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以前から咲いて咲き終わったと思っていたらまた白いバラが咲いていたので思わずまた写真を撮ってしまった。先週の日曜日に孫が山梨に来た時の写真である孫は滋賀県の大学の工学部を卒業して大手家具製造メーカーに就職が決まり、千葉県で研修期間を終了してこれから任地の北九州市に赴任する直前に甲府に寄ってくれたので昇仙峡の仙娥滝に行ってきた時の写真である。方やこれから伸びていく若芽、方やこれから萎びていく老体、好対照と思って載せた。若者にはこれから可能性がいっぱいある。ご老体はそれまでなんらか頑張ってきたのかもしれないがこれからの可能性はほとんどない。今は年老いて役目は終わったように思う。これからの生き方が大切だと思うが明確な羅針盤はない。年老いた先輩達は気力も亡くなり、役目が終わった後の記録はあまり残していない。道なき道を切り開いていくのは記録が残っていない今が一番大変かもしれない。高齢になる直前までの人生は多くの人がその生き方をいっぱい書いていたので参考になったが、高齢になってからの記録は少なく、迫力もない。しかし残された人生、明確な羅針盤はないが、日ごろの勤行、唱題に励み、高齢者としての生き方を確立していきたいと思っている。
2023.08.15
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クレマチス・ウイタルバ?8月11日が山の日で祝日、12日、13日が土日で3連休であった。お盆は13日~15日で少しずれるが13日がお盆と重なっており、里帰りや行楽に行かれた方も多いと思う。病院関係者は連休は好きではない。その間に患者さんが急変したりすることがあるからである。コロナは依然として流行しており、病院に来てみたら理学療法士、作業療法士各3人ずつ合計6人がコロナ陽性で症状は軽いがいつも誰かがコロナに罹っており、気持ちの休まる時がない。幸い私の受け持ち患者さんはコロナを免れており、急に悪くなった患者さんがいなくて助かった。上記職員6人の感染経路は不明だという。コロナは飛沫感染と言われており、人が唾を飛ばしながら話したりすると感染すると言われているが実際にはそのような場合だけでなく、同じ部屋にいただけでも感染することがあり、私は空気を介して感染する空気感染と思っているが、いまだに公式感染経理は飛沫感染となっている。飛沫感染と空気感染では予防法も治療法も対応の仕方もだいぶ違ってくる。大部分の医師は空気感染と思っているのに、公式感染経路の発表がいまだ飛沫感染のままの理由がわからない。感染経路の違いによって、予防法、治療法、隔離法などが違ってくるので、国際間で密接な連携をとって感染経路の意見を統一して、コロナの早期撲滅を目指してもらいたいと思う。
2023.08.14
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盆飾り: キュウリとナスにおがらの足を刺して馬と牛を作った。今日はお盆の入りなのでキュウリで馬を作り、ナスで牛を作ってその背中にうどんを何本か掛けて精霊を運んでくれる動物を作り、自宅にお盆中精霊をお迎えすることにした。その後南アルプス市までお墓参りに行って、家に帰ってきたら迎え火を焚いて先祖の精霊をお迎えした。16日には送り火をして精霊を送り返す予定である。南アルプス市のお墓に墓参りに行った時、7年前に夫を亡くして一人暮らしをしている78歳の妹に逢ってきた。色々話をしてくれてコロナでカラオケは回数は減っているが、毎週ボーリングに行っているし、ハーモニカ教室にも通っている、ヨガ教室にも通っており、合間には農業もして自分で食べるくらいのものは作っており、毎日すごく忙しいとのことだった。表情が生き生きしていた。高齢になってからの生き方は難しいと前回のブログに書いたが、妹の姿を見ていたらどこも難しくないように思えてきた。車の運転ができるので、公民館でのハーモニカ教室やサロン等に気楽に参加できているが運転できないとどうかなと思ったが、運転できないならできないなりに近くの教室に通ったり、別の楽しみを見つけたりして結構楽しく暮らすのではないかと思った。ご高齢の方から「これ以上齢とったらどう暮らしていったらいいのか分からない」という声をよく聞くが、妹の生活ぶりを聞いたら「案ずることなし」だと思った。齢を取ったが毎日が楽しくて、毎日が忙しいとのことだった。
2023.08.13
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沖縄の海今朝の新聞に沖縄のしゅくみね内科院長の祝嶺千明さん(61歳)の健康と病気に関する興味ある記事が掲載されていたので紹介する。沖縄は1985年まで男女とも平均寿命が全国一位だったが、2020年時点では女性が16位、男性が43位まで落ちてしまいました。それまで沖縄では野菜を中心に魚介類や豚肉などをバランスよく食べてきました。戦後アメリカの統治下におかれたこともあって脂質や糖質の多い食事に代わってきたことが影響していると考えられています。また急激な車社会にかわり、運動の機会が減り、アルコールの摂取量が増えたことも平均寿命が低下した原因と分析されています。長生きだけが幸せの条件ではないとよく述べられてきましたが、平均寿命も健康の重要要因として考え、食事内容やアルコール摂取量などに留意してもらいたいと述べていました。祝嶺先生自身が急性進行性糸球体腎炎という国指定の難病に罹患してステロイド剤や免疫抑制剤を服用している状態ですが沖縄の人達の健康のために連日ご健闘なさっておられる姿に感銘を受けました。病気と健康とは一体であるというのが先生の考え方です。体内にがん細胞が出来た時人は癌にかかったと思うかもしれませんが私たちの体内では毎日数千個の単位で癌細胞が発生していますが癌細胞が増殖する前に体内の免疫細胞によってがん細胞は排除されているので問題になりません。がん細胞が増殖するかしないかは体内の免疫細胞の働きのいかんにかかっており、これはその人の生命力の強さに関係すると考えておられました。病気でも生き生きと元気にくらしておられる人がいる一方でどこにも病気がないのにどこかに病気があるのではないかと浮かない顔をしている人もいます。病気か病気でないか微妙で分からない場合もあり、自分で病気と決めないで生命力をつよくしていくことが必要でその生命力の強さで病気を退散させることも出来ると述べていました。人は必ず死ぬし病気にもなる。健康体は病気体でもある。健康は病気と一体であり健病不二で強い心をもって病気と闘うことが必要であると述べていました。無病息災という言葉があるがこの高齢化時代に病気を何も持っていない人はまずいない。何らかの病気を持っているものだが、それをものともせずに健康で生きましょう!一病息災、二病息災、多病息災でいきましょう!とおっしゃっていたがその心意気で頑張りましょう。
2023.08.12
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ラビンドラナート・タゴールインドの詩人・哲学者・教育者 ノーベル文学賞受賞者、1861/5/7生誕、1941/8/7没私の生まれる80年前に生まれ私が生まれた年に無くなった人である。13歳の時最愛の母が他界、その後抑圧的な学校教育に嫌気を感じ詩人としての道を歩むことになったタゴールは、1901年、「学校とは人類の精神的結合を代表するものでなければならないとする理想の教育を目指して後にタゴール国際大学に発展した学園を自ら創立したが、それからわずか6年くらいの間に妻、次女、父、次男が相次いでこの世を去った。悲しみの存底に突き落とされ、なぜ自分だけこのような悲しみや苦しみに遭わなければならないのかという疑問と、自分も皆と同じようにほどなく死ぬのではないかという不安と苦しみの中にいたのではないかと思われる。その時に自分を奮い立たせる言葉として「この痛みや苦しみが無くなりますようにと神に希い願うのでなく、この痛みに打ち勝てる精神力を与えたまえ」と謳い、「人生は失われた愛によって一層豊かになる」と謳っていた。最愛の人達が次から次になくなり、自分だっていつ死ぬか分からない精神的不安のどん底にいた時、その悲しみや苦しみにひきずられるのでなく、前を向いて生きようとしたところが凄いと思う。「人間の最大の力は自分の内にある」と信じぬいたタゴールは、様々な苦難を乗り越えてインド独立のために戦い、80歳で生涯を閉じるが、その6年後インドの独立が実現、その50年後には彼の詩と曲が国歌に採択され、今なおその不屈な精神は世界で語り継がれている。困難に直面している人や悲しみに打ちひしがれている人にとっては真の支えになる人ではないかと思う。
2023.08.11
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マンデブラ昔と比べ最近皆さん長命になったが平均寿命を超える頃にはいよいよ自分もこの世から消える時が近づいてきたと思うようだ。それがいつかは分からないのでその日がいつ来るのか不安を抱えながら生きていることが多い。現在私は103歳女性、脳梗塞の患者さんを受け持っている。女性の平均寿命からすると16年くらい長く生きていることになる。何にも考えないで100歳を超えるまでのんびり生きてきたとは考えられずその1年1年は辛いことも多かったのではなかろうか?脳梗塞を起こすまでは普通に元気に暮らしていたというので歳のことなど考えずにのんびり暮らしていたのかもしれず、それだから長生きができたのかもしれない。脳梗塞後は意識がなくなり、目を閉じていることが多く、考えたり悩んだりすることはなくなったと思われるが、動かない手足のことやしゃべれないことに対するいら立ちはあるかもしれない。しかし表情は平穏でそれほど苦痛があるようには思えない。最近では声をかけると目をぱっちり開けてこちらを見てくれるようになった。セラピストは車いすに乗せて院内を歩いてくれている。周りの景色がどのように見えているのかわからない。栄養は鼻から管をいれて入れているので肉体的にはほぼ健康状態である。こちらに入院してからほぼ半年が経過したが、これからいつまで生きられるかは分からない。命ある限りは褥瘡など作らないで安らかに暮らしていただければと思ってお世話していきたいと思う。
2023.08.10
