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今日の『英雄たちの選択』は昭和7年5月15日に76歳で暗殺された第29代首相犬養毅さんの事だった。昭和6年12月13日に犬養内閣が発足したので就任5か月で凶弾に倒れてしまった。暗殺数日前のNHKの放送の肉声が残っていたが、それは満州攻略を続ける陸軍をけん制する目的があり、わが国はあくまで話し合いでもめ事を解決し、自ら攻撃を仕掛けることはしないと述べていた。中国の革命家孫文とは孫文が亡命中援助して極めて親しい関係だったので中国上層部に手紙を書き、満州問題は円満に解決するはずだったが、犬養の秘書官が中国からの了承の返書を故意に犬養に届けず、戦争は継続していた。 犬養は「話せば分かる」を信条としており、強権的侵略には反対していた。青年将校に取り囲まれ、鉄砲を突きつけられた時も「話せば分かる」と言ったが、問答無用と殺されてしまった。以後軍部の暴走は止まらず太平洋戦争に突き進んでいくことになるが、日本史の中で犬飼の死は大変大きな痛手であった。それにしても元首相の安部さんが暗殺されて大騒ぎになったが、現首相の犬養さんが首相官邸で暴漢どもに容易に暗殺されるとはその防備はどうなっていたのかと思う。犬養首相の信念は暴漢どもに封殺されたがその信念は人々の心に残っている。言論で平和を貫いてもらいたいと願っている。
2022.08.17
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チロリアンランプ(アブチロン) 十何年か前に南国三重県熊野市に住む友人が送ってくれたチロリアンランプである。今までも何度か冬の寒さで枯れかかったことがあるが、その都度妻が生き返らせて昨年まで何とか生き長らえてきたが昨年の寒さで枯れてしまい「今年はダメみたい」と妻も言っていたので遂に枯れてしまったかと思っていた。しかし昨日庭に出てみたら提灯みたいな花が一輪咲いていた。生きていたのである。嬉しかった。 今日は終戦記念日である。負けるべき戦争で無謀な戦争をしかけた軍部政権が悪いと常に言われ続けてきたが今日の新聞で国際政治学者の村井友秀さんが戦術を反省すべきであると述べていた。ガダルカナル島で陸軍の兵力を小出しにして結局全滅してしまったのが典型だが戦いの目的と作戦が不明確で結局最後には原爆を落とされ310万人もの命が奪われた。 今、日本は平和で戦争など起きるはずがないと安穏としているが、平和だったウクライナがロシアに攻められ大変な目に遇っている。ウクライナも戦術を誤ると犠牲者が増え、多大な損失を被ることになる。駆け引きと戦術が非常に重要になってくる。「先の大戦でも日本がもっと優れた作戦で有利に戦いを進め、妥協点を見つけて、ポツダム宣言より有利な条件で、休戦に持ちこむことだ出来たはずである。ベトナム戦争やイラク戦争、アフガンのタリバンとの戦いなどについて自分達とは関係ないからと無関心でいてはならない。戦争はあってはならないが、もし戦争が起こった場合には今までのいくつかの国際戦争での戦術を学んでおいて、77年前の無残な負け方はしないようにした方がよい」と述べていた。 日本は絶対に戦火に巻きもまれないという保証はない。 憲法によって日本が戦争を仕掛けることはないが、他国が攻めてこないとは限らない。駆け引きと戦術の研究は必要である。「備えあれば憂いなし」で先の大戦の、無様な大敗北のようなことにならないように平時から心掛けておく必要があると思われた。
2022.08.15
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大谷翔平はヒマワリだ岩手県奥州市出身で米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(28)が10日(現地時間9日)、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。投手として10勝、打者として25号本塁打で二刀流としてはベーブルース以来ですごいことだが、試合後大谷は「たまたま両方していた選手が少なかったからで、片方ずつ見れば平凡な記録かも知れない」と述べていたが、冷静で的確なコメントだと思った。10勝、25号ホームランを片方ずつ取り上げれば平凡な記録かも知れないが、投手と打者両方していて10勝と10号以上はすごいことだと思う。今後も大記録目指して頑張ってもらいたいと思う。
2022.08.11
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今日の衛星放送「英雄たちの選択」再放送は第5代将軍徳川綱吉の『生類憐みの令』であった。綱吉が死ぬまでの約20年間続けられたこの法律は庶民を苦しめた稀代の悪法として位置づけられてきたが、番組では捨て子禁止、病人や障害者保護、民は国の宝として尊重せよなど博愛政治の先駆けとしてとらえて行く必要があるとしていた。 問題は「百姓などを身分にかかわらず大事にしなさい」と言うだけでなく、生きとし生きる全ての生物の殺生を禁じ、それに違反した人は罰っせられたことである。犬が増えすぎて人に危害を加える様になったら犬の保護センターを各所に造り幕府の金で養育し、蠅や蚊などについても命あるものについては粗末にしてはならないとのお達しなので、たまったものではなかった。魚や鳥なども捕ったり食べたりしたら罰せられた。将軍は頭がおかしいのではないかと思われたが、天下人であり、国で最も権力のある人の発令なので逆らうことは出来なかった。アルベルト・シュバイツアも生命への畏敬を唱え、あらゆる生物の生命を尊重し、無益な殺生をすべきではないと発言しているが、為政者ではないので社会に対する悪影響ななく、むしろ人々の心に生命の灯をともして社会に良い影響を与えた。綱吉の場合は自分があらゆる生物の生命を大事にするだけでなく、国民にもそれを強要したことに問題があった。生類を憐れむことはよいが生類が主人で人間が従のような形になってしまったのが問題だと思う。その優しい心は尊いが、政治家としては問題があったと出演者達が言っていたが私もそう思った。これが20年間も続いたという事は忖度政治の極みだったからだとのことで、時代を超えて忖度政治は庶民にとって悪い方向に行くものだと思った。
2022.08.10
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今朝方、65才のパーキンソン病の方がお亡くなりになられた。2年位前まではほぼ普通に暮らしていたが1年位前から急激に悪化して食べたり飲んだり出来なくなり、胃瘻造設しても栄養流動液が逆流してしまい、首の静脈から点滴しても血液内にばい菌が入って敗血症を起してしまい重篤な状態が続いていた。毎日回診していたがこちらから挨拶しても全く反応のない状態だった。救われたのはそれほど苦痛様でなく、安らかに寝ているような感じで経過していた。今朝お亡くなりになる時も大きな苦痛の訴えはなく、静かに息を引き取った。数か月前から「パーキンソン病が進行した状態で脳梗塞や認知症も合併しており、いつお亡くなりになるか分からない状態です」とご主人にお話ししていたがご主人は「つい2年位前までは普通に暮らしていたのに死がま近いことは信じられないです。この医学が進歩した時代に何とか助ける方法はないですか?」といつも聞かれ、「M子が死んでどこかに行ってしまうことは信じられません」とずっと言い続けていて死ぬことになることを受け入れることが出来なかった。週2回遠くからリモート面接に通い、婦長の許可で偶に感染対策をした上で直接面会もしていた。ご主人との面会の時は我々には殆ど不可能だった意志の疎通が出来たとおっしゃっていた。本日絶対信じることが出来なかった最愛の奥さんの死が本当に来てしまった。旦那さんのお気持ちを考えると何ともやるせないが、願いと現実は違うので現実を受け入れて喪に服しながらも新たな気持ちで新しい一歩を歩んで頂きたいと願っている。
2022.08.08
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今朝BSプレミアム・ヒューマンサイエンス「老化を治療する」の再放送を観た。ワシントン大の今井眞一郎教授は老化予防にはサーチュインと言う酵素が関係していることを発見した。そのサーチュイン酵素を増やす方法は満腹の7割食べるようにする。つまり食べ過ぎないようにすることであるとのことだった。私の妻はこれでもかこれでもかとおかずを作り量も山盛り作るのでいつも「多すぎる」と言うのだが「残せばいいのです」と聞いてくれない。今朝はこの番組を一緒に観ていたので少しでも分かってくれるといいのだが果たしてどうなるか分からない。サーチュインを増やす方法にはこの食事を減らす方法の他に脂肪細胞で合成されたeNAMPTという酵素を注射すると視床下部に届けられてNADが合成されてこれがサーチュインを活性化して若返りを起こすという。物質を注射するなど面倒な方法だが画面で見ているとNADを注射されたマウスは活発に運動していた。何かを注射するなどの面倒なことをしなくても運動することによってサーチュインが活性化されることが推察された。要するに腹7割と運動が老化予防の決め手ではないかと思われた。番組ではそれに続いて年を取らないハダカデバネズミの話と100歳以上のセンチュリアンの話、老化はなぜ起こるかの話があって最後にハーバード大のシンクレア教授が神経細胞にiPS細胞を作る時に注入する4つの遺伝子の内の3つの遺伝子を注入したら視力が若返った成果を示しこの方法で若返りのヒントが得られたとしていた。老化はなぜ起こるかについては年齢と共に細胞分裂が減ってきてあまり細胞分裂しない老化細胞が増えてくるからとしていたが、老化細胞が増えるのは発がんの可能性を減らすことで必ずしも悪いことではないとしていた。今日の番組で印象に残ったのは老化予防には食事7割と運動だが、妻が分かってくれたか心配である。
2022.08.06
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人は幸せと不幸の間で生きている。幸せには大きな幸せからごく小さな幸せまである。不幸にも大きな不幸と小さな不幸がある。幸せを満喫している時に不幸に襲われることがあり、その逆の場合もある。更に時間的目で見ると目先の幸せと将来の幸せがある。同様に不幸にも目先の不幸と将来の不幸がある。幸福と不幸は混在しており、時間的にも今は不幸の方が大きいが将来は幸福の方が大きいという場合もある。「金があることだけが幸せではない」とよく言われるが、殆どの物は金で買えるので幸福だって金で買えることがある。しかし金で買えないものもあり、自分に関心を引こうとして大金を使った場合に、なびいてくれる場合もあるが、その金の使い方によっては却って反発を受ける場合もある。しかし便宜上金を幸せのバロメーターとするなら沢山金を持っていた方が幸せで将来も金が貯まっていた方が幸福で、その反対が不幸だと思う。しかし幸せの大小、お金の大小を感ずるのは個人である。何億円持っていても少ないと感じているケースもあれば、月々数万円でも満足で十分楽しく暮らしているケースもある。要するに幸せか否かはその人の心の持ち方のように思える。自由時間がいっぱいある人は幸せだなと思うが、少ない自由時間でも有意義に使って楽しく暮らしている人もいる。嫌な事ばかり重なって不幸だと思っている人がいたとして、その間に小さな幸せがまいこむことがある。嬉しいものだ。この世には様々な大きさの幸福と不幸が混在している。大きな幸せは滅多にめぐってこないものなので、不幸だ、辛いと思っている中に小さな幸福が舞い込んできたら、気持ちを切り替えてその幸せに浸ろうではないか。
