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ナニワイバラ テッセン 今朝の朝日新聞朝刊一面トップに「身よりなき老後、国が支援制度~日常生活から死後対応まで試行へ」という記事が載っていた。一人暮らしで身寄りのない人が増えて病院や施設に入る際の保証人やその手続き、葬儀や遺品整理など家族や親族が担ってきた役割を果たす人がいない高齢者が増えて、誰がそれを担うかが課題になってきた。 今後、未婚で高齢になり身寄りのない高齢者が急増する危機感があり、その対策を急ぐ必要が出てきたのである。 そのため厚労省は今年度から二つのモデル事業を開始することにした。一つは市町村や社会福祉協議会などに独り者相談の窓口を作り、コーディネーターを配置するもので、日常の困りごと、入院や葬式などあらゆることの相談に乗てくれる部署を作り、財産管理や死後対応などの道筋をつけてやる事業である。契約にはお金がかかる。もう一つの事業は市町村の委託、補助を受けた社協などが、介護保険などの手続き代行から、金銭管理、緊急連絡先としての受託、死後対応などを纏めて面倒を見てくれる制度で、金がかかっても国による補助で、資力がない人でも契約できるようにする。今年度からスタートするとのことで今後色々改善されていくと思われるが、身寄りのない高齢者にとって、今後さらに利用しやすい型に改善してもらいたいと願う。
2024.05.07
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オオテマリゴールデンウイークが終わった。野菜の植え付けや暖房器具の片づけ等を行い、今日は昼フランス料理を食べに行ってその後食料品の買い物をして帰ってきた。夜は長嶋茂雄のアナザーストーリーを見てその後巨人中日戦をみてまあまあのゴールデンウイークだったかなと思ったが、心残りはある。この休み中にピアノでベートーヴェンの月光をある程度まで弾けるようになろうと思っていたが殆ど進捗はなかった。ピアノはもう10年も前から先生について習っているが、中々進歩がない。「駅ピアノ」や「空港ピアノ」「街角ピアノ」をみると独学で3年とか、独学で3か月位の人でもすらすらと弾いている。私は先生について10年だがとても彼らのようには弾けない。もとより才能がないことは自覚しているが10年も練習してこの程度かと思うと心が折れそうになることがある。連休中に練習して上手になろうと思ったがそれは叶わなかった。でも私の信条は挑戦することに意義があり、それが人生だと思っているので、結果はともかく引き続き努力を続けて行こうと思っている。
2024.05.06
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つるバラ、アンジェラ私はこの齢なのに未だに日曜日にピアノのレッスンに通っている。いつも車で行くがそれ程遠くない所なので妻から「今日は天気もいいし、健康のために歩いて行ったら?」と言われた。「たまにはいいか。仕事場で毎日5000歩位歩いているので歩けないことはなかろう」と歩き始めてみたら結構大変で、時間も気になるし、大変だった。仕事場で歩くのとは大違いだと思った。往復で3670歩でそれ程遠くないところだが、時間に遅れないようにしようと焦りながら歩いた。車の運転時は道の周りの景色はあまり目に入ってこなかったが、歩いてみると結構綺麗な花が道路脇に咲いているのが目に入った。帰り道で上の写真のつるバラ、アンジェラを眺めていたらご主人も丁度表に出ていて「気にいったら枝を切って差し上げますよ。今の時期なら挿し木で立派に育ちますよ」と言いながら枝を切って渡してくれた。妻は花を育てるのが好きだから、きっと喜ぶだろうと思って、ご主人になんどもお礼を言って、意気揚々と帰ってきて妻にその枝を渡したが「つるバラはすぐ増えて広がりすぎて困るから挿し木にはしません」とのことでがっかりだった。歩くとご近所の方ともこのような形で触れ合えていいものだなと思ったが、平坦な短い距離の勤務先での歩行に比べ、歩行数は同じくらいでも道を歩く方がはるかにつらかった。でも健康のために次回も歩いてレッスンに通ってみようと思っている。
2024.05.05
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アルテッシモ(バラ)小林製薬の紅麴サプリ、悪玉コレステロールを低下させるとするコレステヘルプ服用者で腎臓機能障害の患者が続出して大きな社会問題になっている。近年、病気になってからでは遅いので予防医学の重要性が叫ばれ、ビタミンやミネラル、タンパク質、良質の脂質、記憶力を回復させる物質などを含有するとする健康食品を摂取する人が増えている。2019年の20歳以上の男女についての厚労省調査では体調が悪いので服用する人もいるが大半の人(70%位)は健康維持、増進の為に服用しているとのことである。その調査で何らかの健康食品を摂取している人は男性3割、女性4割弱摂取しているとのことだった。それを摂取したために本当に健康が保たれ、増進できたかの科学的実証は行われていない。アメリカでは成人の約8割は健康食品を摂取しているとのことで、日本でもその摂取率はさらに上昇していくことが考えられる。昨日の朝の教育テレビ「今日の健康」では肝臓に良いとされる健康食品「うこん」やハーブを摂取して肝炎を起こした症例の報告があり、サプリメントと病院で貰った薬を一緒にのんでいてやはり肝炎を起こした症例の報告もあった。「このサプリメントは健康によいです」との宣伝につられて、多くの人に利用されているが、医薬品と違って効果の実証や副作用の提示などは求められていない。今度の小林製薬の問題を受けて何らかの規制をすることが検討されているが、何と言ってもそれを摂取する各個人の選択眼が問題になる。摂取する場合は、昨日の「今日の健康」でも言っていたが、医師や薬剤師に相談してから摂取するのが良いと思われる。
2024.05.04
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畑に植えたトマト、レタス、スイカ、キュウリ 畑の脇で咲いていたオオツルボ(シラーベルビアナ) 先日5/1義兄が来てくれて畝を切って肥料を入れて、これから苗を植えようとしたとき小雨だが雨が降り出してしまい、中断していた苗植えを本日行った。 5/1に備えてホームセンターから買ってきておいた苗を端からトマト大玉4本、トマト中玉4本、レタス3本、スイカ1本、キュウリ4本、まだ実が成っているエンドウを挟んで右側にここには映っていないがナス5本、ピーマン5本、スイカ1本を植えて支柱を立てて終了とした。その畑の脇にオオツルボが咲いていたので写真を撮った。植え終わって義兄に無事植えましたと電話で連絡した。 その畑の左側にジャガイモ畑があるが紫色の花がチラホラ見えた。三重県の友人の畑のジャガイモに花が咲いたとの知らせを見て、山梨はまだまだ先の話だと思っていたら当方でも咲き出したので花の時期はあまり違わないのだと思った。妻の話だと義兄から「ジャガイモの花が咲いたら摘み取りなさい。そうすればいいジャガイモが採れる」と指導されたそうだがその教えは実行していない。
2024.05.03
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ジャーマンアイリス チェリーセージをバックに咲くアヤメ(紫) 義兄が本日、酸素ボンベを抱えて、ナス、キュウリ、トマト、ピーマン、スイカ、レタスを植えるのを指導に来てくれた。畝を切り、肥料を入れて、苗を植えるところまで教えてもらったが、途中で雨が降ってきたので止めて、義兄は息子に迎えに来てもらって帰っていった。続きは今度晴れた日に行おうと思うが今日しっかり教わったのでその時は自分達だけでも大丈夫だと思う。 義兄は89歳位だと思う。私の姉と見舞い結婚して私達が両親と一緒に今の甲府の地に住むようになったら家の脇に僅かばかりの畑があったので耕運機を車で運んできて野菜を作ってくれていた。15年くらい前姉が脳梗塞になり、入院している間は毎日病院にお見舞いに行き、合間に我が家の畑にも来てくれていた。 姉は8年前78歳で亡くなったが、病気で入院していた4~5年は1日も休まずお見舞いのために病院通いしていた。姉が亡くなってからも季節になると我が家に来てくれていたが、5~6年前から、アスベスト肺で呼吸が苦しくなり耕運機を運んでこれなくなったので、事前に私がスコップで耕しておき、ジャガイモを植える時とナスやキュウリを植える時に、息子に送ってきてもらって来てくれて、口で指導してくれたが、時には息が苦しいのに実際に鍬を取って畝の切り方を教えてくれる時もあり、その後は苦しくてすぐ家の中に入って長椅子に横になっていた。 アスベスト肺になったのは21歳の時に電線製造会社に就職し、電線の絶縁の為にアスベストを使用しており、約10年間その仕事に従事していた結果だと思われた。80歳位までは普通に生活していたがその頃から息が苦しくなり、病院で診て貰ったらアスベスト肺ということでそれがだんだん進行して今では殆ど寝たきりになってしまった。しかし毎日のようにヘルパーさんやリハビリの人が来てくれて、料理を作ってくれたりお風呂に入れてくれて洗ってくれたりしているとのことである。 3月頃コーチしてもらって植え付けたジャガイモが今は青々と茂っており「よく育っているね」と満足そうだった。その畑の周りにジャーマンアイリスやアヤメやチェリーセージが咲いていたので写真を撮って冒頭に載せさせて頂いた。義兄は肺が悪くて自らは耕せないけれどもその指導力で野菜をこの花たちのように見事に生育させる力があるのだなと思った。おにいさんありがとう。
2024.05.01
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今朝の庭の一隅、ナニワイバラのアーチの下に右からスプリングピクシー、チロリアンランプ、その左側上方に赤いアルテシモが見える何年も前から政府は少子化対策を行ってきたが成果を上げないどころか益々少子化は進行している。外国の真似をしたり子供が生まれたらお金を支給するなどの政策は少しは効果はあるかもしれないが殆ど費用対価にはなっていない。少子化の真因を考えていないのではないかと思う。真因は結婚しない男女が増え、結婚しても晩婚化が大きな要因だと思う。その真因に目をつぶってお金をあげるので子供を産んで下さいの政策では効果を上げることはできないと思う。結婚ラッシュ、その結果としての子供ラッシュを想定した政策こそ効果の上がる政策だと思う。本年4月第3次健康日本21がスタートした。その内容をよく読んでみたが少子化に対する対応策は見出すことが出来なかった。ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりの項目では子供、高齢者、女性等年齢や性別に健康を評価していくとなっていたが、結婚や出産についての記述は見いだせなかった。具体的記述はなかったかもしれないが、今度の第3次健康日本21ではこの10年間で結婚率があがり、出生率が上がるような政策を行って頂きたいと願っている。