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サルビアの花に蜂がついているところ(一番下の花)今、自動車運転免許センターに行って認知症テストと実地運転テストを受けて両方とも合格して帰ってきたところである。認知症テストは4つずつ物の図が書いてあるスライド4枚(合計16種)を見せて後に何のイラストかを思い出して書いてもらうテストが主体で、それ以外のテストもあるが基本はその16種のイラストをいくつ覚えているかで36点以上取れれば合格とのことだった。以前も同様テストで刀、アコーデオン、足、包丁、カブトムシ、ノコギリ、カボチャ、ズボンなどをヒントを頼りにして16個思い出せれば満点だが以前は14~15個思い出して76点以上ないと認知症疑いありとされ、48点以下(8個しか思い出せない)は不合格とされて医師の診断が必要とされていた。ところが2022/5/13改定では36点以上(6個以上思い出せる))なら「認知症のおそれがある」基準には該当せず合格となり、判定基準が大幅に緩和されていた。なぜそんなに甘い判定になったのかというと過去25年間この認知症テストを実施してきたが認知症テストの結果と事故の間に大きな相関がなく、認知症テストを厳しくするより、実地運転技術を高めた方が良いとの検討結果によるものだとのことだった。私は認知症と事故があまり関係していないという結果はその問題の出し方に問題があったのではないかと思う。検査方法はほぼ同じで事前に16個位のイラストを見せてそれをどれだけ覚えていたかで点数付けしていたその方法では事故を起こす認知症は発見できなかったということだと思う。単なる記憶だけを調べていた認知症テストでは事故との間に有意差はなかったのかもしれないが、検査方法を工夫して事故を起こす認知症を見つけ出すようにすべきだと思う。今までは76点以上が合格だったのにほぼ同じ試験問題で今度は36点以上あればいいとは検査をしないのと同じようなものである。単なる記憶を調べる今の試験方法を継続して36点以上を合格基準にするなら、認知症テストは直ちに中止した方が良いと思う。事故につながる認知機能は記憶の問題だけではなく、性格や感情の問題もある。今後もこのようなテストを継続するなら、事故を起こす性格、感情、判断力テストとして問題内容を一新する必要があると思う。
2023.08.09
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朝病院に出たら窓際においてある朝顔の鉢に一輪の朝顔が咲いていた。回診前に色々な角度から撮影したが窓から外を写すのだからどうしても逆光になってしまい暗い写真になってしまった。編集の段階で色々調整してみたら逆光でも見事に花が映える写真が作れたのでそれをブログに載せようとしたら月額250円でこのようなこともできるとのことで250円出さないと次に進めないとことで逆光のままで少し暗い写真だがそのまま載せることにした。暗くて少しさえない写真だが、実は私は、毎日そこを通る度に花が咲いていないか見ていたのである。今日初めて一輪の花が咲いているのを見つけてうれしかった。それだけのことが原因ではなかったかもしれないが待ち遠しかった一輪の花がさいたことがうれしくて、回診での態度が違ったと自分でも分かった。患者さんもうれしそうにしてくれたし自分もうれしかった。看護師さんも私を見て何故かほっとしたような顔をしていた。一輪の花にそのような効力があるとは自分でも気が付かなかった。午後の回診の時もみていこうと思う。
2023.08.08
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影絵の森 藤城清治(99歳)月の砂漠影絵の森 藤城清治(99歳) 釣りの少年竹下夢二(1884~1934年)東京行進曲山下清(1922~1971年)ハチの巣仙娥滝前で見知らぬ外人から「3人一緒に撮りましょうか」と言われて撮って頂いた今年滋賀県内の大学建築学科を卒業して九州勤務になり今千葉県で研修を受けている孫が九州(熊本)勤務になる前に甲府を訪ねてくれた。昇仙峡にある藤城清治氏の影絵の森と昇仙峡の仙娥滝に行ってきた。影絵の森には竹下夢二さんの絵と山下清さんの絵も飾ってあったのでその写真も撮ってきた。仙娥滝では見知らぬ外人から「3人一緒に写真撮りましょうか」と言われて撮って頂いた。真ん中の人は随分痩せているのだなという印象を持った。
2023.08.06
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今朝6時35分からのNHK「基礎英語を学んでみたら世界とつながった」の対象国は「ルクセンブルク」だった。名前は聞いたことがあるがどこにあってどのような国か知らなかった。西ヨーロッパにあり、フランス、ベルギー、ドイツに囲まれた国で人口44万4050人、面積2586㎢、で山梨県のそれ88万人、4465.37㎢の約半分の小国で正式にはルクセンブルク大公国といい税金が公平で貿易が盛んで大変豊かな国らしい。NATOに入っており海軍、空軍はなく陸軍だけとのことだった。言語はドイツ語、フランス語、ルクセンブルグ語、英語、スペイン語、日本語などを学んでおり、教科目によって言語が違うとのことだった。山梨県のような山国に住んでいると国の名前だけは知っていても世界の色々な国の実情を知らないものだなと思った。二人の女の子がいるルクセンブルグの4人家族の平均的家庭とビデオカメラがつながったが一人当たりGDPが世界トップの裕福な国で所得格差が小さく失業率が低い国とのことだ。法人税は外国企業が活動しやすいように制定されているので他国の企業が入りやすくなっており、個人所得に対しては収入に応じてきめ細かく税制が敷かれているので各人の生活水準に大きな差がでないようになっているとのことだ。知ればしるほど凄い国だと思ったが長い歴史があり、国が小さいだけに皆で話し合って住みよい国を築いているのだと思った。25分間番組で1っの国を紹介するのは大変だが他国民の生活の一旦を見せて頂き、日本の政治の参考にしていただければよいと思った。ところで「基礎英語を云々・・」などと表題に書いてあるが基礎英語力がないと理解できないということは全くない。翻訳してくれるので英語が全く分からない人でも理解できるようになっている。世界に興味がある人はぜひ観てもらいたいと思う。
2023.08.05
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ビジョザクラ我が国には約4000万人の慢性頭痛患者が存在するとされており、840万人いると推定されている片頭痛の患者さんの約74%の患者さんが日常生活に支障を感じており、多くは市販の頭痛薬で対処していると思われる。市販の解熱鎮痛薬は厚生労働省から許可されたアセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェン、ロキソニンなどの薬で患者自身で薬剤師と相談しながら自由に買うことができるのでかなり助かっている。これらがなかったら頭痛で苦しむ人は世に溢れていたと思う。しかし市販薬で治らない頭痛もあるので用心が肝要である。クモ膜下出血の典型的な症状は今まで経験したことがないような突然の激しい頭痛である。これは市販薬を飲んでも効かないのですぐ救急車を呼ぶべきである。時には最初に少量の出血による警告症状を呈することがあり、突然の頭痛に悪心、嘔吐、めまい、複視、視力障碍、せん妄(震えなど)を伴うばあいは直ちに救急車を呼ぶべきである。頭痛が市販薬で治るときにはそれでよいが今までにないような激しい頭痛やけいれんが起こるような場合には直ちに救急車を呼んでもらいたいと思う。
2023.08.04
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ペチュニア前アメリカ大統領が1)不倫の口止め料の不正処置、2)機密文書不正持ち出し、で既に起訴されていたが今度3つ目の大罪で起訴された。それは3)前回の大統領選で敗戦したのは不正があったからだとして国会議事堂占拠を煽動したとしての疑惑である。これから裁判があるが大罪人の可能性が非常に高い人が来年の大統領選の共和党候補のダントツ一位を走り続けていることに問題がある。トランプ氏は保守、白人の岩盤支持層を持っており、アメリカ第一、自由主義反対、性的少数者優遇反対、中絶反対、銃規制反対など昔のアメリカの良き時代復帰への幻想を持っている人たちに熱烈に支持されている。3つもの大罪で起訴されている大悪人が共和党の大統領候補になることはほぼ間違いなく、民主党の候補が負けたらアメリカ大統領になるかもしれないのである。トランプ氏支持者は自らの代弁者として彼を支持しているが彼がアメリカ大統領になった時の影響力についてはあまり考えていないように思える。アメリカは軍事力は世界一、経済でもトップクラス、文化的判断力をそなている人も多数住んでいてアメリカ大統領の政策や行動は世界に大きな影響力を及ぼすのである。彼がアメリカ大統領だった4年間について考えて見たい。彼は元々は政治家ではなかっった。不動産業の大富豪として有名になった人である。世界平和とか、世界国民、世界人類に対する思いやりがあふれた人のようには思えない。アメリカさえよければよいという考えが根底にある。世界的温熱効果削減の世界的会議パリ会議を自国に不利と見るや脱退してしまった。世界保健機構であるWHOからも脱退し、国連人権理事会からも脱退、TPPからも離脱、ユネスコからも離脱、旧ソ連との中距離核戦力抑制条約からも離脱、イランとの核合意離脱、と世界の平和とか、世界の温暖化防止などを考えているとははとても考えられない自分本位の政策をおこなっており、世界に大きな影響力を与えるアメリカ大統領としては力不足の人物と思われる。その人が次期大統領有力候補というのが現実なのである。他国の人がこの人を大統領にしてくれと運動する性質のものではない。あくまで国民の常識が選ぶよるものである。アメリカ国民の平和への強い関心と国際友好と地球人類の健康への関心が深まることを深く望むものである。それにふさわしい人に大統領になってもらいたいと強く望んでいる。
2023.08.03
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木立ベゴニア1920年ごろロシアのアレクサンドル・オパーリンは「生命の起源」という本を著し様々な物質が様々な変化を繰り返して遂に生命体を生み出したのだという説を発表した。しかしまだどのような物質にどのような変化を加えることで生命が生まれるという明らかな具体的学説は存在しない。むしろ生命については仏教の方が詳しい。生命というものは無死無終であり、三千大千世界という大昔から存在し生死不二だと説明されている。物質が化学反応を起こして生物が生まれるのではなく、元々ある生命が生きたり死んだりしていて生も死も同じなのだと説明されている。オパーリンの唯物論に対して仏教の唯心論とでもいうのかもしれない。高齢になり死が近づいてくると死とは何かと考えることがある。御義口伝などをよく読んで生命とは何か死とは何かをしっかり学んでいきたいと思っている。