2022.08.05
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今夜の試合で巨人が阪神戦3連敗を免れ2年目の山崎伊織投手や中田一塁手の活躍などで7対ゼロで快勝した。阪神は2回裏に今シーズンから加入した投手ウイルカーソンが4連続安打をあびて5失点でマウンドをおり、その後巨人2年目の山崎伊織投手に8回まで3安打無失点に抑えられ完敗した。巨人は大半の選手がコロナに感染し、今まで連敗が続いてきただけに久々のすがすがしい勝利に安堵したことと思う。明日からの試合に弾みが付くかも知れない。それにしても阪神は2回裏の5失点が大きい。今シーズンは今夜の阪神に限らず各チームとも1イニング5点、6点、8点など大量失点することが多い。それも試合が始まって早いイニングが多い。先発のエースが突然崩れるからだと思うが何んとか防ぐ方法はないものであろうか?監督もエースなので中々投手を変えることが出来ず、あれよあれよという間に連打を浴びて大量失点してしまう。これは投手だけの問題でなく捕手との連携の中で冷静さを失ってしまった結果だと思う。吸い込まれるように早投げして連打を浴び、さらに平常心を失ってしまって、また連打を浴びるのだと思う。今夜は4連打を浴びてこのような結果になってしまったが2連打を浴びた段階で捕手が投手の所にいって落ち着かせることが大切だと思う。また監督もエースだからの固定観念は捨てて2連打されたら交代を考えた方がいい。そのままいったら3連打、4連打と続いてしまうものだ。今夜の試合では最初の適時打を打った中田の功績が大きい。点が入ると投手も捕手も動揺してしまうものだ。中田を抑えてそのまま点が入らなかったらウイルカーソンもその後も投げられたかも知れない。人間誰でも冷静さを失い動揺することがある。監督は投手の心理をよく理解して、適切な所で交代させてやり、大量失点という無様な姿をさらさないように配慮してやることが大切だと思う。
2022.08.04
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今朝の新聞にコロナの政府分化会会長尾身茂氏がコロナの全数把握を段階的に中止することを提言した記事が載っていた。オミクロン株の特徴に合わせて、柔軟かつ効率的な保健医療体制への移行、保健所が濃厚接触者を特定しない事の容認なども提言した。一方日本感染症学会及び関連学会は昨日(8/2)救急車利用や発熱外来受診の目安を示した。オミクロン株に感染した症状の多くは4日程度で軽くなる。重症化する人は数千人に一人程度だが、発熱(37.5度以上)が4日以上続く場合や水が飲めないなど症状が重い場合は受診が必要である。救急車を呼ぶ必要がある症状は顔色が明らかに悪い、息が荒くなった、座らないと息が出来ない状態などをあげていた。提言はコロナを今までのように特別扱いしないで通常の医療の中で扱うようにしていくべきだとするものである。感染しても重症者以外は入院せず自宅で療養する。保健所は濃厚接触者を追わず、外出自粛を要請しない。感染者も公共交通機関で移動できる等とするもので、一見自由に見えるが周囲に感染を広げないように国民一人一人に主体的な感染予防行動が求められる。旅行禁止その他様々な制約で極めて不自由な生活を求められてきたが、現在の感染状況をみるとそれは不合理で、もっとのびのびと生活してよいのだというメッセージが込められている。3年前コロナ発生直後は多くの人が亡くなり、恐れられてきたが、ウイルスが次第に弱毒化したものに変異してきて感染しても滅多に重症化しない状況になり、新たな対応を模索し始めたのだと思う。
2022.08.03
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カイズカイブキ 先日植木屋さんが来て剪定してくれた。植木屋さんが言うには混み過ぎているので一本おきに切り倒した方がよいとのことでそれをお願いした。これは我が家を建てた時妻方の義兄(野菜を見てくれるのは自分方の義兄)がその友人と苗を買ってきて35年位前に植えてくれたものである。義兄に「せっかく植えて頂いた木ですが一本おきに切ってもらうことにしました」と言ったら「大きくなり過ぎましたからね」と反対はしなかった。今コロナが爆発的に広がっており何時誰が何処で感染するか分からない。今朝いつもの様に回診しようとしたらこの階は病棟閉鎖です。防御服を着て入って下さいと言われた。この階に出入りしていた理学療法士がコロナ陽性とでたからですとのことだった。別の階では他の病院から転院してきたコロナ陽性患者さんが2日位同室にいたということでその部屋への入室禁止になっていた。幸い今の所同室患者さんからは陽性者は出ていないが濃厚接触者ということで明日迄隔離部屋にしてあるとのことだった。今コロナは2類感染症として一例一例報告する義務があり、入院や隔離などの規制があり、緊急事態宣言の対象になったりする。5類に引き下げた場合インフルエンザと同様一例一例報告する義務はなくなり重症者だけの報告でもよくなる。岸田首相は7/17の記者会見で5類引き下げはまだ時期が早いとの見解を示したが、もう暫く2類で対応した方がよいと思われる。感染症はエボラ出血熱や痘瘡等の1類と結核、ジフテリア、鳥インフルエンザ、新型コロナなどの2類、コレラや赤痢などの3類、A型肝炎、黄熱、狂犬病、サル痘、日本脳炎などの4類、アメーバ赤痢、急性脳炎、ウイルス性肝炎,水痘、梅毒、風疹、麻疹、インフルエンザなどの5類に分かれている。現在新型コロナは2類に分類されているが重症化率が低いことから5類に分類しても良いのではないかとの意見が出されている。分類によって国の関わり方や規制の重さが変わってくるが、完全に収まるまでは2類として国に関わってもらいたいと思う。
2022.08.02
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今日の新聞に瀬戸内寂聴さんの本の広告で「人は愛するために生まれてきたのです」と書いてあった。古今東西人はなんの為に生まれてきたのかが論じられてきた。自分がこの世に生まれることを願って生まれてきたことが分かっている人もいるようだが殆どは願わなかったが生まれてきたと思っている。そのような人に「何のために生まれてきたのですか」と尋ねても答えに窮するのではないかと思う。しかし瀬戸内寂聴さんは「人というものは愛するために生まれてきたのですよ」と自信を持って答えていた。ある人は「楽しむために生まれてきた」というかも知れない。ある人は金持ちになるため、有名になるため、子孫を残し育てるため、人のために尽くすため生まれてきたと思っている。それぞれの人はその出生環境や人生体験を通じて何のために生まれてきたのかの答えは漠然と掴んでいるのではないかと思う。総理大臣になるため、野球選手になるために生まれてきたと思っている人もいるかもしれない。生まれてきた目的は人によってそれぞれ違うのだと思う。しばらく我が家にいて7/26にアメリカに帰った孫が「おじいちゃんはピアノの練習すごく努力していた」と言っていたとのことだが、私がもし「何のために生まれてきたか」と聞かれたら「努力するため」と答えるかもしれないと思った。「そんなの詰らないではないか、恋をするためとか、楽しむためとか、人々の幸せに役立つため、信念を貫くため、等もっとカッコ良い生まれてきた理由はないのかね?」と聞かれるかもしれない。人生に対する価値観は10人いれば10人違うと思う。それぞれの人がそれぞれの目的をもって生きるのが大切で自分なりの目標を持って生きるのが良いと思われる
2022.08.01
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7/3に行われたピアノリサイタルで上がってしまって何もわからなくなり、殆ど何も弾けずに恥ずかしさで縮み上がって舞台を下りなくてはならなかった無念さ、やるせなさは口では言えないほどつらかった。月に一回のレッスンなので本日が発表会後の初めてのレッスンだった。発表者は私を含めて全員で19名、その内小学生が14人、中学生が4人、大人(老人)は一人だった。小学生が上がってしまって立ち往生するなら兎も角、大人が立ち往生してしまい、面目なくて穴があったら入りたかった。先生にも恥をかかせてしまいさぞかし辛い思いをしているだろうと思った。本日、先生は発表会の事は何も言わずいつもと同じように迎えてくれた。恐らく私が凄く落ち込んでいるだろうと心配なさって下さっておられたと思うので努めて明るくふるまった。そして発表会で失敗した曲「おもちゃの交響曲」と以前習った曲「トロイカ」を弾かせて頂き、自分ながら落ち着いて力強く弾けたと思う。先生は「よく響いていましたよ」と褒めて下さった。発表会での失敗が帳消しになった訳ではないが、私も、先生もわだかまりが溶けてリベンジ出来たと思う。次に習う曲の選定に入り先生が何曲か弾いて下さった。次の曲はモーツアルトのトルコ行進曲かパッヘルベルのカノンになりそうである。みっちり練習して今回の発表会のようなことにならないように頑張ろうと思う。
2022.07.31
