とある日曜の夢

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Mar 12, 2006

テーマ：変な夢見ませんか？？(843)

カテゴリ：娘と私の常日頃

ソファでまどろむ日曜の午後･･･。そのまま眠りに落ち、妙な夢を見た。

電車の中、夢の中でも居眠りをしている私。ふと目を覚ますと「茅野駅」だ。一瞬あせったのだが、何かの間違いに違いない！という根拠のない確信のもと、落ち着き払って寝直す。

暫くして、再び目を覚まし駅を確認する。やばい！茅野よりも東京から遠くなった！今度はさすがに落ち着いてはいられず、次の「茅野○○センター」駅で慌てて下車した。○○の部分は覚えていない･･･

あぁ～、こんなに遠くまできちゃったんだから、もう 3 時を回っているに違いない、みんな心配しているだろうから、とにかく連絡しなくちゃ･･･と時計を見ると、駅の時計は 11 時 38 分を指している。電車に乗ってから 2 時間しか経っていない。2 時間で横浜から茅野なんてどう考えても無理。これはテレポーテーションに違いない。超能力体験だ！興奮した私は、とにかく会社にいるオグちゃんに連絡しようと公衆電話を求めて構内を歩き回る。

オグちゃん、びっくりするだろうなぁ･･･、金縛り体験を話したときのリアクションも期待通りだったもん。あー、早く驚かせたいわぁ。電話をしたら、まずこう言おう！
「ねぇ、オグちゃん、今、私どこにいると思う?」
「知らないですよ！そんなこと！(仕事が忙しくて苛立ち気味)」
「なんと、茅野よ！茅野」
「なんで、また･･･」唖然とするオグちゃん。
そこで私はかくかくしかじかと説明する。なんだかワクワクするわぁ！電車に乗っていた私が忽然と姿を消したんだから、もしかしたらちょっとした騒ぎになってるかも… とにかく早く電話をしなくっちゃ！

と、そこへ、ほうとう屋さんが私の目に飛び込んできた。駅の立ち食い蕎麦屋といった風ではなく、立派なたたずまいで情緒あふれている。そんな立派なほうとう屋がホームにあることにはいささかの疑問も感じず、そうだ、せっかく茅野に来たんだから "ほうとう" でも食べて帰ろう！と電話を探しながら思い決めた。

そのほうとう屋の隣りには美しい段飾りの雛人形が飾ってある。あまりの美しさに写真をとろうと携帯を向けると、人形がおもむろに居住まいを正した。一瞬ギョッとするも、いや、それよりも電話が先だわ！電話、電話！と引き続き公衆電話を探す。

そして、目が覚めた･･･

ふむ…何で "茅野" なんだろう。何で私は携帯を使って電話しなかったんだろう・・・妙な夢である。