2023.08.02
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玄関脇にあるマリーゴールド分子標的薬というとあまり親しみがなく、医療関係者ですらよく理解している人は少ない。今までがんに効く薬が色々研究開発されてきたが、確かにがん細胞はやっつけてくれるがそれと同時に正常細胞も同時にやっつけることから、2週間投与して2週間休むなどの投与法の工夫なども行われていたが、抗がん剤を使うと食欲がなくなり、頭髪が抜けたり、眠れなくなったり副作用で苦しむことが多かった。そこでがん細胞だけに結合してやっつけるが正常細胞には悪さをしない薬の開発研究が進んできて、出来上がった薬が分子標的薬である。知らない人が聞くといかがわしい薬のように聞こえるが、実際には悪者細胞だけ見つけ出してやっつける今までにない薬なのである。今まではがんに効く薬、リュウマチに効く薬、パーキンソン病に効く薬、多発性硬化症に効く薬など効果が重要視され、効きさえすればよいとして体の正常細胞に対する影響はあまり考慮されてこなかったので薬の数はそれほど多くなかった。しかしこんどは分子標的薬になると病気になっているそれぞれの細胞や神経を特別に選んでやっつけるので薬の数が病気細胞の種類に応じて作られるので薬の数が膨大な数になる。しかしその中でその患者さんにピタリのものが見つかれば正常細胞を傷つけずに悪い細胞だけをやっつけてその病気を治してくれることになる。近年はそのような分子標的薬の研究開発が進んでいるので難病も治る時代になると思われるが、道のりはまだ遠い。しかし分子標的薬の考え方を基本とした治療薬の研究は、多くの難病を治してくれる手がかりを作ってくれるスタート台で、今後大いに期待できると思う。
2023.08.01
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チロリアンランプ何十年も前に三重県の友人がこの花の枝を送ってくれた。その枝を妻が挿し木して育てて花を咲かせていたが三重県と甲府では冬の寒さが違うので何度か枯れてしまったかなと思ったこともあったが、菰でかこったりしてなんとか生きながらえてきた。昨年の冬は寒かったので今年は花を見かけないと思っていたが昨日の夕方浪速イバラの枝を切っていたらきれいに咲いているのに気が付いた。植物は強いものだと思った。本日で7月が終わりで明日からは8月である。今日は右大腿骨頚部骨折の92歳の女性が入院してきた。先週も98歳女性(第一腰椎圧迫骨折)と82歳女性(右大腿骨転子部骨折)が入院してきたが、いずれも自宅で転倒して骨折したものである。腰椎圧迫骨折の患者さんはコルセットをつけてリハビリしていればそのうちに歩けるようになって退院できる。大腿骨頚部骨折と転子部骨折の二人は90歳以上と高齢だが受傷後すぐ手術して歩行訓練のために当リハビリセンター病院に転院してきた方々である。時代が変わったとしみじみ思う。昔は高齢になると誰でもつまずいて転ぶ。転ぶと大体骨折して動けなくなり寝たきりになり、そのために認知症が進行してお亡くなりになるパターンが多かった。昔も手術したケースもあったが現在のように人工骨頭置換術で即座に歩けるようになる手術ではなかったので年取ってから転んだら人生終わりだと考えられていた。寿命が延びたのは骨折してもすぐ手術して廃人にならないで済むようになったことが大きいと思う。ご高齢の方はほとんどの方が骨折歴を持っているが元気で暮らしている。昔は骨折した段階で寝たきりになり、寿命が決まっていたように思う。がん治療など医学はなかなか進歩していないと思われている面もあるが、この大腿骨頚部骨折手術の進歩は素晴らしく、平均寿命延長の大きな要因と考えられる。
2023.07.31
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私は夏井いつきさんや梅沢富美男さん達が出演する2013年(平成25年)に始まった俳句の「プレバト」という番組の大フアンで毎週欠かさず見ている。本年4月からは日曜日朝6時35分からのNHK俳句にも出演するようになり、そちらも見ている。第一日曜日が夏井先生の担当だが、今月は第5日曜日まであったので本日は夏井先生が第一日曜日放映と同じ内容で再登場してくれた。夏井先生は愛媛県出身で最初国語の先生をしていたが40歳代頃から俳句に打ち込み、テレビや著作、講演活動などで大活躍している66歳の女流俳人である。有名人の俳句などを歯に衣着せぬ言葉でばっさばっさと添削して見違えるような見事な俳句にするのを得意としている。上の画面は本日のNHK俳句の優秀作品の紹介で兼題が夏休みで、夏休みになって花畑の探検隊なのか、山登り隊なのか、いたずら隊なのか分からないが、そのガキ大将に独身の叔母がなってがんばてくれているということを詠んだもので1万句くらいの投稿句の中から優秀句に選ばれたものだ。日常のなにげないことを詠んだものでこのような句がいい句なのだなと思った。夏井さんに向かって右側に立っている人は夏井さんのご長男の家藤正人さんで毎週5分位季語とは何か、兼題と季語の関わり、俳句の語順、季語の選び方など俳句の基本を教えるために登場してくれている。俳句は5-7-5の17文字で人生の機微を表現しなければならず、難しい面もあるが、夏井さんやその息子家藤さんがやさしく解説してくれるのでかなり分かりかけてきている。入選しようなどという大それた気持ちは捨てて気楽に観ていると結構楽しいものである。
2023.07.30
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庭の千日紅リハビリ病院には様々な患者さんが入院してくる。来週入院してくる人は屋根作業中に屋根が抜けて10メートル下の地面に転落した58歳の方だが、今までには自殺目的で7階マンションから飛び降りた人、誤って3階窓から転落した人、屋根職人が足をすべらせて屋根から転落した人、家屋解体作業中に10メートル位の建物4階から転落した人など様々な患者さんがいたが比較的若い人が多かった。肋骨や四肢、脊椎、骨盤など多発骨折が多いが頭をやられていない限りは皆さん3か月くらいで何とか改善して退院していった。もう4年くらい前から入院している30歳代の女性は豊島区のマンションから転落して頭と体をうっており、意識がなく、本人が同定されずに介護されているが下肢も切断されており、ただ生きているだけの人である。毎朝回診しているが意思の疎通はできない。事故当時新聞にも出たと思われるので思い当たる人は申し出たはずなのに身元が分からないということは外国人かもしれないし、自殺なのか誰かに突き落とされたのかも分かっていない。事件があったのが豊島区なので豊島区の生活保護になってたまたまベッドの関係で当院で介護しているが、入院費は豊島区から頂いている。来週入院してくる人は肋骨が折れて肺にブスブス突き刺さって胸腔内に血液が溜まっており、相当重症らしいが頭がやられていないとすれば元気で帰れるかもしれない。高いところから飛び降りる、もしくは転落した場合にはほとんど命がないものと思っていたが、当院にきてから結構助かるものだということを知った。しかも3か月という短期間で退院できており、頭をやられない限り人間は不死身なのだなと思った。
2023.07.28
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昨日お見せしたスイカの一つを収穫して冷蔵庫に入れ、今朝食べてみたらすごくおいしかった。自分たちで作ったスイカが赤くなりおいしく食べられたのはうれしかった。今朝病院に行ったら一人のケースワーカーから「体調は大丈夫ですか?」と聞かれた。眠れないし、食事は食べられないし入院患者さん以上に苦しんでいる自分だが、病院では努めて元気に振る舞い、患者さんやスタッフを激励していた。だから殆どの患者さんやスタッフの方からは「先生はいつもお元気でいいですね」と言われていたが今朝のケースワーカーの言葉にはドキッとした。正直に現状をお話しした。睡眠薬を飲んでも2時半頃目を覚ますとその後眠れない。食事は朝昼晩と見ただけで食べる気が起きない。少し食べてみてもなんの味もしない。体重もかなり減った。しかし医者である自分がそんなに具合が悪いと知れたら患者さんの診療にかかわるので「あなただけにしておいてくれ」と口止めしたが、体調不良は続いている。睡眠薬や安定剤を調整したり、行動療法として散歩したり、治ることを祈る実践をしたりしているが良くなったり悪くなったりして一進一退である。しかし今朝は今年は実らないと思っていたスイカが実っており、切ってみたら真っ赤でおいしかった。味が分かったのである。格別うれしかったことが体調にも影響したのかもしれない。体調は良い。外部からみたら眠れない、食欲がないなどは運動不足で気持ちのせいだ。運動をしっかりすれば自然に眠れるし食欲だって出てくるものだと思われがちだが、当事者にとっては心底つらいものだ。ずっと治らないのではないかという不安にも襲われる。しかし今朝のスイカがおいしく食べられたことは大きい。最近ではメロンでも桃でもキュウイでもバナナでも全く味がなくおいしく食べることができなかった。今朝はスイカの味が分かったのである。これをきっかけに真剣な祈りを重ねて以前のような健康体に戻ろうと思っている。
2023.07.27
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ひまわりスイカゼラニウムひまわりは春頃は小さな双葉だったが今では私の頭をはるかにしのぐ大木になり、天にも届くようなところに花を咲かせていた。植物の成長の早さとたくましさを思い知った。スイカは5月の連休の頃、酸素吸入している義兄がコーチに来てくれて大玉一本、小玉一本植えるように指示されてそのようにしたが一向に実のなる気配がなく、今年は駄目かと思っていたらここにきて小玉が3個実ってくれた。病身の義兄にコーチしてもらったのに一個もなりませんでしたでは申し訳ないと思っていたがやっと実ってくれてほっとしている。ゼラニウムは鉢植えである。妻が花好きで色々な花をあちこちに植えており、この炎天下でも色々な花が順次咲いている。水やりなどの手入れをしているからだと思うが、私も少しはお手伝いしなくてはと思っている。
2023.07.26
