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February 10, 2022

世界各国のレストラン　ジブラルタル編

カテゴリ：世界のグルメ・東京近郊編

今回の世界各国のレストランは　ジブラルタル

ジブラルタルと聞いて　すぐに場所がわかる方はなかなかいないかと思いますが・・

場所はこちら

スペインの下側　イベリア半島の南東端にあたる突き出た小半島であり
イギリスの海外領土でもあります。

地中海の出入り口を抑える戦略的要衡の地。
現在もイギリス軍が駐屯しています。

なぜこの地が　スペインではなくイギリスの領土となったのかは、ぜひ
「ジブラルタル歴史」と検索すると詳しく調べることが出来ます。

この地では　古代ネアンデルタール人の遺跡などが発見されているそうです。
現在に至るまでにこの地は　西ローマ帝国、イスラム圏、スペイン領と
奪回、奪還、支配、攻撃と様々な歴史が刻まれているそうで、
1713年　ユトレヒト条約により現在はイギリス領と認められているそうです。

人口は約3万人　イギリス系27％、スペイン系24％、イタリア系19％等々となっています。

ジブラルタルへの行き方は　スペインのラリネアという駅までバスで移動し
歩いて入国するのが通例のようです。
イギリスヒースロー空港からの空路もありますが
世界一離発着危険な空港と呼ばれており、滑走路わきの巨大な岩により
見通しも悪く、滑走路内に道路が横断しており離発着時は
線路のように　遮断機が下りて飛行機が横切るという仕組みだそうです。

街に入ると・・まるでイギリス・・（イギリス領なので当たり前ですが）
赤いポスト、赤い2階建てバス、赤い電話ボックスとあるそうです。

公用語は　英語だそうですが・・スペイン語、ポルトガル語も通じるそうです。

観光名所は

ジブラルタルの岩

一枚岩の石灰岩　高さ426M　絶景スポットとしても最高
遠くには　アフリカ大陸が見えるそうです。
ロープウェイもあるそうなので昇ってみたいですね。

このほか　この岩の下に広がる鍾乳洞　「聖マイケル洞窟」

なんとコンサートホールとして洞窟内で音楽鑑賞ができるそうです。

ムーア城

12世紀末から15世紀にかけてモロッコに存在した
マリーン朝をはじめとするイスラム王朝によって建設された城砦です。
現在は　カトリックが78％を占めているそうです。

さて食事としては　スペインにほど近いため　スペイン料理かと思いきや・・
やはりイギリス領の影響で　イギリス本土のお料理が多く。
その他　もちろんスペイン料理、ポルトガル料理、地中海料理、そして
ユダヤ系のお料理など様々。
今までの歴史と共に　お料理も多様化してきたのかもしれません。

カレンティータと呼ばれるひよこ豆の焼き菓子や
ハポネサ＝日本人の女性と呼ばれる　揚げパンなどがあるそうです。
なぜ？日本女性？不思議ですね。

今回は　イギリス領ということもあり　イギリス風のパブもたくさんあることから
ブリティッシュパブの　フィッシュ＆チップスを食べました。

昨年伺った　アイリッシュパブと比べると　やはり内装が豪華。
絨毯敷にソファ席があり　カウンターまで立ち上がってその都度
注文会計をして商品を受け取るのは　本場イギリスそのものでした。

私がロンドンに行った1990年代は　ロンドンではパンク・ロックが
再度流行しはじめ　過激な服装・髪型・紫のリップとかなり派手。
とても怖くて　パブにビールを飲みに行くこともできず・・・残念。
今ならどんなに怖くても行くけどなぁ・・と。

HUBという英国風パブは全国？にあるそうなので　ぜひ　英国レシピそのままの
フィッシュ＆チップスとビールを飲んでみてほしいです。