5, 2006
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3日の打ち合わせの際、ハウスメーカの営業Tさんから「新百合ヶ丘に新しいモデルハウスがオープンしましたので、是非覗いてみてくださいね」なるお言葉を頂き、早速行ってみることにした。思えば、家の工事契約をしてからのほうがやたら住宅展示場に行く回数が増えたように思えるのは・・・気のせいではあるまい。というわけで、川崎市の新百合ヶ丘駅近くにある住宅展示場に行ってみると、ヘーベルハウスの新しいモデルハウスがドーンとオープンしていた。最も新しい、ということは、内装や設備関連も当然最新仕様のものが取り入れられているのだろう、その点も期待していたのだ。しかし、新しくオープンしたほうのモデルハウスはことごとく「特注仕様」の固まりであった。モデルハウスにも幾つかのタイプがあり、いわゆるハウスメーカーの「夢のコンセプト型」風に隅々まで特注仕様で固められたものもあれば、逆に標準仕様の内装等を実際の目で確認できる「現実型」ハウスもある。新百合ヶ丘にあるヘーベルハウスのモデルハウスにおいては、以前から建っているもう1棟の方が、現実味あふれる仕様で固められており、サッシやシャッター、ベランダ回りの参考にさせて頂いた場所である。モデルハウスといえば電動シャッターがほとんどを占めるなか、ここでは手動シャッターも用意されており、実際に開け閉めの感覚を体感させてもらえたのだから。(いやぁ、雨戸に慣れた私には、手動シャッターのあの重みにビックリ)っと、新しくオープンしたほうのヘーベルハウス モデルハウスの話に戻そう。ここのコンセプトは「圧倒的な開放感と光溢れるくつろぎの邸宅~家で一日ゆったりと過ごすことの贅沢さを味わえる~」。確かに大胆に窓を配置したり、3階の広いLDKはまさしくスカイリビング。オットは「以前遊びにいった社長宅がまさしくこんな感じだよ」と、ほえ~といったため息。さすがに、我々庶民にはこのような贅沢な空間演出はできそうにない。結局、何をみても「ほぇ~」の連続で、心に寂しい風が吹く羽目となってしまった。唯一、自分たちがイメージしているものに近い部屋を発見。それが1階納戸の書斎空間。作りつけの家具で美しい書斎となっているこの空間をみると、我々は今所有しているデスクを入れるべきか、それとも作りつけのデスク(板を1枚入れてもらうだけだが)にすべきか、悩ましい。いやはや、夢と現実の狭間で今日も悩むだけの我々がそこにいたのであった。
May 4, 2006
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5月3日は夕刻からハウスメーカと横浜で打ち合わせ。というわけで、打ち合わせまでの時間を利用して、ヘーベルハウスのモデルハウス内を歩きながら内装の参考にすべく、あれやこれやとチェックして回る。ハウスクェア横浜のヘーベルハウス展示場の2階フロアは、モデルハウスという性格の割にはこじんまりとしたサイズであり、現実味を感じさせる造りなのだ。夢を与えるモデルハウスではあるが、あまりに現実からかけ離れていると、それだけで気持ちが委縮してしまう。そんななか、ここは現実に手が届く部屋であったりする。このモデルハウスにおけるリビングは、白を基調としており、床タイルや壁、ソファを白で統一。我が家のリビングも床タイルを予定しているが、「白」はなにかと掃除が大変そうであるため、オレンジ調の温かみある床タイルにしようと思っている。リビングから続くテラスはウッドデッキとラティス、そしてちょっとしたテーブルを置いてアフタヌーンティーあたりが似合う構成。我が家の場合は奥行き1.2mしかないごく一般的なベランダゆえ、こんな優雅な午後を過ごすことは無理そうだが、わんこのちょっとした日光浴スペースには丁度良いか、と割り切っている。まっ、元気且つ安全に遊ぶために、我が家に「屋上」という存在があるのだから。モデルハウスの洗面台にちょこんと座るわんこの置物。これは、TOTOの洗面台であり、ペット(小型犬)も洗える広さをアピールしている。なにを隠そう、我が家もこの洗面台を選択している。って、我が家にやってくるのは大型犬のはずでは? まぁパピーのうちはこの洗面台で手軽に洗い、大きくなってからは風呂場で洗ってあげようかと考えている。余談ではあるが、防音・遮音性が高いといわれるヘーベルハウスならば、モデルハウスに電子ピアノでも置いてその性能を広くアピールすれば良いのに、と思ってしまった私はただの音楽バカだろうか。そういえば、以前はヤマハと提携した音楽プランの家も提案していたと記憶している。詳しい仕様については定かでないのだが、時代のニーズに応じて様々なプランが生み出されているのだな、ということを実感する。