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紫御殿この頃不眠とか食欲不振とか体調すこぶるよくないが今朝病院にきて患者さんの回診を始めた時に思った。確かに自分の体調管理も大切だが、自分が何のために存在しているのかの原点は何かと思いを巡らせた。自分の体調も悪いが、患者さん達はもっと悪くて苦しんでいるかもしれない。私たちの仕事はリハビリテーションといって失われた機能を元通りにしたり、元通りにならない場合は障害肢と反対側の手足で障害されている手足の代わりをするように訓練しているが、動いてくれない手足のことを思うと、どれほど辛い思いをしているかと思った。言葉が出ない人は、私が挨拶しても返答できないつらさをどれほど味わっているかと思った。自分の体調がいい時はいいが、悪い時でも患者さんを励まし、看護師やセラピスト達にも患者さんのために全力で尽くしてくれるよう行動で示していかなくてはならない。体調にこだわっている場合ではないことに気が付いた朝であった。
2023.07.25
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毎週日曜日朝6時35分からのNHK俳句を楽しみに観ている。最初の頃は自分でも作って応募していたが入選にも殆ど入らないのでこの頃では応募は止めて聞くだけにしていることが多い。はがきやインターネットでの応募は毎週8000通から10000通あるということでその中で入選するのはかなり難しい。毎週講師兼選者は異なり、今週の講師は高野ムツオ先生だった。リベート形式で二組に分かれてお互いの句を批判する様式で兼題は「噴水」であった。 投稿者の中で一位になったのは「噴水のなかで時間が混ざり合ふ」であった。噴水を観ていると過去、現在、未来の様々な状況が浮かんでくることを詠んだものとしてすばらしかったとのことだった。また投稿を再開して一度は入選なり、特選なりに選ばれたいものだと思った。
2023.07.23
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白いアメリカ芙蓉:数日前ピンク色のアメリカ芙蓉を紹介したが2-3日前から白い花を咲かせるアメリカ芙蓉が咲き始めた。両方とも数十年前に植えたものだが毎年それぞれの場所で色違いで咲いている。歌舞伎界の花形であり、映画俳優としても華々しく活躍していた猿之助さん一家の心中事件は大きな驚きと悲しみに襲われた。週刊誌に息子猿之助氏(47歳)が若手に対して高圧的態度をとったり一緒に入浴を強制したり男色的行為を強制したりしていた事実が掲載されることになり、ご両親は大変動揺した。特に溺愛してきたお母さんの不安と恐怖は尋常ではなかったと思われる。芸能人は一般人からちやほやされ、評価され、人気を得ていくことが喜びの源泉なのにそれが打ち壊され、その後どうなるか分からない状況に立たたされ、恐怖心でとても生きていけないと思った。お父さんもそれに同調し、ご本人猿之助氏も母親ほどでないにしても週刊誌発売後の自分の立場を想像して一家心中しようと決めた。猿之助氏も亡くなっていればそれで事件は終了していたが、猿之助氏は助かったのでご両親の自殺幇助(ほうじょ)の罪を問われることになった。自殺幇助罪は6か月~7年で状況によって執行猶予も認められる罪で猿之助氏のケースでは刑は6か月で実刑はなく、執行猶予になると思われる。実刑があるかないかよりご両親を失った精神的ダメージは想像を絶すると思われる。いましきりに話題になっているSDID(性同一障害)の悲劇の一例だと思われる。若い世代にはあまりないが、高齢世代ではかなりの偏見と差別意識があり、そのような方々は人知れず大変悩んでおられることと思われる。自分には何の責任もないのに受精後の細胞分裂の時、Y染色体などの分裂の仕方でその方の人生が決まってしまう。若い人たちはそのことをある程度理解して差別なく友好的に暮らしているが、古い考え方の人にはあまり受け入れられていないと思う。生き残った猿之助氏の精神的苦悩は想像を絶すると思う。実刑があるなしにかかわらずそうーとしてあげてもらいたい。そして本人に再出発の気力が戻ってきたなら暖かく迎えてやってもらいたいと思う。
2023.07.21
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ベルガモット3連休が明けて出勤してみると入院したばかりの82歳の左上顎洞癌の方と75歳の頸椎脊髄症の方が今日退院したいという。受け入れ側の家族の都合もあり、通常はすぐ退院というのは無理だが、本人の希望が最優先なので、できるだけ本人の希望に沿うようにしてやりたいと思い、左上顎洞癌の方は本日退院を認め、頸椎脊髄症の方は関係者で話し合いをして、退院の日を決めることにしますということで納得してもらった。退院となると紹介状、処方、訪問診療やホームヘルパー派遣依頼、ケアマネとの連携など様々な書類を書いたり手続きをしなければならない。上顎洞癌の方は連休前の木曜日に入院したがその時から「自分は最初から入院するつもりはなかった。家族に無理やり入院させられた」と言っていたのでやむを得ないかなと思った。現在も放射線治療や抗がん剤治療が必要な状態だが、その間に食べる練習や歩行練習などのリハビリを行ってもらいたいとの依頼だったが、家族の希望に対し、本人はそのリハビリは自分にとっては過酷なことで自宅で静かに過ごしたいという希望が強かったのだと思われた。色々な手続きが大変だったが最終的に本人の希望に添える形になりよかったと思う。
2023.07.18
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ラムズイヤー(子羊の耳)玄関脇に何年も前からこの時期になると咲いている。葉が子羊(lamb)に似ていることからこの名がある。池上彰の「宗教がわかれば世界が見える」によると世界の殆どの国は宗教に基づいた国家だが、日本人は宗教に無頓着で無宗教国家と思われているが宗教学者の島田裕巳さんは「日本人は無宗教ではなく、これだけ宗教が自然に根づいている国は珍しい」と述べている。現に約20万の宗教法人があり、浅深を別にすれば多くの人が何らかの宗教に縁している。今、多額の寄付金問題が引き金になり安倍元総理が銃撃された事件の旧統一教会の宗教法人資格停止か否かが国会で協議されているが、そもそも宗教とは、あるいは宗教法人とはどういうものであろうか?世界にはキリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教などの主要宗教があり、さらにそれから派生した数々の宗派がある。池上彰さんは各宗教、各宗派について解説してくれているが、私は本当の宗教は実生活に結び付いたもので人々の生活を豊かにし、人々を幸せにするものだと考えている。中には宗教の名を冠していても他国を占領したり戦争を引き起こしたり、人々を不幸に落とし入れるものもあるので、宗教の正邪の判断は極めて重要だと思う。日蓮大聖人の御書に「御みやづかいを法華経とおぼしめせ。一切世間の治世産業は、皆実相と相違背せずとはこれなり」の御文があるが、その意味は「生活は私たちの生命活動そのものであり、信仰は私たちの生活を変革し、充実させるものでなければならない。どんな職場、どんな立場であっても自分らしく、人のため、社会のため、世界人類のために行動していくべきである」と解釈されている。宗教の基本を述べたもので、宗教の正邪の判断の参考になるのではないかと思われた。
2023.07.16
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家の北側と物置の間の路地に春からずっと細い茎の先にひらひらと咲き続けているウズラバタンポポ私はプロ野球フアンで大リーグの試合も日本のプロ野球もよく観ている。ベテランの活躍もいいし、新人の活躍も期待しながら見ている。巨人では最近秋広、門脇、中山などの新人野手や有望な新人投手が続々と出てきている。ところが巨人の選手はユニホームの背中に選手名が入っていない。巨人以外のチームの選手は全て名前が入っており、大リーグの選手も名前が入っているのに巨人選手は誰も名前が入っていない。選手を軽視しているし、フアンのことを全く思っていないと思って腹立たしい思いだ。他チームでは全て選手を大事に思い、フアンにも選手を知ってもらいたくてユニホームの背中に名前を入れているのに巨人だけ入れていない。理由は知らないが、理由があるなしにかかわらず選手名をフアンによく知ってもらうために名前を入れるべきだと思う。名前を入れるべきだと巨人軍事務所に手紙を書くつもりである。誰か名前を入れないでいようと言い出した人がいるのだと思うがプロ関係者としてとんでもない人だと思うし、それに同調した人もとんでもない人でプロの人間ではないと思う。
2023.07.15
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ガウラ 風に吹かれて細い茎の上にヒラヒラと咲いている花、今まで見かけなかったので白蝶草が赤く変化したものかと思って妻に聞いてみた。「かなり前に白い白蝶草と赤い白蝶草を植えたが、白い方は繁殖力がありいつもいっぱい咲いているが赤い方は繁殖力がないのかあまり咲いていなかった」とのことだった。「赤いのに白蝶草と言っていいのか?」と聞いたら、「この花は白も赤もガウラと言い、白は白い蝶が飛んでいるようなので白蝶草というが赤いのは赤蝶草とは言わない」とのことだった。根元に見えるのはほとんどは芝桜の葉でこの花の葉は画面下の方のクローバーに似た葉である。これはガウラの白で白蝶草と呼ばれている。7月17日が海の日で休日なので明日15日から3連休になる。3連休の過ごし方を考えている。まず心身を鍛えるための散歩をしようと思う。家の近くの小高い所に武田信玄の館跡があるのでそこまで行ってこようと思う。戦国武将は競って堅牢な城を作ったが信玄は城は作らなかった。堅牢無比の24将を育て、人は石垣、人は城と謳われるようにいかに頑丈な城を作っても人間の城にはかなわないという考えを持っていて当時としては最強で織田、徳川をも震えあがらせていた強国を築いていた。息子勝頼の代には城を築いたが織田、徳川連合軍に簡単に滅ぼされてしまった。勝頼には信玄と同じような人間の城が築けなったのだと思われる。日曜日にピアノレッスンがあるのでそのための練習もする。机の周りの郵便物や書類の整理もしようと思う。手紙も書かなくてはと思っている。あれこれしようと考えていても何もしないうちにあっという間に連休は終わってしまうことが多い。身構えないで気楽に気が付いたことから片づけていこうと思う。
2023.07.14