2024.04.29
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赤いバラ アルテシモ2000年度に21世紀における健康づくり運動としてスタートした健康日本21はほぼ10年ごとの改定を経て本年4月より第3次健康日本21が始まり2035年まで続く。第3次の基本ビジョンは「全ての国民が健康で心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」であり、その実現のために4つの基本的な方向が示された。1)健康寿命の延伸と健康格差の縮小ただ生きているだけでなくほどほどの日常生活ができる状態の延長と、貧富や家庭環境の差などによる健康格差を少なくしていく。2)個人の行動と健康状態の改善適正体重の維持、BMI18.5以上25未満、野菜摂取量の増加・平均値350g以上、運動習慣者の増加、国民の40%以上、睡眠時間の確保6~9時間(60歳以上は6~8時間)、純アルコール摂取量男性40g以上、女性20g以上の者10%以下に減らす、20歳以上の喫煙率12%以下に減らす。糖尿病有病者1,350万人以下に減らす。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の死亡率を人口10万人当たり10人以下にする。3)社会環境の質の向上健康的で持続可能な食環境づくりの推進、居心地がよく散歩したくなる街づくりの推進、など健康を個人の責任だけに帰するのでなく、社会全体で取り組んでいく姿勢が示された。4)ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり子供や高齢者、女性などライフコース(年代や性別)に合わせたきめ細やかな健康づくりの指針、例えば女性では痩せすぎの予防、過量飲酒者の減少、骨粗しょう症検診受診率の向上等が示された。健康日本21は厚労省が決めて各都道府県に発令して目標値に到達するように指導する内容である。第1次では胃がん検診、大腸がん検診、乳がん検診の受診率の向上など、個人の健康意識向上が中心だったと思われるが第3次では健康づくりが個人の努力はもとより社会環境の整備にまで広がってきたと言えよう。国の通達文章は長文で難解だ。表やグラフも難解である。市町村がどれだけその本意を理解してくれるか分からない。私は上記4項目に絞ってサマリーを書いたがそのバックとなる書類は膨大である。もっと分かりやすくして市町村だけでなく一般の人にも公表してもらいたいと思う。この4月から第3次健康日本21が始まったことを知っている人は余りいないと思う。市町村に対する締め付けが大きい内容だが、当然のことながら個人が努力しなければ達成できないものが多い。新聞、テレビで宣伝すべきだと思う。
2024.04.28
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ラベンダー昨日の朝5時55分からの教育テレビ「私のリハビリ・介護」を観た。昨日のお客さんは作家の落合恵子さんで聞き役が宮本亜門さんだった。落合さんはシングルマザーのお母さんから生まれて小さい時から二人で支えあいながら暮らしてきたとのことである。ある時からお母さんがパーキンソン病になり、認知症も加わって介護しなければならなくなった。食事や入浴、排泄など、すべてに手がかかり、自分も仕事を持っていたので施設で預かって頂くのが良いことは分かっていたが、そうすることをしないで7年間自宅で介護した。仕事上出張しなければならないこともあったが、その場合一旦家に帰って施設に行く手間を考えたら自宅に帰れば直ぐ母親に会えるのでその方がよいと思っていた。段々症状が重くなってくると家を空けることが出来なくなり、夜も昼も介護で全然寝れないこともあったとのことである。いよいよ末期になり、訪問診療の医師から入院を勧められたが、入院でも自宅でも結果は同じなので、最後の息を引き取る時も自宅で見守ったとのことである。辛いこともあったが自分を含めて誰もが通る道で、亡くなるまでの経過を予習させて頂いたと述べており、施設で皆さんのお世話になることもそれなりの意義はあるけれど、自宅でずっと死の経過を学ばせて頂いたのはよかったと述べていた。お母さんがお亡くなりになったのは10年前で今とは状況が少し違っていたと思う。その当時も施設の方がよいと思われていたが、今はもっと進んで、施設でなければ無理と思われる時代になっていると思う。それでも中には自宅で看たいと思われる方もいる。その場合は社会資源を存分に使って援助してあげたいと考える。
2024.04.24
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20年くらい前三重県の友人から枝を送ってもらって妻が挿し木で育てたチロリアンランプ昨日「頂き女子」で有名な渡辺真衣(25歳)被告が名古屋地裁で懲役9年、罰金800万円の判決を受けた。ホストに貢ぐために風俗店の男性客3人から親と縁を切るため、借金を返済するためなどと嘘を言って1億5千万円騙し取った罪に対する判決である。実際にはもっと大勢の人からもっと高額なお金を受け取っていたと思われるが、今回の裁判は上記1億5千万搾取に対するものであった。新宿の有名ホストバーのお目当てのホストの稼ぎ額がナンバーワンになるよう貢いだとのことで、一回のホスト店への支払いが2700万円になったこともあったとのことである。不幸な生い立ちで、アトピー性皮膚炎でいじめられたこともあったとのことで、「誰か人のために尽くしたいという気持ちがホストに貢ぐことになってしまった」と供述しているとのことである。誰かのために尽くすとなると人間は思いもよらない力を発揮することがあり、彼女も自分を必要としているホストの為に力を振り絞って大金を集めたのだと思う。女ごころを利用して、上限なしの大金の提供を受けたホストにも責任があり、逮捕されて裁判にかけられているが渡辺被告よりは格段に罪は軽いと思われる。大罪を犯した渡辺被告の無知と無謀さは当然咎められなくてはならないが、犯罪の温床である、ホストバーでの後払い制度などは即時禁止してもらいたいと思う。借金が嵩んで売春に走る女性が多いと聞く。今回の判決を他山の石としないで、社会全体で転落女子を生まないよう努力していくべきだと考える。
2024.04.23
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ツツジとシャクナゲハナミズキ ウズラバタンポポトビズムカデあるところに多くの人や物から好かれている女性がいた。道を歩いていると殆どの小中学生たちが「こんにちわ」と挨拶してくれる。バスを待っていると知恵遅れの子供が笑いかけたり話しかけたりしてくれる。クラブ活動のかたずけ物をしていると仲間の人が近づいてきてどうしても○○さんの側に来てしまうと言われる。ご高齢の近所の人やゆかりのある人から絶えず電話があり、遊びに行きたいと言われる。歯医者さんに行くと初対面でも先生が親しげに色々話しかけてくれる。結婚した家庭では夫の両親から夫の何十倍も好かれていた。その人が行くところ誰からもあの人はいい人だねと言われている。人からだけでなく花々にも好かれているみたいで季節になると植えたり種を播いたこともないような花も咲き出して庭は花園のようになる。市街地に住んでいるのに狸が庭に現れて挨拶に来たこともある。先日はムカデまで寄ってきた。夜中に突然家の中でご対面して仰天したが珍しくひ弱な夫が上図のムカデを何度も踏みつけて退治した。嫌われるのも大変だが好かれるのも大変だと思う。毎日友達との付き合いでおかずを作ってやったり話し相手になってやったりして大忙しをしている。夫に対してはいつも豪華な食事を大量に作り、粗食、小食を望む夫と言い争いをしている。夫は粗食、小食が健康によいと信じており、何より無駄を出さないようにといつも言っているが聞いてもらえずいつも同じことで言い争いをしている。でも多くの人や花たちに好かれるのは人や花に尽くしているからだと思う。夫にも本人は尽くしているのだと言っている。「多ければ残せばいいといつも言っているのに」ともいう。それでもわだかまりはとれず、言うことを聞いてくれないといまいましい気持ちを持っている。周りからみると幸せで羨ましいと言われるが「過ぎたるは猶及ばざるが如し」といつも不満を言っている夫、その不思議な女性の良さがいつか分かる時がくるのであろうか。
2024.04.21
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土寄せしたジャガイモネギの花と春菊の花本日土曜日で朝から以前義兄にコーチしてもらって植えたジャガイモの土寄せをした。今週の日曜日ほんの軽い作業しただけなのに脱力で歩くのも大変になってしまったので今日は事前にリポビタンゴールドを飲んでから作業したら日曜日の時のようにはならなかったので少しは効果があったのかなと思った。雨の翌日なら地面が柔らかかったかもしれないが本日はコチコチに硬かったが休み休みしたら何とかやり終えることが出来た。義兄からジャガイモの芽が出てしばらくしたら土寄せしなさいと妻は言われていたので、今までは妻がしていたのではないかと思うが今回は私が初めてした。今まではそんなことより大切なことがあると軽視していたが、自分で身に染みてやってみたらたしかにこうして土を寄せておけば根が張りやすいと思った。畑の周りにネギの花と春菊の花が咲いていたので作業終了を記念して写真を撮った。大げさかもしれないが体力のなくなった老人にしてみれば花々に賞賛して貰いたいと思ったのかもしれない。
2024.04.20