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日曜日朝6時35分からの俳句番組「歳時記食堂」を観た。夏ミカンやドジョウなど食材に関する俳句の解説があった。芥川龍之介のドジョウ鍋についての句もあった。芥川龍之介は小説家として有名だが幼い時から俳句を詠み「青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか」等の句1000句以上あるという。お金持ちの家に育ったらしく当時としては珍しい動画:少年時代の木登りや結婚してからの子供と遊ぶ動画が紹介されていた。男女2人の子供と語らう煙草をふかす芥川が動画で写されており、幸せそうに見えるが、それから数か月後自ら命を絶った。そんな昔の動画が良く残っていたものだと思った。感銘を受けた句は”○○○○○「あなたのは」いうさくらんぼ”でこれは一般の人の句で上の句を忘れてしまったが、その意味についてゲストの面々はおのろけの句でサクランボを分けるに際しあなたのはどれですか?といちゃついている句と感想を述べていたがその後作者が画面に登場し、その情景を話してくれた。実は奥さんは認知症で同じことを何度も言ったり、逆らったりするので暴力を振るうこともあった。サクランボを食べる時でもあなたのはどれと繰り返してイライラすることがあったが、「自分だけ食べては悪い、貴方のはどれ?」と自分を気遣ってくれてることに気付いて涙が出たという句だという事が分かった。私も感銘した句なので忘れるはずがないと思っていたがいざ書き始めてみたら上の句が出てこない。認知症の始まりだと思うが悲しいことだ。「今日もまた」なのか「懐かしの」なのかさっぱり思い浮かばない。申し訳ありません。それにしても夫婦愛を示す良い句だと思った。二人とも健康ならいいがどちらかが何らかの病気や認知症の時はそれを介護する人は大変だと思う。その気持ちを俳句に詠まれたのだと思うが人の心を打つ。世の中には様々な人が様々な状況の中で生活しており、中には大事件を起こす人もいる。辛い日々の生活を俳句なり、短歌、詩、などで表すのは気分を紛らわすのによい事ではないかと思った。
2022.07.31
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本日昼のテレビで今流行っているのはオミクロン株BA5で感染力が強く、感染者数が爆発的に増加しているが「重症者や死亡者数は少ないので行動制限を加える必要はない」「海外からの渡航者については国内で既にこれだけ増えているのだから今更厳重に隔離等する必要はない」「ポルトガルでBA5による感染拡大が1.5か月前にあったが今は減少しつつあり、日本でもその流れになる可能性がありこの第7波で収束に向かうのではないか」「6月にインドで発見されたケンタウロス(BA2.75)株が既に日本にも入ってきている。感染力はBA5の3倍だが重症化率は高くないようだ」等の話があった。ケンタウロスは恐らくBA5に置き換わりさらに感染が増えると思われるが、行動制限の必要はないと思われる。ケンタウロスもオミクロン株の系列なのでオミクロン株の流れから考えると潜伏期は2-3日。殆ど無症状だが症状が出るとすれば7日以内に発症する。発症したら直ちにかかりつけ医か保健所に連絡する。地域によってはコロナ110番があるのでそこに連絡して指示を仰ぐのが良いと思われる。
2022.07.30
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各業界には研究会や学会があって専門的な知識を集約してその業界の発展に寄与している。医学会にも何十という学会があり、私も消化器系の学会10個以上に所属していた。会費は1学会1万~1万5千円なので合計学会費10万円以上を支払ってきた。最近は高齢になったので、いくつかの学会を退会したがそれでも日本内科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器がん検診学会、日本医師会などに所属している。学会に入っているメリットは紙の学雑誌または電子学会誌で最新の医学知識が得られることと、年に1-2回開かれる学会参加の楽しみがあった。会場は大体東京、大阪、神戸、京都が多いが偶に北海道や九州など地方で開催されることもあり、学会で知識を吸収しながら旅行の楽しみもあった。しかしここ3年間はコロナの影響で殆どの学会は中止になってしまった。代わりに家にいながらのリモート学会は開催されてきたが直接学会場に参加するのとは少し違う。交通費が掛からなくなっていいとか自分の関心がある部門だけオンラインで聴けばよいので無駄が省ける。今までは数日間病院や診療所を休まなければならなかったが休まなくてよくなって救われたなどオンライン称賛の声も聞こえるが学会をだしに旅行を楽しんでいた人達にとっては寂しい限りである。新型コロナはあらゆることに苦渋を与えてきた。当院も陽性者がでて隔離やPCR検査などで大わらわである。一刻も早い収束を望むが新型コロナ学会(COVID 19学会)も直接開催できないでオンライン学会である。直接でもオンラインでもどちらでもよいので意見を戦わせてCOVID 19を早く退治してもらいたいと切に願うばかりである。
2022.07.29
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今も庭の片隅に咲いている多彩色のバラ:モーリスユトリロ2006年に京大山中伸弥教授らは世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成に成功し、皮膚細胞などに4つの遺伝子を注入することによって体のあらゆる組織に分化することができる万能細胞が作れることを実証し難病と言われる病気治療に大きな光明を投げかけた。網膜を再生したり、脊髄損傷をiPS細胞で置き換えて治したり、アルツハイマー認知症やパーキンソン病などで脳内に足りなくなった組織を再生して認知症やパーキンソン病が治る期待が膨らんだ。しかしがん細胞にも分化する可能性があり、それらをクリアしなければならず実用化はそれほど簡単ではなかった。iPS細胞発明から16年たった2022年1月時点で京都大学で予定していた7名のパーキンソン病患者にiPS細胞から作ったドーパミン産生細胞の移植が完了した。米国では2021年より移植の治験が開始されており、ヨーロッパでも本年から移植治験が開始される予定である。日本に約16万人の患者がいるとされる本病がiPS細胞を使って治る時代が一日も早く到来することを願っている。理論的には今まで不治と言われていたアルツハイマー型認知症もiPS細胞を使って治すことができると言われている。研究者達の努力でその時代が少しでも早く到来することを願っている。
2022.07.26
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大相撲名古屋場所は逸ノ城優勝で幕を閉じた。カド番大関正代は勝ち越して10勝5敗の好成績で大関の地位を守った。解説者の北の富士さんは大関陥落間違いないと予想していただけにそれが外れて「面目ない、解説者の資格がない、会わせる顔がない」などとしきりに恐縮していたが1勝4敗の段階で解説者に限らず殆どすべての人が負け越して大関陥落は間違いないと思っていたと思う。所がである。6日目から人が変ったように7連勝して8勝をあげてカド番を脱して10勝もしたのである。本人も1勝4敗の段階で「8勝は無理だ、大関陥落やむなし」と思っていたと思われるが6日目から人が変ってしまった。いままでカド番を脱したとしても8勝がやっとで大関としての気概も意地もなく今回大関陥落して再度大関に戻るのは極めて困難で平幕力士として終わるのではないかとみられていたが6日目から大変身したのである。これなら大関の地位を維持して横網も狙えるかも知れないと見方が変ってきた。体力や技術がそう簡単に変わるものではない。心構えや気力が変ったのだと思う。表情をみていてもおっとりしていてしかも自信が無さそうで勝負の世界で生きていけるとはとても思えなかった。しかし勝ちだしてからの表情は内に秘めたる闘志が感じられ自信も見えるようになってきた。何が彼を変えたのか分からないが、どんなにだめだと思われた人でも人間というものは変われるものだと思った。来場所以後正代から目が離せない。
2022.07.25
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ムラサキバレンギク安倍氏の国葬について松野官房長官は「国の儀式として行うもので国民に政治的評価や喪に服することを求めるものではない」「9月27日は火曜日だが休日とすることは考えていない」との談話を発表した。適切なコメントだと思った。戦後の首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来2例目だが当時と今回の場合はかなり違うと思う。吉田氏の場合は政治的評価の強要や国民に喪に服することを暗に求める意図が感じられたが今回の場合はテロに命を奪われた元首相に対して警護体制の不備など国の責任もあり、国として悔恨とお詫びの気持ちがこめらているのだと思われる。国民の一人としてもお詫び申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げる。昨日の新聞のフロントランナーに訪問診療医の田代和馬さん(32才)が紹介されていた。東京大森駅近くの「ひなた在宅クリニック山王」の院長である。どんな患者さんも断らないをモットーにしており自分の身を粉にして働いている。ある時ゴミが天井までうず高くたまっている家を往診した時、インコがいないので「インコどうしたの?」と聞いたら「ネズミに食われたよ!」宮崎県出身の九州なまりで会話をしながら手早く処置を行う。「このような貧乏な家庭の往診を断る医者もいるけれど自分もすごく貧乏な出なので全然平気なんですよ」、昨年8月コロナ第5波の3連休前の8月6日保健所から「コロナで自宅で辛い思いをしている人がいます。診てもらえますか?」「うちはどんな患者さんも断りませんので診ましょう」と引き受けたらその日は3人だったが翌日は一気に30人に増えた。かなり大変だったが全力で対応したとのことである。その一方でその周辺の病院では100床以上空いているのに受け入れてくれなかった。コロナをいたずらに恐れたり自分の専門診療科以外の患者は診られませんと断られていた。コロナ患者の家には医師しか入れないので診察して、汚物のついたシーツを取り換えたり、ベッド周囲をできるだけ掃除したりする作業を一人で行ったとのことである。なぜこんなことが出来たのであろうか?3歳の時両親が離婚して非課税家庭の母子家庭で育ち、貧乏のどん底を味わってきたので貧乏とか人の苦しみがよく分かり、少しでもお役に立ちたいという気持ちが働いているのだと思われた。貧乏育ちでも今に見ていろと大金持ちになり、貧乏な人達から搾取しているケースもあるのに立派な若者だなと思った。
2022.07.24
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安倍元首相の国葬が9月27日に行われることが決まった。昨日テレビで永田町の首相官邸前で国葬反対のビラやプラカードを持った人たちのデモの様子が映されていた。明確な規定もないまま盟友が凶弾に倒れたショックで岸田首相がいち早く国葬を提言して昨日閣議決定された。安倍元首相の業績については賛否両論があり、特に政権末期の森友学園・加計学園問題、桜を観る会の費用負担問題など見方によっては小さな問題かもしれないが明確な説明責任を果たしておらず多くの国民から顰蹙を買った。他の功績に比べれば小さな問題だとの意見もあったが大きな問題、小さな問題にかかわらず問題に対処する姿勢にはその人の人間性が現れるものである。そのような元総理が国葬に値するであろうかの批判は当然あってしかるべきだと思う。しかし誰れでも自分を顧みてよく分かっているが全てを兼ね備えた人間はいないことを自覚している。安倍元総理については8年に渡る長期政権の中で外交、内政に尽くした功績は大きく、ましてや今回はテロによって非業な死を遂げた。今回の国葬決定はテロを憎み、テロに屈しないという意思表示の意味合いが強いのではないかと思う。一般に人が亡くなったった場合「いい人だった」で総括され、悪い点は過小評価されてあえてそれを口にする人は常識のない人と思われた。安倍元首相は公人である。業績にはよい事と悪いことがあった。正しく評価して後世に残していくことが公人としての故人を敬い感謝していく弔いの方法と考える。