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エキナセアマイナンバーカードの誤入力などが相次ぎ全国で300件以上のカード返納が起こっている問題について考察する。まず最初にマイナンバーとマイナンバーカードの違いだが、マイナンバーは2015年に住民票のある全国民に自動的に付与されたもので、社会保障や税、災害対策に用いられる。マイナンバーカードは自ら申請して付与されるマイナンバーが記入されたプラスチック製のICカードである。ICカードなので運転免許証や健康保険証や公金受け取りや支払いなどどんなことでも入力できる便利なものとして各自が積極的に取得するように政府が呼びかけている。取得したら5千円のマイナポイントをつけ健康保険証もこのカードに入れるようにすれば7,500円のマイナポイントがもらえ、さらに公金受け取り口座を設定すればさらに7,500円のマイナポイントがもらえるということでそのお金欲しさに急激にマイナンバーカード取得者が増加して現在73.9%の人がマイナンバーカードを取得している。来年秋には紙の健康保険証は中止するとしてさらにカードの取得と健康保険証との連動を推し進めようとている。しかしここにきて健康保険証その他に他人の情報が入っていたりして不信感が生じて日に日に返納者が増加している。現在健康保険証と連動して使えるように設定している人は51.3%おり、これを来年秋までには100%にしようと目論んでいるのが政府である。全員がマイナンバーカードを持ちそれに全ての情報をいれて仕事すれば国政は勿論、県政や市町村行政もかなり省力化できるというのが国の言い分だが、それは国民にとって幸せなことであろうか?健康保険証は今のままでも十分役割を果たしてくれているし何の不自由もない。それなのに国の都合でマイナンバーカードに含ませようとするのは国民無視、お上の勝手行政ではなかろうか?「コンピューター関係の話で、一般の人にはよく分からないかもしれませんが、随分便利になるシステムですよ」と政府やデジタル庁はしきりに宣伝しているが、国民は面倒を強いられ、デジタル庁に勝手気ままに個人情報を集められているのではなかろうか?来年秋には紙の健康保険証は廃止するとしているがそれに賛成しているのは国民の28%位である。どうしてもマイナンバーカードに健康保険証を入れたいなら国民投票をすべきだと思う。そんなことで国民投票かと思う人もいるかも知れないが、国が勝手気ままに個人情報を操作していいか悪いかの意味で、マイナンバーカードを国民に強制していいかどうかで賛否をとってもらいたいと思う。
2023.07.13
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キキョウ夜眠れないほど辛いことはない。本日近所に住む家内の友達が訪ねてきて玄関口で30分以上ご主人のことを話していったとのことである。ご主人はこの頃夜眠れなくて「もう自分は終わりだ。死ぬしかない」と言ったり、家族に当たり散らすようになったとのことである。病院に行ったが「別に悪い所はない」と言われて却って解決法がないと思い込み苦しんでいるとのことだった。眠ろうと努力すればするほど眠れなくなり翌日は廃人みたいな状態になってしまう人もいるがその程度は個人差があると思われる。夫婦共々すごく悩んでいるとのことだったが私の妻は「実は私の夫も今同じような状態です」と伝えたとのことである。今はいい睡眠剤や安定剤が出ているのでそれで救われている人もいると思われるが、睡眠剤を嫌いな人や薬を飲んでも中々眠れない人もいて、不眠で苦しんでいる人は多い。その人たちは自分だけこのような苦しみに遭っていると思って苦しみを増していることが多く、仲間がいると思っただけでも苦しみが軽減されることが多い。ある友は「不眠は運動不足からかもしれないので散歩したらいい」とアドバイスしてくれた。ある友は「自分も何度もそういうことがあるが気にしないでラジオ深夜便を聞いている」とのことだった。また不眠時に眠ろう眠ろうとあせると、高齢者などは苦しみが高じてもう十分生きたので死期が迫ってきているのかもしれないと思うことがある。食欲が無くなることも多く、苦痛は極限に達してこのまま死んでしまうのかもしれないという恐怖心に襲われたりする。ラジオ深夜便を教えてくれた友は「死は天が決めるもの。このまま死んでしまうかもしれないと思い煩ってもそれから逃れられるわけではない。その時期は天が決めてくれる。その時まで精一杯生きると決めればそういう不安も消えるのではないか」と教えてくれた。不眠時は医師に相談するのもよいが信頼する友に相談するのも効果的だと思った。
2023.07.12
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庭の松葉ボタン、かっての栄光は今いずこ(前は庭の一隅全面に咲いていたが今は数本しか咲いていない)昨日のラジオ8時からの「日本全国8時です」では小沢一郎氏を取り上げていた。次期衆院選に向けて共産党も含めて全野党が共闘して今の自公政権を倒そうとする運動を始めているとのことである。小沢一郎氏といえば田中角栄の愛弟子で金丸信にもかわいがられ、若くして自民党幹事長にもなり総理大臣になるチャンスは何度もあったのに、権力闘争の中で剛腕を揮っているうちに、小沢氏からみればずっと格下の人が総理になってしまい、自らは自民党を離れて民主党や新進党を結成したりして党首になったかと思えば別の党と合流したりして現在は立憲民主党の党首でもなんでもない平議員としてこの運動を展開している。祖父は岩手県の水飲み百姓で飲んだくれ、父はその百姓の子供に生まれて農業を継いだが、学問を好きで大学まで行って弁護士になり地方議員から県会議員、国会議員になり、大臣にまでなった人である。その父親が急死した後地盤を引き継いで国家議員になったのが小沢氏だった。百姓から身を立てた大変な努力家だった父の血を引き継ぎ、不遜にも、いつでも総理の座など手に入ると思っていたが実際は一度も総理になることなく、この年を迎えてしまった。1942/5/24日生まれなので81歳である。ここにきて最後のご奉公を決意したのではないかと思われる。氏の父親は熱心な小選挙区制信奉者だった。その子小沢氏も政権交代が簡単に行える小選挙区制はいいことだと思ており、剛腕小沢氏の力で小選挙区制が成立した経緯がある。小選挙区制では2大政党がしのぎをけずり、少しの失政も許されず、失政があったら即座に他党に政権が移るので理想的な選挙制度だと力説していた。しかし現実には2大政党どころか小さな政党が沢山林立して政権交代はもう何年も行われていない。死票も多く私は以前の中選挙区制の方が民意が反映されると思っているが現在の小沢氏はどのように思っているであろうか?いずれにしても小沢氏は政権交代が容易に行われる選挙制度を考えていたので、小選挙区制を作った張本人として政権交代を目指して最後のご奉公として次期衆院選に向けて動き出したのだと思われる。今の政権は絶対多数を背景に、国民の願いとは反対の政策を打ち出したりしている。この小沢一郎氏の乱がいい意味の一石になってくれればよいと思う。
2023.07.11
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庭先で咲いている大輪のアメリカフヨウ今、私はリハビリテーション病院に勤めている。病院の理念は「障害を有する患者様の社会復帰を促すことを使命とする」とあるが実際は社会復帰できる人は少なく、施設に転所するか、療養型病院に転院する人が多く、自宅に元気で帰れる人は少ない。数年前腎臓がんを摘出したのに脊椎骨に転移して腰痛で入院している人を二人受け持っているが、一人の人は脊椎だけでなく骨盤や鎖骨にも転移しており、今後どこまで広がるかわからない。脳卒中、大腿骨頚部骨折、パーキンソン病、乳がん、腎がんなど様々な患者さんを受け持っているが、皆さんそれぞれの病気との闘い、お苦しいだろうなと思う。大部屋では隣のうめき声で眠れなかったり自分のいびきを気にして眠れなかったりして様々な問題があるだろうなと思った。私自身この頃不眠で地獄の苦しみを味わった。不眠時にはあれこれ努力するので神経を疲弊させ、眠れなかった翌日には朝から神経が衰弱し、食欲は全くなく、このまま死んでしまうのではなかろうかという不安だらけの精神状態になってしまう。安定剤を服用して眠れれば翌日は普通の精神状態で食事が食べられるし普通の生活ができる。患者さんから「ねむれなくて」と訴えられたら、以前は気軽に眠剤を処方していたが、今は様々な苦しみを味わっておられたのだろうなと同苦しながら処方している。自分が不眠で苦しんだだけに、患者さん達の様々な苦しみを深く理解して、少しでも苦しみが軽くなるように対応していきたいと思う。
2023.07.10
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今朝のテレビ画面を撮影した「キソ英語を学んでみたら世界とつながった」という番組がある。教育テレビで毎週土曜日朝のラジオ体操直後の6時35分から7時までの25分間だが実に意義ある楽しい番組なので毎週楽しみに観ている。テレビのない人でもhttps://www.nhk.or.jp/school/eigo/kisoseka/をクリックするとご自分のパソコン又はスマホで今までの番組がまとめて動画で見れるのですごいと思う。本日訪ねた場所はスエーデンのストックホルムだったが毎回世界を訪ねてくれる。スイス、ポーランド、オーストラリアなどよく知られた国もあるが地中海のマルタ共和国などあまり知られていない国も訪ねてくれる。世界中の国々をその国の人達によって紹介してくれるので世界旅行したような気分になれる。その国の生活が良くわかり、日本よりずっと貧乏な国と思っていたら日本よりずっと豊かな生活をしていることが分かったこともある。きょうの番組スエーデンではリサイクル精神が行きわたっていてゴミの収集場所があちこちにあり、ゴミを燃やしてエネルギーにしてバスを走らせているとのことだった。各国の人達皆さん明るくてとても戦争など起こしそうもないが、現実には紛争が起こっている。でもこのような世界がつながる番組を各国で放送すれば世界の友好と平和に貢献するだろうなと思った。
2023.07.08