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ローゼンセマムこの頃毎日のように受け持ち患者さんが入院してくるが本日は99歳の男性で左大腿骨頚部骨折の患者さんが入院してきた。耳は遠いが一人暮らししていたとのことである。奥さんは95歳で認知症で施設に入っており、お子さんは二人いたが長女の方はお亡くなりになり、長男が東京に住んでおり、本日来甲して入院時の受付を行った。ご本人は3/14に自宅内で転倒し、上記部の骨折の診断で、3/21に腰椎麻酔下で、人工骨頭挿入術を受けてリハビリ目的で本日当院に入院してきた。先ほどご本人にお会いしてきたが難聴はあるが、認知症はなく、普通の会話ができる人で驚いてしまった。長命化も遂にここまで来ているのかと思った。女性で100歳位の方は大勢診ているが男性で99歳は珍しい。しかも認知症ナシは凄いことで結構これから男性の100歳も増えるのではないかと思われた。女性の100歳以上は結構いらっしゃるが多くは認証症がかっている。女性でも男性でも長生きもいいが自分も含めて認知症になって長生きするのもどうかと思っていたが本日入院した人のようなら、長生きしてもいいかなと思った。
2024.04.19
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ハナニラ○○市医師会報に小生の書いた「リハビリテーション医療に従事して」が掲載された。医師になったばかりの時は2年間6か月づつ内科、小児科、皮膚科、病理検査科をローテートして、その後郷里の○○市の国立病院で循環器系を中心に内科全般の入院患者さんの診療で5年間勤め、その後神奈川県の大学病院に移ってからは胃カメラなどの消化器系検査などを主に担当して5年間働いて博士号を頂き、その頃郷里の山梨に医大ができたので草創期の消化器内科に入局した。大学に4年間務めた後厚生連健康管理センターに出向して検診業務に20年間従事して退職し、求めに応じてxx市の急性期病院に勤めることになり、内科全般の患者さん達の診療に12年間従事した。このような経過を見てくると、ある医師の専門科は大学卒業時までに決まっている訳ではなく、大学を卒業してから入局する医局や自分の希望で好きな科目を選んで専門にしていく経過がお分かり頂けたと思う。xx市の急性期病院を退職したあと、しばらく家にいたが誘ってくださる人がいて今のリハビリテーション病院に勤めることになり、4年が経過した。今まで循環器科、消化器科、検診科、総合科などで働いてきたが今度はリハビリテーション科という新しい分野で、骨折、脳卒中、パーキンソン病、その他の指定難病のリハビリを行う病院で、理学療法士その他が、機能回復のために専門的治療を行っている所である。毎月、理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士、看護師、医師、ケースワーカー達がリハビリの進行状況について話し合い(カンファレンス)を行い、その結果を医師が家族との面談で伝えている。一般病院だと診断から治療、退院後の入居先など殆ど全て医師の責任で行うが、リハビリ病院では多くの職種が関わり、医師の権限や責任が分散されて医師の責任が軽くなった印象だが、飲み込めなくて鼻管から栄養を入れていた人が言語聴覚士や看護師による訓練で飲み込めるようになったり、多発骨折で寝たきりになるかも知れないと思われていた人が、杖を突きながらでも歩けるようになった時の喜びはチーム全体の喜びであり、やりがいのある仕事だと思っていると書かせて頂いた。
2024.04.18
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ダッチアイリス・シンフォニー幸福とは才能に恵まれ、お金があって、健康にも恵まれ、願い事が叶い、周りからちやほやされている状態と仮に定義すると、不幸とは才能がなく、お金もなく、色々病気を持っていて、願い事が全く叶わず、周りから虐められたり、悪口を言われている状態と考えることも出来る。しかし本当にそうだろうか?才能に恵まれ、お金があって、健康にも恵まれ、願い事が叶い、周りからちやほやされているのに少しも幸福ではなく、不幸だ、死にたいと思っている人もいる。反対にお金がなく食べるものにも事欠き、周りから「乞食がきた、汚い、追い払え」と言われているのに幸福感に満たされている人もいる。幸福とか不幸というのは金があるとかないとか、容姿が美しいとか醜いとか周りの状況で決まるものではなく、自分がどう感ずるかで決まるのだと思う。京アニ放火殺人事件では犯人は絶対の自信作のアニメを応募したが採用されず、自分の作品と殆ど同じものが自社作品アニメとして制作され、世に出された。盗作に違いないと怒り狂ってガソリンを撒いて恨みを晴らそうとした。アニメ会社に投稿するくらいだからアニメの才能はあったと思われる。金はなかったかも知れないが体は健康であった。作品を採用してもらいたい願いをずっと持っていたのだと思う。その願いが叶わず、自分を不運な不幸な人間と思い、破れかぶれで火をつけて多くの人を殺してしまった。これを地獄と言わず何と表現できようか。ほとんどの犯罪は自分を不幸な人間だと思った人によって起こされている。願いが叶うことについては願いというものはめったに叶うものではない。叶わないことを数えていったらきりがない。叶わない事ばかりで失望し、自分は不幸だと思い込み、凶悪犯罪を起こして地獄に墜落する。まず願いは簡単に叶うものではないことを認識すべきである。その上で冷静に見てみると叶った願いも必ずあるはずである。直接願ったことでなくてもそれを願っていく過程で技術を向上させ生活が豊かになっていることもある。幸福か不幸かは物事の判断の仕方だと思う。叶った願いをみつめ感謝するところに幸福はあるのだと思う。叶わなかった願いばかり、数えていたら惨めで不幸になる。よくよく考えてみると直接願って叶ったこともあるし間接的に願いが満たされていることも必ずあるものである。自分は不幸だと思っている人は、願いがかなえられたことを探してみるべきである。必ずどこかにそれはあるもので、本当は幸せだったのだと気づくものである。
2024.04.16
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白木蓮は3月中旬位に咲き寒さであっという間に茶色になってしまい花弁は落ちてしまったが昨日紫木蓮が咲いているのに気が付いた。約50年くらい前当地甲府に家を建てて両親と一緒に引っ越してきたがその時本家の従兄弟から贈られた花である。白木蓮は私が医学博士号を頂いた記念に植えて白いのでよく目立つが紫木蓮は地味な色なので咲いているのに昨日初めて気が付いた。頂いた従兄弟もかなり前に私が勤めていた病院で亡くなった。この花が咲くとその従兄弟を思い出す。
2024.04.15
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スパラキシス今日は日曜日なので朝からマスターズを見てピアノの練習をしたあと、明後日の有価物収集に備えて段ボール箱を壊してまとめて一つの箱の中に入れる作業を行った後、今まで寒かったので廊下に入れていた花たちを外に出す作業をして、妹に貰った土付きのサトイモを洗う作業をした。それだけのことで随分疲れて立ったり、座ったり、動きまわるのがやっとの状態になってしまい、リポビタンゴールドを飲んだら少し元気になったが、体力が無くなったものだとしみじみ思った。勤めでは聴診器とボールペンがあれば仕事出来ているが家では妻に言われたことを少ししただけでこんなに疲れてしまうんだったらもう終点に来ているんではないかと思われた。終点かも知れないがまだ生きている。生きている限りは「インターバル速歩」をして、少しでも体力をつけて最後の人生をを全うしなければと思った。
2024.04.14
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ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方 (ブルーバックス) [ 能勢 博 ]価格:990円(税込、送料無料) (2024/4/13時点)楽天で購入能瀬 博さんの書かれた「ウオーキングの科学」を読んでいる。誰もがウオーキングは健康によいことは知っているが、どれくらいの速度で、どれくらいの頻度で、どのくらいの時間行えば、どれだけの効果があるかということを明確に教えてくれる書物は少なかった。本書では著者らが10年間に渡って7,000人以上について実証実験した結果なのでかなり説得力があった。彼らが提供する歩き方は「インターバル速歩」でややきついと感じられる早歩きを3分、ゆっくり歩きを3分交互に繰り返す歩行法である。それを1日5回、(3+3=6分)x5=30分、を週4日以上繰り返すと5か月間で体力が20%以上向上して10歳以上若返り、生活習慣病の症状が20%改善し、うつ症状や関節痛の症状も50%以上改善すると述べている。認知症も改善するとのことだ。このインターバル速歩をした人と毎日1万歩歩いた人と何もしない人の3つのグループに分けた検証では、明らかな効果が認められたのはインターバル速歩のグループだけで1万歩のグループは何もしないグループと殆ど同じだったとのことである。インターバル速歩のミソは早歩きが入っておりこれが効果をあげており、漫然と1万歩歩いたのでは効果は期待できないとのことだった。その理由や実験データなどを詳しく解説してあるので、若返りたい人や心身を健康にしたい方にはお勧めの本である。
2024.04.13
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庭の一角、シバザクラ、チューリップ、スイセン、椿等滋賀県に住んでいる息子が東京に出張する用事があり、昨日の夕方来甲し、今朝早く中央線の新宿行きに乗って去っていった。一晩泊まるだけなのに、妻は昨日の昼、オートバイで買い物に行ってきた。腰が痛いというのに刺身や肉、野菜などをどっさり買ってきた。そして夕飯は肉をレタスで巻いて食べる料理、マグロの刺身、大根、卵、コンニャクのおでん、トマトと玉ねぎのサラダなどを食べきれないほどいっぱい作り、タケノコご飯も作った。息子は50歳を過ぎているのに子供時代、青年時代と同じだと思っているのか「もっとどう?」と勧める。齢とるとそれ程たべられるものではないが、母親からするといつでもいっぱい食べてくれるものと思っているので「もう腹いっぱい」と言われて少しがっかりしているようだった。その姿をみていると母親というものは息子が一晩泊まるだけでも張り合いがでて頑張るものだなと思った。息子が出発した後は、また寂しく老夫婦だけに戻ったが、母親というものはいくつになっても子供に対しては変らない気持ちを持ち続けており、家族と一緒でも、一人だけでも偶に来てくれるのをどんなに喜ばしく思っているかよくわかった。
2024.04.11