2022.07.23
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感染力の強いオミクロン株BA5の出現で世界中で感染者が急増している。日本でもその例にもれずPCR陽性者が爆発的に増えており、野球界ではヤクルトに続いて他球団でも増えており巨人も60人以上陽性で本日からの中日との3連戦は中止になってしまったが、相撲界でも陽性者が激増している。集団免疫の考え方からすると一般的には感染者が5~60%を超えたら収束すると言われているが、新型コロナではそれもまだはっきりしていない。感染爆発でどこの職場も戦々恐々の状態だと思う。我々の病院でも同じことで注意していれば感染しないと言う保証はなく、大変つらい時節である。個人的にも気分が落ち込んでしまう。このような時にはどのように生き抜いたら良いのであろうか。人生はコロナだけでなくその他にも様々な心配事や恐れなどがある。今朝新聞を広げてみたら「自分の偏桃体に感謝するだけで人生が変わる」と言う本の広告が載っていた。霊能者と脳外科医の共著とのことだった。何やら宗教臭いが宗教だと献金というお金が必要になってくるが、この本ではお金は要求しないで自分の名前を唱えて○○さんに感謝するもしくは○○さんの偏桃体ありがとうと一日数度言えばよいとのことだった。偏桃体というのは両側頭葉の内側に海馬に隣接して存在しており、1.5センチ位の大きさで恐怖や不安を感ずる部分である。その偏桃体に「ありがとう」と言えとのことだが不安を感ずる器官に「ありがとう」と言えば不安がなくなる理由はよく分からないが、それを実践体験した人が「それで不安が消失して幸せになった」と何人も感想を述べているので効果があるのかもしれない。不安や恐怖ばかり感じていたらお隣の海馬を萎縮させてしまい不幸になったり認知症になったりしてしまうが偏桃体に「ありがとう」と言って過度の緊張や不安を起させないようにすることでその人を幸せな人生に導くのかも知れない。それでコロナの蔓延状態やその他の災難が消えるわけではないが、自分の考え方が変り、不安や恐怖にばかり駆られていないたくましい生き方が出来る人間に変わるのかもしれない。私も「楽天星さんの偏桃体さんありがとう」の偏桃体を省略して「楽天星さんありがとう」と一日数回唱えてみようかなと思った。
2022.07.22
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庭先の畑に実った西瓜、2個実っていた安倍元首相を狙撃した犯人は「父親が自殺した後母親が某宗教にのめり込み1億円以上のお金を献金し家庭崩壊した。お陰で自分は惨めな高校生活を送り大学へも進学できず母親にそのような献金をさせたその宗教をずっと恨んでいた。その宗教を創始した一族を殺そうとしたが果たせずその宗教のシンパで影響力のある安倍氏を殺害した」と供述している。世界には無数の宗教があり、日本だけでも約18万の宗教があるといわれているがそのほとんどは大なり小なり献金を求めている。人には願い事がある。その願いを何とか叶えたいと思って宗教に入るが入っただけでは功徳はない。熱心にご本尊に祈り献金したり入会を勧誘したりする活動をすることによって功徳があり願いが叶うと指導される。献金額は多いほど功徳も大きい。犯人の母親は夫に自殺されてぽっかり空いた心の空洞を埋めようと必死で宗教活動を行い、献金して自分も家族も救わると信じてきた。しかし現実には家庭は崩壊し、子供を殺人犯にしてしまった。勧誘活動を熱心に行い献金を続ければ本当に幸せになれるのであろうか。宗教にはそれぞれの教義があり、一概に論ずることは出来ないが、献金を沢山すればご利益があるというのは教団には都合が良いがご本人はそれだけ持ち金が少なくなりご利益があるとはいえないのではないか。それならどうしたらよいか?お金を沢山納めれば幸せになれるという安易な方法はないことをまず認識すべきだと思う。宗教は自分の願い事を叶えてくれるだけでなく社会や世界を幸せにしてくれる教えか否かをよく考える必要があると思う。自分の病気を治してもらいたい一心で入信することも多いが、病気の原因については様々な要因があり、信仰するだけで治るほど簡単なものではない。信仰する場合はその教義をよく勉強し、自分と家族と社会が幸せになるものかどうかよく考えることが大切だと思う。多くの宗教では幸せになる道としてご本尊さんを信じ、感謝することが大切だと教えている。感謝が献金につながる場合もあるかも知れないが、自分の身に合った額にすべきで家族を不幸にするような額であったり不法に稼いだお金であってはならないと思う。この機会に宗教の取捨選別が行われたらと願う。
2022.07.19
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庭の西洋芙蓉(アメリカフヨウ)大相撲が始まり、誰が優勝するかへの関心が第一だがそれと同じくらいカド番大関正代と御嶽海が勝ち越して大関を守れるかへの関心も強かった。御嶽海はコロナ濃厚接触者という事で早々休場になりカド番は来場所に持ち越された。正代は何度もカド番を繰り返しており、今場所どうなるか大いに気にし何とか勝ち越して大関に残れるように期待していた。所が初日から平幕になすすべもなく3連敗、4日目には勝ったが5日目も平幕に負けた。この時点で勝ち越すために8勝するのは難しく大関陥落はほぼ間違いないなと思った。所がである。その翌日大栄翔に勝ち、その翌日は全勝で来ていて今まで正代が殆ど勝てなかった逸ノ城に勝ったのである。逸ノ城は今場所充実していて横綱照ノ富士も破った力士で正代など問題にならないだろうと予想されていたがその予想に反して正代が勝ったのである。そして昨日は苦手玉鷲を下して4勝4敗になったのである。これから横綱、大関、関脇などの役力士とあたるのであと4勝するのは並大抵ではないが、ここ数日の試合をみているともしかしたらという期待が膨らんできた。大方の見方は「正代は実力がないのだから大関を陥落して一から出直すべきである」だったが眠れる正代が目を覚ましかけてきたのである。自分でも殆ど諦めていたと思うが希望が見えてきたのである。がんばって駄目だったら仕方ないがぎりぎりまで粘って大関の地位を守ってもらいたいと願っている。野球では正代と同じように苦しんでいるのが投打がかみ合わず5連敗して2位から5位に転落してしまった巨人と一度は史上最速のマジックを出しながら高津監督以下主要選手が新型コロナで出場できずに2軍選手が主体で5連敗してマジックも消失してどこまで連敗して落ちて行くか分からない危機にあるヤクルトである。その両チームが今夜神宮で対戦する。巨人の先発はエース菅野である。ヤクルトは41歳の石川である。ヤクルトの得点力は村上がいても殆どゼロに近い。石川が強力な巨人打線を最少点に抑えて試合を作れるかどうかが課題だが、私の予想ではヤクルト2軍のような選手団は菅野を打てずに石川は巨人打線に粉砕されて大差で巨人が勝つのではないかと思う。でも相撲の正代のようなこともある。両チームとも5連敗で最悪の状態にあるが、その連敗地獄を抜け出すために両チームとも奮起してもらいたいと思う。
2022.07.18
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過ぎし50年を振り返っているところ昨日我が家に来てくれたチワワと混血のトイプードル滋賀県在住の息子家族とアメリカ在住の娘家族が甲府市内の和食店で我々の金婚式を祝ってくれた。有難いことだ。アメリカからの13歳の少年が面白い話を次から次にしてくれたりして場が盛り上がり楽しかった。ご馳走が次から次に運ばれてきたが半分も食べられず食欲がないのは辛いことだと思った。受け持ち患者さんをみていると90才以上でもよく食べる人もいる一方、70才台、80歳台でも食欲がなく食べられなくなってしまう人もいる。そういう人は大体寿命が尽きるのが近い。食べられなくなったらいよいよ近いという印象を持っている。消化剤や食欲が出る薬などを処方してみるがあまり効果がない。寿命なのだと思う。私達も今まで無事50年間連れ添うことが出来たがこれからは食欲のないこと等を考えると寿命のことを考える必要があると思われた。それと同時に体操や運動など食欲のでそうなことにも極力挑戦してみようと思う。健康診断も受けてみようかなとも思っている。滋賀県からはチワワと混血のトイプードルの「マル」が一緒に遠路来てくれた。以前はトイプードルの「コロ」を飼っていて年に1~2回山梨にもきてくれた。人懐こくてよく吠えて特に息子にまとわりつく様子や息子が出かける時の寂しそうな様子、帰ってきた時は飛び跳ねて全身で喜びを表す姿が印象的で目に焼き付いている。その犬が今から2年位前に7才で前足の付け根の所に出来たがんのために亡くなってしまった。ご家族の悲しみいくばくかと思うが、私もその悲しみから中々抜け出せなかった。今度の新しい犬「マル」を見てもどうしても「コロ」を思い出し比較してしまった。今度の犬はおとなしくて賢こそうだがコロのような強烈な印象はない。今回は初対面だったがこれから年ごとの付き合いの中で次第にコロに対すると同じような感情が湧いてくるのだろうと思う。滋賀の彼らは土曜日に来て今日日曜日に帰って行った。アメリカからの客人はもうしばらくいて7/26にアメリカに帰る予定である。今までの50年は充実していたがこれからはどうなるか分からない。精々健康に気を付けて1日でも有意義に暮らせたらと思っている。
2022.07.17
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13日の巨人阪神戦で3対ゼロとリードされていた巨人が2回の裏に一塁中田がボールをハンブルして1点追加されてしまい巨人の原監督は中田を増田に変えてしまった。増田はいい選手なので使うのはよいことだがそのタイミングが悪かった。中田がエラーしたので変えられたと殆どの人が思ったと思う。中田は守備の名手で今迄私が観ていた試合では何度も難しいボールを超美技でさばいてチームを救っていた。その中田をたった一度のミスで交代してしまった。中田の心中はいかばかりだったであろうか?ミスして一点入ってしまったことが原監督の怒りに触れたのだと思うが、選手はプライドを傷つけられ、原監督を恨むかもしれない。チーム一丸となって12.5ゲームを覆して優勝するにはメイクドラマ、メイクミラクルを実現しなければならない。それには選手とコーチ、監督の心が一つになっていなければ難しい。これではエラーを恐れて選手達は却って緊張してしまいエラーが増えるかも知れない。中田選手はこのところホームランもでるし、打撃向上しており、守備も美技の連発でやる気満々だったと思われるがこの交代でどう変化するか分からない。逆転優勝は難しくなってきたかもしれない。