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白薔薇感ずるところあって57歳でそれまでの工学系のキャリアを捨てて60歳で金沢大医学部に合格して医師を目指して医師になった人がいる。その動機は何だったのか聞いてみないと分からないが、工学系の知識を使って、難病を治してやりたいとの熱情があったのかもしれない。それにしても医学部卒業後医師国家試験に4度も不合格になったとは納得できない。私もその試験を受けたが、成績優秀でも何でもなくむしろ頭の良さは平均以下と思われる私でも楽々受かった試験なので、恐らく試験官が年齢を考慮して不合格にしたのではないかと思うが合格基準については過去4回の試験委員会に聞いてみないと分からない。それでもめげずに挑戦して5回目で合格を勝ち取ったことに拍手を送り、五回目の試験官に敬意を表したい。合格基準は各年度で異なり、爆弾問題と言われる問題では医師としての常識から外れた回答をした者は総点数が合格点以上でも不合格になることがあり、年齢制限で何歳以上は合格にしないという内規があったのかもしれない。いずれにしても5回目では合格した。57歳でそれまでの仕事を辞めて医師を目指した目標に向かって猛進して貰いたいと思う。年齢なんか気にしないで頑張ってもらいたい。
2023.07.08
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庭のグロリオサ若い時はどのようなベッドでも気にならずに眠れたが、高齢になってくるとベッドや布団の硬さで眠りの質や姿勢に影響を与えているのではないかと感ずるようになってきた。私が今寝ているベッドはかなり硬いマットレスで相棒には調子が良いとのことで私にも買ってくれたが以前から自分には硬すぎると感じていた。個人個人で適するベッドやマットレスはあると思われ、いくら高価だったからといっても自分に合わないものは遠慮させてもらおうと思っている。
2023.07.07
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恩納村の万座毛の岩 像の鼻に似た岩万座毛海に顔を出している人の頭のような岩沖縄旅行は透明の海とサンゴ礁、首里城や水族館、万座毛など楽しいことが沢山あったが6月28日には甲府に帰ってきた。帰りの汽車の中で『季刊文科』という雑誌を読んできた。その中に土井荘平さんが書かれた『終夢、没イチ男子九十歳超』という短編があった。92歳の土井さんという男性は奥さんを亡くされ、子供達はそれぞれの地で暮らしておりマンションで一人暮らしをしていた。自分はある程度のことができて自分で入浴もできるレベルだったが1週間に一回デーサービスに通っていた。バスで送り迎えしてくれて、ゲームをしたり手作業したり体操したりして結構楽しかったが土井さんにはそんなことより、もっともっと楽しくて待ち焦がれていたことがあった。それは土井さん達を面倒見てくれる介護士を好きになってしまったのである。年齢は不詳で、細面、マスクしているので目しか見えないが美人だと想像していた。Tシャツを着て短パンをはき老人達の面倒を見てくれていた。その人が休みの時が事前にわかる時は自分もデーサービスを休んだ。いると思ってきたのに休みだった時には帰ってしまおうと思ったりした。自分は自宅で入浴できるのでデーサービスでは入浴サービスは受けていなかったがほとんどの老人はそこで入浴させてもらっていたので入浴の時間帯には彼女もそちらに行ってしまい一人ぼっちになってしまって寂しかった。ある時その人と写真を撮ってもらって嬉しくてその写真を使ってカレンダーを作ったりした。週に1回その人にあえるのが楽しみで生きがいになっていた。ところが3~4年たった頃彼女のお父さんの介護の関係で引っ越しをしなくてはならず彼女はその介護施設を辞めることになった。突然の別離に生きる希望を無くしてしまった。めぐってきた誕生日にも生きる希望もなく呆然とソファー座っていたら何と彼女が「以前土井さんに誕生日を祝ってもらったから」と訪ねてきてくれたのである。家の風呂で入浴介助もしてくれたのである。夢かうつつか分からないが天にも昇る気持ちになったという物語である。介護老人は毎日見ているし、介護士も見ているがその両者で恋心が起こるとは考えてもみなかったがありえることだと思った。介護士は全ての通所利用者の面倒を見なければならないし、皺だらけの特定の老人に恋心を抱くことはないと思うが老人が特定の介護士に恋心を持つことはあるかなと思った。小説なので多少のフィクションはあると思われるが土井さんの実体験が主体ではないかと思った。
2023.07.05
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沖縄首里城の守礼門首里城沿道のカジュマル首里城は琉球王朝の王様の居城だったが何度も火災に見舞われてきた。最近では1945年(昭和20年)に沖縄戦争で焼失し1992年(平成4年)に復元している。しかし2019年(令和元年)10月31日の深夜の火災で焼失してしまった。現在その修復工事中で2026年に正殿完成の予定である。場所は海(港)の見える小高い丘で見晴らしの良いところであった。正殿は修復工事中だったが守礼門は健在で沿道にはハイビスカスが咲き、歴史を知らせるカジュマルの古木が根を張っていた。火災原因は不明で損害額は53億円とのことだった。沖縄を象徴する世界遺産であるお城が一夜にして簡単に燃えてしまったとは悲しい出来事だった。再建されたら防火装置をしっかりして二度とこのようなことのないようにしてもらいたいと思った。
2023.07.04
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沖縄のゴリラ岩が見える海岸。見る方向でゴリラのように見える。ハートロックハートが二つ並んでいて縁起がいいとのことでかなりの坂道で往復は大変だがウェディングドレスを着た花嫁さんが支えられながら降りていくところも見かけた。ハート型というが一つはY字型に近くもう一つはスペードのようにも見えるが、💛ロックということで観光客を集めていた。沖縄の旅は異国を旅しているような美しい海岸や、ハイビスカスやガジュマルなど南国の花や樹木に接して英気を養うことができて良かったが、帰宅4日後の7/2(昨日の日曜日)がピアノの発表会だったので旅行中も床の中とか机をピアノに仮想して練習していたが、昨日の本番ではコチコチに緊張してしまいミスが多くて沖縄での練習を生かすことができなかった。モーツァルトのトルコ行進曲を弾いたがテンポの速い曲でつかえ、つかえにポロン、ポロンと弾いていたのでは感じをだすことができなかった。出演者は全部で16人で小学生、中学生までで高校生以上の大人は私だけで私が最終の16番目の出場であった。沖縄での練習だけでなく、家でもかなり練習したのでそれなりのレベルで弾けると思っていたが、結果は上記のとうりで不本意の演奏であった。いっぱしに蝶ネクタイをしてかっこをつけて子供たちの見本になるように弾こうと思ったが、体が固まってしまい、残念な結果になってしまって落ち込んでしまったが、時間を置いたら、結果はともかく、目いっぱい準備して本番でも硬くなりすぎたがそれなりに真剣に対応したのだから、よかったと思いなおすことにした。結果でなくその努力をしたことで良しにしようと思った。今は高齢になり体力面、精神面でずいぶん落ちてしまったと自覚している。これからぐんぐん伸びようとしている中学生などと張り合うつもりはないが、あと何年生きられるかわからない人生、今までの生き方のままで我が人生を終わりたいと考えている。今まで挑戦の人生だったので死ぬまでその生き方を貫こうと思う。
2023.07.03
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沖縄美ら海水族館沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館に行ってきた。ジンベエザメのような大きな魚から虫メガネで見ないと分からないよう小さな魚まで何万何千という魚たちが様々な色模様をきらめかせながら泳いでいた。それぞれの魚の違いは遺伝子によって決められている。大きさも色模様も泳ぐ速さも全て遺伝子によって決められている。魚達をガラス越しに見ている人間達のシルエットが下の方に写っているが、彼らもまた遺伝子によって大きい人間、小さい人間、賢い人間、お馬鹿さんの人間に分けられている。人間もお魚も遺伝子によって個性が作られ、この地球上に何億、何千万と世代交代しながら生息している。魚に生まれるものもあれば人間に生まれるものもある。遺伝子によって特異的にタンパク合成が行われ肌の色や尾ひれの大きさやその働きが決められる。遺伝子によって決められたままに魚たちはスイスイと泳いでいる。人間は遺伝子の束縛から離れて別の背丈や能力を獲得しようともがいているが無駄な抵抗というものだろう。スイスイと泳いでいる魚たちを観ていたら、無駄な抵抗はやめて、遺伝子のままに生きようかなと思った。
2023.06.30
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ひめゆりの塔アメリカに住んでいる孫達がアメリカの夏休みに山梨に来ていたが沖縄に行ってみたいということで6月24日から沖縄に行ってきた。婿殿がレンターカーを借りてきれいな海が見える観光地や首里城、水族館などを巡ってくれた。私の希望でひめゆりの塔にも案内してくれた。1945年の沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部や沖縄県立第一高等女学校の生徒・教師の慰霊碑である。沖縄戦が始まると両校の生徒達は沖縄陸軍病院に動員されて負傷兵たちを看病する看護師として働いていた。病院であろうが何であろうが容赦なく爆弾で攻撃され、火の海の中を患者も生徒達も逃げ惑い、鍾乳洞(伊原第三外科壕)の中に逃げ込んだ生徒もいたが、容赦ない爆撃で命を落とした。塔には陸軍病院に動員されたひめゆり学徒隊136人とその他の生徒・教師91人の合計227人の名前が刻銘されていた。いくら戦争中とはいえ無暗に爆弾を落として女子供まで容赦なく殺すことに心が痛まなかったのであろうか?今のウクライナでも街中が焼かれ一般人や女子供も容赦なく殺されている。戦争は恐ろしい。兵士の心を野獣や悪魔に変えてしまう。無残に散った少女たちのことを思ったら涙が止まらなくなってしまった。絶対戦争を起こしてはならないと思う。自分はそう思っていても敵がいきなり武器を持って襲ってくることもある。世界中の首相や大統領が集まって戦争のない世界目指してのミーティングを毎年開催してもらいたいと思う。
2023.06.29