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この「今が生死」というブログは2005/11/26に開始され約19年後の今日、アクセス数が2777777に達しました。7がずーと6個並んでおり、珍しいので写真に撮りました。実際にはどなた様もあらゆる数字の組み合わせを並べて、数字が増えていくのだと思いますので、この数字が別に珍しい数字ではないかも知れませんが、たまたまこの数字に近づいた時に側にいたので、しばらく別のことをしてこのPCに戻り、「ブログ管理」をクリックしたら一瞬2777777になっていたので写真を撮りました。そして急いでもう一枚撮ろうとしたらもう2777778になっていたので駄目でした。そのタイミングを外したら次に7を並べた数字なら3777777まで待たなければならず、それは7年後になり、7777777なら31年後になり、いずれも生きていないと思われました。たまたま2777777の数字のそばにいてそれを捕まえることが出来て良かったのか悪かったのか分かりませんが、何となく縁起の良い数字と思われたのでここに紹介させて頂きました。277万までこれたのは皆様のおかげと心から感謝申し上げます。
2024.04.10
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ツバキ(縞千鳥)投打に渡って天才的能力を持ち、それでいて絶えず訓練し、性格的にも思いやりがあり、周りの人や周りの国、世界のことを考えている、類まれなスポーツマン大谷も水原一平通訳の賭博問題で大窮地に陥ってしまった。「私は知りませんでした。水原さんに盗まれたのです」とコメントしたが、心中いかばかりか想像もできない。自分の今後のことを考えればそう言わざるをえなかったが、お世話になってきた水原さんに対してあんな言い方をしてしまった。自分は全く関係ありませんと言ったが、水原さんからそれとなく何度かお願いされたことがあった。全く関係無いとは言えないのではないか。弁護士からそう言いなさいと言われていても心の中の葛藤はすごかったと思う。中々ホームランが出なかったのはそのことも関係していたと思う。ホームランを打った後のコメントで、「球場にきたら水原氏問題などグランド外のことは忘れてゲームに集中して良い成績を出す。それが私の任務です」と言っているがそんな芸当は常人では中々できない。家に帰ればそのことが頭に浮かぶ。ゲームに出ても疑惑を晴らすために一発打とう、と思っても焦りが先に出て結果が出ない。益々あせって地獄に落ちる。というのが一般人の成れの果てである。しかし1号がでてからはスムーズに2号、3号を打つことが出来た。精神力が強いのだと思う。会見でチームの皆さんにお世話になった、新婚の妻に側にいてもらって助かったなどと周りの人への感謝を述べていたが実際大きな力になったと思う。嫉妬心から「それみたことか」とバッシングをうけて突き落とされるのが人生というものだ。だけど大谷には表面的にはそういう人がいなかった。人徳というものだと思う。この問題は長引くだろうし、他の予期しない問題も起こってくるかもしれない。自分を信じ、周りの人を信じて、グランド上で最高の結果を出して貰いたいと願っている。
2024.04.10
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ピンクの芝桜昨日は日曜日で休みだった。休日ということで気のゆるみもあったのか天気は良かったのに体調はすこぶる悪かった。食欲がなく、気力がなく、何もする気が起こらず、屋内を歩くのもよぼよぼ、よたよたで、いよいよ寿命が尽きる時が来たのかなと思った。そして月曜日の朝が来た。毎朝6時10分に目覚まし時計をかけておくが、起きた時の脱力感、倦怠感、力の無さは今までの日々と同じだった。でも昨日は出勤しなくて良かったが、今日は出勤しなければならない。車に乗った時にギアチェンジされ、病院に着いたら昨日の脱力、絶望状態の人間から別人になっていた。廊下の歩き方から違った。患者さんの回診でも相手の様子を把握し、きちんと激励してやることが出来た。先日の受け持ち検討会議でブログ仲間のだいちゃんの奥さんが褥瘡持ちとのことなので、多発骨折で褥瘡がある85歳女性を私が受け持つと申し出ていたので、本日その患者さんが入院してきた。在宅療養後しばらく経過してからの入院で、骨折は既にほぼ治癒していたが、術後のリハビリが十分行われておらず寝たり起きたりが十分できず、歩行ができない状態だった。これからリハビリで歩行器とか杖を使ってでも歩けるように訓練していくことになるが、褥瘡があるとそのリハビリにもかなり影響を与えるのでその褥瘡を詳しく観察した。2月頃からそれが出来始め、近医受診して軟膏を貰って塗っていたとのことである。今日の診察ではかなりよくなっており、あと数日で治るところまで改善していた。だいちゃんの奥さんは既に半年近く経過しており、治癒に時間がかかっている。基礎疾患とか骨折の部位や状態によって褥瘡の治り方は違うので実際に診察しないと何とも言えないが、だいちゃんには3か月で殆ど治った人もいるので基礎疾患などの違いで治癒が早かったり遅かったりするが希望を持って介護にあたって下さいと激励してやる予定である。昨日と今日を比べてみた。日曜で家の中にいると気が緩んで、だらしない格好でぐうたら生活しているが勤めに出ると周りからの眼もあるので、気持ちでも、能力でも格段に良い状態だったと思った。残り少ない人生、日々、楽しく充実した人生になるよう心掛けて行きたい。
2024.04.08
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【中古】 運動脳 新版・一流の頭脳/アンデシュ・ハンセン(著者),御舩由美子(訳者)価格:847円(税込、送料別) (2024/4/7時点)楽天で購入今スエーデン人のアンデシュ・ハンセン氏が書かれた「運動脳」が話題になっている。運動が健康に良いことはほぼ通説になっているが、本書はどのように効果があり、どのくらいの運動をしたらよいかを具体的に示しているので、納得できる。著者は精神科医なので、うつ病や無気力病、学力低下、認知機能障害など全てに効果があるとしている。うつ病だからと言ってどんなに良い薬を飲んでも、家の中でじっとしてしていたら症状は改善しない。運動をすることによって無気力病は改善し、生き生きしてくる。そんなに効果があるというなら運動の方法はさぞかし難しいのではと思われる方もいるかもしれないが至って簡単なものである。それは①1日30分の運動で良い。サイクリングでもジョギングでもウォーキングでもよい。有酸素運動で酸素を取り込む運動なら何でもよい。②その運動によって脈拍数が増加するものが良い。③毎日行うように習慣化することが大切この3つさえ満たされた運動をしていれば、必ず脳は満足し、健康になって幸せになるというのだ。そんな簡単なことで今までの悩みが解消されるとはとても思えないとおっしゃる方は多いと思われるが、運動するとアドレナリンなどのホルモンが分泌され、脳の海馬は成長し、人類がサバンナに住んでいた頃の原始脳に戻ることや改善治癒した具体例なども示してくれるので、興味のある方は一読をお勧めする。
2024.04.07
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昨日は1日中冷たい雨がしとしと降っていて桜花も縮かんでいたが今日は昨日とは打って変わって快晴、お花見に最高の天気になった。我が地域では火曜、金曜が燃えるゴミ、土曜がプラスチックごみを出す日でそれを出すのは私の役目で、今朝もラジオ体操が終わった早朝に武田通りの決められた場所にプラスチックを出してきた。桜が満開だった。まだ早いので車も通っていなかったので道の真ん中に出て写真を撮ってきた。これが武田通りでこの道の終点が武田神社である。桜の下に菜の花が咲いていた。この地域の自治会で毎年桜の頃に合わせてプランターに菜の花を育てて桜の下に並べてくれており、ピンクと黄色がマッチして綺麗だった。毎年並べてくれてあるが天候によって桜の開花と菜の花の開花がずれることが多く、桜の頃には枯れてしまい、かえって見苦しいから止めましょうという声もあったがこうして見事にマッチすると続けていてよかったなと思った。私も6年くらい前に自治会長を経験した。プランターに菜の花を育て沿道にそれを並べて水やり作業するのは自治会の役員でそれは結構大変な作業なので、役員から「桜が咲く頃は菜の花がしおれており、見苦しいので止めましょう」という意見が出てそれを自治会会議に提出したが、まだ継続したいという意見もあって結局続けてきて今年のように桜と菜の花がマッチすると結構いいものだなと思う。桜もあと数日すると散ってしまう。菜の花もしおれて片付けなければならない。今年は片付けるのも気分がいいのではないかと思う。役員さんありがとう。
2024.04.06
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妻が何年も前に山梨県の観光地清里から買ってきたイベルス毎年春になると庭の一角にこの小さな花を咲かせます。昨日国会内で行われた裁判官弾劾裁判で仙台高裁の岡口基一判事(58歳)が罷免された。SNSでの投稿が問題視され、法曹資格もはく奪されるので弁護士にもなれない。これからどうして生きて行ったらいいのであろうか。ツイッターに17歳の少女が殺された事件について不適切な用語を使って投稿し、遺族から不快な印象を受けたと抗議があっても改めず「遺族は自分を攻撃するように洗脳されている」などと投稿して遺族にさらに不愉快な感情を与えたとして「国民から与えられた負託に反した行動である」と判断されて罷免されてしまった。投稿内容は罷免に相当するほどひどいものとは思われないが、遺族が抗議してからも投稿したとして人格的に裁判官に相応しくないと判断されたようだ。SNSへの投稿は何を書いても良いと思っていたのかもしれないが、投稿内容が個人が特定されるような内容は問題で、感情的になって何度も反論したりするのもNGで、裁判官は人格高潔でなければならないに反していると判断されてしまい、今後の生活をどうしたらよいか分からない状態に自らを落としてしまった。SNSには自分の思ったことを何でも投稿してよいと思っている人もいるかもしれないが、その内容によっては弾劾されて明日からの生活にも困る事態になるかも知れないので、その内容を十分吟味してから送信すべきだと思われた。
2024.04.04