2022.07.15
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中年から高齢になると何らかの薬を飲んでいる人が多い。食後服用と書いてある薬が多いが食後でないといけないのかと聞かれたことがある。食後というのは食後30分くらいして服用して下さいと言う意味だが食直後に服用している人が多い。食後服用された薬は食べたものと混じりゆっくり送られていくので吸収もゆっくりになり、胃を痛めないので無難ということで食後になっているが殆どの薬は食前に服用しても差し支えない。食前だと胃内に食物がないので吸収は早いが胃を痛めることもあるので食後になっているものと思われる。糖尿病の薬や漢方薬は食前服用の指示がある。それは食事を食べると血糖が上昇し始めるので血糖を下げる薬を事前に服用していた方がよいので食前になっている。漢方薬については食物がまだ胃に入っていなくて胃内の酸度が高い方が薬の効果を発揮しやすいとのことで食前服用となっている。精神科の薬は脂溶性の薬が多く、食事を食べた後の方が胃内に脂肪分があるので脂溶性の薬は食後の方が良いことになっているがその他大半の薬は食後の指示でも食前に服用しても差し支えないと考えられる。あくまで主治医の食前、食後服用等の指示に従って頂きたいが、時間の関係で食前の方が都合良いと思われる場合には主治医に相談してそれでもよいと言われたら食前服用でもよいと思われる。
2022.07.14
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最近は毎日受け持ち患者さんが入院してくる。昨日の入院は転倒して胸椎と腰椎を骨折した87才の女性でリハビリ目的で入院してきたが今は痛みも殆どなく比較的元気そうだったので「お元気ですね」と言ったら「私より旦那の方が元気ですよ」と言う話をしてくれた。旦那は97才で個人経営の建設会社をしており、今は社長は息子に譲って役員をしているが毎日出勤しているとのことである。午後4時になると近くのスポーツジムに行って運動器具による訓練を行って最後は入浴して帰って来るとのことだった。私も昨年7月スポーツジムに入会したが若者もいるにはいるが高齢者が多く、今はここに来るのは高齢者が主体なのだなと思った。それにしても97才とは高齢すぎると思ったが、奥さんも認める健康老人ということで、スポーツジムも健康づくりに役立っているのかなと思った。私の場合は入会してすぐ新型コロナの感染が増加しており妻から「休んだ方がいいのでは」と言われて欠席が続いて結局先月退会した。しばらく土曜日の夕方行っていたが何となく健康になったような気分になれたのでコロナさえなければ続けられたのにと残念に思っている。現在は皆さん長命化してきた。どうせ長生きするならフレイルになったり認知症にならないで死ぬ直前まで介護のお世話にならないで暮らせればよいと思う人が増えてきたのだと思う。それには年齢は関係ないと思う。健康になりたいと願う人には年齢制限はない。健康によいと思えることには自分の年齢のことは考えずに挑戦した方がよいと思われた。
2022.07.12
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ヤクルト選手達が高津監督始め28人がPCR検査陽性で昨日と今日の阪神戦が中止になってしまった。PCR検査陽性とはどういう事であろうか。医師でウイルス研究者の本間真二郎氏はPCR検査とは「遺伝子の一部を数百万倍から数億倍にも増やして検出しますので、理論的にはわずか1個〜数個の遺伝子の断片でも検出できます。したがってPCR検査陽性だからと言って感染者とか発病者とは断定できません」と述べている。ヤクルトの場合誰か症状のある選手がいたのだと思う。その選手を検査したら陽性だったとのことでその選手は感染者と言えるがその他の無症状の選手達は感染者とは言えない。ウイルスは空気中を漂っており、息をすればマスクをしていようがウイルスはマスクの孔よりずっと小さいので自由に通過する。鼻や喉の粘膜にウイルスの一つや二つが付着することは充分あり得る。しかしそれと感染とか発病は全く違う。一つや二つのウイルスでは発病しない。数個が付着したとしても自己の免疫力があるので、普通は発病しない。ヤクルトの場合、症状のある選手は隔離するがそれ以外のPCR陽性者は感染者でも患者でもないので既定の5日を過ぎたら試合に出てもよいと考えられる。今回ヤクルト、ソフトバンク、中日、日本ハムなどで陽性者が多発しているが陽性者と感染者は違うのできちんと区別して対応すべきだと考える。
2022.07.10
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毎年庭の一角に生えてきて花を咲かせるヤブカンゾウ(ワスレグサ)今日の新聞に栄養ドリンク剤の宣伝広告の変遷の記事が載っていた。しばらく前までは原野で働く若者が汗を流しながら「ファイト一発!!」とリポビタンDを飲んでいる宣伝画面があったが今はない。昨年からは木村拓哉さんを起用して「人それぞれ、いろんなファイトがあっていい」と語らせ「色んな頑張り方がある、無理して頑張らなくていい」とのメッセージを込めたつもりだと担当者は述べている。昔は頑張れ、頑張れの一辺倒で仕事に疲れたら栄養ドリンクをどうぞと宣伝していたが今では働き方も変わり、極限に働いて疲れたら栄養ドリンクでは売れなくなってきたとのことである。ワーク・ライフ・バランスの中で働くことと人生を楽しむ中でドリンクを飲んでもらいたいと宣伝目標が変わってきたとのことだ。栄養ドリンクにはリポビタンD、オロナミンC、エスカップ、チオビタドリンク、リゲインなど色々あるが本当に効くのであろうか?主成分はビタミン剤とローヤルゼリーなどの糖質とカフェインである。ビタミン剤は飲んですぐ効くとは考えられず効果が感じられるのはカフェインの働きだと思われる。新聞に1965年11月の日韓基本条約の審議で疲れた国会議員の先生方が休憩中飲んだと思われるリポビタンDのビンが何十本も机の上に所狭しと並んでいた写真が掲載されていた。私も疲れたと感じた時には時々飲んで何となく元気になったような気になっていたが、最近はそれはあまり感じられずむしろ様々な栄養が入っているのでそれを飲んだあとは食欲がなくなってしまうことが多い。若い時には運動したり仕事で疲れた時には有効かもしれないが老齢になってくると栄養過剰になって食事が食べられなくなってしまうので程々にするのがよいと思われる。
2022.07.09
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安倍元首相は昨日11時半頃奈良県で選挙演説中背後から犯人山上徹也容疑者(41才)に銃撃されて死亡した。2度の発砲があり2度目が致命傷になる心臓に命中していた。奈良県警と警視庁からのSPも警備に当たっていたが機能しなかった。少なくとも最初の発砲直後とびかかれば2発目はなかったかも知れないし、的が外れたかもしれない。プロの人達でも油断があったのかもしれないが、警備体制について十分な反省と再検討が必要と思われる。犯人は明確な殺意があり、殺害するつもりだった。殺害目的は政治信条ではなく、家族を不幸にしたとして激しい恨みをもっている宗教団体に安倍氏が関係していたからだと供述しているという。その真偽は分からないがもしかしたら奥様が関係していたのかもしれない。政治信条であれ宗教関係であれ気に食わない人だからと殺害するとは恐ろしいことで決してゆるされることではない。重罪に処されるべきだと思う。
2022.07.09
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庭のグロリオサ東大の笠島さんらの研究で日本では20年後には認知症は減少し、特に高学歴者では顕著に減少するとの予測が示されたが、それは統計学的な話で私達一人一人には常に認知症の危険性がある。認知症とは記憶や思考などの認知機能が低下し日常生活や社会生活に支障をきたす状態をいい、原因としてはアルツハイマー型認知症が最も多いが脳卒中後の脳血管性認知症やレビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などいくつかの種類がある。アルツハイマー型認知症は脳にアミロイドβやタウ蛋白がたまり、神経伝達が障害されて社会生活がスムーズにできなくなる病気だが、いずれの認知症でも記憶障害や物忘れは最初に出てくる症状である。テレビによく出てくる芸人の名前や土地の名前、知り合いの名前などが中々思い出せないことがある。物忘れは認知症の始まりかも知れないと言われるが自分が忘れっぽいことが分かっている人はまだいいが、ぽっかり忘れているのに忘れっぽいことを認識していない人は認知症の可能性が高い。今は殆どの病院に「物忘れ外来」がある。気になる方はそこを受診して認知症を早期発見してもらい、その対策を立ててもらうと良いと思う。健康食品のイチョウの葉などが物忘れに効くなどと宣伝されているが、効果があるならまだしも効果が無いなら漫然と服用するより物忘れ外来を受診して相談するのがよいと思われる。
2022.07.08
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庭のキキョウ東大大学院医学研究科笠島めぐみ特任研究員らは60才以上の認知症とフレイルの有病率について研究成果を発表した。厚労省が発表していた将来推計では、2040年の認知症は1000万人以上と予想されていたが笠島さんらの研究では日本人の健康状態向上や高学歴者が増えており、2043年には465万人に減るとの予測を示した。笠島さんらは、スタンフォード大学のBhattacharya教授らが開発した、「高齢者の将来病態モデル」を改良し、年齢、性、学歴別に13の疾患、機能障害の有無やその状態を予測するモデルをつくり、それを用いて日本人の将来予測を行った。4500万人以上の60才以上の方の健康状態を総合的に把握してバーチャルで再現し半年ごとの有病状態の変化率を計算して2043年までの変化を追跡した。学歴や健康状態の改善により年齢別の有病率が減少することは欧米の疫学調査でも明らかにされていたが、長寿化の影響で認知症は増加することは通説になっていた。所が日本の研究で認知症が減ると出たのは日本の高齢者の学歴の向上や健康状態向上が国際的にみて際立っていたことが影響していると考えられた。統計学的に日本の認知症患者は減ると言われても個々の我々一人一人についてはいつでも認知症の危険性はある。高学歴者で認知症が減ると言うのは健康知識や健康意識のある人は認知症に罹りずらいと言うことかもしれない。健康的な生活をしてもらいたいと思う。
