若者が、(自分の老後人生)を想像するのは、難しい。健康な肉体・精神を持つ自分の将来は、自分の手で切り開いていける・・・という自信があるからだ。
僕も、若いころは、自分の老後を考えることは無かった・・・いつまでも、この若い肉体・精神が、無限の可能性が・・・・・続くものだと思っていた。
健康な肉体・精神さえあれば、何とでもなる・・・右肩上がりの、僕たちの若いころは、未来は自分たちのモノで、自分たちが決めていくんだ・・・という(驕り=おごり)も、あったが、それも、あながち悪いものではなかったと、今では思う。
今の若者に比べると、僕たちの年代(団塊)では、人生に賭ける無限の可能性に、目をキラキラさせることができたのではないだろうか ?
しかし・・・・年月が経過する中で、やがて、近い未来(老後)を意識することが多くなる。意識させられることが多くなった・・・と言うほうが正解か。
多くの高齢の知人が亡くなっていく。(人生の後悔)を口にする周囲の人間が増えてきて・・・不安にさせられたり・・・若年知人も、ガンなどで、どんどん亡くなったり・・・
そして、(人生総括)を兼ねての 自分の(仕舞い方)を考えるようになっていく・・・・
今の僕自身がそうだ。 (後悔先に立たず)とは、よく言ったものだが、やり直しは利かないにしても、(総括)は、するべき、それが(けじめ)と言うものだろう・・・・
1,000 人には、 1,000 通りの人生があるが、どういう選択肢があったのか? どういう選択が、正解だったのか? それは、永遠にわからない・・・・・
結局、生けるもの全ては、火葬場で、灰にされて人生を終える。その葬儀が、華やかであろうと、この記事のように、とてつもなく寂しいものであろうと、その遺骨も、いつかは、間違いなく廃棄されて・・・・(土=つち)に還る。
我々が、存在したこともすべてが、忘れられて・・・・(無)の世界に飲み込まれる・・・・
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)
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ルポ 孤独死 公開: 2019/10/25 更新: 2019/11/17
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