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エンドウの花、妻が昨年11月頃苗を植えてその後雪も降ったりして何度か枯れかけたこともあるが最近暖かくなってきて遂に花を咲かせた。2018年本庶裕先生達がノーベル医学生理学賞を貰った。それは従来の抗がん剤は癌細胞を殺すけれども正常細胞をも傷みつけるので副作用が問題になっていたが、副作用のない抗がん剤の理念を確立したところにある。本庶さん達は癌細胞が出すPD-L1がPD1と結合して人体のT細胞からの攻撃を逃れていることに着目し、抗PD-L1,抗PD1薬が免疫チェックポイント阻害薬として癌治療に使えることを発表した。要するに人体内にある白血球の一つであるT細胞は病原体や癌などの異物が体内に入ってきたり、生じてきたら直ちに攻撃して食べてしまうが、癌は上記PD-L1という物質を出してPD1と結合して膜を作ってT細胞からの攻撃から逃れてぬくぬくと成育してしまっていたので癌が身を護るために出すPD-L1に抗体を結合させて癌を丸裸にしてT細胞に攻撃してもらうようにする治療法を発明したのである。いまやその治療法は癌治療の主役になりつつある。しかしこの免疫チェックポイント阻害薬を用いても良く効く場合とあまり効かない場合があった。そこで近畿大と京都大のグループが、肺がんの多くを占める非小細胞がんの患者に対し治療開始前に患者の血液を採取して調べたら、PD-L1やPD1の濃度が低い場合は効果が大きいが、濃度が高い場合はあまり効果が無いという結果を4/1のアメリカ科学雑誌に発表したとのことである。いまや抗がん剤の主役となりつつある免疫チェックポイント阻害薬について最も効果のある使い方等について役立つ研究と思われた。異物である癌細胞を何故私達の体内にある自衛細胞であるT細胞がやっつけてくれないかがわってきたが、今後は彼らがT細胞から逃れるためにかぶっている保護膜を完全に剥がすにはどうしたらよいか益々の研究を望むものである。
2024.04.03
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急に暖かくなったので草花が一気に咲いてきた:チューリップ小林製薬の紅麹サプリを服用した人が入院したりお亡くなりになったり、大変な事件になっている。コレステロールを下げて健康体になりたいと思ってせっせと毎日服用していた方々が、健康どころか病気になってしまい、死亡した人までいる事態は、健康を夢見て毎日摂取していた人達、紅麹を供給した製薬会社や発酵食品会社の人達等、生きた心地がしないのではないかと思う。厚労省の調査では紅麹サプリの中にプベルル酸の混入が認められたとのことである。プベルル酸はアオカビから産生されるとのことで紅麹を作る過程でアオカビの混入があり、麹が作られると同時にプベルル酸も出来てしまったのかもしれない。あるいは米麹を作る過程で使う水の中にアオカビが混じってしまったのかも知れない。プベルル酸は猛毒でマウスに注射すると数日で死んでしまうとのことである。健康になりたいと思って服用したのに逆に病気になってしまい、言葉もないと思う。プベルル酸の混入もしくは自然発生はいつ起こったのか早急に明らかにすると同時に、現在入院中や在宅療養中の方々が一刻も早く、快方に向かわれるよう心よりお祈り申し上げる。
2024.03.31
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ガーデンシクラメン子供時代は1年が随分長く感じられたが、大人になるとあっという間に一年が過ぎてしまう。この原因について多くの研究がなされているが、本日の「ちこちゃんに𠮟られる」の再放送では、子供は感受性が強く、何事にも好奇心を持ち感動するのに対し、大人は感動が少なく、好奇心も少ないからだと述べていた。好奇心と感動が時間感覚を決める最重要事項とのことだった。もし大人も好奇心を持ち、感動すれば、時間を長く感じられるのではないかと思った。
2024.03.30
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スノーフレーク温かくなったと思ったら寒くなり、草花も芽を出しかけては引っ込んでしまい、中々春らしくならず、昨日も寒くて今朝も冷たい雨が降っていたが、昼頃から晴れてきて暖かい気候になってきた。また寒くなるかもしれないが少なくとも今日は春を実感している。今日は3/29で4/1からの新規採用者、3/31付けでの退職者、部署移動者が発表された。特に部署移動者は膨大で把握しきれないと思った。いよいよ4/1からは新体制で働くことになる。今までは全ての曜日で午後5時半までの勤務だったが4月からは毎週月曜日は午後7時まで勤務することになった。花を咲かせた草花は枯れていく。私も花の時代は終わったと思っていたが、請われるままに今の職場で働くことになった。もともと病気の人や苦しんでいる人のお役に立ちたいという気持ちがあり、その気持ちは変わっていないので、枯草だけどきちんと仕事をしていたら、若い働き手と変わらないとみなされ、仕事も増やしてもらうような事態になっている。体力は明らかに衰えているが、患者さんを診るうえでの情熱や責任感は変わっていない。昨年先輩医師が昨日まで元気に診療していたが突然お亡くなりになられた。その先生と同じように、必要とされているならできるだけの仕事をして、お迎えがきたらぽっくり逝くつもりで生きていこうと思っている。調べてみたら草花でも季節がきて枯れるはずなのに、枯れないで青みを残している草花もある。人間でも色々のタイプがあるのだと思うことにしている。
2024.03.29
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ムスカリ 前日の寒さで葉が枯れていた多くの同級生や周りの年配者も亡くなり、自分もいつ死ぬか分からない年齢になった。だからと言って死ぬのをじっと待っている訳にもいかない。昨日家で膝を曲げての座り姿勢でちょっとした作業をした。作業が終わって立ち上がろうとしたが立てない。周りにつかまってやっと立ち上がったが衰えはどうすることもできないと思った。すこし体力をつけようと思ってリポビタンDを飲もうとしたが、力がなくてキャップをあけることができなかった。いよいよ何もできない高齢者になってしまったかと思ったが、今日勤めにでたらシャキッとした。今の職場は重いものを持ったり、瓶のキャップをねじり取るような力作業はない。回診して多くの患者さんに声をかけて激励するだけで軽労働である。廊下の先の方を見ると若い看護師さんが軽快に颯爽と歩いていた。私は?と振り返るとよたよた歩きで颯爽とは程遠かった。彼女らとは年齢が違うのだから仕方ない面もあるが、もっとスタスタ歩いて患者さんを激励してやらなくてはと思った。背が曲がり、よたよた歩きでは患者さん達は逆に私の方を心配してくれるかもしれない。一瞬一瞬、毎日が勝負である。若者のようにはふるまえないが、他人の姿をみて発奮していこうと思った。せめて廊下を歩く時だけでも背筋を伸ばし、腕を振って軽やかに歩こうと思った。
2024.03.28
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小林製薬の健康食品紅麹コレステヘルプを摂取した人が腎障害を起こし、血液透析しなければならなくなった人や死者も出ているという。紅麹は真っ赤な麹で酒や味噌等を作る時使用すればコレステロールを下げて、血圧も下げ、活性酸素を抑制して老化予防になるとして小林製薬は発酵食品会社に販売したり自社でサプリメントして販売していた。今回被害報告が出ているのはサプリメントに関するものだがお酒や味噌その他の原料として販売したものも自主回収を行っている。紅麹を作る過程でシトリニンという成分が混入してくることがあり、これが腎障害を起こすことは知られていたが、小林製薬の調査ではシトリニンは含まれていないとのことでそれとは別の有毒物質が産生されたか混入された可能性があるとして調査している。健康志向の高まりで健康食品(サプリメント)を摂取している人は極めて多い。健康になりたくて高いお金を出してサプリメントを買って飲んでいるが、健康どころか腎障害を起こして透析したり死んだ人も出ているとは大事件である。現在サプリメントの有害性についての審査はあまり厳密に行われていないので、今回の事件を機に、あらゆるサプリメント製品について有害物質の有無について事前に厳密な調査をするシステムを導入するべきだと考える。
2024.03.26
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尊富士が新入幕でいきなり優勝してしまった。110年ぶりとのことで凄いことだと思う。青森県出身で4人兄弟妹の次男坊で相撲は母方の祖父が相撲の指導者だったことから子供の時から訓練を受けてきたとのことである。父親は尊富士が中学生の時に離婚しているので、子育てや生活面で父親代わりになって母親を助けてきた気の優しい少年だったとのことである。幕内で耐えられる体に生んでくれた母親に感謝すると優勝インタビューで言っていたが、全ての面で母親に感謝していたのだと思う。千秋楽の前日右足首の靭帯を痛めて、相撲をとれる状態ではなかったみたいだが気力で相撲を取ったとのことである。アドレナリンが出て麻酔の役割をはたしたのかもしれない。入門10場所目の優勝も新記録で体力だけでなく意志の力や精神力も凄いものを持っていると思う。この調子で横綱まで登り詰めてもらいたいと思う。離婚して去っていったお父さんもきっとどこかで観ていて応援していると思う。頑張ってもらいたい。
2024.03.25
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2月16日から3月15日まで確定申告期間があったので昨年自分で確定申告できたので今年も自分でしようとしたが、自動入力の仕方が今年から変わったと書いてあり、スマホでマイナンバーカードを読み取りマイナポータルと連携すると書いてあったが、その方法がめちゃめちゃ複雑で今年は医療費やふるさと納税が多かったのでそれらを一々入力するのは大変だと思い途中で諦めて3/4に税務署に行って朝から並んで税務署のお兄さんに教えてもらって入力してきた。その最終結果はいくばくかの還付金があるとのことだった。3/15に確定申告期間が終了したので3/19に税務署から「e-taxの還付金等の通知」とのメールがあった。それを見るには3つの方法が書いてあり各方法別に指示が出ていたがいずれも分かりずらく面倒で大変そうだったので放置していたが今日は土曜日なので朝から取り組んでみた。1の方法だと暗証番号が分からないと駄目なので暗証番号再設定しようとしたがあれこれ画面が出てきて結局駄目だった。2の方法は意味が分からず、3の方法はマイナンバーカードをスマホで読み取りなさいというものだが言われた通りスマホにカードを接面させるも中々読み込んでくれなくて、読み込んだと思っても還付金の項目は何処を探してもなく、何度読み込みのやり直しをしたか分からない。そしてやっと先ほど目的の画面に到着出来て、税金の総額と還付金の額をみることが出来た。ただそれだけのことなのに試行錯誤していたら、朝から夜までかかってしまった。いずれにしてもどの操作も大変複雑で教えて頂いたように操作しても狙いの画面は中々出てこなくて、このシステムはよほど親切心のない頭の悪い人が作ったのだと思った。誰でもが簡単な操作で目的の画面に到着できるようにシステムを作ってもらいたいと思う。一人でなく女性を含めた数人で皆さんに分かりやすいようにするにはどうしたらよいかを話し合いながら操作手順を考えてもらいたいと思った。