2022.07.07
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社会の一員として少しでも社会のお役に立ちたいと願い、与えられた使命を果たすことを生き甲斐に生きているが、年齢と共に体力が衰えていくのはどうすることも出来ない。体力には視力、聴力、頭脳力、記憶力、筋力、敏捷力、健康認識力等があるが、最初の3つはまだそれほど衰えていない。4つ目から衰えが目立ち特に5つ目の筋力、6つ目の敏捷力の衰えは著明である。姿勢も悪くなったし転びそうなこともしばしばある。フレイルという医学用語があるが、それは健康状態と要介護状態の間に位置する状態である。そのうち筋力低下によるものをサルコペニア、骨の減少も含めて関節障害、歩行障害などもある状態をロコモティブシンドロームという。心構えがしっかりして生き甲斐がある人でも加齢と共にいつか要介護の一歩手前であるフレイル状態になるのは誰でもが経験することである。その解決策を求めて多くの人が努力しているが、そこに商魂たくましい健康食品業界が高齢者を上得意のお客さんにして巨大産業になっている。フレイル状態の人は藁をもつかむ気持ちでそれらを購入して服用するが大きな効果があったという話はあまり聞かない。健康食品会社の研究所で骨や関節を強くする成分や筋力をつける成分などを研究して抽出、合成してそれらを服用すれば筋力がついてすたすた歩けるように元気になると宣伝するが実際にはそうはならない。骨や筋肉を強くしてくれると思われる成分を服用しても体内に取り込まれ、吸収される過程で無効もしくは効力が薄れて望むような効果が得られないのだと思われる。よく効くと宣伝されている高価な健康食品が、実際には殆ど効果がないとしたらそれで悩んでいる高齢者はどうしたらよいのであろうか。フレイル状態が進行してもう歩けなくなってしまった状態なら無理だがまだ少し歩けるなら短距離でもいいのでまず歩くことから始めるのが良いと思う。それから全身運動であるラジオ体操を取り入れることである。録画しておけば一日何度でも再生できる。1日最低2回はラジオ体操をしてもらいたい。バランスの良い食事、野菜多めの食事を心掛ける。必要な睡眠は個人によって異なるが自分にとって十分な睡眠時間を確保する。腹式呼吸を心掛ける。空気を充分吸って血中に酸素を行きわたらせてガス交換して炭酸ガスを吐き出す。くよくよしない。取り越し苦労をしないで「どうせなるようにしかならないさ」の開き直った気持ちで生活するなどがフレイル対策として挙げられているが、これらもその効果は未知数である。しかし少なくとも健康食品よりは効果があると考えられているので試みたらよいと思う。加齢とともに認知症にもなり易いが、上記フレイル対策は認知症予防法でもあるので一つでも二つでも取り入れて継続してもらいたいと思う。
2022.07.05
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昨日のプロ野球で二人のヒーローが生まれた。一人は阪神の才木浩人投手(23才)である。右肘手術後3年ぶりの勝利である。5回を投げ無失点で投げ切った。中々復帰できずに本来は首になるところを育成選手として残してくれて2か月前に支配下選手にして頂いて昨日の一軍の先発を任されたのだ。ヒーローインタビューで涙が溢れてきた。育成選手として残してくれた球団、使ってくれた監督、リハビリしてくれたトレーナー、野手や中継ぎ投手等に感謝、感謝で涙が溢れてきたのだと思う。3年間どのように悩み苦しんできたのか分からないがいつか勝利投手になれると思っていたのだろうか?このままダメでやがてお払い箱なるのだろうかと思っていたのかもしれない。才木投手の心の中は複雑だったと思うが、いつかは一軍で再度勝ち投手になるという夢は捨てていなかったのだと思う。もう一人はヤクルトの小沢怜史投手(24才)である。2015年に日大三島高校からドラフト2位でソフトバンクに入団したが鳴かず飛ばずで2020年にソフトバンクから戦力外通告を受けた。。その後トライアウトという首になった選手たちが他球団にアピールして拾ってもらおうとするミーティングに応募しヤクルトに育成選手として拾ってもらった選手である。数日前に育成選手から支配下選手に登録してもらい、いきなりロングリリーフに使ってもらってある程度の成果を挙げて昨日の先発につながった。試合は一回の裏に味方が5点も獲ってくれて楽勝ムードなのに、2回の表にボカスカ打たれて1点取られ、その後も打たれて投手交代しなくてはダメだと思われたが高津監督は我慢して5回まで投げさせた。5回にも打たれて2点取られたが味方の大量得点で勝利投手になることが出来た。5回投げて8本のヒットと3つのフォアボールで3点を失った。2回で投手交代していたら小沢投手の復活はなかった。高津監督の恩情によって5回まで投げさせてもらい、7年目にして初めての勝利を手にすることことができた。優秀な選手はドラフトで指名されて各球団に所属することになるが、その人たちの中から一軍選手として活躍している選手は少ない。ましてや野球選手にあこがれながらドラフト指名から外れて涙を飲んだ選手は多い。神仏に必死でお願いしていた選手はその夢をかなえてくれない神仏を恨んでいるかも知れない。上記2選手は見事な花を咲かせたが、花を咲かせないまま去っていった選手たちが圧倒的に多い。その人たちの心の中はどうだったのだろうか?「自分にはこんなに力があるのにどの球団からもお呼びがかからない。なぜだろう!」失望落胆して惨めな人生を送っているかも知れない。上記二人の成功は球団その他に対する感謝の気持ちといつかはお呼びがかかるとずっと信じていたからではなかろうか。どんなことがあってもいつかは必ず夢が叶うと信じ続けることが勝利に結びつく原動力になるのだなと思った。
2022.07.04
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顔は笑っているが心の中は真っ暗だった東京エレクトロン韮崎文化会館でのピアノの発表会が終った。私は最後から2番目の19番目の出演で上の写真は終わって帰る途中に玄関で撮影したものである。「おもちゃの交響曲」を楽譜見ないで何百回も練習してきた。だから楽譜なくても大丈夫だろうと楽譜は席に置いたまま登壇した。所がである。2小節目に入る所でつまずいてしまい、頭の中が真っ白になってしまいどうしていいか分からなくなってしまった。沈黙が流れる。益々焦る。何も思い出せない。恥ずかしい。立ち往生して結局一番最後の所だけ弾いてお辞儀をして下壇した。この日のために蝶ネクタイも買ってきてもらい並々ならない気持ちだったが動転してしまい硬くなって何も弾けずに無念でどうすることも出来ない気持ちだった。舞台の袖で出場者の案内をしていた先生にも顔向けできなかった。近親者数人の応援団にも何んとお詫びしていいか分からない。楽譜を持参して見なくてもいいから前に置いておけばよかったが恰好をつけて楽譜なしで登壇して今までの苦労が水の泡、大恥をかく結果になってしまった。でもこれで命がなくなってしまった訳ではない。来年出場できるかどうか分からないが、気を取り直して挑戦は続けていこうと思う。
2022.07.03
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蓄膿の手術が終わって退院してきたのが5月28日でそれから練習してきたので練習期間は1か月しかなかった。でもある程度弾けるのではないかと思って明日を控えて録音してみた。その再生音を聞いてがっくりした。ぶっつり、ぶっつり切れていてとぎれとぎれ、曲名は玩具の交響曲で、本来楽しい曲なのに今にも死にそうな生き絶え絶えの曲のように聞こえた。これではとても出場できないと思い必死で練習したが1日で解決できる問題ではなく、日数が全く足りないことを実感した。明日を控えて今更ジタバタしてもどうすることも出来ない。落ち込んでどうすることも出来ない心境になってしまった。自分一人で悩んでいるとどんどん落ち込んでいく。思い切って家族にその心境を話してみた。「いいのよ、上手に弾けなくたって。いまさらどうすることも出来ないのだから今のまま、ありのままでいいのよ。昨年出演した老人が今年もよく出てきたと思って貰えるだけでもいいのよ」と言われた。凄く心が軽くなった。人に話してみるものだと思った。一人で悩んでいたらどうなっていたか分からないと思った。発表会に出るには大体3か月~6か月の準備が必要と言われている。一か月の練習でも出場できると思ったうぬぼれと言うかうかつさを思い知ったが家族の言葉に気が晴れた。焦ってもどうすることも出来ない。ありのままの姿をさらしてこようと思う。
2022.07.02
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本日今、病院職員対象の4回目コロナワクチンの接種担当を終えてきたところだ。自分自身は3日前の6/28に接種してもらった。接種する前日、ある人から「まだやるの?ワクチン打ってもかかる人はいっぱいいるし、副作用のことを考えたらもうやらなくてもいのではないの?、ワクチン余っているからやらせるのだと思うが2回目、3回目で十分ではないの?」と言われた。強制ではなく自由選択性なので接種を希望しなければ接種しなくても良いが殆どの人が申し込んでいた。直接的副作用としては注射したところが2日くらい痛かったが3日目の今日は殆ど痛みも無くなっている。一緒に接種した人の中には毎回発熱して体がだるいという人がいたが私は毎回局所の痛みだけで発熱はなかった。長期的な副作用については今研究されているが公表されている限りではあまり大きな問題はなさそうだ。ワクチンの効果についての説明を読むと、病気に罹っても重症化しない傾向があると書いてあった。今後5回目、6回目の話も出るかも知れないがその時は今回以上に悩む人が多いと思う。ワクチンすれば病気に罹らないとは言えないが重症化は少ないと言うことを参考に考えて頂いたら良いと思う。
2022.07.01
