退院、その後・・・ 2017-5-26 (はんぺん)
5/9 に、 3 週間( 23 日)の糖尿病の教育入院を終え、退院した。個人的には、(居心地が良かったので)もう少し入院していたかったのだが、病院のほうの都合で、そうもいかない。教育入院は、今回が 2 度目。いかに自分が、意志の弱い人間であるかの証明になる。
14 年前の最初の入院で、教えられた食事療法が、大きく変更になっていて、一番驚いた。簡単に言えば、(カロリー制限食)から(糖質制限食)への転換だ。血糖値の急激な上昇の原因は、炭水化物(糖質)であり、その糖質制限が、(全て)だということ。
カロリー制限派は、糖尿病学会では、劣勢になっている。帰宅して早速、実践している。入院前に比べて、血糖値コントロールが、抜群に改善している。
以前のあれ(カロリー制限)は、いったい何だったんだ!!!
糖質制限食は、(制限)があるだけに、不自由なことは、間違いない。糖質を多く含む食事は避けるように言われている。米、小麦、イモ類などには、糖質が多く含まれている。お米、パン、うどん、そば、ピザ、パスタなどの食材は、基本的に NG だ。結果として、高たんぱく、高脂肪食に行き着くことになる。肉、魚、鶏肉や、チーズ、大豆製品などは、糖質が少ないので、 OK 。カロリーは、あまり気にしなくて良いというのは、ありがたい。
糖質制限食の欠点の一つは、コスト。米飯や麺類の関係する料理は、食費が安く抑えることができるが、糖質の少ない肉類や魚、チーズなど、食材にかかる経費は以前に比べて高くつくことだろう。
アメリカでは、異常な肥満が、大問題になっている。アメリカだけではない、 NZ でもスコットランドでも、そうだったが、 はち切れそうな 体形の現地人を何度も見かけたが、低所得層のファーストフードへの依存度が、半端ではないということだ。糖質の多いポテトチップスやハンバーガーなどの売り上げ増に反比例して、国民の健康度は、減退しているようだ。
アメリカでは、 低収入の人ほど、肥満が多いというデータが出ている。低収入の人ほど、高タンパクのものを食べれない(買えない)ので、 必然的に安価な炭水化物(糖質)の多いものを食べるようになり、結果的に肥満が増えている。
アメリカでは、肥満対策として、(肉や油などを控える)ような施策が、国を挙げて実施されてきたが、肥満の増加をくい止めることができなかった。
その失敗の原因は、(肥満=脂質・たんぱく質の摂りすぎ)という考え方であり、ようやく、この間違いに気が付いて、(肥満=糖質の摂りすぎ)という正しい考え方に立ち始めたところだ。
いかに「常識」が、いい加減なものか! よくわかるというものだ。
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