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3年前に挿し木して今年咲いたアジサイ(フラウフジョ)高齢になると背中や腰が曲がり、夜あまり眠れず朝早く目を覚ましてしまい、夜中に何度もトイレに起きて朝起きた時ボーとして意欲が湧かず、歩くとよちよちして階段を上ると息が切れる。決断力や処理能力が衰えて机のまわりは散らかりっぱなしというような状況になっている人が多い。衰えはどうすることもできないがなんとか健康維持する方法はないものだろうか?リポビタンDなどの滋養強壮剤を飲めば元気になれるだろうか?多少は元気になったような気がするが根本的な解決策にはならない。意欲やエネルギーが減少している状態なので若い時のような健康増進プランを立てることは無理である。私はそのような状態でも効果が期待できるものとして習慣を考えている。習慣化すればなけなしのエネルギーを苦労して絞り出さなくても健康維持できるのではないかと考える。習慣化する項目はまず朝夕の祈りである。自分の体調はどうであれ朝、太陽なり神仏に1日何があっても挫けることなく頑張りますと誓い、夜寝る前には頑張らせて頂いたことに感謝の祈りをささげるのである。次は散歩である。歩くことが健康にいいことは世界中で証明されておりそれが習慣化されている人は健康である。しかし私を含めて健康にいいことは分かっていても実際にそれを習慣にしている人は少ない。理想的には朝夕2回できると最高だが毎日1回でも週に3日とかでも習慣化すれば効果がある。次は歩く姿勢である。胸を張って歩く習慣をつけるべきである。自宅でも職場でも、散歩でもそれを心がければ酸素が十分吸えるし、姿勢もよくなる。その次は体操である。毎日ラジオ体操がラジオやテレビで行われている。それの沿って行うと楽だが、ラジオ体操でなくても自分で考えた体操でもよいので毎日行う習慣をつければ効果があると思う。あとは心構えである。失敗とかパソコンが動かなかったり、書いた文字が消えてしまうなどがっくりすることに対して動じないことである。勤務時間は5時半までなので帰ろうと思ったら発熱者が出てコロナの検査や血液、尿検査を行いその結果が出るのは6時過ぎである。予定が狂ってしまい内心困っているが、「そういうこともあるさ」と必要以上に心を乱さない習慣を身に着ける必要があると思う。食生活については食べ過ぎないことと野菜やたんぱく質を多くとる習慣をつけるとよいと思う。睡眠については夜眠れなくて昼うとうとしながら眠る人がいるが夜と昼の睡眠時間を足して7時間以上あればOKだと夜眠れない時に自分を追い込まないようにする習慣をつけるとよいと思う。机の周りが片付いていないことについては今までそれは後回しにされていたが片づけを最初にする習慣を身につけると生活スタイルが格段に良くなると思う。習慣は素晴らしい効果があるといってもそのよい習慣を身につけなければだめだ。健康の秘訣はまず健康習慣を身に着けることだと思う。
2023.06.23
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日曜日に収穫したジャガイモこの箱3つぐらい採れた。ジャガイモ畑の隣で咲いていた千鳥草土曜日の新聞にヤクザから弁護士になった諸橋仁智(よしとも)さん(46歳)のことが載っていた。高校卒業して大学受験に失敗して東京で浪人している時に覚せい剤を覚え、2浪して成蹊大学経済学部に入学するもその時は立派な覚せい剤密売人になっていた。アルバイト先のマージャン店で兄貴と知り合い21歳で暴力団に入り、大学は退学。悪の道で頭角を現してきたが、覚せい剤中毒で強制入院させられてヤクザから破門された。29歳の頃だったがあれだけ尽くしてきたのに覚せい剤中毒くらいで破門とは世知辛いと思った。その頃母親から弁護士の大平光代さんが書いた「だからあなたも生き抜いて」を渡された。大平さんは少女時代いじめがきっかけで非行に走り、暴力団組長婦人にまでなった人だが、感ずるところあって苦学して弁護士になった人である。その人の本を読んで自分もやり直せるかもしれないと思って、努力して遂に難関中の難関と言われる司法試験に合格して弁護士になったのである。司法試験に合格した時破門された暴力団の兄貴に連絡を取ろうとしたが既に亡くなっていたとのことである。その兄貴は暴力団員ではあったが優しい人だったので、合格の知らせをきっと喜んでくれたと思うがそれは叶わぬ夢になってしまった。諸橋さんの記事を読んで凄い人がいたものだなと思った。しかし大平さんが書いた一冊の本がこのようなドラマを生んだと思われ、大平さんも嬉しかったことだろう。諸橋さんの益々のご活躍を祈るものである。
2023.06.20
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サントリナ(ワタスギギク)昨日の参議院本会議で政府に性的少数者への理解を広げるための基本政策の策定を義務付ける法案が成立した。2日前の6月14日には認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らせるように、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」も成立した。性的少数者も認知症も障害者も共に生きていく仲間として理解しあい、差別することのないように国と自治体で関連施設の充実のを図るべしという法律で国や県に宿題が出された形である。全ての人が自他を認め合い、尊重しあって楽しい社会を築いていこうとするもので、行政だけに責任を負わせず地域のあらゆる人が一緒に施策を進めていくことが大切だと思う。LGBTについては肉体的には男だが気持ちは女なので女性風呂や女性トイレに自由に入っていいことにならないかと自民党の一部で強硬な反対があったが、それはLGBT用のトイレの増設とか入浴についてはあらかじめ自分は女と思っても肉体的に男の場合は男の風呂に入り、それがどうしてもいやな人にはトランスジェンダー用の風呂を準備するなど工夫すればよいことで、基本は差別をなくし温かく交流していこうとする主旨なので心の持ち方の基本として賛成して欲しかった。LGBTの方々は自分がそうなりたくてそのように生まれてきたのではない。遺伝子の分裂の様式によってたまたまそのように生まれてきただけである。男と女はY染色体で決められている。XXは女でXYが男だが受精時に減数分裂してX とYは独立して分配されXとXが結合すれば女になり、XとYが結合すれば男になる。Y染色体は男しか持っておらず減数分裂の度に分裂してすり減ってずいぶん小さくなってきている。何万年先にはその小さくなったY染色体がすり減って消滅してしまう可能性があり、この世はXXだけになり女ばかりになるだろうと遺伝学者は予測している。女ばかりになる過渡期としてトランスジェンダーが生まれている可能性がある。このことをしっかり弁えてLGBT問題を考えてもらいたいと思う。
2023.06.17
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ハクチョウソウ(白蝶草)毎年地域医療などに貢献した人が5人ずつ赤ひげ大賞として表彰されており、今年選ばれた5人は何れも素晴らしい方々だが最高齢で選ばれた大久保直義さん(89歳)を紹介したいと思う。大久保さんは旧満州生まれで復員後祖父が住んでいた鹿児島市に住み、鹿児島大医学部を卒業して第一内科に入った。そこの教授から「体を診るだけでなく、精神的、社会的な面からも患者を診ないといけない」との教えを受けて地域社会に目を向けて医療と福祉を一体として取り組むその後の人生の目標を立てた。目標は誰でも立てられるがそれを実際にやり遂げたのだから凄いと思った。大学院終了後5年目に22床の「希望が丘病院」という小さな病院を開業した。開業から7年後には 地域の要請に答えて「希望ケ丘保育園」を開設した。さらに要望に答える形で特別養護老人ホーム「横川緑風園、老健施設「ろうけん姶良(あいら)」、認知症向けのグループホーム「ぽっぽえん」、「重富の里」、住宅型有料老人ホーム「きぼうのおか」等を次々に開設した。様々な施設を開設した理由は一つのタイプの施設では国の定めた細かな入所基準によりこぼれ落ちる人が必ず出てくるので様々なタイプの施設を用意する必要があったとのことである。大久保さんの信念は「誰一人取り残さない」で、高齢者だけでなく小児にも手を差し伸べて発達障害外来を設けたり、保育園では病児保育も行って保護者の支えになっている。総ては地域の人のために全身全霊で生きている姿が浮かんできた。今回の受賞について「何かのまちがいかと思った」としたうえで、ここまでこれたのは妻の協力があったからで、妻の協力がなかったら決して実現出来なかったと述べていたのが印象に残った。
2023.06.16
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赤いバラ(アルティシモ)脳卒中には頻度の多い順に脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血があるがクモ膜下出血は即死する場合もあり、恐れられている。その原因は脳動脈瘤といって脳内の動脈の分岐部などにできる瘤が破裂して起こるとされており、事前に破裂しそうな大きさの動脈瘤は瘤の結紮等の外科手術を受ける必要がある。動脈瘤の治療には手術しかないと思っていたら、今朝の山梨日日新聞一面のトップに山梨大学の教授らが動脈瘤を作る遺伝子をつきとめ、薬で動脈瘤を作らなくさせる方法を考えたとの記事が載っていた。動脈瘤は遺伝子とは全く関係ないと思っていたが、動脈瘤を作る遺伝子があることを知って驚いてしまった。全身の筋肉が衰えてしまう病気、筋萎縮性側索硬化症(ALS)も現在遺伝子治療が研究されているとのことで、殆どの病気が遺伝子とつながっているのではないかと思えてきた。不治といわれている病も遺伝子を研究することによって治るようになるかもしれない。
2023.06.15
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日本の病院でボランテアしているアメリカの高校2年生親の仕事の関係で小学校1年からアメリカの学校に通っている孫は毎年アメリカの夏休み期間中は日本に来て日本の学校に体験入学して日本語などを学んできた。今年も県内のA高校に体験入学するものと思っていたら今年はボランテア活動をしたいとのことで私が勤めている病院の看護助手の仕事を手伝いたいとのことだった。入浴介助、ベッドメーキング、清拭、畜尿パック交換、オムツ交換など汚れ仕事だと思うが昨日初日だったが楽しかったとのことである。将来医療関係の仕事に就きたい気持ちがあるのかもしれない。アメリカではピアノやバイオリン、サッカーやテニスなどおよそ介護とは関係ない生活をしているが医療や介護に関心を持ってくれたのは嬉しいことだと思った。
2023.06.13