May 3, 2006
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車を道路面に対し縦に入れることで1階のピアノ室の配置が縦横ガラリと変わってしまったわけだが、2階についてはそのまま変更無しの状態でいこうと思っていた。そう、この日までは・・・あいかわらず間取り図面とにらめっこする時間が多い私は、突如ひらめいた。1階のピアノ室の上部、つまり2階はちょうど4.7畳の洋間と2畳の納戸(オットのマシンルーム(笑))が配置されていたのだが、「ええいっ!この2部屋を合体して、ひとつの部屋にしてしまえ」この期に及んで、まだ間取りをいじくり回すのか。実は1階のピアノ室の配置を変更した事に伴い、トイレも階段下にお引っ越し。で、パズルのように組み合わせていくとこれまでの面積と変わらぬまま、2畳の納戸が出現したのである(まぁピアノ室が狭くなった分とその収納、そしてこれまで配置していたトイレスペースが合体したともいう)。それならば、2階のマシンルームを1階の納戸にして、2階の納戸は隣の4.7畳の洋間と合体させればそこそこ広い洋室になるではないか。合体した部屋の一部に収納も配置しても、うん、言うこと無しである。思いついたら即実行、というわけで、間取り図面をスキャニングして書き加えるとすぐさまハウスメーカ営業Tさんにメールで送りつける。あぁ、ここまでまとまっていた間取りをまた崩すのか、ときっとTさん、思っているに違いない。すると、Tさんからほどなく電話がかかってくる。実は、建物の一部をへこませて車を縦に入れる、という案に関し、建物の重量配分的な面も含めて別案を提案したいということなのだ。な、なぬ??確かに1階のへこませた空間(壁がコの字型でなくL字型、という点もポイント)のうえに2階がドーンと載り、更に屋上のペントハウスも同位置にのしかかる。これはあまりよろしくない。しかも、北側斜線の制限により、ペントハウスを現在の位置から移動できないとなると、1階のへこませ空間を移動するしかない。ここでまたしてもピアノ室大移動である。つまり、駐車スペースとピアノ室をそのままそっくり入れ替えるというもの。あぁ、横に向いたり縦に向いたり、左右に移動したりとこれではまるで流浪のピアノ室だ。翌日、ハウスメーカ打ち合わせでこの間取り大変更作戦の続きをすることになったのだが、営業Tさんの華麗な間取りマジック(我々は勝手に"Tマジック"と呼んでいる)が炸裂し、駐車スペースの入れ替えと、それに伴い2階の間取りを変更した案をドーンと提案してくれた。「4.7畳+2畳の納戸を合わせて1部屋」という私の案は、2階の洋間が6畳確保できたことで、6畳洋間と2畳納戸という形で落ち着くこととなった。2階の面積が増えてしまった、ということはその分金額も上がるのか、という心配はある。が、当初見積もっていた基礎工事代金よりも安くなるであろう分が、そのまま当てられることになりそうだ。いやはや、このまま落ち着いてくれるのか、我が家の間取り。
May 2, 2006
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我が家がお世話になっている三井住友銀行の4月発表 住宅ローン超長期固定35年金利は2.98だったのだが、5月1日に発表になった金利は・・・なんと一気に3.22。いくらなんでもこれは一気に上がりすぎではないか。このノリのまま上昇され続けると・・・秋には一体ナンボとなるのか?あぁ、考えたくない。どうせ金利が上がるならば、普通預金の金利も同じ調子であげてくれ。切に願う今日このごろである。それにしても世の中景気は回復しているというのだが、我が周辺ではちっともその兆候がみられない。原油価格高騰でガソリン代も、そして食品類や生活用品だって値上げ傾向。特にガソリン代は湾岸戦争時代の価格に近づいているというではないか。確かにハイオクが150円overなんて時代もあったように記憶している。お金のかからないゆとり生活計画なんていうのもしっかりとたてなければならないな、と思うばかりだ。
May 1, 2006
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