あえて、繰り返す新社会党批判
2016-9-7
(はんぺん)
(新社会党批判を一発)・・・・ということで、 8/30 ごろ、皆さんにメールを送信した。しかし、どうも、ぼくは、まだ、すっきりしない。
その時、こう書いた・・・・
・・・・「この『新社会党大阪NO, 127 』の 8 ページに、M氏の筆になる「拉致問題と日朝関係」があった。拉致被害者で、 2002 年の小泉訪朝で帰国した蓮池薫氏の兄で、家族会で頑張ってきた蓮池透さんの講演会の様子を報告している。これを読んで思わず笑ってしまった。
というのは、この北朝鮮による拉致問題がクローズアップされてから、もう何十年にもなるが、彼らの機関紙「週刊新社会」では、
拉致問題を正面から取り上げた記事が無く、さらに 2002 年に日本に帰国した 5 人(地村保志・富貴恵夫妻、蓮池薫・祐木子夫妻、
曽我ひとみ)の名前が掲載されたことが無いのは、どうしてか?と ぼくは、このMさんに何度も質問したことがあるからだ。
拉致問題に触れずに、見て見ぬ振りをしてきた彼らが、今回、「安倍批判」を始めた蓮池透氏を 都合よく紹介するなど、ご都合主義もいいところだ! 」・・・・と。
もう一度、この「新社会大阪 NO,127 」を読んでみた。
ぼくは、納得がいかない・・・・・
蓮池透氏が市民講座で講演したタイトルが「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」とある。
そして、安倍首相が当時、「初めから、 5 人を北朝鮮に返さないと主張した」のではなくて、「最初は、 5 人は返さざるを得ない」と主張していたという蓮池氏の著書を取り上げている。 「 5 人を北に返す」という冷血な判断を安倍首相が、最初はしていた・・・というわけだ。安倍の最初の判断が、「返す」か「返さない」か?は、水掛け論になると思われるし、僕には、あまり関心がない。
僕が言いたいのは、その冷血な判断(= 5 人を返す)を、事もあろうに、主催者の一員である新社会党員( Mi さん)が、主張していたということだ。
この記事を書いた Mi さんに、僕が以前、( 5 人を北朝鮮に返さなかったことは正解だった)と主張する僕に対して、(いや、約束事だから、いったん返すべきだった)と強く主張したのは、このMさんだったのだ。
ということは、 この M さんも、新社会党も、安倍首相と全く同じ「冷血な面々」ということになる。 違うだろうか? 論理的に考えて、それが正当ではないか?
安倍首相を「冷血な面々」というなら、自分たちも、同じく「冷血」だったということになるが・・・・どういう言い訳をするのだろうか?
ぼくが、彼らを、ご都合主義だというのは、そういう事実を隠して、安倍批判に転じた蓮池氏講演を利用しようとする彼らの汚い根性だ。
(天にツバする)類なのだ。 安倍を批判するつもりで、実は、自分自身を批判していることになるというのが、わからないはずがないのだ。
それを承知で、批判しようとする Mi さんの良心が、僕には、わからない。この文書を書いたのは、長年、学習会で、共に学び合った新社会党員の Mi さん自身なのだ!!!
誠実そうな彼の裏の顔を見てしまった思いで、(組織決定?=結論ありき)に、安易に妥協して、真実をねじ曲げる姑息さに身震いした。
僕が、間違っているというなら、是非、 Mi さんからの釈明を聞きたいと思うが、多分、それは、無いだろう。(以前、機関紙の誤謬(北朝鮮は楽園だという)を指摘したことがあるが、中央本部に聞いてみると言いながら、まったく返答は無かった)
そもそも、国際ルールを何度も踏みにじってきた北朝鮮を相手に(約束事)もなにも無いわけで、 5 人を北朝鮮にかえすなど、僕には考えられなかったが、かれら新社会党の人たちは、恥ずかしげもなく、「約束事だから、北朝鮮に返すべきだ」と強く主張していたのだ。
「冷血な面々」とは、まさに、北朝鮮に媚びを売り続けてきた彼らのことでは無いだろうか?
Mi さんに良心というものが、わずかに残っているのであれば、こんな「汚い報告」を書くのでなく、自分たちの「冷血さ」を自己批判するべきだと強く指摘したい。
新社会党は、僕が、長年指摘しているように、北朝鮮を正面から批判したことが無い・・・というか、都合の悪い事柄については、見て見ぬ振りで、やり過ごしてきた。核・ミサイル、強制収容所や公開処刑などの人権弾圧、拉致問題、あるまじき世襲独裁政治など、ことごとく、「見ざる」「聞かざる」「言わざる」で今日に至っている。
北朝鮮や朝鮮総連の別動隊の様相さえあると思うぐらい、その存在は突出している。
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)
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