2024.03.23
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ホトケノザ才能に恵まれ、良い運にも恵まれて天真爛漫に生きてきた大谷選手に大きなピンチが襲いかかってきた。一心同体でアメリカ生活を堪能してきた水原通訳がスポーツ賭けで借金がかさみ6億8千万円大谷の名前で送信した。水原通訳から打ち明けられ人情に厚い大谷は6億円という大金でも「今までお世話になった水原さんの為なら代わりに返済してやります、その代わり今後一切ギャンブルはやらないでください」と言ったと水原氏は最初は供述した。それが本当の所だと思う。ところがその後供述を変えて大谷は全く知らないことで自分が大谷の口座から無断で送金したと訂正した。しかし大谷の名前で送金されており、大谷も違法な賭博の共犯者とみなされる可能性が出てきた。また6億円に対する税金の問題も出てきた。大リーグのシーズンが始まり、大谷には大活躍してもらいたいが大谷も事情聴取を受けることになるだろうし、不法賭博にかかわったとして何か月かの出場停止処分を受けるかもしれない。水原通訳は大谷と一体であり、水原フアンもかなりいたが大谷をピンチにおとしいれた罪は大きい。水原は自分が大谷の金を盗んで借金返済のために送金したとして罪は全て自分にかかるようにしようとしているが法制度はそれほど簡単なものではない。大谷には野球に専念させてやって欲しい。大谷の弁護士に頑張ってもらいたいと思う。
2024.03.22
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ヒヤシンスが芽を出し咲き始めた今もロシアとウクライナの戦争、ハマスとイスラエルとの戦争が続いており、目を覆うばかりの犠牲者が出ている。人が人を殺しあう無残な戦争はどれも悪であり、良い戦争はありえない。このような時に化学者で平和運動家のライナス・ポーリング氏と宗教家で平和運動家の池田大作氏の対談集「生命の世紀への探求」という本を電子書籍で読んだ。紙書籍で読むより読みやすいのでかなり早く読み終えた。ポーリング氏も池田氏も支配者層が自国の周りに壁を作り他国は敵として自国内に防衛庁とか陸軍省、航空省等を設置しているが、平和省を設置すべきだと述べていた。平和のためには何をしたらよいかを常に考える省庁があれば、簡単に戦争には突入しないと思われる。自国、他国と考えるのではなく、一人一人が戦争のない世の中にするにはどうしたらよいか、人類が幸せになるにはどうしたらよいか考えるべきであり、それは政治家に任しておいても達成できないかもしれない。民衆が平和は何よりも大切であるということを理解し、行動することが大切であると述べていた。宗教の名のもとに異教徒に対して残虐な殺人がなされてきた歴史がある。宗教は人々の幸せと平和を目指すものでない限り、百害あって一利なしと述べていた。今地球上には何百万という宗教がある。入信の動機は願いをかなえてくれるからが最も多いが、世襲で親から子に受け継がれている宗教もある。人々は自分が信じている宗教は絶対正しいと思っているが、それが平和を希求するものであり、人々の幸せにつながるものであるかを確認する必要がある。もしそうでないとしたら100害あって一つも利益がないことなので放棄した方がよいと思われる。日本は戦争放棄を憲法に定めており、素晴らしい国だが実際には万一の場合に備えて自衛隊という軍隊を保持している。災害救援隊の部分だけ残して軍隊をなくせば防衛費の大半は社会保障費等に回せる。国内産業の活性化にも使うことができる。平和のためにはコスタリカのように軍隊や武器は一切持たないようにしてその予算は国民生活の充実に回せば、国民は豊かになり幸せになる。とポーリングさんは力説していた。最終的には民衆の力なので、民衆が平和の大切さを悟り、それを政治に反映していくことが大切だと思った。
2024.03.21
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フランスギク吉永小百合が初めて医者役をした「いのちの停車場」を観た。2021年制作でコロナの真っ盛りの時に制作された映画でよくこれだけの作品が撮れたものだと思った。吉永小百合は当時76歳だったが39歳の女医さん役をこなしており、殆ど違和感がなく、名女優は齢をとらないものなのかなと思った。吉永さんは田舎の在宅診療医として重症患者さんを訪問診療する役で医者役は初めてというのに初々しい研修医みたいな感じで好演していた。物語りは末期の肺がん患者で医者の言うことを聞かない芸者さん、脳出血で胃ろう栄養をしている奥さんの面倒を見ている旦那さんで、ヘルパーさんを頼めばいいのに奥さんが他人に下の世話などをしてもらうのを嫌いなので老々介護で全て自分でしているが自分の心も体もかなり傷んできているご夫婦、IT企業の社長さんで頸椎損傷で体が自由に動かない。お金はいくらでも出すから何とか治療の方法はないかとたのまれて、吉永医師が幹細胞増殖で脊髄再生治療の研究をしている有名なを医師を紹介してやり、それも基本的には在宅で治療を行う話、吉永医師の幼馴染で女流棋士が5年前に癌の手術をした(どこの癌かは明らかではない)が再発して抗がん剤治療をしているケース、元高級官僚で膵がんの末期の男性、子供には何でも好きなものを買ってやる育て方をしてきたが何が原因か分からないが高校生の時家出して、末期の時も駆けつけてくれない。その時まほろば診療所で吉永医師と一緒に働いている医師国家試験が受からない青年(松坂桃李)が息子さんの代わりに意識が無くなっていく父親の手を握って子供に成りすまして色々声をかけてやる。海に憧れている小児がんの女児を松坂青年が海に連れ出してくれる話など盛りだくさんだった。吉永医師については病弱の父親がおり、大腿骨頸部骨折を契機に原因不明の激しい疼痛に苦しむようになっていた。こんな苦しみから早く解放してくれと安楽死を娘に再三お願いする。モルヒネも効かなくなってあんなに苦しんでいるので救ってやりたいと娘の吉永医師は苦しんだ。最終的にどうしたかは映画では描かれていなかったが安楽死について考える機会を与えてくれたのだと思う。配役人は吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、小池栄子,南野陽子、柳葉敏郎、泉谷しげる、田中泯、森口瑤子、石田ゆり子、みなみらんぼう など豪華俳優陣が揃っており、吉永小百合だけでなく他の配役の演技も素晴らしかったと思う。一見をお勧めする。
2024.03.19
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寒さにしぼみかけていた木蓮がここ数日暖かかったので花開いた。この木蓮は今から40年前に「肝機能検査の軽微異常値の評価」という論文で医学博士号を頂いた時に記念に植えた樹である。樹皮が破れてかなり老木化している。毎週日曜日6時35分から教育テレビでNHK俳句という番組があり、楽しみに観ている。本日の選者は村上 鞆彦さんでゲストは南杏子さんだった。南さんは1961年生まれで62歳、内科医で小説家とのことである。司会の柴田英嗣さんが南さんに色々質問して明らかになったがその経歴はかなり特殊であった。日本女子大家政学部卒で「主婦の友」の編集者をしていたが夫の仕事の関係でイギリスに渡りそこで子供を産んだ。そこでは小さい子供がいても女性が様々な仕事を楽しそうにしているのをみて、子供が2歳の時帰国し、医者になろうと思って東海大学医学部に入り医師になった。医師になってからは大変忙しい毎日だったが高齢患者さんばかりの病院に勤めるようになってから少し余裕が出来て、ヨガ教室やコーラス会、陶芸教室、小説を書く会等に参加する中で小説を書くようになったとのことである。医師としてお年寄りの患者さん達の臨終に立ち会ったり、リハビリしてやりながら小説を書き、ヨガに行きコーラスにも参加したりして有意義な生活を送っているとのことだった。南さんの小説は今の高齢化社会とか介護とかリハビリとか人生の終末期に関するものが多いが、それは職場で実際に見聞きした内容が土台になっているとのことだった。波乱万丈の人生をよく乗り切ってこられたと思う。二刀流でこれからも元気で頑張って頂きたいと思う。
2024.03.17
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葉ボタンとツバキ本日土曜版のフロントランナーはスキーポンの発明者 キム ジョンミョンさん(55歳)だった。1968年大阪市生まれで父親は韓国人学校の音楽教師で、本人は奈良先端科学技術大学院大学で分子生物学を学んだ。高温、乾燥状態になると植物のなかで、酢酸が作られることを2008年に発見し、植物には高温、乾燥に強くなるための設計図があり、酢酸がそれを開く鍵ではないかと考えて、様々な植物に酢酸液を投与する実験を夫婦で繰り返し、幅広い作物で効果が確認され2017年英国の科学雑誌に発表し、翌年2018年株式会社を起業して、酢酸液スキーポンの製品化に成功した。多くの農家や農協で使ってもらい2023年には農水省から約11億円の補助金が頂けるまでの優良企業に成長して発明と会社経営の2刀流で頑張っておられる人だとのことである。酢酸が倒れそうな植物を元気にすることを発見しトウモロコシやブロッコリーにスキーポンをかけると樹が丈夫になり実が大きく育つことを実証しているので瞬く間に使用者が増えて行った。他の会社の話だが、スキーポン同様植物を元気にする液体HB101も植物を大きく生育させる。植物を立派に育てるなら頭の毛も育てたり生やしたりできないものかとHB101を源にして研究しHG101を造りだし、かなり効果を上げている会社もある。植物を生やす液体も頭の毛を生やす液体も素晴らしい研究だと思うが、それを発明した人がそれを売り出して会社経営に生かすことも経済活動としてよいことだと思った。
2024.03.16