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当院はリハビリテーション病院なので骨折後とか脳卒中後の方々をリハビリして少しでも機能を回復させて自宅なり施設なりに送り出すのが大きな役割だが中には重症合併症を持っていてお亡くなりになられる方もおられる。当院に赴任してから170人位の患者さんを受け持ってきたが患者さんと一緒に泣いたり笑ったりしながら苦労した思い出のある患者さん達もそれなりに退院していった。退院患者さんには様々な思い出があるがお亡くなりになられた方は特別痛烈な印象が残っている。最近では4人の方が亡くなられた。すい臓がんの方が二人、慢性肺炎の方が二人である。慢性肺炎の内一人だけ当院でお亡くなりになられたが他の3人は退院して自宅でお亡くなりになった人が二人、すい臓がんが重症で転院先の大病院でお亡くなりになられた方が一人である。一人は89才とご高齢だが他の3人は60歳台~70歳台と比較的若い。すい臓がんの二人は60歳台と≪70歳台である。人々の長命化が進み、90才以上も珍しくなくなった現在、癌、中でもすい臓がんの方は若くしてお亡くなりになってしまう。ご本人も私達医療者もお互いに力を尽くしたが命を引き留めることは出来なかった。お亡くなりになった方々は時々思い出してご冥福をお祈りしている。
2022.06.30
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アーチチョーク元関脇の豊ノ島が自分はてんかん持ちだったことを明かして話題になっている。小学校、中学校の時に発作があり、力士になってからも発作があったとのことである。白目をむいて痙攣し、ガタガタ震えている姿を見たら兄弟子たちもさぞかし驚いたと思う。しかし本人は何が起こったのか知らない。通常数分で収まることが多いが突然発作が起こるだけに周囲の人はびっくりしてしまう。突然意識を失うので車を運転している時などでは大事故になる。日本に今100万人位の患者さんがいる。てんかん予防薬を服用しているとほぼ発作を抑えることが出来るとされているが実際には70%ぐらいは抑えらても残りの30%位は薬を飲んでいても発作が起きることがあるので注意が必要だ。発作がなくても定期的な受診をした方がよいと思われる。脳の中に異常電流が生じるために起こるとされており脳波検査で診断できる。てんかんについて詳しく知りたい人や悩んでいる人は日本てんかん協会に電話して相談するのが良いと思う。電話は03-3202-5661でファクスは03-3202-7235,メールはjea@e-nami.or.jpである。
2022.06.29
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ラベンダー人生の楽しみの一つに食事がある。妻はことさら料理が好きで美味しいものを一杯作る。とても食べられないのでそれを言うと「残せばいいのです」と言う。折角作ってくれたものを残すのは悪い気がするので、最初から少量で残さないで済むようにしてくれれば有り難いが、何度言っても改めてくれない。それが高じた訳でもないが鼻の手術をしたあと2週間くらい前から咽頭痛や咳が出て食欲が全くなくなってしまった。ご馳走の山を見ても全く食べる気持ちが起こらず、プレッシャーを感ずるだけの状態になってしまった。風邪をひいたからだろう。そのうちに治るだろうと思っていたが風邪症状が治まっても食欲は一向に回復しない。食事の時間が回ってくるのが苦痛である。食欲以外には胃カメラや血液検査では全く問題が無いので手術後の運動不足も関係しているのかも知れない。まず体を動かすことから始めてみようかと思っている。
2022.06.28
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昨日収穫したジャガイモ何時もは庭先にある小さな小畠に義兄が色々な野菜を作ってくれていたがここに来て石綿肺が悪化して直接耕したり苗を植えたりできなくなってしまったので3月頃ジャガイモの植え付けもなされるまま経過していたがこれからは自分達でしようと義兄がしてくれたように畑を耕し石灰を播いてホームセンターに種芋を買いに行ったが時期が遅くてもう売っていないような状況だった。義兄は実際に手を下さなかったが小畠の脇に座って家にあった芽を出しかけたジャガイモをいくつかに切って植えるコーチをして下さった。所がその翌日妻が町の小さな種屋さんに種ジャガイモを売っていたとのことで買ってきて折角義兄と苦労して植えたのに半分くらい植え替えてしまった。上の写真が昨日収穫したジャガイモだが、家にあった芽を出しかけていたジャガイモでも買ってきた種芋でも殆ど差がなく立派に実がなっていて自然の恵みは素晴らしいものだと感銘を受けた。今後義兄はコーチはしてくれても実際には耕したり植えたりは出来ないのでこれからは自分達でしっかり計画を立てて野菜を育てていかなくてはいけないなと思った。
2022.06.27
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前回の参議院選挙の投票率は50%に届かなかった。今年もほぼその位と予想されている。国民の半マリーゴールド分は投票に行っておらず国民の半分の人の意見で国が動かされている現状である。今朝の新聞の天声人語欄にオーストラリアでは投票率90%以上だが、それには各投票所でボランテアがソーセージを焼いて売っていることが伝統になっているとのことである。まるでお祭りみたいに大人も子供も楽しみにして出かけるとのことである。日本でも何かみんなが出かけてみたくなるような行事を考えてみたら如何だろうか?それとオーストラリアでは投票は権利であると同時に義務でもある。投票に行かなければ罰金を取られる。日本では権利ではあるが義務ではない。投票に行かなくても罰金は取られない。現時点の有権者数は1億543万8137人で半数とすると約5000万人、投票に行かなかった人一人1000円罰金とすると半数の人が投票に行かなかったら500億円集まる。社会福祉費用に回したり恵まれない人々に配布することが出来る。投票率75%になったら罰金からの収益は250億円に減るが国政への関与度は高まり政治は良くなって貧困は減る。投票は権利だが義務でもあり理由なく棄権した人は罰金を取られることに反対する人はいないだろう。今回の立候補者や立候補政党の誰もそれを口にしていない。逆に物価高対策として一人10万円配布するなどと公約している政党もある。選挙対策で金を配ることを公約する政党にロクな政党はない。国民から必要な金を出させることを考える政党の方が信用できると考える。
2022.06.26
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サントリナ6月22日告示された参議院選挙は来る7月10日に投開票が行われて勝敗が決まる。争点はロシア侵攻による物価高対策と防衛力の強化、憲法改正だと思う。改選議席124に対して545人が立候補しており、内女性候補者が30%を超えており国政選挙で初めてとのことである。124議席のうち64議席が選挙区で50議席が比例投票になる。比例区は政党名でも個人名でもOKで、政党票約100万票に1人当選になる。当選順位は個人名の投票数が多い順に当選になる。それ以外に前回2019年選挙の時から採用された特定枠制度がある。政党でどうしても当選してもらいたい人に順位をつけ、個人票の得票数に関わらず当選することが出来る制度である。比例区の政党を見ていたら自民党、共産党などよく知られた政党以外にごぼうの党、日本第一党、新党くにもり、NHK党、参政党、など聞きなれない政党も立候補しているが、これらの党でも100万票以上の票を獲得すれば一人の人が当選できる。ごぼうの党でも11人が立候補しており、果たして一人当選できるか見ものである。ごぼうは生薬として用いれば毒素を出してくれるので政治を綺麗なものにしていく役割を持った政党とのことである。18才以上の方ならどのような方も選挙権があるので、どの政党がいいのかどの人が良いのかをじっくり考えて投票してこの国を素晴らしい国に変える基盤を作ってもらいたいと思う。
2022.06.24
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エキナセア昨日アフガニスタン東部のパクティカ州を中心に地震があり1000人以上が亡くなり約1500人が負傷した。昨年8月アメリカ軍の撤退に伴い首都カブールが陥落してタリバン政権になって以来女性に対する教育や職業差別、飢饉による食量不足や貧困で苦しむ国民にとって更なる困難が重なってしまった。何十年も前から井戸を掘ったり用水路を造ったりしてアフガンのために尽くしてきた中村哲医師は2019年12月凶弾に倒れたが今なおその人徳は称えられアフガン人の日本人に対する親しみや尊敬の念は相当だと本「医者用水路を拓く」で読んだが、日本人に対する感情は特別のようだ。今度の災害に対して日本政府は早速お見舞金を送ったが、民間でも支援していきたい。支援などを通じて友好関係を深め、女性差別や貧困などに対して助言や援助ができるような関係を深めてもらいたいと願う。
2022.06.23
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真っ赤なアジサイ7月3日に韮崎の東京エレクトロンホールでピアノの発表会がある。先月末蓄膿症の手術の直前にその話があり、1か月しかないので出演をどうしようかと迷ったが何とかなるだろうと申し込んだ。手術後練習を始めたが何んとかなりそうな気配はまったくなく、1小節、1小説を順次何とか弾けるようになるまでに何日もかかり一応曲の終わりまでその作業が終了できたのが2週間前くらいだ。曲目は長い間モーツアルトの父親の作曲と言われてきて最近アンゲラー作曲とされたおもちゃの交響曲第一楽章である。何とか弾けても楽譜を見ながらポツン、ポツンでは笑われる。楽譜を暗記して弾けるようにならなければならない。ユーチューブなどで見ると小さな子供が軽やかにスラスラと弾いている。高齢の生徒が背を丸めて冷や汗をかきながらもったら、もったら弾いていたら他の生徒や観客も困ってしまうと思う。辞退した方がいいかなとも思った。眠気と闘いながら毎日少しずつ練習したが一向に弾けるようにはならなかった。どういう訳かピアノを練習しているとほぼ毎回眠くなってしまう。それでも半分眠りながら毎日同じところを繰り返して練習してきた。そしたらなんと本日何とか曲がりなりにも弾けるようになったのである。後10日位あり何とかなりそうである。とても無理だ、駄目だと思いながらも続けてきたら一か月弱で何んとか弾けそうだと思えてきたのだ。やれば出来るものだなと思った。自暴自棄になり、感謝の心を忘れかけていたが、弾けそうだとなったらやっぱり自然に感謝し有難いことだと思った。
2022.06.22
