百田尚樹氏の「土井たか子は売国奴だった」という発言は、言いすぎだと僕は思う。
個々の政治家には、多様な功罪があり、ひとことで評価するのは、容易ではない。
日本社会党や土井たか子氏の功罪も、また同じで、戦後の日本の政治に大きな関わりを持った組織や個人の評価は、いろいろと議論がある。
それを承知で、僕は、自身のこのブログの中で、土井たか子や福島瑞穂、辻元清美のダブルスタンダードを、僕なりに非難してきた。
リベラル政治家として、恥ずかしい言動が、僕には(許されない)言動に映ったのである。
拉致問題に関しての土井たか子氏の言動は、信じられないぐらい (犯罪的) だった。
それは、歴史的な事実として、今さら消すことができないので、間違いない。そして、その背景には、彼女の (社会主義幻想) がある。
「社会主義国が、拉致するはずがない」 と言うのは、あまりにも(幻想)に取りつかれた結果だが、当時の情報不足の日本では、
多くのリベラルたちは、多かれ少なかれ、(鉄のカーテンで守られた、隠蔽の多い『社会主義』)に、(洗脳)されていた。(もちろん、僕も同じ)
昔、土井たか子氏の日本社会党に、僕は相当長期間、末端党員として活動した事実があり、あの(山は動いた)マドンナブームの
参院選挙( 1989 年)では、リベラル躍進の一端を担ったという誇りすらあるのだ。
しかし、問題の多すぎる社会党には、多くの疑問も併せ持っていたのが現実で・・・社民党解体( 1996 年)を機に、戦線離脱したが・・・
人生総括にあたっては自己批判の日々でもある。
以上を踏まえたうえで・・・この百田尚樹氏の非難は・・・(僕的には悔しいが)相当、的を射ている・・・と言わざるをえない・・・
「過ちて改めざる、これを過ちと言う」・・・・・・
土井たか子や福島瑞穂、辻元清美たちリベラルの面々の真摯な自己批判が聞けない限り、彼らの再生は無い、再出発は無い・・・と言い続けてきた。
「人権」「自由」「民主主義」を叫ぶリベラルにあっては、「真摯な反省」「誠実な対応」こそが、再生への第一歩だと、今も確信している。
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)
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