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ビオラポーリング博士は二つのノーベル賞(化学及び平和)受賞でも有名だがビタミンC の研究でも有名である。ビタミンCを食品やサプリメントから多く摂取することによって癌の予防や免疫力を高め風邪などにかかりずらくなると説明している。医師たちは野菜などの食品から必要摂取量を摂取すれば十分としているがポーリング博士はサプリメントなどからもっと多量に摂取することによって多くの病気を予防することが出来ると対談書「生命の世紀への探求」の中で述べていた。
2024.03.15
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ピンクの線が入った芝桜も咲き始めた「生命の世紀への探求」を読んでいる。ポーリング博士は9歳で父親を失い、25歳で母親を失った。母親の死の知らせを受けた時には何人かと研究のことで打合せ中だったが涙がこぼれてしかたなかったとのことである。母親は、彼がいい会社に入って給料をもらい、安定した生活をすることを望んでいたが、未だに奨学金をもらい、大学院で研究生活を送っていたことに不満を持っていた。しかし自分は世の中に役立つことを成し遂げて、いつかきっと母親にもそれを分かってもらい、感謝してもらえる時がくると願っていたとのことである。それから5年後の30歳の時アメリカでもっとも有能な化学者であるとの表彰状をもらった時には、それを母親に見てもらえなくてどんなに残念に思ったか知れないとのことだった。親と子の関係には様々な形態があり、親が子を殺したり、子が親を殺して事件になることもあるが、一般的には親孝行しなくてはと思っている間に、親に死なれてしまったというケースが多いのではないかと思う。ポーリング博士の場合もそれに近い状態だったのだと思う。親に感謝しその恩に報おうと思っている人達は殆ど成功しているが、その恩を感じていない親子関係の場合は成功はおろか事件につながる場合もある。親が子供に対して無償の愛を注いでいる限り、子供もその恩に報いようとするものだ。親たるもの心したいものである。
2024.03.14
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雪が降った後スイセン(水仙)がうなだれて咲いていた先日テレビを観ていたら読書についてインタビューしている場面があった。昨年何冊ぐらい本を読みましたか?とマイクを向けられた20歳代位の若者は「一冊も読まなかったかな」と答えた。それなら電子書籍はと聞かれたら「そちらも読んでいない」とのことだった。最近は読書離れが進んでいて、町の本屋さんがいくつも潰れているというニュースを聞いたことがあるのでそれを象徴するようなインタビューだと思った。別の人にインタビューすれば何十冊読んだと答える人もいるかもしれないが全体的に読書人口が減ってきているのは確かだと思う。スマホやタブレットを観ていればニュースも見れるし歌や娯楽番組も見れる。その延長で電子書籍の読者は増えている。紙の本を読む代わりに電子書籍を読んでいる人が3~4割いるとのことだ。私もアマゾンで「沖仲仕が医師になって」の電子本を購入し、楽天から「生命の世紀への探求」の電子本を購入した。アマゾンではKindle版という本を読むためのソフトをインストールする必要があり、楽天では楽天Koboというソフトが必要だがいずれも無料でダウンロードできてインストールできた。購入した本はKindle又はKoboの書庫の中に保存され好きな時によむことが出来る。通勤途中にスマホで本を読んでいる人もいる。私はパソコンに保存したので、パソコンで読んでいるが字を大きくすることも出来るし随分読みやすく便利だと思った。紙の本を読む場合は光の当て方が難しく姿勢を悪くして読むことが多かったがパソコンだと正面に適度の明るさで文字も適度の大きさに拡大して読むことが出来るのでとても便利だと思った。これだと紙の本の読者が益々減り、本屋さんが苦しくなってしまうかなと心配になった。紙の本はいつでも好きな時に取り出して、好きな所を読めるが電子本だとそれが出来ないのではないかと思っていたが、パソコンのデスクトップにKindle及びKoboの図書室が設置出来てその中に購入した本が保存されているので、いつでも読めるので紙の本に劣ることはないと思われた。ただ紙の本と電子本では目に与える影響はどうかなという懸念がある。おそらくその研究もなされていると思われるので紙本と電子本の目に与える影響も調べておこうと思っている。
2024.03.12
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『生命の世紀』への探求ー科学と平和と健康と【電子書籍】[ 池田大作 ]価格:748円 (2024/3/10時点)楽天で購入今朝の新聞に二つのノーベル賞(化学賞と平和賞)を受賞したライナス・ポーリング博士のことが載っていた。ポーリング博士は1901年2月28日にアメリカ・オレゴン州に生まれた。父が営む薬局で子供の時から薬の調合を観察して実験の真似事をしたりしていたが、9歳の時父が死亡、病弱な母と二人の妹を養うために早朝は牛乳配達、夜は映画館で映写技師の手伝いをしながら学業に励んでいたが、やがて大学の授業料が払えなくなり、それを知った教授が助手として彼を雇い、苦学の末にカリフォルニア工科大学の大学院に進学して研鑽を積み、30歳で教授に就任している。量子力学を化学に応用した先駆者で、化学結合の仕組みを明らかにした業績で1954年にノーベル化学賞を受賞し1962年には核実験反対などの平和運動によってノーベル平和賞を受賞している。1954年アメリカの水爆実験を機に核兵器の全面禁止を訴える「ラッセル・アインシュタイン宣言」に11人の科学者の一人として署名して、反核の集会に参加した。その後も様々な署名活動を行い、赤=共産主義者のレッテルを貼られ、弾圧の対象となり、マスコミによる避難中傷があり、大学の学科長の立場も追われた。米国上院委員会は博士を承人喚問し、署名運動を手伝った者の名前を明かにせよと責めたが、「私の署名運動を手伝った人達が何らかの仕打ちを受ける恐れがある以上、自分の身がどうなってもいいから、その人たちの氏名を明らかには出来ません」と拒否した。1987年2月以来日本の池田大作氏と4度の対談を行い、「生命の世紀」への探求が出版され、その中で博士は「民衆を苦しめる戦争を防止するのは私達一人一人の課題です。他の誰の責任でもない。ですからとりわけ青年に対して『地上から戦争を追放することを自身の責務とせよ』と呼びかけたい」と述べているとのことなので、私は青年ではなく、これから生きる期間も短いが、ポーリング博士の心意気を学ばせて頂こうと思って、上記「生命の世紀」への探求の電子版を今注文して早速読むことにした。
2024.03.10
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アセビ(馬酔木)が咲き出した昨夜は当院に8年間勤めた先生が今月限りでお辞めになるので、私が声をかけて個人的送別会を勤務先に近いホテルの13階のレストランで開催した。参加者は本人を入れて5人、その先生の新しい勤務先も決まって今までの当院での思い出や新しい職場での心構えなどをペチャクチャと話し合った。その先生は欠乏すると脚気になるビタミンB1(チアミン)を研究しており、大量投与することによって脚気以外の重い病気が良くなった症例を沢山お持ちで、その蘊蓄を傾けてくれた。先輩医師からは新しい職場では遅刻しないこと、机の周りはいらない物はどんどん捨てて整理整頓しなさいとの注意があり、ご本人も笑いながら承っていて、それが面白く、地元の酒「七賢」もその日は格段においしくて、楽しいひと時を過ごすことができた。コロナ以来このような個人的宴会は殆どしてこなかったので、久しぶりだったこともあるが話題と料理と飲み物がピッタリあって楽しい夜だった。明日、義兄がジャガイモの植え付けのコーチに来てくれるとのことで以前スコップで掘り返しておいた畑を整地したが風が冷たくて辛かった。昨夜の楽しかったことはどこに行ってしまったのかと思ったが、楽しさはずっと続くものではなく、また苦しみや辛さもずっと続くものではない。それを弁えて毎日新鮮な気持ちで充実の日々を送っていこうと思う。
2024.03.09
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3/5の夜、甲府盆地に今年3度目の雪が降ったアメリカの大統領候補を各党で決める予備選が行われているが、スーパーチュウスデー(火曜日)日本時間3/6には予備選を行う州が集中しておりこの日の投票でほぼ候補が決まると言われてきた。民主党ではバイデン現大統領が圧倒的に勝利し、共和党ではトランプ前大統領がやはり圧倒的多数で勝利して11月の本戦ではバイデンさんとトランプさんの決戦になることがほぼ決まった。トランプさんはいくつかの刑事告発を受けており、州によっては大統領候補にはなれないと判決を出しているが上級裁判所である連邦裁判所の判決によっては選挙戦に出られることになる。トランプさん支持の裁判官が過半数を占めている連邦裁判所の判決は恐らく出馬許可の判決になると思われ、バイデン、トランプの大決戦になることはほぼ決まりと思われる。バイデンさんには81歳という高齢の問題があり、トランプさんにはその奔放すぎる性格からいくつもの刑事訴訟があり、アメリカファースト願望による独善的行政の懸念がある。アメリカ大統領はアメリカを豊かで発展的で、国民が安心して暮らせるようにする使命がある。しかし立場上世界平和や難民行政、経済格差の是正、核兵器不使用条約、その他人類の幸せに関する極めて大きな影響力をもっている立場である。その言動で世界がよくも悪くもなるのである。本選に対する世論調査では共和党のトランプさん有利の数字が出ており、このままだと民主党のバイデンさんの敗色が強い。トランプさんは刑事訴訟の問題だけでなく、自分の国さえよければよいとする利己心が強く、世界全体の幸せを考える博愛精神が欠けているように見える。そのような不適格者が大統領になるのを防ぐにはバイデンさんが候補者を辞退することだと思う。それによって若手の民主党候補とトランプさんの決戦になったら、民主党若手が勝つ可能性も出てくる。バイデンさんの選挙情勢分析と決断(辞退)を望むものである。
2024.03.07