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昨日脳梗塞の76才の方が介護施設に退院した。今日は96才の脳出血の方が別の病院に転院する。朝回診時意味不明の大声を出していたが今日退院になることを告げた。その後も騒いでいたが注意して聞いたら「ありがとう」と聞き取れた。脳出血で言語が障害されており、アーとかウーとかは言えても言葉を正しくいうことは出来ない。しかし今日は持てる力を振り絞って「ありがとう」と言ってくれたのだと思う。ありがたいことだと思った。皆さん長命になり今受け持っている方々は大体80才、90才台である。昔はその位の年齢になると人生の終末で本人も家族ももうそれ以上生きることは望まず静かにこの世を去っていくことが多かった。ところが最近では本人も家族も少しでも長生きしたい、長生きさせてあげたいと言う風潮になりつつある。高齢だと骨折などの現病以外に心不全などの合併症を持っていることが多く、そちらの対応が大変である。当院は高齢医師が多く、入院患者さんとほぼ同年代である。患者さんも医師自身も高齢だが、「もう高齢だからあまり手をかけない」は通用しない時代になってきた。たとえ高齢になろうとも勉強を忘れず精進していこうと思っている。
2022.06.21
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エネマシリンジ4,400円ハナクリーン4,345円先月末に蓄膿症の手術を受けて以来毎日鼻の洗浄を行っている。手術後の人以外でも花粉症の人などに効果があると言われているが私もかなり前からずっと起床直後に大きなくしゃみが連発して鼻水がだらだら出る症状に悩まされてきた。しかしこの鼻洗浄をするようになってから不思議にそれが出なくなったので効果があるのではないかと思う。方法は500mlのペットボトルに小さじ一杯の塩を入れて微温湯で溶かし上図のゴム球が付いたエネマシリンジで片方の鼻から食塩水を入れて反対側の鼻孔から出すのだが半分位は左の鼻孔から入れ残りの250ml(おおよそ)は右の鼻孔から入れて洗うようにしている。花粉症の人には効果があるのではないかと思われた。問題は鼻洗浄後の処置である。洗って陰干ししてくださいと書いてあるがゴムがくねくねしていて扱いずらく昔からあるものだと思うが全然進歩していないと思った。陰干ししろと言っても物干しざおにもかからないし不潔にもなりやすいしイライラして製品製作者は何を考えているのだろうかと鼻洗浄するたびに思う。上記のエネマシリンジは病院の売店で買ったが、病院の説明書にはインターネットでもっと安く買えることもあるし上記のエネマシリンジの写真の横に機械式に鼻洗浄する様式のものの写真もあった。患者はよく知らないから売店で売っている物を買ってしまったがインターネトで調べてみたら1500円~3800円位で同じものが買えた。隣に写真が載っていた機械式洗浄機はハナクリーンと言うもので食塩水を入れる容量の大きさによって4000円から8000円位のものをインターネットで売っていた。塩水を作る操作や扱いずらいエネマシリンジを洗って陰干しする場所を考えたりする苦労を考えたら少し位高くても鼻クリーンを買えばよかったといつもいつも思う。よく知らない患者は殆どぐにゃぐにゃの扱いづらいエネマシリンジを買ってしまっているが業者はもっと使用者の事を考えて洗ったり乾かしたり保存したりしやすい形を考えてもらいたいと思う。花粉症の方はかなりいる。それが有効となったら巨大市場になるかも知れない。生産者は常に消費者の事を考えて使いやすくて効果のあるものを生産してもらいたいと思う。
2022.06.19
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松葉牡丹3日前の水曜日の夕方頃から軽い喉の違和感があったが夕飯は食べられた。熱はなかった。昨日はほぼ普通に勤務できたが昼ごはんがあまり食べられず、夕飯は殆ど食べられなかった。風呂に入らず早く寝た。途中でかなりのどの痛みを感じたので起き上がってカロナールを2錠服用したら痛みが退いていくのが自覚できた。朝起きたら風邪声で咳もでる。こんな状態で病院に行ったら患者さん達に移してしまう。本来は休んだ方がいいのだが予約の方が入院してくる。明日は土曜日で今日中に指示を出さなければならないことが沢山ある。体温を何度も測定したが36度台で37度を超えた時は一度もないので出勤した。患者さんの回診で皆さんご高齢で耳に顔を近づけて話さなければならない。移さないようにと気を使ったがある患者さんはかなり難聴で顔を近づけて話してしまいまずかったかなと思う。体温は何度も何度も測定したが37度を超えることはなかったが、最低限のことをし終わったら帰えらせてもらった方が良かったかなと思った。夕方は3人の患者さんのカンファレンスがあり、4-5人のスタッフで会議した。その時に咳が続けて何回も出て皆様にご迷惑をおかけして済まなかったと思った。夕飯は昨夜より少し食べられたが喉は痛いし、咳もでる。経過中熱は一貫してなかったが症状からコロナも否定できない。明らかに風邪ウイルスにやられたことは間違いない。コロナなら大変な事になるが風邪でも高齢患者さんがほとんどなので感染させてしまったかと心配している。今夜は風呂に入って寝ようと思う。明日の朝治ってくれていたらと願っている。カロナールとPL顆粒を飲んで寝ようと思う。
2022.06.17
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エンドウの花義息がアメリカから帰国して6/12の夜から本日昼まで我が家に滞在して色々教えてくれた。車でブルートゥース(ソニーのウオークマン)を聞く方法やパソコンの初期化をしてくれた。私のパソコンを見てあまりに遅いのに驚き、初期化した方がいいですよと言われた。自分とすれば年々セキュリティが強化され広告がいっぱい入ってくるようになり遅くなるのは仕方ないことだと思っていた。所が義息のパソコンは広告が入ってこようがセキュリティが強化されようが私のよりはるかに早く画面が切り変わるとのことだった。修理する方法はいくつかあるが初期化が一番手っ取り早いと言われた。それならそれをして下さいと言ったら昨夜初期化の所をクリックしてくれて夜じゅう自動的に削除、再起動を繰り返し、今朝それが終了していた。初期化したら今度は必要なソフトをインストールしなければならないがそれも自動的に主なソフトは入れてくれたとのことである。私の場合はブログを書けることとメールが見れればいいのでその二つを試してみた。いずれも以前に比べて格段に速くなっており有難かった。
2022.06.16
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ビョウヤナギ昨日のサンデーモーニングで出演者の一人がウクライナの惨状に関連してSDGsの1,2,3項に関係すると述べていた。1,2,3は何だったのかと思案していたら昨日の新聞にSGDsに関する解説記事があったので1,2,3を探したが載っておらず17項目に関する小さな図表が載っていた。図の説明も赤字で書いてあったが小さな字でとても読めるものではなかった。本文中でも1から17番についての内容説明はなく拍子抜けしてしまった。そこで調べてみたのが以下の17項目である。SDGsというのはSustainable Development Goals の頭文字で、2015年9月に国連で採択されたものである。貧困や紛争、自然災害や感染症など人類が直面している課題に対して真剣に取り組み、それを解決していく持続可能な目標を定めたものである。1.貧困をなくそう2.飢餓をゼロに3.すべての人に健康と福祉を4.質の高い教育を総ての人に5.ジェンダー(男女差,中性等)差別を無くし、平等を実現する。6.安全な水とトイレを世界中に7.エネルギーを皆に配分してそのエネルギーはクリーンに。8.働き甲斐を高め、経済成長も目指す9.産業と技術革新の基盤を作る。10. 人や国の不平等を無くす11.住み続けられる街作りを12.作った物には責任を持ち、責任を持って使おう13.気候変動に具体的な対策を14.海の豊かさを護ろう15.陸の豊かさを護ろう16.平和と公正を総ての人に17.パートナーシップで目標達成17項目というのは多すぎて記憶するのも大変だ。同じことを二つ三つの項目に分けて目標設定している所もあり、もっと項目を整理して目標の項目を絞ってインパクトのあるものにした方がよいと思われるが国連で決めたということなので仕方ないことなのだろうか?1から5項目までにすべてが含まれているようにも思われる。しかしこれらの目標を定めてもその目標を根底から破壊しているロシアのような国が現れた時の対策が示されていない。夢物語で終らせてはならないと思う。目標項目をもっと絞って文章化し、その目標達成を邪魔する国が現れたらそれを処罰する規則も作るべきだと思う。
2022.06.13
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ベルガモットエンゼルスの大谷選手が9日のレッドソックス戦で投打に大活躍して15連敗の危機を救い5月25日から続いた連敗に終止符をうつことが出来た。投げては7回1失点、打っては2ランホームランで5対2で勝つことができた。連敗が続いている時はやる事なす事が全て裏目に出てどうしていいか分からなくなってしまうものだ。それを大谷達がチーム一丸となって打破したことは大変喜ばしい事で心からおめでとうを言いたい。これからは重圧から解き放され伸び伸びとプレーしてもらいたいと思う。日本のプロ野球に目を転ずると交流戦もあと2試合を残すのみになった。この段階で優勝争いをしているのはセリーグの阪神とヤクルトである。今までは実力のパリーグで優勝チームは殆どパリーグチームであったが今年はセリーグの2チームが優勝を争っておりセリーグも実力を上げてきたなと思う。昨日は阪神はエース青柳を立っててオリックスに6対1で勝った。ヤクルトは小川を立ててソフトバンクに3対1で勝った。今日明日の試合結果で優勝チームが決まるが何れにしてもセリーグが優勝するのは久しぶりで晴れがましい事である。ヤクルトは昨年日本一になったとはいえ弱小球団で今年優勝すると予想した人は誰もいなかったが現在首位にいるとはチームが一丸になっているからなのかその健闘ぶりが注目されている。昨日勝って4勝目を挙げた小川泰弘投手は32才、171cm、80kg、平均球速141kmで格別早い球が投げられる投手ではない。昨年9勝したが後半戦では打ち込まれることが多く、今年も開幕投手を任されながら打ち込まれて敗戦投手が続いていて、限界説もささやかれてこのまま一勝も出来ないのではないかと心配されていた。所が5月3日の阪神戦でなんと完封で初勝利をあげ、その後4勝まで積み重ねてきたのである。すごい精神力だと思った。小柄で迫力のなかった小川投手が生き返ったのである。昨日はソフトバンクのエースというより日本の大エースである千賀に投げ勝ったのである。何度かのピンチを絶妙のコントロールで切り抜けていた。駄目だった時と5月3日に完封勝利を上げてからとは全く違う。心身を切り替え、技術を磨いたからだと思うが、根本は精神力の塊を腹の底にしっかり据えたからなのかなと思い、見習いたいと思っている。
2022.06.11
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