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未だになぜか理由はわからない。
ただ「田舎暮らしの本」を買い始めたころはとにかく多忙だった。
それしか思い当たらない。
「田舎暮らしの本」を開くのが愉しかったのだ。とても、とても。
いますぐ計画があるわけでもないのに、「どこがいいかなあ」「ここはどうかな
あ」と物件情報を見ているだけでいまにも実現するような気持だったのです。
当時私は化粧品メーカー本社販売企画部に在職しており、残業・休日出勤が普通、
出張も多い仕事でした。
仕事は愉しく、会社や上司、同僚からの拘束感はなく、自由に自分のアイディアで
できる任された仕事でした。仕事が嫌で逃げようとしていたわけではありません。
人生で最も多忙な時期でした。
残業して帰っても深夜必ず、スーツのまま机に向かい、原稿を書いていました。
そんななか、日曜日には必ず横浜西口の有隣堂へ行きます。
本を三、四冊と文芸雑誌、そして田舎暮らしの本を買って帰路の電車に乗ります。
渋谷と横浜を走る東急東横線の最寄り駅で降りると近くのファミレスに入ります。
ある日、「田舎暮らしの本」に掲載された物件に目が止まりました。
「明日朝一番に伺っていいですか」
連絡先に電話していました。
麻布タカノオーガニックコーヒー(プレミアムブレンド・粉) 180g 6パック
11月の紅葉が木漏れ日にじつに美しかったのです。
後で担当者が言ったのは
「社長と必死で下草を刈ってきれいにした」
その作戦にまんまと乗せられたわけです。
その雑木林を伐採し、伐根して畑にしてくれたのがホームセンターの店長さんでした。
トラックでトラクターを運んできたときはびっくりしました。
花の苗を買いに行っただけなのに。
ここからの私の田舎暮らしを書ききれるでしょうか?
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