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クリスマスローズ紫クリスマスローズ白人生いよいよ終局を迎えようとしている時、食べられなくなったり、呼吸困難になったり、心臓が止まった時どのように対応したらよいかについて、医師はあらかじめ家族と話し合って方針を決めている。食べられなくなったら鼻管栄養や胃ろう栄養を行うか、呼吸が止まったら人工呼吸器を装着するか、心臓が止まったらカウンターショックで刺激を与え、人工呼吸しながら少しでも延命するように努力するのか、或いは何もしないで静かに見守るか?等について家族の意向にそって対応している。医師国家試験にもそのような時にどう対応したらよいかの問題もよく出題される。実際に出題された問題に沿って考えてみたい。89歳女性、71歳でパーキンソン病発病、86歳でヤールの分類で5度となり、ベッド上の生活になった。87歳で家族とのコミュニケーションが困難になり、3か月前から食事量が減り、誤嚥性肺炎を2度おこしており、意思表示は困難で家族の声掛けでわずかに表情が緩むことがある状態で本人から希望を聞くことはできない。そこで家族の意向を聞くことになるが、胃ろうを造りますか?、人工呼吸器を装着しますかなどを家族に聞いても、家族もどのように答えていいか決めかねることが多い。そこで国試では家族の方針決定に際して助言してやるとしたらどのような助言が適切かで5つの選択肢があり、最も適切なものを選べと設問している。1はいったん方針を決定すると途中で変更できない。2は患者さんに判断力があったとすればどのようにしてもらいたいか、患者さんに沿って決めてやる。3は食べられなくなったら鼻管や胃ろうなどで栄養補給してやらないと安楽死させたとみなされます。4は最終的方針決定には病院の倫理委員会の許可が必要。5はいずれ死亡するので無駄な人工的栄養補給は行うべきではありません。皆さんが国試受験者だとしたらどれを選びますか?正解は2で患者さんに答える力があったら恐らく答えるであろう答えを探してやるのが正解とのことで、今までの患者さんの生き様や価値観を想像しながら決めてやるのが良いとのことである。日ごろから自分の最期の希望について家族に話しておくことが大切だが、それを話しておく前に認知症や急病などになってしまったら、それまでの自分の生き方を家族に判断してもらって、対応を決めてもらうことになるのだなと思った。
2024.03.05
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芝桜が咲き始めた今、山梨大学では医学部消化器内科の教授を公募している。その応募要項を開いてみたら、日本内科学会、日本消化器病学会の指導医の資格を持っていることが応募条件になっていたが、消化器を専門にしてきた人では殆どこの資格を持っており、誰でも出願できるという内容だった。しかし現実には論文の数やその内容、診療実績等を細かく審査して、面接で学生や医局員をしっかり指導していけるか否かなどの人間性を評価して決めるのだと思う。ここまではごく当たり前の選抜方法で他大学とあまり違わないが、山梨大学では最後に書類審査と面接の総合成績が男性応募者と女性応募者で同点だった場合には女性を採用すると書いてあった。政治や会社、教育の場などで女性の社会進出促進が叫ばれているのはいいことでその配慮をしていくのは良いことだと思うが、同点の場合は女性を採用するというのはいささか行き過ぎだと思った。大学入試で男性に有利な問題や配点で、女性が不利益を被っていた事実が明らかになり、男女差別をなくし、男女とも同じ条件で合否が判定されるべきだとして各大学で平等を徹底するようになったのはいいことだと思う。ところが教授の選考過程で同点の場合は女性を採用するというのは女性優位の逆差別で本来の姿ではないと思った。性別に拘らず、教授に最もふさわしい人を選んでもらいたいと思う。
2024.03.04
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本日撮影したレンギョウ,家内が20年位前に友人から頂いたもの「生涯健康脳」を読み終えた。従来は青年期までに脳は出来上がってその後は次第に脳細胞や神経線維は減少していくだけであると信じられてきた。しかし最近の研究では次第に脳細胞が減少していくことは事実だが左右の側脳室の中にある海馬という部分は生活状況によっては高齢になっても成長することが分かってきた。そこで脳に栄養を与える良い生活習慣と脳を委縮させてしまう悪い生活習慣について説明してあった。〇脳に良いことでは有酸素運動が脳を活性化させるとのことである。有酸素運動というのはサッカーやラグビーのように激しい運動でなくウォーキングのような軽い運動でしっかり呼吸をしながら継続的に酸素を体の中に取り込む運動で、これが脳に対して最もよいとのことであった。1日30分の歩行で十分とのことである。次に良いのはウォーキングしながらしりとりしながら歩くのである。有酸素運動をしながら頭を使うことになり脳を活性化させることが出来る。次は睡眠で十分な質の良い睡眠は認知症の原因になるアミロイドβを洗い流してくれてストレスを取り除き記憶力も高めてくれる。7時間は睡眠時間を確保したいが、よく眠れるように昼間日光にあたるとか寝る時間や起きる時間をいつも一定にすることも大切である。脳を活性化させるために運動と並んで大切なことが知的好奇心で、見たい、聞きたい、知りたい、してみたい、行きたいなど様々なことに興味を持ちいつもワクワクときめいている状態は脳にとても良い。趣味を持つことは脳にとって素晴らしい効果が期待できる。人との交流、コミュニケーションは脳を健康にして認知症予防になる。音楽を聴いたり演奏したりすることは脳にとって大変良い。■反対に脳に良くないことでは飲酒が上げられる。アルコールの摂取量が多い人ほど脳の萎縮が見られるので飲まないにこしたことはないが飲む人は控えめにすることが重要である。肥満は脳が委縮して認知症のリスクを高めるので、肥満度24(体重㎏/身長m2乗)未満を保つようにしたい。糖尿病、動脈硬化、高血圧は認知症リスクを高めるのでしっかり治療する必要がある。ストレスは海馬を委縮させるので、ストレスに耐えられるように自分をコントロールする力をつける必要がある。以上脳に良いことと悪いことを具体的に例を上げて説明してくれてあった。酒については私は毎晩飲んでいるので認知症になりたくなかったら止めた方がいいかなと思い始めている。
2024.03.03
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生涯健康脳 (幻冬舎文庫) [ 瀧靖之 ]価格:594円(税込、送料無料) (2024/3/2時点)楽天で購入「生涯健康脳」で男女の脳の比較をしているところがあった。男性の脳は20歳位から一定のスピードで体積が減っていくが、女性は女性ホルモン(エストロゲン)が脳に対して保護的な働きをして50歳を過ぎた頃から男性と同じようなスピードで減少し始める。脳の前頭葉や側頭葉にある言語を扱う言語野の体積が女性の方が大きく、おしゃべりやコミュニケーション能力が高い。女性は夫を亡くして高齢になっても社会とのつながりが保てるが、男性はコミュニケーション能力が低いので社会との関りが少なくなって認知症のリスクを高めたり脳血管障害のリスクを高めたりして女性より寿命が短くなってしまうと書いてあった。男女で平均寿命が違う原因については社会的立場での責任感の違い、男性の働き時間が長いからとかストレスを受けることが多いからなど色々の説があったが、この脳科学的説明が一番納得できた。東京オリンピックの組織委員会会長の森元総理が「委員会に女性が入っている所は話が長くなって困る」と発言して大問題になって会長交代にまでなってしまったが、それは男女の脳の違いを知らなかった故の時代錯誤の発言で汚点を残してしまった。この本を読んで男女の脳の違いを理解していると、発言ミス予防だけでなく異性との付き合いにも余裕が持てるのではないかと思えた。
2024.03.02
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当に老夫婦しかいないのに今年も老妻が雛を飾った。 ある新聞の人生相談に20歳代女性が同じ職場の女性が妊娠してめでたいことだが、その人が産休に入り自分の仕事が増えることもあり素直に喜べない。心の狭い人間なのだろうか?という質問に対して心療内科の医師が「人の幸せが喜べるのは自分が満たされている時だけです」と答えていた。「人間は人の不幸を喜び、人の幸せを妬むものだ」という人がいても、実際に他人の幸せを素直に喜べない自分に気が付いた時は「なんと自分は心の狭い、さもしい人間だ」と思って自分を卑下してきた人は数えきれない位いるのではないかと思う。今日の回答者の「自分が幸せでなければ他人の幸せは喜べないものである」の返答はずいぶん説得力があった。自分が不幸のどん底にいるのに、他人はどんどん幸せになっていく。「くそ!!」と思うのが普通で、他人の幸せなど祝福する気持ちには到底なれないというのが現実だと思う。そのように心が動くのが普通で、人の幸運を喜んでやれない自分はダメな人間だと思わなくてもよいとの返答で心が軽くなった人は多いのではないかと思う。自分も幸せになって人の幸運を喜んでやれる人間になろうと思った。
2024.03.01
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昨日山梨県昭和町から写した富士山世界的大スタードジャースの大谷翔平選手(29歳)が本日インスタグラムで結婚を発表した。誰からも好かれており比類稀なるスポーツマンであり人格者である大谷の結婚発表、だれもけなす人はいない。素敵な伴侶を得て野球史に燦然と輝く記録を作ってもらいたいと思う。大谷の報告は以下の通りである。「Not only have I began a new chapter in my career with the Dodgers but I also have began a new life with someone from my Native country of Japan who is very special to me and I wanted everyone to know I am now married.」インスタグラムでの簡潔な報告。相手の女性はSomeone from my Native country of Japanとあり、 日本の自分の生まれ故郷の人とのことで秋田の女性ではないかと思う。どこの出身でもいい。二人は世界中の注目の的なので世界に希望を与える幸せな家庭を築いてもらいたいと思う。結婚おめでとう!!
2024.02.29
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