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ユキノシタ現在日本では腎臓が悪くて血液透析している人が30万人以上おり、年々増加している。糖尿病性腎症や腎硬化症などで腎臓の働きが一定水準以下になると体内の老廃物を尿として排出することができなくなり、命に関わる状態になるが血液透析によって体内液のバランスを整えることによって普通の日常生活が送れることが出来るので大変ありがたいが、1週間に3日、1日4時間位ベッドに寝て針を刺して血液を体外に導出して機械を通して綺麗にした血液を体内に戻す操作をしなければならない。仕事にも制約を受けるし、旅行などにも行けない。そこで腎移植を受ける人もいるが腎提供者が少なく年間1500~1600例位しか移植は行われていない。そこで体内植え込み型の人工腎臓が熱望されてきたがようやくその実現が目の前に迫ってきた。植え込み型人工腎臓の研究は日本では岡山理科大や東大生体工学講座などで行われ、アメリカではカリフォルニア大ロサンゼルス校などが行ってきた。オランダのフォッコ・ウイーリンガー氏は世界中の技術者や実業家に呼びかけてこれまでに何個かの試作品を作ってきた。氏は7年後の2030年には完成させたいといっており、今のIT技術の進歩は目覚ましく近く完成するのではないかと思う。そうなったら世界中の腎不全の患者さんが救われる。1日でも早くその日が来るよう願っている。
2023.06.12
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ドクダミ「だれが修復腎移植をつぶすのか」(高橋幸春著)によると今から10年前の2013年のデータでは血液透析患者31万4000人、その年の新規透析導入患者数は3万8千人で透析中の死亡者数は3万7千人、生体腎移植1431例、脳死、心臓死による死体腎移植が155例だった。腎移植を申し込んで移植してもらえるまでの平均待ち時間16年とのことだった。生体腎移植というのは夫婦、親子、兄弟、その他の縁者、友人などから腎臓を貰って移植手術を受けるもので年間1400例位移植が行われているが、これは心理的に様々な問題をはらんでいる。人間には腎臓が二つあるので一つ取り出して夫なり妻に分けてやっても大丈夫なので透析という不自由な生活をしている人は周りの誰かが腎臓を分けてくれないかと思う。でも誰かから分けてもらうとその人にかなり負い目を感ずることになる。妻や夫、兄弟などの周りの人は患者さんに腎臓を分けてやらないのは冷たい人間と思い自責の念に駆られる。それに比べると万波先生達が始めた病気腎(修復腎)移植は癌などの病気の腎臓を摘出して今までは捨てていたのを移植待ちしている人達に移植してやる方法で移植を受けた人もそれほど負い目を感ずることはない。病気で摘出して移植に使える腎臓が毎年2000個位出てくるとのことでそれまでの生体腎移植数以上の人が恩恵を受けることが出来る。万波先生たちは純粋に患者さん達を救うために50~60例の修復腎移植を行い、透析もしないでいいし、普通の日常生活ができるようになり感謝されてきた。しかしそれでも31万人の透析患者さんを救うには数が足らない。移植も素晴らしい方法だが今AIが素晴らしい進歩を遂げている時代である。人間の腎臓が作れないはずがない。今研究されている植えこみ式の人工腎臓が早く完成することを心より、念じている。万波先生は修復腎を含めて1000例以上の腎移植を行って多くの人を助けてきたがこれから完成する植込み型の人工腎臓はそれよりはるかに簡単に植えこまれると思われる。でもその時になっても万波先生達のご苦労は忘れてはならないと思う。
2023.06.11
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紫陽花先の統一地方選で道府県議の無投票当選者は25%、市議会議員選挙の無投票は3.6%、町村議員選挙では30%が無投票当選者であった。立候補する人が減っており、投票率も下がってきており、優秀な選良が選ばれる可能性が減じてきている現状に対して文化連情報6月号で元長野大学非常勤講師の川妻干将さんが地域社会と学校で国民の政治意識や主権者意識の向上を図っていくことが重要だと述べていたが立候補に対して供託金制度があり、金がないと立候補できないことも立候補者を減らしている一因と述べていた。現在供託金は衆議院、参議院の小選挙区に立候補する場合300万円必要で有効投票数の10%に満たない場合は没収される。都道府県知事も300万円、政令指定都市の市長は240万円、で県議、市区議は50万円、それ以外の市区長は100万円、市区議は30万円、町村長は50万円で、町村議員は15万円となっている。30万円、50万円位なら出せそうなものだと思うかもしれないが、志のある若者などでその金を工面するんが大変な場合もある。この供託金制度を決めていない国もあるし、供託金があっても日本よりかなり安くしている国が多く、日本では非常に高額でそれが立候補を断念する原因になっている場合もある。国の為、都道府県の為、市町村の為に粉骨砕身して尽くそうと思っている青雲の志のあるものは奨学金を出してでも選挙の場に出してやりたいものだと思う。私たちは一人一人国政や県政、市町村政の主権者であることを自覚し、場合によっては皆さまの代表として議会に出ていかなければならない。その場合の障害の一つである供託金などは廃止すべきだと私は考える。
2023.06.10
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チェリーセージノンフィクションライター高橋幸春氏の「だれが修復腎移植をつぶすのか」を読んだ。市立宇和島病院及び宇和島徳洲会病院等で万波誠医師を中心とする瀬戸内グループの医師が腎臓がんなどで摘出した腎臓についてがんが4センチ以下の場合はそのがんの部分だけ切除して腎移植待ちの患者さんに移植して好成績を上げていた実績があったが、それを評価するどころか日本移植学会などから猛烈なバッシングを受けたルポルタージュであった。外国ではすでにそのような病腎移植は積極的に試みられていたが日本では瀬戸内グループが最初でそれは移植された人にがんが発生する可能性もあり、正式に認められていない医療行為として日本移植学会、日本泌尿器科学会、日本透析医学会、日本臨床腎移植学会などが強硬に反対した。腎臓提供者側からも腎臓受け入れ側からも正式な承諾書を貰っていなかったこともあり、法的にも人道的にも認められない手術だとして万波誠医師は医師免許を取り上げられそうな状況になっていた。その時、万波医師に助けられた患者さん達が立ち上がり、病気腎移植は俺たちを救ってくれた医療でありそれを否定する日本移植学会などは人道に反するとして彼らを告訴して、長い裁判が繰り広げられた。宇和島徳洲会病院などは家族などからの生体腎移植、死体腎移植などでその順番が中々回ってこない人達にとってこの病気腎移植は大きな光明になるとして患者負担が軽くなる先進医療に組み入れて貰いたいとして申請したがこの本が書かれた段階(2015年)では認められなかった。病腎移植で助かると思われる患者さんは年々2000例くらいある。それなのにその移植を認めないと言うことは救える命を見殺しにすることで日本移植学会や厚労省は無慈悲であるというのが本書の内容であった。がんを取り除いた腎臓とは言え、がんが発生してきた腎臓なので他人に移植すればそこでまたがんが出てくるのではないかという懸念は分かるが万波先生達が移植した腎臓からはがんは出てこなかったのである。それでも執拗に反対され続けて昨年10月、万波先生は81歳でお亡くなりになってしまった。国内の腎移植は14年待ちと言われており、病気腎の移植が認められればかなりの人が恩恵に浴することが出来る。腎臓は二つあり一つをがんなどの病気で切除しても一個残っていればほぼ正常に機能してくれて天寿を全うできる。その摘出した腎臓のがんの部分を取り除いて透析など慢性腎臓病で苦しんでいる人達に役立てることが出来るなら大抵の人はOKすると思う。万波先生やその支持者達の懸命な努力によって条件付きではあるが2017年12月26日に病気腎移植は先進医療に認められた。今後徐々に病気腎移植で救命される人は増えていくことと思われる。その先駆者だった万波誠先生に心から感謝し、ご冥福をお祈り申し上げる。
2023.06.09
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姫美女桜昨夕客人を含めて5人でスシローに夕食に行ってきた。食べた皿が二山積み上げられビール飲んだ人もデザート頼んだ人もいてさぞかしの会計だと思ったら8300円だった。一人あたり1660円だった。自宅での食事だと妻が大量に材料を買ってくるので1万5千円は下らないと思う。調理して食後は残り物の後かたずけと皿洗いでずっと時間がとられて大変だったが昨日は時間が空いて習字も出来たし本も読めたしよかったとのことである。スシローなら自分の好きなものを食べて無駄がない。自宅だと残しては悪いと思って食べたくもないものを食べたりしなければならず回転寿司での外食はいいものだなと思った。
2023.06.08
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ダンスパーティー旧名NHK党のガーシー容疑者が有名人恐喝の疑いで逮捕された。有名なデザイナーや実業家、俳優の悪口をユウチューブで流しその閲覧数が多ければ多いほど広告収入が増える仕組みを利用した犯罪の様だ。一般大衆は有名人の悪口には興味があるので多くの人が閲覧したのだと思う。一億円以上の広告収入があったとのことである。さらにその頃参議院選挙があり、悪口系ユウチューバーとして名前を売って参議院議員に当選してしまったのである。国会議員になったら議事堂に登場するのが当たり前のことだが一度も出席しないで再三の呼び出しにも応じなくて、遂に除名されてしまった。この事件でこれだけ大騒ぎされるのはガーシー氏が国会議員だったからである。国会議員になったこともないユウチューバーが著名人を脅迫したり、悪口をネットで流しても事件にはなるがこれ程大事件としては扱われない。それは国会議員がどれほど大きな存在で、責任が重く、社会に甚大な影響を与える存在であるかということを示していると思う。ガーシー氏をそのような存在にしたのは選挙民である。選挙民がガーシー氏なら世直し、国治しをしてくれて何か大きな改革をやってくれるだろうと期待して投票したのだと思う。その人が一度も国会に出席しないとは国民に対する裏切りこれに勝るものはない。これから裁判を通じて色々なことが明らかになっていくと思われるが、有権者はその人物をよく見極めて投票しないととんでもない人が国会議員になってしまうことがある。選挙の時にはよく人物を見極めて投票してもらいたいと切に願うものである。
2023.06.06
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